JP2000021340A - 電界放出形表示素子 - Google Patents

電界放出形表示素子

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JP2000021340A
JP2000021340A JP10184284A JP18428498A JP2000021340A JP 2000021340 A JP2000021340 A JP 2000021340A JP 10184284 A JP10184284 A JP 10184284A JP 18428498 A JP18428498 A JP 18428498A JP 2000021340 A JP2000021340 A JP 2000021340A
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anode
shielding film
substrate
field emission
conductor
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Shigeo Ito
茂生 伊藤
Hitoshi Toki
均 土岐
Tatsuo Yamaura
辰雄 山浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】FED において還元処理に耐えられる材質で陽極
導体を構成し、使用中のガス発生を少なくする。 【解決手段】FED1は、FEC5が形成された絶縁性の陰極基
板2と、陽極11が形成された絶縁性及び透光性を有する
陽極基板3により形成された外囲器4を有する。FEC5
は、ゲート電極8の電界によりエミッタ10から電子を放
出させる。陽極基板3の内面には遮蔽膜12が一面に形成
される。遮蔽膜12は絶縁性・高抵抗のSiN,TiO2, SiON等
の材料からなり、H2O やO等のガスの放出が少ない。遮
蔽膜は陽極基板3が含むガスを遮蔽する。遮蔽膜12の内
面には、透光窓部13を有する金属陽極導体14がある。そ
の上には蛍光体層15がある。金属製の陽極導体は還元処
理で析出しない。FEC5に絶縁不良等の悪影響を及ぼさな
い。FED の安定性が向上し、長い寿命が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界放出陰極(Fie
ld Emission Cathode, FEC) を電子源とし、陽極に蛍光
体層を備えた発光素子である電界放出形表示素子に(Fie
ld EmissionDisplay, FED) に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のモノカラーのFEDにお
ける陽極部分の断面図である。このFEDは、陰極基板
の内面に形成されたFEC(不図示)を電子源としてい
る。陽極基板100は絶縁性と透光性を有している。こ
の陽極基板100の内面には、透明な陽極導体101と
してITO(Indium Tin Oxide)の膜が形成されている。
ITOの上には蛍光体102であるZnO:Znがベタ
状に被着されている。
【0003】図5は、従来のマルチカラ−のFEDにお
ける陽極部分の断面図である。このFEDにおいては、
絶縁性と透光性を有する陽極基板200の内面には、所
定間隔をおいてITOがライン状に形成され、陽極導体
201を構成している。各陽極導体201の上には、
R,G,B等、各色に発光する蛍光体202がそれぞれ
被着されている。
【0004】前記FECは絶縁層を含む多層構造で構成
されており、従って陰極基板側からFECを通して陽極
の発光を視認することはできない。即ち、FEDにおい
ては、陽極の蛍光体層の発光を、陽極基板を通して観察
する構造とせざるをえず、従って陽極導体にも透光性が
必要である。この為現在のところ前述した通りITOが
広く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】FEDにおいては、外
囲器内の真空度は重要な要素であり、FECのエミッシ
ョン特性を大きく左右する。そこで、管内の酸化物系ガ
スを除去するため、製造工程においては、陽極基板と陰
極基板を対面させて外囲器を組み立てる工程の後で、外
囲器内にH2 ガスを導入して400〜500℃に加熱す
る還元処理を行っている。この還元処理によって外囲器
を構成するガラス基板の内面等の清浄化が期待される。
【0006】しかしながら、従来のFEDにおいて使用
されているITOは、前述した高温の還元処理によって
In金属へと還元されてしまい、これが析出して陽極導
体の透明性を失わせることがあった。さらに、析出した
InがFEC側に付着して絶縁不良を起こすという問題
があった。
【0007】また、前記ITO自体が酸化物であり、特
に真空中では耐熱性が劣っており、電子線励起条件によ
っては微量のOを放出することがあり、これがFECの
エミッタ(電子放出部)の信頼性を損なうことがあっ
た。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、還元処理によって問題の生じるITOを使
用することなく、かつ使用中のガス発生による問題の少
ないFEDを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された電
界放出形表示素子(1,21,31)は、互いに対面す
る絶縁性の陰極基板(2)と絶縁性及び透光性を有する
陽極基板(3)とを有し、内部を高真空状態とされた外
囲器(4)と、前記陰極基板の内面側に形成された電界
放出素子(5)と、前記陽極基板の内面側に形成された
透光窓部(13,23,33)を有する金属陽極導体
(14,24,34)と、前記金属陽極導体の上に形成
された蛍光体層(15,25,35)と、少なくとも前
記金属陽極導体が形成されていない前記陽極基板の内面
側に設けられた絶縁性の遮蔽膜(12,22,32)と
を有することを特徴としている。
【0010】請求項2に記載された電界放出形表示素子
(1,21)は、請求項1記載の電界放出形表示素子に
おいて、前記遮蔽膜(12,22)が、前記陽極基板の
内面に直接形成されており、前記金属陽極導体(14,
24)は前記遮蔽膜の上に形成されていることを特徴と
している。
【0011】請求項3に記載された電界放出形表示素子
(31)は、請求項1記載の電界放出形表示素子におい
て、前記金属陽極導体(34)が前記陽極基板の内面に
所定間隔をおいて直接形成されており、前記遮蔽膜(3
2)が、前記金属陽極導体の間において前記陽極基板
(3)の内面に直接形成されていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項4に記載された電界放出形表示素子
は、請求項3記載の電界放出形表示素子(31)におい
て、前記遮蔽膜(32)が、隣接する金属陽極導体(3
4)の前記蛍光体(35)に覆われていない部分をを覆
っていることを特徴としている。
【0013】請求項5に記載された電界放出形表示素子
(1,21,31)は、請求項1又は2又は3又は4記
載の電界放出形表示素子において、前記遮蔽膜(12,
22,32)が、SiN、TiO2 、SiONからなる
群から選択された物質であることを特徴としている。
【0014】請求項6に記載された電界放出形表示素子
(1,21,31)は、請求項1又は2又は3又は4又
は5記載の電界放出形表示素子において、前記遮蔽膜
(12,22,32)と前記金属陽極導体(13,2
4,34)から選択された一以上の構成部分が、水素吸
蔵性物質によって構成されていることを特徴としてい
る。
【0015】請求項7に記載された電界放出形表示素子
(1,21,31)は、請求項1又は2又は3又は4又
は5又は6記載の電界放出形表示素子において、前記金
属陽極導体(13,24,34)が、Al、Ag、C
u、Au、Nb、Ta、Mo、W、In、Snからなる
群から選択された1以上の金属を含む物質で構成されて
いる。
【0016】本発明によれば、金属製の陽極導体(1
3,24,34)は、FED製造時の還元処理により、
発光品位に悪影響を及ぼす有害な物質等を生成するおそ
れが少ない。また、遮蔽膜(12,22,32)によっ
て陽極基板(3)が覆われているので、素子駆動時に電
子が射突する側である陽極基板からのガス放出が少な
い。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1の例を
図1を参照して説明する。この電界放出形表示素子1
(FED)は、絶縁性の陰極基板2と、絶縁性及び透光
性を有する陽極基板3とを有する外囲器4を有してい
る。陰極基板2と陽極基板3は所定間隔をおいて対面し
ており、その各外周部の間には図示しないスペーサが設
けられ、全体として薄いパネル状の外囲器4を構成して
いる。外囲器4の内部は高真空状態に保持されている。
【0018】前記外囲器4の内部において、前記陰極基
板2の内面側には電界放出素子5(FEC)が形成され
ている。FEC5の構造を説明する。まず、陰極基板2
の内面には陰極導体6が形成されている。陰極導体6の
上には絶縁層7が形成されている。絶縁層7の上にはゲ
ート電極8が形成されている。ゲート電極8と絶縁層7
には連続した空孔9が形成されている。空孔9内で露出
した陰極導体6の上には、コーン形状のエミッタ10が
形成されている。
【0019】前記FEC5においては、陰極導体6はス
トライプ状に形成され、ゲート電極8は陰極導体6と直
交する方向にストライプ状に形成され、両者でXYマト
リクスを構成している。そして駆動時には、陰極導体6
又はゲート電極8のいずれか一方を走査し、前記走査に
同期した表示信号を他方に加えれば、XYマトリクスの
任意の位置を選択して電子を放出させることができる。
即ち、このような構造のFEC5によれば、制御しよう
とする領域内の所望の点を駆動して電子を放出させるこ
とができる。
【0020】前記外囲器4の内部において、前記陽極基
板3の内面側には発光表示部である陽極11が形成され
ている。陽極11の構造を説明する。まず、前記陽極基
板3の内面には、遮蔽膜12が一面に形成されている。
遮蔽膜12は、陽極基板3から発生するガスを遮蔽し、
外囲器4内の雰囲気の悪化を防ぐ機能を有している。ま
た、この遮蔽膜12は絶縁性である。遮蔽膜12として
は、SiN、TiO2、SiON等の材料が採用しう
る。これらの材料は、高抵抗で、H2 OやO等のガスの
放出が少ない。また、この材料にH2 を吸蔵させておけ
ば、FEDとして点灯駆動中に前記遮蔽膜12からH2
ガスが発生してFEC5のエミッタ10の先端を清浄に
する作用が得られる。
【0021】前記遮蔽膜12の内面には、透光窓部13
を有する金属陽極導体14が形成されている。金属陽極
導体14の材料としては、Al、Ag、Cu、Au、N
b、Ta、Ti、Mo、W、In、Snや、これらの化
合物で導電性が高いものが好ましい。透孔窓部13は、
多数本の細線をストライプ状に形成したものでもよい
し、多数本の細線をメッシュ状に形成したものでもよ
い。
【0022】前記金属陽極導体14の上には、厚膜又は
薄膜の蛍光体層15が形成されている。蛍光体層15は
表示領域の全面にわたってベタ状に形成されている。本
例のFED1は単色のグラフィック表示用であり、蛍光
体としては例えばZnO:Znが使用されている。
【0023】このような構造のFED1は次のような工
程で製造する。まず、陰極基板2にFEC5を形成す
る。陽極基板3に陽極11を形成する。次に、陰極基板
2と陽極基板3を、外周部の間にスペーサ部材を挟んで
所定間隔をおいて対面させて固定し、外囲器4として組
み立てる面付けを行う。次に、外囲器4内をH2 等を含
む還元雰囲気にして400℃〜500℃の温度で還元処
理を行う。次に、外囲器4を封着し、外囲器4の内部を
排気し、最後に排気孔を封止する。金属陽極導体14を
水素吸蔵合金で形成し、これに水素を吸蔵させる場合に
は、金属陽極導体14を形成した陽極基板3を真空チャ
ンバーに収納し、所定圧力の水素雰囲気内に所定時間保
持する。
【0024】本例のFED1によれば、FEC5をXY
マトリクス駆動することにより、ベタ状又はドット状の
陽極11の蛍光体層15の所望の位置のみを選択的に発
光させて所望の画像表示を行うことができる。
【0025】本例のFED1によれば、陽極導体が金属
薄膜であるため、蛍光表示管製造工程での水素処理(還
元処理)において金属が還元して析出することはなく、
FEC5に絶縁不良等の悪影響を及ぼすおそれがない。
【0026】また、遮蔽膜12は陽極基板3のほぼ全面
を覆っているので、電子の射突や表面反応により陽極基
板3やガラス基板内および表面のガスが外囲器4内に放
出されるおそれが少ない。また、この遮蔽膜12自体が
高抵抗で、H2 OやO等のガスの放出が少ない。さら
に、遮蔽膜12や陽極導体14にH2 を吸蔵させておけ
ば、FED1として点灯駆動中に前記遮蔽膜12や陽極
導体14からH2 ガスが発生し、FEC5のエミッタ1
0の先端を清浄にする等の好ましい作用が得られる。電
界放出形の蛍光発光管としての点灯の安定性が向上し、
寿命が長くなる。
【0027】本発明の実施の形態の第2の例を図2を参
照して説明する。この電界放出形表示素子21(FE
D)は赤緑青の各色に発光する多数の画素を備えたカラ
ー表示用である。外囲器4の構造と、陰極基板2に形成
されたFEC5の構造は、第1の例と同じである。陽極
の構造について説明する。
【0028】前記陽極基板3の内面側には、遮蔽膜22
が一面に形成されている。この遮蔽膜22の材質は、第
1の例の遮蔽膜12と同じである。前記遮蔽膜22の内
面には、透光窓部23を有する金属陽極導体24が形成
されている。金属陽極導体24の材料と概略の構造は第
1の例と同じである。本例の陽極導体24は、多数のド
ット状のセグメントが、所定の間隔をおいて規則的に配
置されたものである。各セグメントはメッシュ状乃至ス
プライト状に形成されており、透光性を有している。各
セグメントの上には、蛍光体層25(R,G,B)が被
着されており、陽極26を構成している。本例において
は、蛍光体は赤(R)、緑(G)、青(B)の各色に発
光する3種類である。各セグメントはそれぞれ独立して
選択することができる。本例によっても第1の例と同様
な効果が得られる。又、一色の蛍光体をドット状に形成
した単一アノード電極構造でもよい。この場合、図1に
おいてアノード電極は、ドット形状の内側の透光部のみ
がメッシュ構造となる。
【0029】本発明の実施の形態の第3の例を図3を参
照して説明する。この電界放出形表示素子31(FE
D)は赤緑青の各色に発光する多数の画素を備えたカラ
ー表示用である。外囲器4の構造と、陰極基板2に形成
されたFEC5の構造は第1の例と同じである。陽極3
6の構造について説明する。
【0030】前記陽極基板3の内面には、透光窓部33
を有する金属陽極導体34が直接形成されている。金属
陽極導体34の材料と概略の構造は第2の例と同じであ
る。金属陽極導体34の各セグメントの上には、蛍光体
層35(R,G,B)が被着されている。蛍光体は赤
(R)、緑(G)、青(B)の各色に発光する3種類で
ある。各セグメントはそれぞれ独立して選択し、発光さ
せることができる。
【0031】各陽極のセグメントの間には、陽極基板3
が露出しているが、その部分に遮蔽膜32が形成されて
いる。この遮蔽膜として、遮蔽膜の材料に黒色顔料等を
混合させる等して得た黒色膜を用いれば、ブラックマト
リクス効果が得られ、発光部のコントラストが上げられ
る。遮蔽膜32は陽極セグメントの内、蛍光体層35が
被着していない枠の部分の一部を被覆している。本例に
よれば、第1の例と同様な効果が得られる他、蛍光体層
35と陽極基板3の間に遮蔽膜がないので、陽極基板3
越しに観察される陽極36の輝度が高い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、FEDにおいて、透光
窓部を有する金属製の陽極導体を採用し、絶縁性の遮蔽
膜を少なくとも金属陽極導体が形成されていない陽極基
板の内面側に設けたので、次のような効果が得られる。
【0033】導電性の高い金属を陽極導体に用いた
め、表示部を大型化することが容易であり、大型管の実
現に有利である。
【0034】SiN、TiO2 、SiON等の遮蔽膜
は、少なくとも陽極導体が形成されていない部分におい
て陽極基板を遮蔽している(第1及び第2実施例では陽
極基板の全面を覆っている)ので、陽極基板から発生す
るガスを効果的に遮蔽することができ、外囲器内雰囲気
の悪化を防ぐことができる。また、この遮蔽膜は絶縁性
・高抵抗で、H2 OやO等のガスの放出が少ない。この
ため、外囲器内の真空雰囲気の状態に性能が大きく影響
を受けるFEDにおいては、高性能の実現及び維持に好
ましい効果が得られる。
【0035】 遮蔽膜にH2 を吸蔵させておけば、F
EDとして点灯駆動中に遮蔽膜からH2 ガスが発生して
FECのエミッタの先端を清浄にする作用が得られる。
【0036】 陽極導体が金属製なので、FED製造
工程における還元処理によって金属が析出し、FECに
絶縁不良を発生させる等のおそれがない。
【0037】 陽極基板側に形成した金属製陽極導体
や陽極基板間の遮蔽膜を黒化させれば、ブラックマトリ
ックス効果が得られ、発光部における表示のコントラス
トが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図4】従来のモノカラーのFEDの陽極基板の断面図
である。
【図5】従来のフルカラーのFEDの陽極基板の断面図
である。
【符号の説明】
1,21,32 電界放出形表示素子(FED) 2 陰極基板 3 陽極基板 4 外囲器 5 電界放出陰極(FEC) 12,22 32 遮蔽膜 13,23,33 透孔窓部 14,24,34 金属陽極導体 15,25,35 蛍光体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山浦 辰雄 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 Fターム(参考) 5C036 BB10 CC13 CC14 EE01 EE05 EE19 EF01 EF06 EF09 EG25 EG30 EG36 EH06 EH09 EH11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面する絶縁性の陰極基板と絶縁
    性及び透光性を有する陽極基板とを有し、内部を高真空
    状態とされた外囲器と、 前記陰極基板の内面側に形成された電界放出素子と前記
    陽極基板の内面側に形成された透光窓部を有する金属陽
    極導体と、 前記金属陽極導体の上および周囲に形成された蛍光体層
    と、 少なくとも前記金属陽極導体が形成されていない前記陽
    極基板の内面側に設けられた絶縁性の遮蔽膜と、 を有することを特徴とする電界放出形表示素子。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽膜が、前記陽極基板の内面に直
    接形成されており、前記金属陽極導体は前記遮蔽膜の上
    に形成されている請求項1記載の電界放出形表示素子。
  3. 【請求項3】 前記金属陽極導体が前記陽極基板の内面
    に所定間隔をおいて直接形成されており、前記遮蔽膜
    が、前記金属陽極導体の間において前記陽極基板の内面
    に直接形成されている請求項1記載の電界放出形表示素
    子。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽膜が、隣接する金属陽極導体の
    前記蛍光体に覆われていない部分をを覆っている請求項
    3記載の電界放出形表示素子。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽膜が、SiN、TiO2 、Si
    ONからなる群から選択された物質である請求項1又は
    2又は3又は4記載の電界放出形表示素子。
  6. 【請求項6】 前記遮蔽膜と前記金属陽極導体から選択
    された一以上の構成部分が、水素吸蔵性物質によって構
    成されている請求項1又は2又は3又は4又は5記載の
    電界放出形表示素子。
  7. 【請求項7】 前記金属陽極導体が、Al、Ag、C
    u、Au、Nb、Ta、Ti、Mo、W、In、Snか
    らなる群から選択された1以上の金属を含む物質で構成
    されている請求項1又は2又は3又は4又は5又は6記
    載の電界放出形表示素子。
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