JP2000010338A - トナー組成物 - Google Patents
トナー組成物Info
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- JP2000010338A JP2000010338A JP19242298A JP19242298A JP2000010338A JP 2000010338 A JP2000010338 A JP 2000010338A JP 19242298 A JP19242298 A JP 19242298A JP 19242298 A JP19242298 A JP 19242298A JP 2000010338 A JP2000010338 A JP 2000010338A
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- fluoroalkyl
- toner
- compound
- toner composition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイル塗布装置を必要とせず、透明性に優
れ、且つ広い定着温度域をもち耐オフセット性に優れた
トナーを得ること。 【解決手段】 長鎖アルキルアルコールまたはアミンも
しくはフルオロアルキルアルコールまたはアミンのうち
1種または2種以上(a)、不飽和多価カルボン酸または
その無水物(b)および融点50〜150℃の合成炭化
水素ワックス(c)を反応させることによって得られる
ワックス状生成物、もしくはこれとフルオロアルキル化
合物、シロキサン化合物またはフルオロシロキサン化合
物とを遊離基存在下で反応させることによって得られる
付加生成物を含有したトナーとする。
れ、且つ広い定着温度域をもち耐オフセット性に優れた
トナーを得ること。 【解決手段】 長鎖アルキルアルコールまたはアミンも
しくはフルオロアルキルアルコールまたはアミンのうち
1種または2種以上(a)、不飽和多価カルボン酸または
その無水物(b)および融点50〜150℃の合成炭化
水素ワックス(c)を反応させることによって得られる
ワックス状生成物、もしくはこれとフルオロアルキル化
合物、シロキサン化合物またはフルオロシロキサン化合
物とを遊離基存在下で反応させることによって得られる
付加生成物を含有したトナーとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
るトナー、特にフルカラー画像形式に用いられるカラー
トナーに関する。
るトナー、特にフルカラー画像形式に用いられるカラー
トナーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた複写機やプ
リンターが普及してきているが、これに伴い複写機また
はプリンターの多機能化を目的として低エネルギー化、
高速化、あるいは定着ロールの簡素化による機械コスト
の低減などが望まれている。さらに複写機やプリンター
に使用される電子写真用トナーには定着温度が低く、耐
オフセット性にすぐれ、且つ定着強度の優れたものが望
まれている。
リンターが普及してきているが、これに伴い複写機また
はプリンターの多機能化を目的として低エネルギー化、
高速化、あるいは定着ロールの簡素化による機械コスト
の低減などが望まれている。さらに複写機やプリンター
に使用される電子写真用トナーには定着温度が低く、耐
オフセット性にすぐれ、且つ定着強度の優れたものが望
まれている。
【0003】一般に、フルカラー画像はマゼンダ、シア
ン、イエローおよびブラックの4種のトナーをそれぞれ
複数回に分けて転写材に加熱融解して転写し、画像を形
成するものであり、ここで用いられるトナーは加熱した
際の溶融性および混色性が良いことが必要であり、且つ
軟化点および溶融粘度が低いことが要求される。また、
原稿に忠実なカラー画像を得るため、シャープメルト性
が高いことが望まれるが、このようなシャープメルト性
トナーは定着ロールとの親和性が高くてオフセットが生
じやすく、また、カラー画像の定着装置においては転写
材上に複数のトナー層が形成されるために特にオフセッ
トしやすくなってしまう。
ン、イエローおよびブラックの4種のトナーをそれぞれ
複数回に分けて転写材に加熱融解して転写し、画像を形
成するものであり、ここで用いられるトナーは加熱した
際の溶融性および混色性が良いことが必要であり、且つ
軟化点および溶融粘度が低いことが要求される。また、
原稿に忠実なカラー画像を得るため、シャープメルト性
が高いことが望まれるが、このようなシャープメルト性
トナーは定着ロールとの親和性が高くてオフセットが生
じやすく、また、カラー画像の定着装置においては転写
材上に複数のトナー層が形成されるために特にオフセッ
トしやすくなってしまう。
【0004】ここで、このオフセット現象を防ぐ方法と
して従来、定着ローラーからのトナーの離型性を向上さ
せるため、離型剤としてシリコーンオイルのようなもの
を定着ローラーに塗布することが行われている。しかし
ながら、このようなオイル等の離型剤を用いた画像形成
方法では、本体の構成が複雑になることやオイル塗布に
よるロ−ラーの短寿命化などの問題が生じていた。
して従来、定着ローラーからのトナーの離型性を向上さ
せるため、離型剤としてシリコーンオイルのようなもの
を定着ローラーに塗布することが行われている。しかし
ながら、このようなオイル等の離型剤を用いた画像形成
方法では、本体の構成が複雑になることやオイル塗布に
よるロ−ラーの短寿命化などの問題が生じていた。
【0005】さらに複写機の高級化にともない両面コピ
ー機や原稿自動送り装置を搭載した複写機が広く普及し
てきており、上記のオイルの如き離型剤をローラーに塗
布するシステムでは、2回目の定着時に先に定着してい
る画像のトナーの一部がオフセットしやすくなってしま
うといった問題も生じている。
ー機や原稿自動送り装置を搭載した複写機が広く普及し
てきており、上記のオイルの如き離型剤をローラーに塗
布するシステムでは、2回目の定着時に先に定着してい
る画像のトナーの一部がオフセットしやすくなってしま
うといった問題も生じている。
【0006】上記のような問題に対し、例えば特開平3
−50559、特開平4−362953、特公平6−7
3023、特公平7−104616、特開平8−220
808で開示されているようにトナー中にワックス状の
離型剤を含有させ、オイル塗布を必要としないものが種
々提案されている。
−50559、特開平4−362953、特公平6−7
3023、特公平7−104616、特開平8−220
808で開示されているようにトナー中にワックス状の
離型剤を含有させ、オイル塗布を必要としないものが種
々提案されている。
【0007】しかしながらこのようなトナーにおいて
は、離型性や定着後の透明性が不十分であり、さらにワ
ックスのバインダー樹脂との分散性や相溶性に問題があ
るためにトナー中の離型剤の含有量にばらつきが出てし
まい、これが定着性に悪影響を与えてしまうといった問
題も残されており、さらなる改善が待たれている。
は、離型性や定着後の透明性が不十分であり、さらにワ
ックスのバインダー樹脂との分散性や相溶性に問題があ
るためにトナー中の離型剤の含有量にばらつきが出てし
まい、これが定着性に悪影響を与えてしまうといった問
題も残されており、さらなる改善が待たれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記のような問題を解決しようとするものであ
り、透明性に優れ、且つ広い定着温度域をもち耐オフセ
ット性に優れたトナーを提供することである。
における上記のような問題を解決しようとするものであ
り、透明性に優れ、且つ広い定着温度域をもち耐オフセ
ット性に優れたトナーを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、長鎖ア
ルキルアルコールまたはアミンもしくはフルオロアルキ
ルアルコールまたはアミン(a)、不飽和多価カルボン
酸またはその無水物(b)および融点50〜150℃の
合成炭化水素ワックス(c)とを反応させることによっ
て得られるワックス状生成物、またはこのワックス状生
成物とフルオロアルキル化合物、シロキサン化合物また
はフルオロシロキサン化合物とを遊離基存在下で反応さ
せることによって得られる付加生成物をトナー中に含有
させることにより、広い定着温度域をもち、かつ透明性
に優れたトナーを得ることができる。
ルキルアルコールまたはアミンもしくはフルオロアルキ
ルアルコールまたはアミン(a)、不飽和多価カルボン
酸またはその無水物(b)および融点50〜150℃の
合成炭化水素ワックス(c)とを反応させることによっ
て得られるワックス状生成物、またはこのワックス状生
成物とフルオロアルキル化合物、シロキサン化合物また
はフルオロシロキサン化合物とを遊離基存在下で反応さ
せることによって得られる付加生成物をトナー中に含有
させることにより、広い定着温度域をもち、かつ透明性
に優れたトナーを得ることができる。
【0010】これにより、複写機の低エネルギー化はも
ちろんのこと、高速化や両面印刷時に起こるオフセット
を防止することができる。
ちろんのこと、高速化や両面印刷時に起こるオフセット
を防止することができる。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明におけるワックス状生成物は、不飽
和多価カルボン酸またはその無水物(b)をアルコール
またはアミン類(a)を用いて修飾し、つぎにこれを遊
離基存在下で合成炭化水素ワックス(c)に付加させる
か、もしくは先に遊離基存在下で合成炭化水素ワックス
(c)に不飽和多価カルボン酸またはその無水物(b)
を付加させてからアルコールやアミン類(a)と反応さ
せることによって得ることができる。ここで、合成炭化
水素ワックス(c)としてα−オレフィン類を用いた場
合には不飽和多価カルボン酸またはその誘導体との反応
に遊離基を使用せずともよく、高温におけるエン反応も
利用することができる。また、上記3成分(a)、
(b)、(c)の量的関係は特に限定されるものではな
いが、高い離型性能やバインダー樹脂への分散、相溶性
能を発揮させるため、合成炭化水素ワックス(c)に対
して不飽和多価カルボン酸(b)0.5〜1.5モル当
量、アルコールやアミン類(a)0.2〜3.0モル当
量使用することが好ましい。
和多価カルボン酸またはその無水物(b)をアルコール
またはアミン類(a)を用いて修飾し、つぎにこれを遊
離基存在下で合成炭化水素ワックス(c)に付加させる
か、もしくは先に遊離基存在下で合成炭化水素ワックス
(c)に不飽和多価カルボン酸またはその無水物(b)
を付加させてからアルコールやアミン類(a)と反応さ
せることによって得ることができる。ここで、合成炭化
水素ワックス(c)としてα−オレフィン類を用いた場
合には不飽和多価カルボン酸またはその誘導体との反応
に遊離基を使用せずともよく、高温におけるエン反応も
利用することができる。また、上記3成分(a)、
(b)、(c)の量的関係は特に限定されるものではな
いが、高い離型性能やバインダー樹脂への分散、相溶性
能を発揮させるため、合成炭化水素ワックス(c)に対
して不飽和多価カルボン酸(b)0.5〜1.5モル当
量、アルコールやアミン類(a)0.2〜3.0モル当
量使用することが好ましい。
【0013】アルコールやアミン類(a)としては、例
えば、オクタノール、ドデカノール、ステアリルアルコ
ール、ノナコサノール、ペンタデカノール、N−メチル
ヘキシルアミン、ノニルアミン、ステアリルアミン、ノ
ナデシルアミンなどの長鎖アルキル鎖をもつものを使用
することができ、また2−(パーフルオロブチル)エタ
ノール、2−(パーフルオロヘキシル)エタノール、2
−(パーフルオロオクチル)プロパノール、1H,1
H,7H−ドデカフルオロヘプタノール、4,4−ヘキ
サフルオロイソプロピリデンジフェノール、2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロピルアミン、フルオロ
アニリンなどのフルオロアルコールやアミン類などの1
種または2種以上の混合物が使用できる。
えば、オクタノール、ドデカノール、ステアリルアルコ
ール、ノナコサノール、ペンタデカノール、N−メチル
ヘキシルアミン、ノニルアミン、ステアリルアミン、ノ
ナデシルアミンなどの長鎖アルキル鎖をもつものを使用
することができ、また2−(パーフルオロブチル)エタ
ノール、2−(パーフルオロヘキシル)エタノール、2
−(パーフルオロオクチル)プロパノール、1H,1
H,7H−ドデカフルオロヘプタノール、4,4−ヘキ
サフルオロイソプロピリデンジフェノール、2,2,
3,3,3−ペンタフルオロプロピルアミン、フルオロ
アニリンなどのフルオロアルコールやアミン類などの1
種または2種以上の混合物が使用できる。
【0014】不飽和多価カルボン酸またはその無水物
(b)としては、たとえばマレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、無水
シトラコン酸などの1種または2種以上の混合物が使用
できる。アルコールやアミン類(a)を用いて修飾する
場合において、その反応性が優れている点から、無水物
が好ましい。
(b)としては、たとえばマレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、無水
シトラコン酸などの1種または2種以上の混合物が使用
できる。アルコールやアミン類(a)を用いて修飾する
場合において、その反応性が優れている点から、無水物
が好ましい。
【0015】本発明に使用する合成炭化水素ワックス
(c)としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックス、フィッシャートロプシュワックス、α−オ
レフィンなどがあげられるが、上記のような反応を行っ
た場合、一部未反応のものが残り、融点が低く特に液状
のものを用いたときにはこの未反応物により定着ロール
の汚染やトナーのブロッキングが生じてしまう場合があ
り、一方、融点が高いワックス類を用いた場合には反応
生成物自体の融点が高くなり、低温における定着性が悪
くなってしまう。よって、本発明に使用する合成炭化水
素ワックスとしては融点が50〜150℃のものが好ま
しい。
(c)としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックス、フィッシャートロプシュワックス、α−オ
レフィンなどがあげられるが、上記のような反応を行っ
た場合、一部未反応のものが残り、融点が低く特に液状
のものを用いたときにはこの未反応物により定着ロール
の汚染やトナーのブロッキングが生じてしまう場合があ
り、一方、融点が高いワックス類を用いた場合には反応
生成物自体の融点が高くなり、低温における定着性が悪
くなってしまう。よって、本発明に使用する合成炭化水
素ワックスとしては融点が50〜150℃のものが好ま
しい。
【0016】遊離基を存在させる方法として有機過酸化
物を使用するが、ジターシャリーブチルパーオキサイ
ド、ターシャリーブチルハイドロパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、ターシャリーブチルクミルハイド
ロパーオキサイド、クミルハイドロパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ター
シャリーブチルパーオキシイソプロピルモノカルボナー
ト、1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、メチルエチル
ケトンパーオキサイドなどの1種または2種以上の混合
物が使用できる。
物を使用するが、ジターシャリーブチルパーオキサイ
ド、ターシャリーブチルハイドロパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、ターシャリーブチルクミルハイド
ロパーオキサイド、クミルハイドロパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ター
シャリーブチルパーオキシイソプロピルモノカルボナー
ト、1,1−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、メチルエチル
ケトンパーオキサイドなどの1種または2種以上の混合
物が使用できる。
【0017】本発明において、遊離基存在下での付加に
使用できるフルオロアルキル化合物としては、例えば1
−メトキシ−(パーフルオロ−2−メチル−1−プロペ
ン)、へキサフルオロアセトン、3−パーフルオロオク
チル−1,2−エポキシプロパン、3−(1H,1H,
5H−オクタフルオロペンチルオキシ)−1,2−エポ
キシプロパン、3−(2,2,3,3−テトラフルオロ
プロポキシ)−1,2−エポキシプロパン、2−(パー
フルオロブチル)エチルブロマイド、パーフルオロオク
チルブロマイドなどの1種または2種以上の混合物が使用
できる。また、長いフルオロアルキル鎖をもつものほど
効果を発揮するものであるが、長いアルキル鎖を持つも
のほど反応性は低くなり、系内に未反応物が残ることと
なる。よって好ましくは沸点が200℃以下で反応終了
後に容易に留去できるものが望ましい。
使用できるフルオロアルキル化合物としては、例えば1
−メトキシ−(パーフルオロ−2−メチル−1−プロペ
ン)、へキサフルオロアセトン、3−パーフルオロオク
チル−1,2−エポキシプロパン、3−(1H,1H,
5H−オクタフルオロペンチルオキシ)−1,2−エポ
キシプロパン、3−(2,2,3,3−テトラフルオロ
プロポキシ)−1,2−エポキシプロパン、2−(パー
フルオロブチル)エチルブロマイド、パーフルオロオク
チルブロマイドなどの1種または2種以上の混合物が使用
できる。また、長いフルオロアルキル鎖をもつものほど
効果を発揮するものであるが、長いアルキル鎖を持つも
のほど反応性は低くなり、系内に未反応物が残ることと
なる。よって好ましくは沸点が200℃以下で反応終了
後に容易に留去できるものが望ましい。
【0018】また、ポリシロキサン化合物、フルオロシ
ロキサン化合物として、例えば下記の一般式で示される
さまざまな種類のものを使用することができる。
ロキサン化合物として、例えば下記の一般式で示される
さまざまな種類のものを使用することができる。
【0019】
【化1】
【0020】〔式中、m,nは整数、R1,R2,R3
は水素、アルキル、フルオロアルキル、アルケニル、ア
ルキルエステル、アルキルエーテル、メタクリル、エポ
キシ基を示す。〕また、上記の一般式で示されるもの以
外にも、環状のシロキサン化合物も使用することができ
る。反応終了後、一部未反応のフルオロアルキル化合
物、シロキサン化合物、またはフルオロシロキサン化合
物が付加生成物中に残る場合があり、これがトナーの耐
ブロッキング性に悪影響を与えてしまうことが考えられ
る。よって好ましくは沸点が200℃以下で反応終了後
に容易に留去できるものを使用することが望ましい。
は水素、アルキル、フルオロアルキル、アルケニル、ア
ルキルエステル、アルキルエーテル、メタクリル、エポ
キシ基を示す。〕また、上記の一般式で示されるもの以
外にも、環状のシロキサン化合物も使用することができ
る。反応終了後、一部未反応のフルオロアルキル化合
物、シロキサン化合物、またはフルオロシロキサン化合
物が付加生成物中に残る場合があり、これがトナーの耐
ブロッキング性に悪影響を与えてしまうことが考えられ
る。よって好ましくは沸点が200℃以下で反応終了後
に容易に留去できるものを使用することが望ましい。
【0021】本発明では上記ワックス状生成物または付
加生成物をトナー100重量部中に0.5〜20重量
部、さらに好ましくは1〜10重量部添加することによ
り、効力を発揮するものである。
加生成物をトナー100重量部中に0.5〜20重量
部、さらに好ましくは1〜10重量部添加することによ
り、効力を発揮するものである。
【0022】次に上記ワックス状生成物または付加生成
物を含有するトナーについて以下説明する。
物を含有するトナーについて以下説明する。
【0023】本発明に使用されるバインダー樹脂とし
て、トナー用に一般に使用されるポリエステル系樹脂を
含むさまざまな低軟化点熱可塑性樹脂を用いる事ができ
る。上記ワックス状生成物または付加生成物は各種バイ
ンダー樹脂への分散性が良好であり、トナー粉砕時にお
ける離型剤の離脱現象を防止することができる。また、
本発明におけるワックス状生成物または付加生成物は溶
融粉砕トナーに限定されるものではなく、重合トナーに
も使用することができる。
て、トナー用に一般に使用されるポリエステル系樹脂を
含むさまざまな低軟化点熱可塑性樹脂を用いる事ができ
る。上記ワックス状生成物または付加生成物は各種バイ
ンダー樹脂への分散性が良好であり、トナー粉砕時にお
ける離型剤の離脱現象を防止することができる。また、
本発明におけるワックス状生成物または付加生成物は溶
融粉砕トナーに限定されるものではなく、重合トナーに
も使用することができる。
【0024】本発明に使用される着色剤としてはカーボ
ンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン
染料、アニリンブルー、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン、ハンザイエローG、ローダミン6
G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエロー、キ
ナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベンガル、ト
リアリルメタン系染料、モノアゾ系、ジスアゾ系、染顔
料など従来知られているいかなる染顔料をも単独もしく
は混合して使用することができる。これら着色剤の使用
量はバインダー樹脂に対して通常1〜30wt%、好ま
しくは3〜20wt%である。
ンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン
染料、アニリンブルー、フタロシアニンブルー、フタロ
シアニングリーン、ハンザイエローG、ローダミン6
G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエロー、キ
ナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベンガル、ト
リアリルメタン系染料、モノアゾ系、ジスアゾ系、染顔
料など従来知られているいかなる染顔料をも単独もしく
は混合して使用することができる。これら着色剤の使用
量はバインダー樹脂に対して通常1〜30wt%、好ま
しくは3〜20wt%である。
【0025】荷電制御剤としてはできるだけ無色のもの
が好ましく、サリチル酸やサリチル酸誘導体などの亜鉛
塩などを使用することができる。
が好ましく、サリチル酸やサリチル酸誘導体などの亜鉛
塩などを使用することができる。
【0026】外添剤としてはシリカ、アルミナ、チタニ
アなどの無機微粒子およびそれらを疎水化したもの、シ
リコーン樹脂、フッ素系樹脂などの有機微粒子、高級脂
肪酸の金属塩等の滑剤などがある。
アなどの無機微粒子およびそれらを疎水化したもの、シ
リコーン樹脂、フッ素系樹脂などの有機微粒子、高級脂
肪酸の金属塩等の滑剤などがある。
【0027】以上、これまで挙げたトナーの構成材料と
本発明によるワックス状生成物または付加生成物とを混
練してトナーとして評価した結果、低分子量ポリエチレ
ン、低分子量ポリプロピレンやカルナバワックスを離型
剤として配合したトナーに比べて透明性、低温における
定着性に優れたトナーを得ることができた。
本発明によるワックス状生成物または付加生成物とを混
練してトナーとして評価した結果、低分子量ポリエチレ
ン、低分子量ポリプロピレンやカルナバワックスを離型
剤として配合したトナーに比べて透明性、低温における
定着性に優れたトナーを得ることができた。
【0028】次に製造例、実施例および比較例をあげて
本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0029】
【0030】 製造例1 炭素数50の末端アルコール型ワックス(ペトロライト
社製品、商品名ユニリン700アルコール、分子量70
0)100重量部をフラスコに仕込み、120℃に加熱
した後、撹拌下でこれに無水マレイン酸(分子量98)
20重量部を添加し、120℃で2時間反応させた。つ
ぎにこれに融点95℃のフィッシャートロプシュワック
ス(サゾール社製品、商品名サゾール・ワックスH1、
分子量680)120重量部を添加して150℃に加熱
し、ジクミルパーオキサイド(日本油脂製品、パークミ
ルD、分子量270)5重量部とキシレン10重量部の
溶液を1時間かけて滴下後1時間熟成した。ついで減圧
下で溶媒や開始剤の分解生成物を留去して目的とするワ
ックス状生成物を得た。
社製品、商品名ユニリン700アルコール、分子量70
0)100重量部をフラスコに仕込み、120℃に加熱
した後、撹拌下でこれに無水マレイン酸(分子量98)
20重量部を添加し、120℃で2時間反応させた。つ
ぎにこれに融点95℃のフィッシャートロプシュワック
ス(サゾール社製品、商品名サゾール・ワックスH1、
分子量680)120重量部を添加して150℃に加熱
し、ジクミルパーオキサイド(日本油脂製品、パークミ
ルD、分子量270)5重量部とキシレン10重量部の
溶液を1時間かけて滴下後1時間熟成した。ついで減圧
下で溶媒や開始剤の分解生成物を留去して目的とするワ
ックス状生成物を得た。
【0031】 製造例2 第1級ステアリルアミン(花王製品、商品名ファーミン
80、分子量270)100重量部をフラスコに仕込
み、120℃に加熱した後、撹拌下でこれに無水マレイ
ン酸40重量部を添加し、120℃で2時間反応させ
た。つぎにこれに融点94.2℃のポリエチレンワック
ス(ペトロライト社製品、商品名ポリワックス600、
分子量600)300重量部を添加して150℃に加熱
し、ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルモノカ
ルボネート(日本油脂製品、パーブチルI、分子量16
0)8重量部とキシレン25重量部の溶液を1時間かけ
て滴下後1時間熟成した。ついで減圧下で溶媒や開始剤
の分解生成物を留去して目的とするワックス状生成物を
得た。
80、分子量270)100重量部をフラスコに仕込
み、120℃に加熱した後、撹拌下でこれに無水マレイ
ン酸40重量部を添加し、120℃で2時間反応させ
た。つぎにこれに融点94.2℃のポリエチレンワック
ス(ペトロライト社製品、商品名ポリワックス600、
分子量600)300重量部を添加して150℃に加熱
し、ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルモノカ
ルボネート(日本油脂製品、パーブチルI、分子量16
0)8重量部とキシレン25重量部の溶液を1時間かけ
て滴下後1時間熟成した。ついで減圧下で溶媒や開始剤
の分解生成物を留去して目的とするワックス状生成物を
得た。
【0032】 製造例3 融点105℃のフィッシャートロプシュワックス(日本
精蝋製品、商品名FT−100、分子量700)100
重量部をフラスコに仕込み、150℃に加熱した後、無
水マレイン酸15重量部およびターシャリーブチルパー
オキシイソプロピルモノカルボネート5重量部とキシレ
ン20重量部の溶液を1時間かけて滴下した。つぎに1
時間熟成した後、溶媒を減圧下で留去し、1−オクタノ
ール(分子量130)10重量部を加えて150℃で6
時間撹拌した。
精蝋製品、商品名FT−100、分子量700)100
重量部をフラスコに仕込み、150℃に加熱した後、無
水マレイン酸15重量部およびターシャリーブチルパー
オキシイソプロピルモノカルボネート5重量部とキシレ
ン20重量部の溶液を1時間かけて滴下した。つぎに1
時間熟成した後、溶媒を減圧下で留去し、1−オクタノ
ール(分子量130)10重量部を加えて150℃で6
時間撹拌した。
【0033】つぎに上記で得たワックス状生成物100
重量部に対して沸点153℃の液状シリコーン(信越化
学製品、商品名KF−96L−1.0CS、分子量24
0)10重量部を添加し、これに1,1−ビス(ターシ
ャリーブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン(日本油脂製品、パーヘキサ3M、分子量3
03)7重量部を150℃で1時間かけて滴下した。滴
下終了後、150℃で1時間熟成し、溶媒および未反応
のシリコーン、開始剤の分解生成物等を減圧下で留去し
てワックス状のシリコーン付加物を得た。
重量部に対して沸点153℃の液状シリコーン(信越化
学製品、商品名KF−96L−1.0CS、分子量24
0)10重量部を添加し、これに1,1−ビス(ターシ
ャリーブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン(日本油脂製品、パーヘキサ3M、分子量3
03)7重量部を150℃で1時間かけて滴下した。滴
下終了後、150℃で1時間熟成し、溶媒および未反応
のシリコーン、開始剤の分解生成物等を減圧下で留去し
てワックス状のシリコーン付加物を得た。
【0034】 製造例4 製造例2で用いた融点94℃のポリエチレンワックス1
00重量部をフラスコに仕込み、150℃に加熱した
後、無水マレイン酸15重量部およびターシャリーブチ
ルパーオキシイソプロピルモノカルボネート5重量部と
キシレン20重量部の溶液を1時間かけて滴下した。つ
ぎに1時間熟成した後、2,2,3,3,4,4,5,
5−オクタフルオロ−1−ペンタノール(分子量23
2)10重量部を加えて150℃で6時間撹拌し、溶媒
を減圧下で留去して目的とするワックス状生成物を得
た。
00重量部をフラスコに仕込み、150℃に加熱した
後、無水マレイン酸15重量部およびターシャリーブチ
ルパーオキシイソプロピルモノカルボネート5重量部と
キシレン20重量部の溶液を1時間かけて滴下した。つ
ぎに1時間熟成した後、2,2,3,3,4,4,5,
5−オクタフルオロ−1−ペンタノール(分子量23
2)10重量部を加えて150℃で6時間撹拌し、溶媒
を減圧下で留去して目的とするワックス状生成物を得
た。
【0035】 実施例1 上記製造例1で得たワックス状生成物3重量部、ポリエ
ステル樹脂(Tg62℃)90重量部およびキナクリド
ン顔料10重量部を200℃で溶融混練し、冷却後に粉
砕分級し、平均粒子径12μmのトナーを得た。このト
ナーを10g/m2処理されるようにPPC紙に塗布
し、ヒートロール温度を可変可能に改造した市販複写機
の定着部(ヒートロール径:25mm、材質:フッ素樹
脂コート)に紙送り速度120mm/secにて送り、
定着可能な温度域を目視にて確認した。これにより得た
トナーの定着温度域は155〜190℃であった。ま
た、上記トナーをOHPシートにヒートロール温度19
0℃で定着させ、オーバーヘッドプロジェクターにて投
影してみたところ優れた透明性を有していた。
ステル樹脂(Tg62℃)90重量部およびキナクリド
ン顔料10重量部を200℃で溶融混練し、冷却後に粉
砕分級し、平均粒子径12μmのトナーを得た。このト
ナーを10g/m2処理されるようにPPC紙に塗布
し、ヒートロール温度を可変可能に改造した市販複写機
の定着部(ヒートロール径:25mm、材質:フッ素樹
脂コート)に紙送り速度120mm/secにて送り、
定着可能な温度域を目視にて確認した。これにより得た
トナーの定着温度域は155〜190℃であった。ま
た、上記トナーをOHPシートにヒートロール温度19
0℃で定着させ、オーバーヘッドプロジェクターにて投
影してみたところ優れた透明性を有していた。
【0036】 実施例2 実施例1で使用したワックス状生成物を製造例2で得た
ものに変えた以外は実施例1と同様の評価を行った。こ
こで得たトナーの定着温度域は160〜190℃であ
り、透明性は実施例1と同等であった。
ものに変えた以外は実施例1と同様の評価を行った。こ
こで得たトナーの定着温度域は160〜190℃であ
り、透明性は実施例1と同等であった。
【0037】 実施例3 実施例1で使用したワックス状生成物を製造例3で得た
ものに変えた以外は実施例1と同様の評価を行った。こ
こで得たトナーの定着温度域は145〜190℃と実施
例1に比べてより低温での耐オフセット性に優れ、透明
性は同等であった。
ものに変えた以外は実施例1と同様の評価を行った。こ
こで得たトナーの定着温度域は145〜190℃と実施
例1に比べてより低温での耐オフセット性に優れ、透明
性は同等であった。
【0038】 実施例4 実施例1で使用したワックス状生成物を製造例4で得た
ものに変えた以外は実施例1と同様の評価を行った。こ
こで得たトナーの定着温度域は145〜190℃であ
り、透明性は同等であった。
ものに変えた以外は実施例1と同様の評価を行った。こ
こで得たトナーの定着温度域は145〜190℃であ
り、透明性は同等であった。
【0039】 比較例1 比較試料としてワックス状生成物の代わりにカルナバワ
ックス1号を用いた以外は実施例1と同様の評価を行っ
た。この時の透明性は実施例1と同等であったものの、
定着温度域は185〜190℃と実施例1、2に比べて
非常に狭く、これ以下の温度では定着ロールの汚染や基
材のロールへの巻き付きなどがみられた。
ックス1号を用いた以外は実施例1と同様の評価を行っ
た。この時の透明性は実施例1と同等であったものの、
定着温度域は185〜190℃と実施例1、2に比べて
非常に狭く、これ以下の温度では定着ロールの汚染や基
材のロールへの巻き付きなどがみられた。
【0040】 比較例2 ワックス状生成物の代わりに低分子量ポリプロピレンワ
ックス(三洋化成製品、商品名ビスコール550P)を
用いた以外は実施例1と同様の評価を行った。この時の
定着温度域は155℃から190℃と実施例1と同様で
あったが、透明性に劣る結果となった。
ックス(三洋化成製品、商品名ビスコール550P)を
用いた以外は実施例1と同様の評価を行った。この時の
定着温度域は155℃から190℃と実施例1と同様で
あったが、透明性に劣る結果となった。
【0041】
【発明の効果】本発明のワックス状生成物または付加生
成物をトナー中に含有させることにより、広い定着温度
域をもち耐オフセット性に優れ、且つ透明性に優れたト
ナーを得ることができる。よって、このトナーを用いる
電子写真システムはオイル塗布装置を必要とせず、機械
コストの削減、小型化を達成できる。また、透明性や定
着性、特に低温定着性に優れているため、低エネルギー
化、高速化に対応でき、カラートナーを用いるフルカラ
ー電子写真システムに最適である。
成物をトナー中に含有させることにより、広い定着温度
域をもち耐オフセット性に優れ、且つ透明性に優れたト
ナーを得ることができる。よって、このトナーを用いる
電子写真システムはオイル塗布装置を必要とせず、機械
コストの削減、小型化を達成できる。また、透明性や定
着性、特に低温定着性に優れているため、低エネルギー
化、高速化に対応でき、カラートナーを用いるフルカラ
ー電子写真システムに最適である。
Claims (5)
- 【請求項1】 長鎖アルキルアルコールまたはアミンも
しくはフルオロアルキルアルコールまたはアミンのうち
1種または2種以上(a)、不飽和多価カルボン酸または
その無水物(b)および融点50〜150℃の合成炭化
水素ワックス(c)を反応させることによって得られる
ワックス状生成物を含有することを特徴とする電子写真
に適したトナー組成物。 - 【請求項2】 請求項1で得られるワックス状生成物
と、フルオロアルキル化合物、シロキサン化合物または
フルオロシロキサン化合物とを遊離基存在下で反応させ
ることによって得られる付加生成物を含有することを特
徴とする電子写真に適したトナー組成物。 - 【請求項3】 上記合成炭化水素ワックス(c)がポリ
エチレンワックス、ポリプロピレンワックス、フィッシ
ャートロプシュワックス、α−オレフィンのいずれか1
種または2種以上の混合物であることを特徴とする請求
項1記載の電子写真に適したトナー組成物。 - 【請求項4】 フルオロアルキル化合物が二重結合、カ
ルボニル基またはエポキシ基などの官能基や他のハロゲ
ン原子を含むものである請求項2記載の電子写真に適し
たトナー組成物。 - 【請求項5】 シロキサン化合物やフルオロシロキサン
化合物が下記式 【化1】 〔式中、m,nは整数、R1,R2,R3は水素、アル
キル、フルオロアルキル、アルケニル、アルキルエステ
ル、フルオロアルキルエステル、アルキルエーテル、メ
タクリル、エポキシ基を示す〕で示されるものである請
求項2記載の電子写真に適したトナー組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19242298A JP2000010338A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | トナー組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19242298A JP2000010338A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | トナー組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000010338A true JP2000010338A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16291065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19242298A Pending JP2000010338A (ja) | 1998-06-22 | 1998-06-22 | トナー組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000010338A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6492083B1 (en) | 2001-05-11 | 2002-12-10 | Lexmark International, Inc. | Toner comprising wax and functionalized enhancing agent |
JP2003035968A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー及び電子写真装置 |
US7413841B2 (en) | 2003-01-17 | 2008-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Toner, process for producing the same, two-component developing agent and method of image formation |
JP2008287256A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Toshiba Corp | 現像剤 |
US7459254B2 (en) | 2003-11-20 | 2008-12-02 | Panasonic Corporation | Toner and two-component developer |
US7595138B2 (en) | 2002-12-10 | 2009-09-29 | Panasonic Corporation | Toner, two-component developer, and image forming method |
US8501379B2 (en) | 2007-06-19 | 2013-08-06 | Ricoh Company, Ltd. | Toner and method for producing the same and developer |
JP2019023716A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | 花王株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
JP2019174673A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 花王株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
-
1998
- 1998-06-22 JP JP19242298A patent/JP2000010338A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6492083B1 (en) | 2001-05-11 | 2002-12-10 | Lexmark International, Inc. | Toner comprising wax and functionalized enhancing agent |
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JP4492001B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2010-06-30 | パナソニック株式会社 | トナー及び電子写真装置 |
US7595138B2 (en) | 2002-12-10 | 2009-09-29 | Panasonic Corporation | Toner, two-component developer, and image forming method |
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US8501379B2 (en) | 2007-06-19 | 2013-08-06 | Ricoh Company, Ltd. | Toner and method for producing the same and developer |
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JP7001224B2 (ja) | 2017-07-24 | 2022-01-19 | 花王株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
JP2019174673A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 花王株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
JP7005874B2 (ja) | 2018-03-28 | 2022-01-24 | 花王株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
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