JP2000021889A - 加熱体の支持構造 - Google Patents
加熱体の支持構造Info
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- JP2000021889A JP2000021889A JP10191457A JP19145798A JP2000021889A JP 2000021889 A JP2000021889 A JP 2000021889A JP 10191457 A JP10191457 A JP 10191457A JP 19145798 A JP19145798 A JP 19145798A JP 2000021889 A JP2000021889 A JP 2000021889A
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- heater
- heating
- rolls
- rolling element
- grooves
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Abstract
(57)【要約】
【課題】加熱効率の向上及び製品の品質の向上を図ると
共にヒータの支持精度を向上させる。 【解決手段】転動体18を介して加熱体6を支持し、該
加熱体の昇温降温に伴う膨脹収縮は、前記転動体の転動
により許容される。
共にヒータの支持精度を向上させる。 【解決手段】転動体18を介して加熱体6を支持し、該
加熱体の昇温降温に伴う膨脹収縮は、前記転動体の転動
により許容される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒータ或は高温加熱
された板等の加熱体の支持構造、特に半導体製造装置に
於ける真空チャンバ内に設置される加熱体の支持構造に
関するものである。
された板等の加熱体の支持構造、特に半導体製造装置に
於ける真空チャンバ内に設置される加熱体の支持構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェーハ等被処理基板表面に薄
膜の生成、エッチング等の各種処理を行い半導体素子を
製造する半導体製造工程に於いて、被処理基板を所定の
温度迄予熱する工程がある。斯かる予熱を行う為、半導
体製造装置は加熱室を具備している。
膜の生成、エッチング等の各種処理を行い半導体素子を
製造する半導体製造工程に於いて、被処理基板を所定の
温度迄予熱する工程がある。斯かる予熱を行う為、半導
体製造装置は加熱室を具備している。
【0003】図6、図7に於いて従来の加熱室及び該加
熱室に於けるヒータの支持構造を説明する。
熱室に於けるヒータの支持構造を説明する。
【0004】真空チャンバ1は有底角筒状のチャンバ本
体2と上蓋3とを有し、該上蓋3は前記チャンバ本体2
の上端開口部を気密に閉塞可能となっている。
体2と上蓋3とを有し、該上蓋3は前記チャンバ本体2
の上端開口部を気密に閉塞可能となっている。
【0005】前記真空チャンバ1の内部にはウェーハ4
を載置可能な円盤状のウェーハ載置台5が設けられてい
る。該ウェーハ載置台5はヒータ6の上に設けられ、該
ヒータ6には発熱体7が埋設されている。
を載置可能な円盤状のウェーハ載置台5が設けられてい
る。該ウェーハ載置台5はヒータ6の上に設けられ、該
ヒータ6には発熱体7が埋設されている。
【0006】前記ヒータ6は円環状の支持ブロック8の
上に設けられ、該支持ブロック8は円盤状のヒータベー
ス9の上に設けられている。
上に設けられ、該支持ブロック8は円盤状のヒータベー
ス9の上に設けられている。
【0007】前記支持ブロック8上面側には全周に亘り
溝10が刻設され、内周縁部11と外周縁部12がそれ
ぞれ同心状に形成されている。該内周縁部11と外周縁
部12は上面が平面を成し、該内周縁部11と外周縁部
12により前記ヒータ6周縁部全周を支持している。
溝10が刻設され、内周縁部11と外周縁部12がそれ
ぞれ同心状に形成されている。該内周縁部11と外周縁
部12は上面が平面を成し、該内周縁部11と外周縁部
12により前記ヒータ6周縁部全周を支持している。
【0008】前記内周縁部11と外周縁部12の上面で
前記ヒータ6の周縁部全周を支持した状態で、前記発熱
体7が通電される。該発熱体7が発熱し、前記ヒータ6
が加熱されて該ヒータ6は膨脹する。前記発熱体7から
発生した熱は前記ヒータ6から前記ウェーハ載置台5を
経由して前記ウェーハ4へ伝達され、該ウェーハ4が加
熱される。熱は又前記支持ブロック8へ伝達され、該支
持ブロック8を介して前記ヒータベース9に移動する。
前記支持ブロック8は温度の低い前記ヒータベース9と
接触しており、該支持ブロック8とヒータ6の間には温
度差が発生し、両者の間には熱膨張差による相対変位が
起こり摩擦が発生する。
前記ヒータ6の周縁部全周を支持した状態で、前記発熱
体7が通電される。該発熱体7が発熱し、前記ヒータ6
が加熱されて該ヒータ6は膨脹する。前記発熱体7から
発生した熱は前記ヒータ6から前記ウェーハ載置台5を
経由して前記ウェーハ4へ伝達され、該ウェーハ4が加
熱される。熱は又前記支持ブロック8へ伝達され、該支
持ブロック8を介して前記ヒータベース9に移動する。
前記支持ブロック8は温度の低い前記ヒータベース9と
接触しており、該支持ブロック8とヒータ6の間には温
度差が発生し、両者の間には熱膨張差による相対変位が
起こり摩擦が発生する。
【0009】前記ウェーハ4の加熱が完了すると、前記
発熱体7の通電状態が解除される。前記ヒータ6及び前
記支持ブロック8はそれぞれ冷却収縮し、前記ヒータ6
と前記支持ブロック8との間に生じた相対変位が解消さ
れる過程で更に摩擦が発生する。
発熱体7の通電状態が解除される。前記ヒータ6及び前
記支持ブロック8はそれぞれ冷却収縮し、前記ヒータ6
と前記支持ブロック8との間に生じた相対変位が解消さ
れる過程で更に摩擦が発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のヒータ
支持構造では、前記ヒータ6と前記支持ブロック8の内
周縁部11、外周縁部12とが面で接触する為、以下の
様な問題があった。
支持構造では、前記ヒータ6と前記支持ブロック8の内
周縁部11、外周縁部12とが面で接触する為、以下の
様な問題があった。
【0011】 前記発熱体7で発生した熱の前記支持
ブロック8側への伝熱量が多くなり、前記ウェーハ4の
加熱効率の向上が図れない虞れがあった。
ブロック8側への伝熱量が多くなり、前記ウェーハ4の
加熱効率の向上が図れない虞れがあった。
【0012】 加熱、冷却時に前記ヒータ6と前記支
持ブロック8との間で相対変位による摩擦が生じる。そ
の為、パーティクルが発生する虞れがあり、該パーティ
クルは前記ウェーハ4に付着する虞れがあり、製品の品
質の向上が図れない虞れがあった。
持ブロック8との間で相対変位による摩擦が生じる。そ
の為、パーティクルが発生する虞れがあり、該パーティ
クルは前記ウェーハ4に付着する虞れがあり、製品の品
質の向上が図れない虞れがあった。
【0013】 前記ヒータ6と接触する前記内周縁部
11と外周縁部12の上面の面積が大きい為、該上面の
レベル出しが容易でなく、該ヒータ6の支持精度の向上
が図れない虞れがあった。
11と外周縁部12の上面の面積が大きい為、該上面の
レベル出しが容易でなく、該ヒータ6の支持精度の向上
が図れない虞れがあった。
【0014】本発明は斯かる実情に鑑み、加熱効率の向
上及び製品の品質の向上を図ると共にヒータの支持精度
を向上させるものである。
上及び製品の品質の向上を図ると共にヒータの支持精度
を向上させるものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、転動体を介し
て加熱体を支持した加熱体の支持構造に係り、又、前記
転動体が球体であり、放射状に刻設した少なくとも3つ
のV溝にそれぞれ転動自在に設けられた加熱体の支持構
造に係り、更に、前記転動体が球体であり、該転動体は
リング内に転動自在に設けられ、該リングと前記転動体
との間に該転動体をリング中心に付勢する弾性体を設け
た加熱体の支持構造に係り、加熱体の昇温降温に伴う該
加熱体の膨脹収縮は、前記転動体の転動により許容され
る。
て加熱体を支持した加熱体の支持構造に係り、又、前記
転動体が球体であり、放射状に刻設した少なくとも3つ
のV溝にそれぞれ転動自在に設けられた加熱体の支持構
造に係り、更に、前記転動体が球体であり、該転動体は
リング内に転動自在に設けられ、該リングと前記転動体
との間に該転動体をリング中心に付勢する弾性体を設け
た加熱体の支持構造に係り、加熱体の昇温降温に伴う該
加熱体の膨脹収縮は、前記転動体の転動により許容され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2を参照しつつ本
発明の第1の実施の形態を説明する。尚、図1、図2
中、図6、図7中と同等のものには同符号を付し説明は
省略する。
発明の第1の実施の形態を説明する。尚、図1、図2
中、図6、図7中と同等のものには同符号を付し説明は
省略する。
【0017】チャンバ本体2の底面にはウェーハ載置台
5の外周円より小さい同心円に沿って等間隔で所要数
(図示では3個)のV溝16が放射状に刻設され、該V
溝16の中心線17は前記ヒータ6の半径に合致してい
る。該各V溝16内には球体の転動体18がそれぞれ1
個ずつ載置され、前記ヒータ6は周縁部を前記転動体1
8により支持される。
5の外周円より小さい同心円に沿って等間隔で所要数
(図示では3個)のV溝16が放射状に刻設され、該V
溝16の中心線17は前記ヒータ6の半径に合致してい
る。該各V溝16内には球体の転動体18がそれぞれ1
個ずつ載置され、前記ヒータ6は周縁部を前記転動体1
8により支持される。
【0018】前記転動体18の前記V溝16内での挙動
について、前記転動体18の半径方向以外の回転は滑り
摩擦を伴う。従って、前記転動体18の前記V溝内での
回転は半径方向のみに限定される。更に、該3個のV溝
16の各中心線17の方向が総て異なっており、前記V
溝16内の前記転動体18の動きの方向も総て異なる。
従って、前記転動体18上に前記ヒータ6を乗置した場
合、前記ヒータ6を介して前記転動体18の動きが拘束
される。この為、滑り摩擦を生じさせる様な大きな外力
を加えなければ、前記ヒータ6は変位することがない。
従って、前記ヒータ6は前記転動体18上に安定に静止
する。
について、前記転動体18の半径方向以外の回転は滑り
摩擦を伴う。従って、前記転動体18の前記V溝内での
回転は半径方向のみに限定される。更に、該3個のV溝
16の各中心線17の方向が総て異なっており、前記V
溝16内の前記転動体18の動きの方向も総て異なる。
従って、前記転動体18上に前記ヒータ6を乗置した場
合、前記ヒータ6を介して前記転動体18の動きが拘束
される。この為、滑り摩擦を生じさせる様な大きな外力
を加えなければ、前記ヒータ6は変位することがない。
従って、前記ヒータ6は前記転動体18上に安定に静止
する。
【0019】ところが、前述した様に3個の転動体18
は放射方向には自在に転動し得るので、加熱、冷却によ
る前記ヒータ6の膨脹収縮については追従し、前記V溝
16と前記転動体18との間、該転動体18と前記ヒー
タ6との間には滑り摩擦は生じない。
は放射方向には自在に転動し得るので、加熱、冷却によ
る前記ヒータ6の膨脹収縮については追従し、前記V溝
16と前記転動体18との間、該転動体18と前記ヒー
タ6との間には滑り摩擦は生じない。
【0020】以下作用を説明する。
【0021】前記3個の転動体18が前記ヒータ6の周
縁部を支持し、該ヒータ6は静止状態を保持する。前記
発熱体7に通電され、該発熱体7が発熱し、前記ヒータ
6が加熱されて該ヒータ6は膨脹する。該ヒータ6の膨
脹に伴い、前記転動体18は前記中心線17に沿って外
側方向に転動する。
縁部を支持し、該ヒータ6は静止状態を保持する。前記
発熱体7に通電され、該発熱体7が発熱し、前記ヒータ
6が加熱されて該ヒータ6は膨脹する。該ヒータ6の膨
脹に伴い、前記転動体18は前記中心線17に沿って外
側方向に転動する。
【0022】前記ヒータ6と前記転動体18とは点で接
触している為、前記発熱体7で発生した熱の前記転動体
18側への伝熱量は減少する。又、前記ヒータ6と前記
転動体18とは転がり接触するので、摩擦がなくパーテ
ィクルの発生が抑制される。
触している為、前記発熱体7で発生した熱の前記転動体
18側への伝熱量は減少する。又、前記ヒータ6と前記
転動体18とは転がり接触するので、摩擦がなくパーテ
ィクルの発生が抑制される。
【0023】前記ウェーハ4の加熱が完了すると、前記
発熱体7の通電状態が解除され、前記ヒータ6はそれぞ
れ冷却収縮する。該ヒータ6の収縮に伴い、前記転動体
18は前記中心線17に沿って中心方向に転動する。
発熱体7の通電状態が解除され、前記ヒータ6はそれぞ
れ冷却収縮する。該ヒータ6の収縮に伴い、前記転動体
18は前記中心線17に沿って中心方向に転動する。
【0024】尚、上記第1の実施の形態に於いては、前
記転動体18は球体であるが、転動可能であれば円柱で
あってもよい。
記転動体18は球体であるが、転動可能であれば円柱で
あってもよい。
【0025】次に図3〜図5を参照しつつ本発明の第2
の実施の形態を説明する。尚、図3〜図5中、図6、図
7中と同等のものには同符号を付し説明は省略する。
の実施の形態を説明する。尚、図3〜図5中、図6、図
7中と同等のものには同符号を付し説明は省略する。
【0026】真空チャンバ1内には円盤状のヒータベー
ス19が設けられ、該ヒータベース19には前記ウェー
ハ載置台5の外周円より小さい同心円に沿って等間隔で
所要数(図示では4個)の円環溝20が刻設されてい
る。該円環溝20には偏平な円筒形状のリング21の下
端部が嵌合し、該リング21の内側には板バネ22が嵌
設されている。該板バネ22は偏平な円筒形状の円環部
23と該円環部23の外周に突設された突起部24で構
成され、該突起部24は前記円環部23を挟んで対称、
例えば経線上に配設されている。前記円環部23内の前
記ヒータベース19上にはそれぞれ球体の転動体25が
転動自在に載置され、前記ヒータ6は前記各転動体25
に乗載される。
ス19が設けられ、該ヒータベース19には前記ウェー
ハ載置台5の外周円より小さい同心円に沿って等間隔で
所要数(図示では4個)の円環溝20が刻設されてい
る。該円環溝20には偏平な円筒形状のリング21の下
端部が嵌合し、該リング21の内側には板バネ22が嵌
設されている。該板バネ22は偏平な円筒形状の円環部
23と該円環部23の外周に突設された突起部24で構
成され、該突起部24は前記円環部23を挟んで対称、
例えば経線上に配設されている。前記円環部23内の前
記ヒータベース19上にはそれぞれ球体の転動体25が
転動自在に載置され、前記ヒータ6は前記各転動体25
に乗載される。
【0027】以下作用を説明する。
【0028】前記4個の転動体25が前記ヒータ6の周
縁部を支持した状態で、前記発熱体7に通電される。該
発熱体7が発熱し、前記ヒータ6が加熱されて該ヒータ
6は膨脹する。該ヒータ6の膨脹に伴い、前記転動体2
5は外側方向に転動し、前記円環部23の内面に接触す
る。前記ヒータ6が更に膨脹すると、前記各転動体25
は前記板バネ22の反発力を受けつつ外側方向に転動す
る。
縁部を支持した状態で、前記発熱体7に通電される。該
発熱体7が発熱し、前記ヒータ6が加熱されて該ヒータ
6は膨脹する。該ヒータ6の膨脹に伴い、前記転動体2
5は外側方向に転動し、前記円環部23の内面に接触す
る。前記ヒータ6が更に膨脹すると、前記各転動体25
は前記板バネ22の反発力を受けつつ外側方向に転動す
る。
【0029】前記ヒータ6と前記転動体25とは点で接
触している為、前記発熱体7で発生した熱の前記転動体
25側への伝熱量は減少する。又、前記ヒータ6と前記
転動体25とは転がり接触するので、摩擦がなくパーテ
ィクルの発生が抑制される。
触している為、前記発熱体7で発生した熱の前記転動体
25側への伝熱量は減少する。又、前記ヒータ6と前記
転動体25とは転がり接触するので、摩擦がなくパーテ
ィクルの発生が抑制される。
【0030】前記ウェーハ4の加熱が完了すると、前記
発熱体7の通電状態が解除され、前記ヒータ6はそれぞ
れ冷却収縮する。該ヒータ6の収縮に伴い、前記転動体
25は中心方向に転動する。
発熱体7の通電状態が解除され、前記ヒータ6はそれぞ
れ冷却収縮する。該ヒータ6の収縮に伴い、前記転動体
25は中心方向に転動する。
【0031】尚、上記第2の実施の形態に於いては、前
記リング21と前記転動体25との間に前記板バネ22
が設けられているが、圧縮バネ等前記転動体25を中心
に付勢する弾性体であれば板バネでなくてもよい。又、
前記転動体25は球体であるが、転動可能であればロー
ラ等を前記円環部23に枢設したものであってもよい。
記リング21と前記転動体25との間に前記板バネ22
が設けられているが、圧縮バネ等前記転動体25を中心
に付勢する弾性体であれば板バネでなくてもよい。又、
前記転動体25は球体であるが、転動可能であればロー
ラ等を前記円環部23に枢設したものであってもよい。
【0032】又、上記第1及び第2の実施の形態に於け
る前記各転動体18,25の配置及び設置数は上述した
配置及び設置数に限るものではなく、前記ヒータ6の大
きさ、形状等に応じて適宜決定する。
る前記各転動体18,25の配置及び設置数は上述した
配置及び設置数に限るものではなく、前記ヒータ6の大
きさ、形状等に応じて適宜決定する。
【0033】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、加熱体
は転動体を介して支持され、接触部は面接触でないの
で、加熱体で発生した熱の転動体側への伝熱量が減少
し、加熱効率の向上が図れる。又、本発明が半導体製造
装置の加熱装置として用いられた場合は、加熱体の熱膨
張、収縮の変位は転がり接触を介して許容されているの
で、パーティクルの発生が抑制され、パーティクルによ
る汚染が防止でき製品の品質の向上が図れる。更に、加
熱体は点接触で複数点により支持されるのでレベル出し
が著しく容易となる。更に又、加熱体を球体という簡潔
な形状を介して支持しているので、加熱、冷却による熱
歪みが生じにくく、加熱時に於ける支持精度が向上する
等種々の優れた効果を発揮する。
は転動体を介して支持され、接触部は面接触でないの
で、加熱体で発生した熱の転動体側への伝熱量が減少
し、加熱効率の向上が図れる。又、本発明が半導体製造
装置の加熱装置として用いられた場合は、加熱体の熱膨
張、収縮の変位は転がり接触を介して許容されているの
で、パーティクルの発生が抑制され、パーティクルによ
る汚染が防止でき製品の品質の向上が図れる。更に、加
熱体は点接触で複数点により支持されるのでレベル出し
が著しく容易となる。更に又、加熱体を球体という簡潔
な形状を介して支持しているので、加熱、冷却による熱
歪みが生じにくく、加熱時に於ける支持精度が向上する
等種々の優れた効果を発揮する。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図2のB−B
矢視図である。
矢視図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図5のE−E
矢視図である。
矢視図である。
【図4】図3のD部拡大図である。
【図5】図3のC−C矢視図である。
【図6】従来例を示す図7のG−G矢視図である。
【図7】図6のF−F矢視図である。
6 ヒータ 16 V溝 18 転動体 21 リング 22 板バネ 23 円環部 24 突起部 25 転動体
Claims (3)
- 【請求項1】 転動体を介して加熱体を支持したことを
特徴とする加熱体の支持構造。 - 【請求項2】 前記転動体が球体であり、放射状に刻設
した少なくとも3つのV溝にそれぞれ転動自在に設けら
れた請求項1の加熱体の支持構造。 - 【請求項3】 前記転動体が球体であり、該転動体はリ
ング内に転動自在に設けられ、該リングと前記転動体と
の間に該転動体をリング中心に付勢する弾性体を設けた
請求項1の加熱体の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191457A JP2000021889A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 加熱体の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10191457A JP2000021889A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 加熱体の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000021889A true JP2000021889A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16274965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10191457A Pending JP2000021889A (ja) | 1998-07-07 | 1998-07-07 | 加熱体の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000021889A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2019142812A1 (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | 株式会社アルバック | ヒータベース及び処理装置 |
CN112048715A (zh) * | 2019-06-06 | 2020-12-08 | 北京北方华创微电子装备有限公司 | 调平机构、反应腔室及半导体加工设备 |
CN112185881A (zh) * | 2019-07-05 | 2021-01-05 | 东京毅力科创株式会社 | 载置台、基板处理装置以及载置台的组装方法 |
CN115233192A (zh) * | 2022-09-22 | 2022-10-25 | 江苏邑文微电子科技有限公司 | 一种自调平等离子增强化学气相沉积装置 |
JP2023059804A (ja) * | 2021-10-15 | 2023-04-27 | セメス株式会社 | 基板昇降装置および基板処理装置 |
CN118404063A (zh) * | 2024-07-03 | 2024-07-30 | 蓬莱市超硬复合材料有限公司 | 一种硬质合金烧结工艺 |
-
1998
- 1998-07-07 JP JP10191457A patent/JP2000021889A/ja active Pending
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