JP2000310424A - 調理機器ネットワークシステム - Google Patents

調理機器ネットワークシステム

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JP2000310424A
JP2000310424A JP11117625A JP11762599A JP2000310424A JP 2000310424 A JP2000310424 A JP 2000310424A JP 11117625 A JP11117625 A JP 11117625A JP 11762599 A JP11762599 A JP 11762599A JP 2000310424 A JP2000310424 A JP 2000310424A
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cooking
cooking appliance
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network system
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JP11117625A
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Hiroyoshi Nomura
博義 野村
Takashi Kashimoto
隆 柏本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の調理機器に調理シーケンス情報を効率
的に送信すること。 【解決手段】 ハンディターミナル1を用いて調理機器
である電子レンジ4と通信を行い、調理シーケンスの書
き換えを行う。通信は一斉同報で行い、複数の電子レン
ジ4に同時に信号を送信する。ハンディターミナル1は
必要に応じて管理コンピュータ6に接続され、情報のダ
ウンロードを行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジや電磁
調理器などの調理機器とそれらを管理する調理機器ネッ
トワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の調理機器ネットワークシステム
は、図5に示すような構成が一般的であった。この構成
は、管理コンピュータ208と電子レンジ200からな
る。
【0003】電子レンジ200は、食品を加熱する加熱
部201と、加熱部に電力を供給する給電制御部202
と、加熱部への電力の供給量を制御して加熱パワーや加
熱時間を制御するコントローラ203と、電子レンジの
制御状態や調理メニュー番号を表示する表示部204
と、ユーザに調理メニューの選択をさせる操作部205
と、調理シーケンス情報(メニュー番号と加熱手順情
報)が記憶されている調理メニュー記憶部206と、電
話回線を用いた通信を行い管理コンピュータからの調理
シーケンスデータを受信し、それを調理メニュー記憶部
206に記憶させる通信制御部207からなる。
【0004】この構成により、管理コンピュータから電
子レンジに、調理シーケンスを送信したり、あるいは、
電子レンジから調理シーケンスのデータ取得要求を出
し、データを管理コンピュータから受信することができ
る。このような管理コンピュータと電子レンジの通信に
より、電子レンジ内に記憶されている調理シーケンス
を、自動的に設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、以下のような課題があった。
【0006】(1)電子レンジが管理コンピュータと直
接接続されているため、複数の電子レンジを管理コンピ
ュータに接続する場合、各電子レンジ毎に通信をしなけ
ればならず、1回の通信に時間がかかる。
【0007】(2)調理シーケンスの通信量や通信頻度
は大きくなく、さらに通信の高速性や緊急性なども薄い
にもかかわらず、電子レンジと管理コンピュータを常時
接続しており、機器や運営のコストがかかる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ハンディターミナルを用いて調理機器と通信
を行い、調理シーケンスの書き換えを行う。通信は一斉
同報であり、複数の調理機器に同時に信号を送信する。
ハンディターミナルは必要に応じて管理コンピュータに
接続され、情報のダウンロードを行う。
【0009】この構成により、調理機器と管理コンピュ
ータが常時接続せず、さらに一斉同報で調理シーケンス
を配信するため、短時間での調理シーケンス書き込みが
可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る調理機器
ネットワークシステムは、調理シーケンス情報を記憶
し、それにしたがった調理を行う調理機器と、少なくと
も1台以上の調理機器に対して一斉同報通信を行い、そ
れぞれの調理機器中に記憶されている調理シーケンス情
報を書き換えるハンディターミナルを有する。この構成
により、ハンディターミナルから同時に調理機器の調理
シーケンス情報を書き換えられるので、1回あたりの送
信が短い時間で終了する。また、調理機器とハンディタ
ーミナルが常時接続していないので、管理や運用のコス
トが小さくなる。
【0011】本発明の請求項2に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項1の構成において、調理機器は
ハンディターミナルから送信された調理シーケンス情報
を正確に受信できたかどうかを判断して、その結果をハ
ンディターミナルへ返信し、ハンディターミナルは、前
記返信で得た情報から通信状況の表示もしくは調理シー
ケンス情報の再送の少なくとも一方を行う。これによ
り、通信状況をユーザに伝えることや、自動的な再送が
可能となり、より確実な通信が可能となる。
【0012】本発明の請求項3に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項2の構成において、複数の調理
機器とハンディターミナルが通信するときの、調理機器
からハンディターミナルへの返信のタイミングを、調理
機器ごとに変えることを特徴とする。これにより調理機
器からの信号を確実にハンディターミナルが受信するこ
とができる。
【0013】本発明の請求項4に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項2の構成において、調理機器に
通信順序を示す番号を記憶する番号記憶部を設け、前記
番号にしたがって、調理機器からハンディターミナルへ
の返信のタイミングを変える。これにより調理機器から
の送信信号を順にハンディターミナルで受信することが
できる。
【0014】本発明の請求項5に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項1の構成において、調理機器
に、ハンディターミナルから送信された調理シーケンス
情報を正しく受信できたかどうかを示す表示部を有す
る。この表示部により、ハンディターミナルからの通信
が正確に行われたかどうかをユーザに伝えることができ
る。
【0015】本発明の請求項6に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項1の構成において、調理機器
に、ハンディターミナルから送信された調理シーケンス
情報の内容である調理メニュー名、パワー、時間の少な
くともひとつを表示する内容表示部を有する。これによ
り、通信で得た調理シーケンス情報の内容をユーザに伝
えることができる。
【0016】本発明の請求項7に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項1の構成において、調理機器
に、調理シーケンスの通信開始を入力させる通信開始入
力部を設け、通信開始入力部にユーザが入力した時、調
理機器は所定時間もしくは通信終了まで、調理動作の一
時停止およびユーザからの操作入力の無視を行う。
【0017】本発明の請求項8にかかる調理機器ネット
ワークシステムは、請求項1の構成において、調理機器
は、ハンディターミナルとの通信中、調理動作の一時停
止およびユーザからの操作入力の無視を行う。これによ
り調理機器本体と通信からの調理シーケンス情報のアク
セス競合をなくすことができる。
【0018】本発明の請求項9に係る調理機器ネットワ
ークシステムは、請求項1の構成において、調理機器と
ハンディターミナルの一斉同報通信に赤外線通信を用い
る。赤外線通信は通信距離や指向性を大きくすることも
可能であり、一斉同報通信に適している。赤外線通信を
この構成に用いることにより構成が簡単になるなどの効
果がある。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の実施例1の調
理機器ネットワークシステムの構成を示した図、図2は
図1中の電子レンジの操作パネルの構成を示した図、図
3は調理機器とハンディターミナルの通信手順を示した
図である。本発明は、すべての調理機器に適用可能であ
るが、ここでは業務用電子レンジに適用した例について
述べる。
【0021】図1の1は調理シーケンスを電子レンジに
赤外線通信により送信するハンディターミナル、2はハ
ンディターミナル1において通信状況を表示したり、調
理シーケンスデータなどを入力するための入力・表示部
(タッチパネルなどのデバイスで構成されている)、3
はハンディターミナル1を他の機器と通信させるための
赤外線通信部、4は調理シーケンス情報を記憶し、それ
にしたがった調理を行う電子レンジ、3Aは電子レンジ
4がハンディターミナル1と通信するための赤外線通信
部(3と機能的に同じもので電子レンジ4に組み込まれ
ている)、5はユーザに電子レンジの操作を行わせる操
作パネルと電子レンジの動作状態を表示する表示部から
構成された操作・表示部(図2参照)、6はハンディタ
ーミナル1に調理シーケンス情報などをダウンロードす
るための管理コンピュータである。以上のように構成さ
れた調理機器ネットワークシステムについて、各部の構
成や動作を以降に詳細に説明する。
【0022】コンビニエンスストアやファミリーレスト
ランなどの店舗では、複数台数の電子レンジを設置する
ことが多い。また、このような店舗では、販売する調理
メニュー(新弁当や新メニュー)の更新が頻繁である。
このため、電子レンジの調理シーケンスの設定変更は頻
繁であり、さらに設定する電子レンジ台数も多く、変更
作業に時間がかかるとか、手作業での設定変更では間違
いが発生するなどの問題があった。
【0023】なお、ここでの調理シーケンス情報とは、
調理メニューに対する電子レンジの動作手順を示すもの
である。具体例を次に示す。
【0024】幕の内弁当:機種名ZZ (Stage 1: Power 6, 13sec)(Stage 2: Power 3, 23sec) この例では、「幕の内弁当を、機種名ZZという電子レン
ジで加熱する際には、まず、パワーレベル6で、13秒
加熱し、次にパワーレベル3で23秒加熱する。」とい
うシーケンスを示している。ステージ数は料理によって
異なる。また、最近の電子レンジには、オーブン機能や
スチーム機能など様々な調理機能が付加されているもの
も多く、このような場合は、さらに複雑なシーケンスと
なる。
【0025】この調理シーケンスの変更は、コンビニエ
ンスストアやファミリーレストランなどの系列店舗で
は、一般にスーパーバイザーと呼ばれる店舗の管理者が
行うことが多い。
【0026】通常、スーパーバイザーは複数の店舗を担
当し、店舗を定期的に巡回しながら、各店舗の商品や設
備などの管理を行う。電子レンジの調理シーケンス設定
はこの業務のなかのひとつである。スーパバイザーはこ
れらの通常の商品・設備管理業務のために機能的に特化
された情報端末(ハンディターミナル)を用いることが
多い。これはスーパーバイザーが常時携帯し、1台で複
数の店舗を管理するものである。一般に、このハンディ
ターミナルは、赤外線(IR)による無線通信や有線に
よるシリアル通信などの機能が付属している。この機能
により、他の端末・機器・管理コンピュータとのデータ
のやりとりを行うことができる。また、一般に簡単な表
示部や入力部(タッチパネルとか、キーボードなど)も
ついており、スーパーバイザーからの様々な入力を受け
付けることもできる。
【0027】本実施例では、このハンディターミナルか
ら、調理シーケンス情報を複数の電子レンジに送信す
る。送信方式は一斉同報である。
【0028】図1のハンディターミナル1は、赤外線に
よる情報通信を行う赤外線通信部3を備えている。ハン
ディターミナル1への調理シーケンス入力は、ハンディ
ターミナルに備えられた入力・表示部2から入力しても
良いし、赤外線通信部3や有線通信を用いて管理コンピ
ュータ5から通信によりダウンロードしても良い。従来
例と異なり、本実施例の電子レンジは管理コンピュータ
と常時接続せず、調理シーケンス情報は必要に応じてハ
ンディターミナルから一斉配信される。
【0029】ハンディターミナル1に蓄えられた調理シ
ーケンス情報は、赤外線通信を用いて、電子レンジに一
斉配信される。このときの操作および動作手順を以下に
示す。
【0030】(1)本システムのユーザ(コンビニエン
スストアやファミリーレストランではスーパーバイザ
ー)は、ハンディターミナル1中に調理シーケンス情報
を記憶させる。
【0031】上述したように管理コンピュータ6からの
ダウンロード、もしくは、入力部2を用いた入力によ
り、ハンディターミナル1中に調理シーケンス情報を蓄
える。
【0032】(2)ユーザは各電子レンジの操作・入力
部5中の”レシピ更新ボタン”を押す。
【0033】電子レンジは、このボタンの入力を検出す
ると、加熱調理が行われていれば、それを一時停止させ
る。さらに、操作・入力部5でのその後のユーザの入力
を無効化して、通信が終わるまでは電子レンジが動作し
ないようにする。これは、通信による調理シーケンス情
報更新と電子レンジ本体からの調理シーケンス情報のア
クセスが、電子レンジ内のメモリ上で競合することを防
ぐためである。また、赤外線通信部3Aに受信準備をさ
せる。
【0034】(3)ユーザはハンディターミナル1を電
子レンジのほうに向け、調理シーケンス情報を複数の電
子レンジに向けて一斉に発信させる。
【0035】(4)電子レンジの赤外線通信部3Aは送
信された情報を受信し、電子レンジに調理シーケンスを
記憶させる。
【0036】この1〜4の基本動作により、電子レンジ
の調理シーケンス書き換えを行う。
【0037】ただし、実際の通信では、赤外線通信の赤
外線の指向性や到達距離などの問題があり、必ずしもす
べての電子レンジに調理シーケンス情報が通信できると
は限らない。したがって、ユーザは通信が正常終了した
かどうかを知る必要があり、必要に応じて再送などをし
なければならない。
【0038】この問題を解決するために、本実施例で
は、以下の(A)もしくは(B)の方法を設ける。
【0039】(A)電子レンジの操作・表示部5中に着
信ランプを設ける。
【0040】ハンディターミナルから送信する調理シー
ケンス情報の中にパリティ情報などデータの正しさを検
証するための情報を含ませる。電子レンジの赤外線通信
部3Aで受信した際に、それが正しく受信できれば、着
信ランプを一定時間点灯させる。
【0041】ユーザは各電子レンジの着信ランプを確認
することにより、データが正しく通信されたかどうかを
確認することができる。また、着信ランプがついてない
場合は、通信エラーがあったことがわかるため、ユーザ
はハンディターミナル1の位置を変えるなどして情報の
再送を行う必要がある。また、着信ランプだけでなく、
受信した調理シーケンスの内容(レシピ名、パワー、時
間など)を操作・表示部5の内容表示部に表示しても良
い。
【0042】(B)赤外線通信部3Aがハンディターミ
ナルに応答を帰す。
【0043】上記した1の内容と同様に、通信する調理
シーケンス情報にパリティを含ませ、赤外線通信部3A
が正しく情報を受信できたかどうかを判断する。
【0044】赤外線通信部3Aはその結果をハンディタ
ーミナル1に返信する。具体的な通信手順を図3に示
す。図3では一例として、電子レンジ3台とハンディタ
ーミナルが通信する手順を示している。
【0045】ハンディターミナル1から送信された調理
シーケンス情報は一斉同報され、同時に電子レンジ1番
〜3番に到達する。その後、各電子レンジの赤外線通信
部3Aは、送られてきた情報を正しく受信できているか
どうかをパリティ情報やデータ長などを基に判断し、そ
の判断結果をハンディターミナル側に応答信号として送
信する。ただし、すべての電子レンジから同時に応答を
送信すると、ハンディターミナル側では同時に受信でき
ないため、図3のように応答信号の送信開始時間を、各
電子レンジごとにずらす。
【0046】本実施例では、応答の送信開始時間を図3
のように電子レンジ番号によって変える。ここでの番号
とは、店舗内においてユニークに付与される電子レンジ
の番号である。これは、図2に記載してあるように電子
レンジの操作・表示部5を用いて設定し、電子レンジ内
部に記憶される。この番号に応じて応答タイミングを変
えることにより、ハンディターミナル1で正しく通信が
できているかどうかを確認することができる。したがっ
て、この番号は通信順序を示すことになる。
【0047】これにより、ハンディターミナル1の入力
・表示部2に通信の状況を表示したり、ハンディターミ
ナル1に調理シーケンス情報を自動再送させたりするこ
ともできる。
【0048】以上述べた2つの方法のいづれか、あるい
は両方を同時に用いることにより、電子レンジへの調理
シーケンス情報の送信状態をユーザに知らしめることが
可能であり、さらに、2番目の方法では自動的に再送を
することも可能である。
【0049】また、上記手順の(2)において、ユーザ
に電子レンジの操作・表示部5のレシピ更新ボタンを押
すことにより、電子レンジを一時停止させ、受信準備を
させている。これは、電子レンジが、加熱中(開始直
前、終了直後も含む)で、電子レンジ内部に記憶してあ
る調理シーケンス情報を読み書きしている場合に、外部
からの信号により調理シーケンスを書き換えると、デー
タの書き込み等が同時に発生し、調理シーケンスデータ
が当初予定したものと異なる内容になる。これは、最悪
の場合、電子レンジが予期しない動作をすることにつな
がる。この問題を解決するために、操作・表示部5にレ
シピ更新ボタンを設けている。だだし、これに変わる方
法として、赤外線通信部3Aに何らかの情報が入ってき
たときに、調理シーケンス情報の書き換え開始と判断
し、電子レンジの動作を一時停止させ、操作・表示部で
のユーザの入力を無効化し、赤外線通信部による通信お
よび調理シーケンスの書き換えが終了するまで、電子レ
ンジの実質的な動作を止めるような動作をさせても良
い。この場合、電子レンジの操作・表示部5に、レシピ
更新ボタンは必要なくなる。なお、このような通信時に
おける電子レンジの動作一時停止は、レシピ更新ボタン
が押されたときから所定時間や通信開始から所定時間と
いったような設定でも良い。
【0050】なお、本実施例では、ハンディターミナル
と電子レンジの通信に赤外線を用いたが、電波や電磁波
などの無線信号でもよい。さらに図4に示すような有線
による通信でも良い。この場合、ハンディターミナルと
電子レンジは常時接続ではなく、ケーブルはハンディタ
ーミナルと着脱可能でなければならない.管理コンピュ
ータとハンディターミナル間の通信も同様であり、赤外
線以外の無線通信でも有線通信でも良い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように本発明の
調理機器ネットワークシステムによれば次の効果が得ら
れる。
【0052】請求項1に係る調理機器ネットワークシス
テムは、ハンディターミナルから複数の調理機器に対し
て調理シーケンス情報を一斉同報する。これにより、管
理コンピュータと常時接続することなく、簡便に調理シ
ーケンス情報を調理機器に送信することができる。ま
た、一度に複数の調理機器に同時に送信するため、1回
あたりの送信時間が短くなる。
【0053】また、請求項2に係る調理機器ネットワー
クシステムは、請求項1の構成において調理シーケンス
情報が調理機器で正確に受信できたかどうかを、調理機
器からハンディターミナルに返信する。ハンディターミ
ナルでは、この情報をもとに、通信状態の表示もしくは
調理シーケンス情報の再送を行う。この構成により、正
しく調理シーケンス情報を調理機器に配信できているか
どうかをユーザが確認することができ、さらに、通信に
不具合が発生していれば自動的に再送を行わせることも
できる。
【0054】また、請求項3に係る調理機器ネットワー
クシステムは、請求項2における返信タイミングを調理
機器ごとに変化させる。これにより調理機器からの通信
の競合がなくなり。1台のハンディターミナルでも複数
の調理機器と問題なく通信できる。
【0055】また、請求項4に係る調理機器ネットワー
クシステムは、請求項2における返信タイミングを調理
機器に記憶させた番号によって変化させる。これによ
り、返信タイミング管理がより簡単になる。また、実施
例のように、操作・表示部からこの番号を入力させても
良い。
【0056】また、請求項5に係る調理機器ネットワー
クシステムは、請求項1の構成において、調理シーケン
ス情報が正しく受信できたかどうかを調理機器側で表示
する。ハンディターミナルを用いた一斉同報通信の後、
ユーザはこの表示を確認することにより、通信がうまく
いったかどうかを確認することができる。
【0057】また、請求項6に係る調理機器ネットワー
クシステムは、請求項1の構成において、調理機器側で
受信した調理シーケンス情報の内容を表示する。これに
より、通信で送信した内容をユーザが確認することがで
きる。
【0058】また、請求項7に係る調理機器ネットワー
クシステムは、調理機器に通信開始を入力させるための
操作部を設ける。これがユーザにより操作された時に、
調理機器の動作を停止させることにより、調理機器本体
と通信による調理シーケンス情報のアクセス競合を防ぐ
ことができる。
【0059】また、請求項8に係る調理機器ネットワー
クシステムは、ハンディターミナルから調理機器への通
信中、調理機器の動作を一時停止させるもので、ユーザ
の操作なしに調理機器からの調理シーケンスアクセスと
通信による調理シーケンスアクセスの競合を避けること
ができる。
【0060】また、請求項9に係る調理機器ネットワー
クシステムは、ハンディターミナルと調理機器の通信に
赤外線通信を用いる。赤外線通信では、赤外線の出力や
レンズの構成を適切に設定することにより、長い到達距
離や広い指向性をもつようにできる。これは複数の調理
機器へ同時に通信するのに特に適しており、図4のよう
な有線で接続するのと比較して、ハンディターミナルや
調理機器の通信部の構成が簡単になる。また、通信時に
ユーザがケーブルを接続する必要もないため、ハンディ
ターミナルの使い勝手も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における調理機器ネットワー
クシステムの全体構成を示す図
【図2】同システムにおける操作・表示部の構成を示す
【図3】同システムにおいて電子レンジとハンディター
ミナルの通信手順を示す図
【図4】同システムにおいて有線通信を用いた場合の全
体構成を示す図
【図5】従来の調理機器ネットワークシステムの構成を
示すブロック図
【符号の説明】
1 ハンディターミナル 2 入力・表示部 3 赤外線通信部 4 電子レンジ 5 操作・表示部 6 管理コンピュータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理シーケンス情報を記憶し、それにした
    がった調理を行う少なくとも1台以上の調理機器と、前
    記調理機器に対して一斉同報通信を行い、前記調理シー
    ケンス情報を書き換えるハンディターミナルを備えた調
    理機器ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】調理機器は、ハンディターミナルから送信
    された調理シーケンス情報を正確に受信できたかどうか
    を判断して、その結果を前記ハンディターミナルへ返信
    し、前記ハンディターミナルは、前記返信で得た情報か
    ら通信状況の表示もしくは調理シーケンス情報の再送の
    少なくとも一方を行う請求項1記載の調理機器ネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】複数の調理機器とハンディターミナルが通
    信するとき、前記調理機器から前記ハンディターミナル
    への返信のタイミングを、前記調理機器ごとに変える請
    求項2記載の調理機器ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】調理機器に通信順序を示す番号を記憶する
    番号記憶部を設け、前記番号にしたがって、前記調理機
    器からハンディターミナルへの返信のタイミングを変え
    る請求項2記載の調理機器ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】調理機器にハンディターミナルから送信さ
    れた調理シーケンス情報を正しく受信できたかどうかを
    示す表示部を備えた請求項1記載の調理機器ネットワー
    クシステム。
  6. 【請求項6】調理機器にハンディターミナルから送信さ
    れた調理シーケンス情報の内容である調理メニュー名、
    パワー及び時間の少なくとも一つを表示する内容表示部
    を備えた請求項1記載の調理機器ネットワークシステ
    ム。
  7. 【請求項7】調理機器に調理シーケンスの通信開始を入
    力させる通信開始入力部を設け、前記通信開始入力部に
    ユーザが入力した時、前記調理機器は所定時間もしくは
    通信終了まで、調理動作を一時停止しユーザからの操作
    入力を無視する請求項1記載の調理機器ネットワークシ
    ステム。
  8. 【請求項8】調理機器は、ハンディターミナルとの通信
    中、調理動作を一時停止しユーザからの操作入力を無視
    する請求項1記載の調理機器ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】調理機器とハンディターミナルの一斉同報
    通信に赤外線通信を用いた請求項1記載の調理機器ネッ
    トワークシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030064569A (ko) * 2002-01-28 2003-08-02 주식회사 엘지이아이 전자레인지의 조리데이터 관리방법 및 장치
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