JP2000011551A - 記録符号変換方法及び復号方法並びに同期信号挿入方法 - Google Patents
記録符号変換方法及び復号方法並びに同期信号挿入方法Info
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Abstract
ックを目的として、最高繰り返し周波数である2Ts連
続パターンの繰り返し数を制限する。 【解決手段】 4パターンの2データビットのうち3パ
ターンに対してチャンネルビット“00×”、“01
0”、“10×”を割り当て、残り1パターンに対して
さらに2ビット加えた4パターンの4データビットに対
して“000010”、“00000×”、“1000
10”、“10000×”を割り当て(ただし、×は不
確定ビットであり、それに続く次のチャンネルビットが
“0”のとき“1”となり、それに続く次のチャンネル
ビットが“1”のとき“0”となる)、チャンネルビッ
ト“010”を発生させるデータビットとチャンネルビ
ット“10×”を発生させるデータビットとが交互に3
パターン連続した6ビットのデータビットに対して、特
殊パターンとして“100000010”を割り当て
る。
Description
R、光ディスク、磁気ディスクなどにディジタルデータ
を記録する場合や、データを伝送する場合に使用される
記録符号変換技術に関する。
記録したり、伝送系に伝送する際、従来から1,7符号
が使用されている。従来の1,7符号変換テーブルの一
例を図9に示す。
ットとチャンネルビットとの対応関係を7種類持ってお
り、下記の変換を行うことを示している。データビット
“00”をチャンネルビット“00×”に変換し、以
下、“01”を“010”、“10”を“10×”、
“1100”を“000010”、“1101”を“0
0000×”、“1110”を“100010”、“1
111”を“10000×”に変換する。ここで、×は
不確定ビットであり、それに続く次のチャンネルビット
が“0”のとき“1”となり、それに続く次のチャンネ
ルビットが“1”のとき“0”となる。また、1,7符
号の記録/伝送は、NRZIルールで行われる。即ち、
チャンネルビットを連続して並べ、“1”を反転、
“0”を非反転として最終的に記録/伝送する。
持つ。チャンネルビットレベルで、“1”とそれに隣接
する“1”との間に存在する“0”の数は、1個以上、
7個以下である。従って、NRZIルールで記録再生を
行ったとき、反転と反転の間に非反転が1ビット以上7
ビット以下存在することになり、変調後の周期Tsに対
して、最小反転間隔は2Ts、最大反転間隔は8Tsと
なる。但し、もともと2ビットを3ビットに変換すると
いうように、ビット数を1.5倍しているため、変調前
の周期Tbに対しては、 Tmin=1.33Tb(最小反転間隔) Tmax=5.33Tb(最大反転間隔) Twin=0.67Tb(検出窓幅) となる。
ような特徴を持ち、Tmin、Twin、Tmin×T
winが比較的大きく、高密度記録に優れた記録方式で
あるものの、次のような課題を持つ。
号変換を行った場合、データビット“10”と“01”
が連続する、即ち、“100110011001100
1・・・・”というデータが繰り返して入力すると、チ
ャンネルビットは、“101010101010101
010101010・・・・”というような“1”と
“0”の繰り返しとなる。これは、前述した2Tsパタ
ーンの連続である。2Tsパターンは、1,7符号では
最高繰り返し周波数となるパターンである。2Tsパタ
ーンが連続すると再生データレベルが低下し、PLLが
非常に外れやすくなるという問題がある。従って、2T
sパターンが長時間連続して発生するという事態はでき
るだけ避けなければならないが、従来の1,7符号で
は、そのようなことは不可能であった。
くい止めるため、データ中に再同期信号を周期的に挿入
するという技術が従来から知られているが(例えば、特
開平6−195893号公報)、2Tsパターンが長時
間連続して発生することを防ぐための技術でないため、
再同期信号の挿入位置によっては、2Tsパターンが長
時間連続して発生してしまい、PLLが外れてしまう場
合があるという問題がある。
が長時間連続して発生しないようにすることにある。
法は、上記目的を達成するため、後続のチャンネルビッ
トが“0”のとき“1”となり、後続のチャンネルビッ
トが“1”のとき“0”となる不確定ビットを×で表し
たとき、4パターンの2ビットのデータビットの内の3
パターンに対してチャンネルビット“00×”、“01
0”、“10×”を割り当て、残りの1パターンに更に
2ビットを加えた4パターンの4ビットのデータビット
に対してそれぞれ“000010”、“00000
×”、“100010”、“10000×”を割り当
て、チャンネルビット“010”を発生させるデータビ
ットとチャンネルビット“10×”を発生させるデータ
ビットとが交互に3パターン連続した6ビットのデータ
ビットに対して、特殊パターンとして“1000000
10”を割り当てる。
換方法によって記録符号化されたデータを復号するた
め、復号対象となる3ビットのチャンネルビットと、そ
の前の6ビットのチャンネルビットと、その後に続く5
ビットのチャンネルビットから、復号後の2ビットのデ
ータビットを求める。
成分を除去したり、ジッターの影響を受けにくくするた
め、後続のチャンネルビットが“0”のとき“1”とな
り、後続のチャンネルビットが“1”のとき“0”とな
る不確定ビットを×で表したとき、4パターンの2ビッ
トのデータビットの内の3パターンに対してチャンネル
ビット“00×”、“010”、“10×”を割り当
て、残りの1パターンに更に2ビットを加えた4パター
ンの4ビットのデータビットに対して“00001
0”、“00000×”、“100010”、“100
00×”を割り当て、チャンネルビット“010”を発
生させるデータビットとチャンネルビット“10×”を
発生させるデータビットとが交互に3パターン連続した
6ビットのデータビットに対して、特殊パターンとして
“000000010”ないし“100000010”
を割り当てて変換時に最適な方を選択する。
つのデータビットに対して複数割り当てられているチャ
ンネルビットの中から、記録ないし伝送系列のDSVが
最も小さくなるものを選択すれば良い。また、直流成分
を除去し、且つジッターの影響を受けにくくするために
は、最大反転間隔の制限を満足させるものの中から、D
SVが最も小さくなるものを選択するようにすれば良
い。
した記録符号変換方法で記録符号化するデータビット列
に好適な同期信号を挿入するため、“10000000
100000001”を含み、最後は“010”で終了
し、最初は“010”から開始する同期信号をデータビ
ット列中に挿入する。
クターが複数の同期信号ブロックからなるとき、各同期
信号ブロックがセクター内の何番目の同期信号ブロック
であるのかを確実に判定できるようにするため、1セク
ターが複数の同期信号ブロックから成るとき、前記各同
期信号ブロックに異なる同期信号を挿入する。
成分を除去するため、複数の同期信号を許可しておき、
同期信号を挿入する際、DSVを最も減少させる同期信
号を選択する。
成分を除去し、且つジッターの影響を受けにくくするた
め、1セクターが複数の同期信号ブロックからなると
き、各同期信号ブロックに、その同期信号ブロックの前
記セクター中の順番に応じた複数の同期信号を許可して
おき、同期信号ブロックに同期信号を挿入する際、前記
同期信号ブロックに対して許可されている同期信号の内
のDSVを最も減少させる同期信号を選択する。
図面を参照して詳細に説明する。
記録符号変換テーブルの一例を示している。
変換テーブルと、特殊変換テーブルとから構成される。
通常変換テーブルは、データビットとチャンネルビット
との対応関係を7種類持つ。この通常変換テーブルは、
データビット“00”をチャンネルビット“00×”に
変換し、以下、“01”を“010”、“10”を“1
0×”、“1100”を“000010”、“110
1”を“00000×”、“1110”を“10001
0”、“1111”を“10000×”に変換すること
を示している。ここで、×は不確定ビットであり、それ
に続く次のチャンネルビットが“0”のとき“1”とな
り、それに続く次のチャンネルビットが“1”のとき
“0”となる。
(チャンネルビット“10×”,“010”を発生させ
るデータビット)が連続すると、それを変換したチャン
ネルビットは“101010・・・”が連続する。これ
を2Tパターンといい、1,7符号では最高繰り返し周
波数となるパターンである。2Tパターンが連続すると
再生データレベルが低下し、PLLが非常に外れやすく
なるため、2Tパターンの長時間の連続は避けなければ
ならない。そこで、特殊変換テーブルを設け、データビ
ット“100110”に対しては、特別に、チャンネル
ビット“100000010”を割り当てるものとす
る。これにより、2Tパターンの繰り返し回数の最大値
は、データビット“00”“01”“10”“01”
“1110”を変換したチャンネルビット“001”
“010”“101”“010”“100010”にお
ける“10”の繰り返し数「6回」と制限される。記録
/伝送はNRZIルールで行う。即ち、チャンネルビッ
トを連続して並べ、“1”を反転、“0”を非反転とし
て最終的に記録/伝送する。
図1における記録符号変換テーブルを実現する記録符号
変換表の一例を示している。
り、チャンネルビット3ビットに割り当てる。ここで、
その2ビットが図1における第1,2ビット目か、第
3,4ビット目か、第5,6ビット目かを示すパラメー
タ(ビット位置フラグ)を定義し、変換前をri、変換
後をroで示す。
データビット“00”は、その次のデータビットが
“0”、または“110”と続くとき、チャンネルビッ
ト“001”に変換され、変換後、ro=0となる、と
いうことを示している。
次が“10”、または“111”と続くとき、“00
0”に変換され、ro=0となる。“01”は、“01
0”に変換され、ro=0となる。“10”は、その次
が“00”、“010”、“0111”、または“11
0”と続くとき、“101”に変換され、ro=0とな
る。“10”は、その次が“0110”と続くとき、
“100”に変換され、ro=1となる。“10”は、
その次が“10”、または“111”と続くとき、“1
00”に変換され、ro=0となる。“11”は、その
次が“0”と続くとき、“000”に変換され、ro=
1となる。“11”は、その次が“1”と続くとき、
“100”に変換され、ro=1となる。
10”に変換され、ro=0となる。“01”は、その
前のビットが“1”、かつその次のビットが“0”また
は“110”と続くとき、“001”に変換され、ro
=0となる。“01”は、その前のビットが“1”、か
つその次のビットが“10”または“111”と続くと
き、“000”に変換され、ro=0となる。“01”
は、その前のビットが“0”のとき、“000”に変換
され、ro=2となる。“10”は、“010”に変換
され、ro=0となる。“11”は、その次が“0”、
または“110”と続くとき、“001”に変換され、
ro=0となる。“11”は、その次が“10”、また
は“111”と続くとき、“000”に変換され、ro
=0となる。
10”に変換され、ro=0となる。
図1における記録符号変換テーブルの復号を実現する、
記録符号復号(逆変換)表の一例を示している。
切り、データビット2ビットに割り当てる。
“000”は、その次のチャンネルビットが“00”の
とき、データビット“11”に復号される、ということ
を示している。
の前のビットが“1”、かつその次のビットが“01”
と続くとき、“11”に復号される。その前のビットが
“10”、かつその次のビットが“01”と続くとき、
“11”に復号される。その前のビットが“100”、
かつその次のビットが“01”と続くとき、“01”に
復号される。その前のビットが“1”、かつその次のビ
ットが“1”と続くとき、“00”に復号される。その
前のビットが“10”、かつその次のビットが“1”と
続くとき、“00”に復号される。その前のビットが
“000”、かつその次のビットが“1”と続くとき、
“01”に復号される。その前のビットが“100”、
かつその次のビットが“1”と続くとき、“11”に復
号される。
の前のビットが“1”のとき、“00”に復号される。
その前のビットが“10”のとき、“00”に復号され
る。その前のビットが“000”のとき、“01”に復
号される。その前のビットが“100”のとき、“1
1”に復号される。
の前のビットが“1”のとき、“01”に復号される。
その前のビットが“10”のとき、“01”に復号され
る。その前のビットが“100”のとき、“10”に復
号される。その前のビットが“1000”のとき、“0
0”に復号される。その前のビットが“10000”の
とき、“00”に復号される。その前のビットが“10
0000”のとき、“10”に復号される。
の次のビットが“01”と続くとき、“11”に復号さ
れる。その次のビットが“001”と続くとき、“1
1”に復号される。その次のビットが“0001”と続
くとき、“11”に復号される。その次のビットが“0
0001”と続くとき、“10”に復号される。
“10”に復号される。
として、“11”に復号される。
4、図5に示す。
ロック図である。
ータは、D−フリップフロップ42−1〜42−4で順
次ディレーされ、4クロック分まとめられる。ここで、
2ビットの変換対象データビットをD−フリップフロッ
プ42−3の出力43とし、その前の1ビット、その次
に続く4ビットを合わせた計7ビットが、信号線44を
介して1,7変調用ROM45に入力する。また、この
1,7変調用ROM45には、2ビットの変換対象ビッ
ト43が図1における第1,2ビット目か、第3,4ビ
ット目か、第5,6ビット目かを示すパラメータである
ri47も同時に入力される。1,7変調用ROM45
は図2を実現するROMであり、2ビットのri47
と、信号線44を介して送られてくる7ビットのデータ
ビットを入力し、2ビットのro46と3ビットのチャ
ンネルビット48を出力する。そして、これらはD−フ
リップフロップ49でラッチされ、3ビットのチャンネ
ルビット50のみが出力される。実際の記録は、チャン
ネルビット50を、図示していない回路により並/直列
変換し、NRZIルールのときはNRZ/NRZI変換
した後に行う。
Mでなくてもよく、図2を実現する論理回路であればい
い。
ロック図である。
より、NRZIルールで記録されているときはNRZI
/NRZ変換が行われ、直/並列変換されたチャンネル
ビットが、3ビット単位で入力する。このチャンネルビ
ットは、D−フリップフロップ52−1〜52−5で順
次ディレーされ、5クロック分まとめられる。ここで、
3ビットの復調対象チャンネルビットをD−フリップフ
ロップ52−3の出力53とし、その前の6ビット、そ
の次に続く5ビットを合わせた計14ビットが、信号線
54を介して1,7復調用ROM55に入力する。1,
7復調用ROM55は図3を実現するROMであり、1
4ビットのチャンネルビット54を入力し、2ビットの
データビット56を出力する。そして、これらはD−フ
リップフロップ57でラッチされ、2ビットのデータビ
ット58が出力される。
Mでなくてもよく、図3を実現する論理回路であればい
い。
録符号変換テーブルの一例を示している。
ーブルと、特殊変換テーブルとから構成されている。通
常変換テーブルは、データビットとチャンネルビットと
の対応関係を7種類持つ。通常変換テーブルにおいて
は、チャンネルビットは、主変換テーブル(テーブル
A)のみに存在する。
0”をチャンネルビット“00×”に変換し、以下、
“01”を“010”、“10”を“10×”、“11
00”を“000010”、“1101”を“0000
0×”、“1110”を“100010”、“111
1”を“10000×”に変換する。ここで、×は不確
定ビットであり、それに続く次のチャンネルビットが
“0”のとき“1”となり、それに続く次のチャンネル
ビットが“1”のとき“0”となる。
間の連続を避けるために設けたテーブルであり、データ
ビット“100110”に対しては、特別に、チャンネ
ルビット“000000010”(テーブルA)、ない
し“100000010”(テーブルB)を割り当てて
いる。データビット“100110”の変換は、テーブ
ルA,Bの内の何れか一方をその時の状況に応じて選択
し、選択したテーブルの内容に従って行う。例えば、テ
ーブルBが選択された場合には、2Tパターンの繰り返
し回数の最大値は「6回」と制限される。
は、直流成分が減少するように、DSV(Digita
l Sum Value)が最も低減するように選択し
てもいいし、他の条件で選択してもいい。DSVは、最
終的な記録信号の”H”を+1、”L”を−1としたと
き、これを積算していった値を示し、DSVが0に収束
する符号をDCフリーコードと呼ぶ。記録符号は、記録
再生特性からDCフリーコードが望ましい。DSVが最
も低減する選択を行った場合、“0”が最大8ビット連
続する可能性があり、最大反転間隔は9Tとなる。
録符号変換テーブルの一例を示している。
トとチャンネルビットとの対応関係を10種類持つ。こ
のうち9種類は主変換テーブル(テーブルA)のみにチ
ャンネルビットが存在し、残りの1種類は主変換テーブ
ル(テーブルA)と副変換テーブル(テーブルB)にチ
ャンネルビットが存在する。
“00×”に変換し、以下、“01”を“010”、
“10”を“10×”、“1101”を“00000
×”、“1110”を“10000×”に変換する。そ
して、“1100”はチャンネルビット“00001
0”(テーブルA)、ないし“100010”(テーブ
ルB)を割り当てる。データビット“1100”の変換
は、テーブルA,Bの内の何れか一方をその時の状況に
応じて選択し、選択したテーブルの内容に従って行う。
ャンネルビット“000000010”、“11110
1”を“00000000×”、“111110”を
“100000010”、“111111”を“100
00000×”に変換する。ここで、×は不確定ビット
であり、それに続く次のチャンネルビットが“0”のと
き“1”となり、それに続く次のチャンネルビットが
“1”のとき“0”となる。
は、DSVが最も低減するように選択してもいいし、他
の条件で選択してもいい。DSVが最も低減するような
選択を行った場合、“0”が最大10ビット連続する可
能性があり、最大反転間隔は11Tとなる。
録符号変換テーブルの一例を示している。
ーブルと、特殊変換テーブルとから構成されている。通
常変換テーブルは、データビットとチャンネルビットと
の対応関係を7種類持つ。通常変換テーブルにおいて
は、チャンネルビットは、主変換テーブル(テーブル
A)のみに存在する。
“00”をチャンネルビット“00×”に変換し、以
下、“01”を“010”、“10”を“10×”、
“1100”を“000010”、“1101”を“0
0000×”、“1110”を“100010”、“1
111”を“10000×”に変換する。ここで、×は
不確定ビットであり、それに続く次のチャンネルビット
が“0”のとき“1”となり、それに続く次のチャンネ
ルビットが“1”のとき“0”となる。
間の連続を避けるために設けたテーブルであり、データ
ビット“100110”に対しては、特別に、チャンネ
ルビット“000000010”(テーブルA)、“0
0000000×”(テーブルB)、“1000000
10”(テーブルC)、“10000000×”(テー
ブルD)を割り当てている。データビット“10011
0”の変換は、テーブルA〜Dの内の1つのその時の状
況に応じて選択し、選択したテーブルの内容に従って行
う。例えば、テーブルCが選択された場合は、2Tパタ
ーンの繰り返し回数の最大値は「6回」と制限される。
は、DSVが最も低減するように選択してもいい。DS
Vが最も低減する選択を行った場合、“0”が最大10
ビット連続する可能性があり、最大反転間隔は11Tと
なる。
トクロックの抽出が困難になり、ジッターに弱くなると
いう事態が発生するので、このようなことを防ぐため、
最大反転間隔をある程度制限し、その制限を満たすテー
ブルの中からDSVを最も小さくするテーブルを選択し
てもいい。例えば最大反転間隔の制限を9T以下とした
場合は、“0”の連続を最大8ビットに抑えなければな
らないため、テーブルBは、その前のチャンネルビット
が“1”、かつ、その次に続くチャンネルビットが
“0”のときのみ、選択対象となる。
LLのロック外れ等によるエラー伝搬を有限値以下に抑
えるため、記録符号の途中に、定期的に同期信号を挿入
することが必要である。
以下に示す特徴を持つことが望ましい。
しない8Tsの連続パターン、即ち、“1000000
0100000001”を含む。 ・同期信号の次のチャンネルビットとの接続点で2Ts
以上、8Ts以下のルールを満足するため、同期信号の
最後は、“010”で終了する。 ・同期信号の直前のチャンネルビットからの接続点で2
Ts以上、8Ts以下のルールを満足するため、同期信
号の最初は、“010”から開始する。
すると、“0101 0010 0000 0010
0000 0010”、または、“0100 1010
0000 0010 0000 0010”、また
は、“0100 0010 0000 0010 00
00 0010”、または、“0100 1000 0
000 1000 0000 1010”、または、
“0101 0000 0001 0000 0001
0010”、または、“0100 0000 010
0 0000 0101 0010”、または、“01
00 0000 0100 0000 0100 10
10”、または、“0100 0000 0100 0
000 0100 0010”などが考えられる。
ち同期信号を先頭に持つ複数のデータブロックから成る
とき、上記同期信号を使い分けることにより、セクター
中何番目の同期信号ブロックかを判定することができ
る。
目の同期信号ブロックのときは、前記第1番目の同期信
号、8n+1(n:整数)番目の同期信号ブロックのと
きは、前記第2番目の同期信号、以下同様とし、8n+
7(n:整数)番目の同期信号ブロックのときは、前記
第8番目の同期信号を採用するなどである。
ックに異なる同期信号を割り当てるようにすることによ
り、その同期信号ブロックがセクター中の何番目のもの
なのかを確実に判定することが可能になる。この結果、
例えば、同期信号ブロック中のビデオオーディオデータ
を、同期信号ブロックの順番に従ってRAMに書き込む
場合、誤ったアドレスに書き込んでしまうというような
ことがなくなるので、大きな絵崩れ,クリックノイズの
発生等を確実に防ぐことが可能になる。
号を許可しておき、DSVが最も減少するものを選択す
るということも可能である。
0010 0000 0010 0000 001
0”“0100 0010 0000 0010 00
00 0010”を選択可能とし、その同期信号ブロッ
クの終了点において、DSVが減少する方のパターンを
採用するなどである。
信号ブロックでは、“0101 0010 0000
0010 0000 0010”“0100 0010
0000 0010 0000 0010”を選択可
能とし、奇数番目の同期信号ブロックでは、“0100
0000 0100 0000 0100 101
0”“0100 0000 0100 0000 01
00 0010”を選択可能とし、それぞれの同期信号
ブロックの終了点において、DSVが減少する方のパタ
ーンを採用するなどである。
が同期信号の位置に相当するデータビットと合わせて4
ビット以上としないとチャンネルビットへ変換できない
ことがある。例えば、図1において、同期信号の直前
で、2データビットを残して、変換の区切りがつき(図
2においてro=0になったとき)、且つその次のデー
タビットが“11”のとき、このデータビット“11”
は、更に次の2ビットデータがないとチャンネルビット
に変換できない。このような場合、同期信号の位置に相
当するデータビットを“00”として変換する。即ち、
“1100”として“000010”に変換し、前半3
ビット“000”のみを使用する。ここで、同期信号は
“010”から開始するため、変換後は“00001
0”となり、結局、前記変換結果と同様になる。
換方法は、4パターンの2ビットのデータビットの内の
3パターンに対してチャンネルビット“00×”、“0
10”、“10×”を割り当て、残りの1パターンに更
に2ビットを加えた4パターンの4ビットのデータビッ
トに対してそれぞれ“000010”、“00000
×”、“100010”、“10000×”を割り当
て、チャンネルビット“010”を発生させるデータビ
ットとチャンネルビット“10×”を発生させるデータ
ビットとが交互に3パターン連続した6ビットのデータ
ビットに対して、特殊パターンとして“1000000
10”を割り当てるようにしたので、最小反転間隔2T
s,最大反転間隔8Tsの記録符号において“10”の
連続が有限値に制限される。この結果、データビット列
がどのようなものであっても、PLLロックを安定した
ものにすることができる。
ターンの2ビットのデータビットの内の3パターンに対
してチャンネルビット“00×”、“010”、“10
×”を割り当て、残りの1パターンに更に2ビットを加
えた4パターンの4ビットのデータビットに対して“0
00010”、“00000×”、“100010”、
“10000×”を割り当て、チャンネルビット“01
0”を発生させるデータビットとチャンネルビット“1
0×”を発生させるデータビットとが交互に3パターン
連続した6ビットのデータビットに対して、特殊パター
ンとして“000000010”ないし“100000
010”を割り当てて変換時に最適な方を選択するよう
にしているので、直流成分を除去したり、ジッターの影
響を受けにくくすることができる。
クターが複数の同期信号ブロックから成るとき、前記各
同期信号ブロックに異なる同期信号を挿入するようにし
たので、各同期信号ブロックがセクター内の何番目の同
期信号ブロックであるのかを確実に判定できる。
クターが複数の同期信号ブロックから成るとき、各同期
信号ブロックに、その同期信号ブロックの前記セクタ中
の順番に応じた複数の同期信号を許可しておき、同期信
号ブロックに同期信号を挿入する際、前記同期信号ブロ
ックに対して許可されている同期信号の内のDSVを最
も減少させる同期信号を選択するようにしているので、
直流成分を除去し、且つジッターの影響を受けにくくす
ることができる。
図である。
である。
の一例を示す図である。
る。
る。
図である。
図である。
図である。
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 後続のチャンネルビットが“0”のとき
“1”となり、後続のチャンネルビットが“1”のとき
“0”となる不確定ビットを×で表したとき、4パター
ンの2ビットのデータビットの内の3パターンに対して
チャンネルビット“00×”、“010”、“10×”
を割り当て、残りの1パターンに更に2ビットを加えた
4パターンの4ビットのデータビットに対してそれぞれ
“000010”、“00000×”、“10001
0”、“10000×”を割り当て、 チャンネルビット“010”を発生させるデータビット
とチャンネルビット“10×”を発生させるデータビッ
トとが交互に3パターン連続した6ビットのデータビッ
トに対して、特殊パターンとして“10000001
0”を割り当てることを特徴とする記録符号変換方法。 - 【請求項2】 2ビットを3ビットに、4ビットを6ビ
ットに、6ビットを9ビットに変換する際、変換対象と
なる2ビットのデータビットが、2ビットないし4ビッ
トないし6ビットにおける最初の2ビットデータか、4
ビットないし6ビットにおける最初の2ビットデータの
次の2ビットデータか、6ビットにおける最後の2ビッ
トデータかを示すビット位置フラグと、変換対象となる
2ビットのデータビットと、その前の1ビットのデータ
ビットと、その後に続く4ビットのデータビットから、
次のビット位置フラグと変換後の3ビットのチャンネル
ビットを求めることを特徴とする請求項1記載の記録符
号変換方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の符号変換方法により記録
符号化されたデータを復号する復号方法であって、 復号対象となる3ビットのチャンネルビットと、その前
の6ビットのチャンネルビットと、その後に続く5ビッ
トのチャンネルビットから、復号後の2ビットのデータ
ビットを求めることを特徴とする復号方法。 - 【請求項4】 後続のチャンネルビットが“0”のとき
“1”となり、後続のチャンネルビットが“1”のとき
“0”となる不確定ビットを×で表したとき、4パター
ンの2ビットのデータビットの内の3パターンに対して
チャンネルビット“00×”、“010”、“10×”
を割り当て、残りの1パターンに更に2ビットを加えた
4パターンの4ビットのデータビットに対して“000
010”、“00000×”、“100010”、“1
0000×”を割り当て、 チャンネルビット“010”を発生させるデータビット
とチャンネルビット“10×”を発生させるデータビッ
トとが交互に3パターン連続した6ビットのデータビッ
トに対して、特殊パターンとして“00000001
0”ないし“100000010”を割り当てて変換時
に最適な方を選択することを特徴とする記録符号変換方
法。 - 【請求項5】 後続のチャンネルビットが“0”のとき
“1”となり、後続のチャンネルビットが“1”のとき
“0”となる不確定ビットを×で表したとき、4パター
ンの2ビットのデータビットの内の3パターンに対して
チャンネルビット“00×”、“010”、“10×”
を割り当て、残りの1パターンに更に2ビットを加えた
4パターンの4ビットのデータビットの内の1パターン
に対して“000010”ないし“100010”を割
り当てて変換時に最適な方を選択するものとし、他の2
パターンに対して“00000×”、“10000×”
を割り当て、残りの1パターンに更に2ビット加えた4
パターンの6ビットのデータビットに対して“0000
00010”、“00000000×”、“10000
0010”、“10000000×”を割り当てること
を特徴とする記録符号変換方法。 - 【請求項6】 後続のチャンネルビットが“0”のとき
“1”となり、後続のチャンネルビットが“1”のとき
“0”となる不確定ビットを×で表したとき、4パター
ンの2ビットのデータビットの内の3パターンに対して
チャンネルビット“00×”、“010”、“10×”
を割り当て、残りの1パターンに更に2ビットを加えた
4パターンの4ビットのデータビットに対して“000
010”、“00000×”、“100010”、“1
0000×”を割り当て、 チャンネルビット“010”を発生させるデータビット
とチャンネルビット“10×”を発生させるデータビッ
トとが交互に3パターン連続した6ビットのデータビッ
トに対して、特殊パターンとして“00000001
0”ないし“00000000×”ないし“10000
0010”ないし“10000000×”を割り当てて
変換時に最適なものを選択することを特徴とする記録符
号変換方法。 - 【請求項7】 1つのデータビットに対して複数割り当
てられているチャンネルビットの中から最適なものを選
択する際、記録ないし伝送系列のDSV(Digita
l Sum Value)が最も小さくなるものを選択
することを特徴とする請求項4,5または6記載の記録
符号変換方法。 - 【請求項8】 1つのデータビットに対して複数割り当
てられているチャンネルビットの中から最適なものを選
択する際、記録ないし伝送系列の最大反転間隔の制限を
満足させるものの中から、DSVが最も小さくなるもの
を選択することを特徴とする請求項4,5または6記載
の記録符号変換方法。 - 【請求項9】 請求項1記載の記録符号変換方法で記録
符号化するデータビット列に同期信号を挿入する同期信
号挿入方法であって、 “10000000100000001”を含み、最後
は“010”で終了し、最初は“010”から開始する
同期信号を前記データビット列中に挿入することを特徴
とする同期信号挿入方法。 - 【請求項10】 1セクターが複数の同期信号ブロック
から成るとき、前記各同期信号ブロックに異なる同期信
号を挿入することを特徴とする請求項9記載の同期信号
挿入方法。 - 【請求項11】 複数の同期信号を許可しておき、同期
信号を挿入する際、DSVを最も減少させる同期信号を
選択することを特徴とする請求項9記載の同期信号挿入
方法。 - 【請求項12】 1セクターが複数の同期信号ブロック
からなるとき、各同期信号ブロックに、その同期信号ブ
ロックの前記セクター中の順番に応じた複数の同期信号
を許可しておき、同期信号ブロックに同期信号を挿入す
る際、前記同期信号ブロックに対して許可されている同
期信号の内のDSVを最も減少させる同期信号を選択す
ることを特徴とする請求項9記載の同期信号挿入方法。 - 【請求項13】 請求項9記載の同期信号挿入方法で同
期信号が挿入されたデータビット列を記録符号化する記
録符号変換方法であって、 同期信号の直前のデータビットが同期信号の位置に相当
するデータビットと合わせて4ビット以上としないとチ
ャンネルビットへ変換できないとき、同期信号の位置に
相当するデータビットを“00”として変換することを
特徴とする記録符号変換方法。
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