JP3841199B2 - 設定スイッチ表示システムおよびネットワークコンフィグレータ - Google Patents
設定スイッチ表示システムおよびネットワークコンフィグレータ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットに接続された複数のネットワークユニットのそれぞれの設定スイッチの設定状態を表示することを可能にした設定スイッチ表示システムおよびこの設定スイッチ表示システムで用いられるネットワークコンフィグレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、プログラマブルコントローラ(以下、PCという)システムにおいては、スレーブユニットを管理するマスタユニットとマスタユニットに管理される複数のスレーブユニットとをネットワークを介して接続することで、自由度の高いシステムを構築することが行なわれている。
【0003】
このようなPCシステムにおいて、各スレーブユニットは、該スレーブユニットの動作を設定する設定スイッチを有しており、システム立ち上げ時におけるこの設定スイッチの設定操作によって当該システムにおける各スレーブユニットの動作が決定される。
【0004】
図6は、このように構成された従来のPCシステムの一例を示すブロック図である。
【0005】
図6において、このPCシステムは、一台のマスタユニット10と複数個所に分散配置された複数台のスレーブユニット20−1〜20−nとをネットワーク30を経由して接続することにより構成されている。
【0006】
そして、複数台のスレーブユニット20−1〜20−nには、各スレーブユニット20−1〜20−nの動作を設定するためのディップスイッチ、ロータリースイッチ等からなる設定スイッチ21−1〜21−nがそれぞれ設けられており、これらの設定スイッチ21−1〜21−nの設定状態にしたがってこのPCシステムにおける各スレーブユニット20−1〜20−nが動作するように構成されている。
【0007】
図7は、図6に示した設定スイッチの例を示す図であり、同図においては、上記各スレーブユニット20−1〜20−nを代表してスレーブユニット20とし、各設定スイッチ21−1〜21−nを代表して設定スイッチ21として説明する。
【0008】
同図に示すように、スレーブユニット20の表面側には、電源およびアナログ入力を接続する端子台22、ディップスイッチ21aおよびロータリースイッチ21bからなる設定スイッチ21が備えられている。
【0009】
そして、上記ディップスイッチ21aのON/OFF切換えによりノードアドレス、通信速度を設定し、上記ロータリースイッチ21bの切換えにより入力レンジを設定することで、スレーブユニット20の動作が設定される。
【0010】
しかしながら、上記構成のPCシステムにおいて、各スレーブユニット20−1〜20−nの設定スイッチ21−1〜21−nの設定状態が予定した設計上の値と異なると、各スレーブユニット20−1〜20−nを設計通りに動作させることができない。
【0011】
そこで、このPCシステムを正常に動作させるためには、各スレーブユニット20−1〜20−nの設定スイッチ21−1〜21−nの設定状態が設計通りに適正に設定されているかを調べる必要があるが、従来は、各スレーブユニット20−1〜20−nの設定スイッチ21−1〜21−nの設定状態が設計通りに適正に設定されているかを確認するためには、このPCシステムの立ち上げ時に、作業員が現場に行って、各設定スイッチ21−1〜21−nの設定状態が適正であるかを目視により確認していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の作業員の目視による設定スイッチ21−1〜21−nの設定状態の確認作業は、このPCシステムにおけるスレーブユニット(ネットワークユニット)20−1〜20−nの数が多くなると、非常に時間がかかり、その結果、システム立ち上げに時間がかかるという問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、ネットワークに接続された複数のネットワークユニットの設定スイッチのそれぞれの設定状態を容易かつ短時間で確認することができるようにしてシステム立ち上げに要する時間を短縮するようにした設定スイッチ表示システムおよびネットワークコンフィグレータを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る設定スイッチ表示システムは、
ネットワークに複数のネットワークユニットとネットワークコンフィグレータとを接続して構成されるネットワークシステムにおける設定スイッチ表示システムにおいて、
上記複数のネットワークユニットは、
該ネットワークユニットの動作を設定する設定スイッチと、
上記設定スイッチの設定状態を読み取る読取手段と、
上記読取手段で読み取った設定スイッチの設定状態を上記ネットワークを介して上記ネットワークコンフィグレータに送信する送信手段と、を具備し、
上記ネットワークコンフィグレータは、
上記複数のネットワークユニットにおける上記各設定スイッチの設計上の設定値を登録する登録手段と、
上記複数のネットワークユニットの読取手段で読み取った各設定スイッチの設定状態を上記ネットワークを介して受信する通信手段と、
上記通信手段により上記複数のネットワークユニットから受信した上記各設定スイッチの設定状態と上記登録手段により登録された対応するネットワークユニットの上記各設定スイッチの設計上の設定値とを比較する比較手段と、
上記比較手段による比較結果を表示する表示手段と、を具備し、
上記複数のネットワークユニットにおける上記各設定スイッチの設定状態を上記ネットワークコンフィグレータで表示する
ことを特徴とする。
【0016】
ここで、上記ネットワークユニットは、例えば、PCマスタと複数のスレーブユニットとをネットワーク接続したPCシステムにおけるスレーブユニットから構成することができ、このスレーブユニットは、このPCシステムを構成するリモートI/Oターミナル、耐環境ターミナル、リモートアダプタ、I/Oリンクユニット、センサターミナル、アナログ入力ターミナル、アナログ出力ターミナル、温度入力ターミナル、RS232Cユニット等から構成することができる。
【0017】
また、上記ネットワークコンフィグレータは、上記ネットワークユニットの状態を監視する他、パラメータの読み出しや書き込みを行なう装置もしくはソフトウェア等から構成することができる。
【0018】
また、上記設定スイッチは、上記PCシステムにおける各スレーブユニットに設けられ、このスレーブユニットの上記PCシステムにおける動作を設定するためのディップスイッチ等から構成することができる。
【0021】
また、本発明に係るネットワークコンフィグレータは、
複数のネットワークユニットが接続されたネットワークに接続されたネットワークコンフィグレータにおいて、
上記複数のネットワークユニットに設けられた各ネットワークユニットの動作状態を設定する各設定スイッチの設計上の設定値を登録する登録手段と、
上記複数のネットワークユニットと通信を行なうことにより上記複数のネットワークユニットに設けられた上記各設定スイッチの設定状態を上記ネットワークを介して受信する通信手段と、
上記通信手段により上記複数のネットワークユニットから受信した上記各設定スイッチの設定状態と上記登録手段により登録された対応するネットワークユニットの上記各設定スイッチの設計上の設定値とを比較する比較手段と、
上記比較手段による比較結果を表示する表示手段と、を具備し、
上記複数のネットワークユニットの上記各設定スイッチの設定状態または上記比較手段による比較結果を表示する
ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る設定スイッチ表示システムおよびネットワークコンフィグレータの実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明に係る設定スイッチ表示システムおよびネットワークコンフィグレータを用いて構成されたPCシステムの全体構成を示すシステム構成図である。
【0024】
図1において、このPCシステムは、一台のマスタユニット100と複数個所に分散配置された複数台のスレーブユニット200−1〜200−nとをネットワーク300を経由して接続し、さらに、このネットワーク300にネットワークコンフィグレータ400を接続して構成されている。
【0025】
また、複数台のスレーブユニット200−1〜200−nには、各スレーブユニット200−1〜200−nのこのPCシステムにおける動作を設定するためのディップスイッチ等からなる設定スイッチ201−1〜201−nがそれぞれ設けられている。
【0026】
ここで、マスタユニット100は、このPCシステムにおけるPCマスタを構成するものであり、また、スレーブユニット200−1〜200−nは、このPCシステムを構成するリモートI/Oターミナル、耐環境ターミナル、リモートアダプタ、I/Oリンクユニット、センサターミナル、アナログ入力ターミナル、アナログ出力ターミナル、温度入力ターミナル、RS232Cユニット等から構成されるものである。
【0027】
また、ネットワークコンフィグレータ400は、マスタユニット100やスレーブユニット200−1〜200−nの状態を監視する他、パラメータの読み出しや書き込みを行なう装置もしくはソフトウェア等から構成されるものである。
【0028】
また、マスタユニット100、スレーブユニット200−1〜200−n、ネットワークコンフィグレータ400の相互間の通信は、CAN(Control Area Network)プロトコルのフレーム構成を利用して行なわれる。
【0029】
さて、上記構成において、複数台のスレーブユニット200−1〜200−nは、各スレーブユニット200−1〜200−nに設けられた設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態に応じてこのPCシステムにおいて動作するが、この設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態が予定した設計上の値と異なると、各スレーブユニット200−1〜200−nを設計通りに動作させることができない。
【0030】
そこで、本実施形態のPCシステムにおいては、各スレーブユニット200−1〜200−nに各スレーブユニット200−1〜200−nに設けられた設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態を読み出す設定スイッチ読出し部を設け、ネットワークコンフィグレータ400上で設定スイッチ読出し操作を行なうと、ネットワークコンフィグレータ400と各スレーブユニット200−1〜200−nとの間のメッセージ通信により、各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ読出し部により読み出した各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態をネットワークコンフィグレータ400へ吸い上げ、ネットワークコンフィグレータ400では、この吸い上げた各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態を表示するように構成されている。
【0031】
図2は、図1に示したPCシステムにおける各スレーブユニット200−1〜200−nの要部構成をスレーブユニット200として示したブロック図である。
【0032】
図2において、スレーブユニット200は、設定スイッチ201、設定スイッチ読出し部202、通信制御部203を具備して構成されている。
【0033】
ここで、設定スイッチ201は、手動スイッチ、例えばディップスイッチ、ロータリースイッチ等から構成され、このPCシステム上におけるこのスレーブユニット200の動作を設定するものであり、この設定スイッチ201は、図1に示した設定スイッチ201−1〜201−nに対応する。
【0034】
また、設定スイッチ読出し部202は、上記設定スイッチ201の設定状態を読み取るものであり、通信制御部203は、ネットワーク300を介してネットワークコンフィグレータ400等との間の通信を制御するものであり、ネットワークコンフィグレータ400からの設定スイッチ設定状態の読出し指令に基づき、上記設定スイッチ読出し部202を介して読み出された設定スイッチ201の設定状態をネットワーク300を経由して上記ネットワークコンフィグレータ400に送信するように構成されている。
【0035】
なお、上記設定スイッチ201の設定状態の読出しは、ネットワークコンフィグレータ400からの設定スイッチ設定状態の読出し指令を通信制御部203が受信することに基づいて実施してもよく、また、スレーブユニット200の起動時の処理の中で実施してもよい。
【0036】
図3は、図1に示したPCシステムにおけるネットワークコンフィグレータ400の第1の実施形態の要部構成を示すブロック図である。
【0037】
本実施形態において、ネットワークコンフィグレータ400は、通信制御部401、表示部402を具備して構成されている。
【0038】
通信制御部401は、ネットワーク300を経由して各スレーブユニット200−1〜200−nに対して設定スイッチの設定状態の読出し指令を送信し、これに応答して各スレーブユニット200−1〜200−nの通信制御部203から送信される各設定スイッチ201の設定状態をネットワーク300を経由して受信することにより、各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態を吸い上げる。
【0039】
この通信制御部401で吸い上げられた各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態は、表示部402で表示される。
【0040】
このような構成によると、ネットワーク300に接続された複数のスレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態が設計上の設定値と一致するか否かをネットワークコンフィグレータ400で容易かつ短時間で確認することができ、これにより、このPCシステムの立ち上げ時に、各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態が設計通りに適正に設定されているかを確認するためには、作業員が現場に行って、各設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態が適正であるかを目視により確認する作業が不要になり、その結果、このPCシステム立ち上げに要する時間を大幅に短縮することができる。
【0041】
次に、図4は、図1に示したPCシステムにおけるネットワークコンフィグレータ400の第2の実施形態の要部構成を示すブロック図である。
【0042】
本実施形態において、ネットワークコンフィグレータ400は、通信制御部401、表示部402、入力部403、記憶部404、および比較部405を具備して構成されている。
【0043】
ここで、入力部403は、このPCシステムにおける各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定値を予め入力するもので、この入力部403から入力された各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定値は、記憶部404に記憶登録される。
【0044】
通信制御部401は、ネットワーク300を経由して各スレーブユニット200−1〜200−nに対して設定スイッチの設定状態の読出し指令を送信し、これに応答して各スレーブユニット200−1〜200−nの通信制御部203から送信される各設定スイッチ201の設定状態をネットワーク300を経由して受信することにより、各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態を吸い上げる。
【0045】
この通信制御部401で吸い上げられた各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態は、比較部405で、記憶部404に予め記憶登録された対応する設定スイッチ201−1〜201−nの設計上の設定値と比較する。
【0046】
そして、この比較部405による比較結果は、表示部402で表示される。
【0047】
図5は、図4に示したネットワークコンフィグレータ400の処理を示すフローチャートである。
【0048】
図5において、まず、このネットワークコンフィグレータ400において各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nのチェック指示が入力されたかを調べる(ステップ501)。
【0049】
この各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nのチェック指示は、例えば、このネットワークコンフィグレータ400の表示画面上に表示された設定スイッチチェックボタンをマウス等でクリックすることにより入力することができる。
【0050】
そして、ステップ501で、設定スイッチ201−1〜201−nのチェック指示が入力されていないと判断されると(ステップ501でNO)、ステップ501へ戻り、このチェック指示の入力を待つが、チェック指示が入力されたと判断されると(ステップ501でYES)、次に、スレーブユニット200−1〜200−nのユニット番号nを「0」に設定し(ステップ502)、次に、ユニット番号nは最後かを調べる(ステップ503)。
【0051】
ここで、ユニット番号nが最後でない場合は(ステップ503でNO)、まず、ユニット番号nのスレーブユニットの設定スイッチの設定状態の読出しを指令する(ステップ504)。
【0052】
そして、この指令により、ユニット番号nのスレーブユニットから読み出した設定スイッチの設定状態とこれに対応して予め登録されている設計上の設定スイッチの設定値とを比較する(ステップ505)。この比較は、図4に示した比較部405で行なわれる。
【0053】
この比較による比較結果は、図示しない記憶部に記憶され(ステップ506)、次に、ユニット番号nをn+1にインクリメントし(ステップ507)、ステップ503に戻る。
【0054】
上記処理を繰り返すことにより、ステップ503で、ユニット番号nが最後であると判断されると(ステップ503でYES)、上記記憶した比較結果に基づき各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態が予め登録しておいた各設定スイッチ201−1〜201−nの設計上の設定値と一致するか否かの比較結果を表示し(ステップ508)、この処理を終了する。
【0055】
なお、上記比較結果の表示は、各スレーブユニット200−1〜200−nの設定スイッチ201−1〜201−nの設定状態が予め登録しておいた各設定スイッチ201−1〜201−nの設計上の設定値と一致するか否か、一致しない場合は、その一致しない内容等により表示される。
【0056】
なお、上記実施例では、設定スイッチの読み出しや比較をスレーブユニット200−1〜200−nまで一括して行なう場合について説明したが、ネットワークコンフィグレータ400の操作者が処理したいスレーブユニットのユニット番号nを個別に入力指定することで特定のスレーブユニットの設定スイッチの読み出しや比較を行なってもよい。
【0057】
なお、上記実施例では、スレーブユニット200−1〜200−nは、すべて設定スイッチの読取手段を具備するものとして説明したが、ネットワークユニットの構成としては、設定スイッチの読取手段を具備するスレーブユニットと、設定スイッチの読取手段を具備しない従来のスレーブユニットとが混在する構成も考えられる。
【0058】
しかしながら、設定スイッチの読取手段を具備しない従来のスレーブユニットは、ネットワークコンフィグレータ400からの設定スイッチの設定状態の読出し指令に対してエラー応答するため、ネットワークコンフィグレータ400側では、当該スレーブユニットが設定スイッチの読取手段を具備しない従来のスレーブユニットであることを判断することができる。
【0059】
また、ネットワークコンフィグレータ400は、ネットワークを介して接続されているスレーブユニットの機種判別ができるため、設定スイッチの読取手段を具備するスレーブユニットにのみ設定スイッチの設定状態の読出し指令を発することが可能である。
【0060】
したがって、本発明は、設定スイッチの読取手段を具備するスレーブユニットと、設定スイッチの読取手段を具備しない従来のスレーブユニットとが混在して構成されたネットワークにも容易に適用することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、システム立ち上げ時に、ネットワークに接続される各ネットワークユニットの設定スイッチの設定状態をネットワークコンフィグレータにより吸い上げ、ネットワークコンフィグレータでは、この吸い上げた各ネットワークユニットの設定スイッチの設定状態を表示するか、もしくは、予め登録しておいた各設定の設計上の設定値と比較し、この比較結果を表示するように構成したので、各ネットワークユニットの設定スイッチの設定状態を容易かつ短時間で確認することができ、これにより、システム立ち上げに要する時間を大幅に短縮することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る設定スイッチ表示システムおよびネットワークコンフィグレータを用いて構成されたPCシステムの全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示したPCシステムにおける各スレーブユニットの要部構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したPCシステムにおけるネットワークコンフィグレータの第1の実施形態の要部構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示したPCシステムにおけるネットワークコンフィグレータの第2の実施形態の要部構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示したネットワークコンフィグレータの処理を示すフローチャートである。
【図6】従来のPCシステムの一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示した設定スイッチの例を示す図であり、(a)はスレーブユニットを表面側から見た平面図、(b)は同図(a)に示したディップスイッチの拡大平面図、(c)は同図(a)に示したロータリースイッチの拡大平面図である。
【符号の説明】
100 マスタユニット
200,200−1〜200−n スレーブユニット
201,201−1〜201−n 設定スイッチ
202 設定スイッチ読出し部
203 通信制御部
300 ネットワーク
400 ネットワークコンフィグレータ
401 通信制御部
402 表示部
403 入力部
404 記憶部
405 比較部
Claims (2)
- ネットワークに複数のネットワークユニットとネットワークコンフィグレータとを接続して構成されるネットワークシステムにおける設定スイッチ表示システムにおいて、
上記複数のネットワークユニットは、
該ネットワークユニットの動作を設定する設定スイッチと、
上記設定スイッチの設定状態を読み取る読取手段と、
上記読取手段で読み取った設定スイッチの設定状態を上記ネットワークを介して上記ネットワークコンフィグレータに送信する送信手段と、を具備し、
上記ネットワークコンフィグレータは、
上記複数のネットワークユニットにおける上記各設定スイッチの設計上の設定値を登録する登録手段と、
上記複数のネットワークユニットの読取手段で読み取った各設定スイッチの設定状態を上記ネットワークを介して受信する通信手段と、
上記通信手段により上記複数のネットワークユニットから受信した上記各設定スイッチの設定状態と上記登録手段により登録された対応するネットワークユニットの上記各設定スイッチの設計上の設定値とを比較する比較手段と、
上記比較手段による比較結果を表示する表示手段と、を具備し、
上記複数のネットワークユニットにおける上記各設定スイッチの設定状態を上記ネットワークコンフィグレータで表示する
ことを特徴とする設定スイッチ表示システム。 - 複数のネットワークユニットが接続されたネットワークに接続されたネットワークコンフィグレータにおいて、
上記複数のネットワークユニットに設けられた各ネットワークユニットの動作状態を設定する各設定スイッチの設計上の設定値を登録する登録手段と、
上記複数のネットワークユニットと通信を行なうことにより上記複数のネットワークユニットに設けられた上記各設定スイッチの設定状態を上記ネットワークを介して受信する通信手段と、
上記通信手段により上記複数のネットワークユニットから受信した上記各設定スイッチの設定状態と上記登録手段により登録された対応するネットワークユニットの上記各設定スイッチの設計上の設定値とを比較する比較手段と、
上記比較手段による比較結果を表示する表示手段と、を具備し、
上記複数のネットワークユニットの上記各設定スイッチの設定状態または上記比較手段による比較結果を表示する
ことを特徴とするネットワークコンフィグレータ。
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