JP3768746B2 - サーボ装置とゲイン自動調整方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、CD−Rドライブ,CD−RWドライブ等の記録可能光ディスクドライブにおけるレーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整する手段を備えたサーボ装置とそのゲイン自動調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ディスク装置では、光ディスクの反射率の変動等の影響を抑えて安定したサーボ系を構成する目的で、レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するオートゲインコントロール(AGC)回路(例えば、特開平5−83056号公報,特開平11−45446号公報参照)を備えたサーボ装置を用いることが多い。
【0003】
このようなサーボ装置では、光ピックアップで分割検波された信号に基づいてフォーカスエラー(FE)信号やトラックエラー(TE)信号といったサーボ信号を生成し、AGC回路で一定レベルに整定し、その整定したサーボ信号は位相補償され、アンプ出力によってアクチュエータの制御を行なう。
このAGC回路の時定数は、通常のリード時やライト時はなるべく大きめの値に設定した方がノイズに強くサーボは安定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のサーボ装置では、リードとライトの切り替わり時のように平均レーザパワーが急激に変化する場合、AGC回路の時定数が大きいとサーボの変動時間が長くなり、サーボが外れてしまうことにもなりかねないという問題があった。
【0005】
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、サーボ信号のゲインを自動調整する際に平均レーザパワーが急激に変化しても安定したサーボを行なえるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するゲイン自動調整手段を備えたサーボ装置において、データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいて上記ゲイン自動調整手段に対する時定数の切り替え信号を生成し、その切り替え信号によって上記ゲイン自動調整手段による自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をデータ記録とデータ再生の切り替え時のレーザパワーの変動量に基づいて長めに調整して設定する時定数設定手段を設けたものである。
【0011】
さらに、上記のようなサーボ装置において、上記切り替わりエッジ信号の発生直前に上記時定数を通常時よりも小さく設定する手段を設けるとよい。
【0016】
また、レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するゲイン自動調整方法において、データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいて上記自動調整時の時定数の切り替え信号を生成し、その切り替え信号によって上記自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をデータ記録とデータ再生の切り替え時のレーザパワーの変動量に基づいて長めに調整して設定するゲイン自動調整方法を提供する。
【0017】
さらに、上記のようなゲイン自動調整方法において、上記切り替わりエッジ信号の発生直前に上記時定数を通常時よりも小さく設定するとよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるCD−R/RWドライブの構成を示すブロック図である。
【0019】
このCD−R/RWドライブは、データ再生可能なCDやCD−ROMディスクに対する再生と、データ記録可能な光ディスクであるCD−R/RW(CD−Recordable/Rewritable)に対する記録及び再生を行なうドライブ装置である。
【0020】
光ディスク(Disc)1はCD,CD−ROM,CD−R,CD−RW等の記録媒体であり、スピンドルモータ(Spindle Motor)2によって所定の速度で回転駆動される。
スピンドルモータ2は、モータドライバ(Motor Driver)3とサーボ(Servo)回路4によって一定速度になるように制御される。
【0021】
光ピックアップ(Pick Up)5は、図1には図示を省略したレーザ光を発生させる半導体レーザ光源(Laser Diode)と、レンズ等の光学系と、レーザ光の焦点が光ディスク1に合うようにレンズの位置を光ディスク1と垂直方向に動かす機構であるフォーカスアクチュエータと、レーザ光の焦点がトラックをトレースするように光ディスク1の半径方向(スレッジ方向)にレンズを動かす機構であるトラックアクチュエータと、受光素子と、ポジションセンサ等を内蔵しており、レーザ光を光ディスク1に照射する。
また、光ピックアップ5の全体は図示を省略したシークモータによってスレッジ方向に移動可能である。
【0022】
そして、モータドライバ3とサーボ回路4は、上記フォーカスアクチュエータ,トラックアクチュエータ,及びシークモータは、受光素子とポジションセンサから得られたフォーカスエラー(FE)信号やトラックエラー(TE)信号などのサーボ信号に基づいて、半導体レーザ光源から照射したレーザスポットを光ディスク1上の目的の場所に位置するように制御する。
【0023】
このCD−R/RWドライブは、データ読み出しの場合、光ピックアップ5で得られた再生信号をリードアンプ(Read Amp)6で増幅して2値化(デジタル化)した後、CDデコーダ(CD Decoder)7に入力してEFM(Eight to Fourteen Modulation)復調する。
【0024】
EFM復調は、光ディスク1には光学的に再生または記録し易いように8bitデータを14bitのデータに変調したデータで記録されており、それを復調する方式である。
【0025】
そして、EFM復調されたデータはデインタリーブ(並べ替え直し)とエラー訂正の処理を受けた後、そのデータをバッファマネージャ(Buffer Manager)8によって一旦バッファRAM(Buffer RAM)9に蓄え、セクタデータとして揃った段階でATAPIやSCSI等のインタフェース(図示を省略)を介してホストコンピュータ(図示を省略)に一気に送る。
【0026】
例えば、音楽データの場合、CDデコーダ7から出力したデータをD/Aコンバータ10に入力してアナログのオーディオ信号を取り出す。
また、データ書き込み時は、ATAPIやSCSI等のインタフェースを通してホストコンピュータから送られてきたデータをバッファマネージャ8によって一旦バッファRAM9に蓄え、そのバッファRAM9にある程度のデータが貯まったところで書き込みを開始するが、その前にレーザスポットを書き込み開始地点に位置させなければならない。
【0027】
その書き込み開始地点は、トラックの蛇行によって予め光ディスク1に刻まれているウォブル(Wobble)信号に基づいて求める。
ウォブル信号にはATIP(Absolute Time In Pregroove)と呼ばれる絶対時間情報が含まれており、ATIPデコーダ(ATIP Decoder)11によって絶対時間情報を取り出す。
【0028】
また、ATIPデコーダ11が生成する同期信号は、CDエンコーダ(CD Encoder)に入力して正確な位置でのデータの書き出しを可能にしている。
【0029】
バッファRAM9のデータは、CD−ROMエンコーダ(CD−ROM Encoder)やCDエンコーダ(CD Encoder)でエラー訂正コードの付加やインタリーブ(並べ替え)を行なわれた後にEFM変調され、レーザコントロール回路(Laser Controller)14,光ピックアップ5を介して光ディスク1に記録される。
【0030】
図2は、図1に示したサーボ回路4の構成を示すブロック図である。
このサーボ回路4は、総和光量(SUM)信号の平均値で正規化したサーボAGC回路であり、総和(SUM)信号演算回路20,フォーカスエラー(FE)信号演算回路21,トラックエラー(TE)信号演算回路22,電圧制御アンプ(VCA:Voltage Control Amplifier)23〜25,ローパスフィルタ(LPF)26〜28,及びAGC回路29等からなる。
なお、ここではサーボ信号としてフォーカスエラー(FE)信号とトラックエラー(TE)信号のみを示している。
【0031】
光ピックアップ5で分割検波された信号はSUM信号演算回路20,FE信号演算回路21,及びTE信号演算回路22に入力され、それぞれSUM信号,FE信号,及びTE信号が生成される。そのSUM信号はLPF26で平均化された後にAGC回路29に入力される。
【0032】
LPF26では、サーボ信号の帯域は数10kHz程度でRF信号に比べて低いので、RF信号成分を平均化している。
AGC回路29ではSUM信号レベルと内部基準電圧レベルとを差動演算し、その出力を前段の電圧制御アンプ(VCA)23のコントロール信号として入力することによってゲイン自動調整(AGC)をかける。
【0033】
同時に、このコントロール信号をFE信号やTE信号などのサーボ系信号に挿入されたVCA24,25のコントロール信号とすることでサーボAGC回路を実現する。
【0034】
こうして、ディスク反射率の変動など緩やかな変動に対して一定レベルのサーボ信号を生成することができ、後段の位相補償とアンプ出力によってアクチュエータの制御を行なう。
【0035】
図3は、図2に示したAGC回路29の入出力信号を示す波形図である。
光ディスク1のライト中はLDの平均レーザパワーがリード時に比べて大きいので、AGC回路29への入力前のサーボ信号の振幅は大きくなる。
【0036】
図3の(a)に示すように、ライト開始時にはLDのレーザパワーがステップ状に増加(矢示T1)するので、図3の(b)に示すように、AGC回路29の時定数によって決められる整定時間(Attack Time):T3の間、サーボ信号が変動して不安定になる。
【0037】
また、図3の(a)に示すように、ライト終了時にはLDのレーザパワーがステップ状に低下(矢示T2)するので、図3の(b)に示すように、AGC回路29の整定時間(Decay Time):T4だけサーボ信号が変動する。
【0038】
このように、リードとライトの切り替り時のようにLDのレーザパワーがステップ状に変化する場合にはなるべく整定時間を短くする必要がある。
しかし、通常のリード時やライト時はノイズなどの早い成分にAGCがかからないようになるべく時定数を大きくした方がサーボは安定する。
【0039】
つまり、AGC回路29の時定数が小さすぎると、すなわち応答が速すぎるとノイズなどの外乱に弱くなるので、AGC回路の時定数は大きめに設定した方が良いが、LDのレーザパワーをステップ状に変化させる場合、その変化時にサーボ信号の振幅が大幅に変動してしまってサーボが不安定になる。
【0040】
そこで、レーザ光のレーザパワーがステップ状に変化するとき、AGC回路29による自動調整の時定数を通常時よりも小さい値に切り替えることにより、サーボを安定させることができる。
【0041】
すなわち、上記AGC回路29が、レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するゲイン自動調整手段に相当し、レーザ光のレーザパワーがステップ状に変化するとき、ゲインの自動調整の時定数を通常時よりも小さく設定する時定数設定手段の機能を果たす。
【0042】
このようにして、通常時ではAGC時定数を大きい値に維持して、パワー変動時にのみAGC回路の時定数を通常よりも小さい値に切り替えることによって、常に安定したサーボ系を実現することができる。
【0043】
次に、リードとライトの切り替え時にはLDのレーザパワーが非常に大きく変化するので、上述のAGC回路29の時定数の切り替えを行なう際、リード/ライトの状態を示すWGATE信号の切り替わりエッジ信号をトリガーとして時定数を切り替えるとよい。
【0044】
図4は、図1に示したサーボ回路4の他の構成を示すブロック図である。
この場合のサーボ回路4は、図2に示した構成の他に、エッジ検出回路30,スイッチ(SW),及びコンデンサC1とC2を設けている。
【0045】
このサーボ回路4は、WGATE信号の切り替わりエッジ信号をトリガとしてAGC回路29の時定数を通常よりも小さい値に切り替える。その時定数は内蔵抵抗とコンデンサC1とC2の容量で決めることができる。
そして、WGATE信号のエッジ部で切り替えた時定数は、一定時間:Tだけ経過するともとに戻す。
【0046】
すなわち、AGC回路29,エッジ検出回路30,スイッチ(SW),及びコンデンサC1とC2等が、データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいてゲイン自動調整手段に対する時定数の切り替え信号を生成し、その切り替え信号によってゲイン自動調整手段による自動調整の時定数を切り替わりエッジ区間でのみ通常時よりも小さく設定する時定数設定手段の機能を果たす。
【0047】
図5は、リード/ライトの状態を示すWGATE信号とAGC回路29の入出力信号を示す波形図である。
図5の(a)に示すようにWGATE信号の切り替わりエッジ部(矢示T5とT6)で、図5の(b)に示すようにサーボ信号の変動(矢示T7とT8)が起るので、WGATE信号をトリガとしてAGC回路29の時定数を通常よりも小さい値に切り替える。このWGATE信号はレーザコントローラ14から出力される。
【0048】
このようにして、リード/ライトの切り替わり時のサーボ信号の変動も効果的に抑えることができる。
【0049】
次に、上述の処理で、サーボ信号の変動をAGC回路29によって整定するより前に、WGATE信号のエッジ区間で通常よりも小さく設定したAGC回路29の時定数を大きい値に戻してしまうと、整定時間が延びてしまってサーボの不安定につながってしまう。
【0050】
そこで、上記AGC回路29,エッジ検出回路30,スイッチ(SW),及びコンデンサC1とC2等を、レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するゲイン自動調整手段と、データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいてゲイン自動調整手段に対する時定数の切り替え信号を生成し、その切り替え信号によってゲイン自動調整手段による自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をゲイン自動調整手段の整定時間よりも長く設定する時定数設定手段の機能を果たすようにすると良い。
【0051】
図4に示したサーボ装置4において、WGATE信号の切り替わりエッジ信号をトリガとしてAGC回路29の時定数を通常よりも小さい値に切り替え、その時定数を一定時間:Tだけ経過するともとに戻す。
そのとき、一定時間:TがAGC回路29の整定時間よりも短いと整定時間が長くなるので、図5の(b)の矢示T9とT10に示すように整定時間よりも長く調整して設定する。
【0052】
このようにして、AGC回路29の時定数を効果的に通常時の値に戻すことができる。
【0053】
次に、AGC回路29で切り替える時定数の設定によってAGCによるサーボ信号の整定時間が変わる。
また、LDのレーザパワーの切り替え時のサーボ変動整定後、なるべく早く時定数を戻した方がよいので、WGATE信号のエッジ部から時定数を小さくしておく一定時間:Tを変化できるようにするとよい。
【0054】
また、ライト時のLDのレーザパワーはライトスピードによって異なり、一般に早いほど大きなLDパワーを必要とする。
しかし、ライト/リードの切り替え時のLDパワーの変動量が大きいほどAGCの整定に時間がかかるので、時定数を小さくしておく一定時間:Tを長く設定するとよい。
【0055】
さらに、WGATE信号のエッジ部で時定数を切り替えた場合、時定数の切り替え遅延時間だけAGCの応答が遅れる。
そこで、AGC回路29の時定数をWGATE信号のエッジ部で切り替えるより前にWGATE信号の切り替えが事前に判断できる場合には、ファームウェア制御によってWGATE信号の切り替わり直前にレジスタ設定で時定数を予め小さくしておくとよい。
【0056】
図6は図1に示したサーボ回路4のさらに他の構成を示すブロック図である。この場合のサーボ回路4は、図4に示した構成の他に、レジスタ(Reg AGCSW)又はWGATE信号によるスイッチ(SW)の切り替えを可能にするAND回路31を設けている。
【0057】
すなわち、上記AGC回路29,エッジ検出回路30,AND回路31,スイッチ(SW),及びコンデンサC1とC2等が、データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいてゲイン自動調整手段に対する時定数の切り替え信号を生成し、その切り替え信号によってゲイン自動調整手段による自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をゲイン自動調整手段に設定した時定数に応じて調整して設定する時定数設定手段の機能を果たす。
【0058】
また、データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいてゲイン自動調整手段に対する時定数の切り替え信号を生成し、その切り替え信号によってゲイン自動調整手段による自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をデータ記録とデータ再生の切り替え時のレーザパワーの変動量に基づいて長めに調整して設定する時定数設定手段の機能も果たす。
【0059】
さらに、切り替わりエッジ信号の発生直前に上記時定数を通常時よりも小さく設定する手段の機能も果たす。
【0060】
このサーボ回路4では、AGC回路29の時定数の切り替えをレジスタ(Reg_AGCSW)とWGATE信号のいずれでも行なうことができる。
つまり、WGATE信号の切り替わりエッジ信号に基づいてゲインの自動調整時の時定数の切り替え信号を生成し、スイッチ(SW)を切り替え、AGC回路29に設定する自動調整の時定数を通常時よりも小さくし、なお且つその設定時間をAGC回路29で自動調整に設定した時定数に応じて調整する。
【0061】
その設定時間は、データ記録とデータ再生の切り替え時のレーザパワーの変動量に基づいて長めに調整して設定する。
さらに、レジスタ(Reg_AGCSW)によって切り替わりエッジ信号の発生直前にAGC回路29の時定数を通常時よりも小さく設定する。
【0062】
このようにして、AGC回路の時定数をより効果的に通常時の値に戻すことができる。
また、ライトパワーに応じた設定をすることによって効果的にAGC回路の時定数を切り替えられる。
さらに、LDのレーザパワー変化時のサーボ変動をより小さく抑えることができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明のサーボ装置とゲイン自動調整方法によれば、サーボ信号のゲインを自動調整する際に平均レーザパワーが急激に変化しても安定したサーボを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるCD−R/RWドライブの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したサーボ回路4の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したAGC回路29の入出力信号を示す波形図である。
【図4】図1に示したサーボ回路4の他の構成を示すブロック図である。
【図5】リード/ライトの状態を示すWGATE信号とAGC回路29の入出力信号を示す波形図である。
【図6】図1に示したサーボ回路4のさらに他の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:光ディスク 2:スピンドルモータ
3:モータドライバ 4:サーボ回路
5:光ピックアップ 6:リードアンプ
7:CDデコーダ 8:バッファマネージャ
9:バッファRAM 10:D/Aコンバータ
11:ATIPデコーダ 12:CDエンコーダ
13:CD−ROMエンコーダ
14:レーザコントローラ
15:CD−ROMデコーダ
20:総和信号演算回路
21:フォーカスエラー信号演算回路
22:トラックエラー信号演算回路
23〜25:VCA回路
26〜28:ローパスフィルタ
29:AGC回路 30:エッジ検出回路
31:AND回路
Claims (4)
- レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するゲイン自動調整手段を備えたサーボ装置において、
データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいて前記ゲイン自動調整手段に対する時定数の切り替え信号を生成し、該切り替え信号によって前記ゲイン自動調整手段による自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をデータ記録とデータ再生の切り替え時のレーザパワーの変動量に基づいて長めに調整して設定する時定数設定手段を設けたことを特徴とするサーボ装置。 - 請求項1記載のサーボ装置において、
前記切り替わりエッジ信号の発生直前に前記時定数を通常時よりも小さく設定する手段を設けたことを特徴とするサーボ装置。 - レーザ光源によるレーザ光の照射位置を制御するサーボ信号のゲインを自動調整するゲイン自動調整方法において、
データ記録中を示す信号の切り替わりエッジ信号に基づいて前記自動調整時の時定数の切り替え信号を生成し、該切り替え信号によって前記自動調整の時定数を通常時よりも小さく且つその設定時間をデータ記録とデータ再生の切り替え時のレーザパワーの変動量に基づいて長めに調整して設定することを特徴とするゲイン自動調整方法。 - 請求項3記載のゲイン自動調整方法において、
前記切り替わりエッジ信号の発生直前に前記時定数を通常時よりも小さく設定することを特徴とするゲイン自動調整方法。
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