JP2002251818A - 情報再生装置と情報再生方法 - Google Patents

情報再生装置と情報再生方法

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JP2002251818A
JP2002251818A JP2001051146A JP2001051146A JP2002251818A JP 2002251818 A JP2002251818 A JP 2002251818A JP 2001051146 A JP2001051146 A JP 2001051146A JP 2001051146 A JP2001051146 A JP 2001051146A JP 2002251818 A JP2002251818 A JP 2002251818A
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rotation speed
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JP2001051146A
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English (en)
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Takashi Watabe
剛史 渡部
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報再生時の騒音を低下させると共に、安定
した情報の読み取り速度と能力を発揮する。 【解決手段】 ドライブコントローラ6は、回転駆動さ
せた光ディスク11に記録されているデータを再生する
際にエラーが発生したとき、エラーリトライによって再
生速度を減速させて再生し、光ディスク11のデータに
再生エラーを訂正する機構が存在するか否かを確認し、
その確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判
断するための時間を決定し、その決定した時間中のエラ
ーリトライによって再生速度をさらに減速することなく
以後の情報の再生ができた場合に、再生速度を減速前の
元に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転駆動されて
いるCD,CD−R/RW,DVD等の光ディスク等の
記録媒体上の情報を再生する光ディスクドライブ等の情
報再生装置とその情報再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転駆動されているディスクから記録さ
れているデータ(情報)を読み出す装置(以下「情報再
生装置」と呼ぶ)には、例えばコンパクトディスク(C
ompact Disc:CD)がある。以下、CDを
例に取って説明する。CDは、一般にリードイン(Le
ad−in)領域/リードアウト(Lead−out)
領域と呼ばれる領域内にトラック(詳しくは後述する)
を複数個含めたセッションと呼ばれる単位で記録されて
いる。このリードイン領域には、目次情報(Table
Of Contents:TOC)が存在し、そのセ
ッションに含まれるトラックの開始アドレスや終了アド
レスなどの情報が記録される。
【0003】最大99個まで記録が可能な記録単位であ
る1つのトラックは、リンクブロック(Link Bl
ock),ランイン(Run−In)ブロック,ユーザ
データブロック,ランアウト(Run−Out)ブロッ
クから構成されている。セクタはCDで再生できる最小
単位であり、1セクタには2048〜2352バイト
(byte)のデータが含まれる。このセクタのレイア
ウトは規格で決められており、CD−DA,CD−RO
Mモード1(CD−ROM Mode1),CD−RO
Mモード2(CD−ROMMode2),CD−ROM
モード2/XAフォーム1(XA Form1),CD
−ROMモード2/XAフォーム2(XA Form
2)(以下「CD−ROM」は省略する)がある。この
1セクタをCD−DAで1/75秒のデータとして扱
う。
【0004】これらのセクタには、クロス・インタリー
ブ・リードソロモン(CrossInterleave
d Read−Solomon Code:CIRC)
という誤り訂正符号が付加されており、ディスクから読
み出す際に使用されている。一つのトラックに含まれる
セクタはすべて同一のレイアウトになっている。モード
1およびモード2/XAフォーム1では、さらにデータ
の信頼性を高めるためにエラーディテクションコード
(Error Detection Code:ED
C)/エラーコレクションコード(Error Cor
rection Code:ECC)が付加されてい
る。
【0005】これに対し、CD−DA,モード2,モー
ド2/XAフォーム2には、EDC/ECCブロックが
ない。CDでは、ディスクの回転速度に応じて情報の読
み取り速度が決定され、これが情報再生装置の性能とさ
れる。この種の情報再生装置は、一般に複数の回転速度
を設定できるが、ディスクの回転速度を上げると、低速
回転に比べてディスクのわずかな傷などの影響が大きく
なり、ディスクのセクタ情報が情報再生装置の最高速度
では読めない(各セクタのEDC/ECCでも訂正され
ない)場合が発生する。この時、一般の情報再生装置で
は何度かのリトライを実施した後で回転速度を落として
再生することで当該セクタの情報を読み、別のセクタを
読む時は情報再生装置の性能を最大限生かすためにディ
スクの回転速度を上げる場合が多い。
【0006】ところが、各セクタを読み出す時に上記の
ようなリトライによる加減速が頻繁に発生すると、ディ
スクの回転速度の変化が大きくなり、これは騒音の元と
なるし、加減速処理に時間がかかり全体の読み取り速度
および能力の低下につながる。そこで従来、リトライ後
に速度を戻す条件を設定してやることにより、頻繁な加
減速を防ぐ情報再生装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報再生装置では、CDのようにセクタ構成によってエ
ラー訂正能力に差がある場合でも一律同じ条件で速度を
戻すので、騒音を低下させることができず、安定した読
み取り速度と能力を達成できないという問題があった。
また、例えば、CDの場合EDC/ECCがセクタ内に
存在しないレイアウトとしてCD−DA,モード2,モ
ード2フォーム2がある。このうち、CD−DAは音楽
記録用に定義されたレイアウトであり、モード2,モー
ド2フォーム2はコンピュータ用にCD−DAレイアウ
トを拡張したものである。
【0008】モード2やモード2フォーム2はセクタ同
期データやヘッダ(時間情報のコピー)が記録されてい
る。モード2やモード2フォーム2のセクタデータはそ
の時間情報を参照し、その連続性を確認することができ
るため、CD−DAに比べて読み取り性能が要求され
る。その時、その違いを考慮しないと情報再生装置の再
生能力を最大限に発揮させることができなくなるという
問題が生じる。
【0009】さらに、CDには、CD−ROM(Com
pact Disc Read Only Memor
y:読み出し専用ディスク),CD−Rディスク(Co
mpact Disc Recordable:同じ領
域に対して1回のみデータの記録が可能なディスク)
と、CD−RWディスク(Compact DiscR
ewritable:同じ領域に対してデータの上書き
が可能なディスク)がある。このように、記録可能なデ
ィスクが存在する場合、その記録品質もディスクの品質
を大きく左右する。特に、CD−RWのように同じ領域
に対してのデータの上書きが許される場合には、記録を
繰り返した部分の品質はどうしても落ちてしまう。
【0010】そこで、例えば、同じ内容のCD−ROM
とCD−RWが存在した時に、CD−ROMとCD−R
Wの再生時において読み取り性能が大きく変化すること
が考えられるから、その違いも考慮しないと情報再生装
置の再生能力を最大限に発揮させることができなくなる
という問題が生じる。また、複数の異なるモードのセク
タが存在するディスクの場合、エラーによる減速が発生
したセクタのモードで速度を戻すための時間を決定する
と、モードが切り替わることによってエラー訂正能力が
変わる場合には、速度を戻すための時間が冗長となる可
能性があるという問題が生じる。
【0011】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、情報再生時の騒音を低下させると共
に、安定した情報の読み取り速度と能力を発揮できるよ
うにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、回転駆動させた記録媒体に記録されてい
る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
トライによって上記記録媒体の回転速度を減速させて再
生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
を訂正する機構が存在するか否かを確認し、その確認結
果に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するため
の時間を決定し、その決定した時間中のエラーリトライ
によって上記回転速度をさらに減速することなく以後の
情報の再生が成功した場合に、上記回転速度を減速前の
元の回転速度に戻す回転速度制御手段を備えた情報再生
装置を提供する。
【0013】また、回転駆動させた記録媒体に記録され
ている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラ
ーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速させ
て再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエ
ラーを訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコピ
ーの有無とを確認し、その確認結果に基づいて回転速度
を元に戻すか否かを判断するための時間を決定し、その
決定した時間中のエラーリトライによって上記回転速度
をさらに減速することなく以後の情報の再生が成功した
場合に、上記回転速度を減速前の元の回転速度に戻す回
転速度制御手段を備えた情報再生装置にするとよい。
【0014】さらに、回転駆動させた記録媒体に記録さ
れている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エ
ラーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速さ
せて再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックに
エラーを訂正する機構が存在するか否かと上記記録媒体
が読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能な記録媒
体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが可能な記
録媒体のいずれであるかとを確認し、その確認結果に基
づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するための時間
を決定し、その決定した時間中のエラーリトライによっ
て上記回転速度をさらに減速することなく以後の情報の
再生が成功した場合に、上記回転速度を減速前の元の回
転速度に戻す回転速度制御手段を備えた情報再生装置に
するとよい。
【0015】また、回転駆動させた記録媒体に記録され
ている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラ
ーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速させ
て再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエ
ラーを訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコピ
ーの有無と上記記録媒体が読み出し専用の記録媒体,1
回だけ書込可能な記録媒体,同一領域に対して何回でも
情報の上書きが可能な記録媒体のいずれであるかとを確
認し、その確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか否
かを判断するための時間を決定し、その決定した時間中
のエラーリトライによって上記回転速度をさらに減速す
ることなく以後の情報の再生が成功した場合に、上記回
転速度を減速前の元の回転速度に戻す回転速度制御手段
を備えた情報再生装置にするとよい。
【0016】さらに、上記のような情報再生装置におい
て、上記決定した時間中に再生する最小単位ブロックは
エラーの発生した最小単位ブロックよりもエラー訂正能
力が高いか否かを確認し、高いと確認されたときには直
ちに上記回転速度を減速前の元の回転速度に戻す手段を
設けるとよい。
【0017】また、回転駆動させた記録媒体に記録され
ている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラ
ーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速させ
て再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエ
ラーを訂正する機構が存在するか否かを確認し、その確
認結果に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判断する
ための時間を決定し、その決定した時間中のエラーリト
ライによって上記回転速度をさらに減速することなく以
後の情報の再生が成功した場合に、上記回転速度を減速
前の元の回転速度に戻す情報再生方法を提供する。
【0018】さらに、回転駆動させた記録媒体に記録さ
れている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エ
ラーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速さ
せて再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックに
エラーを訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコ
ピーの有無とを確認し、その確認結果に基づいて回転速
度を元に戻すか否かを判断するための時間を決定し、そ
の決定した時間中のエラーリトライによって上記回転速
度をさらに減速することなく以後の情報の再生が成功し
た場合に、上記回転速度を減速前の元の回転速度に戻す
情報再生方法にするとよい。
【0019】また、回転駆動させた記録媒体に記録され
ている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラ
ーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速させ
て再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエ
ラーを訂正する機構が存在するか否かと上記記録媒体が
読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能な記録媒
体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが可能な記
録媒体のいずれであるかとを確認し、その確認結果に基
づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するための時間
を決定し、その決定した時間中のエラーリトライによっ
て上記回転速度をさらに減速することなく以後の情報の
再生が成功した場合に、上記回転速度を減速前の元の回
転速度に戻す情報再生方法にするとよい。
【0020】さらに、回転駆動させた記録媒体に記録さ
れている情報を再生する際にエラーが発生したとき、エ
ラーリトライによって上記記録媒体の回転速度を減速さ
せて再生し、上記記録媒体の情報の最小単位ブロックに
エラーを訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコ
ピーの有無と上記記録媒体が読み出し専用の記録媒体,
1回だけ書込可能な記録媒体,同一領域に対して何回で
も情報の上書きが可能な記録媒体のいずれであるかとを
確認し、その確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか
否かを判断するための時間を決定し、その決定した時間
中のエラーリトライによって上記回転速度をさらに減速
することなく以後の情報の再生が成功した場合に、上記
回転速度を減速前の元の回転速度に戻す情報再生方法に
するとよい。
【0021】さらにまた、上記のような情報再生方法に
おいて、上記決定した時間中に再生する最小単位ブロッ
クはエラーの発生した最小単位ブロックよりもエラー訂
正能力が高いか否かを確認し、高いと確認されたときに
は直ちに上記回転速度を減速前の元の回転速度に戻すと
よい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の情報
再生装置の一実施形態である光ディスクドライブの構成
を示すブロック図である。この光ディスクドライブは、
CD−ROMドライブ,CD−R/RWドライブ,DV
Dドライブ等の情報再生装置であり、情報の読み出し専
用のCD−ROMディスク,情報を1回だけ書込可能な
CD−Rディスク,情報を同一領域に対して何回でも上
書きが可能なCD−RWディスク,DVDディスク等の
情報記録媒体である光ディスク11を情報の再生時に任
意の回転速度で回転させるモータ1と、モータ1の回転
の制御を行う回転制御部2と、光ディスク11に対する
情報(データ)の記録及び再生時にレーザ光を照射及び
反射光を受光する光ピックアップ3と、光ピックアップ
3を光ディスク11の半径方向に移動させる駆動等の制
御を行うアクチュエータ制御部4と、光ピックアップ3
から出力される信号に所定の制御を施す信号制御部5を
備えている。
【0023】また、CPU,ROM及びRAM等からな
るマイクロコンピュータによって実現され、この光ディ
スクドライブの全体の制御を司ると共に、この発明に係
わる各種の処理を実行するドライブコントローラ6と、
ドライブコントローラ6がデータ格納等の一時記憶領域
として使用すると共に、ホストコンピュータ10から送
られてくるデータ等の一時保管場所であるバッファメモ
リ7と、光ピックアップ3のレーザ光の照射等を駆動す
るレーザ駆動回路8と、ホストコンピュータ10のコマ
ンド,データ等の送受信を行うために使用される外部イ
ンタフェイス9とを備えている。そして、ホストコンピ
ュータ10は、CPU,ROM及びRAM等からなるマ
イクロコンピュータによって実現され、この光ディスク
ドライブ装置を制御するパーソナルコンピュータであ
る。
【0024】図2は、図1に示した光ディスク11の記
録領域のフォーマットを示す図である。この光ディスク
ドライブは、図2に示すようなフォーマットの光ディス
ク11に記録された情報(データ)の再生を行う。光デ
ィスク11は、内周から、リードインエリア(Lead
−in Area)20,プログラムエリア21,リー
ドアウトエリア(Lead−out Area)22の
各領域で構成される。プログラムエリア21は、音楽等
のユーザデータを記録するエリアであり、データがトラ
ック23単位で記録され、そのトラック23の先頭アド
レス,終了アドレス,データモード等の情報がリードイ
ンエリア20内にあるトラック情報(TOC)と呼ばれ
る内容で記録される。TOCには、そのセッション24
に含まれるトラック23の情報を記録する。セッション
24は、リードイン(Lead−in)エリア20,1
つもしくは複数のトラック(Track)23,リード
アウト(Lead−out)エリア22からなる1つの
単位である。リードアウトエリア22は、セッションの
終わりを示すエリアである。
【0025】図3は、図2に示したトラック23をトラ
ックアットワンス方式で記録したときのフォーマットを
示す図である。トラック23は、1パケットで構成され
る。トラックアットワンス方式を用いた場合には、この
ユーザデータ部32は最少でも300ブロック以上なく
てはならないと規定されている。トラック23は、トラ
ックとトラックのつなぎめを意味する1セクタのブロッ
クであるリンクブロック(Link Block)30
と、トラックの先頭を意味する4セクタのブロックであ
るランインブロック(Run−in Block)31
と、ユーザから転送されたデータを記録する領域である
ユーザデータ部32と、トラックの最後を意味する2セ
クタのブロックであるランアウトブロック(Run−o
ut Block)33とからなる。
【0026】図4は、図3に示したトラック23を構成
する最小単位であるセクタの各セクタレイアウトの説明
図である。トラック23は同図の(a)〜(e)のいず
れかのレイアウトを取る。同図の(a)はCD−DAの
セクタレイアウトのフォーマットを示しており、235
2バイト(Byte)のデータ(Data)領域を有す
る。同図の(b)は、CD−ROM Mode1のセク
タレイアウトのフォーマットを示しており、12バイト
(Byte)のシンク(Sync),4バイト(Byt
e)のヘッダ(Header),2048バイト(By
te)のデータ(Data),8バイト(Byte)の
EDC,272バイト(Byte)のECC,8バイト
(Byte)のブランク(Blank)領域から構成さ
れる。
【0027】同図の(c)は、CD−ROM Mode
2のセクタレイアウトのフォーマットを示しており、1
2バイト(Byte)のシンク(Sync),4バイト
(Byte)のヘッダ(Header),2336バイ
ト(Byte)のデータ(Data)領域から構成され
る。同図の(d)は、CD−ROM Mode2/XA
Form1のセクタレイアウトのフォーマットを示し
ており、12バイト(Byte)のシンク(Syn
c),4バイト(Byte)のヘッダ(Heade
r),8バイト(Byte)のサブヘッダ(Sub H
eader),2048バイト(Byte)のデータ
(Data),8バイト(Byte)のEDC,272
バイト(Byte)のECC領域から構成される。同図
の(e)は、CD−ROM Mode2/XA For
m2のセクタレイアウトのフォーマットを示しており、
12バイト(Byte)のシンク(Sync),4バイ
ト(Byte)のヘッダ(Header),2328バ
イト(Byte)のデータ(Data)領域から構成さ
れる。
【0028】次に、図1に示した光ディスクドライブに
おけるこの発明の請求項1及び6に係わる機能及び処理
について説明する。この発明の請求項1及び6に係わる
機能では、上記ドライブコントローラ6が、回転駆動さ
せた記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラ
ーが発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の
回転速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単
位ブロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かを
確認し、その確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか
否かを判断するための時間を決定し、その決定した時間
中のエラーリトライによって回転速度をさらに減速する
ことなく以後の情報の再生が成功した場合に、回転速度
を減速前の元の回転速度に戻す回転速度制御手段の機能
を果たす。
【0029】そして、上記ドライブコントローラ6の制
御により、光ディスク11の再生時に、回転駆動させた
記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラーが
発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の回転
速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単位ブ
ロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かを確認
し、その確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか否か
を判断するための時間を決定し、その決定した時間中の
エラーリトライによって回転速度をさらに減速すること
なく以後の情報の再生が成功した場合に、回転速度を減
速前の元の回転速度に戻す処理を行う。
【0030】すなわち、この光ディスクドライブでは、
CDのように回転駆動するディスクに記録されている情
報を再生する際にエラーが発生し、減速することで再生
することに成功した場合、その再生速度を保つ。以降所
定の時間中エラーリトライによって減速することなく再
生が成功した場合に、再生速度を減速前の速度に戻す。
速度を戻すかどうかを判定する時間を決定する際、その
情報の最小単位ブロック(例えばセクタ)に、エラーを
訂正する機構(例えば、EDC/ECC)が存在するか
しないかによって異ならせる。
【0031】図5は、図1に示した光ディスクドライブ
におけるこの発明の請求項1及び6に係わるセクタを再
生する処理を示すフローチャート図である。ドライブコ
ントローラ6は、ホストコンピュータ10からセクタの
情報を再生する命令を受け付けたら、所定の再生速度
(回転速度)Xで光ディスク11を回転させてそのセク
タを再生する。ステップ(図中「S」で示す)1で再生
時にエラーが発生したら、エラーリトライによって再生
速度を減速(再生速度をYとする。Y<Xである)させ
て再生し、ステップ2で光ディスクの当該セクタ(情報
の最小単位ブロック)にエラー訂正機構(EDC/EC
C等のエラーを訂正する機構)が存在するか否かを確認
する。
【0032】ステップ2の確認でエラー訂正機構が存在
すれば、ステップ8へ進んで光ディスクにエラー訂正機
構が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間を決
定し、ステップ4へ進む。この時間は予め設定されてド
ライブコントローラ内のメモリに記憶していた時間T1
を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間T=T1に設
定する。また、ステップ2の確認でエラー訂正機構が存
在しなければ、ステップ3へ進んで光ディスクにエラー
訂正機構が存在しない場合の再生速度を元に戻すまでの
時間を決定し、ステップ4へ進む。この時間は予め設定
されてドライブコントローラ内のメモリに記憶していた
時間T2を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間T=
T2に設定する。このように、エラー訂正機構の有無に
よって再生速度を元に戻すか否かを判定するための時間
を異ならせる。
【0033】ステップ4で他のセクタの再生処理が要求
されたら、ステップ5で再生速度を減速後に(さらに減
速することなく)所定時間エラー無く再生(以後の情報
の再生成功が)できたか否かを確認する。ステップ5の
確認でエラー無く再生できたら、ステップ9へ進んでド
ライブの再生速度を減速前の元の再生速度Xに戻し、ス
テップ7へ進んで処理要求のあったセクタを再生し、こ
の処理を終了する。また、ステップ5の確認でエラー無
く再生できなかったら、ステップ6へ進んでドライブの
再生速度を戻さない(ここではXにせず、Yのまま)
で、ステップ7へ進んで処理要求のあったセクタを再生
し、この処理を終了する。
【0034】このようにして、リトライによる速度の変
化を小さくしつつも、しかるべき時間の後で速度を戻す
ことが可能になるので、頻繁な加減速に伴う騒音を低減
させつつ、高速な再生能力を発揮させることができる。
【0035】次に、図1に示した光ディスクドライブに
おけるこの発明の請求項2及び7に係わる機能及び処理
について説明する。この発明の請求項2及び7に係わる
機能では、上記ドライブコントローラ6が、回転駆動さ
せた記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラ
ーが発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の
回転速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単
位ブロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かと
時間情報のコピーの有無とを確認し、その確認結果に基
づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するための時間
を決定し、その決定した時間中のエラーリトライによっ
て回転速度をさらに減速することなく以後の情報の再生
が成功した場合に、回転速度を減速前の元の回転速度に
戻す回転速度制御手段の機能を果たす。
【0036】そして、上記ドライブコントローラ6の制
御により、光ディスク11の再生時に、回転駆動させた
記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラーが
発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の回転
速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単位ブ
ロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かと時間
情報のコピーの有無とを確認し、その確認結果に基づい
て回転速度を元に戻すか否かを判断するための時間を決
定し、その決定した時間中のエラーリトライによって回
転速度をさらに減速することなく以後の情報の再生が成
功した場合に、回転速度を減速前の元の回転速度に戻す
処理を行う。
【0037】すなわち、この光ディスクドライブでは、
CDのように回転駆動するディスクに記録されている情
報を再生する際にエラーが発生し、減速することで再生
することに成功した場合、その再生速度を保つ。以降所
定の時間中エラーリトライによって減速することなく再
生が成功した場合に、再生速度を減速前の速度に戻す。
速度を戻すかどうかを判定する時間を決定する際、その
情報の最小単位ブロック(例えばセクタ)に、エラーを
訂正する機構(例えば、EDC/ECC)が存在しない
場合に、さらに時間情報のコピー(例えばヘッダ)の有
無によって、異ならせる。
【0038】図6は、図1に示した光ディスクドライブ
におけるこの発明の請求項2及び7に係わるセクタを再
生する処理を示すフローチャート図である。ドライブコ
ントローラ6は、ホストコンピュータ10からセクタの
情報を再生する命令を受け付けたら、所定の再生速度
(回転速度)Xで光ディスク11を回転させてそのセク
タを再生する。ステップ(図中「S」で示す)11で再
生時にエラーが発生したら、エラーリトライによって再
生速度を減速(再生速度をYとする。Y<Xである)さ
せて再生し、ステップ12で光ディスクの当該セクタ
(情報の最小単位ブロック)にエラー訂正機構(EDC
/ECC等のエラーを訂正する機構)が存在するか否か
を確認する。
【0039】ステップ12の確認でエラー訂正機構が存
在すれば、ステップ20へ進んで光ディスクにエラー訂
正機構が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間
を決定し、ステップ16へ進む。この時間は予め設定さ
れてドライブコントローラ内のメモリに記憶していた時
間T1を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間T=T
1に設定する。また、ステップ12の確認でエラー訂正
機構が存在しなければ、ステップ13へ進んで光ディス
クにエラー訂正機構が存在しない場合の再生速度を元に
戻すまでの時間を決定し、ステップ14へ進む。この時
間は予め設定されてドライブコントローラ内のメモリに
記憶していた時間T2を用いて、再生速度を元に戻すま
での時間T=T2に設定する。
【0040】さらに、ステップ14で情報中に時間情報
が存在するか否か、すなわち時間情報のコピーの有無を
確認する。ステップ14の確認で時間情報が存在すれ
ば、ステップ15へ進んで上記設定した時間から時間情
報が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間に変
更する決定をし、ステップ16へ進む。この時間は予め
設定されてドライブコントローラ内のメモリに記憶して
いた時間T3を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間
T=T3に設定する。また、ステップ14の確認で時間
情報が存在しなければ、時間情報T=T2のままステッ
プ16へ進む。このように、エラー訂正機構の有無と時
間情報の有無とによって再生速度を元に戻すか否かを判
定するための時間を異ならせる。
【0041】ステップ16で他のセクタの再生処理が要
求されたら、ステップ17で再生速度を減速後に(さら
に減速することなく)所定時間エラー無く再生(以後の
情報の再生成功が)できたか否かを確認する。ステップ
17の確認でエラー無く再生できたら、ステップ21へ
進んでドライブの再生速度を減速前の元の再生速度Xに
戻し、ステップ19へ進んで処理要求のあったセクタを
再生し、この処理を終了する。また、ステップ17の確
認でエラー無く再生できなかったら、ステップ18へ進
んでドライブの再生速度を戻さない(ここではXにせ
ず、Yのまま)で、ステップ19へ進んで処理要求のあ
ったセクタを再生し、この処理を終了する。
【0042】このようにして、リトライによる速度の変
化を小さくしつつも、しかるべき時間の後で速度を戻す
ことが可能になるので、頻繁な加減速に伴う騒音を低減
させつつ、高速な再生能力を発揮させることができる。
【0043】次に、図1に示した光ディスクドライブに
おけるこの発明の請求項3及び8に係わる機能及び処理
について説明する。この発明の請求項3及び8に係わる
機能では、上記ドライブコントローラ6が、回転駆動さ
せた記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラ
ーが発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の
回転速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単
位ブロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かと
記録媒体が読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能
な記録媒体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが
可能な記録媒体のいずれであるかとを確認し、その確認
結果に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するた
めの時間を決定し、その決定した時間中のエラーリトラ
イによって回転速度をさらに減速することなく以後の情
報の再生が成功した場合に、回転速度を減速前の元の回
転速度に戻す回転速度制御手段の機能を果たす。
【0044】そして、上記ドライブコントローラ6の制
御により、光ディスク11の再生時に、回転駆動させた
記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラーが
発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の回転
速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単位ブ
ロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かと記録
媒体が読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能な記
録媒体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが可能
な記録媒体のいずれであるかとを確認し、その確認結果
に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するための
時間を決定し、その決定した時間中のエラーリトライに
よって回転速度をさらに減速することなく以後の情報の
再生が成功した場合に、回転速度を減速前の元の回転速
度に戻す処理を行う。
【0045】すなわち、この光ディスクドライブでは、
CDのように回転駆動するディスクに記録されている情
報を再生する際にエラーが発生し、減速することで再生
することに成功した場合、その再生速度を保つ。以降所
定の時間中エラーリトライによって減速することなく再
生が成功した場合に、再生速度を減速前の速度に戻す。
速度を戻すかどうかを判定する時間を決定する際、その
情報の最小単位ブロック(例えばセクタ)に、エラーを
訂正する機構(例えば、EDC/ECC)が存在するか
しないかと、ディスクが読み出し専用か、1回だけ書き
込み可能か、それとも何回でも同一領域に対してデータ
の上書きが可能かとによって、情報再生装置の再生速度
を戻すまでの時間を異ならせる。
【0046】図7は、図1に示した光ディスクドライブ
におけるこの発明の請求項3及び8に係わるセクタを再
生する処理を示すフローチャート図である。ドライブコ
ントローラ6は、ホストコンピュータ10からセクタの
情報を再生する命令を受け付けたら、所定の再生速度
(回転速度)Xで光ディスク11を回転させてそのセク
タを再生する。ステップ(図中「S」で示す)31で再
生時にエラーが発生したら、エラーリトライによって再
生速度を減速(再生速度をYとする。Y<Xである)さ
せて再生し、ステップ32で光ディスクの当該セクタ
(情報の最小単位ブロック)にエラー訂正機構(EDC
/ECC等のエラーを訂正する機構)が存在するか否か
を確認する。
【0047】ステップ32の確認でエラー訂正機構が存
在すれば、ステップ40へ進んで光ディスクにエラー訂
正機構が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間
を決定し、ステップ36へ進む。この時間は予め設定さ
れてドライブコントローラ内のメモリに記憶していた時
間T1を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間T=T
1に設定する。また、ステップ32の確認でエラー訂正
機構が存在しなければ、ステップ33へ進んで光ディス
クにエラー訂正機構が存在しない場合の再生速度を元に
戻すまでの時間を決定し、ステップ34へ進む。この時
間は予め設定されてドライブコントローラ内のメモリに
記憶していた時間T2を用いて、再生速度を元に戻すま
での時間T=T2に設定する。
【0048】さらに、ステップ34で再生中のディスク
が同一領域に何度も情報を書き換え可能なディスクか否
かを確認する。ステップ34の確認で書き換え可能なデ
ィスクなら、ステップ35へ進んで上記設定した時間か
ら書き換え可能なディスクの場合の再生速度を元に戻す
までの時間に変更する決定をし、ステップ36へ進む。
この時間は予め設定されてドライブコントローラ内のメ
モリに記憶していた時間T4を用いて、再生速度を元に
戻すまでの時間T=T4に設定する。また、ステップ3
4の確認で書き換え可能なディスクでなければ、時間情
報T=T2のままステップ36へ進む。
【0049】この処理では、ステップ34で書き換え可
能なディスクか否かのみを確認する場合を示したが、光
ディスクが読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能
な記録媒体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが
可能な記録媒体のいずれであるかを確認し、それぞれに
ついての再生速度を元に戻すまでの時間に変更する決定
を行うとよい。このように、エラー訂正機構の有無とデ
ィスクの種類とによって再生速度を元に戻すか否かを判
定するための時間を異ならせる。
【0050】ステップ36で他のセクタの再生処理が要
求されたら、ステップ37で再生速度を減速後に(さら
に減速することなく)所定時間エラー無く再生(以後の
情報の再生成功が)できたか否かを確認する。ステップ
37の確認でエラー無く再生できたら、ステップ41へ
進んでドライブの再生速度を減速前の元の再生速度Xに
戻し、ステップ39へ進んで処理要求のあったセクタを
再生し、この処理を終了する。また、ステップ37の確
認でエラー無く再生できなかったら、ステップ38へ進
んでドライブの再生速度を戻さない(ここではXにせ
ず、Yのまま)で、ステップ39へ進んで処理要求のあ
ったセクタを再生し、この処理を終了する。
【0051】このようにして、リトライによる速度の変
化を小さくしつつも、しかるべき時間の後で速度を戻す
ことが可能になるので、頻繁な加減速に伴う騒音を低減
させつつ、高速な再生能力を発揮させることができる。
【0052】次に、図1に示した光ディスクドライブに
おけるこの発明の請求項4及び9に係わる機能及び処理
について説明する。この発明の請求項4及び9に係わる
機能では、上記ドライブコントローラ6が、回転駆動さ
せた記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラ
ーが発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の
回転速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単
位ブロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かと
時間情報のコピーの有無と記録媒体が読み出し専用の記
録媒体,1回だけ書込可能な記録媒体,同一領域に対し
て何回でも情報の上書きが可能な記録媒体のいずれであ
るかとを確認し、その確認結果に基づいて回転速度を元
に戻すか否かを判断するための時間を決定し、その決定
した時間中のエラーリトライによって回転速度をさらに
減速することなく以後の情報の再生が成功した場合に、
回転速度を減速前の元の回転速度に戻す回転速度制御手
段の機能を果たす。
【0053】そして、上記ドライブコントローラ6の制
御により、光ディスク11の再生時に、回転駆動させた
記録媒体に記録されている情報を再生する際にエラーが
発生したとき、エラーリトライによって記録媒体の回転
速度を減速させて再生し、記録媒体の情報の最小単位ブ
ロックにエラーを訂正する機構が存在するか否かと時間
情報のコピーの有無と記録媒体が読み出し専用の記録媒
体,1回だけ書込可能な記録媒体,同一領域に対して何
回でも情報の上書きが可能な記録媒体のいずれであるか
とを確認し、その確認結果に基づいて回転速度を元に戻
すか否かを判断するための時間を決定し、その決定した
時間中のエラーリトライによって回転速度をさらに減速
することなく以後の情報の再生が成功した場合に、回転
速度を減速前の元の回転速度に戻す処理を行う。
【0054】すなわち、この光ディスクドライブでは、
CDのように回転駆動するディスクに記録されている情
報を再生する際にエラーが発生し、減速することで再生
することに成功した場合、その再生速度を保つ。以降所
定の時間中エラーリトライによって減速することなく再
生が成功した場合に、再生速度を減速前の速度に戻す。
速度を戻すかどうかを判定する時間を決定する際、その
情報の最小単位ブロック(例えばセクタ)に、エラーを
訂正する機構(例えば、EDC/ECC)が存在しない
場合に、さらに時間情報のコピー(例えばヘッダ)の有
無と、ディスクが読み出し専用か、1回だけ書き込み可
能か、それとも何回でも同一領域に対してデータの上書
きが可能かとによって、情報再生装置の再生速度を戻す
までの時間を異ならせる。
【0055】図8は、図1に示した光ディスクドライブ
におけるこの発明の請求項4及び9に係わるセクタを再
生する処理を示すフローチャート図である。ドライブコ
ントローラ6は、ホストコンピュータ10からセクタの
情報を再生する命令を受け付けたら、所定の再生速度
(回転速度)Xで光ディスク11を回転させてそのセク
タを再生する。ステップ(図中「S」で示す)51で再
生時にエラーが発生したら、エラーリトライによって再
生速度を減速(再生速度をYとする。Y<Xである)さ
せて再生し、ステップ52で光ディスクの当該セクタ
(情報の最小単位ブロック)にエラー訂正機構(EDC
/ECC等のエラーを訂正する機構)が存在するか否か
を確認する。
【0056】ステップ52の確認でエラー訂正機構が存
在すれば、ステップ62へ進んで光ディスクにエラー訂
正機構が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間
を決定し、ステップ58へ進む。この時間は予め設定さ
れてドライブコントローラ内のメモリに記憶していた時
間T1を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間T=T
1に設定する。また、ステップ52の確認でエラー訂正
機構が存在しなければ、ステップ53へ進んで光ディス
クにエラー訂正機構が存在しない場合の再生速度を元に
戻すまでの時間を決定し、ステップ54へ進む。この時
間は予め設定されてドライブコントローラ内のメモリに
記憶していた時間T2を用いて、再生速度を元に戻すま
での時間T=T2に設定する。
【0057】さらに、ステップ54で情報中に時間情報
が存在するか否か、すなわち時間情報のコピーの有無を
確認する。ステップ54の確認で時間情報が存在すれ
ば、ステップ55へ進んで上記設定した時間から時間情
報が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間に変
更する決定をし、ステップ56へ進む。この時間は予め
設定されてドライブコントローラ内のメモリに記憶して
いた時間T3を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間
T=T3に設定する。また、ステップ54の確認で時間
情報が存在しなければ、時間情報T=T2のままステッ
プ58へ進む。
【0058】ステップ56では再生中のディスクが同一
領域に何度も情報を書き換え可能なディスクか否かを確
認する。ステップ56の確認で書き換え可能なディスク
なら、ステップ57へ進んで上記設定した時間から書き
換え可能なディスクの場合の再生速度を元に戻すまでの
時間に変更する決定をし、ステップ58へ進む。この時
間は予め設定されてドライブコントローラ内のメモリに
記憶していた時間T4を用いて、再生速度を元に戻すま
での時間T=T4に設定する。また、ステップ56の確
認で書き換え可能なディスクでなければ、時間情報T=
T3のままステップ58へ進む。
【0059】この処理では、ステップ56で書き換え可
能なディスクか否かのみを確認する場合を示したが、光
ディスクが読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能
な記録媒体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが
可能な記録媒体のいずれであるかを確認し、それぞれに
ついての再生速度を元に戻すまでの時間に変更する決定
を行うとよい。このように、エラー訂正機構の有無と時
間情報の有無とディスクの種類とによって再生速度を元
に戻すか否かを判定するための時間を異ならせる。
【0060】ステップ58で他のセクタの再生処理が要
求されたら、ステップ59で再生速度を減速後に(さら
に減速することなく)所定時間エラー無く再生(以後の
情報の再生成功が)できたか否かを確認する。ステップ
59の確認でエラー無く再生できたら、ステップ63へ
進んでドライブの再生速度を減速前の元の再生速度Xに
戻し、ステップ61へ進んで処理要求のあったセクタを
再生し、この処理を終了する。また、ステップ59の確
認でエラー無く再生できなかったら、ステップ60へ進
んでドライブの再生速度を戻さない(ここではXにせ
ず、Yのまま)で、ステップ61へ進んで処理要求のあ
ったセクタを再生し、この処理を終了する。
【0061】このようにして、リトライによる速度の変
化を小さくしつつも、しかるべき時間の後で速度を戻す
ことが可能になるので、頻繁な加減速に伴う騒音を低減
させつつ、高速な再生能力を発揮させることができる。
【0062】次に、図1に示した光ディスクドライブに
おけるこの発明の請求項5及び10に係わる機能及び処
理について説明する。この発明の請求項5及び10に係
わる機能では、上記ドライブコントローラ6が、上述の
いずれかの回転速度制御手段の機能と共に、上記決定し
た時間中に再生する最小単位ブロックはエラーの発生し
た最小単位ブロックよりもエラー訂正能力が高いか否か
を確認し、高いと確認されたときには直ちに回転速度を
減速前の元の回転速度に戻す手段の機能も果たす。
【0063】そして、上記ドライブコントローラ6の制
御により、光ディスク11の再生時に、上述のいずれか
の回転速度制御を行うと共に、上記決定した時間中に再
生する最小単位ブロックはエラーの発生した最小単位ブ
ロックよりもエラー訂正能力が高いか否かを確認し、高
いと確認されたときには直ちに回転速度を減速前の元の
回転速度に戻す処理を行う。
【0064】すなわち、この光ディスクドライブでは、
CDのように回転駆動するディスクに記録されている情
報を再生する際にエラーが発生し、減速することで再生
することに成功した場合、その再生速度を保つ。以降所
定の時間中エラーリトライによって減速することなく再
生が成功した場合に、再生速度を減速前の速度に戻す。
この時、ディスク全体で複数の異なるMode(例え
ば、Mode1とCD−DA)を持つブロック(例えば
セクタ)の集まり(トラック)があり、各トラックのM
ode間にエラー訂正機構の存在の有無(例えばMod
e1とMode2)や、ヘッダ情報の有無(例えば、C
D−DAとMode2 Form2)が存在する場合に
おいて、エラーの発生したセクタと異なるModeのセ
クタを再生する場合で、かつエラーの発生したセクタよ
りもエラー訂正能力が高い時に限り、所定の時間が経過
していなくても回転速度をすぐに戻す。
【0065】次に、図1に示した光ディスクドライブに
おけるこの発明の請求項5及び10に係わるセクタを再
生する処理について説明する。この処理は、上述した図
5乃至図8のいずれかの回転速度制御処理に付随させて
行う制御処理であり、図5の回転速度制御処理ではステ
ップ4と5の間で、図6の回転速度制御処理ではステッ
プ16と17の間で、図7の回転速度制御処理ではステ
ップ36と37の間で、図8の回転速度制御処理ではス
テップ58と59の間で、それぞれ再生中のセクタ(最
小単位ブロック)はエラー発生したセクタに比べてエラ
ー訂正能力が高いか否かを判断し、高い場合にはドライ
ブの再生速度を戻す処理へ移行し、高くない場合は減速
後の所定時間内にエラー無く再生できたか否かの判断処
理へ移行する。こうして、予め決定した時間中に再生す
るセクタはエラーの発生したセクタよりもエラー訂正能
力が高いと確認したときには、直ちに再生速度を減速前
の元の回転速度に戻す。
【0066】図9は、図1に示した光ディスクドライブ
におけるこの発明の請求項4及び9に係わるセクタを再
生する処理に請求項5及び10に係わる制御処理適用し
たときの処理を示すフローチャート図である。ドライブ
コントローラ6は、ホストコンピュータ10からセクタ
の情報を再生する命令を受け付けたら、所定の再生速度
(回転速度)Xで光ディスク11を回転させてそのセク
タを再生する。ステップ(図中「S」で示す)71で再
生時にエラーが発生したら、エラーリトライによって再
生速度を減速(再生速度をYとする。Y<Xである)さ
せて再生し、ステップ72で光ディスクの当該セクタ
(情報の最小単位ブロック)にエラー訂正機構(EDC
/ECC等のエラーを訂正する機構)が存在するか否か
を確認する。
【0067】ステップ72の確認でエラー訂正機構が存
在すれば、ステップ83へ進んで光ディスクにエラー訂
正機構が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間
を決定し、ステップ78へ進む。この時間は予め設定さ
れてドライブコントローラ内のメモリに記憶していた時
間T1を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間T=T
1に設定する。また、ステップ72の確認でエラー訂正
機構が存在しなければ、ステップ73へ進んで光ディス
クにエラー訂正機構が存在しない場合の再生速度を元に
戻すまでの時間を決定し、ステップ74へ進む。この時
間は予め設定されてドライブコントローラ内のメモリに
記憶していた時間T2を用いて、再生速度を元に戻すま
での時間T=T2に設定する。
【0068】さらに、ステップ74で情報中に時間情報
が存在するか否か、すなわち時間情報のコピーの有無を
確認する。ステップ74の確認で時間情報が存在すれ
ば、ステップ75へ進んで上記設定した時間から時間情
報が存在する場合の再生速度を元に戻すまでの時間に変
更する決定をし、ステップ76へ進む。この時間は予め
設定されてドライブコントローラ内のメモリに記憶して
いた時間T3を用いて、再生速度を元に戻すまでの時間
T=T3に設定する。また、ステップ74の確認で時間
情報が存在しなければ、時間情報T=T2のままステッ
プ78へ進む。
【0069】ステップ76では再生中のディスクが同一
領域に何度も情報を書き換え可能なディスクか否かを確
認する。ステップ76の確認で書き換え可能なディスク
なら、ステップ77へ進んで上記設定した時間から書き
換え可能なディスクの場合の再生速度を元に戻すまでの
時間に変更する決定をし、ステップ78へ進む。この時
間は予め設定されてドライブコントローラ内のメモリに
記憶していた時間T4を用いて、再生速度を元に戻すま
での時間T=T4に設定する。また、ステップ76の確
認で書き換え可能なディスクでなければ、時間情報T=
T3のままステップ78へ進む。
【0070】この処理では、ステップ76で書き換え可
能なディスクか否かのみを確認する場合を示したが、光
ディスクが読み出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能
な記録媒体,同一領域に対して何回でも情報の上書きが
可能な記録媒体のいずれであるかを確認し、それぞれに
ついての再生速度を元に戻すまでの時間に変更する決定
を行うとよい。このように、エラー訂正機構の有無と時
間情報の有無とディスクの種類とによって再生速度を元
に戻すか否かを判定するための時間を異ならせる。
【0071】ステップ78で他のセクタの再生処理が要
求されたら、ステップ79で上記決定した時間中に再生
セクタがエラー発生セクタ(エラーの発生した最小単位
ブロック)よりもエラー訂正能力が高いか否かを確認
し、エラー訂正能力が高いならステップ84へ進んでド
ライブの再生速度を減速前の元の再生速度Xに戻し、ス
テップ82へ進んで処理要求のあったセクタを再生し、
この処理を終了する。また、ステップ79の判断でエラ
ー訂正能力が高くなければ、ステップ80で再生速度を
減速後に(さらに減速することなく)所定時間エラー無
く再生(以後の情報の再生成功が)できたか否かを確認
する。
【0072】ステップ80の確認でエラー無く再生でき
たら、ステップ84へ進んでドライブの再生速度を減速
前の元の再生速度Xに戻し、ステップ82へ進んで処理
要求のあったセクタを再生し、この処理を終了する。ま
た、ステップ80の確認でエラー無く再生できなかった
ら、ステップ81へ進んでドライブの再生速度を戻さな
い(ここではXにせず、Yのまま)で、ステップ82へ
進んで処理要求のあったセクタを再生し、この処理を終
了する。
【0073】このようにして、リトライによる速度の変
化を小さくしつつも、しかるべき時間の後で速度を戻す
ことが可能になり、また、複数の異なるモード(Mod
e)が存在する光ディスクを再生する時にも、高速な再
生能力を発揮させることができる。
【0074】なお、上述の処理では、エラー訂正機構が
存在するときに時間T1を、存在しないときに時間T2
を決定するようにしたが、エラー訂正機構が存在しない
ときに時間T1を、存在するときに時間T2を決定する
ようにしてもよい。その場合、図6に示した処理では、
エラー訂正機構と時間情報が存在するときには時間T3
を、エラー訂正機構は存在するが時間情報は存在しない
ときには時間T2をそれぞれ決定することになる。
【0075】また、図7に示した処理では、エラー訂正
機構が存在してディスクが何度も書き換え可能なときに
は時間T4を、エラー訂正機構が存在してディスクが再
生専用あるいは1回だけ書込可能なときには時間T2を
それぞれ決定することになる。さらに、図8に示した処
理では、エラー訂正機構が存在して時間情報が存在しな
いときには時間T2を、エラー訂正機構と時間情報が存
在してディスクが再生専用あるいは1回だけ書込可能な
ときには時間T3を、エラー訂正機構と時間情報が存在
してディスクが何度も書き換え可能なときには時間T4
をそれぞれ決定する。
【0076】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報再生装置と情報再生方法によれば、情報再生時の騒音
を低下させると共に、安定した情報の読み取り速度と能
力を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報再生装置の一実施形態である光
ディスクドライブの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光ディスク11の記録領域のフォ
ーマットを示す図である。
【図3】図2に示したトラック23をトラックアットワ
ンス方式で記録したときのフォーマットを示す図であ
る。
【図4】図3に示したトラック23を構成する最小単位
であるセクタの各セクタレイアウトの説明図である。
【図5】図1に示した光ディスクドライブにおけるこの
発明の請求項1及び6に係わるセクタを再生する処理を
フローチャート図である。
【図6】図1に示した光ディスクドライブにおけるこの
発明の請求項2及び7に係わるセクタを再生する処理を
フローチャート図である。
【図7】図1に示した光ディスクドライブにおけるこの
発明の請求項3及び8に係わるセクタを再生する処理を
フローチャート図である。
【図8】図1に示した光ディスクドライブにおけるこの
発明の請求項4及び9に係わるセクタを再生する処理を
フローチャート図である。
【図9】図1に示した光ディスクドライブにおけるこの
発明の請求項5及び10に係わるセクタを再生する処理
をフローチャート図である。
【符号の説明】
1:モータ 2:回転制御部 3:光ピックアップ 4:アクチュエータ制御部 5:信号制御部 6:ドライブコントローラ 7:バッファメモリ 8:レーザ駆動回路 9:外部インタフェイス 10:ホストコンピュータ 11:光ディスク 20:リードインエリア 21:プログラムエリア 22:リードアウトエリア 23:トラック 24:セッション 30:リンクブロック 31:ランインブロック 32:ユーザデータ部 33:ランアウトブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 560 G11B 20/18 560M 570 570K 572 572C 572F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かを確認し、該確認結果
    に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するための
    時間を決定し、該決定した時間中のエラーリトライによ
    って前記回転速度をさらに減速することなく以後の情報
    の再生が成功した場合に、前記回転速度を減速前の元の
    回転速度に戻す回転速度制御手段を備えたことを特徴と
    する情報再生装置。
  2. 【請求項2】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコピーの
    有無とを確認し、該確認結果に基づいて回転速度を元に
    戻すか否かを判断するための時間を決定し、該決定した
    時間中のエラーリトライによって前記回転速度をさらに
    減速することなく以後の情報の再生が成功した場合に、
    前記回転速度を減速前の元の回転速度に戻す回転速度制
    御手段を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かと前記記録媒体が読み
    出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能な記録媒体,同
    一領域に対して何回でも情報の上書きが可能な記録媒体
    のいずれであるかとを確認し、該確認結果に基づいて回
    転速度を元に戻すか否かを判断するための時間を決定
    し、該決定した時間中のエラーリトライによって前記回
    転速度をさらに減速することなく以後の情報の再生が成
    功した場合に、前記回転速度を減速前の元の回転速度に
    戻す回転速度制御手段を備えたことを特徴とする情報再
    生装置。
  4. 【請求項4】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコピーの
    有無と前記記録媒体が読み出し専用の記録媒体,1回だ
    け書込可能な記録媒体,同一領域に対して何回でも情報
    の上書きが可能な記録媒体のいずれであるかとを確認
    し、該確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか否かを
    判断するための時間を決定し、該決定した時間中のエラ
    ーリトライによって前記回転速度をさらに減速すること
    なく以後の情報の再生が成功した場合に、前記回転速度
    を減速前の元の回転速度に戻す回転速度制御手段を備え
    たことを特徴とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    情報再生装置において、 前記決定した時間中に再生する最小単位ブロックはエラ
    ーの発生した最小単位ブロックよりもエラー訂正能力が
    高いか否かを確認し、高いと確認されたときには直ちに
    前記回転速度を減速前の元の回転速度に戻す手段を設け
    たことを特徴とする情報再生装置。
  6. 【請求項6】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かを確認し、該確認結果
    に基づいて回転速度を元に戻すか否かを判断するための
    時間を決定し、該決定した時間中のエラーリトライによ
    って前記回転速度をさらに減速することなく以後の情報
    の再生が成功した場合に、前記回転速度を減速前の元の
    回転速度に戻すことを特徴とする情報再生方法。
  7. 【請求項7】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコピーの
    有無とを確認し、該確認結果に基づいて回転速度を元に
    戻すか否かを判断するための時間を決定し、該決定した
    時間中のエラーリトライによって前記回転速度をさらに
    減速することなく以後の情報の再生が成功した場合に、
    前記回転速度を減速前の元の回転速度に戻すことを特徴
    とする情報再生方法。
  8. 【請求項8】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かと前記記録媒体が読み
    出し専用の記録媒体,1回だけ書込可能な記録媒体,同
    一領域に対して何回でも情報の上書きが可能な記録媒体
    のいずれであるかとを確認し、該確認結果に基づいて回
    転速度を元に戻すか否かを判断するための時間を決定
    し、該決定した時間中のエラーリトライによって前記回
    転速度をさらに減速することなく以後の情報の再生が成
    功した場合に、前記回転速度を減速前の元の回転速度に
    戻すことを特徴とする情報再生方法。
  9. 【請求項9】 回転駆動させた記録媒体に記録されてい
    る情報を再生する際にエラーが発生したとき、エラーリ
    トライによって前記記録媒体の回転速度を減速させて再
    生し、前記記録媒体の情報の最小単位ブロックにエラー
    を訂正する機構が存在するか否かと時間情報のコピーの
    有無と前記記録媒体が読み出し専用の記録媒体,1回だ
    け書込可能な記録媒体,同一領域に対して何回でも情報
    の上書きが可能な記録媒体のいずれであるかとを確認
    し、該確認結果に基づいて回転速度を元に戻すか否かを
    判断するための時間を決定し、該決定した時間中のエラ
    ーリトライによって前記回転速度をさらに減速すること
    なく以後の情報の再生が成功した場合に、前記回転速度
    を減速前の元の回転速度に戻すことを特徴とする情報再
    生方法。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9のいずれか一項に記載
    の情報再生方法において、 前記決定した時間中に再生する最小単位ブロックはエラ
    ーの発生した最小単位ブロックよりもエラー訂正能力が
    高いか否かを確認し、高いと確認されたときには直ちに
    前記回転速度を減速前の元の回転速度に戻すことを特徴
    とする情報再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100510497B1 (ko) * 2002-11-26 2005-08-26 삼성전자주식회사 디스크 재생 장치 및 방법
JP2007257721A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Teac Corp 光ディスク装置
US8369692B2 (en) 2004-01-07 2013-02-05 Funai Electric Co., Ltd. Disk reproducing apparatus and reproducing method thereof

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