JP2000011283A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

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JP2000011283A JP10175951A JP17595198A JP2000011283A JP 2000011283 A JP2000011283 A JP 2000011283A JP 10175951 A JP10175951 A JP 10175951A JP 17595198 A JP17595198 A JP 17595198A JP 2000011283 A JP2000011283 A JP 2000011283A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各遠隔監視システムのセキュリティ性を確保
しながら一本の電話回線上に接続された複数の端末装置
の中の任意の端末装置にアクセスすることができる遠隔
監視システムを提供する。 【解決手段】 設備監視装置2からの着信に対して応答
した防犯端末装置3が通信障害を検出したとき、防犯端
末装置3の第二通信手段3eから設備端末装置1の第二
通信手段1eに対し回線接続要求を送信し、回線切り替
え手段1cによって電話回線5と設備端末装置1間を接
続すると共に、回線切り替え手段3cによって電話回線
5と防犯端末装置3間の接続を解除して定常状態に復帰
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔監視システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビル内に設置された設備機器の
監視を行なう端末装置と、遠隔地にある監視装置とを電
話回線などにより接続した遠隔監視システムが実用化さ
れている。この端末装置は、通常、顧客ビルに既に敷設
されている電話回線を利用するため、一本の電話回線を
端末装置と顧客が所有している電話器とで共同使用する
ための回線共用回路を備えている。また、端末装置に
は、異常信号の通報先となる監視装置の電話番号など監
視に必要な情報を監視装置から受信する機能、つまり、
異常発生時にダイヤル発信するだけではなく、外部から
電話がかかってきたときに着信応答する機能を備えてい
るものがある。このような着信応答機能を備えた端末装
置が顧客電話と電話回線を共用した場合、顧客電話にか
かってきた電話に誤って応答することが考えられるが、
一般には、着信があっても一定時間応答しないように端
末装置を構成することで対応している。
【0003】一方、上述した遠隔監視システムには、エ
レベータやエスカレータなどのビル内運行システムを監
視するものや、空調設備などの設備機器を監視するも
の、不法侵入者を監視するものなど多種多様なシステム
が存在する。これは、エレベータメンテナンス会社、空
調設備メンテナンス会社および警備会社などの遠隔監視
システムを提供する会社が、それぞれ自社の業務に適し
たシステムを独自に構築してきた結果であり、現実には
これらを全て兼ね備えた遠隔監視システムの存在は非常
に少ない。従って、ビルの総合的な遠隔監視を行なう場
合、複数の遠隔監視システムを導入する必要があるが、
各システム毎に電話回線を敷設すると、導入費用が高額
になり顧客にとって負担となるので、上述した回線共用
回路を利用して、一本の電話回線に複数の端末装置を接
続する手法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠隔監視システムでは、回線共用回路を利用して一本の
電話回線に複数の端末装置を接続した場合、各システム
の監視装置からの端末装置へのアクセスが問題となる。
つまり、着信応答の機能を持たない端末装置だけの場
合、あるいは着信応答機能を備えた端末装置が一台のみ
の場合は問題ないが、着信応答機能を備えた端末装置が
複数台設置された場合、着信に対してそれぞれの端末装
置が応答しようとするため、実際にはどの端末装置が監
視装置と接続されるか特定できない。また、それぞれの
端末装置に対して着信に対する応答待ち時限を別個に設
置したとしても、最も待ち時限の短い端末装置が常に最
初に着信応答することになるので、目的の端末装置に対
してアクセスできなくなってしまう。
【0005】ところで、一つの監視装置に対して複数台
の端末装置を設置した場合には、上述したような問題を
解消する方法がある。先ず、各端末装置に対し着信に対
する応答待ち時限を別個に設定しておき、監視装置より
ダイヤル発信して応答した端末装置が目的の端末装置で
ない場合、他の端末装置に設置されている待ち時限より
も十分に長い待ち時限に改めて設定してから一旦電話を
切る。その後、再度ダイヤル発信するという動作を繰り
返すことにより目的の端末装置を呼び出すことができ
る。この方法は、端末装置と監視装置との間の通信手段
や送受信するデータのフォーマットなどが一致していな
ければならないが、上述したように各々独自に構築され
たシステムが共通の通信手段およびデータフォーマット
を持つことは実際にはあり得ない。そこで、共通の通信
手段およびデータフォーマットの標準規格を制定し、各
システムに適用して行くことも考えられるが、特開平4
−100471号公報の遠隔監視システムに見られるよ
うに、端末警備会社とセンタ装置との間で予め定められ
たパスワードを送受信することにより外部からの不当な
アクセスを拒絶し、システムのセキュリティ性を高める
といった方向性が主流であり、これも現実的でない。こ
のような理由で、遠隔監視システムを提供する会社は、
それぞれ自社の遠隔監視システムと共存できるシステム
を限定しているのが実状であり、指定外のシステムを導
入する場合は新たに電話回線を敷設せざるを得なくなっ
ている。
【0006】本発明の目的とするところは、各システム
のセキュリティ性を確保すると同時に、一本の電話回線
上に接続された複数の端末装置の中の任意の端末装置に
アクセスできるようにした遠隔監視システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビル内の異なる対象を監視すると共に着信
応答機能を備えた複数の端末装置と、これらの端末装置
を一つの電話回線を介して遠隔地から監視する監視装置
とを備えた遠隔監視システムにおいて、上記各端末装置
に、定常状態で上記電話回線と他の上記端末装置間を接
続すると共に、上記監視装置からの着信に対して上記電
話回線と他の上記端末装置間の接続を解除し上記電話回
線とその上記端末装置間を接続する回線切り替え装置
と、上記監視装置からの着信に対して応答した上記端末
装置が通信障害を検出したとき、他の上記端末装置の上
記回線切り替え装置に対し回線接続要求を送信すると共
に上記応答した上記端末装置の上記回線切り替え装置を
定常状態へ復帰させる通信手段を設けたことを特徴とす
る。
【0008】本発明による遠隔監視システムは、上述の
ように定常状態で電話回線と他の端末装置間を接続する
と共に、監視装置からの着信に対して電話回線と他の端
末装置間の接続を解除し電話回線とその端末装置間を接
続する回線切り替え装置を設け、また、監視装置からの
着信に対して応答した端末装置が通信障害を検出したと
き、他の端末装置の回線切り替え装置に対し回線接続要
求を送信すると共に応答した端末装置の回線切り替え装
置を定常状態へ復帰させる通信手段を設けたため、監視
装置からのアクセスに対して着信した端末装置が通信障
害を検出した場合、その通信手段が他の端末装置の回線
切り替え装置に対し回線接続要求を送信して、その端末
装置と電話回線間を接続するように回線切り替え装置を
切り替えさせ、しかも、応答した端末装置の回線切り替
え装置に対しては定常状態へ復帰するように切り替えさ
せて接続を解除するので、通信手順やデータフォーマッ
トを他の遠隔監視システムに公開することなく所望の端
末装置と監視装置とを接続することができ、各遠隔監視
システムのセキュリティ性を確保しながら一本の電話回
線上に接続された複数の端末装置の中の任意の端末装置
にアクセスすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は、本発明の一実施の形態によ
る遠隔監視システムを示すブロック図である。このビル
内には複数の遠隔監視システムが導入され、設備端末装
置1および設備監視装置2を中心とする構成はビル内に
設置した各種設備機器の異常を監視する遠隔監視システ
ムであり、防犯端末装置3および防犯監視装置4を中心
とする構成はビル内への不法侵入者を監視する遠隔監視
システムであり、これらは共通の電話回線5を利用して
いる。
【0010】ビルに設置された少なくとも一つの設備機
器6を監視する設備端末装置1は、設備端末装置1の備
える電話回線5を接続する回線接続回路1aと、侵入者
の検出を行なう防犯センサ7の監視を行なう防犯端末装
置3と共同で電話回線5を使用するための回線共用回路
1bと、遠隔地に設置されて電話回線5を介して設備端
末装置1の監視を行なう設備監視装置2とデータの送受
信を行なう第一通信手段1dと、通常時は回線接続回路
1aと回線共用回路1bとを接続しており、設備監視装
置2との通信時は回線接続回路1aを回線共用回路1b
から切り離して第一通信手段1dに接続する回線切り替
え手段1cと、防犯端末装置3とデータの送受信を行な
う第二通信手段1eとから構成されている。設備端末装
置1における詳細な図示を省略したその他の構成につい
ては、後述する動作の説明で明らかにする。
【0011】また防犯端末装置3は、設備端末装置1を
経由して電話回線5と接続する回線接続回路3aと、防
犯端末装置3に引き込まれる電話回線5を図示しない他
の端末装置または電話器と共同で使用するための回線共
用回路3bと、通常時は回線接続回路3aと回線共用回
路3bとを接続しており、防犯監視装置4との通信時は
回線共用回路3bから切り離して回線接続回路3aを第
一通信手段3dに接続する回線切り替え手段3cと、防
犯端末装置3の監視を行なう防犯監視装置4とデータの
送受信を行なう第一通信手段3dと、設備端末装置1と
データの送受信を行なう第二通信手段3eとを備えてい
る。この防犯端末装置3における詳細な図示を省略した
その他の構成は、後述する動作の説明で明らかにする。
【0012】次に、図2に示したタイムチャートを用い
ながら、設備監視装置2からダイヤル発信したときの設
備端末装置1と設備監視装置2間の通信手順について説
明する。先ず、設備監視装置2は、設備端末装置1が接
続される局番に対してダイヤルを発信する。この着信を
検出した設備端末装置1は、回線切り替え手段1cを動
作させ、回線接続回路1aと回線共用回路1bとの接続
を切り離して回線接続回路1aと第一通信手段1d間を
接続する。次に、時点t1で設備監視装置2は、例えば
異常通報先の電話番号設定などの命令データ10を送信
する。この命令データ10を設備端末装置1が正常に受
信すると、設備端末装置1は時点t2で正常受信データ
11を設備監視装置2に送信し、さらに命令を実行した
ことを示す回答データ12を送信する。これらを受信し
た設備監視装置2は、時点t3で正常受信データ13を
設備端末装置1に送信し、通信を終了する。ここで設備
監視装置2は、命令データ10に対する正常受信データ
11が受信されない場合、規定回数だけ命令データ10
の再送信を行なうように構成されており、また設備端末
装置1は、着信検出後に命令データ10が受信されない
場合、規定時間だけ命令データ10の受信を待つように
構成されている。
【0013】次に、図3に示したタイムチャートを用い
ながら、防犯監視装置4からダイヤル発信したときの防
犯端末装置3と防犯監視装置4間での通信手順について
説明する。先ず防犯監視装置4は、防犯端末装置3が接
続される局番に対してダイヤル発信する。この着信を検
出した防犯端末装置3は、回線切り替え手段3cを動作
させて、回線接続手段3aと回線共用回路3bとの接続
を解除して回線接続手段3aを第一通信手段3dに接続
し、時点t11でパスワード14を送信する。これを受
信した防犯監視装置4は、受信したパスワードが予め登
録されたものである場合、時点t12で承認データ15
を送信すると共に、例えば異常通報先の電話番号設定な
どの命令データ16を送信する。この命令データ16を
正常に受信した場合、防犯端末装置3は時点t13で命
令データ16に対する回答データ17を送信し、通信を
終了する。ここで、防犯端末装置3は、パスワード14
の送信に対する承認データ15が受信されない場合は、
規定回数だけパスワード14のデータの再送信を行なう
ように構成されており、また防犯監視装置4は、防犯端
末装置3が着信に対して応答した後、パスワード14が
受信されない場合、規定時間だけパスワード14の受信
を待つように構成されている。
【0014】一方、設備監視装置2からのダイヤル発信
に対して防犯端末装置3が応答したときの動作について
説明する。設備監視装置2は、設備端末装置1および防
犯端末装置3が接続される局番に対してダイヤル発信し
たとき、設備端末装置1ではなく防犯端末装置3が着信
を検出すると、防犯端末装置3は回線切り替え手段3c
を動作させて回線接続回路3aと回線共用回路3bとの
接続を解除し、回線接続回路3aを第一通信手段3dに
接続する。その後、図3に示したように防犯端末装置3
は、時点t1でパスワード14を送信する。しかし、こ
のとき設備監視装置2は、図2に示したように時点t1
1で、例えば異常通報先の電話番号設定などの命令デー
タ10を設備端末装置1に送信する。
【0015】その後、防犯端末装置3は、図3に示した
パスワード14に対する承認データ15が防犯監視装置
4から発せられずにこれを受信していないので、規定回
数だけパスワード14の再送信を行なう。説明が前後す
るが防犯端末装置3は、規定回数のパスワード14の再
送信を行なった後、第二通信手段3eにより設備端末装
置1に対して回線接続を要求するように構成されてい
る。従って、規定回数のパスワード14の再送信を行な
っても承認データ15を受信することができないので、
ここでは通信障害を検出したことになり、防犯端末装置
3は第二通信手段3eにより設備端末装置1の第二通信
手段1eに対して回線接続要求を行なうことになる。
【0016】この回線接続要求を受信した設備端末装置
1の第二通信手段1eは、回線切り替え手段1cを動作
させて回線接続回路1aと回線共用回路1bとの接続を
解除し、回線接続回路1aを第一通信手段1dと接続す
る。このとき設備監視装置2は、時点t1での命令デー
タ10に対する正常受信データ11が受信されないと
き、規定回数だけ命令データ10の再送信を行なうよう
に構成されているので、再送信された命令データ10を
設備端末装置1が受信することになり、設備端末装置1
は正常受信データ11を送信する。この後の通信手順
は、図2に示したタイムチャートに従って正常に行われ
ることになる。一方、防犯端末装置3の第二通信手段3
eは、回線接続要求を送信した後、通信を終了し回線切
り替え手段3cを動作させて回線接続回路3aと第一通
信手段3dとの接続を解除し、回線接続回路3aと回線
共用回路3bとを接続して図示の定常状態に復帰する。
【0017】同様に、防犯監視装置4からのダイヤル発
信に対して設備端末装置1が応答したときの動作につい
て次に説明する。先ず、防犯監視装置4は、防犯端末装
置3および設備端末装置1が接続される局番に対してダ
イヤル発信する。このとき、防犯端末装置3ではなく設
備端末装置1が着信を検出し、回線切り替え手段1cを
動作させて回線接続回路1aと回線共用回路1bとの接
続を解除し、回線接続回路1aを第一通信手段1dと接
続したとする。この場合、設備端末装置1は図2に示し
たように設備監視装置2からの命令データ10の受信待
ち状態となる。一方、同時に防犯監視装置4は、図3に
示したように防犯端末装置3からのパスワード14の受
信待ち状態となっている。
【0018】設備端末装置1は、規定時間だけ命令デー
タ10の受信を待った後、命令データ10の受信がない
場合、通信障害を検出したとして、第二通信手段1eに
より防犯端末装置3の第二通信手段3eに対して回線接
続要求を送信するように構成されており、また回線接続
要求を送信後、通信を終了し回線切り替え手段1cを動
作させて回線接続回路1aと第一通信手段1dとの接続
を断ち、回線接続回路1aを回線共用回路1bに接続し
定常状態に復帰するように構成されている。従って、命
令データ10の受信がない設備端末装置1は、通信障害
を検出したとして、第二通信手段1eにより防犯端末装
置3の第二通信手段3eに対し回線接続要求を送信す
る。これを受信した防犯端末装置3は、第二通信手段3
eにより回線切り替え手段3cを動作させて回線接続回
路3aと回線共用回路3bとの接続を解除し、回線接続
回路3aを第一通信手段3dに接続する。また設備端末
装置1は、回線接続要求を送信後、通信を終了し回線切
り替え手段1cを動作させて回線接続回路1aと第一通
信手段1dとの接続を断ち、回線接続回路1aを回線共
用回路1bに接続し定常状態に復帰する。この時点で、
防犯監視装置4と防犯端末装置3間は接続され、防犯端
末装置3は、図3に示したパスワード14を防犯監視装
置4に送信することになり、その後の通信手順は図3に
従って正常に行なわれる。
【0019】このような実施の形態によれば、通信手順
やデータフォーマットを他の遠隔監視システムに公開す
ることなく所望の端末装置と監視装置とを接続すること
ができ、各遠隔監視システムのセキュリティ性を確保し
ながら一本の電話回線上に接続された複数の端末装置の
中の任意の端末装置にアクセスすることができる。つま
り、設備監視装置2からの着信に対して応答した防犯端
末装置3が通信障害を検出したとき、防犯端末装置3か
ら設備端末装置1に対し回線接続要求を送信するように
構成したため、設備監視装置2からの着信に対して防犯
端末装置3が応答した場合、防犯端末装置3からの回線
接続要求によって設備端末装置1と設備監視装置2を接
続して通信を継続させることができる。同様に、防犯監
視装置4からの着信に対して応答した設備端末装置1が
通信障害を検出したとき、防犯端末装置3に対し回線接
続要求を送信するように構成したため、防犯監視装置4
からの着信に対して設備端末装置1が応答した場合、設
備端末装置1からの回線接続要求によって防犯端末装置
3と防犯監視装置4を接続して通信を継続させることが
できる。
【0020】尚、上述した実施の形態は、設備機器を監
視する遠隔監視システムと、不法侵入者を監視する遠隔
監視システムについて説明したが、その他の遠隔監視シ
ステムを含んだり、その他の遠隔監視システムで構成し
ても同様の効果を期待することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明による遠隔監
視システムは、監視装置からのアクセスに対して着信し
た端末装置が通信障害を検出した場合、その通信手段が
他の端末装置の回線切り替え装置に対し回線接続要求を
送信して、その端末装置と電話回線間を接続するように
回線切り替え装置を切り替えさせ、しかも、応答した端
末装置の回線切り替え装置に対しては定常状態へ復帰す
るように切り替えさせて接続を解除するようにしたた
め、通信手順やデータフォーマットを他の遠隔監視シス
テムに公開することなく所望の端末装置と監視装置とを
接続することができ、各遠隔監視システムのセキュリテ
ィ性を確保しながら一本の電話回線上に接続された複数
の端末装置の中の任意の端末装置にアクセスすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による遠隔監視システム
のブロック構成図である。
【図2】図1に示した遠隔監視システムによる設備監視
装置と設備端末装置の通信手順を示すタイムチャートで
ある。
【図3】図1に示した遠隔監視システムによる防犯監視
装置と防犯端末装置の通信手順を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
1 設備端末装置 1a,3a 回線接続回路 1b,3b 回線共用回路 1c,3c 回線切り替え手段 1d,3d 第一通信手段 1e,3e 第二通信手段 2 設備監視装置 3 防犯端末装置 4 防犯監視装置 5 電話回線 6 設備機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 29/08 H04L 13/00 307A Fターム(参考) 5C087 BB12 BB62 BB75 CC42 CC52 DD05 DD23 DD33 EE16 FF01 FF04 FF20 FF23 GG08 GG11 GG29 GG30 GG54 GG67 5K034 AA17 CC06 EE12 FF13 HH01 HH02 HH06 LL01 LL02 TT01 5K048 AA15 BA08 BA47 BA51 DA02 DC07 EB01 EB02 EB03 GB05 HA01 HA02 5K101 KK13 LL01 MM01 VV03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビル内の異なる対象を監視すると共に着
    信応答機能を備えた複数の端末装置と、これらの端末装
    置を一つの電話回線を介して遠隔地から監視する監視装
    置とを備えた遠隔監視システムにおいて、上記各端末装
    置に、定常状態で上記電話回線と他の上記端末装置間を
    接続すると共に、上記監視装置からの着信に対して上記
    電話回線と他の上記端末装置間の接続を解除し上記電話
    回線とその上記端末装置間を接続する回線切り替え装置
    と、上記監視装置からの着信に対して応答した上記端末
    装置が通信障害を検出したとき、他の上記端末装置の上
    記回線切り替え装置に対し回線接続要求を送信すると共
    に上記応答した上記端末装置の上記回線切り替え装置を
    定常状態へ復帰させる通信手段を設けたことを特徴とす
    る遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 ビル内の異なる対象を監視すると共に着
    信応答機能を備えた複数の端末装置と、これらの端末装
    置を一つの電話回線を介して遠隔地から監視する監視装
    置とを備えた遠隔監視システムにおいて、上記各端末装
    置に、上記電話回線に接続した回線接続回路と、上記端
    末装置間を接続する回線共用回路と、定常状態で上記回
    線接続回路と上記回線共用回路間を接続すると共に、上
    記監視装置からの着信に対して上記回線接続回路と上記
    回線共用回路間の接続を解除し上記回線接続回路とその
    上記端末装置間を接続する回線切り替え装置と、上記監
    視装置からの着信に対して応答した上記端末装置が通信
    障害を検出したとき、他の上記端末装置の上記回線切り
    替え装置に対し回線接続要求を送信すると共に上記応答
    した上記端末装置の上記回線切り替え装置を定常状態へ
    復帰させる通信手段を設けたことを特徴とする遠隔監視
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、上記監視
    装置は、異なる上記端末装置をそれぞれ監視する複数台
    から成ることを特徴とする遠隔監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002216279A (ja) * 2001-01-23 2002-08-02 Fujitsu Ltd 監視システムにおけるテリトリ最適化方式
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