JPH05101396A - 光学的記録再生方式 - Google Patents

光学的記録再生方式

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JPH05101396A
JPH05101396A JP3253448A JP25344891A JPH05101396A JP H05101396 A JPH05101396 A JP H05101396A JP 3253448 A JP3253448 A JP 3253448A JP 25344891 A JP25344891 A JP 25344891A JP H05101396 A JPH05101396 A JP H05101396A
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JP
Japan
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circuit
recording
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intermediate value
data
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JP3253448A
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Inventor
Tetsuya Ikeda
哲也 池田
Takashi Hoshino
隆司 星野
Junichi Ishii
純一 石井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高密度記録を実現するエッジ記録方式のデータ
記録再生において誤り発生を低く抑えることができる光
学的記録再生方式を提供する。 【構成】記録側では、記録データをmアウトオブn符号
化するm/n変調回路71と、NRZI変換するEOR回
路73、一ビット遅延回路74と、波形等化を行なう記録側
波形等化回路75を設け、再生側では再生信号の振幅値を
求めるA/D変換器81と、A/D変換データの中間値を
設定する中間値設定回路82と、それらの数値の絶対差を
演算する減算回路83と、nチャンネルビットの中から中
間値との差の小さい上位mビットを検出する差分検出回
路84と、m/n復調回路85とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的記録再生装置に係
り、特に、高密度記録を実現する光学的記録再生装置の
記録再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の光学的記録媒体にデータ
を記録し再生するデータ記録方式として、マーク位置記
録方式(以下ポジション記録とする)とマーク長記録方
式(以下エッジ記録とする)がある。ポジション記録は
マーク位置がそのままデータに対応する記録方式である
のに対し、エッジ記録はマークのエッジ部分がデータに
対応する記録方式である。これらの記録方式について
は、例えば、特開昭55-47539号公報に両者を混在させた
記録方式が提示されており、それぞれの記録方法が詳細
に示されている。高密度記録を実現するにはエッジ記録
の方がマークの両端をデータに変換できるので効率がよ
い。
【0003】また、光ディスクのトラッキングサーボ方
式として、連続サーボ方式とサンプルサーボ方式があ
る。連続サーボ方式はディスク上に連続した溝を設け、
これにトラッキングしながら記録再生する方式であり、
サンプルサーボ方式はディスクを、サーボ信号を予め埋
め込んだサーボ領域と、データを記録再生するデータ領
域とに分離して、サーボ制御と記録再生を分割処理する
方式である。サンプルサーボ方式の光ディスクフォーマ
ットとして、3.5インチのISO規格化審議において
提案された分割ブロックフォーマット(Discrete Block
Format:以下DBFと略す)方式がある。
【0004】図7に3.5インチDBF方式のフォーマ
ット図を示す。3.5インチDBFフォーマットは、1
トラック22セクタであり一セクタは76個のセグメン
トから構成される。セクタの先頭の三セグメントは、ト
ラック、セクタ等の識別コードが予め記録されている。
一セグメントは十バイトのデータからなり、このうち先
頭の二バイトが予め記録されたサーボマーク、残りが記
録再生データに割り当てられる。一バイトのデータ長は
11チャンネルビットにより構成され、サーボマークを
除くデータ部分は11チャンネルビットのうち四チャン
ネルビットがマーク、残りがスペースという具合に4/
11変調で記録される。サーボマークは、アクセスマー
ク、クロックピット、ウォブルピットより構成され、そ
れぞれアクセス制御用、クロック再生制御用、トラッキ
ング制御用に使用される。アクセスマークは、3アウト
オブ6のグレイコードであり、一トラックごとに16ト
ラック周期で変化する。クロックピットとウォブルピッ
トは常に同じ位置に存在し、クロックピットはトラック
中央に位置し、一対のウォブルピットは互いに反対方向
にトラック中央より1/4トラック分だけずれて位置す
る。セクタマークはセクタの先頭のセグメントにのみ存
在し、十六チャンネルビット連続スペースが続くユニー
クディスタンスと4/11変調の変調はずれのパターン
の二バイト長である。
【0005】この3.5インチDBF方式で使用される
4/11変調のデータ記録方式はポジション記録であ
り、データの再生方法は11チャンネルビットの中より
信号振幅の大きい四チャンネルビットを選択するという
差分検出が使用可能であり、ディスクの反射率変動等に
よる再生信号のノイズに強いという特長がある。
【0006】しかし、この3.5インチDBF方式のデ
ィスク一枚当たりのデータ記録容量は、120Mバイト
と5.25インチの320Mバイトに比べ1/3程度と
少なく、高密度記録に対する要求が高まっている。この
高密度記録への方策として、エッジ記録が考えられてお
り、従来のポジション記録に対して、1.5倍記録密度
が向上するといわれている。この3.5インチDBF方
式の光ディスクにエッジ記録を採用した場合問題となる
のはデータ検出方式である。3.5インチDBF方式に
4/11変調を用いてエッジ記録を行なった場合、デー
タ検出を行なうには、再生信号の二次微分のゼロクロス
検出により行なう方法が一般的である。このデータ再生
方式について図を用いて説明する。
【0007】図8はポジション記録の場合のデータの再
生方式を示すタイミングチャート、図9はエッジ記録の
場合の従来技術によるデータの再生方式を示すタイミン
グチャートである。図8のポジション記録の場合は、4
/11変調の11チャンネルビットの符号に対し、NR
Z(Non Return to Zero)でディスクに記録される。ディ
スクからの再生信号はマーク位置に対応して検出され、
この信号振幅を再生クロック周期でサンプリングして振
幅値を求め、一バイト11チャンネルビット周期で振幅
の大きい上位四つを"1"としてデータを再生する。図9
のエッジ記録の場合は、4/11変調の11チャンネル
ビットの符号に対し、NRZI(Non Return to Zero In
verted)でディスクに記録される。ディスクからの再生
信号はポジション記録の場合と同様であるが、エッジを
検出するために再生信号の二次微分信号のゼロクロス点
を求め、この位置を”1”とすることによりデータを再
生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エッジ記録に
おける上記した従来技術のデータの再生方式は、アナロ
グ信号である再生信号の二次微分を取り、さらにそのゼ
ロクロス点を検出するため、再生信号にわずかのノイズ
が重畳しても、その二次微分のゼロクロス点が出現して
しまい、正しいデータを再生することが困難になるとい
う欠点があった。また4/11変調のエッジ記録ではポ
ジション記録のような11チャンネルビットの中より振
幅値の大きい上位四ビットを選択するという差分検出が
使用できないので、その他の変調方式を用いざるを得
ず、差分検出方式独特の特長を活かすことができなかっ
た。
【0009】本発明の目的は、光ディスクの記録再生に
おいて再生信号に重畳するノイズに乱されることなく、
誤り発生を少なく抑え、エッジ記録による高密度記録を
行なっても従来と同様のデータ検出精度が得られる光学
的記録再生方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では記録側においては4/11変調を行なう
記録符号化手段と、前記記録符号化手段の符号化出力を
NRZI変換するNRZI変換手段と、一ビット遅延と
の加算による波形等化を行なう記録側波形等化手段とを
設け、再生側においては再生信号を再生クロック周期で
サンプリングして振幅値を求める再生信号量子化手段
と、前記再生信号量子化手段で量子化される振幅値の中
間値を出力する中間値出力手段と、量子化振幅値と該中
間値との絶対差分を出力する中間値差分出力手段と、一
バイト11チャンネルビット周期の中で前記中間値差分
出力手段の出力値が小さい上位四ビットを選択する差分
検出手段と、前記差分検出手段の出力より元のデータに
4/11復調する再生復号化手段とを設けてデータを再
生する。
【0011】
【作用】記録側において4/11変調の記録符号化手段
は記録データを一バイト単位に、11チャンネルビット
の中に”1”が四ビットある符号に変換する。NRZI
変換手段は11チャンネルビットの符号列が符号”1”
で反転するようにNRZI変換する。記録側波形等化手
段は一ビット遅延との加算による波形等化を行なって記
録信号を出力する。再生側において再生信号量子化手段
は再生信号を再生クロック周期で量子化する。中間値出
力手段は量子化振幅値の中間値を出力する。中間値差分
出力手段は量子化振幅値と中間値との絶対差分を出力す
る。差分検出手段は一バイト11チャンネルビット周期
の中で絶対差分が小さい上位四ビットを検出する。4/
11復調の再生復号化手段は検出された11チャンネル
ビットの符号より元の八ビットの再生データを出力す
る。これにより再生信号のエッジをより正確に検出する
ことができ、エッジ記録でも従来と同様差分検出方式の
特長を活かした誤りの少ないデータが再生できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0013】図6は、本発明による光学的記録再生装置
の全体構成を示すブロック図であり、まず、光学的記録
再生装置の全体構成について説明する。
【0014】図6において、1は光ディスクであり、予
め図7に示すようにブロック単位に分割されてサーボマ
ークが記録されている。2はスピンドルモータであり、
光ディスク1をサーボ制御回路4の制御のもとに回転さ
せる。3は光学ピックアップであり、光ディスク1に、
レーザ光を照射するとともに、光ディスク1より反射す
る光を検出する。4は、フォーカス、トラッキング、ア
クセスなどのディスクのサーボ制御回路である。5は半
導体レーザの駆動回路であり、記録信号に対応してレー
ザを駆動させる。6は光ディスク1より読み取った光検
出信号の前段増幅回路である。7は変調回路、8は復調
回路であり、これらの回路の詳細については後述する。
9はクロックピット検出回路であり、前段増幅回路6よ
り出力される再生信号から、図7に示すクロックピット
を検出する。10はクロック再生回路であり、クロックピ
ット検出回路9から出力されるクロックピット検出信号
を用いてクロックピットを抽出し、データの記録再生ク
ロック信号を再生する。11はトラッキング、アクセス、
フォーカス制御回路であり、図7に示すウォブルピット
を検出してトラック誤差信号をサーボ制御回路4に出力
するとともに、アクセスマークを検出して、トラック移
動量およびトラック移動速度と方向を制御し、またディ
スクミラー面のサンプル信号よりフォーカス制御する。
12はECC制御回路であり、記録時に誤り訂正符号を生
成し、再生時には記録した誤り訂正符号を用いて再生デ
ータの誤り訂正を行なう。13はSCSI制御回路であ
り、ディスクドライブ装置に接続されるホストコンピュ
ータ等の外部装置とのインタフェースを制御する。
【0015】このような図6に示す光学的記録再生装置
において記録データはSCSI制御回路15およびECC
制御回路14を介して変調回路7に入力される。変調回路
7では後述するように記録データを4/11変調、NR
ZI変換、一ビット遅延との加算による波形等化を行な
って記録信号に変換し、レーザ駆動回路5を介してマー
クパターンが光ディスク1に記録される。またディスク
1に記録されたマークパターンは光学ピックアップ3に
よって検出され、再生信号として前段増幅回路6を介
し、データ領域の部分は復調回路8に、サーボ領域の部
分はクロックピット検出回路9およびトラッキング、ア
クセス、フォーカス制御回路11に入力される。復調回
路8ではこの再生信号を後述するようにA/D変換、中
間値差分検出、4/11復調して元のデータに復号しE
CC制御回路12、SCSI制御回路13を介して再生デー
タを得る。
【0016】図1は図6に示す変調回路7および復調回
路8の詳細を示すブロック図であり、本発明の一実施例
である。また図2は本発明による記録再生タイミングの
一例を示す図である。
【0017】図1において、71は4/11変調回路であ
り、一バイト(八ビット)単位のデータを予め定められ
た符号化則に対応して、11チャンネルビットのうち四
ビット”1”が存在する11ビットのデータに符号化す
る。72は並列直列変換回路であり、11ビットの並列符
号を、チャンネルビットクロックに同期して、第一ビッ
トから第十一ビットまで直列のデータ列として順次出力
する。73は排他的論理和回路、74は遅延回路であり、こ
れらにより並列直列変換回路72より出力される11チャ
ンネルビットの直列データが、符号“1”が到来すると
極性を反転し、符号“0”が到来するとそのままの極性
を保持するというNRZI則により変換される。75は記
録側波形等化回路であり、一ビット遅延との加算により
波形等化した記録信号を出力する。
【0018】このような変調回路において、記録データ
は一バイトが11チャンネルビットに4/11変調され
る。変調された11ビットの並列データは直列データ列
に変換され、符号”1”で反転、符号”0”で保持とい
うようにNRZI変換される。NRZI変換されたデー
タ列は図2に示すように一ビット遅延との加算による波
形等化が施され、記録信号として図6に示すレーザ駆動
回路5に出力される。
【0019】また図1において81はA/D変換回路であ
り、アナログの再生信号をディジタル信号に変換する。
82は再生信号の振幅の中間値設定回路であり、例えばD
IPスイッチ等により時系列で入力される再生信号のA
/D変換データの中間値を固定的に、または後述するそ
の他の手段により変動的に設定する。83は減算回路であ
り、A/D変換回路81の出力データと中間値設定回路82
の振幅中間値との絶対差を計算する。84は差分検出回路
であり、減算回路83より出力されるA/D変換データと
振幅中間値との絶対差が一バイト11チャンネルビット
単位で最小値となる上位四つを検出する。この差分検出
回路84の検出処理方法については後で詳述する。85は4
/11復調回路であり、差分検出回路84で検出された1
1ビットのデータから元の変調前の八ビットのデータに
復調する。86はラッチ回路であり一バイト転送周期に同
期して復調データを保持する。
【0020】このような復調回路において変調回路を介
してディスクに記録された再生信号はA/D変換され、
そのA/D変換データは図2に示すように中間レベルに
設定された数値との差に変換される。その差分値は一バ
イト11チャンネルビットの中より最小値となる4ビッ
トが符号”1”として検出され、4/11復調されて元
のデータに復調される。
【0021】図3は図1に示す差分検出回路84の詳細回
路を示すブロック図の例である。また図4は差分検出動
作を示すタイミング図である。
【0022】図3において841はラッチ回路であり、図
1に示す減算回路83の出力を再生クロック周期でラッチ
する。842〜845はラッチ回路であり、ラッチ回路841の
出力をそれぞれに入力されるラッチ制御信号によりラッ
チする。846は比較回路であり、ラッチ回路841およびラ
ッチ回路842〜845の五つのラッチ出力を比較する。847
はラッチ制御回路であり、比較回路846の比較結果がラ
ッチ回路841が5つの中の最小値であるときに、ラッチ
回路842〜845の中で最も大きい値を保持しているどれか
にラッチ回路841の出力をラッチさせる。848はシフトレ
ジスタ回路であり、一バイト周期のリセット信号を再生
クロックごとにシフトする。849は信号合成回路であ
り、ラッチ制御回路847が出力する四系統のラッチ制御
信号とシフトレジスタ回路848の出力より、11チャン
ネルビットの中に四ビット”1”があるデータを出力す
る。
【0023】このような図3に示すの差分検出回路にお
いて、ラッチ回路842〜845は一バイト周期のリセット信
号によりラッチデータが最大値になるようにリセットさ
れる。ラッチ回路841に図4に示すような中間値差分デ
ータ(一ビットごと十進数値で表現した)がラッチされ
ると比較回路846は五つのラッチデータを比較し、ラッ
チ制御回路847はその比較結果がラッチ回路841の出力が
五つの中の最小値であるとき、ラッチ回路842〜845の中
で最も大きい値を保持しているものに新しい中間値差分
データをラッチする(同一数値であるときは四つのラッ
チ回路の優先順位を決めておき優先順位の高いものから
ラッチする)。信号合成回路849はシフトレジスタ848の
11ビット周期のシフトレジスタ出力と四系統のラッチ
制御信号から、図4に示すようにハッチングで示すパル
スを除去して11チャンネルビットの中に4ビット”
1”があるデータを合成し、図1に示す4/11復調回
路85に出力する。
【0024】本実施例では、記録側では4/11変調符
号をNRZI変換し、一ビット遅延との加算による波形
等化を行なって光ディスクに記録し、再生側では再生信
号の振幅の中間レベルに近い値を一バイト11チャンネ
ルビット周期の中から四ビット選択するという差分検出
を行なって4/11復調するので、再生信号のエッジ部
分が正確に検出でき、従来技術によるエッジ記録のデー
タ再生に比べて誤り率が向上できる。
【0025】なお、本実施例では4/11変調という符
号化方式について示したが、その他のmアウトオブn符
号であっても同様の効果が得られる。また波形等化方法
は記録データの1ビット遅延との加算方法を示したが、
その他の波形等化方法であってもよい。
【0026】図5は図1に示す中間値設定回路のブロッ
ク構成の一例であり、再生信号の特定期間の振幅の最大
値と最小値の中間値を変動的に出力する回路である。
【0027】図5において821はラッチ回路であり、図
1に示すA/D変換回路81の出力を再生クロック周期で
ラッチする。822および823はラッチ回路であり、それぞ
れラッチ回路821より順次出力されるのデータの最大値
および最小値をそれぞれに入力されるラッチ制御信号に
よりラッチする。824は比較回路であり、ラッチ回路821
と822およびラッチ回路821と823のラッチ出力をそれぞ
れ比較する。825はラッチ制御回路であり、比較回路824
の比較結果がラッチ回路821のラッチ出力がラッチ回路8
22より大きく、またラッチ回路821のラッチ出力がラッ
チ回路823より小さいときに、ラッチ回路822および823
にそれぞれラッチ回路821のラッチ出力をラッチさせ
る。826は中間値演算回路でありラッチ回路822および82
3のラッチ出力の中間値を演算する。827はラッチ回路で
あり中間値演算回路826の出力を、例えば、セグメント
周期のような特定周期でラッチする。
【0028】このような図5に示す中間値設定回路にお
いて、ラッチ回路822、823はセグメント周期のリセット
信号によりラッチ回路822は最小値になるように、ま
た、ラッチ回路823は最大値になるようにそれぞれリセ
ットされる。ラッチ回路821に図1に示すA/D変換回
路81の出力がラッチされると、比較回路824はラッチ回
路821と822およびラッチ回路821と823のラッチ出力をそ
れぞれ比較し、ラッチ制御回路825は比較回路824の比較
結果がラッチ回路821のラッチ出力がラッチ回路822より
大きく、またラッチ回路821のラッチ出力がラッチ回路8
23より小さいとき、ラッチ回路822および823にそれぞれ
ラッチ回路821のラッチ出力をラッチさせる。中間値演
算回路826はラッチ回路822および823のラッチ出力の中
間値を演算し、ラッチ回路827はセグメント周期でこの
中間値をラッチするのでセグメント期間の最大値と最小
値の中間値が次のセグメント期間出力される。
【0029】この実施例によると各セグメント期間で再
生信号の中間値が求められるので、再生信号の直流成分
の変動に逐次対応でき、差分検出によるエッジ検出精度
がさらに向上できる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、エッジ記録方式の光デ
ィスクの高密度記録再生においてエッジ検出精度を高
め、誤り発生を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による変復調回路のブロック
図、
【図2】本発明の実施例による記録再生を示すタイミン
グチャート、
【図3】本発明の実施例による差分検出回路のブロック
図、
【図4】本発明の実施例による差分検出回路の動作を示
すタイミングチャート
【図5】本発明の実施例による中間値設定回路のブロッ
ク図、
【図6】光ディスク装置のブロック図、
【図7】3.5インチ光ディスクのデータフォーマット
図、
【図8】ピットポジション記録のデータの再生方式を示
すタイミングチャート、
【図9】ピットエッジ記録のデータの再生方式を示すタ
イミングチャート。
【符号の説明】
71…4/11変調回路、 75…波形等化回路、 81…A/D変換回路、 82…振幅中間値設定回路、 83…減算回路、 84…差分検出回路、 85…4/11復調回路、 86…ラッチ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的記録媒体に予め間欠的に記録された
    固有マークによりクロック信号を再生し、再生クロック
    信号に同期して媒体にマークパターンを記録再生する光
    学的記録再生方式において、記録側では記録データをm
    アウトオブn符号化する記録符号化手段と、前記記録符
    号化手段の符号化出力をNRZI変換するNRZI変換
    手段とを設け、再生側では再生信号を再生クロック周期
    でサンプリングして振幅値を求める再生信号量子化手段
    と、前記再生信号量子化手段で量子化される振幅値の中
    間値を出力する中間値出力手段と、前記量子化振幅値と
    中間値との絶対差分を出力する中間値差分出力手段と、
    nチャンネルビット周期の中で前記中間値差分出力手段
    の出力値が小さい上位mビットを選択する差分検出手段
    と、前記差分検出手段より出力されるmアウトオブn符
    号を元のデータに復号する再生復号化手段とを設けたこ
    とを特徴とする光学的記録再生方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、記録側において記録信
    号の一ビット遅延との加算により波形等化する波形等化
    手段を設けた光学的記録再生方式。
  3. 【請求項3】請求項1において、中間値出力手段は特定
    期間における量子化振幅値の最大値と最小値を保持し、
    それらの中間値を次の特定期間出力する光学的記録再生
    方式。
JP3253448A 1991-10-01 1991-10-01 光学的記録再生方式 Pending JPH05101396A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5598389A (en) * 1993-09-03 1997-01-28 Olympus Optical Co., Ltd. Signal detector for an optical information reproducing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5598389A (en) * 1993-09-03 1997-01-28 Olympus Optical Co., Ltd. Signal detector for an optical information reproducing apparatus

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