JP2016208474A - 通信システム及び通信制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置が通信装置と通信する装置として不適当である場合に通信装置と外部装置との間の通信が防止され、かつ、通信装置と外部装置との間の通信を容易に許可することができる通信システム、及び、該通信システムが備える通信制御装置を提供する。【解決手段】通信制御装置として機能するゲートウェイ20には3つの通信線3,4,5が接続されている。ECU30,31,40,41,50,51夫々は、通信装置として機能し、通信線3,4,5中の1つに接続されている。ゲートウェイ20には、更に、外部装置61が着脱可能に接続される。ゲートウェイ20は、ECU30,31,40,41,50,51夫々と外部装置61との間の外部通信を中継する。ECU50の無線通信部は、外部通信を許可する許可信号を通信端末62から無線で受信する。【選択図】図1

Description

本発明は、外部装置及び通信装置間の通信が中継される通信システム、及び、該通信システムが備える通信制御装置に関する。
車両に搭載される通信システムとして、車両に搭載された電気機器を制御する複数のECU(Electronic Control Unit)夫々が、複数の通信線中の1つに接続され、互いに通信する通信システムが提案されている。この通信システムでは、複数のECU間の通信によって、複数の電気機器を連動させる制御処理が実現される。
複数のECUが複数の通信線中の1つに接続されている通信システムでは、複数の通信線夫々はゲートウェイに接続されており、ゲートウェイは、一の通信線に接続されているECUと、他の通信線に接続されているECUとの間の通信を中継する通信制御装置として機能する。このようにゲートウェイが通信を中継する通信システムでは、搭載することが可能なECUの数が多いため、複数の電気機器を連動させる多様な制御処理が実現される。
また、ゲートウェイを備える通信システムの中には、ゲートウェイが外部装置に着脱可能に接続し、複数のECU間の通信だけではなく、複数のECU夫々と外部装置との間の通信も中継する通信システムが考えられる。この通信システムでは、ゲートウェイに接続された外部装置がECUと通信することによって、例えば、ECUの制御プログラムを更新することができる。
ただし、この場合、制御プログラムの不正な更新を防止する必要がある。言い換えると、外部装置がECUと通信する装置として不適当である場合、ECU及び外部装置間の通信を防止する必要がある。
外部装置がECUと通信する装置として不適当である場合にECUと外部装置との間の通信を防止することが可能な技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の通信システムでは、中継器及びECUが共通の通信線に接続され、中継器は外部装置に接続される。中継器は外部装置及びECU間の通信を中継する。
外部装置がECUと通信する場合、事前に、表示装置に問題を表示し、問題の解答をユーザから受け付ける。ユーザから受け付けた解答が正解であった場合、ECU及び外部装置間の通信が許可され、中継器はECU及び外部装置間の通信を中継する。ユーザから受け付けた解答が不正解であった場合、ECU及び外部装置間の通信が禁止され、中継器は外部装置及びECU間の通信を中継することはない。このため、外部装置がECUと通信する装置として適当であることが、正しい解答を知っているユーザによって認められている場合にのみ、ECUと外部装置との間の通信が許可される。結果、外部装置がECUと通信する装置として不適当である場合、ECUと外部装置との間の通信が防止される。
特開2013−141949号公報
ゲートウェイが複数のECUと外部装置との間の通信を中継する通信システムに、特許文献1に記載の技術を適用した場合、ユーザは問題の解答を記憶しておき、外部装置を使用する都度、解答を正確に入力しなければならない。このため、特許文献1に記載の技術を適用した通信システムには、ECU及び外部装置間の通信の許可に手間がかかるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部装置が通信装置(ECU)と通信する装置として不適当である場合に通信装置と外部装置との間の通信が防止され、かつ、通信装置と外部装置との間の通信を容易に許可することができる通信システム、及び、該通信システムが備える通信制御装置を提供することにある。
本発明に係る通信システムは、通信線に接続されている通信装置と、外部装置が着脱可能に接続されると共に前記通信線が接続され、前記通信装置及び外部装置間の通信を中継する通信制御装置とを備える通信システムにおいて、前記通信を許可する許可信号を無線で受信する信号受信部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、通信制御装置には、通信線を介して通信装置が接続され、更に、外部装置が着脱可能に接続される。例えば、通信装置が有する信号受信部が無線で許可信号を受信した場合、通信装置及び外部装置間の通信が許可され、通信制御装置は通信装置及び外部装置間の通信を中継する。
従って、外部装置が通信装置と通信する装置として適当であることが、許可信号を無線で送信する端末を所持しているユーザによって認められている場合にのみ、外部装置と通信装置との間の通信が許可される。結果、外部装置が通信装置と通信する装置として不適当である場合、通信装置と外部装置との間の通信が防止される。更に、ユーザは前述した端末に許可信号を送信させるだけで、通信装置と外部装置との間の通信を容易に許可することができる。
本発明に係る通信システムは、前記通信装置及び外部装置間の通信に用いられる通信路の中途に設けられたスイッチを備え、前記スイッチは前記信号受信部が前記許可信号を受信した場合にオンになることを特徴とする。
本発明にあっては、通信装置及び外部装置間の通信に用いられる通信路の中途にスイッチが設けられている。このため、スイッチがオフである場合、通信装置及び外部装置間の通信が確実に禁止される。そして、信号受信部が許可信号を受信した場合、スイッチはオンとなり、通信装置及び外部装置間の通信が許可される。
本発明に係る通信システムは、車両に搭載されており、前記許可信号は該車両のドアの解錠を指示する解錠信号であることを特徴とする。
本発明にあっては、許可信号は車両のドアの解錠を指示する解錠信号である。従って、信号受信部が解錠信号を受信した場合、ドアが解錠されると共に通信装置及び外部装置間の通信が許可され、通信制御装置は通信装置及び外部装置間の通信を中継する。
本発明に係る通信システムは、前記信号受信部は前記通信を禁止する禁止信号を受信し、該禁止信号は前記ドアの施錠を指示する施錠信号であることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、通信装置が有する信号受信部が施錠信号を受信した場合、車両のドアが施錠されると共に、通信装置と外部装置との間の通信が禁止される。そして、通信制御装置は、通信装置と外部装置との間の通信を中継することはない。
本発明に係る通信システムは、前記通信が許可されている間、通信端末と無線で繰り返し通信する通信部と、前記通信端末及び通信部間の通信が途絶えた場合に、前記通信装置及び外部装置間の前記通信を禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、信号受信部が許可信号を受信して外部装置及び通信装置間の通信が許可されている間、通信部は、通信端末と無線で繰り返し通信する。例えば、通信端末を所持しているユーザが通信部から離れたために、通信部及び通信端末間の通信が途絶えた場合、外部装置及び通信装置間の通信が禁止される。このため、通信端末が通信部の近傍に位置する場合に外部装置及び通信装置間の通信が許可されるので、外部装置が通信装置と通信する装置として不適当である場合、通信装置と外部装置との間の通信がより確実に防止される。
本発明に係る通信制御装置は、第1通信装置が接続されている通信線が接続されると共に、外部装置が着脱可能に接続され、前記第1通信装置及び外部装置間の通信を中継する通信制御装置において、第2通信装置から、前記通信を許可する許可データを受信するデータ受信部を備え、該第2通信装置は、特定の信号を無線で受信した場合に前記許可データを前記データ受信部に送信することを特徴とする。
本発明にあっては、装置には、第1通信装置が接続されている通信線が接続されると共に、外部装置が着脱可能に接続される。第2通信装置は、特定の信号を無線で受信した場合に許可データをデータ受信部に送信する。そして、データ受信部が許可データを受信した場合、第1通信装置及び外部装置間の通信が許可され、この通信が中継される。
従って、外部装置が第1通信装置と通信する装置として適当であることが、特定の信号を無線で送信する端末を所持しているユーザによって認められている場合にのみ、外部装置と第1通信装置との間の通信が許可される。結果、外部装置が第1通信装置と通信する装置として不適当である場合、第1通信装置と外部装置との間の通信が防止される。更に、ユーザは前述した端末に特定の信号を送信させるだけで、通信装置と外部装置との間の通信を容易に許可することができる。
本発明によれば、外部装置が通信装置(第1通信装置)と通信する装置として不適当である場合に通信装置(第1通信装置)と外部装置との間の通信が防止され、かつ、通信装置(第1通信装置)と外部装置との間の通信を容易に許可することができる。
実施の形態1における通信システムの要部構成を示すブロック図である。 ゲートウェイ及びECUの要部構成を示すブロック図である。 ECUの制御部が実行する送信処理の手順を示すフローチャートである。 ゲートウェイの制御部が実行する許可/禁止処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるゲートウェイ及びECUの要部構成を示すブロック図である。 ECUの制御部が実行する送信処理の手順を示すフローチャートである。 ECUの制御部が実行する送信処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における通信システム2の要部構成を示すブロック図である。通信システム2は車両1に好適に搭載されている。車両1は4つのドア10,10,10,10を備える。通信システム2は、ゲートウェイ20、3つの通信線3,4,5及び6つのECU30,31,40,41,50,51を有する。
ゲートウェイ20には3つの通信線3,4,5が系統別に接続されている。通信線3には2つのECU30,31が接続され、通信線4には2つのECU40,41が接続され、通信線5には2つのECU50,51が接続されている。
以上のように、6つのECU30,31,40,41,50,51夫々は、3つの通信線3,4,5中の1つに接続されている。
ECU30,31,40,41,50,51夫々は、車両1に搭載された図示しない電気機器を制御する。ECU30,31,40,41,50,51は、互いに通信し、複数の電気機器を連動させる多様な制御処理を実現する。
ECU30,31,40,41,50,51夫々は通信装置として機能する。
ゲートウェイ20は、ECU30,31,40,41,50,51間の内部通信を中継する。ゲートウェイ20は、例えば、通信線3に接続されているECU30と、通信線5に接続されているECU50との間の通信を中継する。
ECU50は、通信端末62から、ドア10,10,10,10の解錠を指示する解錠信号と、ドア10,10,10,10の施錠を指示する施錠信号とを無線で受信する。ECU30は、ドア10,10,10,10の解錠及び施錠を行う。
具体的には、ECU50は、解錠信号を通信端末62から無線で受信した場合、ドア10,10,10,10の解錠を指示する解錠指示を含む解錠データを、ゲートウェイ20を介してECU30に送信する。ECU30は、解錠データを、ゲートウェイ20を介してECU50から受信した場合、ドア10,10,10,10を解錠する。ECU50は、施錠信号を通信端末62から無線で受信した場合、ドア10,10,10,10の施錠を指示する施錠指示を含む施錠データを、ゲートウェイ20を介してECU30に送信する。ECU30は、施錠データを、ゲートウェイ20を介してECU50から受信した場合、ドア10,10,10,10を施錠する。
通信端末62は、携帯機器であり、ユーザ、例えば、車両1の運転者によって所持される。通信端末62は、解錠信号及び施錠信号を無線でECU50に送信する。通信端末62に設けられたボタンが押された場合、又は、通信端末62がECU50との通信が可能な場所に位置している状態でドア10,10,10,10中の1つの図示しないノブにユーザが接触した場合等に、通信端末62は解錠信号又は施錠信号を無線でECU50に送信する。
ゲートウェイ20にはコネクタ60が着脱可能に接続される。コネクタ60には外部装置61が接続されている。外部装置61は、ECU30,31,40,41,50,51、及び、これらが制御する電気機器が故障しているか否かを診断するためのダイアグツール、又は、ECU30,31,40,41,50,51の制御プログラムの更新を行うための更新機器等である。更新機器は例えばパーソナルコンピュータである。
コネクタ60がゲートウェイ20に着脱可能に接続されることは、外部装置61がゲートウェイ20に着脱可能に接続されることに相当する。
ゲートウェイ20は、更に、6つのECU30,31,40,41,50,51夫々と外部装置61との間の外部通信を中継する。これにより、外部装置61は、ECU30,31,40,41,50,51からの故障情報の収集、又は、ECU30,31,40,41,50,51の制御プログラムの更新等を行う。
通信線3,4,5を介した通信、並びに、ゲートウェイ20及び外部装置61間の通信夫々は、例えばCAN(Controller Area Network)プロトコルに従って実行される。
ゲートウェイ20は通信制御装置として機能し、ECU30,31,40,41,50,51夫々は第1通信装置としても機能する。
図2はゲートウェイ20及びECU50の要部構成を示すブロック図である。ゲートウェイ20は、制御部70、切替え部71、外部通信部72、内部通信部73,74,75、記憶部76、コネクタ77及びスイッチ78を有する。制御部70、切替え部71、外部通信部72、内部通信部73,74,75及び記憶部76はバス79に接続されている。内部通信部73,74,75夫々は、バス79の他に、通信線3,4,5に接続されている。外部通信部72及びコネクタ77の間には、通信路L1が、例えば導線によって設けられている。通信路L1は、6つのECU30,31,40,41,50,51夫々と外部装置61との間の外部通信に用いられる共通の通信路である。通信路L1の中途にスイッチ78が設けられている。コネクタ77はコネクタ60に着脱可能に接続される。
切替え部71は、制御部70の指示に従って、スイッチ78のオン及びオフを行う。
外部通信部72には、制御部70から、起動を指示する起動信号と、通信機能の停止を指示する停止信号とが入力される。外部通信部72は、制御部70から起動信号が入力された場合、外部装置61との通信が可能である通信可能状態に遷移する。外部通信部72は、制御部70から停止信号が入力された場合、外部装置61との通信が停止している通信停止状態に遷移する。
外部通信部72の状態が通信可能状態である場合において、コネクタ77にコネクタ60が接続してあり、かつ、スイッチ78がオンであるとき、外部通信部72は外部装置61と通信する。具体的には、外部通信部72は、外部装置61からデータを受信し、制御部70の指示に従ってデータを外部装置61に送信する。外部通信部72の状態が通信停止状態である場合、外部通信部72は外部装置61と通信をすることはない。
内部通信部73は、通信線3を介して、ECU30,31夫々からデータを受信する。内部通信部73は、制御部70の指示に従って、データを、通信線3を介して、ECU30,31に送信する。
内部通信部74,75夫々は内部通信部73と同様に作用する。内部通信部73の説明において、通信線3及びECU30,31を通信線4及びECU40,41に置き換えることによって、内部通信部74の作用を説明することができる。内部通信部73の説明において、通信線3及びECU30,31を通信線5及びECU50,51に置き換えることによって、内部通信部75の作用を説明することができる。
記憶部76は不揮発性メモリであり、記憶部76には制御プログラムが記憶されている。
制御部70は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を有し、記憶部76に記憶されている制御プログラムを実行することによって、内部通信及び外部通信の中継処理と、外部装置61との通信の許可及び禁止を行う許可/禁止処理とを行う。
ECU30,31,40,41,50,51及び外部装置61夫々が送信するデータには識別情報が含まれている。記憶部76には、識別情報に対応付けて、データを送信すべき送信先を示す対応表が記憶されている。送信先は、ECU30,31,40,41,50,51及び外部装置61中の少なくとも1つである。
制御部70は対応表に基づいて中継処理を行う。中継処理では、外部通信部72及び内部通信部73,74,75中の1つがデータを受信した場合、受信されたデータの識別情報と対応表とに基づいて、ECU30,31,40,41,50,51及び外部装置61の中から、データの送信先を選択する。制御部70は、選択した送信先に基づいて、外部通信部72及び内部通信部73,74,75の中からデータを送信する送信対象を決定する。制御部70は、決定した送信対象に、受信されたデータを送信先へ送信させる。
例えば、内部通信部75がデータを受信した場合、制御部70は、内部通信部75が受信したデータに含まれる識別情報と対応表とに基づいて、該データの送信先を選択する。制御部70は、例えば、送信先としてECU30を選択した場合、データを送信する送信対象として内部通信部73を決定する。制御部70は、内部通信部73に指示して、内部通信部75が受信したデータをECU30へ送信させる。
内部通信部75は、ECU50から解錠データ及び施錠データを受信する。制御部70は、中継処理において、内部通信部75が解錠データ又は施錠データを受信した場合、内部通信部73に解錠データ又は施錠データをECU30へ送信させる。ECU30は、解錠データを受信した場合、ドア10,10,10,10を解錠し、施錠データを受信した場合、ドア10,10,10,10を施錠する。
制御部70は、内部通信部75が解錠データ受信したか否かと、内部通信部75が施錠データを受信したか否かとに基づいて、許可/禁止処理を実行する。
ECU50は、制御部80、無線通信部81、内部通信部82及び記憶部83を有する。これらはバス84に接続されている。内部通信部82は、バス84の他に通信線5に接続されている。
無線通信部81は通信端末62から解錠信号及び施錠信号を無線で受信する。
内部通信部82は、制御部80の指示に従って、解錠データ及び施錠データをゲートウェイ20の内部通信部75に送信する。
記憶部83は不揮発性メモリである。記憶部83には制御プログラムが記憶されている。
制御部80は、図示しないCPUを有し、記憶部83に記憶されている制御プログラムを実行することによって、解錠データ及び施錠データの送信処理を実行する。
図3は、ECU50の制御部80が実行する送信処理の手順を示すフローチャートである。制御部80は送信処理を周期的に実行する。
制御部80は、まず、無線通信部81が通信端末62から解錠信号を無線で受信したか否かを判定する(ステップS1)。制御部80は、無線通信部81が解錠信号を受信したと判定した場合(S1:YES)、内部通信部82に指示して、解錠データをゲートウェイ20の内部通信部75へ送信させ(ステップS2)、送信処理を終了する。その後、制御部80は、次の周期が到来した場合、送信処理を再開する。
制御部80は、無線通信部81が解錠信号を受信していないと判定した場合(S1:NO)、無線通信部81が通信端末62から施錠信号を無線で受信したか否かを判定する(ステップS3)。制御部80は、無線通信部81が施錠信号を受信したと判定した場合(S3:YES)、内部通信部82に指示して、施錠データをゲートウェイ20へ送信させる(ステップS4)。
制御部80は、無線通信部81が施錠信号を受信していないと判定した場合(S3:NO)、又は、ステップS4を実行した後、送信処理を終了する。その後、制御部80は、次の周期が到来した場合、送信処理を再開する。
図4は、ゲートウェイ20の制御部70が実行する許可/禁止処理の手順を示すフローチャートである。制御部70は周期的に許可/禁止処理を実行する。制御部70は、許可/禁止処理を中継処理と並行して実行する。
許可/禁止処理において、制御部70は、まず、内部通信部75がECU50の内部通信部82から解錠データを受信したか否かを判定する(ステップS11)。制御部70は、内部通信部75が解錠データを受信したと判定した場合(S11:YES)、切替え部71に指示して、スイッチ78をオンに切替えさせる(ステップS12)。従って、内部通信部75が解錠データを受信した場合、即ち、ECU50の無線通信部81が解錠信号を通信端末62から受信した場合、スイッチ78はオンとなる。
制御部70は、ステップS12を実行した後、起動信号を外部通信部72に出力する(ステップS13)。これにより、外部通信部72の状態は通信可能状態に遷移する。
中継処理において、解錠データは、内部通信部73によってECU30に送信され、ECU30はドア10,10,10,10を解錠する。
制御部70は、コネクタ77がコネクタ60に接続しているか否かに無関係にステップS12,S13を実行する。制御部70がステップS12,S13を実行した場合において、コネクタ77にコネクタ60が接続されているとき、制御部70は、中継処理において、内部通信の中継に加えて、外部通信の中継を行う。これにより、ECU30,31,40,41,50,51夫々は外部装置61と通信することが可能となる。
以上のように、ゲートウェイ20の内部通信部75が解錠データを受信した場合、即ち、ECU50の無線通信部81が解錠信号を受信した場合、制御部70はステップS12,S13を実行し、外部通信が許可される。従って、解錠データは、外部通信を許可する許可データであり、解錠信号は外部通信を許可する許可信号である。
ECU50は第2通信装置としても機能する。ECU50の無線通信部81は信号受信部として機能する。内部通信部75はデータ受信部として機能する。解錠信号は特定の信号に相当する。
前述したように、ECU50の無線通信部81が解錠信号を受信した場合、ECU30に解錠データが送信され、ドア10,10,10,10がECU30によって解錠される。また、外部通信が許可された場合、ゲートウェイ20の制御部70は、中継処理において外部通信も中継する。
制御部70は、ステップS13を実行した後、許可/禁止処理を終了する。制御部70は、次の周期が到来した場合、許可/禁止処理を再開する。
制御部70は、内部通信部75が解錠データを受信していないと判定した場合(S11:NO)、内部通信部75がECU50の内部通信部82から施錠データを受信したか否かを判定する(ステップS14)。制御部70は、内部通信部75が施錠データを受信したと判定した場合(S14:YES)、切替え部71に指示して、スイッチ78をオフに切替えさせる(ステップS15)。従って、内部通信部75が施錠データを受信した場合、即ち、ECU50の無線通信部81が施錠信号を通信端末62から受信した場合、スイッチ78はオフとなる。
制御部70は、ステップS15を実行した後、停止信号を外部通信部72に出力する(ステップS16)。これにより、外部通信部72の状態は通信停止状態に遷移する。
中継処理において、施錠データは、内部通信部73によってECU30に送信され、ECU30はドア10,10,10,10を施錠する。
制御部70は、コネクタ77がコネクタ60に接続しているか否かに無関係にステップS15,S16を実行する。これにより、外部通信は禁止され、中継処理において、ECU30,31,40,41,50,51夫々は外部装置61と通信することはない。
以上のように、ゲートウェイ20の内部通信部75が施錠データを受信した場合、即ち、ECU50の無線通信部81が施錠信号を受信した場合、制御部70はステップS15,S16を実行し、外部通信が禁止される。従って、施錠データは外部通信を禁止する禁止データであり、施錠信号は外部通信を禁止する禁止信号である。
前述したように、ECU50の無線通信部81が施錠信号を受信した場合、ECU30に施錠データが送信され、ドア10,10,10,10がECU30によって施錠される。また、外部通信が禁止された場合、ゲートウェイ20の制御部70は、中継処理において外部通信を中継することはない。
制御部70は、内部通信部75が施錠データを受信していないと判定した場合(S14:NO)、又は、ステップS16を実行した後、許可/禁止処理を終了する。制御部70は、次の周期が到来した場合、許可/禁止処理を再開する。
以上のように構成された通信システム2及びゲートウェイ20夫々では、外部装置61がECU30,31,40,41,50,51と通信する装置として適当であることが、通信端末62を所持しているユーザによって認められている場合にのみ、外部通信が許可される。このため、外部装置61がECU30,31,40,41,50,51と通信する装置として不適当である場合、外部通信が防止される。ユーザは通信端末62へ解錠信号を送信させるだけで、外部通信を容易に許可することができる。
また、前述したように、スイッチ78が通信路L1の中途に設けられている。このため、切替え部71によってスイッチ78がオフに切替えられている場合、外部通信を確実に禁止することができる。また、切替え部71がスイッチ78をオンに切替えて、制御部70が起動信号を外部通信部72に出力することによって、外部通信を許可することができる。
解錠信号及び施錠信号を無線で送信する通信端末62を用いて、車両1のドア10,10,10,10の解錠及び施錠を行う技術は普及している。許可信号及び禁止信号夫々が解錠信号及び施錠信号であるため、通信システム2を安価に構築することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、ECU50の無線通信部81が通信端末62から施錠信号を無線で受信した場合に外部通信が禁止される。しかしながら、外部通信が禁止される条件は、ECU50の無線通信部81が通信端末62から施錠信号を無線で受信した場合だけに限定されない。ECU50の無線通信部81と通信端末62との間の通信状態に基づいて、外部通信が禁止されてもよい。
以下では、実施の形態2について実施の形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5は、実施の形態2におけるゲートウェイ20及びECU50の要部構成を示すブロック図である。実施の形態2における通信システム2は、実施の形態1と同様に、車両1に好適に搭載され、ゲートウェイ20、通信線3,4,5及びECU30,31,40,41,50,51を有する。これらは実施の形態1と同様に接続されている。実施の形態2における通信システム2において、ECU50の構成を除く、他の構成は、実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態2におけるECU50は、実施の形態1と同様に、制御部80、無線通信部81、内部通信部82及び記憶部83を有する。これらは実施の形態1と同様に接続されている。実施の形態2におけるECU50はタイマ90を更に有する。タイマ90もバス84に接続されている。
実施の形態2において、無線通信部81は、実施の形態1と同様に、通信端末62から解錠信号及び施錠信号を無線で受信する。無線通信部81は、更に、制御部80の指示に従って、応答信号の送信を要求する要求信号を無線で通信端末62に送信する。無線通信部81は、通信端末62から応答信号を無線で受信する。
実施の形態2において、通信端末62は、実施の形態1と同様に、解錠信号及び施錠信号を無線でECU50の無線通信部81に送信する。通信端末62は、無線通信部81から要求信号を無線で受信する。通信端末62は、要求信号を受信した場合、応答信号を無線通信部81に無線で送信する。
ECU50の無線通信部81と通信端末62との間で行われる要求信号及び応答信号の送受信は、通信端末62とECU50の無線通信部81との距離が所定距離以下であることを確認するために行われる。
実施の形態2における内部通信部82は、実施の形態1と同様に、制御部80の指示に従って、解錠データ及び施錠データをゲートウェイ20の内部通信部75に送信する。
タイマ90は、制御部80の指示に従って、計時の開始及び終了を行う。タイマ90が計時している計時時間は、制御部80によって、タイマ90から読み出される。
記憶部83は不揮発性メモリである。記憶部83には、実施の形態1と同様に、制御プログラムが記憶されている。制御部80は、記憶部83に記憶されている制御プログラムに従って送信処理を実行する。この送信処理は、実施の形態1における送信処理と異なる。
記憶部83には、更に、実施の形態2における送信処理において用いられるフラグの値が記憶されている。フラグの値はゼロ又は1である。フラグの値がゼロであることは、ドア10,10,10,10が施錠されており、かつ、外部通信が禁止されていることを示す。フラグの値が1であることは、ドア10,10,10,10が解錠されており、かつ、外部通信が許可されていることを示す。記憶部83に記憶してあるフラグの値の読出し及び設定は制御部80によって行われる。
図6及び図7は、ECU50の制御部80が実行する送信処理の手順を示すフローチャートである。実施の形態2においても、制御部80は送信処理を周期的に実行する。
制御部80は、まず、フラグの値がゼロであるか否かを判定する(ステップS21)。制御部80は、フラグの値がゼロであると判定した場合(S21:YES)、無線通信部81が通信端末62から解錠信号を受信したか否かを判定する(ステップS22)。
前述したように、フラグの値がゼロであることは、ドア10,10,10,10が施錠されおり、かつ、外部通信が禁止されていることを示す。
制御部80は、無線通信部81が解錠信号を受信したと判定した場合(S22:YES)、内部通信部82に指示して、解錠データをゲートウェイ20の内部通信部75へ送信させる(ステップS23)。これにより、ECU30はドア10,10,10,10を解錠する。更に、切替え部71がスイッチ78をオンに切替え、制御部70から外部通信部72に起動信号が出力されるため、外部通信が許可される。
制御部80は、ステップS23を実行した後、フラグの値を1に設定する(ステップS24)。制御部80は、無線通信部81が解錠信号を受信していないと判定した場合(S22:NO)、又は、ステップS24を実行した後、送信処理を終了する。その後、制御部80は、次の周期が到来した場合、送信処理を再開する。
制御部80は、フラグの値がゼロではない、即ち、フラグの値が1であると判定した場合(S21:NO)、無線通信部81が通信端末62から施錠信号を受信したか否かを判定する(ステップS25)。
前述したように、フラグの値が1であることは、ドア10,10,10,10が解錠されおり、かつ、外部通信が許可されていることを示す。
制御部80は、無線通信部81が施錠信号を受信していないと判定した場合(S25:NO)、無線通信部81に指示して、通信端末62へ要求信号を送信させ(ステップS26)、タイマ90に計時を開始させる(ステップS27)。
前述したように、通信端末62は、要求信号をECU50の無線通信部81から受信した場合、応答信号を無線通信部81に送信する。
制御部80は、ステップS27を実行した後、無線通信部81が通信端末62から応答信号を受信したか否かを判定する(ステップS28)。通信端末62が、ECU50の無線通信部81から要求信号を受信することが可能な範囲に位置している場合、通信端末62から応答信号が無線通信部81に送信される。また、通信端末62が、ECU50の無線通信部81から要求信号を受信することが可能な範囲外に位置している場合、通信端末62は要求信号を受信しないため、通信端末62から応答信号が無線通信部81に送信されることはない。ステップS28は、通信端末62とECU50の無線通信部81との距離が所定距離以下であるか否かを判定することに相当する。
制御部80は、無線通信部81が応答信号を受信した、即ち、通信端末62とECU50の無線通信部81との距離が所定距離以下であると判定した場合(S28:YES)、タイマ90に指示して計時を終了させる(ステップS29)。その後、制御部80は、次の周期が到来した場合、送信処理を再開する。
制御部80は、無線通信部81が応答信号を受信していないと判定した場合(S28:NO)、タイマ90が計時している計時時間が基準時間以上であるか否かを判定する(ステップS30)。基準時間は、一定であり、予め記憶部83に記憶されている。
制御部80は、計時時間が基準時間未満であると判定した場合(S30:NO)、ステップS28を実行する。制御部80は、計時時間が基準時間以上となるまで、無線通信部81が行う応答信号の受信を待つ。
制御部80は、計時時間が基準時間以上であると判定した場合、即ち、計時時間が基準時間以上となるまでに無線通信部81が応答信号を受信しなかった場合(S30:YES)、タイマ90に指示して、計時を終了させる(ステップS31)。
制御部80は、無線通信部81が施錠信号を受信した場合(S25:YES)、又は、ステップS31を実行した後、内部通信部75に指示して、施錠データをゲートウェイ20の内部通信部75へ送信させる(ステップS32)。これにより、ECU30はドア10,10,10,10を施錠する。更に、切替え部71がスイッチ78をオフに切替え、制御部70から外部通信部72に停止信号が出力されるため、外部通信が禁止される。
制御部80は、ステップS32を実行した後、フラグの値をゼロに設定する(ステップS33)。制御部80は、ステップS29又はS33のいずれか一方を実行した後、送信処理を終了する。
実施の形態2における通信システム2においては、実施の形態1と同様に、ECU50の無線通信部81が解錠信号を受信した場合に内部通信部82はゲートウェイ20の内部通信部75に解錠データを送信し、無線通信部81が施錠信号を受信した場合に内部通信部82は内部通信部75に施錠データを送信する。そして、ゲートウェイ20及びECU30,31,40,41,51夫々は実施の形態1と同様に構成されている。このため、実施の形態2における通信システム2及びゲートウェイ20夫々は、実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態2における通信システム2においては、フラグの値が1である間、即ち、外部通信が許可されている間、ECU50の無線通信部81は要求信号の送信と応答信号の受信とを行い、通信端末62は要求信号の受信と応答信号の送信とを行う。このように、外部通信が許可されている間、無線通信部81と通信端末62とは無線で繰り返し通信する。
例えば、通信端末62を所持しているユーザがECU50の無線通信部81から離れたために、ECU50の無線通信部81が通信端末62から応答信号を受信することができず、通信端末62及び無線通信部81間の通信が途絶えた場合、ECU50の内部通信部82はゲートウェイ20の内部通信部75に施錠データを送信する。内部通信部75が施錠データを受信した場合、実施の形態1で述べたように、切替え部71はスイッチ78をオフにし、制御部70は外部通信部72に停止信号を出力する。停止信号の出力により、外部通信部72の状態は通信停止状態に遷移する。スイッチ78がオフにされ、外部通信部72の状態が通信停止状態に遷移することによって、外部通信が禁止される。
以上のことから、通信端末62がECU50の無線通信部81の近傍に位置する場合に外部通信が許可される。従って、外部装置61がECU30,31,40,41,50,51夫々と通信する装置として不適当である場合、外部通信をより確実に防止することができる。
実施の形態2においては、ECU50の無線通信部81は通信部としても機能する。また、切替え部71がスイッチ78をオフするだけで外部通信は禁止され、制御部70が外部通信部72に停止信号を出力するだけでも外部通信は禁止される。このため、制御部70及び切替え部71夫々は禁止部として機能する。
なお、実施の形態1,2において、外部通信を禁止する構成は、切替え部71がスイッチ78をオフにする構成と、制御部70が外部通信部72に停止信号を出力することによって外部通信部72の状態を通信停止状態に遷移させる構成との組み合わせに限定されない。外部通信を禁止する構成は、スイッチ78をオフにする構成、及び、外部通信部72の状態を通信停止状態に遷移させる構成のいずれか一方であってもよい。外部通信を禁止する構成が外部通信部72の状態を通信停止状態に遷移させる構成である場合、通信路L1にスイッチ78が設けられていなくてもよい。
また、無線通信部81が配置される場所は、ECU50内に限定されず、例えばゲートウェイ20内であってもよい。この場合、実施の形態1では、ゲートウェイ20の制御部70は、許可/禁止処理のステップS11において、無線通信部81が解錠信号を通信端末62から無線で受信したか否かを判定し、許可/禁止処理のステップS14において、無線通信部81が施錠信号を通信端末62から無線で受信したか否かを判定する。
無線通信部81がゲートウェイ20内にある場合、実施の形態2では、ゲートウェイ20の制御部70は、許可/禁止処理において、内部通信部75が解錠データを受信したか否かの代わりに、無線通信部81が解錠信号を通信端末62から無線で受信したか否かを判定する。また、制御部70は、内部通信部75が施錠データを受信したか否かの代わりに、無線通信部81が施錠信号を通信端末62から無線で受信したか否かを判定する。更に、制御部70は、許可/禁止処理において、外部通信が許可されている間、要求信号及び応答信号を用いて、無線通信部81及び通信端末62に互いに通信させる。制御部70は、無線通信部81及び通信端末62が途絶えた場合、外部通信を禁止する。
実施の形態1,2において、無線通信部81がゲートウェイ20内にある場合、ECU30の制御部80は送信処理を実行することはない。
通信システム2が有するECUの数は6に限定されず、1以上5以下、又は、7以上であってもよい。また、ゲートウェイ20に接続されている通信線の数は、3に限定されず、1、2、又は、4以上であってもよい。更に、1つの通信線に接続されるECUの数は、2に限定されず、1、又は、3以上であってもよい。
外部通信を許可する許可信号は解錠信号に限定されない。通信端末62は、例えば、解錠信号とは別に許可信号を無線通信部81に送信してもよい。同様に、外部通信を禁止する禁止信号は施錠信号に限定されない。通信端末62は、例えば、施錠信号とは別に禁止信号を無線通信部81に送信してもよい。
更に、無線通信部81が通信端末62から禁止信号を受信しなくてもよい。例えば、無線通信部81が通信端末62から許可信号を無線で受信した場合に、図示しないタイマが計時を開始し、このタイマの計時時間が所定の時間、例えば、3時間以上となるまで外部通信を許可してもよい。この場合、タイマの計時時間が所定の時間以上となった場合、外部通信は禁止される。
なお、許可信号が解錠信号ではなく、かつ、禁止信号が施錠信号ではない場合、実施の形態1,2における通信システム2が搭載される場所は車両1内に限定されず、例えば、複合機内であってもよい。複合機は、画像の読取及び印刷、並びに、FAXの送信等を行うため、複数の制御装置が搭載されており、これらは、互いに通信する。通信システム2が複合機内に搭載される場合、ECUの代わりに、前述した制御装置が用いられる。この場合、外部装置61は、例えば、複数の制御装置と通信し、例えば、これらの制御プログラムを更新する。
開示された実施の形態1,2は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 車両
10 ドア
2 通信システム
20 ゲートウェイ(通信制御装置)
3,4,5 通信線
30,31,40,41,51 ECU(通信装置、第1通信装置)
50 ECU(通信装置、第1通信装置、第2通信装置)
61 外部装置
62 通信端末
70 制御部(禁止部)
71 切替え部(禁止部)
75 内部通信装置(データ受信部)
78 スイッチ
81 無線通信部(信号受信部、通信部)
L1 通信路

Claims (6)

  1. 通信線に接続されている通信装置と、外部装置が着脱可能に接続されると共に前記通信線が接続され、前記通信装置及び外部装置間の通信を中継する通信制御装置とを備える通信システムにおいて、
    前記通信を許可する許可信号を無線で受信する信号受信部
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記通信装置及び外部装置間の通信に用いられる通信路の中途に設けられたスイッチを備え、
    前記スイッチは前記信号受信部が前記許可信号を受信した場合にオンになること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 車両に搭載されており、
    前記許可信号は該車両のドアの解錠を指示する解錠信号であること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記信号受信部は前記通信を禁止する禁止信号を受信し、
    該禁止信号は前記ドアの施錠を指示する施錠信号であること
    を特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記通信が許可されている間、通信端末と無線で繰り返し通信する通信部と、
    前記通信端末及び通信部間の通信が途絶えた場合に、前記通信装置及び外部装置間の前記通信を禁止する禁止部と
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の通信システム。
  6. 第1通信装置が接続されている通信線が接続されると共に、外部装置が着脱可能に接続され、前記第1通信装置及び外部装置間の通信を中継する通信制御装置において、
    第2通信装置から、前記通信を許可する許可データを受信するデータ受信部を備え、
    該第2通信装置は、特定の信号を無線で受信した場合に前記許可データを前記データ受信部に送信すること
    を特徴とする通信制御装置。
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