JP5002332B2 - 接点入力端末器 - Google Patents

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Description

本発明は、多重伝送を用いた接点入力端末器に関し、特に、接点入力端末器に入力される接点信号の入力形態を設定する技術に関する。
従来から、接点信号の入力に応じて動作する負荷機器の状態を変化させる操作デバイスやセンサ等を接点入力端末器に接続すると共に、当該負荷機器を接点出力端末器に接続し、当該接点入力端末器が操作デバイスやセンサ等から入力した接点信号に応じて、当該接点出力端末器から接点信号を出力することにより、接続した負荷機器を遠隔制御する接点制御システムが用いられている(例えば、特許文献1等参照。)。
かかる接点制御システムは、例えば図6に示すように、操作デバイスやセンサ等の外部機器から接点信号を入力する接点入力端末器としての入力用リレー端末器101と、信号の転送制御を行う多重伝送親機102と、負荷機器104が接続された接点出力端末器としての出力用リレー端末器103とが、多重伝送線Lを介して接続されて構成される。このような多重伝送を用いた接点制御システムは、操作デバイスやセンサ等の外部機器105から、いわゆるa接点対応の接点信号を入力用リレー端末器102に入力し、この接点信号に基づいて負荷機器104を制御することを前提に構成されている。すなわち、かかる接点制御システムにおいて、入力用リレー端末器102は、信号入力イベントや信号出力イベント等の接点メイク(接点接触)に応じて瞬時に負荷機器104をオン状態とする接点信号を出力すると共に、接点ブレーク(接点開放)に応じて瞬時に負荷機器104をオフ状態とする接点信号を出力したり、又は、接点メイクに応じて特定のパターンシーンに切り替えたりしている。
特開2006−31555号公報
ところで、接点制御システムにおいては、外部機器105に応じた様々な接点信号の入力形態を要求されることがある。
例えば、接点制御システムにおいては、a接点対応の接点信号を入力用リレー端末器102に入力し、この接点信号に基づいて負荷機器104を制御することを前提に構成されているところ、当該入力用リレー端末器102に入力される接点信号が、外部機器によっては逆入力の接点(いわゆるb接点)の場合がある。この場合、従来の接点制御システムにおいては、図6に示したように、b接点対応の接点信号を出力する外部機器106と入力用リレー端末器102の入力側との間に外部リレー107を設け、この外部リレー107を介して、入力用リレー端末器102に入力される接点信号を反転させる必要があるので、当該外部リレー107とその駆動電源とを別途用意し、これらを設置するスペースも確保する必要があるという問題があった。
また、接点制御システムにおいては、例えばホテルの部屋内や住居の玄関等の照明器具を、スイッチ操作後、所定時間遅延させて消灯させる場合のように、用途によっては接点出力をオン/オフするタイミングを遅延させたいという要望がある。ここで、従来の接点制御システムにおいては、a接点対応の接点信号を入力用リレー端末器102に入力し、この接点信号に基づいて負荷機器104を瞬時に制御することを前提に構成されているところ、操作デバイスとしての外部機器がキースイッチであった場合に、キーを抜脱して瞬時に照明機器が消灯してしまったのでは周囲が暗くなってしまい、ユーザの利便を損なう。
このため、図7に示すように、外部機器105と入力用リレー端末器102の入力側との間にオフディレイタイマ108を設け、遅延をとる必要がある。また、用途によっては、接点メイク後、所定時間経過後に負荷機器104をオン状態としたいという要望もあり、この場合、従来の接点制御システムにおいては、外部機器105と入力用リレー端末器102の入力側との間に図示しないオンディレイタイマを設け、遅延をとる必要がある。そのため、従来の接点制御システムにおいては、ディレイタイマとその駆動電源とを別途用意し、これらを設置するスペースも確保する必要があるという問題があった。
さらに、接点制御システムにおいては、a接点対応の接点信号を入力用リレー端末器102に入力し、接点メイクに応じて負荷機器104をオン状態とすると共に、接点ブレークに応じて負荷機器104をオフ状態とすることを前提に構成されているところ、高齢者施設や病院等で使用されるフットスイッチのように、外部機器によっては、当該入力用リレー端末器102に入力される接点信号がワンパルスのa接点信号でしかない場合もある。この場合、従来の接点制御システムにおいては、ワンパルスの接点信号の入力に応じて負荷機器104のオン/オフを行うことはできない。
これに対し、図8に示すように、ワンパルス接点信号を出力する外部機器109と入力用リレー端末器102の入力側との間に、何らかのシーケンス回路110を設ける必要があり、シーケンス回路110とその駆動電源とを別途用意し、これらを設置するスペースも確保する必要があるという問題があった。
さらにまた、接点制御システムにおいては、a接点対応の接点信号を入力用リレー端末器102に入力し、所定時間の接点メイクに応じて負荷機器104をオン状態とすると共に、所定時間の接点ブレークに応じて負荷機器104をオフ状態とすることを前提に構成されているところ、センサ等の外部機器によっては、接点メイク及び接点ブレークの入力確定時間を変更したいという要望がある。これは、例えば、火災検知センサによって検知される火災信号の入力確定時間を延長することによる誤発報の防止や、明るさ検知センサによって検知される明るさ信号の入力確定時間を延長することによる雲等の外乱の影響防止を図る場合が該当する。
この場合、従来の接点制御システムにおいては、図9に示すように、センサ等の外部機器111と入力用リレー端末器102の入力側との間に、何らかのシーケンス回路112を設ける必要があり、シーケンス回路112とその駆動電源とを別途用意し、これらを設置するスペースも確保する必要があるという問題があった。
また、接点制御システムにおいては、負荷機器として状態報知灯や警告灯を用いた場合のように、用途によってはフリッカ機能、すなわち、接点信号をオン/オフ交互に出力して負荷機器を所定時間間隔で点滅動作させる機能を持たせたいという要望がある。この場合にも同様に、従来の接点制御システムにおいては、特に図示しないが、外部機器と入力用リレー端末器102の入力側との間に、フリッカタイマや何らかのシーケンス回路を設ける必要があり、設置スペースを要するという問題があった。
このように、従来の接点制御システムは、用途に応じた様々な接点信号の入力形態の要求に応えるために、現場の負担が著しく重く、また、余計な設置スペースを要したり、製造コストの高騰を招来したりするという問題があった。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、外付けの回路等を用いることなく、用途に応じた様々な接点信号の入力形態を容易に設定して現場の負担を大幅に軽減することができると共に、設置面積や製造コストの低減を図ることができる接点入力端末器を提供することを目的とする。
本発明に係る接点入力端末器は、制御対象となる負荷機器の状態を変化させる外部機器に応じた接点信号の入力形態の設定内容を入力する設定内容入力手段と、入力された設定内容に基づいて接点信号の入力形態を切り替える切り替え手段とを備え、設定内容入力手段は、接点信号の入力形態の設定を設定者の物理的な操作によって行うことが可能なように当該接点入力端末器の筐体表面に設けられた切り替え操作子であり、切り替え手段は、切り替え操作子の設定内容を取り込み、接点信号の入力形態を切り替えることで、上述の課題を解決する。
本発明に係る接点入力端末器によれば、用途に応じた様々な接点信号の入力形態の要求に応えるために外付けの回路等を用いる必要がなくなるので、現場の手配の負担を大幅に軽減することができると共に、設置面積の低減を図ることができる。また、本発明に係る接点入力端末器によれば、量産効果を大幅に上げることができることから製造コストの低減を図ることもできる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
この実施の形態は、多重伝送線を用いて接点信号を出力することによって負荷機器を制御する接点制御システムである。特に、この接点制御システムは、接点入力端末器としての入力用リレー端末器に、接点信号の入力形態の設定及び切り替え手段を設けたものである。
[第1の実施形態]
接点制御システムは、図1に示すように、接点入力端末器としての入力用リレー端末器11と、信号の転送制御を行う多重伝送親機12と、接点出力端末器としての出力用リレー端末器13とが、多重伝送線Lを介して接続されて構成される。
入力用リレー端末器11は、制御対象となる負荷機器14a,14b,14cの状態を変化させる操作デバイスやセンサ等の外部機器15a,15b,15cと接続しており、これら外部機器15a,15b,15cから入力した接点信号に基づいて、内部のプロセッサの制御のもとに、当該負荷機器14a,14b,14cを制御するための接点信号を出力する。なお、ここでは、説明の便宜上、外部機器15aは、通常のa接点対応の負荷機器14aを制御対象とし、a接点対応の接点信号を出力する機器であり、外部機器15bは、b接点対応の負荷機器14bを制御対象とし、b接点対応の接点信号を出力する機器であり、外部機器15cは、所定のパルス時間の接点信号に基づいて動作するパルス接点動作機器である負荷機器14cを制御対象とし、ワンパルス接点信号を出力する機器であるものとする。
多重伝送親機12は、入力用リレー端末器11や出力用リレー端末器13といった多重伝送線Lに接続された各種端末器や、負荷機器14a,14b,14cや外部機器15a,15b,15cに固有に割り当てられたアドレスを記憶しており、このアドレスに基づいて、多重伝送線Lを介して伝送される信号の転送制御を行う。多重伝送親機12は、多重伝送線Lを介して入力用リレー端末器11から出力された接点信号に基づいて、多重伝送線Lを介して、オン指示又はオフ指示の制御信号を出力用リレー端末器13に対して出力する。
出力用リレー端末器13は、接点信号の入力に応じて動作する負荷機器14a,14b,14cと接続しており、多重伝送線Lを介して多重伝送親機12から出力された制御信号に基づいて、内部のプロセッサの制御のもとに、当該負荷機器14a,14b,14cを制御するための接点信号を出力する。
このような接点制御システムにおいて、入力用リレー端末器11は、外部機器15a,15b,15cのそれぞれに応じて接点信号の入力形態を変化させることができるように、内部のプロセッサの制御のもとに、接点信号の入力形態を設定及び切り替え可能に構成される。ここで、入力用リレー端末器11は、例えば図2に示すように、その筐体表面に、接点信号の入力形態の設定を、現場の施工業者といった設定者の物理的な操作によって行うための切り替え操作子16を設けて構成される。
なお、接点信号の入力形態の設定内容とは、a接点に対応して接点信号を出力するモード、b接点に対応して接点信号を出力するモード、所定のパルス時間以上のワンパルス接点信号を入力するモード、入力した接点信号を所定時間遅延させて出力するモード、若しくは、入力した接点信号を所定時間間隔でフリッカ出力するモード、又は、これらを組み合わせたモード等のいずれか、さらには、各モードについての接点メイク及び接点ブレークの入力確定時間である。
具体的には、切り替え操作子16としては、スイッチ16aや回転式ツマミ16b等を設けるのが好適である。スイッチ16aは、例えば、a接点対応の接点信号を入力するモード、b接点対応の接点信号を入力するモード、及びワンパルス接点信号を入力するモードに切り替え可能に構成される。また、回転式ツマミ16bは、回転させることにより、接点信号を所定時間遅延させて出力する際のディレイ時間や、接点信号をフリッカ出力する際の時間間隔、さらには、入力するワンパルス接点信号として認識するパルス時間の下限値等の接点メイク及び接点ブレークの入力確定時間を切り替え可能に構成される。なお、切り替え操作子16の具体的構成はこれに限るものではなく、例えば押下式のボタン等、物理的に操作可能なものであれば任意のものを適用することができる。
このような切り替え操作子16は、複数の外部機器を接続するために接点信号の入力端子が複数ある場合には、各入力端子について入力形態を切り替え可能とするように、例えば各入力端子に対応させて設けられる。したがって、設定者は、a接点対応の機器である外部機器15aが接続される入力端子に対応した切り替え操作子16については、スイッチ16aを操作することにより、a接点対応の接点信号を入力するモードに設定すればよい。また、設定者は、b接点対応の機器である外部機器15bが接続される入力端子に対応した切り替え操作子16については、スイッチ16aを操作することにより、b接点対応の接点信号を入力するモードに設定すればよい。さらに、設定者は、パルス接点動作機器に対応した外部機器15cが接続される入力端子に対応した切り替え操作子16については、スイッチ16aを操作することにより、ワンパルス接点信号を入力するモードに設定すると共に、回転式ツマミ16bを操作して入力確定時間とする所望のパルス時間に設定すればよい。
このような切り替え操作子16を設ける入力用リレー端末器11は、当該切り替え操作子16の設定内容を内部のプロセッサに取り込み、当該プロセッサの制御のもとに、接点信号の入力形態を切り替える。したがって、設定者は、現場の施工時に、接続する外部機器に応じて切り替え操作子16を操作するのみで、接点信号の入力形態を容易に設定することができる。
以上詳細に説明したように、本発明の第1の実施形態に係る接点制御システムにおいて、入力用リレー端末器11は、外部機器15a,15b,15cに応じた接点信号の入力形態の設定内容をプロセッサに入力し、当該プロセッサの制御のもとに、入力された設定内容に基づいて接点信号の入力形態を切り替える。特に、この接点制御システムにおいては、接点信号の入力形態の設定を設定者の物理的な操作によって行うことが可能なように、入力用リレー端末器11の筐体表面に切り替え操作子16を設け、この切り替え操作子16の設定内容を取り込んだプロセッサの制御のもとに接点信号の入力形態を切り替えることにより、用途に応じた様々な接点信号の入力形態の要求に応えるために外付けの回路等を用いる必要がなくなる。これにより、現場の手配の負担を大幅に軽減することができると共に、設置面積の低減を図ることができる。また、この接点制御システムにおいては、量産効果を大幅に上げることができることから製造コストの低減を図ることもできる。
[第2の実施形態]
つぎに、本発明の第2の実施形態として示す接点制御システムについて説明する。
この接点制御システムは、無線通信又は有線通信を介して、接点入力端末器としての入力用リレー端末器に入力される接点信号の入力形態を切り替えるものである。したがって、この第2の実施形態の説明においては、第1の実施形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
接点制御システムは、図3に示すように、接点入力端末器としての入力用リレー端末器21と、信号の転送制御を行う多重伝送親機12と、接点出力端末器としての出力用リレー端末器13とが、多重伝送線Lを介して接続されて構成される。
入力用リレー端末器21は、制御対象となる負荷機器14a,14b,14cの状態を変化させる操作デバイスやセンサ等の外部機器15a,15b,15cと接続しており、これら外部機器15a,15b,15cから入力した接点信号に基づいて、内部のプロセッサの制御のもとに、当該負荷機器14a,14b,14cを制御するための接点信号を出力する。特に、入力用リレー端末器21は、現場の施工業者等の設定者が操作する外部の設定器22と信号の送受信を行う送受信部21aを有し、当該設定器22と赤外線通信等の無線通信又は所定の伝送線を介した有線通信を行うことが可能に構成される。そして、入力用リレー端末器21は、送受信部21aを介して、設定器22から送信された設定信号を受信し、この設定信号に基づいて、外部機器15a,15b,15cのそれぞれに応じて接点信号の入力形態を変化させることができるように、内部のプロセッサの制御のもとに、接点信号の入力形態を切り替える。
具体的には、設定器22は、例えば図4に示すように、その表示部に、入力用リレー端末器21における接点信号の各入力端子に対応するアドレス毎の接点信号の入力形態を設定するための設定画面を表示する。なお、設定画面の具体的構成はこれに限るものではなく、必要事項を設定可能なものであれば任意のものを適用することができる。
設定者は、a接点対応の機器である外部機器15aが接続される入力端子に対応したアドレスについては、設定器22を操作することにより、a接点対応の接点信号を入力するモードに設定すればよい。また、設定者は、b接点対応の機器である外部機器15bが接続される入力端子に対応したアドレスについては、設定器22を操作することにより、b接点対応の接点信号を入力するモードに設定すればよい。さらに、設定者は、パルス接点動作機器に対応した外部機器15cが接続される入力端子に対応したアドレスについては、設定器22を操作することにより、ワンパルス接点信号を入力するモードに設定すると共に、パルス時間が1秒以上の信号をワンパルス接点信号として認識させたい場合には、入力確定時間を1秒に設定すればよい。
入力用リレー端末器21は、このような設定画面を介して設定された内容を示す設定信号が設定器22から送信されると、送受信部21aを介して当該設定信号を受信し、内部のプロセッサに取り込む。そして、入力用リレー端末器21は、プロセッサの制御のもとに、取り込んだ設定信号に基づいて接点信号の入力形態を切り替える。したがって、設定者は、現場の施工時に、接続する外部機器に応じて設定器22を操作して設定信号を送信するのみで、接点信号の入力形態を容易に設定することができる。
以上詳細に説明したように、本発明の第2の実施形態に係る接点制御システムにおいては、外部の設定器22を設定者が操作することによって設定された、接点信号の入力形態の設定内容を示す設定信号を無線通信又は有線通信を介して入力用リレー端末器21に対して送信し、接点信号の入力形態を直接設定することができる。したがって、この接点制御システムにおいては、用途に応じた様々な接点信号の入力形態の要求に応えるために外付けの回路等を用いる必要がなくなるので、現場の手配の負担を大幅に軽減することができると共に、設置面積の低減を図ることができる。また、この接点制御システムにおいては、量産効果を大幅に上げることができることから製造コストの低減を図ることもできる。
[第3の実施形態]
最後に、本発明の第3の実施形態として示す接点制御システムについて説明する。
この接点制御システムは、多重伝送線を介した通信により、接点入力端末器としての入力用リレー端末器に入力される接点信号の入力形態を切り替えるものである。したがって、この第3の実施形態の説明においては、第1の実施形態及び第2の実施形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
接点制御システムは、図5に示すように、接点入力端末器としての入力用リレー端末器31と、信号の転送制御を行う多重伝送親機12と、接点出力端末器としての出力用リレー端末器13とが、多重伝送線Lを介して接続されて構成される。
入力用リレー端末器31は、制御対象となる負荷機器14a,14b,14cの状態を変化させる操作デバイスやセンサ等の外部機器15a,15b,15cと接続しており、これら外部機器15a,15b,15cから入力した接点信号に基づいて、内部のプロセッサの制御のもとに、当該負荷機器14a,14b,14cを制御するための接点信号を出力する。特に、入力用リレー端末器31は、現場の施工業者等の設定者が操作する外部の設定器32と多重伝送線Lを介して接続されており、図示しない送受信部を介して、当該設定器32から送信された設定信号を受信し、この設定信号に基づいて、外部機器15a,15b,15cのそれぞれに応じて接点信号の入力形態を変化させることができるように、内部のプロセッサの制御のもとに、接点信号の入力形態を切り替える。
具体的には、設定器32は、先に図4に示した設定画面と同様の設定画面を表示部に表示し、設定者の操作のもとに設定された内容を示す設定信号を、多重伝送線Lを介して入力用リレー端末器31に対して送信する。これに応じて、入力用リレー端末器31は、受信した設定信号を内部のプロセッサに取り込み、当該プロセッサの制御のもとに、取り込んだ設定信号に基づいて接点信号の入力形態を切り替える。
なお、入力用リレー端末器31には、予め、当該入力用リレー端末器31に固有の端末器番号が割り当てられていると共に、接点信号の各入力端子に端子番号が割り当てられており、設定器32は、これら端末器番号及び端子番号を、参照可能にメモリ等に格納している。そして、接点制御システムにおいては、設定者が設定器32を操作する際に、設定したい入力用リレー端末器31に固有の端末器番号及び端子番号を指定することにより、多重伝送親機12が、多重伝送線Lに接続されている他の入力用リレー端末器と識別し、指定した入力用リレー端末器31に対して設定信号を送信する。
したがって、設定者は、現場の施工時に、接続する外部機器に応じて設定器32を操作して設定信号を送信するのみで、接点信号の入力形態を容易に設定することができる。特に、多重伝送線Lは、例えば建物全体に敷設されるので、設定者は、設定したい入力用リレー端末器31の近傍にまで出向かずとも、遠隔から所望の設定及び設定内容の確認を行うことができる。
なお、接点制御システムにおいては、図示しない複数の多重伝送親機にウェブページ作成装置を接続し、多重伝送線Lに接続されている全ての入力用リレー端末器の設定内容が掲載されたウェブページを当該ウェブページ作成装置によって作成し、このウェブページを、図示しない所定の管理端末器を用いて管理することもできる。これにより、接点制御システムにおいては、遠隔にある管理端末器を用いて設定者がウェブページを閲覧し、必要に応じて、所望の入力用リレー端末器の設定内容の確認や更新を行うことができる。
以上詳細に説明したように、本発明の第3の実施形態に係る接点制御システムにおいては、多重伝送線Lに接続された外部の設定器32を設定者が操作することによって設定された、接点信号の入力形態の設定内容を示す設定信号を入力用リレー端末器31に対して送信し、接点信号の入力形態を遠隔設定することができる。そのため、この接点制御システムにおいては、用途に応じた様々な接点信号の入力形態の要求に応えるために外付けの回路等を用いる必要がなくなるので、現場の手配の負担を大幅に軽減することができると共に、設置面積の低減を図ることができる。また、この接点制御システムにおいては、量産効果を大幅に上げることができることから製造コストの低減を図ることもできる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態として示す接点制御システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態として示す接点制御システムにおける入力用リレー端末器の筐体表面に設けられる切り替え操作子の具体的構成を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態として示す接点制御システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態として示す接点制御システムにおける設定器の表示部に表示される設定画面の具体的構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態として示す接点制御システムの構成を示す図である。 従来の接点制御システムの構成を示す図であり、接点信号を反転させる外部リレーを設けた構成を示す図である。 従来の接点制御システムの構成を示す図であり、接点信号の出力を遅延させるディレイリレーを設けた構成を示す図である。 従来の接点制御システムの構成を示す図であり、ワンパルスの接点信号の入力に対応するためのシーケンス回路を設けた構成を示す図である。 従来の接点制御システムの構成を示す図であり、接点メイク及び接点ブレークの入力確定時間を変更するためのシーケンス回路を設けた構成を示す図である。
符号の説明
11,21,31 入力用リレー端末器
12 多重伝送親機
13 出力用リレー端末器
14a,14b,14c 負荷機器
15a,15b,15c 外部機器
16 切り替え操作子
16a スイッチ
16b 回転式ツマミ
22,32 設定器
L 多重伝送線

Claims (2)

  1. 制御対象となる負荷機器の状態を変化させる外部機器から接点信号を入力し、多重伝送線を介して、当該負荷機器を制御するための接点信号を出力する接点入力端末器において、
    前記外部機器に応じた前記接点信号の入力形態の設定内容を入力する設定内容入力手段と、
    前記設定内容入力手段によって入力された設定内容に基づいて前記接点信号の入力形態を切り替える切り替え手段とを備え、
    前記設定内容入力手段は、前記接点信号の入力形態の設定を設定者の物理的な操作によって行うことが可能なように当該接点入力端末器の筐体表面に設けられた切り替え操作子であり、
    前記切り替え手段は、前記切り替え操作子の設定内容を取り込み、前記接点信号の入力形態を切り替えること
    を特徴とする接点入力端末器。
  2. 前記設定内容入力手段は、a接点又はb接点対応の接点信号を入力するモード、所定のパルス時間以上のワンパルス接点信号を入力するモード、入力した接点信号を所定時間遅延させて出力するモード、若しくは、入力した接点信号を所定時間間隔でフリッカ出力するモード、又は、これらを組み合わせたモードのいずれか、及び、各モードについての接点メイク及び接点ブレークの入力確定時間を、前記接点信号の入力形態の設定内容として入力すること
    を特徴とする請求項に記載の接点入力端末器。
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