JP3433362B2 - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JP3433362B2
JP3433362B2 JP04591594A JP4591594A JP3433362B2 JP 3433362 B2 JP3433362 B2 JP 3433362B2 JP 04591594 A JP04591594 A JP 04591594A JP 4591594 A JP4591594 A JP 4591594A JP 3433362 B2 JP3433362 B2 JP 3433362B2
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裕和 植田
良裕 藤村
典弘 宮本
明彦 津川
弘 竹垣
敏 上田
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Mitsubishi Electric Corp
Noritz Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Noritz Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、給湯器本体と給湯器
本体を遠隔操作するリモートコントローラ(以下、リモ
コンという)とからなる給湯器に係り、さらに詳しく
は、その両者間の通信に利用する通信IDの登録または
更新を行う手段を備えた給湯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機器本体と、機器本体を通信IDを利用
して遠隔操作するリモコンとを備えた装置の一例とし
て、特開平2−115901号公報および実開平2−4
3086号公報に開示された発明および考案がある。
【0003】特開平2−115901号公報に開示され
たリモートコントローラシステムは、任意のパスワード
を設定する入力手段と、入力されたパスワードを記憶す
る記憶装置と、記憶されたパスワードと制御コードを送
出する送信装置とを有するリモートコントローラと、任
意のパスワードを設定する入力手段と、入力したパスワ
ードを記憶する記憶装置と、リモートコントローラから
送られる送信コード内のパスワードを判別する装置とを
有する受信ユニットからなっている。
【0004】そして、リモートコントローラ側と受信ユ
ニット側で同一のパスワードを設定可能、およびパスワ
ードの送信、受信、受信コード判別処理することによっ
て、送信コードの混信を防ぎ、機器本体の誤動作を防止
することができる。
【0005】また、実開平2−43086号公報に開示
された遠隔制御装置は、送信機から乱数のIDコードを
自動的に送信し、受信機ではこのIDコードを受信する
と前に記憶していたIDコードをリセットしてこの新た
なIDコードを記憶し、送信機から通常の制御信号の送
信の際にこのIDコードの照合を行い、一致したときに
制御信号に基づいて制御装置を駆動するようにしたもの
である。
【0006】そして、送信機は自動的に乱数のIDコー
ドを送信するので、送信側のIDコードの設定が容易に
できるとともに、受信機ではこのIDコードを受信する
と、前に記憶していたIDコードをリセットしてこの新
たなIDコードを記憶するので、受信側のIDコードの
設定も容易にでき、使い勝手の良い遠隔制御装置が得ら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のリ
モートコントローラーシステムは、リモコン(送信機)
側と機器本体(受信機)側とで同一のパスワード(ID
コード)を設定可能とし、リモコンから送られてきたパ
スワードが機器本体のパスワードと一致したときに機器
本体を駆動するようにしているので、機器本体の誤操作
等を防止することができる。しかしながら、例えばリモ
コンが故障したり紛失した場合、新たなリモコンで再度
パスワードを設定するが、前のリモコンと同じパスワー
ドを設定しまう可能性が高く、同じパスワードを設定し
てしまうと、紛失したリモコンが見付かったときは前の
リモコンと新しいリモコンの両者が使用可能となるた
め、両者で機器本体を操作してしまう危険性が発生し、
機器本体の安全性および信頼性を低下させるという問題
があった。
【0008】また、乱数によりIDコードを発生させる
ものであっても、必ずしも異なるIDコードが発生され
て設定されるとは限らず、リモコンを複数回交換するに
つれて全て異なるIDコードを設定するのは困難とな
り、一度使用したIDコードを有するリモコンがある場
合に機器本体を誤動作させてしまうおそれがあった。
【0009】特に、給湯器においては燃焼機器であるた
めに安全性が強く要求されるので、一旦紛失したリモコ
ンが有効であって使用可能な場合は、そのリモコンによ
る燃焼動作等の操作が行われる可能性が高くなって給湯
器の安全性に欠けてしまうなど大きな問題であった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、以前のリモコンと異なる通信I
Dの登録または更新により以前のリモコンの使用を無効
とし、最新のリモコンのみ使用有効とすることのできる
給湯器を提供することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る給湯器
は、リモートコントローラ側に、少なくとも給湯器本体
固有の給湯器番号およびリモコン履歴番号から構成され
る通信IDが記憶される第1の通信ID記憶手段と、第
1の通信ID記憶手段に前記通信IDを登録する通信I
D登録手段とを設けるとともに、給湯器本体側に、通信
IDが記憶される第2の通信ID記憶手段と、第2の通
信ID記憶手段に前記通信IDを登録または更新する通
信ID更新手段とを設けて、第2の通信ID記憶手段に
給湯器番号をあらかじめ記憶しておき、給湯器本体にリ
モートコントローラがケーブルを介して接続されたとき
に、給湯器本体は、通信ID更新手段によって、ケーブ
ルが導通した時の回数に基づいてリモコン履歴番号を作
成してこの作成したリモコン履歴番号を第2の通信ID
記憶手段に登録または更新し、リモートコントローラ
は、通信ID登録手段によって、第2の通信ID記憶手
段に登録または更新された通信IDを第1の通信ID記
憶手段に登録するものである。
【0012】また、ケーブルが導通した時の回数に基づ
いて作成されるリモコン履歴番号に代えて、リモートコ
ントローラが接続した時の日時を含んで作成されるリモ
コン履歴番号としたものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】給湯器本体に通信IDを利用して給湯器本体を
遠隔操作するリモートコントローラがケーブルを介して
接続されると、給湯器本体側に設けられた通信ID更新
手段はケーブルが導通した時の回数に基づいて通信ID
のリモコン履歴番号を作成してこのリモコン履歴番号を
あらかじめ給湯器番号が記憶されている第2の通信ID
記憶手段に記憶させる。ついで、リモートコントローラ
側に設けられた通信ID登録手段は第2の通信ID記憶
手段に記憶された通信IDを第1の通信ID記憶手段に
記憶させ、給湯器本体と接続されたリモートコントロー
ラとに共通の通信IDを設定して両者を通信可能状態と
する。
【0016】そして、同じ機能を有するリモートコント
ローラを新たに設定する場合も同様にして給湯器本体お
よび最新のリモートコントローラに共通の通信IDを設
定して更新する。この時、最新のリモートコントローラ
と以前使用していたリモートコントローラとには異なる
通信IDが設定されて、以前のリモートコントローラの
使用を無効とし最新のリモートコントローラのみ使用有
効とすることができ、同じ機能を有する2機以上のリモ
ートコントローラによる給湯器の操作等が防止される。
【0017】また、ケーブルが導通した時の回数に基づ
いて作成されるリモコン履歴番号に代えて、リモートコ
ントローラが接続した時の日時を含んで作成されるリモ
コン履歴番号とする。これにより、リモコン履歴番号に
は同じ数値等が設定されることなく確実にリモコン履歴
番号を更新し、同種または他種の各リモコンに異なる通
信IDを容易に設定することができる。
【0018】
【実施例】
実施例1.ここで、この発明に係る給湯器の概要につい
て、図6および図7を用いて説明する。図に示すよう
に、給湯器本体1に対して、例えば浴室にはフロリモコ
ン2、台所にはメインリモコン3、シャワールームには
サブリモコン4、その他洗面所等にはそれぞれの設置場
所に対応した操作機能を有するリモコンがそれぞれ設け
られており、各リモコン2,3…nと給湯器本体1との
両者間で無線Wによる通信データおよび両者共通の通信
IDのやり取りを行い、各リモコン2,3…nから送ら
れてきた通信データに基づいて給湯器本体1を駆動して
いる。
【0019】そして、例えばフロリモコン2は図8に示
すように、設定温度、タイマー、給湯温度、ふろ水位を
表示する表示部2a、運転入/切、自動等の各種スイッ
チボタン2b、ふろの温度調節、水位設定、給湯の温度
調節などの設定スイッチ2c等が設けられている。ま
た、メインリモコン3は図9に示すように、タイマー、
給湯温度、ふろ温度の表示部3a、運転入/切、温度調
節、自動、即湯、即湯予約設定等の各種のスイッチボタ
ン3bが設けられている。このように、各リモコン2,
3…nにはそれぞれの機能設定用のスイッチボタンおよ
び表示部等が設けられており、ユーザーがこれらのリモ
コンのスイッチボタンを操作することによって、給湯器
本体1を駆動させる無線Wの通信データ等が送信され、
給湯器本体1の通信IDと操作したリモコンの通信ID
とが一致した時に、給湯器本体1はその通信データを受
信してその通信データに基づいて給湯動作を開始する。
【0020】次に、この発明の第1の実施例に係る給湯
器の構成について説明する。図1はこの発明の第1の実
施例の構成を示すブロック図である。図において、1は
給湯器本体、2はフロリモコン、3はメインリモコン
で、給湯器本体1および各リモコン2,3…によって給
湯器は構成されており、給湯器本体1とフロリモコン2
およびメインリモコン3等との通信データのやり取りは
電波50による無線通信および有線ケーブル51による
有線通信によって行われ、送受信データとともに送受信
される通信IDの登録または更新は有線通信を用いて行
い、給湯器本体1の運用時の指示等は無線通信を用いて
行うようになっている。
【0021】また、通信IDは図2に示すように、例え
ば1001などの給湯器本体固有の給湯器番号61と、
例えば00などのリモコンの機能別にそれぞれ対応させ
て設定されたリモコン機能番号62と、例えば01など
のリモコンが新たに設定された時の設定回数のリモコン
履歴番号63とから構成され、この3つの要素がテーブ
ル状に配列されており、各リモコン2,3…に応じて通
信IDがそれぞれ設けられている。なお、リモコン履歴
番号63には、給湯器本体1に設けられた更新カウンタ
(図示せず)によってカウントされたリモコンが新たに
設定された時の設定回数、つまり給湯器本体1とリモコ
ンとが有線ケーブル51を介して相互に接続されてこの
有線ケーブル51が導通した時の回数が用いられてい
る。
【0022】給湯器本体1は、アンテナ11aを介して
リモコン側と無線通信する無線通信手段11と、リモコ
ンに接続される有線ケーブル51を介して有線通信する
有線通信手段12と、無線通信手段11がリモコンから
受信した指示データに基づいて例えばバーナやミキシン
グバルブ等(図示せず)を制御して給湯動作を制御する
給湯制御手段13と、給湯器本体側記憶手段25と、給
湯器本体制御部20とから構成されている。
【0023】有線通信手段12は、給湯器本体1を運用
する場合に給湯器本体1と各リモコン2,3…との間で
無線通信される送受信データとともに送受信される通信
IDを登録または更新する際に利用する手段であり、有
線通信手段12とリモコン側の有線通信手段との間に有
線ケーブル51が接続されると、通信IDの作成に必要
なデータ、リモコン機能番号62がリモコン側から給湯
器本体1側に送られこれを受け取っている。なお、有線
通信手段12に有線ケーブル51が接続されたか否かの
検出は、有線通信手段12自体が行っており、例えば有
線ケーブル51との接続端子の一つを検出端子として使
用し、これらによって接続の検出を行う。
【0024】給湯器本体側記憶手段25は、給湯器本体
1の固有の給湯器番号61が記憶される給湯器番号記憶
手段26と、各リモコン2,3…に対応する全ての通信
IDが記憶される通信ID記憶手段27と、リモコンが
新たに設定されるとその設定回数が記憶される更新カウ
ンタメモリ28と、リモコン側から送信された指示デー
タなど上述以外の内容を記憶するその他の記憶手段29
とからなっている。
【0025】給湯器本体制御部20は、例えば無線によ
る送信データを作成したり、無線による受信データを解
読するなど無線通信手段11を制御し、その他送受信の
ポーリングタイミングを取ったりする無線通信制御手段
21と、有線による送信データの作成および受信データ
の解読を行うなど有線通信手段12を制御する有線通信
制御手段22と、有線通信手段12に有線ケーブル51
が接続されて新たにリモコンの設定の登録または更新の
指示があると、更新カウンタをカウントアップさせて更
新カウンタメモリ28に記憶し、リモコン履歴番号63
を更新させるとともに、給湯器番号61、リモコン側か
ら送くられてくるリモコン機能番号62および更新した
リモコン履歴番号63のデータを利用して通信IDを作
成し、通信ID記憶手段27の通信IDを更新する通信
ID更新手段23と、例えば給湯器本体制御部20と給
湯制御部13あるいは給湯器本体側記憶手段25との通
信データのやり取りなど、上述以外の給湯器本体1側の
動作を制御するその他の制御手段24からなっている。
【0026】フロリモコン2は、アンテナ31aを介し
て給湯器本体1側と無線通信を行う無線通信手段31
と、給湯器本体1に接続される有線ケーブル51を介し
て有線通信を行う有線通信手段32と、給湯器本体1の
給湯動作を指示入力する操作手段33と、操作手段33
による操作内容を表示したり給湯器本体1の状態を表示
する出力手段34と、リモコン側記憶手段45と、リモ
コン制御部40とから構成されている。
【0027】リモコン側記憶手段45は、リモコン機能
番号62(例えばフロリモコン2の場合は00)があら
かじめ記憶されている機能番号記憶手段46と、通信I
Dの登録または更新の際に給湯器本体1から返送されて
きた通信IDが記憶される通信ID記憶手段47と、上
述以外のデータを記憶するその他の記憶手段48とから
なっている。
【0028】リモコン制御部40は、給湯器本体1側の
無線通信制御手段21と同様に無線通信手段31を制御
する無線通信制御手段41と、給湯器本体1側の有線通
信制御手段22と同様に有線通信手段32を制御する有
線通信制御手段42と、通信IDが登録または更新され
た時に給湯器本体1側から返送されてきた通信IDを通
信ID記憶手段47に記憶させる通信ID登録手段43
と、上述以外のリモコンの動作を制御するその他の制御
手段44とからなっている。
【0029】なお、例えばメインリモコン3など各種リ
モコンの構成については、フロリモコン2と同様の構成
となっており、リモコン側記憶手段45の機能番号記憶
手段46には図2に示すように、メインリモコン3は0
1、サブリモコン4は02、メインサブリモコン5は0
3など、各種リモコンに対応するリモコン機能番号62
があらかじめ記憶されている。
【0030】次に、この実施例の作用について図3のフ
ローチャートを用いて説明する。まず、給湯器が出荷さ
れ通信IDの3つの要素が全て登録される以前の給湯器
本体1は、給湯器番号記憶手段26に給湯器番号「10
01」があらかじめ記憶されていて、通信ID記憶手段
27における通信IDの給湯器番号61のエリアには
「1001」が記憶され、他のリモコン機能番号62、
リモコン履歴番号63のエリアには何も記憶されていな
い状態となっている。また、更新カウンタメモリ28に
は「00」が記憶されている。一方、リモコン側の機能
番号記憶手段46にはリモコンの種類に応じたリモコン
機能番号62(例えばフロリモコン2では「00」)が
あらかじめ記憶されている。
【0031】ついで、例えばフロリモコン2における通
信IDの登録または更新を行う場合、フロリモコン2側
の有線通信手段32と給湯器本体1側の有線通信手段1
2とを専用の有線ケーブル51で接続すると、有線通信
手段12,32はそれぞれが有線ケーブル51の接続を
検出する(S1,S2)。この時、接続が検出された場
合は給湯器本体1に設けた更新カウンタがカウントアッ
プされて「01」となり、通信ID更新手段23によっ
てこの「01」を更新カウンタメモリ28に記憶し、リ
モコン履歴番号を「01」とする(S3)。また、接続
が検出されなかった場合は給湯器本体1およびフロリモ
コン2の両者とも有線ケーブル51の接続待ち状態とな
る。
【0032】次に有線ケーブル51の接続が完了する
と、接続されたフロリモコン2から機能番号記憶手段4
6に記憶されたリモコン機能番号62の「00」が有線
通信手段32,12および有線ケーブル51を介して給
湯器本体1側に伝送され(S4)、給湯器本体1は有線
通信手段12によりリモコン機能番号62の「00」を
受信し(S5)、通信ID更新手段23は給湯器番号記
憶手段26に記憶されている給湯器番号61の「100
1」、受信したリモコン機能番号62の「00」および
リモコン履歴番号63の「01」の3つの要素から通信
ID「10010001」を作成する(S6)。これが
給湯器本体1とフロリモコン2との間の共通の通信ID
となる。そして、通信IDが作成されると、有線通信手
段12等によって作成された通信IDをフロリモコン2
側に伝送するとともに(S7)、図2に示すように、こ
の通信IDを通信ID記憶手段27に記憶する(S
8)。
【0033】一方、フロリモコン2側は有線ケーブル5
1を介して給湯器本体1から返送されてきた通信ID
「10010001」を受信すると(S9,S10)、
通信ID登録手段43によってこの通信IDを通信ID
記憶手段47に記憶し(S11)、通信IDの登録また
は更新が完了したことを出力手段34によって表示する
(S12)。そして、通信IDの登録または更新の確認
後、有線通信手段12,32から有線ケーブル51を外
し、有線通信手段12,32で有線ケーブル51の接続
を検出し(S13,S14)、接続が検出されなかった
場合は通信IDの登録または更新の動作は終了となり、
給湯器本体1とフロリモコン2とは無線通信による操作
可能状態となる。
【0034】以後、メインリモコン3等の各種リモコン
の場合も、上述と同様の一連の動作を行って、図2に示
すように、それぞれのリモコンの通信IDを登録または
更新する。また、同じ機能を有するリモコンを新たに設
定してそのリモコンの通信IDを登録または更新する場
合も上述と同じ一連の動作を行う。この時、通信IDの
リモコン履歴番号63は有線ケーブル51が有線通信手
段12等に接続されるごとにカウントアップされる。こ
れにより、同じ機能を有するリモコンの通信IDの登録
または更新において、給湯器番号1およびリモコン機能
番号62が同じものでもリモコン履歴番号63が必ず異
なるものとなるので、以前と同じ通信IDが設定される
ことはなくなり、同じ機能を有する2機以上のリモコン
による給湯器本体1の操作を防止することができる。
【0035】次に、通信IDが登録または更新された後
の給湯器本体1の各リモコン2,3…による遠隔無線動
作について、図4の通信ポーリングタイミング図および
図5のフローチャートを用いて説明する。
【0036】図4は給湯器本体1と各リモコン2,3…
との間の通信のポーリングタイミング図で、無線通信は
このポーリングタイミングで送受信のタイミングが管理
されており、給湯器本体1の給湯器本体制御部20の無
線通信制御手段21において制御されている。図におい
て、ポーリング周期の前半部分は、給湯器本体側ダウン
ロードデータ送信時間KT1およびリモコン側ダウンロ
ードデータ受信時間RT1で、ポーリング周期の後半部
分は、給湯器本体側ダウンロードデータ受信時間KT2
およびリモコン側ダウンロードデータ送信時間RT2と
なっている。また、リモコン側ダウンロードデータ送信
時間RT2はスロット1,2,3,4,5に分割されて
おり、例えばスロット1はフロリモコン2、スロット2
はメインリモコン3と、各スロットは各種リモコン別に
割り当てられている。そして、給湯器本体1側へ応答を
返すスロットの順番は、給湯器本体1からのダウンロー
ドデータと合体された通信IDの送られる順番により決
定され、この順番はポーリング毎にローテーションする
ことによってどのリモコンに対しても均一な応答ができ
るように必ず5回に1回はスロット1が割り当てられる
ようになっている。また、給湯器本体1は、給湯器本体
側ダウンロードデータ受信時間KT2においてどのリモ
コンからどのスロットを使って応答が返ってくるか認識
している。
【0037】まず、ポーリングタイミングが給湯器本体
1側の送信タイミング(給湯器本体側ダウンロードデー
タ送信時間KT1)になると(S21)、給湯器本体1
はポーリングデータであるダウンロードデータと各リモ
コン2,3…の各通信ID(例えばフロリモコン2の
「10010001」やメインリモコン3の「1001
0102」)とを合体して各リモコン2,3…へ次々と
送信する(S22)。このダウンロードデータは給湯器
本体側記憶手段25のその他の記憶手段29から抽出さ
れ、各通信IDは通信ID記憶手段27から抽出され、
無線通信手段11からアンテナ11aを介して各リモコ
ン2,3…側へ送信される。給湯器本体1は以後各リモ
コン2,3…からの応答の受信待ち状態となり、給湯器
本体1側は給湯器本体側ダウンロードデータ受信時間K
T2である一定時間各リモコン2,3…からの応答を待
つ(S23)。
【0038】一方、リモコン側は給湯器本体1からのダ
ウンロードデータおよび通信IDからなる受信データを
無線通信手段31で受信し(S24)、これによってリ
モコン側ダウンロードデータ受信時間RT1とリモコン
側ダウンロードデータ送信時間RT2とを把握する。同
時に受信データから通信IDをリモコン制御部40の無
線通信制御手段41によって抽出し、通信IDの給湯器
本体番号61、リモコン機能番号62、リモコン履歴番
号63の3つの要素がリモコン側の通信IDのそれぞれ
と一致するか、リモコン側記憶手段45の通信ID記憶
手段47に記憶されている通信IDと照合し(S2
5)、3つの要素のうち1つでも一致しなかった場合は
リモコン側はダウンロードデータ受信待ちに戻る(S2
4)。
【0039】通信IDの3つの要素が全て一致した場合
は、ダウンロードデータをリモコン側記憶手段45のそ
の他の記憶手段48に記憶し(S26)、ダウンロード
データに基づいて出力手段34によって表示等の出力を
行う(S27)。この時、リモコン側から新たな操作が
発生した場合は給湯器本体1に通知し(S28,S2
9)、リモコン側の操作がなければ給湯器本体1からの
ダウンロードデータ受信待ち状態に戻る(S28,S2
4)。
【0040】ここで、各リモコン2,3…からの給湯器
本体1側への指示等は、リモコンタイプ別に応答スロッ
トが定められているため、そのリモコンに対応するスロ
ット(スロット1からスロット5のいずれか1つ)のタ
イミングで指示データを送信しなければならず、給湯制
御部13の情報を早く更新するためにはポーリング周期
を極力短くする必要があり、各リモコン2,3…からの
給湯器本体1側の応答は1つのリモコンのみとなってい
る。
【0041】例えばフロリモコン2から給湯器本体1へ
指示データを送信する場合、まずフロリモコン2はその
フロリモコン2のスロットの直前に前スロットで他のリ
モコン(例えばメインリモコン3など)の送信が行われ
ているか否かを無線通信手段31および無線通信制御手
段41で検出し、前スロットが使用されている場合は次
のポーリングタイミングまで給湯器本体1への送信を待
つ。また、使用されていない場合は無線通信制御手段4
1が通信ID記憶手段47から自己の通信IDを抽出し
て無線通信手段31から給湯器本体1側へデータを送信
する(S29)。なお、他のリモコンも同様にして給湯
器本体1側への送信を行う。
【0042】給湯器本体1は給湯器本体側ダウンロード
データ受信時間KT2内に、1つのリモコンからの指示
データを受信すると(S23)、受信データの通信ID
を無線通信制御手段21で抽出し、通信ID記憶手段2
7の通信IDとそのリモコン側からの通信IDとを照合
する(S30)。そして、通信IDが一致し、かつ、応
答スロットが適合した場合は、その他の記憶手段29に
よって受信データを記憶し(S31)、リモコン機能番
号62を判別して(S32)、受信データに対応した給
湯制御を行う(S33)。そして、次のポーリングタイ
ミングを待つ(S21)。
【0043】また、給湯器本体側ダウンロードデータ受
信時間KT2内において給湯器本体1側に各リモコン
2,3…から指示データ等の送信が全く送られてこなか
った場合は、次のポーリングタイミングの送信タイミン
グ待ち状態となり(S23,S21…)、送信タイミン
グ(給湯器本体側ダウンロードデータ送信時間KT1)
になると、各リモコン2,3…へダウンロードデータお
よび通信IDを送信し、上述と同様の一連の動作を行
う。
【0044】このように、給湯器本体1と各リモコン
2,3…との間の無線通信に用いる通信IDは、同種の
リモコンにおいてリモコン履歴番号63によりそれぞれ
異なる通信IDが設定されるので、例えば以前使用して
いたリモコンが紛失して見付かった場合、そのリモコン
で給湯器本体1を操作しようとしても給湯器本体1側の
通信IDとリモコン側の通信IDが異なるので以前使用
していたリモコンは無効となり、必ず1つのリモコン
(最新のリモコン)のみが使用有効となって、同種のリ
モコンによる給湯器本体1の操作等を防止することがで
きる。
【0045】なお、上述の実施例では更新カウンタメモ
リ28に記憶されるリモコンの設定回数のカウントアッ
プを、給湯器本体1とリモコンとの相互の接続が検出さ
れた時に行う場合を説明したが、例えば通信IDを作成
して通信ID記憶手段27にその通信IDを記憶させた
時にリモコンの設定回数をカウントアップさせるように
してもよい。
【0046】実施例2.図10はこの発明の第2の実施
例に係る通信IDの模式図である。この実施例は、実施
例1の給湯器本体側記憶手段25の更新カウンタメモリ
28を省略して給湯器本体1にカレンダーおよび時計機
能(図示せず)を設けるとともに、通信IDのリモコン
履歴番号63はリモコンが新たに設定された時の年月日
および時分としたものである。
【0047】このように構成したことにより、実施例1
とほぼ同じ作用および効果が得られ、通信IDを作成す
る場合、リモコン履歴番号63には給湯器本体1に設け
たカレンダーおよび時計機能によってリモコンが新たに
設定された時の年月日および時分が自動的に入力され、
このリモコン履歴番号63を用いて通信IDを作成し、
通信IDの登録または更新を行う。これにより、新たな
リモコンには以前に使用したリモコンの通信IDと相違
する通信IDが確実に設定されることとなり、同種の2
機以上のリモコンでの操作において最新のリモコンのみ
を使用有効とすることができる。
【0048】なお、上述の実施例ではリモコン履歴番号
63に設定される登録または更新時の年月日および時分
を給湯器本体1に設けたカレンダーおよび時計機能によ
り自動的に行う場合を例示して説明したが、例えばリモ
コン側から手動により登録または更新時の年月日および
時分等をリモコン履歴番号63に入力して設定するよう
に構成してもよい。
【0049】また、実施例1および実施例2において、
通信IDを構成するリモコン履歴番号63はリモコンの
設定回数あるいはリモコンが新たに設定された時の年月
日および時分等の時間情報とした場合を例示して説明し
たが、これに限定するものではなく、それ以外の履歴状
態を示すものであれば適宜変更することができる。
【0050】さらに、1つの給湯器本体に対して複数種
類のリモコンが対応する給湯器においてこの発明を実施
した場合を説明したが、1つの給湯器本体に対して1つ
のリモコンが対応する給湯器においてもこの発明を実施
してもよく、この場合も同様の効果を奏する。
【0051】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る給湯器は、
リモートコントローラ側に、少なくとも給湯器本体固有
の給湯器番号およびリモコン履歴番号から構成される通
信IDが記憶される第1の通信ID記憶手段と、第1の
通信ID記憶手段に前記通信IDを登録する通信ID登
録手段とを設けるとともに、給湯器本体側に、通信ID
が記憶される第2の通信ID記憶手段と、第2の通信I
D記憶手段に前記通信IDを登録または更新する通信I
D更新手段とを設けて、第2の通信ID記憶手段に給湯
器番号をあらかじめ記憶しておき、給湯器本体にリモー
トコントローラがケーブルを介して接続されたときに、
給湯器本体は、通信ID更新手段によって、ケーブルが
導通した時の回数に基づいてリモコン履歴番号を作成し
てこの作成したリモコン履歴番号を第2の通信ID記憶
手段に登録または更新し、リモートコントローラは、通
信ID登録手段によって、第2の通信ID記憶手段に登
録または更新された通信IDを第1の通信ID記憶手段
に登録するので、同種または他種の各リモコンに対して
それぞれ異なる通信IDを確実に設定することができ、
同種のリモコンの場合は以前使用していたリモコンを無
効として最新のリモコンのみ使用有効し、同種の2機以
上のリモコンによる給湯器本体の操作を防止し、安全性
の高い給湯器を得ることができる。
【0052】また、ケーブルが導通した時の回数に基づ
いて作成されるリモコン履歴番号に代えて、リモートコ
ントローラが接続した時の日時を含んで作成されるリモ
コン履歴番号としたので、リモコン履歴番号に同じ数値
等を設定することを防止するとともに、確実にリモコン
履歴番号を更新することができ、同種または他種の各リ
モコンに異なる通信IDを容易に設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図2】この発明の第1の実施例に係る通信IDの模式
図である。
【図3】この発明の第1の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
【図4】この発明に係る給湯器の給湯器本体と各リモコ
ンとの間の通信のポーリングタイミング図である。
【図5】この発明に係る給湯器の作用を示すフローチャ
ートである。
【図6】この発明に係る給湯器の構成説明図である。
【図7】この発明に係る給湯器の作用説明図である。
【図8】この発明に係る給湯器のフロリモコンの正面図
である。
【図9】この発明に係る給湯器のメインリモコンの正面
図である。
【図10】この発明の第2の実施例に係る通信IDの模
式図である。
【符号の説明】
1 給湯器本体2 フロリモコン 3 メインリモコン 11,31 無線通信手段 12,32 有線通信手段 21,41 無線通信制御手段 22,42 有線通信制御手段 23 通信ID更新手段 27,47 通信ID記憶手段 28 更新カウンタメモリ 43 通信ID登録手段 51 有線ケーブル 61 給湯器番号 63 リモコン履歴番号
フロントページの続き (72)発明者 宮本 典弘 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 津川 明彦 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 竹垣 弘 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 通信機制作所内 (72)発明者 上田 敏 尼崎市猪名寺2丁目5番1号 三菱電機 マイコン機器ソフトウエア株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 F24H 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器本体と、該給湯器本体を遠隔操作
    するリモートコントローラとからなり、両者間で共通の
    通信IDを有し、該通信IDが一致した時にリモートコ
    ントローラからの通信データを給湯器本体が受け付けて
    当該通信データに基づいて給湯制御等を行う給湯器にお
    いて、 前記リモートコントローラ側に、少なくとも給湯器本体
    固有の給湯器番号およびリモコン履歴番号から構成され
    る通信IDが記憶される第1の通信ID記憶手段と、該
    第1の通信ID記憶手段に前記通信IDを登録する通信
    ID登録手段とを設けるとともに、 前記給湯器本体側に、前記通信IDが記憶される第2の
    通信ID記憶手段と、該第2の通信ID記憶手段に前記
    通信IDを登録または更新する通信ID更新手段とを設
    て、前記第2の通信ID記憶手段に前記給湯器番号を
    あらかじめ記憶しておき、 前記給湯器本体に前記リモートコントローラがケーブル
    を介して接続されたときに、前記給湯器本体は、前記通
    信ID更新手段によって、前記ケーブルが導通した時の
    回数に基づいて前記リモコン履歴番号を作成して該作成
    したリモコン履歴番号を前記第2の通信ID記憶手段に
    登録または更新し、前記リモートコントローラは、前記
    通信ID登録手段によって、前記第2の通信ID記憶手
    段に登録または更新された通信IDを前記第1の通信I
    D記憶手段に登録することを特徴とする給湯器。
  2. 【請求項2】 ケーブルが導通した時の回数に基づいて
    作成されるリモコン履歴番号に代えて、リモートコント
    ローラが接続した時の日時を含んで作成されるリモコン
    履歴番号としたことを特徴とする請求項1記載の給湯
    器。
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