JP2015156598A - 設備機器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 住宅等の建物に設置された設備機器を外部から遠隔操作するための設備機器システムとして、使い勝手が良く安心して使用し得る設備機器システムを提供する。【解決手段】 遠隔操作信号を通信端末5からネットワークNを介して遠隔制御管理サーバー7に送信すると、これにブロードバンドルーター8及びネットワークNを介してアクセスした通信処理装置3が受け付け、作動指令に変換した上で設備機器である給湯器2のコントローラ20に出力する。これにより、給湯器2は外部からの遠隔操作信号に基づき作動される。設定操作装置6に対しユーザーが設定操作して遠隔操作を禁止するよう切換えると、切換信号が通信処理装置3に出力され、通信処理装置3からコントローラ20への作動指令の出力処理が禁止される。在宅中は遠隔操作を禁止し、外出時には許可する。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば住宅等の建物の設備機器を外部から遠隔操作し得る設備機器システムに関する。
住宅に設置された設備機器を外部から遠隔操作し得る設備機器システムとして、例えば特許文献1では、住宅に設置された給湯装置(設備機器)を通信ネットワークに接続し、この通信ネットワークを介して外部の通信端末から給湯装置を遠隔操作可能とする点が開示されている(同文献1の図1等参照)。加えて、同文献1には、第三者の不正な遠隔操作を防止するために、認証コードの不一致に基づき遠隔操作の受付を禁止することが開示されている(同文献の段落0025,0026等参照)。又、特許文献2では、特に賃貸集合住宅に設置された給湯器を対象にして、入居者の変更に備えて、通信ネットワーク上に接続されたセンター装置に対し給湯器側から自己の識別情報を発行要求することで通信端末からの遠隔操作が可能な有効モードに切換可能とする一方、センター装置から給湯器への指示により有効モードから遠隔操作が不能な無効モードに切換え得るようにすることが開示されている(同文献2の段落0048等参照)。さらに、特許文献3では、設備機器の住宅への設置工事時において、所定の試運転が完了したことの確認がなされるまでは、設置工事時に行われる操作以外の操作(通常使用時の操作)が禁止されるようにすることが開示されている(同文献3の段落0005等参照)
特開2013−138397号公報 特許第4695423号公報 特開2007−60633号公報
しかしながら、住宅等の設備機器の遠隔操作に係る技術においては、第三者の不正利用や入居者の変更等の問題への対処という、前提となる課題の解決の他に、ユーザーが日常生活を営む上で使い勝手が良く安心して使用し得るシステムの提供が求められている。すなわち、本来は、外出中に予め風呂を沸かして帰宅すれば直ぐに温かい風呂に入れるようにしたり、外出中に予め住宅内の暖房設備の作動を開始させて帰宅すれば既に暖かい環境にしたり、というような利便性を確保するために遠隔操作に係る技術の開発が進められてきた。従って、ユーザーにとっては、第三者の不正利用はもちろんのこと、自己の誤操作等に基づき設備機器が知らぬ間に誤遠隔操作されて作動してしまうことを確実に防止して、安心して遠隔操作に係る技術を利用したいと望むものと考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、住宅等の建物に設置された設備機器を外部から遠隔操作するための設備機器システムとして、使い勝手が良く安心して使用し得る設備機器システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、設備機器と、通信端末から公衆回線を経由して送信される遠隔操作信号を受け付け、受け付けた遠隔操作信号に基づく作動指令を前記設備機器に出力処理することによって前記設備機器の遠隔操作を可能とする通信処理装置とを備えた設備機器システムを対象にして次の特定事項を備えることとした。すなわち、ユーザーによる設定操作を受けて、前記通信処理装置に対し、前記設備機器に対する前記作動指令の出力処理を禁止する遠隔操作禁止モードに切換えるための切換信号を出力する設定操作装置を備えることとする。そして、前記通信処理装置として、前記設定操作装置からの切換信号を受けて出力処理を前記遠隔操作禁止モードに切換える構成とする(請求項1)。
本発明の場合、ユーザーが設定操作装置を用いて設定操作することにより、通信端末を用いた外部からの遠隔操作を禁止することが可能になる。これにより、ユーザー以外による外部からの遠隔操作を確実に禁止することが可能となり、ユーザーは設備機器に対する作動操作を安心して行い得ることになる。その一方、外出するときには前記の設定操作を解除することにより通信端末を用いて外部から設備機器の遠隔操作を通常通り行い得ることとなる。これにより、利便性を確保して使い勝手が良く安心して使用し得る設備機器システムの実現が図られる。又、遠隔操作が可能ではあるものの、ユーザーの意思に基づき遠隔操作を禁止したり許可したりという切換操作は不能な既設の設備機器システムに対して、前記の設定操作装置を追加することで、以上の作用を発揮する設備機器システムが得られることになる。
本発明の設備機器システムの設定操作装置として、これを設備機器と通信処理装置との間で通信を行うための通信ライン上に接続し、この通信ラインを介して通信処理装置への切換信号を出力する構成とすることができる(請求項2)。このようにすることにより、設備機器側からの電源供給が容易に得られる上に、通信ライン上に出力される情報を通信処理装置のみならず前記通信ラインに接続された設備機器等の他の要素にも併行して出力させて出力情報の共有化を図ることも可能になる。又、設定操作装置の設備機器システムへの追加接続も容易に可能となる。
本発明の設備機器システムにおいて、通信ライン上に接続された設備機器用のリモコンを備え、設定操作装置をリモコンと一体的に構成することができる(請求項3)。このようにすることにより、設定操作装置を追加するにあたり、設備機器に対し接続する周辺機器として新たなものを増設する必要もなく、シンプルに構成することが可能となる。
又、本発明の設備機器システムの設定操作装置として、通信処理装置に対しローカルエリアネットワーク(LAN)を介して切換信号を出力する構成とすることができる(請求項4)。このようにすることにより、特に無線LANを介して切換信号を出力する構成を採用することで設定操作装置を携帯型のもので構成することが可能となり、例えば携帯通信端末を利用して設定操作装置を構成することが可能となる。すなわち、設定操作装置が具備する機能を制御プログラムにより具現化し、これをインストールすることで携帯通信端末を設定操作装置として利用することが可能となり、利便性を大幅に向上し得る。
以上の本発明の設備機器システムにおいて、設定操作装置として、設備機器の2以上の機能の内からユーザーにより選択設定される1又は2以上を遠隔操作対象として設定可能に構成することができる(請求項5)。このようにすることにより、ユーザーの事情や都合に応じて遠隔操作対象の選択的設定が可能となり、選択設定した遠隔操作対象についてユーザー操作に基づき遠隔操作の禁止切換が可能となり、利便性の向上が図られる。
又、本発明の設備機器システムにおいて、設定操作装置として、設備機器の遠隔操作内容について2以上の種類別の内容の内からユーザーにより選択設定される遠隔操作内容を設定可能に構成することができる(請求項6)。このようにすることにより、遠隔操作の内容、すなわち、ON状態にあるものをOFFに切換えるのみの遠隔操作、あるいは、ON状態にあるものをOFFに切換えたりOFF状態にあるものをONに切換えたりと双方向に切換える遠隔操作のいずれかを選択して設定し得ることになり、設備機器の設置環境やユーザーの事情を考慮して適切な切換設定の実現が図られ、利便性のさらなる向上が図られる。
さらに、本発明の設備機器システムにおいて、設定操作装置による遠隔操作禁止モードへの切換の有無について報知するための報知手段をさらに備えるようにすることができる(請求項7)。このようにすることにより、ユーザーは、遠隔操作が可能であるか、禁止されているかの現在の状況について報知手段により的確に把握することが可能となり、確信や安心感を持って設備機器の作動操作を行うことが可能となる。
以上、説明したように、本発明の設備機器システムによれば、ユーザーが設定操作装置を用いて設定操作することにより、通信端末を用いた外部からの遠隔操作を禁止することができるようになる。これにより、ユーザー以外による外部からの遠隔操作を確実に禁止することができ、ユーザーは設備機器に対する作動操作を安心して行うことができるようになる。その一方、外出するときには前記の設定操作を解除することにより通信端末を用いて外部から設備機器の遠隔操作を通常通り行い得ることとなるため、利便性を確保して使い勝手が良く安心して使用し得る設備機器システムを実現することができる。
請求項2の設備機器システムによれば、設定操作装置を設備機器と通信処理装置との間で通信を行うための通信ライン上に接続し、この通信ラインを介して通信処理装置への切換信号を出力する構成とすることにより、設備機器側からの電源供給を容易に得ることができる。又、設定操作装置の設備機器システムへの追加接続も容易に行うことができるようになる。
請求項3の設備機器システムによれば、通信ライン上に接続された設備機器用のリモコンを備え、設定操作装置をリモコンと一体的に構成することにより、設定操作装置を追加するにあたり、設備機器に対し接続する周辺機器として新たなものを増設する必要を無くして、シンプルに構成することができるようになる。
請求項4の設備機器システムによれば、設定操作装置として、通信処理装置に対しLANを介して切換信号を出力する構成とすることにより、特に無線LANを介して切換信号を出力する構成を採用することで設定操作装置を携帯型のもの、例えば携帯通信端末を利用して設定操作装置を構成することができるようになる。例えば、設定操作装置が具備する機能を制御プログラムにより具現化し、これをインストールすることで携帯通信端末を設定操作装置として利用することができるようになる。これにより、利便性を大幅に向上させることができる。
請求項5の設備機器システムによれば、設定操作装置として、設備機器の2以上の機能の内からユーザーにより選択設定される1又は2以上を遠隔操作対象として設定可能に構成することにより、ユーザーの事情や都合に応じて遠隔操作対象の選択的設定を行うことができ、選択設定した遠隔操作対象についてユーザー操作に基づき遠隔操作を禁止切換することができる。これにより、利便性の向上を図ることができる。
又、請求項6の設備機器システムによれば、設定操作装置として、設備機器の遠隔操作内容について2以上の種類別の内容の内からユーザーにより選択設定される遠隔操作内容を設定可能に構成することにより、遠隔操作の内容、すなわち、ON状態にあるものをOFFに切換えるのみの遠隔操作、あるいは、ON状態にあるものをOFFに切換えたりOFF状態にあるものをONに切換えたりと双方向に切換える遠隔操作のいずれかを選択して設定することができるようになる。これにより、設備機器の設置環境やユーザーの事情を考慮して適切な切換設定の実現を図ることができ、利便性のさらなる向上を図ることができる。
さらに、請求項7の設備機器システムによれば、設定操作装置による遠隔操作禁止モードへの切換の有無について報知するための報知手段をさらに備えることにより、ユーザーは、遠隔操作が可能であるか、禁止されているかの現在の状況について報知手段により的確に把握することができ、確信や安心感を持って設備機器の作動操作を行うことができるようになる。
本発明の第1実施形態に係る設備機器システムの模式図である。 第1実施形態の設備機器システムによる動作フローを流れ工程図で示す説明図である。 第2実施形態に係る設備機器システムの模式図である。 第2実施形態の設備機器システムによる動作フローを流れ工程図で示す説明図である。 図5(a)は第2実施形態の設定操作装置による遠隔操作設定の選択設定画面の例を示す正面図であり、図5(b)はその選択設定例を示す正面図である。 図6(a)は第2実施形態の設定操作装置による遠隔操作設定の選択設定画面の図5とは異なる例を示す正面図であり、図6(b)はその選択設定例を示す正面図である。 第3実施形態に係る設備機器システムの模式図である。 第3実施形態の設備機器システムによる動作フローを流れ工程図で示す説明図である。 第3実施形態の設定操作装置による遠隔操作設定の選択設定画面の例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態の設備機器システムを示し、図中の符号2は、建物としての住宅1に設置された設備機器としての給湯器である。給湯器2は、ガス又は石油等の燃料を燃焼させるバーナ、内部に通される水をバーナの燃焼熱により熱交換加熱して出湯させる熱交換器等を備え、給水を加熱して図示省略の給湯栓に給湯したり、図示省略の浴槽に湯張りしたり、その浴槽水を追い焚きしたり、あるいは、図示省略の床暖房装置に対し熱源として温水を供給したりするための各種機能を備えている。このような給湯器2には作動制御用のコントローラ20が内蔵され、このコントローラ20には1又は2以上のリモコン、例えば台所等に設置されたメインリモコン21や風呂リモコン22がそれぞれ2芯の通信ケーブル40,40を介して双方向通信可能に接続されている。コントローラ20はマイコンによって主構成され、各種の作動制御機能を実現するための所定の制御プログラムが予め実装されている。各種の作動制御機能としては、リモコン21,22に設定された設定温度の給湯又は湯張り用の注湯が得られるように作動制御する給湯機能、リモコン21,22に設定された風呂温度の湯張りや追い焚きによる温度維持を自動制御により実現する風呂自動機能、あるいは、所定の暖房温度になるように床暖房装置に対し温水供給するための温水暖房機能等がある。これらの各種機能は、リモコン21,22からの操作指令や、後述の外部からの遠隔操作指令の出力をコントローラ20が受けて実行される。
又、前記コントローラ20は、遠隔操作用の制御信号の受付に係る処理を実行するための通信処理装置3と2芯の通信ケーブル41を介して双方向通信可能に接続され、さらに、この通信処理装置3は、公衆回線網を利用したインターネット等のネットワークNを介して、外部の通信端末5から遠隔操作のための制御信号(遠隔操作信号)を通信により受け付け得るようになっている。そして、外部からの前記制御信号に基づく遠隔操作を許可したり、禁止したりというように、ユーザーの設定操作に基づき相互に切換設定するための設定操作装置6が、コントローラ20と通信処理装置3との間の通信ライン上に2芯の通信ケーブル42を介して接続されている。この設定操作装置6は、詳細を後述するように、ユーザーが自己の意思に基づき遠隔操作を有効とする許可設定を選択して設定操作すれば、通信端末5で設備機器2の遠隔操作を行うことにより、ネットワークNを介して通信処理装置3がその制御信号を受け付けてコントローラ20に対し制御指令を出力することが可能となり、逆に、遠隔操作に基づく制御信号の伝達を無効とする禁止設定を選択して設定操作すれば、通信端末5の遠隔操作に基づく制御信号を通信処理装置3がたとえ受け付けても通信処理装置3からコントローラ20への出力が禁止されるようになっている。つまり、設定操作装置6は、ユーザーの選択的な設定操作により、給湯器2に対する外部からの遠隔操作を許容したり禁止したりと切換え得るように構成されている。
リモコン21,22、通信処理装置3及び設定操作装置6は給湯器2の端子台を介してコントローラ20と共通の通信ライン上に接続されており、これにより、リモコン21,22にユーザーが設定操作した情報はコントローラ20や通信処理装置3にも通信出力される一方、設定操作装置6にユーザーが設定操作した禁止設定もしくは許可設定のいずれかに係る遠隔操作可否設定情報や、この設定操作装置6による遠隔操作可否設定が許可設定状態であるときに通信処理装置3が受け付けた外部からの遠隔操作用の制御信号に係る情報もコントローラ20やリモコン21,22に通信出力されるようになっている。そして、通信処理装置3は、コントローラ20等との間の通信を遠隔制御管理サーバー7にネットワークNを介して通信可能にするための通信プロトコル変換や、逆に、ネットワークN上の通信をコントローラ20等に通信可能にするための通信プロトコル変換を行うインターフェースとしての前提機能を備える他、前記の遠隔操作可否設定に係る操作指令を設定操作装置6から受けて遠隔操作可否設定の如何に応じた切換えを行う切換制御機能をも備えている。このために、設定操作装置6は、マイコンを備え、前記切換制御機能を実現するための制御プログラムが予め実装されて構成されている。具体的な切換制御については後述する。
通信処理装置3が通信端末5からの遠隔操作用制御信号を受付可能とする手段又は構成としては種々のものを採用することができる。以下の本実施形態では、インターネットプロトコル(IP)としてIPv4(バージョン4)を用い、ネットワークNに接続された遠隔制御管理装置としての遠隔制御管理サーバー7を中継する構成を採用し、又、通信処理装置3とネットワークNとの接続をネットワーク通信中継装置としてのブロードバンドルーター8を経由して行う構成を採用し、これらにより、ネットワークN側から通信処理装置3への不正アクセスを確実に防止し得るようにしている。ブロードバンドルーター8と通信処理装置3との間の双方向通信は住宅1内に構築されたイーサネット(商標名)規格によるLAN(ローカルエリアネットワーク)により通信接続することができ、ブロードバンドルーター8と通信処理装置3とは、通信ケーブル(例えばLANケーブル)43を介して、又は、Wi−Fi等の無線LANを介して、双方向通信可能に構成することができる。さらに、遠隔制御管理サーバー7は、例えば給湯器2の製造又は販売企業が管理したり、あるいは、他の公的機関が管理したりすることができる。この場合、通信処理装置3は、ブロードバンドルーター8及びネットワークNを介して所定のタイミング毎に繰り返し通信接続し、遠隔制御管理サーバー7が通信端末5からの遠隔操作に係る制御信号を受領しているか否かの確認を行い、遠隔操作に係る制御信号が届いていれば、これを受け付けるように構成されている。なお、IPv4ではなくてIPv6(バージョン6)を用いる場合には、前記の遠隔制御管理サーバー7の中継を省略可能である。
通信端末5は、ユーザーが利用する携帯通信端末(例えば携帯電話)5a、あるいは、ユーザーが利用するノートブック型等のパーソナルコンピュータ(パソコン)5bにより構成することができる。この通信端末5には、遠隔操作のための所定の制御プログラムが予め記憶されている。かかる制御プログラムは、ユーザーに対し個別に提供される媒体からインストールしたり、あるいは、ユーザーの識別情報に基づいて例えばネットワークNを介して遠隔制御管理サーバー7からダウンロードすることによりインストールしたりされる。これにより、前記制御プログラムを起動して通信端末5を操作することにより、予め定められた遠隔操作事項について遠隔操作に係る制御信号を通信端末5からネットワークNを介して遠隔制御管理サーバー7に対し送信し得ることになる。通信端末5が携帯通信端末5aであれば、制御信号は基地局51に一旦送信され、基地局51から遠隔制御管理サーバー7経由で遠隔制御管理サーバー7に送信し、通信端末5がパソコン5bであれば、制御信号はパソコン5bが備える通信機能を利用してネットワークN経由で遠隔制御管理サーバー7に送信することができる。
次に、図2を参照しつつ、本実施形態における遠隔操作による動作や、設定操作装置6を用いた遠隔操作可否設定の切換操作による動作について詳細に説明する。まず、前記の設定操作装置6の構成について先に説明すると、設定操作装置6は、図示省略のマイコンと、切換スイッチ61と、この切換スイッチ61のスイッチ操作(例えばプッシュ操作)に対応して点灯・消灯を繰り返す報知手段としての設定表示灯62と、遠隔操作可否設定の切換制御を実現するために予め実装された制御プログラムとを備えて構成されている。切換スイッチ61を1回プッシュ操作する毎に遠隔操作可否設定が禁止設定と許可設定とに交互に切り換えられるようになっている。そして、禁止設定から許可設定への切換操作が行われた場合には、設定操作装置6は、許可設定切換の切換信号を通信処理装置3に送信する一方、通信処理装置3がその切換信号を受信したことの返信に係る受領信号を設定操作装置6が受信したときに設定表示灯62を点灯させるように構成されている。逆に、許可設定から禁止設定への切換操作が行われた場合には、設定操作装置6は、禁止設定切換の切換信号を通信処理装置3に送信する一方、通信処理装置3がその切換信号を受信したことの返信に係る受領信号を設定操作装置6が受信したときに設定表示灯62を消灯させるように構成されている。つまり、通信処理装置3からの受領信号によって設定操作装置6において設定表示灯62を用いて現在の遠隔操作可否設定の状態が禁止設定なのか許可設定なのかの報知をユーザーに対し行い得るようにしている。なお、かかる報知については、前記の受領信号の受信に基づく点灯・消灯制御を省略して、単純に切換スイッチ61のスイッチ操作に連動させることもできる。このような設定操作装置6は、例えば、ユーザーが外出する際に禁止設定から許可設定に忘れずに切換操作を行う一方、帰宅した際に許可設定から禁止設定に切換操作を忘れずに行うことができるようにするために、外出時又は帰宅時に最も目に付き易い住宅1の出入口である玄関の近傍位置に設置することが好ましい。
プロセスP1では、この前のプロセス(後述のプロセスP4)で設定操作装置6による切換操作によって遠隔操作可否設定が禁止設定にされて、通信処理装置3が遠隔操作禁止モードに切換えられているため、通信端末5を用いた遠隔操作は不能な状態となっている。すなわち、たとえ通信端末5から遠隔制御管理サーバー7に対し遠隔操作に係る制御信号の送信が行われたとしても、通信処理装置3ではその制御信号に基づく作動指令のコントローラ20への出力が禁止され、給湯器2の遠隔操作に基づく作動を阻止することができる。加えて、遠隔制御管理サーバー7は、前プロセスP4において一時記憶している禁止設定情報に基づき、通信端末5に対し遠隔操作が禁止されている旨の情報を返信し、通信端末5は、その表示画面にその旨の表示(例えば「現在、遠隔操作は禁止されています」旨の表示)を行い、これにより、ユーザーに対し遠隔操作が不能であることの報知を行うことができるようになる。この場合、通信端末5又はその表示画面が報知手段を構成することになる。
次に、ユーザーが、例えば外出する際に、設定操作装置6の切換スイッチ61をプッシュ操作することによって遠隔操作可否設定を許可設定に切換えると(プロセスP2)、設定操作装置6はその切換信号を通信処理装置3に送信し、前記の如く通信処理装置3からの受領信号に基づき設定表示灯62を点灯させることになる。この消灯から点灯状態に変化した設定表示灯62を見ることにより、現在の遠隔操作可否設定が許可設定に切換られたことが、一目で把握することができるようになる。そして、通信処理装置3は、ブロードバンドルーター8及びネットワークN(図2では共に図示を省略;以下同様)を介してその許可設定情報を遠隔制御管理サーバー7に出力して一時記憶させる一方、もしも遠隔制御管理サーバー7が受領した遠隔操作に係る制御信号を受け付けた場合には、その制御信号に基づく作動指令をコントローラ20に対し即座に送信するという遠隔操作許可モードに切換えることになる。
許可設定の状態では、外部からの遠隔操作により次のような動作が可能となる(プロセスP3)。すなわち、通信端末5を用いてユーザーが遠隔操作(例えば風呂自動運転制御の作動開始操作)のための入力操作をすると、その遠隔操作に係る制御信号が遠隔制御管理サーバー7に送信され、遠隔制御管理サーバー7はその制御信号を受信して一時記憶することになる。一方、遠隔制御管理サーバー7に一時記憶された遠隔操作のための制御信号の情報は、ネットワークNを介した通信接続により通信処理装置3に受け付けられ、遠隔操作許可モードに切換えられている通信処理装置3はその制御信号に基づく作動指令をコントローラ20に送信することになる。コントローラ20は作動指令を受け付けると、受け付けた旨の報知情報(受信確認信号)を通信処理装置3に返信し、通信処理装置3は受信した報知情報を遠隔制御管理サーバー7に返信し、遠隔制御管理サーバー7は受信した報知情報を通信端末5に返信し、通信端末5はその報知情報に基づき通信端末5の表示画面を通して受付完了の旨を表示してユーザーに報知することになる。以上で、例えばユーザーが外出中に住宅に帰宅する時間を見計らって予め給湯器2を作動させて、浴槽に湯張りと追い焚きによる所定温度までの沸かし上げとを実行する風呂自動運転を予め開始させるということが可能となる。
そして、ユーザーが、例えば外出から帰宅した際に、設定操作装置6の切換スイッチ61をプッシュ操作することによって遠隔操作可否設定を禁止設定に切換えると(プロセスP4)、設定操作装置6はその切換信号を通信処理装置3に送信し、前記の如く通信処理装置3からの受領信号に基づき設定表示灯62を消灯させることになる。この点灯から消灯状態に変化した設定表示灯62を見ることにより、現在の遠隔操作可否設定が禁止設定に切換えられたことが、一目で把握することができるとともに、在宅中においても消灯状態の設定表示灯62を見ることにより、現在の遠隔操作可否設定が禁止設定であることが、一目で把握することができるようになる。そして、通信処理装置3は、遠隔制御管理サーバー7にその禁止設定情報を出力して一時記憶させる一方、もしも遠隔制御管理サーバー7から遠隔操作に係る制御信号を受け付けた場合であっても、その制御信号に基づく作動指令のコントローラ20への送信を禁止するという遠隔操作禁止モードに切換えることになる。以上の禁止設定状態では、ユーザー以外による外部からの遠隔操作を確実に禁止することができ(プロセスP1)、ユーザーは安心して住宅内でリモコン21,22を用いた作動操作を行うことができるようになる。その一方、外出するときには前記の如く許可設定に切換えることにより、自己が利用する通信端末5を用いた遠隔操作を外部から行うことができ、利便性を確保することができるようになる。又、遠隔操作が可能ではあるものの、ユーザーの意思に基づき遠隔操作を禁止したり許可したりという切換操作は不能な既設の設備機器システムを、本実施形態の設定操作装置6の追加や通信処理装置3の制御プログラムの更新を行うだけで、本実施形態の作用効果が得られる設備機器システムにすることができる。
以上の第1実施形態において、設定操作装置6を通信処理装置3と別体に構成しているが、これに限らず、設定操作装置6を通信処理装置3に合体させて一体的に構成することができる。又、通信処理装置3自体をリモコン21又はリモコン22に合体させて一体的に構成することもできる。この場合には、リモコン21又はリモコン22に付加する通信処理装置3に例えばWi−Fi等の無線LANのモジュールを組み込み、ブロードバンドルーター8経由であるいはブロードバンドルーター8無しで直接にネットワークNと通信接続するようにすることができる。
<第2実施形態>
図3は第2実施形態の設備機器システムを示す。第2実施形態の設備機器システムは、第1実施形態の設定操作装置6と同等機能をユーザーが利用する携帯通信端末(例えば携帯電話)9に組み込み、この携帯通信端末9によって、遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定とに相互切換するための設定操作装置と、遠隔操作するための通信端末との双方を構成するようにしたものである。以下、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同符号を付して重複する詳細説明を省略し、異なるあるいは付加される構成要素についてのみ詳細に説明する。
携帯通信端末9には、ユーザーの設定操作に基づき遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定とに切換処理をするという、第1実施形態の設定操作装置6について説明したと同様の切換処理機能を実現するための制御プログラムと、ユーザーの遠隔操作のための入力操作に基づき制御信号をネットワークNを介して送信するという、第1実施形態の通信端末5について説明したと同様の遠隔操作機能を実現するための制御プログラムとの少なくとも2種類が、予めインストールされて記憶されている。このようなインストールは、第1実施形態で説明したと同様に、ユーザーに対し個別に提供される媒体からインストールしたり、あるいは、ユーザーの識別情報に基づいて例えばネットワークNを介して遠隔制御管理サーバー7からダウンロードすることによりインストールしたりすることができる。又、前記の携帯通信端末9は、外部にあるときには第1実施形態の場合と同様に基地局51及びネットワークNを介して遠隔制御管理サーバー7と通信接続可能となるが、住宅内又は住宅近傍にあるときにはWi−Fi等の無線LANを介して通信処理装置3と通信接続可能となるように構成されている。このために、携帯通信端末9はWi−Fi等の無線LANのモジュールを備えている一方、ブロードバンドルーター8にもWi−Fi等の無線LANのモジュール81が組み込まれている。これにより、携帯通信端末9と通信処理装置3とがブロードバンドルーター8を経由して通信接続可能となる。
次に、図4を参照しつつ、本実施形態における遠隔操作による動作や、携帯通信端末9を用いた遠隔操作可否設定の切換操作による動作について詳細に説明する。まず、携帯通信端末9において遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定との間で切換処理するための制御プログラムを起動すると、以下説明するユーザーによる各種操作前の前提処理として通信処理装置3と通信接続し、通信処理装置3の現在の遠隔操作可否設定が禁止設定であるか許可設定であるかの状況に係る情報を通信処理装置3から取得して表示画面に表示することになる。この表示画面に表示された現在の遠隔操作可否設定に係る状況を確認した上でユーザーは以下の切換操作等を行うことになる。図4の例では、プロセスP21において、その前のプロセス(後述のプロセスP24)で携帯通信端末9による切換操作によって遠隔操作可否設定が禁止設定にされて、通信処理装置3が遠隔操作禁止モードに切換えられているときを示し、このときには、携帯通信端末9を用いた外部からの遠隔操作は不能となる。すなわち、たとえ携帯通信端末9から遠隔制御管理サーバー7に対し遠隔操作に係る制御信号の送信が行われたとしても、通信処理装置3ではその制御信号に基づく作動指令のコントローラ20への出力が禁止されており、これにより、給湯器1の遠隔操作に基づく作動を阻止することができる。一方、遠隔制御管理サーバー7は、前プロセスP24において一時記憶している禁止設定情報に基づき、携帯通信端末9に対し遠隔操作が禁止されている旨の情報を返信し、携帯通信端末9は、その表示画面にその旨の表示(例えば「現在、遠隔操作は禁止されています」)を行い、これにより、ユーザーに対し遠隔操作が不能であることの報知を行うことができるようになる。このような動作状況は、ユーザーが住宅1から外出する前に、禁止設定から許可設定に切換操作を行わなかった場合に発生する。ユーザーの意思であり、又、誤って遠隔操作してしまうことを確実に回避することができるため安心感を得ることができる。なお、携帯通信端末9又はその表示画面が報知手段を構成することになる。
次に、ユーザーが、例えば外出する際に、携帯通信端末9において遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定との間で切換処理するための制御プログラムを起動し、それまでの禁止設定を許可設定に切換えるための入力操作(例えばタッチ画面に表示された許可設定ボタンのタップ操作)を行うことによって遠隔操作可否設定を許可設定に切換えると(プロセスP22)、携帯通信端末9は、その切換信号を無線LANで通信処理装置3に送信し、通信処理装置3からの受領信号の返信を受けて携帯通信端末9の表示画面に許可設定に切換えられた旨を表示する。これにより、現在の遠隔操作可否設定が許可設定に切換られたことを、ユーザーに報知することができる。そして、通信処理装置3は、ブロードバンドルーター8及びネットワークN(図4では共に図示を省略;以下同様)を介してその許可設定情報を遠隔制御管理サーバー7に出力して一時記憶させる一方、自己の処理モードを遠隔操作許可モードに切換える。
許可設定の状態では、外部からの遠隔操作により次のような動作が可能となる(プロセスP23)。すなわち、ユーザーが外出時に持って出た携帯通信端末9を用いてユーザーが遠隔操作(例えば風呂自動運転制御の作動開始操作)のための入力操作をすると、その遠隔操作に係る制御信号が遠隔制御管理サーバー7に送信され、遠隔制御管理サーバー7はその制御信号を受信して一時記憶することになる。一方、遠隔制御管理サーバー7に一時記憶された遠隔操作のための制御信号の情報は、ネットワークNを介した通信接続により通信処理装置3に受け付けられ、遠隔操作許可モードに切換えられている通信処理装置3はその制御信号に基づく作動指令をコントローラ20に送信することになる。コントローラ20は作動指令を受け付けると、受け付けた旨の報知情報(受信確認信号)を通信処理装置3に返信し、通信処理装置3は受信した報知情報を遠隔制御管理サーバー7に返信し、遠隔制御管理サーバー7は受信した報知情報を携帯通信端末9に返信し、携帯通信端末9はその報知情報に基づき携帯通信端末9の表示画面を通して受付完了の旨を表示してユーザーに報知することになる。以上で、第1実施形態の場合と同様に、例えばユーザーが外出中に住宅に帰宅する時間を見計らって予め給湯器2を作動させて、浴槽に湯張りと追い焚きによる所定温度までの沸かし上げとを実行する風呂自動運転を予め開始させるということが可能となる。
そして、ユーザーが、例えば外出から帰宅した際に、携帯通信端末9においてプロセスP22で説明した制御プログラムを起動し、それまでの許可設定を禁止設定に切換えるための入力操作(例えばタッチ画面に表示された禁止設定ボタンのタップ操作)を行うことによって遠隔操作可否設定を禁止設定に切換えると(プロセスP24)、携帯通信端末9はその切換信号を無線LANにより通信処理装置3に送信し、通信処理装置3からの受領信号を携帯通信端末9に返信して携帯通信端末9の表示画面に禁止設定に切換えられた旨を表示する。これにより、現在の遠隔操作可否設定が禁止設定に切換られたことを、ユーザーに報知することができる。そして、通信処理装置3は、ブロードバンドルーター8及びネットワークNを介してその禁止設定情報を遠隔制御管理サーバー7に出力して一時記憶させる一方、もしも遠隔制御管理サーバー7から遠隔操作に係る制御信号を受け付けた場合であっても、その制御信号に基づく作動指令のコントローラ20への出力を禁止するという遠隔操作禁止モードに切換えることになる。以上の禁止設定状態では、ユーザー以外による外部からの遠隔操作を確実に禁止することができ(プロセスP21)、ユーザーは安心して住宅内でリモコン21,22を用いた作動操作を行うことができるようになる。その一方、外出するときには前記の如く許可設定に切換えることにより、自己が利用する携帯通信端末9を用いた遠隔操作を外部から行うことができ、利便性の向上を図ることができるようになる。又、本実施形態の場合、第1実施形態の如き設定操作装置6の付設を省略することができ、構成要素の削減やコスト低減化を図ることができる。さらに、遠隔操作が可能ではあるものの、ユーザーの意思に基づき遠隔操作を禁止したり許可したりという切換操作は不能な既設の設備機器システムを、通信処理装置3の制御プログラムの更新やWi−Fiモジュール等の追加を行うだけで、ユーザーの携帯通信端末9を利用した本実施形態の作用効果が得られる設備機器システムにすることができる。
以上の第2実施形態における携帯通信端末9としては、前述の如き携帯電話の他に、タッチ式操作パネルを備えたいわゆるタブレット型携帯通信端末や、あるいは、Wi−Fi通信モジュールを備えたノートブック型パソコン等のユーザーが利用する携帯型の通信端末により構成することができる。
又、以上の第2実施形態の携帯通信端末9において、遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定とに切換可能とする制御プログラムに対し、遠隔操作の対象をユーザーの意思に基づいて選択可能とする対象選択設定機能を追加することができる。すなわち、給湯器2の各種機能から予め定めた2以上の遠隔操作対象の内から、禁止設定と許可設定とに切換可能とする1又は2以上の遠隔操作対象をユーザーの意思に基づいて選択的に設定して限定することができる。例えば、図5(a)に携帯通信端末9のタッチ式操作が可能な表示画面91の例を示すように、遠隔操作対象として風呂自動運転の「風呂自動」、3つの床暖房装置の内から「床暖房1」、「床暖房2」、「床暖房3」という4種類の対象表示部92,92…が文字表示され、加えて、選択されたら点灯表示に切り替わる4つの表示枠93,93…が表示されている。そして、ユーザーの意思に基づき遠隔操作対象を前記対象表示部92,92,…から選択して選択操作(例えばタップ操作)すれば、図5(b)に「風呂自動」と「床暖房1」を選択した例を示すように、遠隔操作対象が風呂自動運転と床暖房1に対する温水暖房運転とに限定的に設定されるとともに、選択操作した遠隔操作対象に対応して2つの表示枠93,93が点灯表示に切り替わるようになっている。この例では、ユーザーが携帯通信端末9を用いて、遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定とに切換操作し得る対象が前記の風呂自動運転と床暖房1に対する温水暖房運転とに限定することができる一方、遠隔操作し得る対象が同じく風呂自動運転と床暖房1に対する温水暖房運転とに限定することができるようになる。
さらに、前記の対象選択設定機能を追加する場合の他の形態として、対象選択設定機能に基づき遠隔操作対象を選択的に設定する際に、その遠隔操作対象に対する遠隔操作の内容を2以上の種類の内から選択的に設定して限定可能とする操作内容選択設定機能を追加することができる。すなわち、遠隔操作の内容として、ON状態(作動状態)からOFF(作動停止)への切換操作のみとするか、OFF状態(作動停止状態)からON(作動開始)への切換操作及びON状態(作動状態)からOFF(作動停止状態)への切換操作の双方とするか、の2種類の遠隔操作パターンが予め定められ、ユーザーは遠隔操作対象に対する遠隔操作の内容をその都度選択することができる。例えば、図6(a)に前記と同様な携帯通信端末9の表示画面91の例を示すように、遠隔操作対象として風呂自動運転の「風呂自動」、3つの床暖房装置の内から「床暖房1」、「床暖房2」、「床暖房3」という4種類の対象表示部92,92…が文字表示され、加えて、それぞれの対象表示部92毎に、遠隔操作可能とする2種類の遠隔操作パターンのパターン表示部94,95と、選択されたら点灯表示に切り替わる表示枠93,93とが表示されている。遠隔操作パターンとしては、前記のON状態からOFFへの切換操作のみのパターン表示部94が「OFF」と文字表示され、前記のOFF状態からONへの切換操作及びON状態からOFFへの双方の切換操作のパターン表示部95が「ON/OFF」と文字表示されている。そして、ユーザーの意思に基づき遠隔操作対象を前記対象表示部92,92,…から選択し、選択した遠隔操作対象について複数種類の遠隔操作パターンから選択して選択操作(例えばパターン表示部94,95のいずれかをタップ操作)すれば、遠隔操作対象として1又は2以上の任意のものに限定的に設定することができるとともに、その選択設定した遠隔操作対象に対する遠隔操作内容をも限定的に設定することができるようになる。
図6(b)に「風呂自動」,「床暖房1」,「床暖房2」及び「床暖房3」の全てを選択し、かつ、各選択対象に対する遠隔操作内容として異なる遠隔操作パターンを選択設定した例を示す。すなわち、風呂自動及び床暖房1については「ON/OFF」の遠隔操作パターン95が選択され、対応する表示枠93が点灯表示に切り換えられている。一方、床暖房2及び床暖房3についてはON状態をOFFにする遠隔操作のみという「OFF」の遠隔操作パターン94が選択され、対応する表示枠93が点灯表示に切り換えられている。以上の場合には、遠隔操作の対象のみならず、遠隔操作の内容自体も、ユーザーの意思や都合に応じて取捨選択したり変更したりすることができるようになる。なお、以上の図5,図6に図示した遠隔操作対象や、遠隔操作内容はいずれも例示である。又、前述の図6(a),(b)の例を用いて説明した遠隔操作内容を複数種類の遠隔操作パターンから選択操作により限定することができる構成は、複数の遠隔操作対象(例えば「風呂自動」,「床暖房1」,「床暖房2」及び「床暖房3」等)毎に個別に限定可能とするのではなくて、全ての遠隔操作対象を一括してのみ遠隔操作内容を限定可能とするようにすることができる。つまり、遠隔操作対象の選択設定は不能ではあるが、遠隔操作内容のみを選択設定可能とするように構成してもよい。又、遠隔操作内容に関する遠隔操作パターンの選択の種類としては、(1)遠隔操作パターン95が選択される場合と、(2)遠隔操作パターン94が選択される場合と、(3)いずれの遠隔操作パターン94,95も選択されない場合(つまり、遠隔操作は全て禁止)と、の計3種類がある。
<第3実施形態>
図7は第3実施形態の設備機器システムを示す。第3実施形態の設備機器システムは、第1実施形態の設定操作装置6を省略し、その代わりに設定操作装置6と同様構成の設定操作処理部210をリモコン(例えばメインリモコン21)に組み込んで又は付設して両者を一体的に構成したものである。以下、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同符号を付して重複する詳細説明を省略し、異なるあるいは付加される構成要素についてのみ詳細に説明する。
設定操作処理部210は、図示省略のマイコンにより主構成され、遠隔操作可否設定の切換制御を実現するための制御プログラムが予め実装され、報知部としてリモコン21の表示部211を共用する他、設定操作部としてリモコン21の各種ボタン(例えばメニュー呼出のためのメニューボタン、選択対象を切換えるための選択ボタン、決定ボタン等)を共用するように構成されている。なお、第1実施形態の設定操作装置6と同一構成の独立した装置をリモコン21に付設して合体させ、物理的には一体ではあるものの、リモコン21とは独立して動作可能に構成することもできる。リモコン21,22や、通信処理装置3は端子台を介してコントローラ20と共通の通信ライン上に接続されているため、リモコン21,22にユーザーが設定操作した情報はコントローラ20や通信処理装置3にも通信出力される一方、逆にコントローラ20や通信処理装置3での作動制御や処理状況に係る情報がリモコン21,22にも通信出力されることになる。従って、リモコン21の設定操作処理部210によりユーザーが設定操作した禁止設定もしくは許可設定のいずれかに係る遠隔操作可否設定情報等は、コントローラ20や通信処理装置3に対しても通信出力され、それぞれで一時記憶されることになる。
次に、ユーザーの設定操作と設定操作処理部210の動作とについて説明すると、まず、リモコン21の図示省略のメニューボタンの操作により遠隔操作可否設定に係る設定画面を呼び出して表示部211に遠隔操作可否設定が許可設定であるか禁止設定であるかの現在の状況を表示させる。これを見て、そのまま継続するか、変更設定するかの切換操作を行う。現在の遠隔操作可否設定を変更したいのであれば、例えば、リモコン21の図示省略の選択ボタンを操作して許可設定を禁止設定に、あるいは、逆に禁止設定を許可設定に切換えた上で、決定ボタンを操作すればよい。
次に、図8を参照しつつ、本実施形態における遠隔操作による動作や、設定操作処理部210を用いた遠隔操作可否設定の切換操作による動作について詳細に説明する。まず、プロセスP31において、既に前のプロセス(後述のプロセスP34)において、設定操作処理部210による切換操作によって遠隔操作可否設定が禁止設定にされて、通信処理装置3が遠隔操作禁止モードに切換えられていれば、通信端末5を用いた外部からの遠隔操作は不能となる。すなわち、たとえ通信端末5から遠隔制御管理サーバー7に対し遠隔操作に係る制御信号の送信が行われたとしても、通信処理装置3ではその制御信号に基づく作動指令のコントローラ20への送信が禁止されており、給湯器2の遠隔操作に基づく作動を阻止することができる。一方、遠隔制御管理サーバー7は、前プロセスP34において一時記憶している禁止設定情報に基づき、通信端末5に対し遠隔操作が禁止されている旨の情報を返信し、通信端末5は、その表示画面にその旨の表示(例えば「現在、遠隔操作は禁止されています」)を行う。これにより、ユーザーに対し遠隔操作が不能であることの報知を行うことができる。
次に、ユーザーが、例えば外出する際に、リモコン21を操作して設定操作処理部210を起動し、それまでの禁止設定を許可設定に切換えるための設定操作を行うことによって遠隔操作可否設定を許可設定に切換えると(プロセスP32)、設定操作処理部210は、その切換信号を通信処理装置3に送信し、通信処理装置3から受領信号の返信を受けてリモコン21の表示部211に許可設定に切換えられた旨を表示する。これにより、現在の遠隔操作可否設定が許可設定に切換られたことを、ユーザーに報知することができる。そして、通信処理装置3は、ブロードバンドルーター8及びネットワークN(図8では共に図示を省略;以下同様)を介してその許可設定情報を遠隔制御管理サーバー7に出力して一時記憶させる一方、自己の処理モードを遠隔操作許可モードに切換える。
許可設定の状態では、外部からの遠隔操作により次のような動作が可能となる(プロセスP33)。すなわち、ユーザーが利用する通信端末5を用いてユーザーが遠隔操作(例えば風呂自動運転制御の作動開始操作)のための入力操作をすると、その遠隔操作に係る制御信号が遠隔制御管理サーバー7に送信され、遠隔制御管理サーバー7はその制御信号を受信して一時記憶することになる。一方、遠隔制御管理サーバー7に一時記憶された遠隔操作のための制御信号の情報は、ネットワークNを介した通信接続により通信処理装置3に受け付けられ、遠隔操作許可モードに切換えられている通信処理装置3はその制御信号に基づく作動指令をコントローラ20に送信することになる。コントローラ20は作動指令を受け付けると、受け付けた旨の報知情報(受信確認信号)を通信処理装置3に返信し、通信処理装置3は受信した報知情報を遠隔制御管理サーバー7に返信し、遠隔制御管理サーバー7は受信した報知情報を通信端末5に返信し、通信端末5はその報知情報に基づき通信端末5の表示画面を通して受付完了の旨を表示してユーザーに報知することになる。以上で、第1実施形態の場合と同様に、例えばユーザーが外出中に住宅に帰宅する時間を見計らって予め給湯器2を作動させて、浴槽に湯張りと追い焚きによる所定温度までの沸かし上げとを実行する風呂自動運転を予め開始させるということが可能となる。
そして、ユーザーが、例えば外出から帰宅した際に、リモコン21の設定操作処理部210を起動し、それまでの許可設定を禁止設定に切換えるための設定操作を行うことによって遠隔操作可否設定を禁止設定に切換えると(プロセスP34)、設定操作処理部210はその切換信号を通信処理装置3に送信し、通信処理装置3からの受領信号を設定操作処理部210で受信してリモコン21の表示部211に禁止設定に切換えられた旨を表示する。これにより、現在の遠隔操作可否設定が禁止設定に切換えられたことを、ユーザーに報知することができる。そして、通信処理装置3は、ブロードバンドルーター8及びネットワークNを介してその禁止設定情報を遠隔制御管理サーバー7に出力して一時記憶させる一方、もしも遠隔制御管理サーバー7から遠隔操作に係る制御信号を受け付けた場合であっても、その制御信号に基づく作動指令のコントローラ20への送信を禁止するという遠隔操作禁止モードに切換えることになる。以上の禁止設定状態では、ユーザー以外による外部からの遠隔操作を確実に禁止することができ(プロセスP31)、ユーザーは安心して住宅内でリモコン21,22を用いた作動操作を行うことができるようになる。その一方、外出するときには前記の如く許可設定に切換えることにより、自己が利用する通信端末5を用いた遠隔操作を外部から行うことができ、利便性の向上を図ることができるようになる。又、本実施形態の場合、第1実施形態の如き設定操作装置6の付設を省略することができ、構成要素の削減やコスト低減化を図ることができる。又、遠隔操作が可能ではあるものの、ユーザーの意思に基づき遠隔操作を禁止したり許可したりという切換操作は不能な既設の設備機器システムのリモコンを、本実施形態のリモコン21と交換することで、本実施形態の作用効果が得られる設備機器システムにすることができる。
以上の本実施形態の設定操作処理部210において、遠隔操作可否設定を禁止設定と許可設定とに切換可能とする制御プログラムに対し、遠隔操作の対象をユーザーの意思に基づいて選択可能とする対象選択設定機能を追加することができる。さらに、対象選択設定機能を追加する場合には、対象選択設定機能に基づき遠隔操作対象を選択的に設定する際に、その遠隔操作対象に対する遠隔操作の内容を2以上の種類の内から選択的に設定して限定可能とする操作内容選択設定機能を追加することができる。あるいは、対象選択設定機能は追加せずに、操作内容選択設定機能のみを追加するようにしてもよい。このような遠隔操作対象の対象選択設定機能や、遠隔操作の操作内容選択設定機能については、第2実施形態において説明したものと同様であり、重複した詳細説明を省略する。なお、本実施形態においては、第2実施形態における表示画面91(図5,図6参照)の代わりに、例えば図9に示すように、リモコン21の表示部211を利用している。図9の例では、遠隔操作対象として風呂自動運転の「風呂自動」、3つの床暖房装置の内から「床暖房1」、「床暖房2」、「床暖房3」という4種類の対象表示部213を文字により表示し、加えて、選択されたら点灯表示に切り替わる4つの表示枠214を表示するようにしている。そして、ユーザーの意思に基づき1又は2以上の遠隔操作対象を前記対象表示部213から選択操作可能となっている。又、遠隔操作の内容として、第2実施形態の例と同様に、ON状態(作動状態)からOFF(作動停止)への切換操作のみとするか、OFF状態(作動停止状態)からON(作動開始)への切換操作及びON状態(作動状態)からOFF(作動停止状態)への切換操作の双方とするか、の2種類の遠隔操作パターンが、前記の遠隔操作対象毎に選択し得るようになっている。具体的には、ON状態からOFFへの切換操作のみのパターン表示部215が「OFF」と文字表示され、前記のOFF状態からONへの切換操作及びON状態からOFFへの双方の切換操作のパターン表示部216が「ON/OFF」と文字表示されている。そして、ユーザーの意思に基づき遠隔操作対象を対象表示部213から選択し、選択した遠隔操作対象について複数種類の遠隔操作パターンから選択して選択操作すれば、遠隔操作対象として1又は2以上の任意のものに限定的に設定することができるとともに、その選択設定した遠隔操作対象に対する遠隔操作内容をも限定的に設定することができるようになる。以上の選択操作はリモコン21に設けられている設定操作部としての前述の各種ボタンを用いて行うことができる。なお、以上の図9に図示した遠隔操作対象や、遠隔操作内容はいずれも例示である。
2 給湯器(設備機器)
3 通信処理装置
5 通信端末(報知手段)
6 設定操作装置
9 携帯通信端末(通信端末,設定操作装置)
21 リモコン
62 設定表示灯(報知手段)
91 携帯通信端末の表示画面(報知手段)
210 設定操作処理部(設定操作装置)
211 リモコンの表示部(報知手段)
N ネットワーク(公衆回線)

Claims (7)

  1. 設備機器と、通信端末から公衆回線を経由して送信される遠隔操作信号を受け付け、受け付けた遠隔操作信号に基づく作動指令を前記設備機器に出力処理することによって前記設備機器の遠隔操作を可能とする通信処理装置とを備えた設備機器システムにおいて、
    ユーザーによる設定操作を受けて、前記通信処理装置に対し、前記設備機器に対する前記作動指令の出力処理を禁止する遠隔操作禁止モードに切換えるための切換信号を出力する設定操作装置を備え、
    前記通信処理装置は、前記設定操作装置からの切換信号を受けて出力処理を前記遠隔操作禁止モードに切換えるように構成されている、
    ことを特徴とする設備機器システム。
  2. 請求項1に記載の設備機器システムであって、
    前記設定操作装置は、前記設備機器と通信処理装置との間で通信を行うための通信ライン上に接続され、その通信ラインを介して前記通信処理装置への切換信号を出力するように構成されている、設備機器システム。
  3. 請求項2に記載の設備機器システムであって、
    前記通信ライン上に接続された前記設備機器用のリモコンを備え、
    前記設定操作装置は、前記リモコンと一体的に構成されている、設備機器システム。
  4. 請求項1に記載の設備機器システムであって、
    前記設定操作装置は、前記通信処理装置に対しローカルエリアネットワークを介して前記切換信号を出力するように構成されている、設備機器システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の設備機器システムであって、
    前記設定操作装置は、前記設備機器の2以上の機能の内からユーザーにより選択設定される1又は2以上を遠隔操作対象として設定可能に構成されている、設備機器システム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の設備機器システムであって、
    前記設定操作装置は、前記設備機器の遠隔操作内容について2以上の種類別の内容の内からユーザーにより選択設定される遠隔操作内容を設定可能に構成されている、設備機器システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の設備機器システムであって、
    前記設定操作装置による前記遠隔操作禁止モードへの切換の有無について報知するための報知手段をさらに備えている、設備機器システム。
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