JPH087491A - 光学式データ記録再生装置 - Google Patents

光学式データ記録再生装置

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JPH087491A
JPH087491A JP14022094A JP14022094A JPH087491A JP H087491 A JPH087491 A JP H087491A JP 14022094 A JP14022094 A JP 14022094A JP 14022094 A JP14022094 A JP 14022094A JP H087491 A JPH087491 A JP H087491A
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data
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circuit
signal
encoding
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JP14022094A
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Yasuo Iwasaki
康夫 岩崎
Yoshihiro Chiba
宣裕 千葉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データをRLL(1,7)変調により変
調して記録し、記録したデータを最後まで正しく再生す
ることができるデータ記録再生装置を提供する。 【構成】 データ記録再生装置2は、入力データに誤り
訂正符号を付加した後のデータに、このデータとともに
RLL(1,7)変調した後に同期パターンを生じる付
加データを付加してRLL(1,7)変調を行って変調
データを生成する。このように変調を行うことにより、
最後の変調データの後のデータを既知(同期パターン)
として変調データを最後まで正しく復調することができ
るようにするとともに、記録すべきデータ量の増大を防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の変調周期におい
て所定の関係を有するように入力データを変調して記録
する光学式データ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク等の記録媒体にデータを記
録する場合、誤り率の改善等のために入力されたデータ
を変調(符号化)して記録する。この符号化の方法とし
ては、例えば「特公昭63−7051号公報(対応米国
特許、第4,413,251号)」に開示されたランレ
ングス符号化が知られている。このランレングス符号化
方法は、(d,k)ランレングスリミテット(1,7)
符号化((d,k)Run Length Limit
ed(1,7)符号化、以下「RLL(1,7)符号化
と記す。)と呼ばれ、符号化後のデータにおける連続す
る数値0の数を1〜7個の範囲内に制限して2ビットの
入力データを3ビットの符号化データに符号化する。
【0003】RLL(1,7)符号化は、符号化周期ご
とに2ビットの入力データと、前の周期の状態を示す状
態データとに所定の論理演算を行って順次、符号化し、
符号化データを生成する。RLL(1,7)符号化によ
り順次、符号化された符号化データ列の各符号化周期の
符号化データは、3ビットの2符号化周期後の符号化デ
ータ、3ビットの1符号化周期後の符号化データ、およ
び、1ビットのその符号化周期の符号化データとに所定
の論理演算を行うことにより復調(復号)される。
【0004】以上に説明したRLL(1,7)符号化に
よる符号化データは、ランダムノイズに起因するデータ
誤りの伝播が5ビット以下と少ない。さらに、RLL
(1,7)符号化、および、RLL(1,7)符号化に
よる符号化データの復号(RLL(1,7)復号)は、
これらを実行するために必要とされるハードウェアが極
めて簡単であり、しかも、高速符号化動作および高速復
号動作に適しているという特徴がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
RLL(1,7)符号化により符号化された符号化デー
タを復号するためには、その符号化周期の符号化データ
だけではなく、その符号化周期以後の符号化周期の符号
化データを用いる必要がある。このことは、最も後方の
符号化データを復号する場合、符号化の対象となった入
力信号に対応しない符号化データを必要とすることを意
味する。つまり、上述したRLL(1,7)復号を例に
すると、最後の符号化データの復号には、最後の入力デ
ータに対応しない符号化データが、さらに6ビット必要
となる。この入力データに対応しない符号化データが不
確定である場合には、復号に付加データを必要とする最
も後方の符号化データの復号ができないという問題があ
る。
【0006】このため、RLL(1,7)符号化により
得た符号化データを記録媒体に記録する際に、例えば符
号化データを記録する領域ごとに、6ビット以上の既知
の付加データを付加し、最後の符号化データまで正しく
復号するように手当てをする必要が生じる。一般に、光
磁気ディスク等の記録媒体の記録フォーマットは、入力
データに対応する実効的な符号化データを記録するデー
タ領域と、符号化データから入力データを再生する際の
同期をとるために用いられる同期パターンを記録する同
期領域とが繰り返される構成をとる。このような記録フ
ォーマットにおいては、データ領域ごとに付加データを
記録する必要があり、付加データの量が増大し、その
分、実効的な符号化データを記録する領域が少なくなっ
てしまうという問題がある。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、ランレングス符号化等の複数の
符号化周期の符号化データが所定の関係を有する方法に
より符号化された符号化データを最後まで正確に復号す
ることができるように記録する光学式データ記録再生装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、ラン
レングス符号化等により符号化された符号化データを正
確に復号できるように記録するにもかかわらず、復号に
必要な付加データを記録する領域が必要ない光学式デー
タ記録再生装置を提供することを目的とする。また、本
発明は、この光学式データ記録再生装置により記録され
た符号化データを再生する光学式データ記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光学式データ記録再生装置は、所定の入力デ
ータをRLL(1,7)変調により変調して変調データ
を生成する変調手段と、前記入力データとともに変調さ
れて所定のデータパターンを生じる付加データを該入力
データに付加して前記変調手段に供給するデータ挿入手
段と、前記変調手段が生成した前記入力データに対応す
る変調データおよび前記データパターンを、光学式記録
媒体の記録フォーマットの対応する領域それぞれに記録
処理する記録処理手段とを有する。好適には、前記デー
タパターンは、前記記録媒体に記録された変調データか
ら前記入力データを再生する際に同期をとるために用い
られる同期パターンである。
【0009】好適には、上記の光学式データ記録再生装
置により記録された前記変調データから前記入力データ
を再生処理するデータ再生処理手段を有する。
【0010】
【作用】本発明の光学式データ記録再生装置において、
変調手段は、一定の周期(変調周期)ごとに連続的に順
次入力されてくる入力データに対して所定の変調、例え
ばRLL(1,7)変調を行って、所定数の変調周期に
わたって関係を有する変調信号を生成する。データ挿入
手段は、所定数の入力データごとに、入力データととも
に、例えばRLL(1,7)変調により変調されて、同
期パターンあるいは再同期パターンを生じる付加データ
を付加する。データ挿入手段が付加データを付加した入
力データを、変調手段が変調することにより、入力デー
タに対応する変調データに同期パターンを付加したデー
タを得ることができる。また、変調データに既知のデー
タ(同期パターン)が付加されるので、記録処理手段が
変調データを読み出して最後まで正確に復調(復号)で
きるように記録媒体に記録することができる。本発明の
データ再生処理手段は、本発明の光学式データ記録再生
装置により記録媒体に記録された変調データから入力デ
ータを再生する。
【0011】
【実施例1】以下、図1および図2を参照して本発明の
第1の実施例を説明する。図1は、第1の実施例におけ
る本発明のデータ記録再生装置1の構成を示す図であ
る。図2は、図1に示した符号化/復号回路(CC)1
04の動作を説明する図であって、(A)は符号化/復
号回路(CC)104の変調動作(符号化動作)を示
し、(B)は符号化/復号回路104の復調(復号)動
作を示す。まず、図1を参照してデータ記録再生装置1
の構成を説明する。データ記録再生装置1は、例えば
(d,k)ランレングスリミテット(1,7)変調
((d,k)Run Length Limited
(1,7)変調、以下「RLL(1,7)符号化」と記
す)により入力データを符号化して得られた変調データ
(符号化データ)を光磁気ディスク12に記録する装置
である。
【0012】図1において、入出力制御装置(SPC)
108は、制御回路(CPU)110の制御に従って、
例えばSCSIプロトコルに基づいて外部とのデータの
入出力制御を行う。つまり、入出力端子(I/O)から
入力された入力データを誤り制御回路106に対して出
力し、誤り制御回路(ECC)106から入力された出
力データを入出力端子I/Oを介して外部に出力する。
誤り制御回路106は、入出力制御装置108から入力
された入力データに誤り訂正符号(ECC)を付加して
符号化/復号回路(CC)104に入力し、符号化/復
号回路104から入力された復調データ(復号データ)
に対して誤り訂正を行って入出力制御装置108に対し
て出力する。
【0013】符号化/復号回路104は、誤り制御回路
106から入力されたデータをRLL(1,7)符号化
により符号化して符号化データとしてレーザー制御装置
(LC)102に対して出力し、レーザー制御装置10
2から入力された符号化データを誤り制御回路106か
ら入力された際のデータに復調(RLL(1,7)復
調)して誤り制御回路106に対して出力する。レーザ
ー制御装置102は、符号化/復号回路104から入力
された符号化データをレーザー系(LDi)100に対
して出力し、レーザー系100から入力された再生信号
(RF)を2値に識別して符号化/復号回路104に対
して出力する。
【0014】ディスク系10は、ディスク駆動系14、
レーザー系(LDi)100等から構成されており、信
号DCを介した制御回路(CPU)110の制御に従っ
て、光磁気ディスク12を回転させ、磁気信号およびレ
ーザー光線を用いて光磁気ディスク12に対して符号化
/復号回路104から入力された符号化データを記録
し、光磁気ディスク12に記録された符号化データを読
み出して符号化/復号回路104に対して出力する。
【0015】以下、図1および図2を参照してデータ記
録再生装置1の動作を説明する。まず、データ記録再生
装置1が、入力された入力データを符号化して光磁気デ
ィスク12に書き込む動作を説明する。入出力制御装置
108を介して、外部から入出力端子I/Oを介して誤
り制御回路106に入力された入力データは、誤り制御
回路106において誤り訂正符号を付加されて符号化/
復号回路104に対して出力される。符号化/復号回路
104は、誤り制御回路106から入力されたデータを
RLL(1,7)符号化して符号化データを生成し、レ
ーザー制御装置102に対して出力する。つまり、符号
化/復号回路104は、図2(A),(B)に示すよう
に、符号化周期ごとに2ビットのデータs0,s1を3
ビットの符号化データy0’,y1’,y2’に変換し
てレーザー制御装置102に対して出力する。レーザー
制御装置102は、レーザー系100を介して光磁気デ
ィスク12に符号化データを書き込む。
【0016】つぎに、データ記録再生装置1が光磁気デ
ィスク12から符号化データを読み出して入力データを
再生する動作を説明する。レーザー系100は、光磁気
ディスク12にレーザー光線を照射し、光磁気ディスク
12から反射されたレーザー光線を電気的な再生信号R
Fに変換してレーザー制御装置102に対して出力す
る。レーザー制御装置102は、再生信号RFを2値に
変換して符号化データとして符号化/復号回路104に
対して出力する。
【0017】符号化/復号回路104は、図2(B)に
示すように、符号化周期ごとに、3符号化周期前に入力
された符号化データy0’、2符号化周期前に入力され
た符号化データy0”,y1”,y2”および直前の符
号化周期前に入力された符号化データy0"',y1"',
y2"'から2ビットのデータs0,s1を復号して誤り
制御回路106に対して出力する。誤り制御回路106
は、符号化/復号回路104から入力されたデータに対
して誤り訂正をして、誤り訂正符号を取り除いて入力デ
ータを再生し、入出力制御装置108を介して入出力端
子I/Oから外部に出力する。
【0018】以上のようにデータ記録再生装置1によれ
ば、RLL(1,7)符号化により入力データを符号化
した符号化データを光磁気ディスク12に記録し、逆
に、光磁気ディスク12に記録された符号化データを読
み出して入力データを再生することができる。データ記
録再生装置1の符号化/復号回路104は、高速な符号
化動作および復号動作が可能であって、しかも回路規模
が小さい。また、データ記録再生装置1によれば、デー
タの誤りの伝播が5ビット以下である等のRLL(1,
7)符号化の特徴を活かしてデータの記録再生を行うこ
とができる。以上説明した第1の実施例においては、デ
ータ記録再生装置1の各構成要素を個別のハードウェア
として構成する場合について説明したが、第1の実施例
に示した他、例えば各構成要素を同等の機能および性能
を有するソフトウェアにより置換する等、種々の構成を
とることができる。
【0019】
【実施例2】以下、図3〜図10を参照して本発明の第
2の実施例を説明する。図3は、第2の実施例における
データ記録再生装置2の構成を示す図である。図3に示
すデータ記録再生装置2は、第1の実施例に示したデー
タ記録再生装置1の変形例である。データ記録再生装置
2は、入力データに誤り訂正符号を付加した後のデータ
に、このデータとともにRLL(1,7)符号化した後
に同期パターンを生じる付加データを付加してRLL
(1,7)符号化を行って符号化データを生成する。デ
ータ記録再生装置2は、上述のように付加データを付加
してRLL(1,7)符号化を行って符号化データを生
成することにより、最後の符号化データの後のデータを
既知(同期パターン)として符号化データを最後まで正
しく復号することができるようにするとともに、符号化
データを最後まで正しく復号するために必要なデータを
同期パターンと兼用することによりデータ量の増大を防
止する。
【0020】まず、図3を参照して本発明のデータ記録
再生装置2の構成を説明する。図3に示すように、デー
タ記録再生装置2は、ディスク系10、制御装置(DS
C)18、データ記録装置20およびデータ再生装置4
0から構成される。データ記録再生装置2は、一定の信
号周期ごとに入力された入力データIDをRLL(1,
7)符号化により符号化して得られた符号化データを光
磁気ディスク12に記録し、また、光磁気ディスク12
に記録された符号化データを光磁気ディスク12から読
み出して復号して入力データを再生する。
【0021】光磁気ディスク12は、レーザー光線およ
び磁気信号を用いてデータが読み書きされる光磁気ディ
スクである。なお、光磁気ディスク12の記録フォーマ
ットは、図8および図9を参照して後述する。ディスク
系10は、ディスク駆動系14および光学系16から構
成される。ディスク駆動系14は、制御装置18の制御
に従って、光磁気ディスク12を回転させる。光学系1
6は、レーザーダイオード(LD)214および光検出
素子(RFD)42を有しており、光磁気ディスク12
についてデータの書き込み、および、読み出しを行う。
【0022】制御装置18は、入出力制御装置(SCP
U)188およびデータシーケンス制御回路190を有
する。制御装置18は、データ記録再生装置2の動作を
指定する制御データ、および、チャネルデコード回路
(RCD)402が検出した同期検出信号(信号RCS
A)、入力制御回路(ISPC)200から入力される
信号ISPCSおよび出力制御回路(OSPC)410
から入力されるOSPCSに基づいて、各制御信号(信
号WCEC,DSAC,DGC,WBC,ISPCC,
OSPCC,RCSA,RCEC,RBC)を介して、
ディスク系10、データ記録装置20およびデータ再生
装置40の各構成要素を制御する。入出力制御装置18
8は、入力制御回路200と出力制御回路410とを制
御して、SCSIプロトコルに基づいて入力データDI
および出力データDOの入出力制御を行う。データシー
ケンス制御回路190は、入力制御回路200および出
力制御回路410を制御してSCSIプロトコルに基づ
いたデータの入出力を行わせる。設定用端末186は、
データ記録再生装置の使用者により設定された制御デー
タを制御装置18に対して出力する。
【0023】データ記録装置20は、入力制御回路20
0、ECCエンコーダ(WECCE)202、データバ
ッファ(WBUF)204、付加データ発生回路(D
G)206、第1のデータ選択回路(DSA)208、
データ符号化回路(WCE)210、レーザー駆動回路
(WAMP)212から構成される。データ記録装置2
0は、入力データDIをRLL(1,7)符号化により
符号化して符号化データを生成し、レーザーダイオード
214を介して光磁気ディスク12に記録する。なお、
データ符号化回路210の構成および動作は、図4およ
び図5を参照して後述する。
【0024】データ再生装置40は、再生信号増幅回路
(RAMP)400、同期検出回路(SRD)402、
データ復号回路(RCE)404、データバッファ(R
BF)406、ECCデコーダ(RECCD)408、
および、出力制御回路(OSPC)410から構成され
る。データ再生装置40は、光検出素子42から入力さ
れた再生信号(信号RF)から符号化データを検出し、
さらにRLL(1,7)復調(以下、「RLL(1,
7)復号」と記す)して入力データDIを再生する。な
お、データ復号回路404の構成および動作は、図6お
よび図7を参照して後述する。
【0025】以下、図4および図5を参照してデータ符
号化回路210の構成および動作を説明する。図4は、
図3に示したデータ符号化回路210の構成を示す図で
ある。図5は、図4に示した符号化回路(WCEL)3
10の構成を示す図である。図4に示すように、データ
符号化回路210は、第1のレジスタ(WCERA)3
00、第2のレジスタ(WCERB)302、符号化回
路310および第3のレジスタ(WCERC)304か
ら構成される。データ符号化回路210は、入力制御回
路200を介して入力された入力データDIに、ECC
エンコーダ202が誤り訂正符号(ECC)を付加し、
付加データ発生回路206が付加データ(図10(A)
を参照して後述する信号WDASの最後の2ビットa
(s0,s1)に後置された8ビットデータb(001
01100))を付加して生成した信号WDASをRL
L(1,7)符号化により符号化する。
【0026】図5に示すように、符号化回路310は、
論理回路312,314,316,318,320,3
22,324,326,328,330から構成されて
おり、論理回路(A)314,320,322,32
6,330は、それぞれ入力された信号の論理積(AN
D)を算出し、論理回路(I)312,324は、それ
ぞれ入力された信号の論理値を反転し、論理回路(NA
ND)318,328は、それぞれ入力された信号の反
転論理和(NAND)を算出し、論理回路(NOR)3
16は入力された信号の反転論理和(NOR)を算出す
る。
【0027】以下、図4および図5を参照して符号化回
路310の動作を説明する。信号WDASは、付加デー
タ発生回路206から信号周期ごとに1ビットずつシリ
アルにデータ符号化回路210のレジスタ300に入力
される。レジスタ300は、制御装置18から入力され
た制御信号WCECaに従って信号WDASをシフト
し、信号WDASが2ビット入力されるたびに(符号化
周期ごとに)2つの1ビットデータs0,s1として符
号化回路310に対して出力する。レジスタ302は、
制御装置18から入力された制御信号WCECaに従っ
て符号化周期ごとに、直前の符号化周期において符号化
回路310が生成した、3ビットの状態データx2’,
x1’,x0’を記憶し、状態データx2,x1,x0
として符号化回路310に対して出力する。
【0028】論理回路312は、レジスタ302から入
力された状態データx2の論理値を反転して論理回路3
14に対して出力する。論理回路314は、論理回路3
12から入力された反転された状態データx2と状態デ
ータx1との論理積を算出して符号化データy2’とし
てレジスタ304に対して出力する。論理回路316
は、状態データx2,x1の反転論理和を算出して符号
化データy1’としてレジスタ304に対して出力す
る。論理回路318は、1ビットデータs1,s0の反
転論理積を算出して論理回路320に対して出力する。
【0029】論理回路320は、論理回路318から入
力された1ビットデータs1,s0の反転論理積と状態
データx0との論理積を算出して符号化データy0’と
してレジスタ304に対して出力する。論理回路322
は、状態データx0と1ビットデータs0との論理積を
算出し、その符号化周期の状態データx2’としてレジ
スタ304に対して出力する。論理回路324は、状態
データx0の論理値を反転して論理回路324に対して
出力する。
【0030】論理回路326は、論理値が反転された状
態データx0と1ビットデータs0との論理積を算出
し、その符号化周期の状態データx1’としてレジスタ
304に対して出力する。論理回路328は、状態デー
タx0と1ビットデータs0との反転論理積を算出して
論理回路330に対して出力する。論理回路330は、
論理回路328から入力された信号と1ビットデータs
1との論理積を算出し、その符号化周期の状態データx
0’としてレジスタ304に対して出力する。
【0031】レジスタ304は、制御装置18から入力
された制御信号WCECcに従って、その符号化周期に
生成された符号化データy2’,y1’,y0’を記憶
し、次の符号化周期において符号化データy0,y1,
y2の順に直列形式のデータに変換してレーザー駆動回
路212に対して出力する。以上のデータ符号化回路2
10の各部分の動作により生成された信号WCSは、符
号化周期ごとに、2ビットずつ3ビットの符号化データ
に符号化されてデータ選択回路208に対して出力され
る。
【0032】以下、図6および図7を参照してデータ復
号回路404の構成および動作を説明する。図6は、図
3に示したデータ復号回路404の構成を示す図であ
る。図7は、図6に示した復号回路(RCEL)510
の構成を示す図である。データ復号回路404は、光検
出素子42が光磁気ディスク12から反射されたレーザ
ー光線を検出して生成した信号RFを、再生信号増幅回
路400が増幅して2値に識別し、同期検出回路402
が同期データおよび再同期データを取り除いて生成した
信号RCSBを、3ビットつずつ2ビットのデータに復
号する。図6に示すように、データ復号回路404は、
第4のレジスタ(RCERA)500、第5のレジスタ
(RCERB)502、第6のレジスタ(RCERC)
504、第7のレジスタ(RCERD)506および復
号回路510から構成される。
【0033】図7に示すように、復号回路510は、論
理回路512,514,516,518,520,52
2から構成されており、論理回路(NOR)512は入
力された信号の反転論理和(NOR)を算出し、論理回
路(OR)514,516,520は、それぞれ入力さ
れた信号の論理和(OR)を算出し、論理回路(I)5
18は入力された信号の論理値を反転し、論理回路(N
AND)522は入力された信号の反転論理積(NAN
D)を算出する。
【0034】以下、図6および図7を参照してデータ復
号回路404の動作を説明する。信号RCSBは、信号
周期ごとに1ビットずつシリアルにデータ復号回路40
4のレジスタ500に順次入力される。レジスタ500
は、制御装置18から入力される制御信号RCECaに
従って入力された信号RCSBを順次シフトし、信号R
CSBが3ビット入力されるごとに(符号化周期ごと
に)3ビットの符号化データy0"',y1"',y2"'と
して復号回路510およびレジスタ502に対して出力
する。
【0035】レジスタ502は、制御装置18から入力
される制御信号RCECbに従って、符号化周期ごとに
入力された3ビットの符号化データを記憶し、次の符号
化周期において3ビットの符号化データy2”,y
1”,y0”として復号回路510に対して、符号化デ
ータy0”としてレジスタ504に対して出力する。レ
ジスタ504は、制御装置18から入力される制御信号
RCECcに従って、符号化周期ごとにレジスタ502
から入力された符号化データy0"'を記憶し、次の符号
化周期において3ビットの符号化データy0’として復
号回路510に対して出力する。
【0036】論理回路512は、入力された符号化デー
タy2”,y1”,y0”の反転論理和を算出して論理
回路514に対して出力する。論理回路514は、符号
化データy2”と論理回路512から入力された符号化
データy2”,y1”,y0”の反転論理和との論理和
を算出して復号データs0としてレジスタ506に対し
て出力する。
【0037】論理回路516は、入力された符号化デー
タy2"',y1"',y0"'の論理和を算出して論理回路
522に対して出力する。論理回路518は、入力され
た符号化データy0”の論理値を反転して論理回路52
2に対して出力する。論理回路520は、入力された符
号化データy2”,y1”,y0”の論理和を算出して
論理回路522に対して出力する。論理回路522は、
論理回路516から入力された符号化データy2"',y
1"',y0"'の論理和、論理回路518から入力された
論理値が反転した符号化データy0”、および、論理回
路520から入力された符号化データy2”,y1”,
y0”の論理和の反転論理積を算出して復号データs1
としてレジスタ506に対して出力する。
【0038】レジスタ506は、制御装置18から入力
される制御信号RCECdに従って、符号化周期ごとに
復号回路510から入力された復号データs1,s0を
記憶し、次の符号化周期において直列形式の信号RCS
として制御装置18およびデータバッファ406に対し
て出力する。以上説明したデータ復号回路404の各部
分の動作により、同期検出回路402から入力された信
号RCSBは、符号化周期ごとに、3ビットずつ2ビッ
トの復号データに復号されて制御装置18およびデータ
バッファ406に対して出力される。ここで、データ復
号回路404から信号RCSとして出力される復号デー
タs1,s0は、データ符号化回路210に信号WDA
Sとして入力される2つの1ビットデータs1,s0と
同じである。
【0039】以下、図8および図9を参照して光磁気デ
ィスク12の記録フォーマットを説明する。図8は、図
3に示した光磁気ディスク12のセクタを示す図であ
る。図9は、図8に示した光磁気ディスク12のセクタ
の記録フォーマットを示す図であって、(A)はセクタ
120の記録フォーマットを示し、(B)は、(A)に
示したID1領域(ID1)128、ID2領域(ID
2)134およびID3領域(ID3)140の記録フ
ォーマットを示し、(C)は、(A)に示したデータ領
域148の記録フォーマットを示す。なお、図8に示し
た光磁気ディスク12の各領域の記録容量は、特に断ら
ない限りRLL(1,7)符号化前のデータの容量を示
す。
【0040】図8に示すように、光磁気ディスク12
は、例えばZCAV方式の光磁気ディスクであって、チ
ャネル1記録領域180とチャネル2記録領域182と
に分割されている。また、各トラックは42のセクタ1
20に分割されている。各セクタ120には、図9
(A)に示すような記録フォーマットに従ってデータが
記録される。セクタ120は、光磁気ディスク12に予
め形成された(プリコードされた)52バイトのアドレ
ス部、14バイトのALPC領域144、12バイトの
VFO4領域146および1,262バイトのデータ領
域148から構成される。アドレス部は、5バイトのセ
クタマーク領域122、12バイトのVFO1領域12
4、8バイトのVFO2領域130、8バイトのVFO
3領域136、それぞれ1バイトのAM1領域126、
AM2領域132およびAM3領域138から構成され
る。
【0041】ID1領域128、ID2領域134およ
びID3領域140(以下、これらの領域をまとめて
「ID領域」と記す)は、図9(B)に示すような記録
フォーマットとなっている。ID領域は、2バイトのト
ラック番号領域160、1バイトのセクタ番号領域16
2および2バイトのCRC領域164から構成されるデ
ータ領域148は、図9(C)に示すような記録フォー
マットになっている。データ領域148は、同期信号領
域(SYNC)170、および、データ領域(DAT
A)172i と再同期信号領域174j (n=116,
i=1,2,…,n,j=1,2,…,n−1)とが交
互に繰り返された記録領域176から構成されている。
【0042】図9(A),(B),(C)に示した光磁
気ディスク12のセクタ120の主な領域に記録される
データを説明する。セクタマーク領域122には、セク
タ120の先頭を示すデータが書き込まれる。VFO1
領域124、VFO2領域130、VFO3領域136
およびVFO4領域146(以下、これらの領域をまと
めて「VFO領域」と記す)には、例えば55hあるい
はAAhといった、ビットパターンが頻繁に変化するデ
ータが書き込まれており、これらの領域から得られた信
号RFは、主にデータの読み出し等に用いられるクロッ
クの再生のために用いられる(なお、55hのように、
数値00〜FFの後に付されたhは、その数値が16進
数であることを示す)。。従って、VFO領域のデータ
は実効的な意味を有さない。AM1領域126、AM2
領域132およびAM3領域138には、続く領域がI
D領域であることを示すデータが書き込まれる。
【0043】ID領域のトラック番号領域160には、
セクタ120が含まれているトラックの番号が書き込ま
れ、セクタ番号領域162にはセクタ120の番号が書
き込まれ、CRC領域164にはトラック番号領域16
0およびセクタ番号領域162に書き込まれたデータの
誤り訂正のためのCRC符号が書き込まれる。ここで、
図10を参照して後述するように、符号化付加データは
1バイトの再同期信号RESYNCを含む。
【0044】データ領域148の同期信号領域170に
は、同期検出に用いられる再同期信号SYNC(同期パ
ターン)が書き込まれる。データ領域172i には、入
力データIDをRLL(1,7)符号化により符号化し
た符号化データが書き込まれる。再同期信号領域174
j には、再同期検出に用いられるデータが書き込まれ
る。
【0045】以下、図10を参照してデータ符号化回路
210が付加データを符号化する動作およびデータ復号
回路404が符号化データを復号する動作を説明する。
図10は、データ記録再生装置2における符号化動作お
よび復号動作を示す図であって、(A)は符号化動作を
示し、(B)は復号動作を示す。図10に示すように、
データ符号化回路210に最後の信号WDASの最後の
2ビットa(s0,s1)が付加データb(00101
100)とともに入力されると、データ符号化回路21
0は、これらのデータ(s0,s1および(00101
100)をRLL(1,7)符号化して、図10(B)
に示す符号化データc(y0’,y1’,y2’,y
0”,y1”,y2”および9ビットデータ(符号化付
加データ;010010000))を生成する。
【0046】図10(B)に示した符号化データの9ビ
ットデータ(010010000)の内、後方の8ビッ
ト(1001000)は再同期信号RESYNCであ
り、光磁気ディスク12の再同期信号領域174j に記
録される。図10(B)に示した符号化データc(y
0’,y1’,y2’,y0”,y1”,y2”および
9ビットデータ(010010000))は、光磁気デ
ィスク12から読み出されてデータ復号回路404によ
り復号されて信号WDASの最後の2ビット(s0,s
1)と付加データ(00101100)が再生される。
ただし、再生された付加データはECCデコーダ408
において取り除かれ、データ記録再生装置2から出力さ
れない。
【0047】なお、データ符号化回路210が本発明に
係る変調手段に相当し、付加データ発生回路206およ
びデータ選択回路208が本発明に係るデータ挿入手段
に相当し、ディスク系10および記録回路20が本発明
に係る記録処理手段に相当する。
【0048】以下、本発明のデータ記録再生装置2の動
作を説明する。まず、データ記録再生装置2のデータ記
録装置20が光磁気ディスク12にデータを書き込む場
合について説明する。入力端子INを介して入力データ
IDが直列に入力制御回路200に入力される。入力制
御回路200は、入力データIDに含まれるSCSIプ
ロトコルに関するデータを信号ISPCSとして制御装
置18の入出力制御装置188に対して出力し、制御信
号ISPCCを介した入出力制御装置188の制御に従
ってSCSIプロトコル制御を行ってECCエンコーダ
202に対して信号SPCSとして出力される。ECC
エンコーダ202は、信号SPCSに誤り訂正符号(E
CC)を付加して信号WESとしてデータバッファ20
4に対して出力する。
【0049】データバッファ204は、入力されたデー
タと出力するデータの速度変換を行う。つまり、データ
バッファ204は、制御装置18のデータシーケンス制
御回路190の制御信号WBCを介した制御に従って、
ECCエンコーダ202から入力された信号WESを記
憶し、記憶したデータを信号WBSとしてデータ選択回
路208に対して出力する。一方、付加データ発生回路
206は、制御装置18のデータシーケンス制御回路1
90の制御信号DGCを介した制御に従って、再同期信
号領域174j に書き込まれる付加データDGSを発生
してデータ選択回路208に入力する。
【0050】データ選択回路208は、制御装置18の
制御信号DSACを介した制御に従って、信号WBSと
付加信号DGSのいずれかを選択する。つまり、データ
選択回路208は、信号WBSを各データ領域172i
に書き込む部分のデータ長(20ビット)ずつに分割
し、これらのデータ領域172i の間の再同期信号領域
174j に書き込まれる再同期信号RESYNCとなる
付加データを挿入し、信号WDASとしてデータ符号化
回路210に対して出力する。データ符号化回路210
は、制御装置18の信号WCECを介した制御に従っ
て、入力信号IDが2ビット入力されるごと(符号化周
期ごと)に信号WDASをRLL(1,7)符号化し、
信号WCSとしてレーザー駆動回路212に対して出力
する。
【0051】レーザー駆動回路212は、信号WDBS
を増幅して信号WASとしてレーザーダイオード214
に対して出力する。一方、ディスク系10は、制御装置
18の信号DCを介した制御に従って光磁気ディスク1
2を回転させ、レーザーダイオード214を光磁気ディ
スク12の所定の位置に合わせ、さらに信号WASを光
磁気ディスク12にデータを書き込む位置に磁気を印加
する。レーザーダイオード214は、信号WASをレー
ザー光線に変換して光磁気ディスク12に照射して信号
WASに含まれる符号化データと再同期信号RESYN
Cとを、それぞれ図8および図9に示した光磁気ディス
ク12のデータ領域172i と再同期信号領域174j
とに書き込む。
【0052】つぎに、データ記録再生装置2のデータ再
生装置40が光磁気ディスク12にデータを記録する際
の動作を説明する。ディスク系10は、制御装置18の
信号DCを介した制御に従って光磁気ディスク12を回
転させ、レーザーダイオード214を光磁気ディスク1
2の所定の位置に合わせ、光磁気ディスク12にレーザ
ー光線を照射させる。レーザーダイオード214から照
射され、光磁気ディスク12で反射されて光磁気ディス
ク12に記録されたデータを含んだレーザー光線は、光
検出素子42で電気的な再生信号(信号RF)に変換さ
れて再生信号増幅回路400に対して出力する。再生信
号増幅回路400は、信号RFを増幅し、2値に識別し
て、信号RASとして同期検出回路402に対して出力
する。
【0053】同期検出回路402は、入力された信号R
ASをそのままデータ復号回路404に信号RCSBと
してデータ復号回路404に対して出力するとともに、
信号RASから各セクタ120の同期信号領域170に
記憶された同期信号SYNCおよび再同期信号RESY
NCを検出し、信号RCSAとして制御装置18に対し
て出力する。同期検出回路402から制御装置18に入
力された信号RCSAは、例えば、制御装置18により
データ記録再生装置2の各部分に対する制御信号の発生
のための同期信号として用いられる。
【0054】データ復号回路404は、3ビットの符号
化データが入力されるごと(符号化周期ごと)に、制御
装置18の制御信号RCECを介した制御に従って、信
号RCSをRLL(1,7)復号して信号RCSとして
データバッファ406および制御装置18に対して出力
する。信号RCSには、ID領域に記録されたデータが
含まれる。制御装置18は、信号RCSに含まれるID
領域のトラック番号領域160、セクタ番号領域162
およびCRC領域164に記録されたデータを処理して
トラック番号およびセクタ番号を検出し、これらの番号
に基づいてデータ記録再生装置2を制御する制御信号D
Cの生成等の処理を行う。
【0055】データバッファ406は、入力されたデー
タと出力するデータの速度変換を行う。つまり、データ
バッファ406は、信号RBCを介した制御装置18の
データシーケンス制御回路190の制御に従って、入力
された信号RCSを記憶し、記憶したデータを信号RB
SとしてECCデコーダ408に対して出力する。EC
Cデコーダ408は、信号RCSに含まれる誤り訂正符
号に基づいて、信号RCSの内、データ領域172i
対応するデータの誤り訂正を行う。さらに、ECCデコ
ーダ408は、信号RCSから誤り訂正符号、同期信号
SYNCおよび再生された付加データを取り除き、デー
タ領域172i に対応するデータのみを信号RESとし
て出力制御回路410に対して出力する。
【0056】出力制御回路410は、信号RESに含ま
れるSCSIプロトコル制御に関するデータを信号OS
PCSとして制御装置18の入出力制御装置188に対
して出力するとともに、制御信号OSPCCを介した制
御装置18の制御に従って、SCSIプロトコル制御を
行い、信号RCSを直列形式の出力データODとして出
力する。以上のようにデータ記録再生装置2を構成する
ことにより、符号化データに付加された符号化付加デー
タは再同期信号RESYNCとなる。したがって、光磁
気ディスク12に記録するデータの量を増やすことがな
い上、データ領域172 i に記録された符号化データを
最後まで正確に再生することができる。
【0057】以上説明したデータ記録再生装置2におい
ては、付加データとして図10(A)に示した8ビット
データb(00101100)を用いたが、再同期信号
RESYNCとして別のデータを用いる場合には、その
値に応じて付加データを変更してもよい。データ記録再
生装置2は、データ記録装置20とデータ再生装置40
とを一体に構成したが、データ記録装置20とディスク
系10とを組み合わせたデータ記録装置、および、デー
タ再生装置40とディスク系10とを組み合わせたデー
タ再生装置として別々に構成してもよい。
【0058】また、制御装置18、付加データ発生回路
206、データ選択回路208およびデータ符号化回路
210のみを組み合わせてデータ符号化装置として単体
で用いることも可能である。また、制御装置18、デー
タ選択回路48およびデータ復号回路404のみを組み
合わせてデータ復号装置として単体で用いることも可能
である。また、本実施例においては、データ記録再生装
置2の各構成要素をハードウェアで構成したが、これら
の各構成要素を計算機上に同等の機能を有するソフトウ
ェアとして構成してもよい。
【0059】また、符号化方法および復号方法は、RL
L(1,7)符号化およびRLL(1,7)符号化に限
らず、他の複数の符号化周期に渡って関係を有する符号
化方法および復号方法であればよい。このように、他の
符号化方法および復号方法に対応させる場合には、付加
データの長さ、光磁気ディスク12の記録フォーマッ
ト、データ符号化回路210の構成およびデータ復号回
路404の構成等を符号化方法および復号方法に合わせ
て変更する必要がある。また、外部とのデータの入出力
制御は、SCSIプロトコルに限らず、例えはBSC基
本プロトコルに基づいて行われるようにデータ記録再生
装置2を構成してもよい。以上述べた各実施例に示した
他、本発明のデータ記録再生装置2は、例えば上述の変
形例に示したように、種々の構成をとることができる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ラ
ンレングス変調等の複数の変調周期の変調データが所定
の関係を有する方法により変調された変調データを最後
まで正確に復調することができるように記録することが
できる。また、本発明によれば、ランレングス変調等に
より変調された変調データを正確に復調できるように記
録するにもかかわらず、復調に必要な付加データを記録
する領域が必要ない。また、本発明によれば、この光学
式データ記録再生装置により記録された変調データを再
生することができる。しかも、本発明の変調方法および
復調方法として、例えばRLL(1,7)変調方法およ
びRLL(1,7)復調方法を採った場合、高速な変調
動作および復調動作が可能であり、また、これらの動作
を実現する装置の構成が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における本発明のデータ記録再生
装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示した符号化/復号回路(CC)の動作
を説明する図であって、(A)は符号化/復号回路(C
C)の符号化動作を示し、(B)は符号化/復号回路の
復号動作を示す。
【図3】データ記録再生装置の構成を示す図である。
【図4】図3に示したデータ符号化回路の構成を示す図
である。
【図5】図4に示した符号化回路(WCEL)の構成を
示す図である。
【図6】図3に示したデータ復号回路の構成を示す図で
ある。
【図7】図6に示した復号回路(RCEL)の構成を示
す図である。
【図8】図3に示した光磁気ディスクのセクタを示す図
である。
【図9】図8に示した光磁気ディスクのセクタの記録フ
ォーマットを示す図であって、(A)はセクタの記録フ
ォーマットを示し、(B)は、(A)に示したID1領
域(ID1)、ID2領域(ID2)およびID3領域
(ID3)の記録フォーマットを示し、(C)は、
(A)に示したデータ領域の記録フォーマットを示す。
【図10】図10は、データ記録再生装置における符号
化動作及び復号動作を示す図であって、(A)は符号化
動作を示し、(B)は復号動作を示す。
【符号の説明】
1,2…データ記録再生装置、10…ディスク系、12
…光磁気ディスク、120…セクタ、122…セクタマ
ーク領域、124…VFO1領域、126…AM1領
域、128…ID1領域、130…VFO2領域、13
2…AM2領域、134…ID2領域、136…VFO
3領域、138…AM3領域、140…ID3領域、1
42…PA領域、144…ALPC領域、146…VF
O4領域、148…データ領域、160…トラック番号
領域、162…セクタ番号領域、164…CRC領域、
170…同期信号領域、172…データ領域、174…
再同期信号領域、176…記録領域、180…チャネル
1記録領域、182…チャネル2記録領域、14…ディ
スク駆動系、16…光学系、18…制御装置、188…
入出力制御装置、190…データシーケンス制御回路、
20…データ記録装置、200…入力制御回路、202
…ECCエンコーダ、204…データバッファ204、
206…付加データ発生回路、208…データ選択回
路、210…データ符号化回路、300,302,30
4…レジスタ、310…符号化回路、312〜330…
論理回路、212…レーザー駆動回路、42…光検出素
子、400…再生信号増幅回路、402…同期検出回
路、404…データ復号回路、500,502,50
4,506…レジスタ、510…復号回路、512〜5
22…論理回路、406…データバッファ、408…E
CCデコーダ、410…出力制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録データとRLL(1,7)変調されて
    所定の同期信号を生じる原同期信号を該記録データに挿
    入するデータ挿入手段と、 前記データ挿入手段が前記原同期信号を挿入した前記記
    録信号をRLL(1,7)変調により変調して変調デー
    タを生成する変調手段と、 前記変調手段が生成した前記記録データに対応する変調
    データおよび前記同期信号をそれぞれ、光学式記録媒体
    に交互に設けられた記録領域および同期領域それぞれに
    記録処理する記録処理手段とを有する光学式データ記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光学式データ記録再生装
    置により記録された前記変調データから前記入力データ
    を再生処理するデータ再生処理手段を有する光学式デー
    タ記録再生装置。
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