JP2000015202A - 高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システムおよび高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌方法 - Google Patents

高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システムおよび高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌方法

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JP2000015202A
JP2000015202A JP10185337A JP18533798A JP2000015202A JP 2000015202 A JP2000015202 A JP 2000015202A JP 10185337 A JP10185337 A JP 10185337A JP 18533798 A JP18533798 A JP 18533798A JP 2000015202 A JP2000015202 A JP 2000015202A
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sterilizing
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JP10185337A
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Keiichi Miura
啓一 三浦
Masahiro Maekawa
雅弘 前川
Kazunori Iijima
和徳 飯島
Atsuaki Fukui
淳明 福井
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Lion Corp
Lion Engineering Co Ltd
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Lion Corp
Lion Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手による高所作業を不要とし、移送配管内
の洗浄および滅菌作業を効率よく行う高粘性流体移送配
管内の洗浄滅菌システムおよび高粘性流体移送配管内の
洗浄滅菌方法を提供すること。 【解決手段】 噴射ノズル5から上水を噴射させながら
移送配管1のスタート管5側の端部から先端までの間を
所定回数往復させ、その後、スタート管3側の端部から
精製水を噴射させながら移送配管1の先端まで移動させ
ることによって移送配管1内の洗浄を行う。そして、移
送配管1の先端において、移送配管1全体が所定温度に
達し、かつ、所定時間経過するまで噴射ノズル5からピ
ュアスチームを噴射させることにより移送配管1内を滅
菌し、最後に、乾燥エアを噴射させながら、移送配管1
の先端からスタート管3側の端部まで噴射ノズル5を移
動させることによって移送配管1内の乾燥を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば練歯磨、化
粧品クリーム等の高粘性流体を配管を通して移送した
後、当該配管内を洗浄、滅菌する高粘性流体移送配管内
の洗浄滅菌システムおよび高粘性流体移送配管内の洗浄
滅菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、練歯磨等の高粘性流体を一旦
貯蔵する貯槽から、その高粘性流体を練歯磨チューブ等
の容器へ充填する充填機の受け槽(以下、ホッパーとい
う)まで、配管を通してポンプ等で移送する高粘性流体
移送システムにおいて、例えば、充填する練歯磨の品種
を変更する場合は、上記配管(以下、移送配管という)
内に残留している品種変更前の高粘性流体(以下、残留
物という)を回収し、その後、移送配管内を一旦洗浄・
滅菌する必要がある。
【0003】ここで、残留物の回収作業は、例えば、ピ
グと呼ばれる配管内容物押し出し器具(上記移送配管の
内径よりもやや大きい外径を持つ、弾性材料(例えばゴ
ム等)からなる栓状物体)を貯槽側の移送配管端部から
挿入し、その背後から高圧ガスを供給することによっ
て、移送配管内でピグを移動させつつ残留物を押し出
し、当該残留物を上述したホッパーで回収することによ
って行われる。
【0004】そして、上記残留物回収作業の後に行われ
る洗浄作業は、まず、移送配管を継ぎ手のボルトを取り
外して分解し、分解した移送配管を上水,精製水で順次
洗浄後、アルコールに浸漬して滅菌する。次いで、乾燥
(自然乾燥)し、配管をもとの状態に組み立てる。な
お、上述した洗浄作業は、全て人手により行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、前
述した高粘性流体移送システムでは、移送配管が高所に
設置されている場合が多いため、移送配管の分解,組立
作業もまた高所で行われることになり、必ずしも安全性
が高いとはいえなかった。また、上述したように、移送
配管の分解,洗浄,滅菌,組立作業をすべて人手により
行わなければならないため、作業工程が多くなると共に
作業時間も長くなり、よって、移送配管の洗浄・滅菌作
業には、多額のコストがかかっていた。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、人手による高所作業を不要とし、移送配管
内の洗浄および滅菌作業を効率よく行うことができる高
粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システムおよび高粘性流
体移送配管内の洗浄滅菌方法を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高粘性流体を移送する際に使用する移送配管内を洗
浄、滅菌する高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システム
において、複数種類の洗浄または滅菌用液体、および、
滅菌または乾燥用気体を噴射すると共に、該噴射により
得られる推進力によって前記移送配管内を移動する噴射
ノズルと、前記噴射ノズルに、前記複数種類の洗浄また
は滅菌用液体、および、滅菌または乾燥用気体のうち、
いずれか1種類の液体または気体を供給する供給手段
と、前記移送配管内における噴射ノズルの位置を検出す
る位置検出手段と、前記移送配管上の所定箇所に設置さ
れ、該設置された箇所の温度を検出する温度検出手段
と、前記噴射ノズルの移動を制御すると共に、前記位置
検出手段により検出された前記噴射ノズルの位置、前記
温度検出手段により検出された温度、および、前記噴射
ノズルから噴射される液体または気体の噴射時間に基づ
いて、前記供給手段が前記噴射ノズルへ供給する液体ま
たは気体の切り換え制御を行う制御手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0008】ここで、上記洗浄用液体としては、上水、
精製水(イオン交換水)等が、また、滅菌用液体として
はアルコール等が挙げられる。そして、滅菌用気体とし
てはピュアスチーム(イオン交換水のスチーム)等が、
また、乾燥用気体としては除菌フィルタを通過させた除
湿した空気を適度の温度に加温したもの等が挙げられ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システムにおいて、
前記噴射ノズルは、前記供給手段から供給された液体ま
たは気体の双方を噴射する第1の噴射口と、前記供給手
段から供給された気体のみを噴射する第2の噴射口と、
前記噴射ノズルの推進力を得るための第3の噴射口とが
設けられていることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の発明は、高粘性流体を移
送する際に使用する移送配管内を、複数種類の洗浄また
は滅菌用液体、および、滅菌または乾燥用気体を噴射す
ると共に、該洗浄または滅菌用液体を噴射することによ
り得られる推進力によって該移送配管内を移動する噴射
ノズルを用いて洗浄、滅菌する高粘性流体移送配管内の
洗浄滅菌方法において、前記噴射ノズルから上水を噴射
させつつ、前記移送配管内の一方端から他方端まで前記
噴射ノズルを所定回数往復させる第1の工程と、前記噴
射ノズルから精製水を噴射させつつ、前記移送配管の一
方端から他方端に到達するまで前記噴射ノズルを移動さ
せる第2の工程と、前記移送配管の他方端において、前
記噴射ノズルから第1の圧力の滅菌用気体を前記移送配
管の一方端における温度が所定温度に達するまで噴射さ
せ、該所定温度に達した後は、前記第1の圧力よりも低
い第2の圧力に減圧した滅菌用気体を所定時間、噴射さ
せる第3の工程と、前記噴射ノズルから乾燥用気体を噴
射させつつ、前記移送配管の他方端から一方端まで前記
噴射ノズルを移動させる第4の工程とからなることを特
徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システムの一実施形
態ついて説明する。図1は本実施形態における洗浄滅菌
システムの概略的な構成を示す概略構成図である。この
図において、1は移送配管であり、同図中、点線で示す
貯槽30に貯られた練歯磨(高粘性流体)を、ポンプ3
1により、配管32および移送先の近辺にある配管33
を通してホッパー34へ移送する際に使用される。ま
た、本実施形態における洗浄滅菌システムの作動時に
は、配管32および33の代わりにそれぞれキャップ2
a,2bが取り付けられ、移送配管1における上記配管
32および33との接続部が塞がれている。
【0012】3はスタート管であり、本実施形態の洗浄
滅菌システムによる移送配管の洗浄、滅菌作業が実施さ
れる前に行われる、残留物回収作業時に使用されるピグ
35を、移送配管1に挿入するために設けられた部位で
ある。また、3aはピグ35をスタート管3内にセット
する際に開ける蓋部である。4はキャップ管であり、上
述した残留物の回収作業の際に、移送配管1の先端に取
り付けられるキャッチャー管36(同図中、点線で示
す)の代わりに、当該移送配管1の先端を塞ぐものとし
て取り付けられるものである。なお、キャッチャー管と
は、残留物の回収作業の際に、供給された高圧ガスによ
り移送配管1の先端まで到達したピグ35を取り出す部
位である。
【0013】5は略円柱形状の回転・自走式の噴射ノズ
ルであり、移送配管1内に挿入され、高圧ホース6を通
して高圧ホース送出装置7から供給される上水、精製水
(イオン交換水)、または、ピュアスチーム、乾燥エア
を噴射する。また、上水、精製水の噴射により噴射ノズ
ル5は推進力を得ると共に、移送配管1内において浮揚
し、その円柱形状の中心軸を軸として回転する。
【0014】ここで、図2に噴射ノズル5の外観図を示
す。この図において、(a)は噴射ノズル5の側面図、
(b)は噴射ノズル5を先端側(図2(a)において右
側)から見た正面図である。図2(a)において、20
は噴射ノズル先端部であり、その内部には、例えば磁気
センサ等により、噴射ノズル5の位置を移送配管1外か
ら検出可能なように永久磁石が埋設されている。21は
噴射ノズルの本体部であり、高圧ホース6から供給され
る上水、精製水(イオン交換水)を噴出することによ
り、噴射ノズル5を移送配管1内において浮揚、回転さ
せる4つの流体噴射口(第1の噴射口)21a〜21d
(但し、21dは図示略)が、同一円周上に等間隔(9
0゜間隔)で設けられている。
【0015】22は推進用噴射口(第2の噴射口)の取
付面であり、高圧ホース6から供給される上水、精製水
(イオン交換水)を噴射することにより、噴射ノズル5
の推進力(矢印Aの方向)を発生する3つの推進用噴射
口22a〜22c(但し、22cは図示略)が等間隔
(120゜間隔)で設けられている。23は気体噴射口
(第3の噴射口)の取付面であり、高圧ホース6から供
給されるピュアスチームおよび乾燥エアのみを噴射する
6つの気体噴射口23a〜23f(但し、23e,23
fは図示略)が等間隔(60゜間隔)で設けられてい
る。また、この気体噴射口23a〜23fの内部には、
所定値以上の圧力(ここでは150kg/cm2以上とす
る)の流体の通過を阻止し、その圧力以下の流体を通過
させる弁が噴射口内部に設けられているものとする。
【0016】図1に戻り、高圧ホース6は、その先端
に、噴射ノズル5の後端部B(図2(a)参照)と嵌合
する嵌合具6aが取り付けられ、この嵌合具6aにより
高圧ホース6と噴射ノズル5とが接続、固定される。高
圧ホース送出装置7は、その内部に高圧ホース6が巻回
されたリールが設けられていると共に、高圧ホース6を
巻き取る際に当該リールを回転させるサーボモータを内
蔵している。また、このサーボモータには、高圧ホース
6の移動速度を制御するためのモータブレーキが設けら
れている。
【0017】ここで、便宜上、このサーボモータおよび
リールの回転方向は、高圧ホース6が送り出される方向
に回転する場合を正転、巻き戻す方向に回転する場合を
逆転と称する。また、高圧ホース送出装置7は、外部か
ら供給される上水,精製水,ピュアスチーム,乾燥エア
(除湿した空気)のいずれか1種類の流体を、高圧ホー
ス6を通して噴射ノズル5へ供給する。
【0018】8は上水供給バルブであり、外部から供給
される上水を通過または阻止する。9は精製水供給バル
ブであり、外部から供給される精製水を通過または阻止
する。ここで、上述した上水および精製水は、150kg
/cm2の圧力で、50リットル/minの流量が供給される
ものとする。したがって、前述した噴射ノズル5の気体
噴射口23a〜23fに内蔵された弁により、上水およ
び精製水が気体噴射口23a〜23fから噴射されるこ
とはない。
【0019】10はピュアスチーム供給バルブであり、
外部から供給されるピュアスチームを通過または阻止す
る。なお、このピュアスチームは、2〜2.5kgケ゛ーシ
゛/cm2、130℃〜140℃、0.5〜1kgケ゛ーシ゛/c
m2、110℃〜120℃の、2系統の供給ラインが用意
されており(図示略)、後述する洗浄・滅菌制御装置2
1により、適宜切り換えて使用されるものとする(詳し
くは後述する)。
【0020】11は乾燥エア供給バルブであり、外部か
ら供給される乾燥エアを通過または阻止する。この乾燥
エアとは、0.3μmの除菌フィルタを通過させた除湿
空気を、70℃〜80℃に加温したものであり、ここで
は、5.5〜6kg/cm2 の圧力、および、1〜3Nm3
/minの流量で供給される。
【0021】12は高圧ホースガイド装置であり、スタ
ート管3の端部に取り付けられ、その内部には、高圧ホ
ース6を円滑に送出、または、巻き戻すためのローラ1
2aと、高圧ホース6の挿入口から洗浄用水が漏水しな
いようにするために設けられた水切り板12bとが設け
られている。
【0022】13は排水バルブであり、噴射ノズル5か
ら移送配管1内に噴射された上水または精製水を排水す
る際に“開”となる。ここで、移送配管1は、噴射ノズ
ル5から噴射された上水および精製水が、この排水バル
ブ13から排水されるように、1:100程度の割合で
傾斜して設置されている。すなわち、キャップ管4側が
高く、スタート管3側が低くなっている。14は排気バ
ルブであり、噴射ノズル5から移送配管1内に噴射され
たピュアスチームまたは乾燥エアを排気する際に“開”
となる。
【0023】15,16はそれぞれ磁気センサであり、
磁気センサ15はスタート管3側の移送配管1端部に設
置され、また、磁気センサ16はキャップ管4側の移送
配管1端部に設置されている。そして、各々、噴射ノズ
ル5の先端部20に埋設された永久磁石を感知すると、
噴射ノズル検出信号を出力する。17はスタート管3に
設置された温度センサであり、スタート管3の温度を測
定する。
【0024】そして、洗浄・滅菌制御装置18は、噴射
ノズル5から流体が噴射される時間、磁気センサ15,
16から出力された噴射ノズル検出信号、および、温度
センサ17により測定された温度等に基づいて、各供給
バルブ8〜11、排水バルブ13、および、排気バルブ
14の開閉制御や、高圧ホース送出装置7に内蔵された
リール駆動用のサーボモータを制御し、予め定められた
手順に従って移送配管1内の洗浄,滅菌を行う。
【0025】次に上述した洗浄除菌システムによる洗浄
滅菌作業の手順について、図3に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、洗浄滅菌作業を行う前に、作
業者は、前述した残留物回収作業において使用されたキ
ャッチャー管36を移送配管1の先端部から取り外し、
キャップ管4を取り付ける。また、配管32および33
を移送配管1から取り外し、代わりにキャップ2a,2
bをそれぞれ移送配管1に取り付ける。さらにスタート
管3の端部(移送配管1と接続されていない側)から高
圧ホース6を接続した噴射ノズル5を挿入すると共に、
高圧ホースガイド装置12を上記スタート管3の端部に
取り付ける。
【0026】そして、作業者により、洗浄・滅菌制御装
置18に対して洗浄滅菌開始指示が与えられると、洗浄
・滅菌制御装置18は、図3に示すフローチャートの処
理を開始する。ここで、本実施形態における洗浄除菌シ
ステムでは、初期状態において、上水供給バルブ8、精
製水供給バルブ9、ピュアスチーム供給バルブ10、乾
燥エア供給バルブ11、排水バルブ13、および、排気
バルブ14は、全て“閉”状態となっている。
【0027】まず、ステップS1において、洗浄・滅菌
制御装置18は、磁気センサ15から噴射ノズル検出信
号が出力されたか否かを判断する。そして、磁気センサ
15から噴射ノズル検出信号が出力されなかった場合
は、噴射ノズル5が制御にセットされていない、もしく
は、磁気センサ15そのものに異常が発生したものとし
て、判断結果が「NO」となり、ステップS2へ進む。
そしてステップS2において、作業者に対して異常発生
通知を行い、不具合が修正されるまで待機状態となる。
【0028】一方、磁気センサ15から噴射ノズル検出
信号が出力された場合は、スタート管3に噴射ノズル5
が正常にセットされたとして、判断結果が「YES」と
なり、洗浄・滅菌制御装置18は移送配管1内の洗浄工
程を開始する。まず、ステップS3へ進み、排水バルブ
13を“開”状態にし、次いでステップS4で上水供給
バルブ8を“開”状態にして、高圧ホース送出装置7お
よび高圧ホース6を介して噴射ノズル5へ上水を供給す
る。
【0029】これにより、噴射ノズル5の流体噴射口2
1a〜21dから上水が噴射され、噴射ノズル5が移送
配管1内で浮揚,回転すると共に、推進用噴射口22a
〜22cからも上水が噴射され、これにより噴射ノズル
5はキャップ管4の方向に推進力を得る。なお、この時
点では、高圧ホース送出装置7内におけるサーボモータ
のモータブレーキが作動しているため、高圧ホース6が
巻回されたリールが回転せず、噴射ノズル5は挿入され
た位置に停止したまま浮揚,回転している。
【0030】次にステップS5へ進み、洗浄・滅菌制御
装置18は高圧ホース送出装置7内におけるサーボモー
タのモータブレーキを解除にする。これにより、噴射ノ
ズル5はフリーで自走すると共に、高圧ホース6が高圧
ホース送出装置7から送り出されていく。次にステップ
S6に進み、磁気センサ16から噴射ノズル検出信号が
出力されたか否かを判断する。そして、磁気センサ16
から噴射ノズル検出信号が出力されなかった場合は、噴
射ノズル5が移送配管1の先端に到達していないものと
して判断結果が「NO」となり、ステップS5へ戻って
高圧ホース6の送り出しを継続する。
【0031】そして、噴射ノズル5が移送配管1の先端
に到達するまでステップS5,S6の処理を繰り返し、
磁気センサ16から噴射ノズル検出信号が出力される
と、噴射ノズル5が移送配管1の先端に到達したとして
判断結果が「YES」となり、ステップS7へ進む。ス
テップS7において、洗浄・滅菌制御装置18は高圧ホ
ース送出装置7内のサーボモータを逆転させて高圧ホー
ス6をリールに巻き取っていき、噴射ノズル5を一定の
速度で移送配管1の先端からスタート管3の方向へ移動
させる。
【0032】次にステップS8に進み、磁気センサ15
から噴射ノズル検出信号が出力されたか否かを判断し、
磁気センサ15から噴射ノズル検出信号が出力されるま
で判断結果が「NO」となり、ステップS7へ戻って高
圧ホース6の巻き戻しを継続する。そして、噴射ノズル
5がスタート管3の近辺に到達すると、磁気センサ15
から噴射ノズル検出信号が出力され、これによりステッ
プS8における判断結果が「YES」となって、高圧ホ
ース送出装置7内のサーボモータを一旦停止し、モータ
ブレーキを作動させてステップS9へ進む。
【0033】次いでステップS9では、上水供給バルブ
8を“閉”にして噴射ノズル5への上水の供給を停止す
る。次にステップS10へ進み、精製水供給バルブ9を
“開”にして、高圧ホース送出装置7および高圧ホース
6を介して噴射ノズル5へ精製水の供給を開始する。そ
して、ステップS11へ進み、前述したステップS5と
同様、高圧ホース送出装置7内におけるサーボモータの
モータブレーキを解除にする。これにより、噴射ノズル
5はフリーで自走すると共に、高圧ホース6が高圧ホー
ス送出装置7から送り出されていく。
【0034】次にステップS12に進み、磁気センサ1
6から噴射ノズル検出信号が出力されたか否かを判断
し、磁気センサ16から噴射ノズル検出信号が出力され
るまで判断結果が「NO」となり、ステップS11に戻
って高圧ホース6の送り出しを継続する。そして、噴射
ノズル5が移送配管1の先端に到達すると、磁気センサ
16から噴射ノズル検出信号が出力され、これによりス
テップS12における判断結果が「YES」となって、
高圧ホース送出装置7内のサーボモータを一旦停止し、
ステップS13へ進む。
【0035】そして、ステップS13において、噴射ノ
ズル5を移送配管1の先端部に留めたまま、精製水供給
バルブ9を“閉”にし、移送配管1内の洗浄工程を終了
する。なお、上述したステップS4〜S13の洗浄工程
において、移送配管1内に噴射された上水および精製水
は、移送配管1の傾きによりスタート管3側へ流れて行
き、排水バルブ13を通って外部へ排水される。
【0036】次に洗浄・滅菌制御装置18は、移送配管
1内の滅菌工程へ移行する。すなわち、ステップS14
へ進み、排水バルブ13を“閉”にした後、ステップS
15においてピュアスチーム供給バルブ10を“開”に
して、噴射ノズル5にピュアスチームを供給する。これ
により、移送配管1の先端部において、噴射ノズル5の
流体噴射口21a〜21d、推進用噴射口22a〜22
c、および、気体噴射口23a〜23fから、2〜2.
5kgケ゛ーシ゛/cm2,130℃〜140℃のピュアスチーム
が噴射される。
【0037】次にステップS16へ進み、洗浄・滅菌制
御装置18は、噴射ノズル5から上記ピュアスチームを
噴射させたまま、温度センサ17の測定値を読み取り、
スタート管5の温度が90℃に達したか否かを判断す
る。そして、スタート管5の温度が90℃に達するまで
は判断結果が「NO」となって、上記ピュアスチームの
噴射を継続する。そして、スタート管5の温度が90℃
に達すると、判断結果が「YES」となってステップS
17へ進み、ピュアスチームの圧力および温度を低下さ
せる。
【0038】ここで本実施形態では、前述したようにピ
ュアスチームの供給ラインが2系統用意されており、洗
浄・滅菌制御装置18は、ピュアスチーム供給バルブ1
0へ供給するピュアスチームを、2〜2.5kgケ゛ーシ゛/c
m2,130℃〜140℃のピュアスチームの供給系統か
ら、0.5〜1kgケ゛ーシ゛/cm2,110℃〜120℃のピ
ュアスチームの供給系統に切り換える。
【0039】そしてステップS18へ進み、ステップS
17における処理により、ピュアスチームの供給系統を
切り換えた時点から5分間が経過するまで、0.5〜1
kgケ゛ーシ゛/cm2,110℃〜120℃のピュアスチームを
噴射ノズル5から噴射させる。そして、5分間経過する
と判断結果が「YES」となってステップS19へ進
み、ピュアスチーム供給バルブ10を“閉”にする。次
にステップS20へ進み、排気バルブ14を“開”にし
た後、ステップS21で、乾燥エア供給バルブ11を
“開”とする。そして、ステップS22において、高圧
ホース送出装置7内のサーボモータを逆転させて高圧ホ
ース6をリールに巻き取っていき、乾燥エアを噴射させ
つつ噴射ノズル5を一定の速度で移送配管1の先端から
スタート管3の方向へ移動させる。
【0040】次にステップS23に進み、磁気センサ1
5から噴射ノズル検出信号が出力されたか否かを判断す
る。そして、磁気センサ15から噴射ノズル検出信号が
出力されるまで判断結果が「NO」となり、ステップS
22へ戻って高圧ホース6の巻き戻しを継続する。そし
て、噴射ノズル5がスタート管3の近辺に到達し、磁気
センサ15から噴射ノズル検出信号が出力されると、ス
テップS23における判断結果が「YES」となって、
高圧ホース送出装置7内のサーボモータを停止させる。
【0041】次いでステップS24で乾燥エア供給バル
ブ11を“閉”した後、ステップS25へ進み、温度セ
ンサ17の測定値を読み取り、スタート管3の温度が4
0℃まで低下したか否かを判断する。そして、スタート
管3の温度が40℃まで低下すると、判断結果が「YE
S」となって、例えば、作業者に洗浄,滅菌作業が完了
した旨の通知を行い、本実施形態における洗浄滅菌シス
テムの動作を終了する。
【0042】このように、本実施形態の洗浄滅菌システ
ムにおいては、噴射ノズル5から上水を噴射させなが
ら、移送配管1のスタート管3側の端部から先端までの
間を1往復させ、その後、スタート管3側の端部から精
製水を噴射させながら移送配管1の先端まで移動させる
ことによって移送配管1内の洗浄を行う。そして、移送
配管1の先端において、移送配管全体が所定温度に達
し、かつ、所定時間経過するまで噴射ノズル5からピュ
アスチームを噴射させることによって、移送配管1内を
滅菌し、最後に乾燥エアを噴射させながら、移送配管1
の先端からスタート管3側の端部まで噴射ノズル5を移
動させることによって、移送配管1内の乾燥を行う。
【0043】なお、本実施形態において、上水による洗
浄工程は、移送配管1内で噴射ノズル5を1往復させた
のみだあったが、この往復させる回数は、例えば、移送
配管により移送される高粘性流体の性質等に応じて適宜
増やしてもよい。その場合における往復回数の判断は、
例えば、磁気センサ15,16から噴射ノズル検出信号
が出力された回数に基づいて行うようにすればよい。ま
た、これと同様に、精製水による洗浄工程も、噴射ノズ
ル5を所定回数だけ往復させた後、移送配管1の先端で
停止させるようにしてもよい。さらに、滅菌工程では、
ピュアスチームを用いたが、代わりとしてアルコール等
の滅菌作用のある液体を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による高粘
性流体移送配管内の洗浄滅菌システムによれば、1種類
の噴射ノズルにより、移送配管内の洗浄工程および滅菌
工程を実施することができ、また、噴射ノズルから滅菌
用気体もしくは乾燥用気体を噴射する際、洗浄用液体ま
たは滅菌用液体を噴射する時よりも、噴射口の数が増す
ので、短時間で滅菌または乾燥が完了し、効率のよい移
送配管内の洗浄,滅菌作業を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における高粘性流体移送
配管内の洗浄滅菌システムの概略的な構成を示す概略構
成図である。
【図2】 同洗浄滅菌システムにおける噴射ノズルの外
観を示す外観図である。
【図3】 同洗浄滅菌システムの処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 移送配管 2a,2b キャップ 3 スタート管 3a 蓋部 4 キャップ管 5 噴射ノズル 6 高圧ホース 6a 嵌合部 7 高圧ホース送出装置 8 上水供給バルブ 9 精製水供給バルブ 10 ピュアスチーム供給バルブ 11 乾燥エア供給バルブ 12 高圧ホースガイド装置 12a ローラ 12b 水切り板 13 排水バルブ 14 排気バルブ 15,16 磁気センサ 17 温度センサ 18 洗浄・滅菌制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 雅弘 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 飯島 和徳 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 福井 淳明 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ンエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA13 AB52 BB32 BB59 BB81 CC03 CD42 CD43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高粘性流体を移送する際に使用する移送
    配管内を洗浄、滅菌する高粘性流体移送配管内の洗浄滅
    菌システムにおいて、 複数種類の洗浄または滅菌用液体、および、滅菌または
    乾燥用気体を噴射すると共に、該噴射により得られる推
    進力によって前記移送配管内を移動する噴射ノズルと、 前記噴射ノズルに、前記複数種類の洗浄または滅菌用液
    体、および、滅菌または乾燥用気体のうち、いずれか1
    種類の液体または気体を供給する供給手段と、 前記移送配管内における噴射ノズルの位置を検出する位
    置検出手段と、 前記移送配管上の所定箇所に設置され、該設置された箇
    所の温度を検出する温度検出手段と、 前記噴射ノズルの移動を制御すると共に、前記位置検出
    手段により検出された前記噴射ノズルの位置、前記温度
    検出手段により検出された温度、および、前記噴射ノズ
    ルから噴射される液体または気体の噴射時間に基づい
    て、前記供給手段が前記噴射ノズルへ供給する液体また
    は気体の切り換え制御を行う制御手段とを具備すること
    を特徴とする高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記噴射ノズルは、 前記供給手段から供給された液体または気体の双方を噴
    射する第1の噴射口と、 前記供給手段から供給された気体のみを噴射する第2の
    噴射口と、 前記噴射ノズルの推進力を得るための第3の噴射口とが
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載の高粘
    性流体移送配管内の洗浄滅菌システム。
  3. 【請求項3】 高粘性流体を移送する際に使用する移送
    配管内を、複数種類の洗浄または滅菌用液体、および、
    滅菌または乾燥用気体を噴射すると共に、該洗浄または
    滅菌用液体を噴射することにより得られる推進力によっ
    て該移送配管内を移動する噴射ノズルを用いて洗浄、滅
    菌する高粘性流体移送配管内の洗浄滅菌方法において、 前記噴射ノズルから上水を噴射させつつ、前記移送配管
    内の一方端から他方端まで前記噴射ノズルを所定回数往
    復させる第1の工程と、 前記噴射ノズルから精製水を噴射させつつ、前記移送配
    管の一方端から他方端に到達するまで前記噴射ノズルを
    移動させる第2の工程と、 前記移送配管の他方端において、前記噴射ノズルから第
    1の圧力の滅菌用気体を前記移送配管の一方端における
    温度が所定温度に達するまで噴射させ、該所定温度に達
    した後は、前記第1の圧力よりも低い第2の圧力に減圧
    した滅菌用気体を所定時間、噴射させる第3の工程と、 前記噴射ノズルから乾燥用気体を噴射させつつ、前記移
    送配管の他方端から一方端まで前記噴射ノズルを移動さ
    せる第4の工程とからなることを特徴とする高粘性流体
    移送配管内の洗浄滅菌方法。
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