JPH10255401A - データ伝送方法、データ伝送装置及びデータ記録媒体 - Google Patents

データ伝送方法、データ伝送装置及びデータ記録媒体

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JPH10255401A
JPH10255401A JP5372697A JP5372697A JPH10255401A JP H10255401 A JPH10255401 A JP H10255401A JP 5372697 A JP5372697 A JP 5372697A JP 5372697 A JP5372697 A JP 5372697A JP H10255401 A JPH10255401 A JP H10255401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ伝送方法、データ伝送装置及びデータ記
録媒体に関し、例えば光ディスク装置及び光ディスクに
適用して、ブロックに付加して伝送するアドレスを伝送
先で正しく補間処理できるようにする。 【解決手段】本発明は、伝送に供するデータをブロック
単位で区切り、各ブロックにアドレスを付加して伝送す
る際に、先頭ブロック側程、伝送先で誤りの発生確率が
低下するように、アドレスの論理値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送方法、
データ伝送装置及びデータ記録媒体に関し、例えば光デ
ィスク装置及び光ディスクに適用することができる。本
発明は、伝送に供するデータをブロック単位で区切り、
各ブロックにアドレスを付加して伝送する際に、先頭ブ
ロック側程、伝送先で誤りの発生確率が低下するよう
に、アドレスの論理値を設定することにより、このよう
なアドレスを伝送先で正しく補間処理できるようにし、
これにより伝送されたデータを正しく再生できるように
する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ伝送装置の1つでなる光デ
ィスク装置においては、記録時に付加した同期信号を基
準にして誤り訂正等の処理を実行することにより、所望
のデータを確実に記録再生できるようになされている。
【0003】すなわち光ディスク装置は、図8に示すよ
うに、記録時、記録に供するユーザーデータを所定のブ
ロック単位で区切り(以下、このブロックをセクタブロ
ックと呼ぶ)、これらのユーザーデータに積符号形式の
誤り訂正符号C1及びC2を付加する(図8(A))。
光ディスク装置は、このように設定したユーザーデータ
及び誤り訂正符号C1及びC2を1つのセクタに割り当
てて記録する。
【0004】すなわち光ディスク装置は、これらユーザ
ーデータ及び誤り訂正符号C1及びC2をさらに細かな
ブロック(以下、同期ブロックと呼ぶ)に区切り、各同
期ブロックの先頭に、順次、同期信号SYNC0、SY
NC1、……、SYNC31を配置する(図8
(B))。このとき光ディスク装置は、ユーザーデータ
及び誤り訂正符号C1及びC2をインターリーブ処理し
て各同期ブロックに振り分ける。
【0005】なおこの図8は、1セクタに4000バイ
トのユーザーデータ及び誤り訂正符号C1及びC2を割
り当て、これらユーザーデータ及び誤り訂正符号C1及
びC2を125バイト単位で32個の同期ブロックに区
切ると共に、各同期ブロックの先頭にそれぞれ3バイト
の同期信号SYNC0、SYNC1、……、SYNC3
1を配置した場合である。
【0006】光ディスク装置は、同期信号SYNC0、
SYNC1、……、SYNC31と、対応するデータD
ATA0、DATA1、……、DATA31とが順次連
続するように、シリアルデータストリームを形成する
(図8(C))。このとき光ディスク装置は、PLL同
期用の基準パターン等を付加してシリアルデータストリ
ームを形成する。さらに光ディスク装置は、このシリア
ルデータストリームを光ディスクの記録に適した例えば
NRZI変調により変調し、その結果得られる変調信号
によりレーザービームを変調する。
【0007】このようにして光ディスクにユーザーデー
タを記録するにつき、各同期信号SYNC0、SYNC
1、……、SYNC31には、同期パターン部とブロッ
クアドレス部とが配置される(図8(D))。ここで同
期パターン部は、各同期信号SYNC0、SYNC1、
……、SYNC31に共通で、かつデータDATA0、
DATA1、……の部分では発生しない同期パターンが
割り当てられる。これに対してブロックアドレス部は、
先頭同期ブロックより順次変化するブロックアドレスが
割り当てられる。
【0008】これにより光ディスク装置は、再生時、同
期パターンにより各同期ブロックの区切れを検出し、続
くブロックアドレス部よりブロックアドレスを再生す
る。さらにこのブロックアドレスを基準にして、再生し
たデータをデインターリーブ処理し、また誤り訂正処理
するようになされている。なお図8(D)において、符
号Fによるビットは、直前データの反転値を意味し、符
号Dによるビットは、DSV(Digital Sum Value )制
御用のビットである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで光ディスク装
置において、記録密度を向上すると、またデータ転送速
度を高速度化すると、符号間干渉、ノイズ等により、同
期パターン、ブロックアドレスを正しく再生できない場
合が発生する。このように同期パターン、ブロックアド
レスを正しく再生できない場合、光ディスク装置におい
ては、再生データを正しくデインターリーブ、誤り訂正
することが困難になり、結局、正しくデータ再生するこ
とが困難になる。
【0010】このような場合に、同期パターンについて
は、正しく再生された同期パターンのタイミングを基準
にして、再生データを順次カウントすることにより、続
く同期パターンのタイミングを検出することができると
考えられる。またブロックアドレスについては、正しく
再生されたブロックアドレスを基準にして、同期パター
ンをカウントすることにより、補間処理できると考えら
れる。
【0011】ところがこのようにして同期パターン、ブ
ロックアドレスを処理する場合でも、各セクタで、少な
くとも1度はブロックアドレスを正しく再生できなけれ
ば、結局、ブロックアドレスを正しく補間処理できない
問題がある。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、この種のアドレスを正しく補間処理することができ
るデータ伝送方法、データ伝送装置及びデータ記録媒体
を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、データ伝送方法及びデータ伝送装
置において、先頭ブロック側程、伝送先で誤りの発生確
率が低下するように、各ブロックに付加するアドレスの
論理値を設定する。
【0014】またデータ記録媒体において、先頭ブロッ
ク側程、保持したデータを読み出す際に、誤りの発生確
率が低下するように、各ブロックに付加するアドレスの
論理値を設定する。
【0015】先頭ブロック側程、伝送先で誤りの発生確
率が低下するように、各ブロックに付加するアドレスの
論理値を設定すれば、先頭ブロック程、アドレスを正し
く再生することができ、先頭側ブロック側の正しく再生
されたアドレスを用いて、末尾側の、正しく再生するこ
とが困難なアドレスを補間処理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0017】図2は、本発明の実施の形態に係る光ディ
スク装置に適用される各セクタのデータフォーマットを
示す図表である。この光ディスク装置に適用される光デ
ィスクは、プリフォーマットにより、所定の角間隔でプ
リフォーマットデータが記録され、このプリフォーマッ
トデータ間にレコーディングフィールドが形成される。
光ディスクは、ユーザーデータがRLL(1、7)変調
された後、NRZI変調され、このNRZI変調データ
がレコーディングフィールドに熱磁気記録されるように
なされている。
【0018】ここでプリフォーマットデータは、128
バイトのヘッダーフィールドと、5バイトのミラーマー
クフィールドとが割り当てられ、光ディスク装置では、
これらヘッダーフィールド及びミラーマークフィールド
から得られる再生データに基づいて、各セクタのアドレ
ス等を検出できるようになされ、またこのプリフォーマ
ットデータに同期したタイミングにより続くレコーディ
ングフィールドに所望のデータを記録できるようになさ
れている。
【0019】これに対してレコーディングフィールド
は、先頭に、30バイト分のバッファ領域が形成され、
続く18バイト分の領域が書き込み光量調整用の領域
(ALPC)に割り当てられる。さらに続く領域にPL
L同期用の基準データVFOが50バイト割り当てら
れ、続いて3328バイトのデータフィールドが形成さ
れる。ここでデータフィールドは、同期信号SYNC及
びRLL変調データ(インターリーブされたユーザーデ
ータ及び誤り訂正符号をさらにRLL(1、7)変調し
て形成される)が順次割り当てられて、26個の同期ブ
ロックにより形成される(図2(B)及び(C))。
【0020】続いてレコーディングフィールドは、1バ
イトのポストアンブルPAが形成され、12バイト分の
データスペース、35バイト分のバッファ領域が順次形
成される。なお図4(C)においては、NRZI変調後
における最初の同期信号SYNC0の一部と、その変調
前の論理レベルを示す。
【0021】図1及び図3は、これら各同期ブロックの
同期信号を示す図表である。各同期信号SYNCは、最
初の1ビットが、直前ビットの反転値に設定され、続い
て値00の固定パターン、DSV制御用の1ビット、値
01の固定パターンが割り当てられる。続いて同期信号
SYNCを構成する同期パターンが割り当てられる。
【0022】ここでこの同期パターンは、光ディスクに
記録した際に、他の部分では発生しない15チャンネル
ビットのデータが、各同期信号SYNC0、SYNC
1、……に共通に割り当てられる。これによりこの光デ
ィスク装置では、この同期パターンを検出して、各同期
ブロックのタイミングを検出できるようになされてい
る。
【0023】具体的に、この実施の形態に適用されるR
LL(1、7)変調においては、6個及び7個の0ラン
が連続するような記録パターンが発生しないことによ
り、同期パターンは、値00000001000000
のパターンが割り当てられるようになされている。
【0024】続いて同期信号SYNCは、値10の固定
パターンが設定された後、ブロックアドレスが割り当て
られる。さらに値10の固定データが続いた後、最後の
ビットが続くビットの反転値に設定される。
【0025】これらブロックアドレスは、RLL変調規
則に従って再生した際に、各セクタの先頭側の同期ブロ
ック程、誤りが発生し難いパターンが割り当てられるよ
うになされている。
【0026】具体的に、ブロックアドレスは、前後の固
定パターン10、10との関係で、光ディスクに形成さ
れるマーク及びスペースの長さが、先頭側の同期ブロッ
ク程、再生時、振幅余裕が大きくなるように設定され
る。
【0027】すなわちブロックアドレスは、光ディスク
に形成されるマーク及びスペースが、再生光学系及び再
生光学系より出力される再生信号の信号処理系におい
て、伝達特性が最も良くなる周波数(以下最適周波数と
呼ぶ)にほぼ対応するように、先頭同期ブロックのブロ
ックアドレスが設定される。さらにブロックアドレス
は、光ディスクに形成されるマーク及びスペースの長さ
に対応する周波数が、先頭側同期ブロックに近接した同
期ブロック程、それぞれ最適周波数に近接した周波数に
なるように、順次ブロックアドレスが設定される。
【0028】すなわちNRZI変調して同期信号を記録
することにより、マーク形成の基本周期をTとおいて、
このブロックアドレスは、例えば先頭同期ブロック(S
YNC0)において、固定パターンの値1より、周期4
Tのマーク又はスペース、周期4Tのスペース又はマー
ク、周期5Tのマーク又はスペースが連続するように形
成される。これによりこの先頭同期ブロックのブロック
アドレスは、それぞれマーク及びスペースの長さに対応
する周波数が、ほぼ最適周波数に設定される。
【0029】これに対して続く同期ブロック(SYNC
1)のブロックアドレスは、周期5Tのマーク又はスペ
ース、周期4Tのスペース又はマーク、周期4Tのマー
ク又はスペースが連続するように形成され、さらに続く
同期ブロック(SYNC2)のブロックアドレスは、周
期6Tのマーク又はスペース、周期4Tのスペース又は
マーク、周期3Tのマーク又はスペースが連続するよう
に形成される。これによりブロックアドレスは、マーク
及びスペースの長さに対応する周波数が、先頭側同期ブ
ロックに近接した同期ブロック程、それぞれ最適周波数
に近接した周波数になるように設定される。
【0030】すなわち短いマーク又はスペース、長いマ
ーク又はスペースは、対応する周波数が最適周波数より
遠ざかった周波数になる。この場合、これら短いマーク
又はスペース、長いマーク又はスペースは、再生信号の
SN比が劣化する。すなわちこの場合、振幅余裕が小さ
くなる。これによりこれら対応する周波数が最適周波数
より遠ざかった周波数になると、その分ビット誤りの発
生確率が増大するようになる。
【0031】また長いマークの後に短いパターンが続く
ような場合にも、これらマーク及びスペースに対応する
周波数が最適周波数より遠ざかった周波数になる。この
ような場合、熱磁気記録においては、情報記録面におけ
る熱の蓄積等により、前後の符号間で干渉が生じ、その
分振幅余裕が低下し、誤りの発生確率が増大する。
【0032】これによりこの実施の形態において、ブロ
ックアドレスは、各セクタの先頭同期側のブロック程、
誤りが発生し難いようになされている。
【0033】図4は、この光ディスクにユーザーデータ
を記録する光ディスク装置の記録系を示すブロック図で
ある。この光ディスク装置1は、図示しない再生系によ
り光ディスクにプリフォーマットされたプリフォーマッ
トデータを再生し、このプリフォーマットデータに同期
したクロックを生成する。さらにこのプリフォーマット
データの再生結果より、レコーディングフィールド開始
のタイミングで信号レベルの立ち上がるデータステータ
ス信号STを生成する。
【0034】ブロックアドレスカウント回路2は、この
プリフォーマットデータより生成したクロックを所定分
周してカウント用のクロックを形成し、プリフォーマッ
トデータのタイミングを基準にして、このカウント用の
クロックを順次カウントする。これによりブロックアド
レスカウント回路2は、レコーディーングフィールドに
割り当てる各同期ブロックを特定するブロック番号BN
Oを出力する。
【0035】ブロックアドレスエンコード回路3は、図
1及び図3について上述したブロックアドレスBADを
保持するメモリにより構成され、ブロックアドレスカウ
ント回路2より出力されるブロック番号BNOをアドレ
スにして、この保持したブロックアドレスBADを順次
出力する。
【0036】SYNCパターン発生回路4は、ブロック
アドレス部以外の、同期信号SYNCのデータを保持
し、この保持したデータを出力する。なおSYNCパタ
ーン発生回路4は、図1及び図3について上述した先頭
及び最後尾のビット、DSV制御用のビットについて
は、固定した論理レベルにより出力する。VFOパター
ン発生回路5は、PLL同期用の基準データVFOを保
持し、この基準データVFOを出力する。
【0037】RLL(1、7)エンコード回路6は、図
示しないECC回路より出力されるユーザーデータ及び
誤り訂正符号をRLL変調して出力する。かくするにつ
き、光ディスク装置1では、必要に応じて所定のスタッ
フデータを付加した後、ユーザーデータを図8(A)に
ついて上述した複数のセクタブロックに分割する。さら
にこの各セクタブロックのデータに積符号形式の誤り訂
正符号CO及びC2を付加した後、インターリーブ処理
してRLL(1、7)エンコード回路6に入力するよう
になされている。
【0038】バイトカウント回路7は、レコーディング
フィールド開始のタイミングで信号レベルの立ち上がる
データステータス信号STをトリガにして、プリフォー
マットデータより生成したクロックをカウントし、カウ
ント値を出力する。これによりバイトカウント回路7
は、プリフォーマットデータを基準にしてデータフィー
ルドに記録する各種データのタイミングを設定する。
【0039】出力データセレクト回路8は、バイトカウ
ント回路7のカウント値を基準にして、VFOパターン
発生回路5より出力される基準データVFO、SYNC
パターン発生回路4より出力される同期信号SYNCの
データ、ブロックアドレスエンコード回路3より出力さ
れるブロックアドレスBAD、RLL(1、7)エンコ
ード回路6の出力データを順次切り換えて出力し、これ
により図2について上述したデータフォーマットによる
記録データを出力する。なおこのようにしてデータを切
り換え出力する際に、出力データセレクト回路8は、図
1及び図3について上述した同期信号の先頭及び最後尾
のビット、DSV制御用のビットを設定するようになさ
れている。
【0040】パラレルシルアル変換回路9は、出力デー
タセレクト回路8の出力データをパラレルシルアル変換
処理して出力する。NRZIエンコード回路10は、こ
のパラレルシルアル変換回路9の出力データをNRZI
変調して出力する。光ディスク装置1では、このNRZ
Iエンコード回路10より出力されるNRZI変調デー
タDMに応じてレーザービームの光量を間欠的に立ち上
げる。これにより光ディスク装置1は、順次入力される
ユーザーデータをレコーディングフィールドに熱磁気記
録するようになされている。
【0041】図5は、この光ディスク装置の再生系を示
すブロック図である。光ディスク装置1は、光ピックア
ップより出力される再生信号より再生クロック(チャン
ネルクロックでなる)を生成し、この再生クロックを基
準にして再生信号を処理することにより、再生データD
1を生成する。NRZIデコード回路20は、NRZI
変調規則に従って、順次入力される再生データD1を復
号して出力する。
【0042】ビットシフトレジスタ21は、NRZIデ
コード回路20より出力されるシリアルデータを順次入
力してビットシフトすると共に、36ビットパラレルの
データに変換して出力する。SYNCパターン一致検出
回路22は、ビットシフトレジスタ21で生成したパラ
レルデータのうち、29〜16ビット目のデータ(14
ビット)を入力し、内蔵の同期パターンのデータと比較
する。これによりSYNCパターン一致検出回路22
は、この入力したパラレルデータに同期パターンが表れ
ると、同期パターン検出信号DPの論理レベルを立ち上
げる。
【0043】1ブロック長カウント回路23は、同期パ
ターン検出信号DPを基準にして再生クロックを12分
周することにより、再生データD1のバイト周期で信号
レベルが変化するバイトクロックを生成する。1ブロッ
ク長カウント回路23は、このバイトクロックをカウン
トするリングカウンタを有し、このリングカウンタのカ
ウント値を同期パターン検出信号DPによりリセットす
る。これにより1ブロック長カウント回路23は、図6
に示すように、ビットシフトレジスタ21より出力され
る所定ビットのパラレルデータについて、各同期ブロッ
クの先頭からのバイト数を示すバイトカウント値BTを
出力する(図6(A))。
【0044】SYNCセレクト回路24は、同期パター
ン検出信号DPに追従して論理レベルが変化する同期パ
ターン検出信号DPSを出力する。このときSYNCセ
レクト回路24は、同期パターン検出信号DPの論理レ
ベルが立ち下がっている場合でも、1ブロック長カウン
ト回路23より出力されるバイトカウント値BTが値1
27に立ち上がると、同期パターン検出信号DPSの論
理レベルを立ち上げる。
【0045】すなわち図6において時点t1により示す
ように、バイトカウント値BTが値127に立ち上がっ
ているにも係わらず、同期パターン検出信号DPの論理
レベルが立ち下がっている場合(図6(B))、SYN
Cパターン一致検出回路22において、ノイズ等の影響
で、同期パターンを正しく検出できなかった場合と考え
られる。これによりSYNCセレクト回路24は、同期
パターンを検出困難な場合、同期パターン検出のタイミ
ングを補間して同期パターン検出信号DPSを出力する
(図6(C)及び(D))。
【0046】ブロックアドレスデコード回路26は、ビ
ットシフトレジスタ21で生成したパラレルデータのう
ち、15〜3ビット目のデータ(12ビット)を受け、
これにより同期パターン検出信号DPSの論理レベルが
立ち上がるタイミングで、再生データD1よりブロック
アドレスのデータが入力されるようになされている。さ
らにブロックアドレスデコード回路26は、所定のメモ
リを保持し、同期パターン検出信号DPSの論理レベル
が立ち上がるタイミングをトリガにしてこのメモリをア
クセスする。ここでこのメモリは、記録系のブロックア
ドレスエンコード回路3とは逆に、図1及び図3につい
て上述したブロックアドレスのデータがアドレスに設定
され、各アドレスに対応してブロック番号BNOが記録
されるようになされている。これによりブロックアドレ
スデコード回路26は、各セクタの先頭ブロックより順
次値の変化するブロック番号BNOのデータを出力する
(図6(E))。
【0047】このときブロックアドレスデコード回路2
6は、ノイズ等により対応するブロック番号BNOを出
力することが困難な場合((図6(E))において符号
×により示す)、エラー信号ERの論理レベルを立ち上
げる。
【0048】ブロックアドレスカウント回路27は、エ
ラー信号ERの論理レベルが立ち下がっている場合、同
期パターン検出信号DPSのタイミングでブロック番号
BNOのデータをロードする(図6(F))。これとは
逆にエラー信号ERの論理レベルが立ち上がった場合、
ブロックアドレスカウント回路27は、ロードしたブロ
ック番号BNOをアップカウントする。これによりブロ
ックアドレスカウント回路27は、正しくブロックアド
レスをデコードできない場合、同期パターンのタイミン
グを基準にしてブロックアドレスを補間することにな
る。
【0049】かくするにつき、この光ディスク装置1に
おいては、先頭側の同期ブロック程、誤りが発生し難い
パターンが割り当てられることにより、ブロックアドレ
スを正しくデコードできない同期ブロックは、各セクタ
ブロックの後半側に集中するようになる。従ってこれら
のブロックアドレスを正しくデコードできない同期ブロ
ックにおいては、必ずその先頭側に、ブロックアドレス
を正しくデコードできた同期ブロックが存在することに
なり、この正しくデコードできた先頭側のブロックアド
レスよりブロックアドレスを補間することができる。
【0050】ブロックアドレスセレクト回路28は、エ
ラー信号ERにより動作する選択回路により構成され、
エラー信号ERの論理レベルが立ち下がっている場合、
ブロックアドレスデコード回路26より出力されるブロ
ック番号のデータBNOを選択出力するのに対し、エラ
ー信号ERの論理レベルが立ち上がると、ブロックアド
レスカウント回路27で補間したブロック番号BNOS
を選択出力する(図6(G))。
【0051】RLL(1、7)デコード回路29は、ビ
ットシフトレジスタ21で生成したパラレルデータのう
ち、35〜24ビット目のデータ(12ビット)を受
け、同期パターン検出信号DPSの論理レベルが立ち上
がった後、所定期間経過すると、バイトクロックを基準
にしたタイミングにより入力データを順次取り込んで復
号する。これによりRLL(1、7)デコード回路29
は、各同期ブロックに割り当てられたデータを復号して
出力する。
【0052】ECCデコード回路30は、同期パターン
検出信号DPS及びブロックアドレスセレクト回路28
より出力されるブロック番号BNOMのデータを基準に
して、RLL(1、7)デコード回路29より入力され
る復号データを、内蔵のメモリに格納することにより、
この復号データをデインターリーブ処理する。さらにE
CCデコード回路30は、このデインターリーブ処理し
た復号データを、この復号データに付加された誤り訂正
符号により誤り訂正処理し、この結果得られるユーザー
データDUを出力する。
【0053】以上の構成において、光ディスク装置1
(図4)において、記録に供するユーザーデータは、セ
クタブロック単位で分割され、積符号形式の誤り訂正符
号と共に、インターリーブ処理されて、順次RLL
(1、7)エンコード回路6に入力される。ここでユー
ザーデータは、RLL変調され、続く出力データセレク
ト回路8において、同期ブロック単位で、同期データ、
ブロックアドレスBAD等が付加され、さらにセクタブ
ロック単位でPLL用の基準データVFO等が付加され
る。
【0054】このときユーザーデータは、ブロックアド
レスBADにおいて、前後の固定パターン10、10を
含めて、光ディスクに形成されるマーク及びスペースの
長さが、先頭側の同期ブロック程、再生時、振幅余裕が
大きくなるように設定され、これにより再生した際に、
各セクタの先頭側の同期ブロック程、誤りが発生し難い
パターンがブロックアドレスBADに設定される(図1
及び図3)。
【0055】続いてユーザーデータは、光ディスクに記
録するデータフォーマットに加工された後、続くパラレ
ルシルアル変換回路9において、シリアルデータに変換
される。さらにこのシリアルデータがNRZIエンコー
ド回路10において、NRZI変調され、その結果得ら
れる変調データによりレーザーダイーオードが駆動され
て、光ディスクの対応するレコーディングフィールドに
熱磁気記録される。
【0056】これに対して再生時、光ディスク装置1は
(図5)、光ピックアップより得られる再生信号より再
生クロックが生成され、この再生クロックを基準にして
再生信号が処理され、再生データD1が生成される。さ
らに同期パターン検出のタイミングを基準にして再生ク
ロックが分周され、再生データのバイトに同期したバイ
トクロックが生成される。
【0057】再生データD1は、NRZIデコード回路
20により復号された後、ビットシフトレジスタ21に
より36ビットパラレルのデータに変換される。この3
6ビットパラレルのデータのうちの、16〜29ビット
目のデータが、SYNCパターン一致検出回路22にお
いて、同期パターンのデータと比較され、これにより同
期パターンのタイミングが検出され、この検出結果でな
る同期パターン検出信号DPが生成される。
【0058】再生データD1は、1ブロック長カウント
回路23において、この同期パターン検出信号DPをト
リガにしてバイトクロックがカウントされ、同期ブロッ
クの長さが検出される。これにより再生データD1は、
図6において時点t1により示すように、SYNCパタ
ーン一致検出回路22で同期パターンを検出できない場
合でも、1ブロック長カウント回路23におけるカウン
ト結果により同期パターン検出信号DPSが補間生成さ
れる。
【0059】さらに再生データD1は、ビットシフトレ
ジスタ21の36ビットパラレルのデータのうちの、1
5〜3ビット目のデータがブロックアドレスデコード回
路26に入力され、ここでブロックアドレスがデコード
されてブロック番号のデータBNOが生成される。
【0060】このとき再生データD1は、先頭側の同期
ブロック程、誤りが発生し難いパターンが割り当てられ
てブロックアドレスBADが生成されていることによ
り、先頭同期ブロック側においては、殆どの場合、正し
くブロックアドレスをデコードすることができ、正しく
デコードできない同期ブロックは、各セクタブロックの
後半側に集中することになる。このようにブロックアド
レスを正しくデコードできない場合、再生データD1
は、ブロックアドレスデコード回路26において、エラ
ー信号ERが立ち上げられる。
【0061】これにより再生データD1は、正しくデコ
ードされたブロック番号のデータBNOがブロックアド
レスカウント回路27にロードされ、正しくデコードさ
れなかった場合、このロードしたブロック番号のデータ
BNOが同期パターン検出信号DPSを基準にしてアッ
プカウントされる。これにより再生データD1は、補間
によるブロック番号のデータBNOSが生成され、これ
ら補間によるブロック番号のデータBNOSとデコード
されたブロック番号のデータBNOとがブロックアドレ
スセレクト回路28より選択出力される。
【0062】すなわち図6(E)〜(G)においては、
ブロック番号3及び4の同期ブロックにおいて、正しく
ブロックアドレスをデコードすることが困難で、この場
合ブロックアドレスカント回路27によりブロック番号
のデータBNOSが補間生成されることになる。
【0063】このとき再生データD1は、先頭同期ブロ
ック側において、殆どの場合、正しくブロックアドレス
をデコードすることができることにより、ブロックアド
レスを正しくデコードできない同期ブロックについて
は、先頭側で正しくデコードできたブロックアドレスを
基準にしてブロックアドレスを補間生成することができ
る。これにより再生データD1は、確実にブロック番号
を検出することができる。
【0064】これらのことから再生データD1は、光デ
ィスク装置1の再生系において、バイトクロックに同期
した周期で図7に示す処理手順が繰り返されて、ブロッ
クアドレスがデコードされることになる。すなわち光デ
ィスク装置1は、ステップSP1からステップSP2に
移り、ここで同期パターンが検出されたか否か判断す
る。ここで否定結果が得られると、光ディスク装置1
は、ステップSP3に移り、1ブロック長カウント回路
23のカウント値が値127か否か判定する。ここで否
定結果が得られると、光ディスク装置1は、ステップS
P2に戻る。
【0065】これに対して同期パターンのタイミングで
同期パターンが検出されると、光ディスク装置1は、ス
テップSP2からステップSP4に移り、検出した同期
パターンのタイミングを最終的な同期パターンのタイミ
ングに設定して、同期パターン検出信号DPSを生成す
る。これに対して同期パターンのタイミングで同期パタ
ーンが検出されないと、ステップSP3において肯定結
果が得られることにより、光ディスク装置1は、ステッ
プSP6に移る。
【0066】ここで光ディスク装置1は、1ブロック長
カウント回路23において、カウント結果に戻づいて同
期パターンのタイミングを検出することにより、同期パ
ターンを補間生成し、続くステップSP6において、こ
の補間によるタイミングにより同期パターン検出信号D
PSを生成する。
【0067】このようにして同期パターン検出信号DP
Sを生成すると、光ディスク装置1は、ステップSP7
に移り、1ブロック長カウント回路23をリセットす
る。さらに続くステップSP8においてブロックアドレ
スが正しく検出できたか否か判断する。
【0068】ここでブロックアドレスが正しく検出でき
た場合、光ディスク装置1は、ステップSP9に移り、
読み取ったブロックアドレスによるブロック番号をブロ
ックアドレスカウント回路27にセットする。続いて光
ディスク装置1は、ステップSP10に移り、この読み
取ったブロックアドレスによるブロック番号を最終的な
ブロック番号のデータとしてECCデコード回路30に
出力した後、ステップSP2に戻る。
【0069】これに対してブロックアドレスが正しく検
出できない場合、光ディスク装置1は、ステップSP8
からステップSP11に移り、ここでブロックアドレス
カウント回路27のカウント値をアップカウントする。
さらに続くステップSP12において、このブロックア
ドレスカウント回路27のカウント値によるブロック番
号を最終的なブロック番号のデータとしてECCデコー
ド回路30に出力した後、ステップSP2に戻る。
【0070】これらの処理によって、正しく同期パター
ンのタイミングが検出され、さらにブロックアドレスが
補間生成され、再生データD1は、正しくデインターリ
ーブ処理、誤り訂正処理されて出力され、これにより光
ディスクに記録されたユーザーデータが正しく再生され
て出力される。
【0071】すなわち再生データD1は、このような同
期パターン、ブロックアドレスの処理と平行して、ビッ
トシフトレジスタ21の36ビットパラレルのデータの
うちの、35〜24ビット目のデータがバイトクロック
のタイミングで順次RLL(1、7)デコード回路29
より復号され、その後ECCデコード回路30において
デインターリーブ、誤り訂正処理される。
【0072】このときこの再生データに含まれるユーザ
ーデータにおいては、正しく同期パターンのタイミング
が検出され、さらにブロックアドレスが補間生成されて
いることにより、正しくこれらの処理が実行されて光デ
ィスクより再生される。
【0073】以上の構成によれば、光ディスクに形成さ
れるマーク及びスペースの長さが、先頭側の同期ブロッ
ク程、再生時、振幅余裕が大きくなるように、ブロック
アドレスBADを設定し、これにより先頭側の同期ブロ
ック程、誤り難くしたことにより、先頭側の同期ブロッ
クにおいては、殆どの場合、正しくブロックアドレスを
デコードすることができ、正しくデコードできない同期
ブロックを各セクタブロックの後半側に集中させること
ができる。これによりブロックアドレスを正しくデコー
ドできない同期ブロックについては、先頭側で正しくデ
コードできたブロックアドレスを基準にしてブロックア
ドレスを補間生成することができ、確実にブロック番号
を検出することができる。
【0074】これによりブロックアドレスの検出精度を
向上することができ、その分エラーレートを低減するこ
とができ、さらにはデータ転送速度を高速化し、また光
ディスクの記録密度を向上することができる。
【0075】なお上述の実施の形態においては、RLL
(1、7)変調及びNRZI変調によりユーザーデータ
を記録する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、種々の変調方式により各種データを記録する場合に
広く適用することができる。
【0076】また上述の実施の形態においては、熱磁気
記録の手法を適用して光ディスクに所望のデータを記録
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、相
変化型の光ディスクに記録する場合等にも広く適用する
ことができる。
【0077】さらに上述の実施の形態においては、本発
明を光ディスク装置及び光ディスクに適用する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、磁気記録再生
系、無線通信系、有線通信系等、各種伝送路を介して種
々のデータを伝送する場合に広く適用することができ
る。またコンパクトディスク等の種々のデータ記録媒体
にも広く適用することができる。なおこれらの場合に、
各ブロックに付加するアドレスは、先頭側のブロック
程、伝送先で振幅余裕が大きくなるように論理値を設定
すれば良い。
【0078】さらに上述の実施の形態においては、シリ
アルデータストリームにより所望のデータを伝送する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、パラレル
データにより伝送する場合等にも広く適用することがで
きる。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、伝送に供
するデータをブロック単位で区切り、各ブロックにアド
レスを付加して伝送する際に、先頭ブロック側程、伝送
先で誤りの発生確率が低下するように、アドレスの論理
値を設定することにより、正しくアドレスを検出するこ
とが困難なブロックについては、伝送先で正しく補間処
理することができ、これにより伝送されたデータを正し
く再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光ディスク装置に適
用される同期信号を示す図表である。
【図2】図1の同期信号を適用したデータフォーマット
を示す略線図である。
【図3】図1に続いて、同期信号を示す図表である。
【図4】本発明の実施の形態に係る光ディスク装置の記
録系を示すブロック図である。
【図5】図4の光ディスク装置の再生系を示すブロック
図である。
【図6】図5の再生系の動作の説明に供するタイムチャ
ートである。
【図7】図5の再生系の動作の説明に供するフローチャ
ートである。
【図8】光ディスクに記録するデータ構造の説明に供す
る略線図である。
【符号の説明】 1……光ディスク装置、2……ブロックアドレスカウン
ト回路、3……ブロックアドレスエンコード回路、6…
…RLL(1、7)エンコード回路、10……NRZI
エンコード回路、20……NRZIデコード回路、21
……シフトレジスタ、22……SYNCパターン一致検
出回路、23……1ブロック長カウント回路、24……
SYNCセレクト回路、26……ブロックアドレスデコ
ード回路、27……ブロックアドレスカウント回路、2
8……ブロックアドレスセレクト回路、30……ECC
デコード回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 27/10 G11B 27/10 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送に供するデータをブロック単位で区切
    り、各ブロックに順次先頭ブロックからのアドレスを付
    加し、所定の伝送路を介して伝送するデータ伝送方法に
    おいて、 前記先頭ブロック側程、伝送先で誤りの発生確率が低下
    するように、前記アドレスの論理値を設定したことを特
    徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】先頭ブロック側程、振幅余裕が大きくなる
    ように、前記アドレスの論理値を設定することにより、
    前記先頭ブロック側程、伝送先で誤りの発生確率が低下
    するように、前記アドレスの論理値を設定したことを特
    徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】伝送に供するデータをブロック単位で区切
    るブロック化手段と、 各ブロックに順次先頭ブロックからのアドレスを付加し
    て出力するアドレス付加手段と、 前記アドレスを生成するアドレス生成手段と、 前記アドレス付加手段の出力データを所定の伝送路に送
    出するデータ送出手段とを備え、 前記アドレス生成手段は、 前記先頭ブロック側程、伝送先で誤りの発生確率が低下
    するように、前記アドレスの論理値を設定したことを特
    徴とするデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】前記アドレス生成手段は、 先頭ブロック側程、振幅余裕が大きくなるように、前記
    アドレスの論理値を設定することにより、前記先頭ブロ
    ック側程、伝送先で誤りの発生確率が低下するように、
    前記アドレスの論理値を設定したことを特徴とする請求
    項3に記載のデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】前記伝送路は、 光記録媒体と、 前記光記録媒体に光ビームを照射して前記光記録媒体に
    入力データに対応したマーク又はピットを形成する記録
    光学系と、 前記光記録媒体に光ビームを照射して前記光記録媒体に
    形成されたマーク又はピットに対応した再生信号を出力
    する再生光学系と、 前記再生信号を処理して再生データを生成する信号処理
    系とを有し、 前記アドレス生成手段は、 前記先頭ブロック側程、前記伝送路の伝達特性が最も良
    くなる周波数に近接した周波数により前記アドレスが再
    生されるように、前記アドレスの論理値を設定すること
    により、伝送先で誤りの発生確率が低下するように、前
    記アドレスの論理値を設定したことを特徴とする請求項
    3に記載のデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】記録に供するデータをブロック単位で保持
    するデータ記録媒体において、 各ブロックに順次先頭ブロックからのアドレスが付加さ
    れ、 前記先頭ブロック側程、保持したデータを読み出す際
    に、誤りの発生確率が低下するように、前記アドレスの
    論理値を設定したことを特徴とするデータ記録媒体。
  7. 【請求項7】前記先頭ブロック側程、保持したデータを
    読み出す際に、振幅余裕が大きくなるように、前記アド
    レスの論理値が設定されることにより、前記先頭ブロッ
    ク側程、保持したデータを読み出す際に、誤りの発生確
    率が低下するように、前記アドレスの論理値を設定した
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ記録媒体。
  8. 【請求項8】前記データ記録媒体は、 光ディスクでなり、 前記先頭ブロック側程、データを読み出す際に光ビーム
    を照射して再生信号を出力する再生光学系と、前記再生
    信号を処理して再生データを生成する信号処理系との伝
    達特性が最も良くなる周波数に近接した周波数により前
    記アドレスが再生されるように、前記アドレスの論理値
    が設定されることにより、保持したデータを読み出す際
    に、誤りの発生確率が低下するように、前記アドレスの
    論理値を設定したことを特徴とする請求項7に記載のデ
    ータ記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113366569A (zh) * 2019-01-28 2021-09-07 富士胶片株式会社 记录装置、记录方法、记录程序及磁带

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CN113366569A (zh) * 2019-01-28 2021-09-07 富士胶片株式会社 记录装置、记录方法、记录程序及磁带
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