JPH0963203A - Cd−e書き込みシステム装置 - Google Patents

Cd−e書き込みシステム装置

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JPH0963203A
JPH0963203A JP23332595A JP23332595A JPH0963203A JP H0963203 A JPH0963203 A JP H0963203A JP 23332595 A JP23332595 A JP 23332595A JP 23332595 A JP23332595 A JP 23332595A JP H0963203 A JPH0963203 A JP H0963203A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD−Eにおけるディフェクト管理を、既存
のCD−ROMのフォーマットであるISO 9660
フォーマットに反することなく実現する。 【解決手段】 CD−E書き込み装置側に、ユーザデー
タの書き込み中に、ディフェクトを検出するディフェク
ト検出手段と、ディフェクトの位置と長さの情報を保持
するシステム管理メモリと、ディフェクト情報をCD−
E上の国際標準のISO 9660データで使用されて
いない部位に1個所以上記録する記録手段と、すでにC
D−E上に記録されているディフェクト情報を読み取
り、システム管理メモリにロードするロード手段と、デ
ィフェクト情報をホストコンピュータへ通知する手段と
を設け、ホストコンピュータ側に、ディフェクト情報に
基づき、ディフェクト部位を含むトラックに対してはダ
ミーデータを書き込み、かつ国際標準のISO 966
0のファイルシステムでは該ディフェクトトラックを使
用しないファイル管理構造を有するように国際標準のI
SO 9660のファイル構造を構築する手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDフォーマッ
トを有する書き換え可能なディスク(以下、CD−Eと
いう)にデータを書き込むCD−E書き込み装置と、C
D−E書き込み装置に接続されてCD−E上にファイル
構造を構築するホストコンピュータ、とからなるCD−
E書き込みシステム装置に関する。詳しくいえば、CD
フォーマットを持つ書き換え可能な光ディスク(CD−
Eディスク)におけるディフェクト管理に係り、特に、
国際標準のISO 9660フォーマットに対して互換
性を持ったディフェクト管理を可能にしたCD−E書き
込みシステム装置に関する。また、ECMA168フォ
ーマットやCD−DA(音楽用CD)にも応用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDフォーマットは、ディフ
ェクトへのエラー訂正はある程度考慮された構造であ
る。従来から、再書き込み可能なCD−ROMディスク
を使用して、画情報を編集する電子ファイル装置(特開
昭63−214878号公報)や、再生データにエラー
が生じた場合に、再生動作のリトライを実行することに
よって、エラーの発生頻度を低減させた光学的情報再生
装置(特開平5−74064号公報)などが知られてい
る。しかし、再書き込み可能なCD−Eディスクの場合
には、例えば、光磁気ディスクのようなメディアと異
り、代替を予め考慮して作成されていない。ここで、C
D−Eディスクのフォーマットについて説明する。
【0003】再書き込みのできるCD−Eディスクは、
オレンジブックで規定されるCD−ROMディスクのデ
ィスクレイアウトを基本的に踏襲する。このCD−RO
Mのフォーマットは、オレンジブック(Orange
Book:Recordable Compact D
isc System Description)によ
って、その物理フォーマットが規定されている。論理フ
ォーマットとしては、コンピュータのOSのファイルシ
ステムを利用することができる。また、国際標準とし
て、ISO 9660もある。
【0004】CD−Rのフォーマット情報とは、個々の
CD−Rディスクに利用するファイルシステムに整合す
るように、ディレクトリ構造、ファイル名等を変換する
ために使用するテーブルをいう。ここで、国際標準のI
SO 9660で規定されたCD−Rディスクのファイ
ルシステムについて説明する。
【0005】図11は、国際標準のISO 9660に
よって規定されているファイル、ディレクトリ構造を概
念的に示す図である。
【0006】この図11に示すように、ISO 966
0のファイル、ディレクトリ構造はツリー状である。各
セッション毎に、ボリュームディスクリプター(各セッ
ションの属性が書かれている領域:図の左上方)があ
り、その後に、パステーブル、ディレクトリ、ファイル
(複数のファイルセクションの集合)が続く。
【0007】そして、各ディレクトリは、パステーブル
からも認識することができる。簡単にいえば、最上位に
ルートディレクトリが位置し、その下位に、複数のディ
レクトリが位置する。ディレクトリは、最大8位までが
可能である。基本的なディレクトリは、下方に示すよう
に、複数のファイルセクションからなり、1ファイルを
構成する。なお、最下位でないディレクトリは、1個ま
たは複数のファイルセクションと、1個または複数のデ
ィレクトリで構成される。国際標準のISO 9660
で規定されたCD−Rディスクのファイルシステムは、
この図11のような構造であり、1枚のCD−Rディス
ク毎に、ファイル構造が構築される。
【0008】CDイメージとは、CD−Rに書き込むべ
きデータを、予め使用する論理フォーマットに従ってフ
ォーマットし、ハードディスク等にファイルして保存さ
れたデータを意味する。また、既存の市販されているC
Dとしては、オーディオデータを記録しているCD−D
Aディスクや、コンピュータで使用するデジタルデータ
を記録しているCD−PROMディスク等がある。以上
が、CD−Rに関する用語の主要な意味である。次に、
CD−Eディスクのレイアウトを詳しく説明する。
【0009】図12は、CD−Eディスクのフォーマッ
トを説明する図で、(1) はCD−Eディスクの上面図、
(2) は側面図とシングルセッションのフォーマットのレ
イアウトを示す図である。図において、PCAはパワー
・キャリブレーション・エリア、PMAはプログラム・
メモリ・エリアを示す。
【0010】図12(2) の下方に拡大図で示すように、
ディスクの最内周側(センター側)にパワー・キャリブ
レーション・エリアPCAが設けられている。このPC
Aは、キャリブレーションエリアと、カウントエリアと
の2つのエリアに分割されている。このPCAの外側に
は、プログラム・メモリ・エリアPMAがあり、トラッ
ク情報が書き込まれる。トラック情報には、何トラック
目はどこから始まるか等の情報が含まれている。
【0011】また、このプログラム・メモリ・エリアP
MAは、その外側の後述するリードインにTOC(Ta
ble of Content)を書き込むために必要
な情報、例えばトラックのスタート/ストップ位置を記
録する領域である。なお、これから書き込もうとするト
ラックの範囲をリザーブするためにも使用される。その
外周側には、データエリアが設けられている。このデー
タエリアは、リードイン,ユーザデータ,リードアウト
の3つのエリアに分割されている。
【0012】そして、中央のユーザデータ・エリアが、
文字通りユーザが書き込もうとするデータを保持するエ
リアである。その内側に設けられたリードイン領域は、
後述するTOC情報を構築するときに使用される。ま
た、リードアウト領域は、ユーザデータの後方(外側領
域)に位置し、ユーザデータ保護エリアの役割を果たし
ている。この図12のように、リードイン,ユーザデー
タ,リードアウトが1セットのみ配置されているディス
クをシングルセッションと呼び、次の図13のように、
リードイン,ユーザデータ,リードアウトが複数セット
配置されているディスクをマルチセッション(2セッシ
ョン)と呼ぶ。
【0013】図13は、マルチセッションのCD−Eデ
ィスクのフォーマットを説明する図である。図における
符号は図12と同様である。
【0014】この図13のCD−Eディスクは、リード
イン,ユーザデータ,リードアウトが2セット(複数セ
ット)配置されている点が、先の図12のCD−Eディ
スクと異なるだけである。ここで、CD−E(CD−R
と同様)上の各セッションについて説明する。一般に、
CD−Eディスクは、セッションを単位としてデータの
書き込みが行われる。
【0015】次に、3つの領域に分けられた各セッショ
ンについて、順次説明する。リードイン領域は、そのセ
ッションのヘッダー情報が記録される領域で、各トラッ
クの開始アドレス/スキップするトラックナンバー等の
情報が記録される領域である。したがって、セッション
のヘッダー情報は、図12(2) や図13のリードイン領
域に書き込まれることになる。また、bad lebe
lは、そのセッションをスキップすることを示す情報
で、同じくリードイン中に記録される。
【0016】次に、ユーザデータ領域は、実際の書き込
みデータを記録する領域である。最後に、リードアウト
領域は、そのセッションの終了を表わす。以上が各セッ
ションに記録される情報である。また、トラックは、セ
ッションにデータを書き込む単位で、例えば音楽データ
の場合には、1曲に対して1トラックを利用する。
【0017】図14は、従来のCD−E書き込みシステ
ム装置について、その接続の一例を示す外観図である。
図において、1はホストコンピュータで、1aはシステ
ム本体部、1bはディスプレイ、1cはキーボード、2
はCD−Eドライブ装置、3はI/F(インターフェー
ス)ケーブルを示す。
【0018】ホストコンピュータ1は、システム本体部
1aやディスプレイ1b、キーボード1c等から構成さ
れている。なお、ポインティングデバイス等の接続も可
能である。このホストコンピュータ1は、I/Fケーブ
ル3(例えば、SCSIやATAPI、ATA等のディ
スク・インターフェース)を介して、CD−Eドライブ
装置2に接続されている。
【0019】このCD−Eドライブ装置2は、複数の接
続(増設)が可能であるが、増設可能台数は、使用する
インターフェースの種類によって異なり、例えばSCS
Iインターフェース装置の場合には7台まで、ATAP
Iインターフェース装置の場合には4台まで、ATAイ
ンターフェース装置の場合には2台まで、というような
制限がある。次に、CD−Eドライブ装置2の一例とし
て、CDプレーヤの構成を図で説明する。
【0020】図15は、CDプレーヤについて、その要
部構成の一例を示す機能ブロック図である。図におい
て、11はCD(コンパクトディスク)、12は光ピッ
クアップ、13はスピンドルモータ、14はアナログ波
形整形回路、15はデジタル信号部で、15aは同期検
出回路、15bはデジタル信号処理回路、15cはクリ
スタル発振器、15dはサブコーディング検出回路、1
6はPLL回路、17はD/Aコンバータフィルタ、1
8はフォーカスサーボ回路、19はトラッキングサーボ
回路、20は回転サーボ回路を示す。
【0021】この図15に示したCDプレーヤは、一般
的なコンパクトディスク用のステレオ方式のプレーヤで
あり、先行技術として知られているので、詳しい説明は
省略する。なお、サブコーディング検出回路15dが、
トラック位置決めを行うためのディスクアドレス情報を
再生する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】CD−E(CDフォー
マットを有する書き換え可能なディスク)ディスクにつ
いては、そのフォーマットは、先に述べたように、オレ
ンジブックで規定されるCD−ROMディスクのフォー
マットを基本的に踏襲する。しかし、CD−Eディスク
に関しては、エラー等のディフェクトが検出されたと
き、光磁気ディスクのような、いわゆる交替処理のため
の交替領域は用意されておらず、十分な対応が行えな
い、という問題がある。
【0023】この発明では、第1に、CD−Eにおける
ディフェクト管理を、既存のCD−ROMのフォーマッ
トであるISO 9660フォーマットに反することな
く実現する(請求項1の発明)。第2に、ディフェクト
位置を含むトラックに対する書き込みに際して、ディフ
ェクト管理が確実に行えるようにする(請求項2の発
明)。第3に、ディフェクトがあるかないか判らないト
ラックに対して書き込みを行った場合に、ディフェクト
が検出されたときは、ディフェクト位置の前後のデータ
エリアの有効活用を可能にする(請求項3の発明)。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、C
Dフォーマットを有する書き換え可能なディスク(以
下、CD−Eという)にデータを書き込むCD−E書き
込み装置と、CD−E書き込み装置に接続されてCD−
E上に国際標準のISO 9660のファイル構造を構
築するホストコンピュータ、とからなるCD−E書き込
みシステム装置において、CD−E書き込み装置は、ユ
ーザデータの書き込み中に、ディフェクトを検出するデ
ィフェクト検出手段と、ディフェクトの位置と長さの情
報を保持するシステム管理メモリと、ディフェクト情報
をCD−E上の国際標準のISO 9660データで使
用されていない部位に1個所以上記録する記録手段と、
すでにCD−E上に記録されているディフェクト情報を
読み取り、システム管理メモリにロードするロード手段
と、ディフェクト情報をホストコンピュータへ通知する
手段とを備え、ホストコンピュータは、ディフェクト情
報に基づき、ディフェクト部位を含むトラックに対して
はダミーデータを書き込み、かつ国際標準のISO 9
660のファイルシステムでは該ディフェクトトラック
を使用しないファイル管理構造を有するように国際標準
のISO 9660のファイル構造を構築する手段を備
えている。
【0025】請求項2の発明では、請求項1のCD−E
書き込みシステム装置において、CD−E書き込み装置
は、ホストコンピュータから書き込みコマンドを受領し
たとき、書き込み位置がディフェクト位置を含むCD−
E上の部位に対する書き込み命令であった場合に、ホス
トコンピュータへエラーを通知する手段を備えている。
【0026】請求項3の発明では、請求項1のCD−E
書き込みシステム装置において、ディフェクトの有無が
不明なトラックに対する書き込み動作中にディフェクト
が検出されたとき、該トラックのディフェクト位置より
も前方に位置するトラック長に収まるデータがあるかど
うかを判定する手段と、ディフェクト位置よりも前方に
位置するトラック長に収まるデータがあるときは、該デ
ータが収まるだけのトラックを再配置し、再配置したト
ラックに引き続き該ディフェクト位置を包含するトラッ
クを配置し、ディフェクトを含むトラックに引き続き残
りのユーザデータを保持するトラックを配置する手段、
とを備えている。
【0027】この発明のCD−E書き込みシステム装置
では、CD−Eディスク上にディフェクト部が存在して
いると、その反射率が正常の場合に比べて低くなる、と
いう点に着目して、ディスク反射光のレベルによってデ
ィフェクト位置と長さとを検出し、そのディフェクト位
置と長さの情報を記憶しておく。そして、ディフェクト
位置を含むトラックへのライトコマンドを受領したとき
は、そのディフェクト位置を含むトラックに対してダミ
ーデータを書き込んで、そのトラックの使用を中止し、
ディフェクト位置を含むトラックの後方に別途確保した
トラックに、ライトコマンドによるデータを書き直す。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、この発明のCD−E書き込
みシステム装置について、図面を参照しながら、その実
施の形態を詳細に説明する。この実施の形態は、請求項
1から請求項3の発明に対応しているが、請求項1の発
明が基本発明である。
【0029】図1は、CD−E書き込みシステム装置に
ついて、そのCD−Eドライブ装置の要部構成の一実施
例を示す機能ブロック図である。図における符号は図1
4と同様であり、21はCPU、22はROM、23は
RAM、24はホストI/F回路、25はバッファメモ
リ、26はCIRCエンコーダ(エンコーダ/インター
リーブ)、27はCIRCデコーダ、28はEFM復調
回路、29はEFM変調回路、30はLDコントロー
ラ、31はアンプ、32は光ピックアップ、33は初段
アンプ、34はAGC回路、35はPLL回路、36は
フォーカスサーボ回路、37はシークサーボ回路、38
はトラッキングサーボ回路、39はスピンドルサーボ回
路、40はアンプ、41はスピンドルモータ、42はC
D−Eディスク、43はメカニカルコントロール用プロ
セッサ、44は内部バスを示す。
【0030】この図1には、CD−Eドライブ装置の典
型的な構成を示している。この発明のCD−E書き込み
システム装置も、基本的なハード構成と動作は、先の図
14に示した従来のCD−E書き込みシステム装置と共
通しているが、CPU1が、後出の図5から図10に示
すフローチャートに従って制御を行う点に特徴を有して
いる。図1に示したCD−Eドライブ装置の各部の機能
は、次のとおりである。CD−Eドライブ装置は、通
常、CPU21をはじめとする組み込み型のプロセッサ
を有し、CPU21、ROM22(EPROM、フラッ
シュROM等)、RAM23、ホストI/F回路24、
メカニカルコントロール用プロセッサ43等が内部バス
44に接続される。
【0031】ホストI/F回路24は、バッファメモリ
25に接続されており、バッファメモリ25は、ホスト
コンピュータ1から受領したライトデータを一時保持
し、また、CD−Eディスク42から読み出したリード
データを、ホストコンピュータ1に転送するまでの間保
持するために使用する。ホストI/F回路24からバッ
ファメモリ25に受領したライトデータは、CIRCエ
ンコーダ26に入力される。そして、このCIRCエン
コーダ26において、コマンドの書き込みモードに従っ
てECCコードの生成や、インターリーブを施した後、
EFM変調回路29へ送られ、EFM変調をかけて書き
込みを行う。
【0032】LDコントローラ30は、ライトパワーの
コントロールや、ライトストラテジを施すためのコント
ロールを司る機能を有している。リード時には、光ピッ
クアップ32からの信号を初段アンプ33へ入力した後
に、AGC回路34によりAGC(オート・ゲイン・コ
ントロール)を、PLL回路35によりPLL(フェー
ズ・ロックド・ループ)を施す。その後、EFM復調回
路28によってEFM復調をかけ、CIRCデコーダ2
7へ入力して、ECCやインターリーブを戻す処理を行
う。
【0033】これらの処理が終わったユーザデータを、
バッファメモリ25に一旦入力して保持し、ホストコン
ピュータ1へ転送する。フォーカスサーボ回路36、シ
ークサーボ回路37、トラッキングサーボ回路38、ス
ピンドルサーボ回路39等の各種サーボ系のコントロー
ルは、メカニカルコントロール用プロセッサ43が行
う。
【0034】なお、図1のCD−E書き込みシステム装
置では、ROM22とRAM23とを図示したが、CP
U21に内蔵されている場合には不要である。また、上
位装置とのI/F(インターフェース)制御とバッファ
制御(データマネージメント)機能を有している場合に
は、上位装置とのI/F装置とバッファ制御部が一体で
あってもよいし、さらに、上位装置とのI/F装置とバ
ッファ制御部とリード/ライト制御部とが一体であって
もよい。
【0035】以上が、CD−Eディスク(CDフォーマ
ットを有する書き換え可能なディスク)にデータを書き
込むCD−E書き込み装置の構成と機能の概略である。
次に、図1に示したCD−E書き込み装置において、ユ
ーザデータの書き込み中にディフェクトを検出する手段
の具体例を説明する。
【0036】図2は、図1に示した光ピックアップ32
について、その要部構成の一例を示す側面図である。図
において、51はCD−Eディスク、52は対物レン
ズ、53は偏光プリズム、54はフォトディテクタ、5
5はLD(半導体レーザ)を示す。
【0037】LD55から出射されたレーザ光は、偏光
プリズム53を介して対物レンズ52へ入射され、ここ
で集束されて、CD−Eディスク51上にスポットが形
成される。CD−Eディスク51からの戻り光は、偏光
プリズム53によって偏光され、フォトディテクタ54
へ入射される。この場合に、書き込み中のLDパワー、
すなわち、LD55の発光パワー(ライトパワー)は、
図1のLDコントローラ30によって制御される。以上
の説明は、請求項1から請求項3の発明に共通してい
る。
【0038】第1の発明の実施の形態 この第1の実施の形態は、請求項1の発明に対応してお
り、書き換え可能なCD−Eディスクについてのディフ
ェク管理を、既存のCD−ROMのフォーマットである
国際標準のISO 9660フォーマットとの互換性を
持ったファイルシステムを可能にした点に特徴を有して
いる。次に、書き込み中のLDパワーと、フォトディテ
クタ54によって検出される和信号との関係を説明す
る。
【0039】図3は、書き込み中のLDパワーとフォト
ディテクタ54によって検出される和信号について、デ
ィフェクトがない場合のタイムチャートで、(1) はLD
パワー、(2) はフォトディテクタ54によって検出され
る和信号(ディテクト信号)を示す。図の横軸は時間を
示す。
【0040】この図3(1) と(2) から明らかなように、
CD−Eディスク51上にディフェクトがない場合に
は、CD−Eディスク51からの戻り光は、LDパワー
に比例している。すなわち、図3(1) のライトパワーの
時間幅と、図3(2) の戻り光のHレベルの時間幅とが一
致し、また、図3(1) のイレーズパワーの時間幅と、図
3(2) の戻り光のLレベルの時間幅とが一致する。ま
た、レベルも比例する。これに対して、CD−Eディス
ク51上にディフェクトがあると、次の図4のように変
化する。
【0041】図4は、書き込み中のLDパワーとフォト
ディテクタ54によって検出される和信号について、デ
ィフェクトがある場合のタイムチャートで、(1) はLD
パワー、(2) はディフェクトがあるCD−Eディスク5
1の側面図、(3) はフォトディテクタ54によって検出
される和信号(ディテクト信号)を示す。
【0042】この図4(2) に示すように、CD−Eディ
スク51上にディフェクトがある場合には、ディフェク
ト部からの戻り光のレベルが低いと、フォトディテクタ
54による検出信号は、図4(3) に破線で示すように、
歪みが生じる。この発明では、このようなCD−Eディ
スク51上のディフェクトによって生じる歪みを、本来
戻ってくるべき信号値で引き算することによって、ディ
フェクトの位置と長さを検出する。なお、ディフェクト
部の反射率が高い場合にも、同様にして検出することが
できる。
【0043】また、ライト動作を行ったデータに対し
て、ライト処理後にリードを行い、実際に読めたデータ
と、書き込むべきライトデータとを比較してディフェク
ト検出を行うことも可能である。さらに、このリード時
にフォトディテクタ54によって波形のエンベロープを
モニターし、エンベロープが予め定めた所定の値に入ら
ない場合には、ディフェクト部の位置と判定してもよ
い。
【0044】このようにして検出したディフェクトの位
置と長さの情報をCD−EのCPUワークエリアとして
確保してあるRAM(図1の23)に保持し、また、エ
ラーとしてホストコンピュータ(図1の1)へ通知す
る。この場合に、発生したエラーの長さ等によっては、
直ちにホストコンピュータ1へ通知せず、ライト処理が
終了してからエラー通知コマンド等のエラー通知手段を
使用して、別途ホストコンピュータ1へ通知してもよ
い。
【0045】ホストコンピュータ1側は、ライトしたデ
ータがディフェクト検出手段によって正しく書き込めて
いないことを検知すると、ディフェクトのあったトラッ
クに対してダミーデータを書き込んで、そのトラックの
使用を中止する。次に、ホストコンピュータ1は、CD
−E上のディフェクトのあったトラックに書くべきデー
タを、ディフェクトのあったトラックの後方に別途トラ
ックを確保して書き直す。以上の動作をフローで説明す
る。
【0046】図5は、この発明のCD−E書き込みシス
テム装置において、CD−E書き込み装置側におけるデ
ータ書き込み時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。図において、#1〜#12はステップを示
す。
【0047】ステップ#1で、図1のホストコンピュー
タ1からライトコマンドを受領し、次のステップ#2
で、ライトデータを受領する。ステップ#3で、受領し
たデータを、CD−Eディスク42へ書き込む。ステッ
プ#4で、ディフェクトがあったかどうかチェックす
る。ディフェクトの有無をチェックした結果、ディフェ
クトがなければ、この図5のフローを終了する。これに
対して、ステップ#4でチェックした結果、ディフェク
トがあったときは、ステップ#5へ進み、ディフェクト
位置の情報を、例えばRAM23内の所定エリアに記憶
させる。
【0048】ステップ#6で、CD−Eディスク42上
のエリアに設けられたディフェクトリストを更新する。
ステップ#7へ進み、ホストコンピュータ1からダミー
データライトのコマンドを受領したかどうかチェックす
る。ダミーデータライトのコマンドを受領したときは、
次のステップ#8で、ディフェクトトラックにダミーデ
ータを書き込む。
【0049】ステップ#9で、ディフェクトトラックの
後方にリザーブトラックのコマンドを受領したかどうか
チェックする。リザーブトラックのコマンドを受領した
ときは、次のステップ#10で、書き直しトラックをリ
ザーブする。ステップ#11で、書き直しトラックへの
ライトコマンドを受領したかどうかチェックする。書き
直しトラックへのコマンドを受領したときは、次のステ
ップ#12で、書き直しトラックへのライト動作を実行
して、この図5のフローを終了する。
【0050】以上は、CD−E書き込み装置(CD−E
ドライブ)側におけるデータ書き込み時の処理である。
次に、ホストコンピュータ1側のフローを示す。
【0051】図6は、この発明の第1の実施の形態にお
いて、ホストコンピュータ1側におけるデータ書き込み
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。図
において、#21〜#27はステップを示す。
【0052】ステップ#21で、ライトするデータを作
成する。ステップ#22で、トラックをリザーブする。
ステップ#23へ進み、リザーブしたトラックに、作成
したデータをライトする。ステップ#24で、ライトエ
ラーが発生したかどうかチェックする。
【0053】ライトエラーが発生したときは、ステップ
#25で、エラーが生じたトラックにダミーデータを書
き込む。ステップ#26で、ディフェクトトラックの後
方に書き直しトラックをリザーブする。
【0054】ステップ#27で、書き直しトラックにダ
ミーデータを書き込んで、この図6のフローを終了す
る。データ書き込み時には、以上の処理が、ホストコン
ピュータ1で行われる。以上に詳しく説明したように、
第1の発明の実施の形態(請求項1の発明)では、書き
換え可能なCD−Eディスクについてのディフェク管理
を、既存のCD−ROMのフォーマットである国際標準
のISO 9660フォーマットに反することなく実現
することができる。
【0055】すなわち、CDフォーマットは、ディフェ
クトへのエラー訂正はある程度考慮されて作られている
が、例えば、光磁気ディスクのように代替を予め考慮し
て作成されていない。しかし、この発明のCD−E書き
込みシステム装置によれば、このようなフォーマットに
おいても、従来のISO 9660互換が取れるファイ
ルシステムを実現できる。
【0056】第2の発明の実施の形態 この第2の実施の形態は、請求項2の発明に対応してお
り、ディフェクト位置を含むトラックに対する書き込み
に際して、ディフェクト管理が確実に行えるようにした
点に特徴を有している。この請求項2の発明は、CD−
E書き込み装置(CD−Eドライブ)側において、すで
にあるトラック上にディフェクトが存在することが判っ
ている場合である。ハード構成は、先の第1の実施の形
態と同様であり、図1に示したCPU21が、次の図7
に示すフローに従った制御を行う。
【0057】図7は、この発明の第2の実施の形態にお
いて、データ書き込み時の主要な処理の流れを示すフロ
ーチャートである。図において、#31〜#35はステ
ップを示す。
【0058】まず、ステップ#31で、ディスク(メデ
ィア)が挿入されたかどうかチェックする。ディスクが
挿入されたときは、ステップ#32で、そのディスクか
ら、ディフェクト情報リストを読み出す。ステップ#3
3で、ライトコマンドを受領したかどうかチェックす
る。
【0059】ライトコマンドを受領したときは、ステッ
プ#34へ進み、ライトコマンドのデータ位置にディフ
ェクトが存在するかどうかチェックする。ライトコマン
ドのデータ位置にディフェクトが存在しているときは、
次のステップ#35で、エラーをホストコンピュータ1
に返送して、この図7のフローを終了する。以上の処理
によって、この第2の実施の形態による処理が行われ
る。
【0060】すなわち、CD−E書き込み装置側におい
て、すでにあるトラック上にディフェクトが存在するこ
とが判っており、しかも、当該トラックに対する書き込
みコマンドが発行された場合に、エラー処理を迅速に行
うことができる。以上のように、この第2の実施の形態
によれば、ディフェクト位置を含むトラックに対する書
き込み動作において、ディフェクト管理を確実に行うこ
とが可能になる。
【0061】第3の発明の実施の形態 この第3の実施の形態は、請求項3の発明に対応してお
り、ディスク上にディフェクトがあるかどうか判らない
トラックに対する書き込み動作において、ディフェクト
が検出された際に、ディフェクト位置の前後のデータエ
リアを有効に活用する点に特徴を有している。ハード構
成は、先の第1や第2の実施の形態と同様であり、図1
に示したCPU21が、次の図8から図10に示すフロ
ーに従った制御を行う。
【0062】図8と図9は、この発明の第3の実施の形
態において、CD−E書き込み装置側におけるデータ書
き込み時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。図において、#41〜#57はステップを示し、
とは接続点を示す。
【0063】図8に示したステップ#41で、ホストコ
ンピュータ1からライトコマンドを受領し、次のステッ
プ#42で、ライトデータを受領する。ステップ#43
で、受領したデータを、CD−Eディスク42へ書き込
む。ステップ#44で、ディフェクトがあったかどうか
チェックする。
【0064】ディフェクトの有無をチェックした結果、
ディフェクトがなければ、この図8と図9のフローを終
了(図8の接続から図9の接続へ)する。これに対
して、ステップ#44でチェックした結果、ディフェク
トがあったときは、ステップ#45へ進み、ディフェク
ト位置の情報を、例えばRAM23内の所定エリアに記
憶させる。
【0065】次のステップ#46で、CD−Eディスク
42上のエリアに設けられたディフェクトリストを更新
する。ステップ#47へ進み、ディフェクトトラックの
ディフェクト位置前に収まるファイルへのトラックリザ
ーブコマンドを受領したかどうかチェックする。トラッ
クリザーブコマンドを受領したときは、ステップ#48
で、トラックをリザーブする。
【0066】次のステップ#49で、ディフェクト位置
前のトラックへのライトコマンドを受領したかどうかチ
ェックする。トラックへのライトコマンドを受領したと
きは、ステップ#50(図8の接続から図9の接続
へ移る)へ進む。ステップ#50で、ディフェクト位置
を含むトラックをリザーブするコマンドを受領したかど
うかチェックする。
【0067】次のステップ#51で、ディフェクトトラ
ックをリザーブする。ステップ#52へ進み、ホストコ
ンピュータ1からダミーデータライトのコマンドを受領
したかどうかチェックする。ダミーデータライトのコマ
ンドを受領したときは、次のステップ#53で、ディフ
ェクトトラックにダミーデータを書き込む。
【0068】ステップ#54へ進み、ディフェクトトラ
ックの後方にリザーブトラックコマンドを受領したかど
うかチェックする。リザーブトラックコマンドを受領し
たときは、次のステップ#55で、書き直しトラックを
リザーブする。ステップ#56で、書き直しトラックへ
のライトコマンドを受領したかどうかチェックする。
【0069】ライトコマンドを受領したときは、次のス
テップ#57で、書き直しトラックへのライト動作を実
行して、この図8と図9のフローを終了する。以上が、
この第3の実施の形態によるCD−E書き込み装置側の
書き込み時の処理である。次に、ホストコンピュータ1
側の処理を説明する。
【0070】図10は、この発明の第3の実施の形態に
おいて、ホストコンピュータ1側におけるデータ書き込
み時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
図において、#61〜#70はステップを示す。
【0071】ステップ#61で、ライトするデータを作
成する。ステップ#62で、トラックをリザーブする。
ステップ#63へ進み、リザーブしたトラックに、作成
したデータをライトする。ステップ#64で、ライトエ
ラーが発生したかどうかチェックする。
【0072】ライトエラーが発生したときは、ステップ
#65で、ディフェクト位置までに収まるファイルが存
在するかどうかチェックする。ファイルが存在するとき
は、ステップ#66で、収まるファイルの分だけトラッ
クをリザーブする。ステップ#67で、収まるファイル
をライトする。
【0073】ステップ#68で、ディフェクト位置をカ
バーする長さのダミートラックをリザーブする。ステッ
プ#69で、ダミーデータをディフェクトトラックに書
き込む。ステップ#70へ進み、残りのデータ分のトラ
ックをリザーブしてデータを書き込み、この図10のフ
ローを終了する。
【0074】以上の処理によって、ディスク上にディフ
ェクトがあるかどうか判らないトラックに対する書き込
み動作において、ディフェクトが検出された際に、ディ
フェクト位置の前後のデータエリアの有効利用が可能に
なる。すなわち、ディフェクトがあるトラックの全体を
捨てるのではなく、有効に使用できる部分のスペース効
率を向上させることができる。
【0075】
【発明の効果】CDフォーマットは、ディフェクトへの
エラー訂正はある程度考慮されて作られているが、例え
ば、光磁気ディスクのように代替を予め考慮して作成さ
れていない。請求項1のCD−E書き込みシステム装置
では、このような代替を予め考慮していないフォーマッ
トにおいても、従来のISO 9660互換が取れるフ
ァイルシステムを実現できる。
【0076】請求項2のCD−E書き込みシステム装置
では、既にあるトラック上にディフェクトが存在するこ
とがCD−Eドライブには判っていて、かつ当該トラッ
クに書き込み命令が発行された場合に、エラー処理を迅
速に行うことができる。
【0077】請求項3のCD−E書き込みシステム装置
では、ディフェクトがあるトラックをまるごと捨てるの
ではなく、有効に使用できる部分のスペース効率を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CD−E書き込みシステム装置について、その
CD−Eドライブ装置の要部構成の一実施例を示す機能
ブロック図である。
【図2】図1に示した光ピックアップ32について、そ
の要部構成の一例を示す側面図である。
【図3】書き込み中のLDパワーとフォトディテクタ5
4によって検出される和信号について、ディフェクトが
ない場合のタイムチャートである。
【図4】書き込み中のLDパワーとフォトディテクタ5
4によって検出される和信号について、ディフェクトが
ある場合のタイムチャートである。
【図5】この発明のCD−E書き込みシステム装置にお
いて、CD−E書き込み装置側におけるデータ書き込み
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】この発明の第1の実施の形態において、ホスト
コンピュータ1側におけるデータ書き込み時の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。
【図7】この発明の第2の実施の形態において、データ
書き込み時の主要な処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図8】この発明の第3の実施の形態において、CD−
E書き込み装置側におけるデータ書き込み時の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。
【図9】この発明の第3の実施の形態において、CD−
E書き込み装置側におけるデータ書き込み時の主要な処
理の流れを示すフローチャートである。
【図10】この発明の第3の実施の形態において、ホス
トコンピュータ1側におけるデータ書き込み時の主要な
処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】国際標準のISO 9660によって規定さ
れているファイル、ディレクトリ構造を概念的に示す図
である。
【図12】CD−Eディスクのフォーマットを説明する
図である。
【図13】マルチセッションのCD−Eディスクのフォ
ーマットを説明する図である。
【図14】従来のCD−E書き込みシステム装置につい
て、その接続の一例を示す外観図である。
【図15】CDプレーヤについて、その要部構成の一例
を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 ホストI/F回路 25 バッファメモリ 26 CIRCエンコーダ 27 CIRCデコーダ 28 EFM復調回路 29 EFM変調回路 30 LDコントローラ 31 アンプ 32 光ピックアップ 33 初段アンプ 34 AGC回路 35 PLL回路 36 フォーカスサーボ回路 37 シークサーボ回路 38 トラッキングサーボ回路 39 スピンドルサーボ回路 40 アンプ 41 スピンドルモータ 42 CD−Eディスク 43 メカニカルコントロール用プロセッサ 44 内部バス 51 CD−Eディスク 52 対物レンズ 53 偏光プリズム 54 フォトディテクタ 55 LD

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDフォーマットを有する書き換え可能
    なディスク(以下、CD−Eという)にデータを書き込
    むCD−E書き込み装置と、前記CD−E書き込み装置
    に接続されて前記CD−E上に国際標準のISO 96
    60のファイル構造を構築するホストコンピュータ、と
    からなるCD−E書き込みシステム装置において、 前記CD−E書き込み装置は、 ユーザデータの書き込み中に、ディフェクトを検出する
    ディフェクト検出手段と、 前記ディフェクトの位置と長さの情報を保持するシステ
    ム管理メモリと、 前記ディフェクト情報をCD−E上の国際標準のISO
    9660データで使用されていない部位に1個所以上
    記録する記録手段と、 すでにCD−E上に記録されている前記ディフェクト情
    報を読み取り、前記システム管理メモリにロードするロ
    ード手段と、 前記ディフェクト情報をホストコンピュータへ通知する
    手段とを備え、 前記ホストコンピュータは、 前記ディフェクト情報に基づき、ディフェクト部位を含
    むトラックに対してはダミーデータを書き込み、かつ国
    際標準のISO 9660のファイルシステムでは該デ
    ィフェクトトラックを使用しないファイル管理構造を有
    するように国際標準のISO 9660のファイル構造
    を構築する手段を備えたことを特徴とするCD−E書き
    込みシステム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のCD−E書き込みシステム装
    置において、 上記CD−E書き込み装置は、 ホストコンピュータから書き込みコマンドを受領したと
    き、書き込み位置が上記ディフェクト位置を含むCD−
    E上の部位に対する書き込み命令であった場合に、ホス
    トコンピュータへエラーを通知する手段を備えたことを
    特徴とするCD−E書き込み装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のCD−E書き込みシステム装
    置において、 ディフェクトの有無が不明なトラックに対する書き込み
    動作中にディフェクトが検出されたとき、該トラックの
    ディフェクト位置よりも前方に位置するトラック長に収
    まるデータがあるかどうかを判定する手段と、 ディフェクト位置よりも前方に位置するトラック長に収
    まるデータがあるときは、該データが収まるだけのトラ
    ックを再配置し、再配置したトラックに引き続き該ディ
    フェクト位置を包含するトラックを配置し、ディフェク
    トを含むトラックに引き続き残りのユーザデータを保持
    するトラックを配置する手段、とを備えたことを特徴と
    するCD−E書き込みシステム装置。
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