JP2000018714A - 燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコン - Google Patents

燃焼機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器およびリモコン

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JP2000018714A
JP2000018714A JP10198042A JP19804298A JP2000018714A JP 2000018714 A JP2000018714 A JP 2000018714A JP 10198042 A JP10198042 A JP 10198042A JP 19804298 A JP19804298 A JP 19804298A JP 2000018714 A JP2000018714 A JP 2000018714A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め燃焼機器と同じIDナンバーが登録され
たリモコンを紛失しても別のリモコンにより燃焼機器を
可動可能とする。 【解決手段】 複数の給湯器1に共通のマスターナンバ
ー”00”を登録し、このマスターナンバーを有するマ
スターリモコン3に、燃焼機器のリモコンIDナンバー
を更新登録操作するIDナンバー操作手段6を設ける。
給湯器1のリモコンIDナンバー登録部8に予め登録さ
れているリモコンIDナンバー”78”と同じIDナン
バーが登録されたリモコンを紛失したときには、前記マ
スターリモコン3のIDナンバー操作手段6により、給
湯器1のリモコンIDナンバー登録部8のリモコンID
ナンバーを、別のIDナンバー”80”に更新登録し、
別のリモコン4bと給湯器1との無線信号による通信を
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器などの燃焼
機器とリモコンとを無線信号によって相互通信する燃焼
機器のリモコン通信システムおよびその通信システムに
用いられる燃焼機器およびリモコンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、燃焼機器として一般
的に用いられている給湯器1には制御装置2が設けられ
ており、制御装置2にはリモコン4が信号接続されてい
る。この制御装置2とリモコン4との信号接続は、有線
により行われているものもあるが、最近では、無線信号
によって制御装置2とリモコン4とを信号接続し、制御
装置2とリモコン4の相互通信を行う、いわゆる、ワイ
ヤレスリモコンを用いた燃焼機器のリモコン通信システ
ムが用いられている。
【0003】この通信システムにおいて、給湯器1に
は、無線信号送受信手段13と、リモコンIDナンバー
が登録設定されるリモコンIDナンバー登録部8とが設
けられており、リモコンIDナンバー登録部8には、例
えば”78”といった燃焼機器の個別のリモコンIDナ
ンバーが登録設定されている。一方、この燃焼機器と相
互通信されるリモコン(ID登録リモコン)4には無線
信号送受信手段14と、IDナンバーが登録設定される
IDナンバー登録部5とが設けられており、このIDナ
ンバー登録部5に、燃焼機器のリモコンIDナンバー、
すなわち、同図に示すリモコン4においては”78”が
登録設定されている。
【0004】そして、このように、燃焼機器のリモコン
IDナンバーと同じIDナンバーが登録設定されたリモ
コン4のみが無線信号によって燃焼機器と相互通信さ
れ、IDナンバー登録部5に登録設定されているIDナ
ンバーが燃焼機器のリモコンIDナンバーと異なるリモ
コン4は、燃焼機器との相互通信ができないようになっ
ている。このように、燃焼機器のリモコンIDナンバー
と同じIDナンバーが登録設定されたリモコン4のみが
無線信号によって燃焼機器と相互通信できるようにする
ことで、例えばマンション等の集合住宅において、リモ
コン4の操作により、隣の家に設けられた給湯器1等の
燃焼機器が動作するといった問題が生じることを抑制し
ている。
【0005】なお、例えば、リモコン4には運転ボタン
や給湯湯温を設定する給湯温度設定ボタンや、給湯器1
の不具合時のエラー情報を表示する表示部等が設けられ
ており、制御装置2は、リモコン4の運転ボタンからの
運転指令によって制御装置2をオン状態とし、給湯栓
(図示せず)が開けられて通水がセンサにより検出され
ると、バーナの燃焼を行い、リモコン4側で指定された
給湯設定温度となるようにバーナ燃焼制御を行い、動作
異常が自己判断により検出されたときには、その異常信
号を無線信号を介してリモコン4側に送り、リモコン4
の表示部にエラーを表示している。
【0006】また、給湯機能と風呂機能を備えた複合給
湯器の場合も、リモコン4側で風呂の自動湯張り運転
や、追い焚き等の運転指令が無線信号によって制御装置
2側に送られ、このリモコン指令を受けて、制御装置2
側ではリモコン4で指令された運転動作を行い、器具の
異常等が生じた場合には、これを自己判断して、異常検
知信号を無線信号を介してリモコン4に送り、リモコン
4の表示部にエラーを表示するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような燃焼機器のリモコン通信システムにおいては、燃
焼機器に登録されているリコンIDナンバーと同じID
ナンバーが登録設定されたリモコン4のみが燃焼機器と
相互通信できるようになっており、それ以外のリモコン
4は燃焼機器との相互通信を行うことができないため
に、燃焼機器と同じIDナンバーが登録設定されたリモ
コン4を紛失してしまったときに、リモコン4を用いて
燃焼機器の操作を行うことができなくなってしまうとい
った問題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、個別の燃焼機器との通信用
として予め設けられたリモコンが紛失しても、他のリモ
コンを用いて燃焼機器とリモコンとの相互通信を行える
ようにすることができる燃焼機器のリモコン通信システ
ムおよびその通信システムに用いられる燃焼機器および
リモコンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって課題を解決するた
めの手段としている。すなわち、本発明の燃焼機器のリ
モコン通信システムは、無線信号送受信手段と、リモコ
ンIDナンバーが登録設定されるリモコンIDナンバー
登録部とを有して、該リモコンIDナンバー登録部に予
め燃焼機器の個別のリモコンIDナンバーが登録設定さ
れている燃焼機器と;無線信号送受信手段と、IDナン
バーが登録設定されるIDナンバー登録部とを有して、
該IDナンバー登録部に前記燃焼機器のリモコンIDナ
ンバーと同じIDナンバーが登録設定されたID登録リ
モコンと;が無線信号によって相互通信される燃焼機器
のリモコン通信システムであって、燃焼機器には複数の
燃焼機器に共通のマスターナンバーが予め登録設定され
たマスターナンバー登録部を設け、該マスターナンバー
を有し、該マスターナンバーにより複数の燃焼機器と無
線信号による相互通信可能なマスターリモコンを用意
し,該マスターリモコンに設けられているIDナンバー
操作手段によって燃焼機器のリモコンIDナンバーを更
新登録する構成をもって課題を解決するための手段とし
ている。
【0010】また、燃焼機器にID登録リモコンのID
ナンバーを変更するIDナンバー変更手段を設け、マス
ターリモコンのIDナンバー操作手段によって燃焼機器
のリモコンIDナンバーが変更された後に、前記燃焼機
器のIDナンバー変更手段によってID登録リモコンの
IDナンバーを燃焼機器のリモコンIDナンバーと等し
いIDナンバーに変更することも本発明の燃焼機器のリ
モコン通信システムの特徴的な構成とされている。
【0011】さらに、燃焼機器とID登録リモコンの少
なくとも一方にはIDナンバー登録スイッチと、該ID
ナンバー登録スイッチのオン信号を受けたときのみID
ナンバーの変更動作の許可信号を出力する許可信号出力
部を設けたこと、前記マスターリモコンの代わりに、燃
焼機器に信号接続されるIDナンバー登録外部操作装置
を設け、該IDナンバー登録外部操作装置によって燃焼
機器のリモコンIDナンバーを変更登録することも本発
明の燃焼機器のリモコン通信システムの特徴的な構成と
されている。
【0012】また、本発明の燃焼機器のリモコン通信シ
ステムに用いられる燃焼機器は、無線信号送受信手段
と、リモコンIDナンバーが登録設定されるリモコンI
Dナンバー登録部とを有して、該リモコンIDナンバー
登録部に予め燃焼機器の個別のリモコンIDナンバーが
登録設定されている燃焼機器と;無線信号送受信手段
と、IDナンバーが登録設定されるIDナンバー登録部
とを有して、該IDナンバー登録部に前記燃焼機器のリ
モコンIDナンバーと同じIDナンバーが登録設定され
たID登録リモコンと;が無線信号によって相互通信さ
れる燃焼機器のリモコン通信システムに用いられる燃焼
機器であって、複数の燃焼機器に共通のマスターナンバ
ーが予め登録設定されたマスターナンバー登録部を有す
る構成をもって課題を解決するための手段としている。
【0013】さらに、前記マスターリモコンのIDナン
バー操作手段によって燃焼機器のリモコンIDナンバー
が変更された後にID登録リモコンのIDナンバーを変
更するIDナンバー変更手段が設けられていることも本
発明の燃焼機器のリモコン通信システムに用いられる燃
焼機器の特徴的な構成とされている。
【0014】さらに、本発明の燃焼機器のリモコン通信
システムに用いられるリモコンは、無線信号送受信手段
と、リモコンIDナンバーが登録設定されるリモコンI
Dナンバー登録部とを有して、該リモコンIDナンバー
登録部に予め燃焼機器の個別のリモコンIDナンバーが
登録設定されている燃焼機器と;無線信号送受信手段
と、IDナンバーが登録設定されるIDナンバー登録部
とを有して、該IDナンバー登録部に前記燃焼機器のリ
モコンIDナンバーと同じIDナンバーが登録設定され
たID登録リモコンと;が無線信号によって相互通信さ
れる燃焼機器のリモコン通信システムに用いられるリモ
コンであって、前記IDナンバー登録部には複数の燃焼
機器に共通に登録されているマスターナンバーが登録設
定されており、該マスターナンバーにより前記マスター
ナンバーを登録した複数の燃焼機器と無線信号による相
互通信を行う構成とし、燃焼機器のリモコンIDナンバ
ー登録部に登録されているリモコンIDナンバーを更新
登録するIDナンバー操作手段を有する構成をもって課
題を解決するための手段としている。
【0015】上記構成の本発明において、燃焼機器には
複数の燃焼機器に共通のマスターナンバーが予め登録設
定されたマスターナンバー登録部が設けられ、このマス
ターナンバーを有するマスターリモコンは、マスターナ
ンバーにより複数の燃焼機器と無線信号による相互通信
可能であるため、マスターリモコンを用意し、マスター
リモコンに設けられているIDナンバー操作手段によっ
て、燃焼機器のリモコンIDナンバーを更新登録するこ
とが可能となる。
【0016】そのため、個別の燃焼機器の操作用として
予め設けられたリモコンが紛失したときには、マスター
リモコンによって、燃焼機器のリモコンIDナンバーを
別に用意したリモコンのリモコンIDナンバーに更新登
録することにより、更新登録されたリモコンIDナンバ
ーと同じIDナンバーが登録設定されたID登録リモコ
ン(前記別のリモコン)と燃焼機器とが無線信号によって
相互通信可能となり、上記課題が解決される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明
において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、
その重複説明は省略する。図1には、本発明に係る燃焼
機器のリモコン通信システムの第1実施形態例の要部構
成がブロック図により示されている。
【0018】同図において、給湯器1の制御装置2に
は、従来例と同様のリモコンIDナンバー登録部8と無
線信号送受信手段13が設けられている。また、本実施
形態例では、制御装置2に、複数の燃焼機器に共通のマ
スターナンバー”00”が予め登録設定されたマスター
ナンバー登録部9と、ID登録リモコンのIDナンバー
を変更するIDナンバー変更手段10と、図示されてい
ないIDナンバー登録スイッチと、許可信号出力手段1
2が設けられている。
【0019】リモコン4bは、従来例で示したリモコン
4aと同様のID登録リモコンとして機能するものであ
るが、リモコン4bは、給湯器1の操作用リモコンとし
て予め設けられたリモコン4aとは異なるリモコンであ
る。すなわち、リモコン4bは、リモコン4aと同様の
無線信号送受信手段14とIDナンバー登録部5とを有
しているが、リモコン4bのIDナンバー登録部5には
IDナンバー”80”が登録されており、このIDナン
バーは、リモコン4aのIDナンバー登録部5や給湯器
1に予め登録されているリモコンIDナンバー”78”
とは異なるものである。
【0020】また、リモコン4bには、図示されていな
いIDナンバー登録スイッチと、許可信号出力手段18
が設けられている。
【0021】さらに、図1に示すように、本実施形態例
の燃焼機器のリモコン通信システムには、マスターリモ
コン3が設けられており、マスターリモコン3は、無線
信号送受信手段15とIDナンバー操作手段6とIDナ
ンバー登録部16を有している。マスターリモコン3の
IDナンバー登録部16には、前記マスターナンバー”
00”が登録されており、マスターリモコン3は、この
マスターナンバーにより複数の燃焼機器と無線信号によ
る相互通信可能なリモコンと成している。
【0022】IDナンバー操作手段6は、燃焼機器のリ
モコンIDナンバーを更新登録するものであり、本実施
形態例の最も特徴的なことは、前記マスターナンバーに
より複数の燃焼機器と無線信号による相互通信可能なマ
スターリモコン3を用意し、マスターリモコン3のID
ナンバー操作手段6によって燃焼機器のリモコンIDナ
ンバーを更新登録するようにしたことである。
【0023】給湯器1およびリモコン4bにそれぞれ設
けられている前記IDナンバー登録スイッチは、手動の
スイッチであり、例えば給湯器1およびリモコン4bの
表面側に設けられており、給湯器1に設けられているI
Dナンバー登録スイッチは、給湯器1のフロントパネル
を開くことなく操作可能と成している。
【0024】また、給湯器1およびリモコン4bにそれ
ぞれ設けられている前記許可信号出力手段12,18
は、前記IDナンバー登録スイッチのオン信号を受けた
ときのみIDナンバーの変更動作の許可信号を出力する
ものである。
【0025】給湯器1の前記IDナンバー変更手段10
は、マスターリモコン3のIDナンバー操作手段6によ
って給湯器1のリモコンIDナンバーが変更された後
に、ID登録リモコン4のIDナンバーを変更するもの
である。
【0026】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、次に、本実施形態例のリモコン通信システムを用い
たIDナンバー登録動作について説明する。まず、同図
に示すように、マスターナンバー”00”を有するマス
ターリモコン3を用意する。そして、給湯器1の前記I
Dナンバー登録スイッチをオンし、次に、マスターリモ
コン3に設けられている図示されていない操作部を操作
することなどにより、IDナンバー操作手段6から、給
湯器1のリモコンIDナンバーを”78”から”80”
に変更するためのリモコンIDナンバー更新登録信号を
出力し、無線信号送受信手段15に加える。無線信号送
受信手段15は、このリモコンIDナンバー更新登録信
号を無線信号に乗せて送信し、給湯器1の無線信号送受
信手段13に加える。
【0027】そうすると、給湯器1側では、前記許可信
号出力手段12からIDナンバーの許可信号が出力さ
れ、前記マスターリモコン3から給湯器1側に送信され
たリモコンIDナンバー更新登録信号は、給湯器1の無
線信号送受信手段13を介してリモコンIDナンバー登
録部8に加えられ、リモコンIDナンバー登録部のリモ
コンIDナンバーが”78”から”80”に更新登録さ
れる。
【0028】そして、給湯器1のリモコンIDナンバー
登録部8に登録されるリモコンIDナンバーが、”8
0”に更新登録されると、この給湯器1とリモコン4b
とは、無線信号送受信手段13,14を介して、無線信
号による相互通信可能となり、リモコン4bから加えら
れる無線信号により、例えば前記のようなバーナーの燃
焼制御などの制御を行うようになる。
【0029】なお、本実施形態例では、給湯器1にID
ナンバー変更手段10が設けられているため、上記と同
様の給湯器1のリモコンIDナンバー更新登録動作によ
り、給湯器1のリモコンIDナンバーを、例えば”7
8”から”60”に変更し、給湯器1のリモコンIDナ
ンバーが変更された後に、給湯器1のIDナンバー変更
手段10によって、リモコン4bのIDナンバーを”8
0”から”60”に変更してもよい。
【0030】この場合、リモコン4bのIDナンバー登
録スイッチをオンしておき、IDナンバー変更手段10
からIDナンバー変更信号を出力して無線信号送受信手
段13に加え、このIDナンバー変更信号を無線信号に
乗せて送信し、リモコン4bの無線信号送受信手段14
に加える。そうすると、リモコン4b側で、前記許可信
号出力手段18からIDナンバーの変更動作の許可信号
が出力され、給湯器1からリモコン4bに送信された前
記IDナンバー変更信号は、無線信号送受信手段14を
介してリモコン4bのIDナンバー登録部5bに加えら
れ、IDナンバー登録部5bのIDナンバーが”80”
から”60”に更新登録される。
【0031】本実施形態例によれば、上記動作により、
マスターリモコン3の操作によって、給湯器1のリモコ
ンIDナンバー登録部8に予め登録されているリモコン
IDナンバーを自在に更新登録できるために、例えば給
湯器1の操作用として予め与えられたリモコン4aが紛
失してしまった場合には、給湯器1に予め登録されてい
るリモコンIDナンバーを更新登録して、例えばID登
録リモコン4bのIDナンバーに変更することにより、
非常に容易に給湯器1のリモコンIDナンバー更新登録
操作を行なうことができる。従って、リモコン4aを紛
失してしまったとしても、例えば給湯器1のフロントパ
ネルを外して給湯器1をリモコンIDナンバー登録可能
な状態に設定してからリモコンIDナンバー登録作業を
行うといった面倒な手間を必要とせずに、他のリモコン
4bを前記リモコン4aの代わりに用いて給湯器1の操
作を可能とすることができる。
【0032】また、本実施形態例によれば、上記動作に
より、給湯器1のIDナンバー変更手段10によって、
リモコン4bのIDナンバーを変更することもできるた
めに、給湯器1のリモコンIDナンバーをマスターリモ
コン3によって更新登録し、さらに、リモコン4bのI
Dナンバーを給湯器1のリモコンIDナンバーに対応さ
せて変更すれば、給湯器1のリモコンIDナンバーとリ
モコン4bのIDナンバーとを共に更新登録し、この更
新登録した新たなIDナンバーにより給湯器1などの燃
焼機器とリモコン4bとの無線信号による相互通信を行
うことができる。
【0033】さらに、本実施形態例では、、給湯器1と
ID登録リモコン4にはIDナンバー登録スイッチと、
このIDナンバー登録スイッチのオン信号を受けたとき
のみIDナンバーの変更動作の許可信号を出力する許可
信号出力部12,18がそれぞれ設けられているため
に、例えば給湯器1に予め登録されているIDナンバー
と同じIDナンバーを有するID登録リモコン4をなく
したときにのみ、給湯器1側のIDナンバー登録スイッ
チをオンしてIDナンバーの変更動作を行なうようにす
れば、例えば、集合住宅などにおいて、誤って隣の家の
燃焼機器のIDナンバー更新登録動作を行なってしまう
といった誤動作を確実に防ぐことができる。
【0034】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施形態例では、給湯器1のリモコンIDナンバー登
録部8に登録されているIDナンバー”78”を”8
0”または”60”に更新登録する例を述べたが、給湯
器1等燃焼機器に予め登録されているIDナンバーや更
新登録するIDナンバーは特に限定されるものではな
く、適宜設定されるものである。
【0035】また、上記実施形態例では、給湯器1とリ
モコン4bに、IDナンバー登録スイッチと許可信号出
力手段12,18を設けたが、例えば図2に示すよう
に、これらは省略することができる。ただし、上記実施
形態例のように、給湯器1に許可信号出力手段12,1
8を設けることにより、上記実施形態例のように、集合
住宅などにおけるIDナンバー更新登録動作の誤動作を
確実に防ぐことができる。
【0036】さらに、上記実施形態例では、マスターリ
モコン3を用いて給湯器1のIDナンバー更新登録動作
を行なうようにしたが、マスターリモコン3の代わり
に、給湯器1に信号接続されるIDナンバー登録外部操
作装置を設け、このIDナンバー登録外部操作装置によ
って給湯器1のリモコンIDナンバーを変更登録するよ
うにしてもよい。
【0037】さらに、上記実施形態例では、燃焼機器と
して、給湯器1を例にあげたが、本発明の燃焼機器リモ
コン通信システムが適用される燃焼機器は給湯器1に限
定されることはなく、例えば風呂装置等の様々な燃焼機
器機器に広く適用されるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、複数の燃焼機器に共通
のマスターナンバーを各燃焼機器のマスターナンバー登
録部に登録し、このマスターナンバーを有してマスター
ナンバーにより複数の燃焼機器と無線信号による相互通
信可能なマスターリモコンを用意し、マスターリモコン
に設けられているIDナンバー操作手段によって、複数
の燃焼機器のリモコンIDナンバーを更新登録できるよ
うにしたものであるから、個別の燃焼機器の操作用とし
て予め設けられたリモコンが紛失したときには、マスタ
ーリモコンによって、燃焼機器のリモコンIDナンバー
を別に用意したリモコンのリモコンIDナンバーに更新
登録することにより、更新登録されたリモコンIDナン
バーと同じIDナンバーが登録設定されたID登録リモ
コンと燃焼機器とを無線信号によって相互通信可能とす
ることができる。
【0039】また、燃焼機器にID登録リモコンのID
ナンバーを変更するIDナンバー変更手段を設け、マス
ターリモコンのIDナンバー操作手段によって燃焼機器
のリモコンIDナンバーが変更された後に、前記燃焼機
器のIDナンバー変更手段によってID登録リモコンの
IDナンバーを燃焼機器のリモコンIDナンバーと等し
いIDナンバーに変更する構成の本発明によれば、燃焼
機器側に登録するIDナンバーと、ID登録リモコン側
に登録するIDナンバーとの両方を更新できるために、
必要に応じて新たなIDナンバーを燃焼機器とID登録
リモコンの両方に登録して燃焼機器との無線による相互
通信を行なうことができる。
【0040】さらに、燃焼機器とID登録リモコンには
の少なくとも一方にはIDナンバー登録スイッチと、該
IDナンバー登録スイッチのオン信号を受けたときのみ
IDナンバーの変更動作の許可信号を出力する許可信号
出力部を設けた本発明によれば、例えば燃焼機器に予め
登録されているIDナンバーと同じIDナンバーを有す
るID登録リモコンをなくしたときにのみ、燃焼機器側
のIDナンバー登録スイッチをオンしてIDナンバーの
変更動作を行なうようにすることにより、例えば、集合
住宅などにおいて、誤って隣の家の燃焼機器のIDナン
バー更新登録動作を行なってしまうといった誤動作を確
実に防ぐことができる。
【0041】さらに、マスターリモコンの代わりに、燃
焼機器信号接続されるIDナンバー登録外部操作装置を
設け、該IDナンバー登録外部操作装置によって燃焼機
器のリモコンIDナンバーを変更登録する本発明によれ
ば、IDナンバー登録外部操作装置を用いることによ
り、マスターリモコンを用いた場合と同様の効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼機器のリモコン通信システム
の一実施形態例の制御構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る燃焼機器のリモコン通信システム
の他の実施形態例の制御構成を示すブロック図である。
【図3】従来の燃焼機器のリモコン通信システムの一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
3 マスターリモコン 5,5a,5b IDナンバー登録部 6 IDナンバー操作手段 8 リモコンIDナンバー登録部 9 マスターナンバー登録部 12,18 許可信号出力手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号送受信手段と、リモコンIDナ
    ンバーが登録設定されるリモコンIDナンバー登録部と
    を有して、該リモコンIDナンバー登録部に予め燃焼機
    器の個別のリモコンIDナンバーが登録設定されている
    燃焼機器と;無線信号送受信手段と、IDナンバーが登
    録設定されるIDナンバー登録部とを有して、該IDナ
    ンバー登録部に前記燃焼機器のリモコンIDナンバーと
    同じIDナンバーが登録設定されたID登録リモコン
    と;が無線信号によって相互通信される燃焼機器のリモ
    コン通信システムであって、燃焼機器には複数の燃焼機
    器に共通のマスターナンバーが予め登録設定されたマス
    ターナンバー登録部を設け、該マスターナンバーを有
    し、該マスターナンバーにより複数の燃焼機器と無線信
    号による相互通信可能なマスターリモコンを用意し,該
    マスターリモコンに設けられているIDナンバー操作手
    段によって燃焼機器のリモコンIDナンバーを更新登録
    することを特徴とする燃焼機器のリモコン通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 燃焼機器にID登録リモコンのIDナン
    バーを変更するIDナンバー変更手段を設け、マスター
    リモコンのIDナンバー操作手段によって燃焼機器のリ
    モコンIDナンバーが変更された後に、前記燃焼機器の
    IDナンバー変更手段によってID登録リモコンのID
    ナンバーを燃焼機器のリモコンIDナンバーと等しいI
    Dナンバーに変更することを特徴とする請求項1記載の
    燃焼機器のリモコン通信システム。
  3. 【請求項3】 燃焼機器とID登録リモコンの少なくと
    も一方には、IDナンバー登録スイッチと、該IDナン
    バー登録スイッチのオン信号を受けたときのみIDナン
    バーの変更動作の許可信号を出力する許可信号出力部を
    設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃
    焼機器のリモコン通信システム。
  4. 【請求項4】 マスターリモコンの代わりに、燃焼機器
    に信号接続されるIDナンバー登録外部操作装置を設
    け、該IDナンバー登録外部操作装置によって燃焼機器
    のリモコンIDナンバーを変更登録することを特徴とす
    る請求項1記載の燃焼機器のリモコン通信システム。
  5. 【請求項5】 無線信号送受信手段と、リモコンIDナ
    ンバーが登録設定されるリモコンIDナンバー登録部と
    を有して、該リモコンIDナンバー登録部に予め燃焼機
    器の個別のリモコンIDナンバーが登録設定されている
    燃焼機器と;無線信号送受信手段と、IDナンバーが登
    録設定されるIDナンバー登録部とを有して、該IDナ
    ンバー登録部に前記燃焼機器のリモコンIDナンバーと
    同じIDナンバーが登録設定されたID登録リモコン
    と;が無線信号によって相互通信される燃焼機器のリモ
    コン通信システムに用いられる燃焼機器であって、複数
    の燃焼機器に共通のマスターナンバーが予め登録設定さ
    れたマスターナンバー登録部を有することを特徴とする
    燃焼機器のリモコン通信システムに用いられる燃焼機
    器。
  6. 【請求項6】 マスターリモコンのIDナンバー操作手
    段によって燃焼機器のリモコンIDナンバーが変更され
    た後にID登録リモコンのIDナンバーを変更するID
    ナンバー変更手段が設けられていることを特徴とする請
    求項5記載の燃焼機器のリモコン通信システムに用いら
    れる燃焼機器。
  7. 【請求項7】 無線信号送受信手段と、リモコンIDナ
    ンバーが登録設定されるリモコンIDナンバー登録部と
    を有して、該リモコンIDナンバー登録部に予め燃焼機
    器の個別のリモコンIDナンバーが登録設定されている
    燃焼機器と;無線信号送受信手段と、IDナンバーが登
    録設定されるIDナンバー登録部とを有して、該IDナ
    ンバー登録部に前記燃焼機器のリモコンIDナンバーと
    同じIDナンバーが登録設定されたID登録リモコン
    と;が無線信号によって相互通信される燃焼機器のリモ
    コン通信システムに用いられるリモコンであって、前記
    IDナンバー登録部には複数の燃焼機器に共通に登録さ
    れているマスターナンバーが登録設定されており、該マ
    スターナンバーにより前記マスターナンバーを登録した
    複数の燃焼機器と無線信号による相互通信を行う構成と
    し、燃焼機器のリモコンIDナンバー登録部に登録され
    ているリモコンIDナンバーを更新登録するIDナンバ
    ー操作手段を有することを特徴とする燃焼機器のリモコ
    ン通信システムに用いられるリモコン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112665137A (zh) * 2020-12-14 2021-04-16 格力电器(武汉)有限公司 一种空调控制方法、装置、存储介质及空调

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