JP2000011393A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000011393A
JP2000011393A JP10177275A JP17727598A JP2000011393A JP 2000011393 A JP2000011393 A JP 2000011393A JP 10177275 A JP10177275 A JP 10177275A JP 17727598 A JP17727598 A JP 17727598A JP 2000011393 A JP2000011393 A JP 2000011393A
Authority
JP
Japan
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control circuit
thread
access mode
pickup
servo
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10177275A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Hashimoto
広義 橋本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホストからアクセスモードの指示がCPU3
8に与えられると、CPU38は制御回路40に送りサ
ーボ(スレッドサーボ)の応答帯域を再生モードのとき
よりも広くする指示を与える。つまり、制御回路40は
CPU38からの指示に従ってゲイン調整回路32を制
御し、スレッド制御回路30の出力ゲインを再生モード
のときよりも大きくする。したがって、スレッドサーボ
の応答帯域は広くされ、スレッドの追従性は高くなる。
そして、ピックアップ12が目的位置の存在するトラッ
クに到達すると、CPU38の指示に従ってアクセスモ
ードは終了され、トラッキングがかけられる。 【効果】 アクセスモードではスレッドサーボの応答帯
域を広くするので、対物レンズの変位による悪影響を受
けない。したがって、目的位置に正確にアクセスするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク装置に関し、
特にたとえば目的位置にピックアップを変位させる、デ
ィスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディスク装置では、ピッ
クアップ全体または対物レンズをディスクの外周方向ま
たは内周方向に変位させることによって、ピックアップ
を目的位置に変位させる。このとき、トラッキングサー
ボおよびスレッドサーボが働いて、ピックアップおよび
対物レンズは制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、ア
クセスモードでピックアップを変位させる場合には、送
りモータ(スレッドモータ)の動きは対物レンズの動き
に対して応答が悪く、立ち上がりが遅れてしまう。した
がって、アクセスモードで起動する時に、対物レンズは
設定の目的速度に追従し、その後スレッドモータの回転
速度が追従される。このため、図5に示すように、一定
速度で変位する理想の場合と比べて大きな誤差がある状
態で、ピックアップ(対物レンズ)の変位量は時間とと
もに変化される。なお、ピックアップの変位量は、スレ
ッドの追従が遅れるほど大きくなる。つまり、図6
(A)に示すように、ピックアップが一定速度で変位し
ても、対物レンズは中性位置より変位する。この状態で
信号を再生すると、図6(B)に示すようにRFの信号
の振幅レベルが減衰したり、図6(C)に示すようにト
ラッキングエラー信号(TE信号)にオフセットが発生
してしまう。特に、TE信号にオフセットが発生した場
合には、TE信号から生成されるTEクロス信号が生成
できず、図6(D)に示すように、パルス抜けが発生す
る。このため、溝(トラック)のカウントに誤差が発生
し、アクセスに誤動作が発生するという問題があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、目
的位置に正確にアクセスできる、ディスク装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、目的位置に
ピックアップを変位させるディスク装置において、再生
モードとアクセスモードとを検出する検出手段、および
検出手段の検出結果に応じて送りサーボの応答帯域を切
り換える切換手段を備えることを特徴とする、ディスク
装置である。
【0006】
【作用】ホストから与えられる再生モードまたはアクセ
スモードの指示は検出手段で検出される。アクセスモー
ドが検出されると、切換手段によって再生モードのとき
よりも送りサーボの応答帯域は広くされる。具体的に
は、再生モードのときよりも送りサーボのループゲイン
は大きくされる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、アクセスモードのと
きに送りサーボの応答帯域を広くするので、対物レンズ
の変位による悪影響を受けない。したがって、目的位置
に正確にアクセスすることができる。この発明の上述の
目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照し
て行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディスク装置
10はピックアップ12を含み、ピックアップ12には
対物レンズ12aが設けられる。ピックアップ12はデ
ィスク(たとえば、コンパクトディスク)14に形成さ
れたトラック(図示せず)を対物レンズ12aから発せ
られるレーザビームによって読み取り、読み取った再生
信号はトラッキングエラー信号(TE信号)検出回路1
6に与えられる。TE信号検出回路16では、再生信号
からTE信号が取り出される。TE信号検出回路16で
検出されたTE信号は、スイッチSW1の入力端18a
に与えられる。スイッチSW1で出力端子18bが選択
された場合には、スイッチSW2の入力端子24aにT
E信号は与えられる。一方、スイッチSW1で出力端子
18cが選択された場合には、波形整形回路20および
周期検出回路22を介して入力端子24bに与えられ
る。
【0009】波形整形回路20では、TE信号を所定レ
ベルでカットオフし、所定値以上のレベルに関してパル
スを生成する。波形整形回路20の出力(TEクロス信
号)は周期検出回路22に与えられ、周期検出回路22
ではTEクロス信号に基づいて対物レンズ12aがトラ
ックを横切る周期を計測する。つまり、ピックアップ1
2の移動速度が検出され、移動速度が一定になるように
制御される。周期検出回路22の出力(検出パルス)
が、入力端子24bに与えられる。スイッチSW2で
は、入力端子24aまたは入力端子24bを選択し、出
力端子24cからレンズ制御回路26にTE信号および
検出パルスのいずれか一方を与える。レンズ制御回路2
6では、出力端子24cから与えられた信号に基づいて
ドライバ28に与える電圧を生成する。ドライバ28
は、出力端子24cからの電圧に基づいて対物レンズ1
2aを駆動するアクチュエータコイルに与える電圧を生
成する。
【0010】また、レンズ制御回路26の出力はスレッ
ド制御回路30に与えられ、スレッド制御回路ではスレ
ッドモータ36を駆動するための電圧が生成される。ス
レッド制御回路30から出力された電圧はゲイン調整回
路32に与えられ、ゲイン調整回路32でゲインが調整
される。ゲインが調整された電圧に基づいて、ドライバ
34は送りモータ(スレッドモータ)36の駆動電圧を
生成する。スレッドモータ36は、その駆動電圧に基づ
いて駆動される。この実施例では、スレッドサーボのル
ープゲインを調整することによって、つまりスレッド制
御回路30の出力ゲインを調整することによって、スレ
ッドサーボの応答帯域を調整している。
【0011】ディスク装置10はさらに、CPU38、
制御回路40およびカウンタ42を含み、CPU38は
図示しないホストコンピュータから与えられる指示に基
づいて制御回路40にモード切り換えの信号を与えると
ともに、カウンタ42を能動化または不能動化する。制
御回路40はCPU38の指示に従ってスイッチSW1
およびSW2の切り換えを制御する。カウンタ42には
波形整形回路20から出力されたTEクロス信号が与え
られ、対物レンズ12a(ピックアップ12)が横切る
トラックの数をカウントする。そして、カウンタ42の
カウント値は制御回路40を介してCPU38に与えら
れる。つまり、複数のトラックを飛び越えて目的位置が
存在するトラックにピックアップ12を変位(アクセ
ス)させるアクセスモードでは、現在位置から目的位置
の存在するトラックまでのトラック数がカウントされ
る。目的位置が存在するトラックをカウントすると、C
PU38は制御回路40にアクセスモード終了を指示す
る。続いて、トラッキングがかけられ、目的位置にピッ
クアップ12はアクセスされる。
【0012】再生モードのときには、制御回路40はス
イッチSW1を出力端子18b側に切り換え、スイッチ
SW2を入力端子24a側に切り換える。このとき、カ
ウンタ42は不能動化される。一方、アクセスモードの
ときには、制御回路40はスイッチSW1を出力端子1
8c側に切り換え、スイッチSW2を入力端子24b側
に切り換える。このとき、カウンタ42は能動化され
る。
【0013】ゲイン調整回路32について詳しく説明す
ると、図2に示すように、ゲイン調整回路32は入力端
子50を含み、入力端子50は抵抗R1の一方端に接続
されるとともに、スイッチSW3の一方端に接続され
る。スイッチSW3の他方端は抵抗R2を介して抵抗R
3の一方端に接続される。抵抗R2と抵抗R3との接続
点には抵抗R1の他方端が接続されるとともに、アンプ
52のマイナス入力端子に接続される。抵抗R3の他方
端は、アンプ52の出力端子に接続されるとともに、出
力端子54に接続される。アンプ52のプラス入力端子
は、接地面に接続される。スイッチSW3は制御回路4
0からの指示に従って切り換えられ、再生モードではス
イッチSW3はオフされ、アクセスモードではスイッチ
SW3はオンされる。つまり、再生モードでは、アンプ
52の増幅率βは抵抗R3を抵抗R1で除算した値にな
る。一方、アクセスモードでは、抵抗R1と抵抗R2と
が並列接続されるため、アンプ52の増幅率βは抵抗R
3を抵抗R1と抵抗R2の合成抵抗で除算した値とな
る。したがって、アクセスモードの場合には、再生モー
ドよりもアンプ52の増幅率βは大きくなる。つまり、
図3に示すように、アクセスモードでは再生モードのと
きよりもスレッドサーボの応答帯域は広くされる。な
お、図3に示す応答帯域の低域部分がスレッドサーボの
応答帯域であり、高域がレンズ制御回路26(トラッキ
ングサーボ)の応答帯域である。また、再生モードでは
偏心の大きなディスク14を再生した場合に、対物レン
ズ12aがトラックに追従するとともに、ピックアップ
12も偏心に追従しようとして変位されるため、ピック
アップ12が偏心のために前後に振動してしまう。この
ため、再生モードでは、スレッドサーボとトラッキング
サーボの応答帯域がほとんど重複しないように設定され
る。
【0014】したがって、図4に示すように、アクセス
モードでは時間に伴うピックアップ12の変位量は、対
物レンズ12aが理想的に変位する場合に近づけられ
る。つまり、誤差が少なく、スレッドの追従性が高くな
る。なお、対物レンズ12aが理想的に変位する場合に
は、図に示すように、時間に伴う変位量は正比例であ
る。つまり、変位速度が一定である。
【0015】この実施例によれば、アクセスモードでは
スレッド制御回路30の出力ゲインを大きくするので、
つまりスレッドサーボの応答帯域を広くするので、対物
レンズ12aの変位による悪影響を受けない。したがっ
て、アクセスモードでピックアップ12が変位された後
に、正確に対物レンズ12aはトラックをトレースする
ことができる。
【0016】なお、この実施例では、スレッド制御回路
30の出力ゲインを切り換えるようにしたが、スレッド
制御回路30およびゲイン調整回路32をディジタルフ
ィルタ(DSP;Degital Signal Processor) で構成す
る場合には、DSPのゲインの定数を切り換え、スレッ
ドサーボの応答帯域を調整すればよい。また、この実施
例では、コンパクトディスクについて説明したが、CL
V方式のDVD(Degital Video Disc) にも適応できる
ことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すゲイン調整回路を示す回路図
である。
【図3】図1実施例におけるレンズ制御回路およびスレ
ッド制御回路の応答帯域を示す図解図である。
【図4】アクセスモードでの時間に伴うピックアップの
変位量および理想の変位量との誤差を示すグラフであ
る。
【図5】従来のディスク装置において、アクセスモード
での時間の変化に伴うピックアップの変位量および理想
の変位量との誤差を示すグラフである。
【図6】(A)は従来のディスク装置において対物レン
ズの時間に伴う中性位置からの変位量を示すタイミンン
グチャートであり、(B)は(A)の場合のRF信号を
示すタイミンングチャートであり、(C)は(A)の場
合のTE信号を示すタイミンングチャートであり、
(D)は(C)を波形整形したTEクロス信号を示すタ
イミンングチャートである。
【符号の説明】
10 …ディスク装置 12 …ピックアップ 16 …TE信号検出回路 26 …レンズ制御回路 30 …スレッド制御回路 32 …ゲイン調整回路 38 …CPU 40 …制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目的位置にピックアップを変位させるディ
    スク装置において、 再生モードとアクセスモードとを検出する検出手段、お
    よび前記検出手段の検出結果に応じて送りサーボの応答
    帯域を切り換える切換手段を備えることを特徴とする、
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記切換手段は前記アクセスモードのとき
    前記応答帯域を前記再生モードのときよりも広くする、
    請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記アクセスモードのとき前記送りサーボ
    のループゲインを前記再生モードのときよりも大きくす
    る、請求項2記載のディスク装置。
JP10177275A 1998-06-24 1998-06-24 ディスク装置 Withdrawn JP2000011393A (ja)

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JP10177275A JP2000011393A (ja) 1998-06-24 1998-06-24 ディスク装置

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ID=16028212

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7474596B2 (en) 2004-07-27 2009-01-06 Funai Electric Co., Ltd. Optical disk device and track-on method thereof

Cited By (1)

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US7474596B2 (en) 2004-07-27 2009-01-06 Funai Electric Co., Ltd. Optical disk device and track-on method thereof

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20050906