JPH087492A - 光学式データ記録再生装置 - Google Patents

光学式データ記録再生装置

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JPH087492A
JPH087492A JP14022194A JP14022194A JPH087492A JP H087492 A JPH087492 A JP H087492A JP 14022194 A JP14022194 A JP 14022194A JP 14022194 A JP14022194 A JP 14022194A JP H087492 A JPH087492 A JP H087492A
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JP14022194A
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Kenichi Muramatsu
賢一 村松
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Sony Corp
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
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    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
    • GPHYSICS
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期データと符号化データとが一致すること
による不具合を解消した光学式データ記録再生装置を提
供する。 【構成】 データ記録再生装置1は、入力データに誤り
訂正符号を付加した後のデータに、このデータとともに
RLL(1,7)符号化して符号化データを生成し、光
磁気ディスク12に符号化データを記録するように構成
されている。光磁気ディスク12の各セクタのアドレス
マーク、同期パターンおよび再同期パターン(同期デー
タ)をそれぞれ記録するAM領域、同期信号領域および
再同期信号領域には、それぞれ符号化データと一致しな
いように選択されたデータが記録されており、符号化デ
ータと同期データの一致に起因する不具合を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RLL(1,7)変調
により入力データを変調して記録し、再生する光学式デ
ータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク等の記録媒体にデータを記
録する場合、誤り率の改善等のために入力されたデータ
を変調(符号化)して記録する。この符号化の方法とし
ては、例えば「特公昭63−7051号公報(対応米国
特許、第4,413,251号)」に開示されたランレ
ングス符号化が知られている。このランレングス符号化
方法は、(d,k)ランレングスリミテット(1,7)
符号化((d,k)Run Length Limit
ed(1,7)符号化、以下「RLL(1,7)符号化
と記す。)と呼ばれ、符号化後のデータにおける連続す
る数値0の数を1〜7個の範囲内に制限して2ビットの
入力データを3ビットの符号化データに符号化する。
【0003】RLL(1,7)符号化は、符号化周期ご
とに2ビットの入力データと、前の周期の状態を示す状
態データとに所定の論理演算を行って順次、符号化し、
符号化データを生成する。RLL(1,7)符号化によ
り順次、符号化された符号化データ列の各符号化周期の
符号化データは、3ビットの2符号化周期後の符号化デ
ータ、3ビットの1符号化周期後の符号化データ、およ
び、1ビットのその符号化周期の符号化データとに所定
の論理演算を行うことにより復調(復号)される。
【0004】以上に説明したRLL(1,7)符号化に
よる符号化データは、ランダムノイズに起因するデータ
誤りの伝播が5ビット以下と少ない。さらに、RLL
(1,7)符号化、および、RLL(1,7)符号化に
よる符号化データの復号(RLL(1,7)復号)は、
これらを実行するために必要とされるハードウェアが極
めて簡単であり、しかも、高速符号化動作および高速復
号動作に適しているという特徴がある。
【0005】光磁気ディスク等の記録媒体にRLL
(1,7)符号化により符号化した符号化データを記録
する場合、通常、再同期信号が符号化データに挿入され
て光学式記録媒体に記録される。また、光磁気ディスク
等の記録媒体の記録領域は、セクタと呼ばれる複数の記
録領域に分割されており、再同期信号が挿入された符号
データは、所定の記録フォーマットで所定のデータ領域
に記録される。このデータ領域の先頭には、同期信号が
記録される。このセクタの先頭には、セクタを識別する
ために用いられるセクタ番号等が記録されるアドレス部
が設けられる。アドレス部には、セクタ番号を記録する
アドレス領域(ID領域)、および、アドレス領域を示
すアドレスマークを記録するアドレスマーク領域(AM
領域)が設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】同期信号、再同期信号
およびアドレスマーク(以下、これらを総称する場合、
「同期データ」と記す)には、それぞれに固有のデータ
(ビットパターン)を割り当てる。従来、これらの同期
データを定めるためには特に定まった規則はなく、同期
データとして適当に割り当てた任意のデータを割り当て
ることが多かった。しかし、任意のデータを同期データ
として用いた場合、同期データと符号化データとが一致
してしまうことがあるという問題がある。同期データと
符号化データが一致した場合、光学式記録媒体からデー
タを再生するデータ再生装置が記録媒体から正しいデー
タが読み出せない、あるいは、誤動作を起こす等の不具
合が生じてしまう。
【0007】本発明の光学式データ記録再生装置は上述
した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、同
期データそれぞれに最も適したデータを用いることによ
り、同期データと符号化データとが一致しないように
し、これらのデータの一致による不具合を解消した光学
式データ記録再生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光学式データ記録再生装置は、入力データを
RLL(1,7)変調して変調データを生成する変調手
段と、前記変調手段が生成した変調データに、RLL
(1,7)変調により生じうるビットパターン以外のビ
ットパターンを含み、該変調データに挿入された場合に
0ランが1〜7の範囲内になるデータであって、NRZ
I変調された場合にNRZI変調の規則に従った信号パ
ターンを生じるデータを再同期データとして挿入する再
同期信号挿入手段と、再同期信号挿入手段が再同期デー
タを挿入した変調データをNRZI変調して記録データ
を生成し、該記録データを光学式記録媒体の記憶領域に
記録処理する記録処理手段とを有する。
【0009】好適には、前記光学式記録媒体の記録領域
は複数のセクタに分割されており、該セクタそれぞれ
は、該セクタそれぞれの所定の領域を示す同期データが
記録される同期データ領域を有し、前記同期データとし
て、RLL(1,7)変調により生じうるビットパター
ン以外のビットパターンを含み、前記変調データに挿入
された場合に0ランが1〜7の範囲内になるデータであ
って、NRZI変調された場合にNRZI変調の規則に
従った交流成分のみの信号パターンを生じるデータを前
記同期データ領域に記録する同期データ記録処理手段を
有する。好適には、前記光学式記録媒体の記録領域は複
数のセクタに分割されており、該セクタそれぞれは、該
セクタそれぞれの番号が記録される領域を示す識別デー
タが記録される識別データ領域を有し、RLL(1,
7)変調により生じうるビットパターン以外のビットパ
ターンを含み、前記変調データに挿入された場合に0ラ
ンが1〜7の範囲内になるデータであって、NRZI変
調された場合にNRZI変調の規則に従った信号パター
ンを生じるデータを前記識別データとして前記識別デー
タ領域に記録する識別データ記録処理手段を有する。
【0010】好適には、前記再同期データは、第1のビ
ットパターン(001 000 000 010)また
は第2のビットパターン(001 000 000 1
00)のデータである。好適には、前記同期データは、
第3のビットパターン(001 000 000 10
1 010 000 000 101 001 000
000 100)または第4のビットパターン(00
1 000 000 010 101000 000
100 001 000 000 100)のデータで
ある。好適には、前記識別データは、第1のビットパタ
ーン(001 000 000 010)および第2の
ビットパターン(001 000 000 100)の
内、前記再同期パターンとして用いられない方のデータ
である。好適には、上記いずれかの光学式データ記録再
生装置により前記光学式記録媒体に記録されたデータ読
み出して前記入力データを再生する再生手段を有する。
【0011】
【作用】本発明に係る再同期データ挿入手段、および、
識別データ挿入手段は、変調データ(符号化データ)に
挿入される12ビットの再同期データ、および、ID領
域に前置される12ビットのアドレスマークとして、R
LL(1,7)変調(RLL(1,7)符号化)により
生じうるビットパターン以外のビットパターンを含むデ
ータを用いることにより、これらの同期データと符号化
データとが一致することがないようにする。
【0012】本発明の同期データ挿入手段は、36ビッ
トの同期信号として用いられるデータとして、再同期デ
ータ等の場合と同様に、RLL(1,7)変調(RLL
(1,7)符号化)により生じうるビットパターン以外
のビットパターンを含むデータを用いることにより、こ
れらの同期データと符号化データとが一致することがな
いようにする。また、上述の条件を満たすデータであっ
て、NRZI符号化した後の信号パターンが直流成分を
含まないデータを同期データに割り当てて、さらに同期
信号を再生する際に誤りが生じにくいようにしている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のデータ記録再生装置1の構成を示す図である。
図1に示すデータ記録再生装置1は、入力データに誤り
訂正符号を付加した後のデータに、このデータとともに
(d,k)ランレングスリミテット(1,7)変調
((d,k)Run Length Limited
(1,7)変調、以下「RLL(1,7)符号化」と記
す。)して変調データ(以下。「符号化データ」と記
す)を生成し、光磁気ディスク12に符号化データを記
録するように構成されている。
【0014】図8を参照して後述する光磁気ディスク1
2の各セクタ122i (iは整数)のアドレスマーク、
同期パターンおよび再同期パターン(以下、これらのデ
ータを総称する場合、「同期データ」と記す)をそれぞ
れ記録するAM領域、同期信号領域および再同期信号領
域には、それぞれ符号化データと一致しないように選択
されたデータが記録されており、符号化データと同期デ
ータの一致に起因する不具合を防止する。
【0015】まず、図1を参照して本発明のデータ記録
再生装置1の構成を説明する。図1に示すように、デー
タ記録再生装置1は、ディスク系10、制御装置(DS
C)18、データ記録装置20およびデータ再生装置4
0から構成される。データ記録再生装置1は、一定の信
号周期ごとに入力された入力データIDをRLL(1,
7)符号化により符号化して得られた符号化データを光
磁気ディスク12に記録し、また、光磁気ディスク12
に記録された符号化データを光磁気ディスク12から読
み出して復号して入力データを再生する。
【0016】光磁気ディスク12は、レーザー光線およ
び磁気信号を用いてデータが読み書きされる光磁気ディ
スクである。なお、光磁気ディスク12の記録フォーマ
ットは、図7および図8を参照して後述する。ディスク
系10は、ディスク駆動系14および光学系16から構
成される。ディスク駆動系14は、制御装置18の制御
に従って、光磁気ディスク12を回転させる。光学系1
6は、レーザーダイオード(LD)214および光検出
素子(RFD)42を有しており、光磁気ディスク12
についてデータの書き込み、および、読み出しを行う。
【0017】制御装置18は、入出力制御装置182か
ら入力されたデータ記録再生装置1の動作を指定する制
御データ、および、チャネルデコード回路(RCD)4
02が検出した同期検出信号(信号RCSA)、入力制
御回路(ISPCS)200から入力される信号ISP
CSおよび出力制御回路(OSPCS)410から入力
されるOSPCSに基づいて、各制御信号(信号WCE
C,DSAC,DGC,ISPCC,OSPCC)を介
して、ディスク系10、データ記録装置20およびデー
タ再生装置40の各構成要素を制御する。設定用端末1
86は、データ記録再生装置の使用者により設定された
制御データを制御装置18に対して出力する。
【0018】データ記録装置20は、入力制御回路20
0、ECCエンコーダ(WECCE)202、付加デー
タ発生回路(DG)206、第1のデータ選択回路(D
SA)208、データ符号化回路(WCE)210、N
RZI符号化回路(WNE)220から構成される。デ
ータ記録装置20は、入力データIDをRLL(1,
7)符号化により符号化して符号化データを生成し、レ
ーザーダイオード214を介して光磁気ディスク12に
記録する。なお、データ符号化回路210の構成および
動作は、図2および図3を参照して後述する。
【0019】データ再生装置40は、NRZI復号回路
(RND)400、同期検出回路(SCD)402、デ
ータ復号回路(RCE)404、ECCデコーダ(RE
CCD)408、および、出力制御回路(OSPC)4
10から構成される。データ再生装置40は、光検出素
子42から入力された再生信号(信号RF)から符号化
データを検出し、さらにRLL(1,7)復調(以下、
「RLL(1,7)復号」と記す)して入力データID
を再生する。なお、データ復号回路404の構成および
動作は、図4および図5を参照して後述する。
【0020】以下、図2および図3を参照してデータ符
号化回路210の構成および動作を説明する。図2は、
図1に示したデータ符号化回路210の構成を示す図で
ある。図3は、図2に示した符号化回路(WCEL)3
10の構成を示す図である。図2に示すように、データ
符号化回路210は、第1のレジスタ(WCERA)3
00、第2のレジスタ(WCERB)302、符号化回
路310および第3のレジスタ(WCERC)304か
ら構成される。データ符号化回路210は、入力制御回
路200を介して入力された入力データIDに、ECC
エンコーダ202が誤り訂正符号(ECC)を付加して
生成した信号WESをRLL(1,7)符号化により符
号化する。
【0021】図3に示すように、符号化回路310は、
論理回路312,314,316,318,320,3
22,324,326,328,330から構成されて
おり、論理回路(A)314,320,322,32
6,330は、それぞれ入力された信号の論理積(AN
D)を算出し、論理回路(I)312,324は、それ
ぞれ入力された信号の論理値を反転し、論理回路(NA
ND)318,328は、それぞれ入力された信号の反
転論理和(NAND)を算出し、論理回路(NOR)3
16は入力された信号の反転論理和(NOR)を算出す
る。
【0022】以下、図2および図3を参照して符号化回
路310の動作を説明する。ECCエンコーダ202が
入力信号に誤り訂正符号を付加して生成した信号WES
は、所定の周期でレジスタ300に1ビットずつ入力さ
れる。レジスタ300は、制御装置18から入力された
制御信号WCECaに従って信号WESをシフトし、先
に入力された順に2つの1ビットデータs0,s1とし
て符号化周期ごとに符号化回路310に対して出力す
る。レジスタ302は、制御装置18から入力された制
御信号WCECaに従って符号化周期ごとに、直前の符
号化周期において符号化回路310が生成した、3ビッ
トの状態データx2’,x1’,x0’を記憶し、状態
データx2,x1,x0として符号化回路310に対し
て出力する。
【0023】論理回路312は、レジスタ302から入
力された状態データx2の論理値を反転して論理回路3
14に対して出力する。論理回路314は、論理回路3
12から入力された反転された状態データx2と状態デ
ータx1との論理積を算出して符号化データy2’とし
てレジスタ304に対して出力する。論理回路316
は、状態データx2,x1の反転論理和を算出して符号
化データy1’としてレジスタ304に対して出力す
る。論理回路318は、1ビットデータs1,s0の反
転論理積を算出して論理回路320に対して出力する。
【0024】論理回路320は、論理回路318から入
力された1ビットデータs1,s0の反転論理積と状態
データx0との論理積を算出して符号化データy0’と
してレジスタ304に対して出力する。論理回路322
は、状態データx0と1ビットデータs0との論理積を
算出し、その符号化周期の状態データx2’としてレジ
スタ304に対して出力する。論理回路324は、状態
データx0の論理値を反転して論理回路324に対して
出力する。
【0025】論理回路326は、論理値が反転された状
態データx0と1ビットデータs0との論理積を算出
し、その符号化周期の状態データx1’としてレジスタ
304に対して出力する。論理回路328は、状態デー
タx0と1ビットデータs0との反転論理積を算出して
論理回路330に対して出力する。論理回路330は、
論理回路328から入力された信号と1ビットデータs
1との論理積を算出し、その符号化周期の状態データx
0’としてレジスタ304に対して出力する。
【0026】レジスタ304は、制御装置18から入力
された制御信号WCECcに従って、その符号化周期に
生成された符号化データy2’,y1’,y0’を記憶
し、次の符号化周期において符号化データy0,y1,
y2の順に直列形式のデータに変換してNRZI符号化
回路220に対して出力する。以上のデータ符号化回路
210の各部分の動作により生成された信号WCSは、
符号化周期ごとに、2ビットずつ3ビットの符号化デー
タに符号化されてデータ選択回路208に対して出力さ
れる。
【0027】以下、図4および図5を参照してデータ復
号回路404の構成および動作を説明する。図4は、図
1に示したデータ復号回路404の構成を示す図であ
る。図5は、図4に示した復号回路(RCEL)510
の構成を示す図である。図4に示すように、データ復号
回路404は、第4のレジスタ(RCERA)500、
第5のレジスタ(RCERB)502、第6のレジスタ
(RCERC)504、第7のレジスタ(RCERD)
506および復号回路510から構成される。
【0028】図5に示すように、復号回路510は、論
理回路512,514,516,518,520,52
2から構成されており、論理回路(NOR)512は入
力された信号の反転論理和(NOR)を算出し、論理回
路(OR)514,516,520は、それぞれ入力さ
れた信号の論理和(OR)を算出し、論理回路(I)5
18は入力された信号の論理値を反転し、論理回路(N
AND)522は入力された信号の反転論理積(NAN
D)を算出する。
【0029】以下、図4および図5を参照してデータ復
号回路404の動作を説明する。光検出素子42が光磁
気ディスク12から反射されたレーザー光線を検出して
生成した信号RFを、再生信号増幅回路400が増幅し
て2値に識別し、同期検出回路402が光磁気ディスク
12のデータ領域148のみを取り出し、さらに同期パ
ターンおよび再同期パターンを取り除いて生成した信号
RCSBは、データ復号回路404のレジスタ500に
順次入力される。レジスタ500は、制御装置18から
入力される制御信号RCECaに従って入力された信号
RCSBを順次シフトし、先に入力された順に、3ビッ
トの符号化データy0"',y1"',y2"'として復号回
路510およびレジスタ502に対して符号化周期ごと
に出力する。
【0030】レジスタ502は、制御装置18から入力
される制御信号RCECbに従って、符号化周期ごとに
入力された3ビットの符号化データを記憶し、次の符号
化周期において3ビットの符号化データy2”,y
1”,y0”として復号回路510に対して、符号化デ
ータy0”としてレジスタ504に対して出力する。レ
ジスタ504は、制御装置18から入力される制御信号
RCECcに従って、符号化周期ごとにレジスタ502
から入力された符号化データy0"'を記憶し、次の符号
化周期において3ビットの符号化データy0’として復
号回路510に対して出力する。
【0031】論理回路512は、入力された符号化デー
タy2”,y1”,y0”の反転論理和を算出して論理
回路514に対して出力する。論理回路514は、符号
化データy2”と論理回路512から入力された符号化
データy2”,y1”,y0”の反転論理和との論理和
を算出して復号データs0としてレジスタ506に対し
て出力する。
【0032】論理回路516は、入力された符号化デー
タy2"',y1"',y0"'の論理和を算出して論理回路
522に対して出力する。論理回路518は、入力され
た符号化データy0”の論理値を反転して論理回路52
2に対して出力する。論理回路520は、入力された符
号化データy2”,y1”,y0”の論理和を算出して
論理回路522に対して出力する。論理回路522は、
論理回路516から入力された符号化データy2"',y
1"',y0"'の論理和、論理回路518から入力された
論理値が反転した符号化データy0”、および、論理回
路520から入力された符号化データy2”,y1”,
y0”の論理和の反転論理積を算出して復号データs1
としてレジスタ506に対して出力する。
【0033】レジスタ506は、制御装置18から入力
される制御信号RCECdに従って、符号化周期ごとに
復号回路510から入力された復号データs1,s0を
記憶し、次の符号化周期において直列形式の信号RCS
として制御装置18およびデータバッファ406に対し
て出力する。以上説明したデータ復号回路404の各部
分の動作により、同期検出回路402から入力された信
号RCSBは、符号化周期ごとに、3ビットずつ2ビッ
トの復号データに復号されて制御装置18およびデータ
バッファ406に対して出力される。ここで、データ復
号回路404から信号RCSとして出力される復号デー
タs1,s0は、データ符号化回路210に信号WES
として入力される1ビットデータs1,s0と同じであ
る。
【0034】以下、図2〜図5を参照して説明したデー
タ符号化回路210とデータ復号回路404の動作を図
6を参照して説明する。図6は、図1および図2に示し
たデータ符号化回路210によるデータ符号化と、図1
および図4に示したデータ復号回路404によるデータ
復号を示す図であって、(A)はデータ符号化回路21
0の動作を示し、(B)はデータ復号回路404の動作
を示す。
【0035】図2および図3を参照して説明したデータ
符号化回路210により、図6(A),(B)に示すよ
うに、2ビットの信号WES(s0,s1)は、3ビッ
トの符号化データy0’,y1’,y2’に符号化され
て光磁気ディスク12に記録される。図4および図5を
参照して説明したデータ復号回路404により、図6
(B)に示すように、光磁気ディスク12から読み出さ
れて同期検出回路402を介して入力された、その符号
化周期の信号RCSB(y0’)、1つ前の符号化周期
の信号RCSB(y0’,y1’,y2’)、および、
2つ前の符号化周期の信号RCSB(y0”,y1”,
y2”)から入力データs0,s1が再生される。
【0036】以下、光磁気ディスク12のAM領域に記
録されるアドレスマーク、再同期信号領域174j に記
録される再同期パターンおよび同期信号領域170に記
録される同期パターンの割り当て方について説明する。
これらの同期データに用いられるビットパターンは、連
続する0が1個〜7個の範囲であるというRLL(1,
7)の規則を満たし、かつ、データ符号化回路210が
発生しないビットパターン(禁止パターン)であるとい
う条件を満たす必要がある。上述のように、データ符号
化回路210は、入力された2ビットのデータs0,s
1を3ビットのデータy0’,y1’,y2に符号化す
る。データ符号化回路210により符号化されたデータ
を3ビットごとに以下のように符号a,b,c,e,f
と表す。ここで、(110)等の、1が2個以上連続す
る符号は、RLL(1,7)符号化の規則に反するので
用いない。
【0037】
【表1】 a = (000) b = (001) c = (010) e = (100) f = (101) …(表1)
【0038】2個以上の符号a,b,c,e,fを組み
合わせる場合においても、RLL(1,7)符号化の規
則に従っている必要がある。従って、データ符号化回路
210は、連続する0(0ラン)を1個〜7個に制限す
るために、符号a,b,c,e,fを2個つなげた符号
の内、符号be,bf,fe,ffを禁止し、符号aa
を発生しない。逆に、データ符号化回路210は、符号
aa,be,bf,fe,ff以外の全ての符号を発生
しうることになる。従って、1バイト(RLL(1,
7)符号化後12ビット、RLL(1,7)符号化前1
バイト)の符号であって、RLL(1,7)符号化の規
則を破らず、かつ、データ符号化回路210が生成しな
い符号は、符号aaを端に有する符号は0ランが8個以
上となりRLL(1,7)符号化の規則に反するため、
符号aaを間にはさんだ以下の8個だけとなる。
【0039】
【表2】 baae = (001 000 000 100) baaf = (001 000 000 101) baac = (001 000 000 010) caae = (010 000 000 100) caaf = (010 000 000 101) faae = (101 000 000 100) baaf = (101 000 000 101) baac = (101 000 000 010) …(表2)
【0040】これらの符号の内のいずれかをアドレスマ
ークおよび再同期パターンに割り当てる。ここで、再同
期パターンは、上述のように、データ選択回路208に
より、単純にデータ符号化回路210により符号化され
た符号化データに挿入され、アドレスマークに隣接する
データは任意である。一方、NRZI符号化回路220
におけるNRZ符号化後の規則、すなわち0ランが2個
〜8個の範囲内であるという規則を補償できる符号を選
択する必要がある。従って、表2に示した各符号中、最
初のビットおよび最後のビットの少なくとも一方が1で
ある符号、および、最初の2ビットが(01)となって
いる符号はアドレスマークおよび再同期パターンに割り
当てることができない。したがって、NRZI符号化後
に0ランを0個〜8個の範囲内にするためには、最初の
符号は符号bに限定され、最後の符号は符号c,eに限
定される。この条件を満たす符号は、以下に示す2個だ
けであり、これらの一方をアドレスマークに割り当て、
他方を再同期パターンに割り当てる。
【0041】
【表3】 baac = (001 000 000 010) baae = (001 000 000 100) …(表3)
【0042】次に同期パターンを割り当てる。同期パタ
ーンは3バイト(RLL(1,7)符号化後36ビッ
ト、RLL(1,7)符号化前3バイト)であるため、
原理的には、例えば符号(bcaa fabc cce
c)といった符号aaを含むデータであれば何でもよ
い。しかし、データ再生時のエラーにより禁止パターン
以外のデータに化ける可能性があることを考慮して、表
3に示した1バイト符号を3個並べた符号であって、R
LL(1,7)符号化の規則に反せず、隣接する任意の
データに対してNRZ符号化の規則を補償するパターン
を選択する。また、符号はNRZ符号化後に直流成分を
有さない(DCフリーである)ことがデータ再生上望ま
しい。これらの条件を満たす符号は、以下の2個であ
る。
【0043】
【表4】 baaf caaf baae = (001 000 000 101 0 10 000 000 101 001 000 000 100) (A) baac faae baae = (001 000 000 100 0 10 000 000 101 001 000 000 100) (B) …(表4)
【0044】これら2つの符号をNRZ符号化すると以
下のようになり、DCフリーとなる。これらはデータ再
生上、全く同条件なので、いずれを同期パターンとして
用いてもよい。
【0045】
【表5】 baaf caaf baae = 001 111 111 001 10 0 000 000 110 001 111 111 000 (A’) baac faae baae = 001 111 111 100 11 0 000 000 111 110 000 000 111) (B’) …(表5)
【0046】同期パターンとして用いている符号に含ま
れる符号baaeは、アドレスマークおよび再同期パタ
ーンとしても用いるが、通常、同期パターン、および、
アドレスマークおよび再同期パターンのいずれかを検出
する際には、他方の検出は行われないので、同時に検出
されてしまうことはない。
【0047】以下、図7および図8を参照して光磁気デ
ィスク12の記録フォーマットを説明する。図7は、図
1に示した光磁気ディスク12のセクタを示す図であ
る。図8は、図7に示した光磁気ディスク12のセクタ
の記録フォーマットを示す図であって、(A)はセクタ
120の記録フォーマットを示し、(B)は、(A)に
示したID1領域(ID1)128、ID2領域(ID
2)134およびID3領域(ID3)140の記録フ
ォーマットを示し、(C)は、(A)に示したデータ領
域148の記録フォーマットを示す。なお、図8に示し
た光磁気ディスク12の各領域の記録容量は、特に断ら
ない限り、RLL(1,7)符号化前のデータの容量を
示す。
【0048】図7に示すように、光磁気ディスク12
は、例えばZCAV方式の光磁気ディスクであって、チ
ャネル1記録領域180とチャネル2記録領域182と
に分割されている。また、各トラックは42のセクタ1
20に分割されている。各セクタ120には、図8
(A)に示すような記録フォーマットに従ってデータが
記録される。セクタ120は、光磁気ディスク12に予
め形成された(プリコードされた)52バイトのアドレ
ス部、14バイトのALPC領域144、12バイトの
VFO4領域146および1,262バイトのデータ領
域148から構成される。アドレス部は、5バイトのセ
クタマーク領域122、12バイトのVFO1領域12
4、8バイトのVFO2領域130、8バイトのVFO
3領域136、それぞれ1バイトのAM1領域126、
AM2領域132およびAM3領域138から構成され
る。
【0049】ID1領域128、ID2領域134およ
びID3領域140(これらの領域をまとめて「ID領
域」と記す)は、図8(B)に示すような記録フォーマ
ットとなっている。ID領域は、2バイトのトラック番
号領域160、1バイトのセクタ番号領域162および
2バイトのCRC領域164から構成されるデータ領域
148は、図8(C)に示すような記録フォーマットに
なっている。データ領域148は、同期信号領域(SY
NC)170、および、データ領域(DATA)172
i と再同期信号領域174j (n=116,i=1,
2,…,n,j=1,2,…,n−1)とが交互に繰り
返された記録領域176から構成されている。
【0050】図8(A),(B),(C)に示した光磁
気ディスク12のセクタ120の主な領域に記録される
データを説明する。セクタマーク領域122には、セク
タ120の先頭を示すデータが書き込まれる。VFO1
領域124、VFO2領域130、VFO3領域136
およびVFO4領域146(以下、これらの領域をまと
めて「VFO領域」と記す)には、例えば55hあるい
はAAhといった、ビットパターンが頻繁に変化するデ
ータが書き込まれており、これらの領域から得られた信
号RFは、主にデータの読み出し等に用いられるクロッ
クの再生のために用いられる(なお、55hのように、
数値00〜FFの後に付されたhは、その数値が16進
数であることを示す)。。従って、VFO領域のデータ
は実効的な意味を有さない。AM1領域126、AM2
領域132およびAM3領域138(以下、これらの領
域をまとめて「AM領域」と記す)には、続く領域がI
D領域であることを示すデータ(アドレスマーク)が書
き込まれる。
【0051】ID領域のトラック番号領域160には、
セクタ120が含まれているトラックの番号が書き込ま
れ、セクタ番号領域162にはセクタ120の番号が書
き込まれ、CRC領域164にはトラック番号領域16
0およびセクタ番号領域162に書き込まれたデータの
誤り訂正のためのCRC符号が書き込まれる。符号化付
加データは1バイトの再同期パターン(再同期信号RE
SYNC)を含む。
【0052】データ領域148の同期信号領域170に
は、同期検出に用いられる同期パターン(同期信号SY
NC)が書き込まれる。データ領域172i には、入力
データIDをRLL(1,7)符号化により符号化した
符号化データが書き込まれる。再同期信号領域174j
には、再同期検出に用いられるデータ(再同期パター
ン)が書き込まれる。
【0053】以下、本発明のデータ記録再生装置1の動
作を説明する。まず、データ記録再生装置1のデータ記
録装置20が光磁気ディスク12にデータを書き込む場
合について説明する。入力端子INを介して入力データ
IDが直列に入力制御回路200に入力される。入力制
御回路200は、入力データIDに含まれるSCSIプ
ロトコルに関するデータを信号ISPCSとして制御装
置18に対して出力し、制御信号ISPCCを介した制
御装置18の制御に従ってSCSIプロトコル制御を行
ってECCエンコーダ202に対して信号SPCSとし
て出力される。ECCエンコーダ202は、信号SPC
Sに誤り訂正符号(ECC)を付加して信号WESとし
てデータ選択回路208に対して出力する。
【0054】データ符号化回路210は、制御装置18
の信号WCECを介した制御に従って、入力信号IDが
2ビット入力されるごと(符号化周期ごと)に信号WE
SをRLL(1,7)符号化し、信号WCSとしてデー
タ選択回路208に対して出力する。付加データ発生回
路206は、制御装置18の制御信号DGCを介した制
御に従って、同期パターンまたは再同期パターンを発生
してデータ選択回路208に対して出力する。
【0055】データ選択回路208は、制御装置18の
制御信号DSACの制御に従って、信号WESと付加デ
ータDGSのいずれかを選択する。つまり、データ選択
回路208は、最初の入力データに対応する信号WCE
Sに同期パターンを前置し、信号WCESを各データ領
域172i に書き込む部分のデータ長(RLL(1,
7)符号化前20ビット、RLL(1,7)符号化後3
0ビット)ずつに分割し、これらのデータ領域172i
の間の再同期信号領域174j に書き込まれる再同期パ
ターンを挿入し、信号WDASとしてNRZI符号化回
路220に対して出力する。
【0056】NRZI符号化回路220は、信号WCE
SをNRZI符号化してレーザーダイオード214に対
して出力する。一方、ディスク系10は、制御装置18
の信号DCを介した制御に従って光磁気ディスク12を
回転させ、レーザーダイオード214を光磁気ディスク
12の所定の位置に合わせ、さらに信号WASを光磁気
ディスク12にデータを書き込む位置に磁気を印加す
る。レーザーダイオード214は、信号WASをレーザ
ー光線に変換して光磁気ディスク12に照射して信号W
ASに含まれる符号化データ、同期パターン、および、
再同期パターンを、それぞれ図7および図8に示した光
磁気ディスク12のデータ領域172i 、同期信号領域
170、および、再同期信号領域174j に書き込む。
【0057】つぎに、データ記録再生装置1のデータ再
生装置40が光磁気ディスク12からデータを再生する
際の動作を説明する。ディスク系10は、制御装置18
の信号DCを介した制御に従って光磁気ディスク12を
回転させ、レーザーダイオード214を光磁気ディスク
12の所定の位置に合わせ、光磁気ディスク12にレー
ザー光線を照射させる。レーザーダイオード214から
照射され、光磁気ディスク12で反射されて光磁気ディ
スク12に記録されたデータを含んだレーザー光線は、
光検出素子42で電気的な再生信号(信号RF)に変換
されて再生信号増幅回路400に対して出力する。再生
信号増幅回路400は、信号RFを増幅し、2値に識別
して、信号RASとして同期検出回路402に対して出
力する。
【0058】同期検出回路402は、信号RASからデ
ータ領域148に記録されたデータのみを取り出し、さ
らに同期パターンおよび再同期パターンを取り除いてデ
ータ復号回路404に信号RCSBとしてデータ復号回
路404に対して出力する。また、同期検出回路402
は、信号RASからAM領域に記録されたアドレスマー
クを検出して、それらに続くID領域のデータを検出し
て制御装置18に対して出力し、各セクタ120のデー
タ領域148の同期パターンおよび再同期パターンを検
出し、信号RCSAとして制御装置18に対して出力す
る。同期検出回路402から制御装置18に入力された
信号RCSAは、例えば、制御装置18によりデータ記
録再生装置1の各部分に対する制御信号の発生のための
同期信号として用いられる。
【0059】データ復号回路404は、3ビットの符号
化データが入力されるごと(符号化周期ごと)に、制御
装置18の制御信号RCECを介した制御に従って、信
号RCSBをRLL(1,7)復号して信号RCSとし
てECCデコーダ408および制御装置18に対して出
力する。信号RCSには、ID領域に記録されたデータ
が含まれる。制御装置18は、信号RCSに含まれるI
D領域のトラック番号領域160、セクタ番号領域16
2およびCRC領域164に記録されたデータを処理し
てトラック番号およびセクタ番号を検出し、これらの番
号に基づいてデータ記録再生装置1を制御する制御信号
DCの生成等の処理を行う。
【0060】ECCデコーダ408は、信号RCSに含
まれる誤り訂正符号に基づいて、信号RCSの内、デー
タ領域172i に対応するデータの誤り訂正を行って出
力制御回路410に対して出力する。出力制御回路41
0は、信号RESに含まれるSCSIプロトコル制御に
関するデータを信号OSPCSとして制御装置18に対
して出力するとともに、制御信号OSPCCを介した制
御装置18の制御に従って、SCSIプロトコル制御を
行い、信号RCSを直列形式の出力データODとして出
力する。
【0061】以上に説明したデータ記録再生装置1は、
データ記録装置20とデータ再生装置40とを一体に構
成したが、データ記録装置20とディスク系10とを組
み合わせたデータ記録装置、および、データ再生装置4
0とディスク系10とを組み合わせたデータ再生装置と
して別々に構成してもよい。また、本実施例において
は、データ記録再生装置1の各構成要素をハードウェア
で構成したが、これらの各構成要素を計算機上に同等の
機能を有するソフトウェアとして構成してもよい。
【0062】また、符号化方法および復号方法は、RL
L(1,7)符号化およびRLL(1,7)符号化に限
らず、他の複数の符号化周期に渡って関係を有する符号
化方法および復号方法であればよい。このように、他の
符号化方法および復号方法に対応させる場合には、付加
データの長さ、光磁気ディスク12の記録フォーマッ
ト、データ符号化回路210の構成およびデータ復号回
路404の構成等を符号化方法および復号方法に合わせ
て変更する必要がある。また、外部とのデータの入出力
制御は、SCSIプロトコルに限らず、例えはBSC基
本プロトコルに基づいて行われるようにデータ記録再生
装置1を構成してもよい。以上述べた各実施例に示した
他、本発明のデータ記録再生装置1は、例えば上述の変
形例に示したように、種々の構成をとることができる。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、同
期データそれぞれに最も適したデータを用いることによ
り、記録媒体からデータを再生する際に同期パターンと
符号化データとが一致しないようにすることができる。
したがって、これらのデータの一致によるデータ再生装
置の誤動作等の不具合を解消することができる。また、
本発明によれば記録媒体から再生するデータの信頼性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録再生装置の構成を示す図で
ある。
【図2】図1に示したデータ符号化回路の構成を示す図
である。
【図3】図2に示した符号化回路(WCEL)の構成を
示す図である。
【図4】図1に示したデータ復号回路の構成を示す図で
ある。
【図5】図4に示した復号回路(RCEL)の構成を示
す図である。
【図6】図1および図2に示したデータ符号化回路によ
るデータ符号化と、図1および図4に示したデータ復号
回路によるデータ復号を示す図であって、(A)はデー
タ符号化回路の動作を示し、(B)はデータ復号回路の
動作を示す。
【図7】図1に示した光磁気ディスクのセクタを示す図
である。
【図8】図7に示した光磁気ディスクのセクタの記録フ
ォーマットを示す図であって、(A)はセクタの記録フ
ォーマットを示し、(B)は、(A)に示したID1領
域(ID1)、ID2領域(ID2)およびID3領域
(ID3)の記録フォーマットを示し、(C)は、
(A)に示したデータ領域の記録フォーマットを示す。
【符号の説明】
1…データ記録再生装置、10…ディスク系、12…光
磁気ディスク、120…セクタ、122…セクタマーク
領域、124…VFO1領域、126…AM1領域、1
28…ID1領域、130…VFO2領域、132…A
M2領域、134…ID2領域、136…VFO3領
域、138…AM3領域、140…ID3領域、142
…PA領域、144…ALPC領域、146…VFO4
領域、148…データ領域、160…トラック番号領
域、162…セクタ番号領域、164…CRC領域、1
70…同期信号領域、172…データ領域、174…再
同期信号領域、176…記録領域、180…チャネル1
記録領域、182…チャネル2記録領域、14…ディス
ク駆動系、16…光学系、18…制御装置、20…デー
タ記録装置、200…入力制御回路、202…ECCエ
ンコーダ、206…付加データ発生回路、208…デー
タ選択回路、210…データ符号化回路、220…NR
ZI符号化回路、300,302,304…レジスタ、
310…符号化回路、312〜330…論理回路、21
2…レーザー駆動回路、42…光検出素子、400…再
生信号増幅回路、402…同期検出回路、404…デー
タ復号回路、500,502,504,506…レジス
タ、510…復号回路、512〜522…論理回路、4
08…ECCデコーダ、410…出力制御回路、412
…NRZI復号回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データをRLL(1,7)変調して変
    調データを生成する変調手段と、 前記変調手段が生成した変調データに、RLL(1,
    7)変調により生じうるビットパターン以外のビットパ
    ターンを含み、該変調データに挿入された場合に0ラン
    が1〜7の範囲内になるデータであって、NRZI変調
    された場合にNRZI変調の規則に従った信号パターン
    を生じるデータを再同期データとして挿入する再同期信
    号挿入手段と、 再同期信号挿入手段が再同期データを挿入した変調デー
    タをNRZI変調して記録データを生成し、該記録デー
    タを光学式記録媒体の記憶領域に記録処理する記録処理
    手段とを有する光学式データ記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記光学式記録媒体の記録領域は複数のセ
    クタに分割されており、該セクタそれぞれは、該セクタ
    それぞれの所定の領域を示す同期データが記録される同
    期データ領域を有し、 前記同期データとして、RLL(1,7)変調により生
    じうるビットパターン以外のビットパターンを含み、前
    記変調データに挿入された場合に0ランが1〜7の範囲
    内になるデータであって、NRZI変調された場合にN
    RZI変調の規則に従った交流成分のみの信号パターン
    を生じるデータを前記同期データ領域に記録処理する同
    期データ記録処理手段を有する請求項1に記載の光学式
    データ記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記光学式記録媒体の記録領域は複数のセ
    クタに分割されており、該セクタそれぞれは、該セクタ
    それぞれの番号が記録される領域を示す識別データが記
    録される識別データ領域を有し、 RLL(1,7)変調により生じうるビットパターン以
    外のビットパターンを含み、前記変調データに挿入され
    た場合に0ランが1〜7の範囲内になるデータであっ
    て、NRZI変調された場合にNRZI変調の規則に従
    った信号パターンを生じるデータを前記識別データとし
    て前記識別データ領域に記録処理する識別データ記録処
    理手段を有する請求項1または2に記載の光学式データ
    記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記再同期データは、第1のビットパター
    ン(001 000 000 010)または第2のビ
    ットパターン(001 000 000 100)のデ
    ータである請求項1〜3のいずれかに記載の光学式デー
    タ記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記同期データは、第3のビットパターン
    (001 000 000 101010 000 0
    00 101 001 000 000 100)また
    は第4のビットパターン(001 000 000 0
    10 101 000 000 100 001 00
    0 000 100)のデータである請求項4に記載の
    光学式データ記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記識別データは、第1のビットパターン
    (001 000 000 010)および第2のビッ
    トパターン(001 000 000 100)の内、
    前記再同期パターンとして用いられない方のデータであ
    る請求項4または5に記載の光学式データ記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の光学式デ
    ータ記録再生装置により前記光学式記録媒体に記録され
    たデータ読み出して前記入力データを再生する再生手段
    を有する光学式データ記録再生装置。
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