JP2000023009A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000023009A
JP2000023009A JP10187114A JP18711498A JP2000023009A JP 2000023009 A JP2000023009 A JP 2000023009A JP 10187114 A JP10187114 A JP 10187114A JP 18711498 A JP18711498 A JP 18711498A JP 2000023009 A JP2000023009 A JP 2000023009A
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camera
image
adapter
photographing lens
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JP10187114A
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English (en)
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Katsuhito Shinkawa
勝仁 新川
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】銀塩一眼レフカメラ用撮影レンズを利用して資
産の活用が図れる上、重量の大きい撮影レンズであって
も、三脚使用時に安定した支持状態が確保され、良好に
撮影が行えるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】銀塩一眼レフカメラ用撮影レンズを、撮影
レンズ301として利用し、この撮影レンズからの光学
像をカメラ本体2内の撮像素子303に結像させる。カ
メラ支持用三脚の取り付け部405を有し、前記カメラ
本体の下部に装着されたアダプタ400を備え、前記取
り付け部は、前記カメラ本体の重心位置g1よりも前記
撮影レンズ寄りに配置されている。アダプタの三脚取り
付け部に三脚を取り付けた状態で、カメラ本体の重心と
撮影レンズの重心とのバランスがとれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀塩一眼レフカ
メラ、即ち銀塩フィルムを用いた一眼レフカメラの撮影
レンズ等の交換可能な撮影レンズを用いたデジタルカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体や画像処理技術の進歩に伴
い、銀塩フィルムカメラに代わって、デジタルカメラが
普及の途にある。このデジタルカメラは、基本的には、
撮影レンズからの光学像をCCD(Charge Cu
pled Device)等の撮像素子で光電変換し、
その出力を画像処理し画像データをメモリカード等の記
憶媒体に記憶させるようにしたものである。
【0003】このようなデジタルカメラが普及する中
で、銀塩一眼レフカメラの資産を活用したデジタルカメ
ラが提案されている。すなわち、このカメラは、図8及
び9に示すように、フィルムの長手方向一端部にパトロ
ーネ室、他端部に電源電池E1〜E4の格納室やグリッ
プ部Gがそれぞれ形成された銀塩カメラのボディを、カ
メラ本体2として利用したものである。
【0004】このカメラは、ファインダー部3を備えた
カメラ本体2のグリップ部Gの上面にシャッターボタン
9を設け、前面マウント部25に銀塩一眼レフカメラ用
の交換可能な撮影レンズ301を装着し、この撮影レン
ズ301の光軸方向後方にクイックリターンミラーM1
やフォーカルプレーンシャッター26等を配置し、さら
に、フィルムゲート29の近傍の光軸上に位置してCC
D303を配置してある。
【0005】前記シャッターボタン9を押すと、クイッ
クリターンミラーM1が図9の点線位置まで回動し、そ
の直後にフォーカルプレーンシャッター26が開き、フ
ァインダー部3によって視認された被写体像が前記CC
D303に結像され,CCD303はこの光学像を光電
変換する。撮影レンズ301の焦点は、カメラ本体2内
の適所に配置されたAFアクチュエータ220で自動的
に合焦される。
【0006】ところが、前記のような銀塩一眼レフカメ
ラタイプのデジタルカメラは、光学ファインダー3で写
野の確認を行うため、クイックリターンミラーM1等が
必須であり、また、ファインダーや使用されないフィル
ム巻上げ機構等もカメラ本体内に有しており、さらにデ
ジタルカメラ特有の機構、回路等が必要となるため、必
然的にカメラ本体2が前後方向に厚くなる。
【0007】そこで、望ましくは、銀塩一眼レフカメラ
の撮影レンズ301を利用しつつ、カメラ本体2は新た
に構成するするのが良い。つまり、その場合、銀塩カメ
ラで必要なファインダーやフィルム巻き上げ機構等が省
けることにより、前記カメラ本体2の前後の厚みを減ら
して薄型にできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、中
望遠レンズ等の全長が長く重量のある撮影レンズを使用
して撮影する際には、三脚を用いる場合がある。その場
合、カメラ本体2の下面に設けられている三脚取り付け
孔H(図8)に三脚が取り付けられていた。
【0009】しかし、銀塩一眼レフカメラよりも薄型の
カメラ本体に、銀塩一眼レフカメラ用の前記のような全
長が長く重量のあるような撮影レンズを装着すると、三
脚取り付け孔をカメラ本体の下面のどの位置に配置した
としても、カメラ全体の重心が前記撮影レンズ寄りとな
り、前記三脚による支持状態が非常に不安定になり、撮
影に支障を来すことになる。
【0010】一方、デジタルカメラ用のアクセサリーと
して、電池を装填しカメラ本体の底部に取り付けるよう
にしたアダプタが知られているが、上記の問題点は考慮
されていない。
【0011】この発明は、このような技術的背景に鑑み
てなされたもので、全長が長く重量の大きい撮影レンズ
であっても、三脚使用時に安定した支持状態が確保さ
れ、良好に撮影が行えるデジタルカメラの提供を課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題は、交換可能な
撮影レンズと、該撮影レンズを取付け可能であり、撮影
レンズからの光学像が結像される撮像素子を有するカメ
ラ本体と、カメラ支持用三脚の取り付け部を有し、前記
カメラ本体の下部に装着されるアダプタと、を備えたデ
ジタルカメラにおいて、前記アダプタのカメラ支持用三
脚の取り付け部は、前記カメラ本体の重心位置よりも前
記撮影レンズ寄りに配置されていることを特徴とするデ
ジタルカメラによって解決される。
【0013】このデジタルカメラによれば、カメラ本体
の下部に設けたアダプタにおける三脚用取り付け部をカ
メラ本体の重心位置より撮影レンズ寄りに設けたので、
重量のある撮影レンズを装着して三脚に取り付けた状態
では、カメラ本体の下面に三脚を取り付けた場合に比べ
て、撮影レンズの重心とカメラ本体の重心とのバランス
がとれ、三脚による支持状態が安定する。
【0014】特に、アダプタが、前記撮影レンズの光軸
方向に関して前記カメラ本体の幅よりも幅が広いもので
ある場合には、三脚用取り付け部の配置に関して選択範
囲が増大し、三脚による支持状態が益々安定する。
【0015】また、フランジバックより短い距離を隔て
て光軸上にリレーレンズ光学系を配置した場合には、撮
影レンズの焦点距離を縮小して光学像を撮像素子に結像
できるので、カメラ本体の厚さを薄くでき、また小形サ
イズの撮像素子でも銀塩一眼レフカメラと同等の画角を
確保できるという利点はあるが、反面、カメラ本体の厚
さを薄くできる分だけ撮影レンズの重心の影響が益々大
きくなる。しかし、このような場合であっても、前記ア
ダプタを用いることにより、三脚による支持状態が安定
するものとなる。
【0016】さらに、カメラ本体内に、光路の方向を転
換させるミラーを配置した場合には、撮像素子を撮影レ
ンズの後方光軸上に配置する必要がなくなり、配置スペ
ースの選択範囲を広げることができる。
【0017】さらにまた、前記アダプタ内に電源電池が
収納されている場合には、カメラ全体の重心位置が下が
り、三脚による支持状態が一層安定する上、大容量の電
池を使用可能となる。
【0018】また、アダプタ内に記録媒体が着脱可能に
装着されている場合には、ハードディスク等の大容量の
記録媒体の使用が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】この実施形態に係るデジタルカメ
ラ1は、図1〜3に示すように、略横長の箱型のカメラ
本体2と、銀塩一眼レフカメラ用交換レンズからなる撮
影レンズ301とを備えている。
【0020】銀塩一眼レフカメラ用撮影レンズは、通
常、フランジバックが約40mm程度に設定されてお
り、入射光線Lは、図1のF0の位置に焦点を結ぶ。
【0021】カメラ本体2内には、前記撮影レンズ30
1の光軸方向後方に、縮小リレーレンズ302が前記撮
影レンズ301と同一の光軸上に着脱可能に配設されて
いる。撮影レンズ301とリレーレンズ302の両者の
合成焦点はF1の位置であり、このF1の位置にCCD
303が配置されている。また、撮影レンズ301を駆
動するアクチュエータ220がカメラ本体2内の下部に
配置されている。
【0022】さて、CCD303の撮像画面サイズは、
横18mm×縦12mmであり、画素数は、1800×
1200=216万画素のものを採用している。前記撮
影レンズ301として、焦点距離50mmの標準レンズ
を使用する時には、撮影レンズ301とリレーレンズ3
02の合成焦点距離fcが25mmでないと、銀塩一眼
レフカメラの場合と同じ写野が得られない。この時、f
1:撮影レンズ301の焦点距離、e:撮影レンズ30
1とリレーレンズ302との間の距離、f2:リレーレ
ンンズ302の焦点距離とすると、次式1が成立する。
【0023】 fc=f1・f2/(f1+f2−e) (式1) この例では、前記レンズ301,302間の距離e:3
0mm、リレーレンズ302の焦点距離f2:20mm
に設定してある。
【0024】これにより、焦点距離50mmの撮影レン
ズ301を銀塩一眼レフカメラのカメラ本体に装着して
撮影した時の写野と、この実施形態のカメラ本体2に装
着して撮影した時の写野とが一致する。
【0025】なお、一般的に銀塩フィルムのn分の1の
サイズのCCD303を使用し、前記撮影レンズ301
を銀塩一眼レフカメラのカメラ本体に装着して撮影した
時の写野と、この実施形態のような縮小リレーレンズを
備えたカメラ本体2に装着した時の写野を一致させるた
めには、式1より、次式が成立することが必要である。
【0026】 e=f1−(n−1)・f2 (式2) よって、この実施形態のCCD303のサイズ、リレー
レンズ302を用いると、前記撮影レンズ301がf1
=135mmの望遠レンズの場合には、n=2、f2=
20mmであり、e=115mmになる。
【0027】ところが、前記撮影レンズ301の種類に
よっては、eの値を式2で定まる値に設定できない場合
もある。その場合には、リレーレンズ302の位置を前
後させて、前記eの値を式2で定まる値に設定すること
になる。
【0028】このため、図1〜3に示すデジタルカメラ
1では、カメラ本体2に装着された撮影レンズ301の
種類を判別するため、撮影レンズ301内に設けられた
レンズROM201の情報を読み出す接点200をカメ
ラ本体2内に配置し、これを介して、装着された撮影レ
ンズ301の種類を判別し、それに応じてリレーレンズ
移動用のアクチュエータ221を駆動して、縮小リレー
レンズ302を前後方向へ移動させるようになってい
る。
【0029】さて、前記カメラ本体2の背面には、LC
D(Liquid CrystalDisplay)表
示部10が装備されている。これは、撮影時のモニタ
(ビューファインダーに相当)や記録画像の再生表示な
どのために使用される。
【0030】また、前記カメラ本体2の背面左側の下部
には、メモリカード8に記録される画像データの圧縮率
Kが切り換え設定するための圧縮率設定スライドスイッ
チ12、さらに、「撮影モード」と「再生モード」とを
切り換える撮影/再生モード設定スイッチ14が設けら
れている。このデジタルカメラ1は、1/8と1/20
の2種類の圧縮率Kが選択設定可能であり、前記圧縮率
設定スイッチ12を、例えば右にスライドさせると、圧
縮率Kが1/8に設定され、左にスライドさせると、圧
縮率Kが1/20に設定される。勿論、圧縮率Kの種類
の増減は任意である。
【0031】一方、撮影モードは写真撮影を行うモード
であり、再生モードは、メモリカード8に記録された撮
影画像をLCD表示部10に再生表示するモードであ
る。撮影/再生モード設定スイッチ14も2接点のスラ
イドスイッチからなり、例えば、右にスライドさせると
再生モードが設定され、左にスライドさせると撮影モー
ドが設定される。
【0032】また、前記LCD表示部10の上方には、
4連の押しボタンスイッチSWが配置されている。左右
方向の2つのボタン6,7には、記録画像を再生する際
のコマ送り機能が割り当てられている。スイッチ6は、
記録画像をコマ番号が増大する方向(撮影順方向)にコ
マ送りするためのもの(以下、UPキーと称する)であ
り、他方のスイッチ7は、記録画像をコマ番号が減少す
る方向にコマ送りするためのもの(以下、DOWNキー
と称する)である。
【0033】また、カメラ本体2の上面には、ロータリ
ースイッチからなる電源スイッチPSが、また、グリッ
プ部Gの上面には、シャッターボタン9がそれぞれ設け
られている。カメラ本体2の底部には、前記撮影レンズ
301を駆動するAFアクチュエータ220やリレーレ
ンズ302の駆動用アクチュエータ221等が設けられ
ている。
【0034】なお、前記グリップ部Gの内部は電池室と
なっており、各部品の駆動用の電力源として、たとえば
単三形乾電池E1〜E4が格納されている。
【0035】カメラ本体2の一側面には、スロット5が
形成されており、撮影した画像を記録する記録媒体の一
例としてのメモリカード8が挿脱可能に挿入される。前
記スロット5の近傍には、デジタルカメラ1を外部パー
ソナルコンピュータ19(図6)に電気的に接続するた
めのコネクタ214が設けられている。
【0036】前記カメラ本体2の下部には、アダプタ4
00が着脱可能に装着されている。このアダプタ400
は、断面が矩形状に形成されるとともに、撮影レンズ3
01の光軸と直交する左右方向の長さは、カメラ本体2
の長さとほぼ同じに設計され、また光軸方向(前後方
向)の幅はカメラ本体2の光軸方向の幅(厚み)よりも
大きく設定されている。そして、このアダプタ400は
カメラ本体2の背面と面一となるように装着されてい
る。これにより、このアダプタ400を装着した状態で
も、違和感なく、デジタルカメラ1の操作が行えるよう
になっている。
【0037】前記アダプタ400は、デジタルカメラ1
の機能を拡張させるためのものであり、この実施形態で
は、アダプタ400内に、電源電池としての大容量バッ
テリーE5と大容量記録媒体としての大容量カード(ハ
ードディスクカード)800を挿脱自在に収納できるよ
うになっている。
【0038】アダプタ400の背面から見て左側面は、
バッテリー挿入口として開放面となっており、この挿入
口の開口端部にの下端にヒンジ部Pを介してカバー40
3が回動可能に取り付けられている。このカバー403
の内面の自由端部には、係合突起403aが形成されて
おり、前記アダプタ400側の係合凹部404に係脱可
能に係合することにより、前記カバー403で前記挿入
口が閉塞される。カバー403の開放操作により、大容
量バッテリーE5を交換することができる。このバッテ
リーE5をアダプタ400に格納すると、カメラ全体の
重心が下がり、三脚支持状態がさらに安定する。
【0039】なお、前記アダプタ400の装着状態で
は、デジタルカメラ1の各部への電力供給は、この大容
量バッテリーE5から行われる。
【0040】アダプタ400の背面から見て右側面に
は、PCMCIAタイプ3のカード用スロットが設けら
れており、規格に準拠した各種のメモリカードやハード
ディスクカード800が挿脱可能に挿入される。このよ
うにアダプタ400を利用して記録媒体を装着できるの
で、記録媒体として、大容量の前記ハードディスクカー
ド800を使用することができる。
【0041】アダプタ400の上面には、図4及び5に
示すように、前記大容量バッテリーE5の電力をカメラ
本体2側に供給するための電源端子410a,410b
と、前記カードスロット内のメモリカードもしくはハー
ドディスクカード800のバスのコネクタ407が配備
されており、アダプタ400をカメラ本体2に装着する
と、デジタルカメラ1は大容量バッテリーE5からの電
力の供給が可能になり、また、撮影した画像を前記各種
メモリカードもしくはハードディスクカード800に記
録することができるようになっている。
【0042】アダプタ400内には、その上部に位置し
て、円形状のノブ401が配設されており、このノブ4
01の上面の中心には、カメラ本体取り付け用ねじ40
2が立設されている。前記ノブ401の外周の一部は、
前記アダプタ400から外部に臨出して回動操作できる
ように構成されている。
【0043】一方、前記カメラ本体2の下面には、前記
ねじ402に螺合可能なねじ孔406が設けられてい
る。アダプタ400をカメラ本体2に取り付けるには、
前記電源端子410a,410b並びにコネクタ407
を、カメラ本体2側に仮止め状に接続した状態で、前記
ノブ401を回動操作し、ねじ402をカメラ本体2側
のねじ孔406に螺合させて締め付ければよい。
【0044】前記アダプタ400の下面には、カメラ支
持用三脚の取り付け部としてのねじ孔405が形成され
ている。この取り付け用ねじ孔405は、カメラ本体2
の重心位置g1よりも撮影レンズ301寄りの位置で、
カメラ本体2に撮影レンズを装着したときの重心位置g
2よりもリレーレンズ302寄りの位置に形成されてい
る。
【0045】前記構成のデジタルカメラ1は、銀塩一眼
レフカメラ用の撮影レンズ301を用いているから、銀
塩カメラの資産を継承できることになる。しかも、撮影
レンズ301の後方のリレーレンズ302を介してCC
D303に光学像を結像させるようにしたので、合焦位
置が撮影レンズ301寄りになり、その分、CCD30
3を前寄りに配置でき、これにより、カメラ本体2の前
後の厚みを薄くできる。また、銀塩カメラに比し、ファ
インダー光学系やフィルムの巻き上げ機構が不要にな
り、軽量になる。
【0046】ところが、前記撮影レンズ301の装着状
態では、重心位置が撮影レンズ301寄りになってしま
い、とくに、鏡筒に三脚用のねじ孔のない中望遠レンズ
を用いて撮影を行う際には、支持状態がかなり不安定に
なる。
【0047】ここで、図3に示すように、カメラ本体2
の重心位置はg1である。カメラ本体2に中望遠の撮影
レンズ301を装着した状態では、重心位置はg2にな
る。そのため、カメラ本体2の下面に三脚を直接取り付
けると、撮影レンズ301側に重心が偏ってしまい、フ
レーミンングが行いにくくなる。そこで、前記アダプタ
400をカメラ本体2の下面に取り付けることにより、
重心位置がg3になる。これは、アダプタ400の下面
の三脚の取り付け用ねじ孔405の位置(この位置は、
アダプタ400の光軸方向中央よりも前寄りであり、ま
たカメラ本体2の前面の撮影レンズ取り付け用マウント
よりも前寄りである)とほぼ一致する。このため、中望
遠の撮影レンズ301を使用し、三脚を取り付けた際
に、カメラ全体の支持状態が安定的になり、撮影時のフ
レーミングを行いやすくなる。
【0048】図6は、前記デジタルカメラ1の制御系を
示すブロック図である。
【0049】前記CCD303は、カラーエリア形セン
サとして構成されており、前記レンズ301及びリレー
レンズ302により結像された被写体の光学像を、R
(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像、つまり、
各画素で受光された画像信号の信号列からなる信号に光
電変換して出力する。また、タイミングジェネレータ3
14は、CCD303の駆動を制御するための各種タイ
ミングパルスを生成するものである。
【0050】タイミングジェネレータ314は、タイミ
ング制御回路202からの送信される基準クロックに基
き、CCD303の駆動制御用の信号を生成する。つま
り、このタイミングジェネレータ314は、例えば、積
分開始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各
画素毎の受光信号を読み出す読出制御信号(水平同期信
号、垂直同期信号、転送信号等)のクロック信号を生成
して、前記CCD303に出力する。
【0051】信号処理回路313は、前記CCD303
から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナ
ログ信号処理を施すものである。信号処理回路313
は、CDS(相関二重サンプリング)回路と、AGC
(オートゲインコントロール)回路とを有し、CDS回
路により画像信号のノイズを低減させ、AGC回路のゲ
インを調整することにより画像信号のレベル調整を行
う。
【0052】A/D変換器205は、画像信号の各画素
信号を10ビットのデジタル信号に変換するものであ
る。A/D変換器205は、タイミング制御回路202
から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画
素信号(アナログ信号)を10ビットのデジタル信号に
変換する。
【0053】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた画素信号(以下、画素データと称する)の黒レベル
を基準の黒レベルに補正するものである。またホワイト
バランス回路(以下、WB回路と称する)207は、γ
補正後にホワイトバランスも合わせて調整されるよう
に、R、G、Bの各色成分の画素データのレベル変換を
行うものである。WB回路207は、全体制御部211
内にあるレベル変換テーブルを用いてR、G、Bの各色
成分の画素データのレベルを変換する。なお、レベル変
換テーブルの各色成分の変換係数(特性の傾き)は全体
制御部211により撮影画像毎に設定される。
【0054】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものである。γ補正回路208は、γ特性の
異なる例えば6種類のγ補正テーブルを有し、撮影シー
ンや撮影条件に応じて所定のγ補正テーブルにより画素
データのγ補正を行う。
【0055】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される画素データを記憶するメモリである。画像
メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209は、CCD303と同
様の1200×1800=216万画素分の画素データ
の記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位置に
記憶されるようになっている。
【0056】VRAM210は、LCD表示部10に再
生表示される画像データのバッファメモリである。VR
AM210は、LCD表示部10の画素数に対応した画
像データの記憶容量を有している。
【0057】撮影待機状態においては、前記CCD30
3により1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素デ
ータがA/D変換器205〜γ補正回路208までの各
回路により所定の信号処理を施された後、画像メモリ2
09に記憶されるとともに、全体制御部211を介して
LCD表示部10の画素数に応じた縮小処理を施された
上でVRAM210に転送され、LCD表示部10に表
示される。これにより、撮影者はLCD表示部10に表
示された画像により被写体像を視認することができる。
また、再生モードにおいては、メモリカード8から読み
出された画像が全体制御部211で所定の信号処理が施
された後、VRAM210に転送され、LCD表示部1
0に再生表示される。
【0058】この時、全体制御部211は、画像メモリ
209の画像データの中央部分のコントラストを判別
し、コントラストが最大になるように、前記AFアクチ
ュエータ220を制御して、合焦状態を維持させる。
【0059】204は絞り制御ドライバであり、全体制
御部211からの指令により、前記撮影レンズ301の
絞り値を設定された値に制御するものである。
【0060】また、撮影レンズ301の種類を接点20
0を介して、撮影レンズ301内のROMに記録された
情報を参照することにより、全体制御部211が判別す
る。これによって、全体制御部211内の対応テーブル
を参照し、リレーレンズ用のアクチュエータ221を駆
動し、リレーレンズ302を図示しない移動機構によ
り、所定位置に移動させる。これは、撮影レンズ301
が交換される度に行われる。なお、前記テーブルは、撮
影レンズ301の種類と前記eの値との対応表になって
いる。
【0061】カードI/F212は、メモリカード8及
びハードディスクカード800への画像データの書き込
み及び画像データの読み出しを行うためのインターフェ
ースである。アダプタ400が装着されているときに
は、メモリカード8及びハードディスクカード800の
いずれかに選択的に記録される。
【0062】また、通信用I/F213は、パーソナル
コンピュータ19を通信可能に外部接続するための、U
SB規格に準拠したインターフェースである。
【0063】RTC219は、撮影日時を管理するため
の時計回路であり、図示しない別の電源で駆動される。
【0064】操作部250は、全体制御部211に対す
る入出力装置としてのものであり、上述したUPキー
6、DOWNキー7、シャッターボタン9、電源スイッ
チPS,圧縮率設定スイッチ12、撮影/再生モード設
定スイッチ14等で構成されている。
【0065】全体制御部211は、マイクロコンピュー
タからなり、カメラ本体2内および撮像部3内の各部材
の駆動を有機的に制御して、デジタルカメラ1の撮影動
作を統括制御する。
【0066】全体制御部211は、前記撮影画像の記録
処理を行うために、フィルタリング処理を行うフィルタ
部と、サムネイル画像及び圧縮画像を生成する記録画像
生成部と、メモリカード8に記録された画像をLCD表
示部10に再生させるめに、再生画像を生成する再生画
像生成部を備えている。
【0067】前記フィルタ部は、デジタルフィルタによ
り記録すべき画像の高周波成分を補正して、輪郭に関す
る画質の補正を行うものである。フィルタ部は、圧縮率
Kが1/8,1/20のそれぞれについて、標準的な輪
郭補正を行うデジタルフィルタと、この標準的な輪郭補
正に対して、輪郭を強める2種類のデジタルフィルタ
と、輪郭を弱める2種類のデジタルフィルタの合計5種
類のデジタルフィルタを備えている。
【0068】前記記録画像生成部は、画像メモリ209
から画像データを読み出して、メモリカード8またはハ
ードディスクカード800に記録すべきサムネイル画像
と圧縮画像とを生成する。この記録画像生成部は、画像
メモリ209からラスタ走査方向に走査しつつ、横方向
および縦方向の両方向でそれぞれ一定間隔で画像データ
を読み出し、順次、メモリカード8等に転送することに
より、サムネイル画像を生成しつつ、メモリカード8等
に記録する。
【0069】また、記録画像生成部は、画像メモリ20
9から全画素データを読み出し、これらの画素データに
2次元DCT変換、ハフマン符号化などのJPEG方式
による所定の圧縮処理を施して圧縮画像の画像データを
生成し、この圧縮画像データをメモリカード8等の本画
像エリアに記録する。
【0070】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、前記シャッターボタン9が操作されて撮影が指示さ
れると、その後に画像メモリ209に取り込まれたサム
ネイル画像と、圧縮率設定スイッチ12で設定された圧
縮率KによりJPEG方式に基いて圧縮された圧縮画像
とを生成し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露
出値、シャッタスピード、圧縮率K、撮影日、シーン情
報及び画像の判定結果等の情報)とともに、両画像をメ
モリカード8等に記録する。
【0071】メモリカード8は、その容量を64MBと
したときに、圧縮率1/20で約200コマの画像を記
憶可能であり、各コマはタグの部分と、JPEG方式で
圧縮された高解像度の画像データ(1800×1200
画素)とサムネイル表示用の画像データ(90×60画
素)が記録されている。各コマ単位で、例えば、EXI
F方式の画像ファイルとして扱うことができる。
【0072】なお、図1〜3に示したデジタルカメラで
は、1個のリレーレンズ302を用いているが、リレー
レンズは複数個で構成しても良い。
【0073】図7は、この発明の他の実施の形態を示す
もので、図1〜図6と同一もしくは相当部所には、同一
符号を付して、その説明を省略する。
【0074】図7に示す実施形態では、前記リレーレン
ズ302を使用せずに、撮影レンズ301からの光路を
方向転換させるミラーM1をカメラ本体2内に配置した
ものである。この場合、CCD303を撮影レンズ30
1の後方に配置する必要はなくなるから、CCD303
の配置のための設計の自由度が大となり、例えば図示の
ように、パトローネ室相当部位に配置すれば、そのスペ
ースが有効的に利用されることになる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、この発明は、カメラ本体
の下部に装着されるアダプタにおける三脚用取り付け部
を、カメラ本体の重心位置より撮影レンズ寄りに設けた
ので、重量のある交換撮影レンズを装着して三脚に取り
付けた状態では、カメラ本体の下面に三脚を取り付けた
場合に比べて、撮影レンズの重心とカメラ本体の重心と
のバランスがとれ、安定した支持状態での撮影が可能と
なる。
【0076】しかも、アダプタによるカメラ機能の増大
の利益を享受しつつ、三脚による支持状態の安定化を図
ることができる。
【0077】特に、アダプタが、前記撮影レンズの光軸
方向に関して前記カメラ本体の幅よりも幅が広いもので
ある場合には、三脚用取り付け部の配置に関して設計自
由度を増大でき、三脚による支持状態を益々安定させる
ことができる。
【0078】また、撮影レンズの後方に、フランジバッ
クよりも短い距離を隔ててリレーレンズ光学系を配置し
た場合には、焦点距離が短縮された状態で光学像が撮像
素子に結像するので、カメラ本体の厚みを薄くすること
ができるが、この場合にも、上記アダプタの作用によ
り、三脚による支持状態を安定させることができる。ま
た、撮影レンズの後方に、フランジバックよりも短い距
離を隔ててリレーレンズ光学系を配置することで、小サ
イズの撮像素子でも、銀塩カメラと同等の画角を確保で
きるという利点もある。
【0079】さらに、撮影レンズの後方に、光路を方向
転換させるミラーを配置した場合には、撮像素子の配設
位置の自由度を広げることができ、このようなカメラ本
体に対しても上記アダプタによる三脚取り付け時の安定
的効果を得ることができる。
【0080】また、アダプタ内に電源電池を収納するよ
うにした場合には、大容量の電池を使用できる上、この
電池の重みで、カメラ全体の重心が下がり、三脚への取
り付け状態が一層、安定化する。
【0081】さらにまた、アダプタ内に記録媒体が着脱
可能に装着されている場合には、記録媒体として、大容
量のハードディスク等の使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るデジタルカメラを
示す平断面相当図である。
【図2】同じくデジタルカメラを示す背面図である。
【図3】同じくデジタルカメラを示す右側断面相当図で
ある。
【図4】カメラ本体の下部に装着されるアダプタを示す
側面図である。
【図5】同じくアダプタを示す平面図である。
【図6】図1〜3に示したデジタルカメラの制御系を示
すブロック図である。
【図7】この発明の他の実施形態に係るデジタルカメラ
を示す平断面相当図である。
【図8】従来の銀塩一眼レフカメラタイプのデジタルカ
メラを示す平断面相当図である。
【図9】図8のデジタルカメラの右側断面相当図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・デジタルカメラ 2・・・・・・カメラ本体 301・・・・撮影レンズ(銀塩一眼レフカメラ用撮影
レンズ) 302・・・・リレーレンズ 303・・・・撮像素子 400・・・・アダプタ 405・・・・三脚取り付け部 800・・・・記録媒体 E5・・・・・電源電池 g1・・・・・カメラ本体の重心位置 g2・・・・・撮影レンズを装着したときの重心位置 g3・・・・・アダプタ装着状態の重心位置 M1・・・・・ミラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な撮影レンズと、該撮影レンズ
    を取付け可能であり、撮影レンズからの光学像が結像さ
    れる撮像素子を有するカメラ本体と、カメラ支持用三脚
    の取り付け部を有し、前記カメラ本体の下部に装着され
    るアダプタと、を備えたデジタルカメラにおいて、 前記アダプタのカメラ支持用三脚の取り付け部は、前記
    カメラ本体の重心位置よりも前記撮影レンズ寄りに配置
    されていることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記アダプタは、前記撮影レンズの光軸
    方向に関して前記カメラ本体の幅よりも幅が広い請求項
    1に記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記撮影レンズの光軸方向後方に、前記
    カメラ本体のフランジバックより短い距離を隔てて前記
    光軸上にリレーレンズ光学系を配置し、撮影レンズから
    の光学像をリレーレンズ光学系を介して前記撮像素子に
    結像させるようにした請求項1に記載のデジタルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記撮影レンズの光軸方向後方に、光路
    の方向を転換させるミラーを配置した請求項1に記載の
    デジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記アダプタ内に電源電池が収納されて
    いる請求項1に記載のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記アダプタ内に記録媒体が着脱可能に
    装着されている請求項1に記載のデジタルカメラ。
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