JP2000009451A - 電子写真用感光ドラムの外観検査装置およびそれを用いた外観検査方法 - Google Patents
電子写真用感光ドラムの外観検査装置およびそれを用いた外観検査方法Info
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- JP2000009451A JP2000009451A JP17585898A JP17585898A JP2000009451A JP 2000009451 A JP2000009451 A JP 2000009451A JP 17585898 A JP17585898 A JP 17585898A JP 17585898 A JP17585898 A JP 17585898A JP 2000009451 A JP2000009451 A JP 2000009451A
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- photosensitive drum
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- inspecting
- electrophotographic photosensitive
- electrophotography
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/95—Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
- G01N21/952—Inspecting the exterior surface of cylindrical bodies or wires
-
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- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/8422—Investigating thin films, e.g. matrix isolation method
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光ドラムの塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判定
の他、回転振れの良否判否を行うことのできる外観検査
装置および該装置を用いた外観検査方法を提供する。 【解決手段】 電子写真用感光ドラムの表面検査を行う
ための外観検査装置において、検査すべき電子写真用感
光ドラムの端部を支持することができるように適宜間隔
もって配置された一対の駆動ローラが該電子写真用感光
ドラムの両端部を支持するため一組配置され、これら駆
動ローラ上に載置された電子写真用感光ドラムが、駆動
ローラを回転させることでその自重と駆動ローラーとの
摩擦により回転し外観検査が行われる。
の他、回転振れの良否判否を行うことのできる外観検査
装置および該装置を用いた外観検査方法を提供する。 【解決手段】 電子写真用感光ドラムの表面検査を行う
ための外観検査装置において、検査すべき電子写真用感
光ドラムの端部を支持することができるように適宜間隔
もって配置された一対の駆動ローラが該電子写真用感光
ドラムの両端部を支持するため一組配置され、これら駆
動ローラ上に載置された電子写真用感光ドラムが、駆動
ローラを回転させることでその自重と駆動ローラーとの
摩擦により回転し外観検査が行われる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真応用装置
における印字品質を保証するために、電子写真用感光ド
ラム（以下「感光ドラム」と略記する）の製造工程にお
いて使用される外観検査装置に関する。
における印字品質を保証するために、電子写真用感光ド
ラム（以下「感光ドラム」と略記する）の製造工程にお
いて使用される外観検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に感光ドラムは導電性円筒基体表面
上に光導電物質を含む感光層を備えたものである。かか
る感光ドラムは、電子写真応用装置である複写機或いは
プリンタ内で感光ドラム円筒軸を中心として周方向に回
転しながら感光ドラムの周辺に配置された機器の作用に
より、帯電・露光・現像・転写・除電の電子写真プロセ
スを行っている。感光ドラムは、このようなプロセスを
経て得られた電子写真画像において、その品質を左右す
る重要な機能を担っている。特に、感光ドラムの製造工
程において、基体或いは成膜中に生ずる目視可能な欠陥
は画像上の欠陥となる確率が極めて高い。従って、殆ど
の感光ドラムは製造工程において、このような欠陥を検
出するための外観検査を行っているのが現状である。
上に光導電物質を含む感光層を備えたものである。かか
る感光ドラムは、電子写真応用装置である複写機或いは
プリンタ内で感光ドラム円筒軸を中心として周方向に回
転しながら感光ドラムの周辺に配置された機器の作用に
より、帯電・露光・現像・転写・除電の電子写真プロセ
スを行っている。感光ドラムは、このようなプロセスを
経て得られた電子写真画像において、その品質を左右す
る重要な機能を担っている。特に、感光ドラムの製造工
程において、基体或いは成膜中に生ずる目視可能な欠陥
は画像上の欠陥となる確率が極めて高い。従って、殆ど
の感光ドラムは製造工程において、このような欠陥を検
出するための外観検査を行っているのが現状である。
【０００３】図５に、従来より使用されている目視によ
る感光ドラムの外観検査装置の一例を示す。感光ドラム
１１を保持しかつ該感光ドラム１１と実質的に同軸で回
転するシャフト１３は、その一端に中子１４が、他端に
ハンドル１８が固定され、ベアリング１７を介し、支持
脚２０で回転自在に保持されている。また、ベアリング
１７の、中子１４側の近傍には中子１４とともに感光ド
ラム１１の内壁１２を支持するフランジ１５とストッパ
ー１６が固定され、またハンドル１８には取手１９が取
り付けてある。
る感光ドラムの外観検査装置の一例を示す。感光ドラム
１１を保持しかつ該感光ドラム１１と実質的に同軸で回
転するシャフト１３は、その一端に中子１４が、他端に
ハンドル１８が固定され、ベアリング１７を介し、支持
脚２０で回転自在に保持されている。また、ベアリング
１７の、中子１４側の近傍には中子１４とともに感光ド
ラム１１の内壁１２を支持するフランジ１５とストッパ
ー１６が固定され、またハンドル１８には取手１９が取
り付けてある。
【０００４】感光ドラム１１が図５における右側より挿
入されると中子１４上を左へ向かって移動し、フランジ
１５に嵌合しストッパー１６にて停止する。ハンドル１
８に取り付けられた取手１９を手動にて操作することに
より、ハンドル１８を介してシャフト１３を回転させ、
感光ドラム１１を回転移動させながら感光ドラム１１表
面の外観検査を目視にて行う。
入されると中子１４上を左へ向かって移動し、フランジ
１５に嵌合しストッパー１６にて停止する。ハンドル１
８に取り付けられた取手１９を手動にて操作することに
より、ハンドル１８を介してシャフト１３を回転させ、
感光ドラム１１を回転移動させながら感光ドラム１１表
面の外観検査を目視にて行う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の外観検査装置においては、目視検査において印字品
質を品証するための塗布欠陥、凹凸欠陥の判定は行うこ
とができるが、原理的に回転振れの判定を行うことはで
きず、別に真円度測定機を用いるなどして回転振れの判
定を行っていた。感光ドラムに回転振れが生ずると、画
像に部分的に濃淡が生ずる等の問題が生ずる。
来の外観検査装置においては、目視検査において印字品
質を品証するための塗布欠陥、凹凸欠陥の判定は行うこ
とができるが、原理的に回転振れの判定を行うことはで
きず、別に真円度測定機を用いるなどして回転振れの判
定を行っていた。感光ドラムに回転振れが生ずると、画
像に部分的に濃淡が生ずる等の問題が生ずる。
【０００６】そこで本発明の目的は、感光ドラムの塗布
欠陥、凹凸欠陥の良否判定の他、回転振れの良否判定を
行うことのできる外観検査装置および該装置を用いた外
観検査方法を提供することにある。
欠陥、凹凸欠陥の良否判定の他、回転振れの良否判定を
行うことのできる外観検査装置および該装置を用いた外
観検査方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、感光ドラムを駆動ローラ
上に載置し、駆動ローラを回転させることでその自重と
駆動ローラーとの摩擦により該感光ドラムを回転させる
ことにより、感光ドラムの塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判
定の他、回転振れの良否判定をも行うことができること
を見出し、本発明を完成するに至った。
解決すべく鋭意検討した結果、感光ドラムを駆動ローラ
上に載置し、駆動ローラを回転させることでその自重と
駆動ローラーとの摩擦により該感光ドラムを回転させる
ことにより、感光ドラムの塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判
定の他、回転振れの良否判定をも行うことができること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【０００８】即ち、本発明の感光ドラムの外観検査装置
は、該感光ドラムの両端部を、載置するための一対の駆
動ローラと、これら駆動ローラ上に載置された感光ドラ
ムが、駆動ローラの回転と共にその摩擦力により回転す
る際に受ける、ドラムの軸方向に対し均一な光を照射す
る光源と、該感光ドラムからの反射光を感知するイメー
ジセンサーと、該イメージセンサーから出力される変動
電圧を読み取る画像処理装置と具備することを特徴とす
るものである。
は、該感光ドラムの両端部を、載置するための一対の駆
動ローラと、これら駆動ローラ上に載置された感光ドラ
ムが、駆動ローラの回転と共にその摩擦力により回転す
る際に受ける、ドラムの軸方向に対し均一な光を照射す
る光源と、該感光ドラムからの反射光を感知するイメー
ジセンサーと、該イメージセンサーから出力される変動
電圧を読み取る画像処理装置と具備することを特徴とす
るものである。
【０００９】本発明の外観検査装置においては、前記一
対の駆動ローラに、載置された感光ドラムの軸方向の位
置ズレを防止のために、互いに対向する方向のテーパー
加工を施すことが好ましい。
対の駆動ローラに、載置された感光ドラムの軸方向の位
置ズレを防止のために、互いに対向する方向のテーパー
加工を施すことが好ましい。
【００１０】また、本発明は、前記外観検査装置を使用
して、検査すべき感光ドラム表面の塗布欠陥、凹凸欠
陥、および回転振れの判定を行う感光ドラムの外観検査
方法に関する。
して、検査すべき感光ドラム表面の塗布欠陥、凹凸欠
陥、および回転振れの判定を行う感光ドラムの外観検査
方法に関する。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。本発明の一例外観検査装置の概念図を
図１に示す。また、図１に示す装置を側面からみた状態
を図２に示す。図示するように、検査すべき感光ドラム
２の端部を支持することができるように適宜間隔もって
配置された一対の駆動ローラ１が該感光ドラム２の両端
部を支持するために一組配置されている。これら駆動ロ
ーラ１に、図示するように互いに対向する方向のテーパ
ー加工を施すことにより、載置される感光ドラムの軸方
向の位置ズレを防止することができる。このテーパーの
角度はドラムの軸に対して４５°以上とされることがズ
レ防止に有効であり、５０°〜８０°の範囲がより好ま
しい。
照して説明する。本発明の一例外観検査装置の概念図を
図１に示す。また、図１に示す装置を側面からみた状態
を図２に示す。図示するように、検査すべき感光ドラム
２の端部を支持することができるように適宜間隔もって
配置された一対の駆動ローラ１が該感光ドラム２の両端
部を支持するために一組配置されている。これら駆動ロ
ーラ１に、図示するように互いに対向する方向のテーパ
ー加工を施すことにより、載置される感光ドラムの軸方
向の位置ズレを防止することができる。このテーパーの
角度はドラムの軸に対して４５°以上とされることがズ
レ防止に有効であり、５０°〜８０°の範囲がより好ま
しい。
【００１２】駆動ローラ１上に載置された感光ドラム２
は、駆動ローラ１を回転させることでその自重と駆動ロ
ーラー１との間の摩擦により一緒に回転する。これによ
り、目視にて感光ドラムの塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判
定の他、回転振れの良否判定を行うことができる。
は、駆動ローラ１を回転させることでその自重と駆動ロ
ーラー１との間の摩擦により一緒に回転する。これによ
り、目視にて感光ドラムの塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判
定の他、回転振れの良否判定を行うことができる。
【００１３】次に、本発明においては、感光ドラムの外
観を自動検査するために、載置された電子写真用感光ド
ラム軸方向に対し均一な光を照射する光源３（例えば蛍
光灯）と、該光源からの光を該感光ドラム上で反射させ
た反射光を感知するイメージセンサー４と、該イメージ
センサーから出力される変動電圧を読み取る画像処理装
置５とを設け、先ず、感光ドラム２を駆動ローラー１に
接触させて回転させながら光源３から光を照射し、感光
ドラム上に形成されるその光の直接反射部の外側に位置
する拡散反射部内の直接反射部との境界近傍（境界から
約２ｍｍ）にイメージセンサー４のピントを合わせる。
前記直接反射部は、ドラム表面における照射光の直接照
射領域（反射領域に同じ）であり、拡散反射部はドラム
基体または感光層内部からの反射光が、直接反射部の外
側に拡がった表面領域である。次いで、感光ドラム２の
回転振れによって発生する照射光軸とイメージセンサー
走査線のズレを利用して、イメージセンサー４から出力
される変動電圧を画像処理装置５にて読み取ることによ
り、回転振れの良否判定を行う。
観を自動検査するために、載置された電子写真用感光ド
ラム軸方向に対し均一な光を照射する光源３（例えば蛍
光灯）と、該光源からの光を該感光ドラム上で反射させ
た反射光を感知するイメージセンサー４と、該イメージ
センサーから出力される変動電圧を読み取る画像処理装
置５とを設け、先ず、感光ドラム２を駆動ローラー１に
接触させて回転させながら光源３から光を照射し、感光
ドラム上に形成されるその光の直接反射部の外側に位置
する拡散反射部内の直接反射部との境界近傍（境界から
約２ｍｍ）にイメージセンサー４のピントを合わせる。
前記直接反射部は、ドラム表面における照射光の直接照
射領域（反射領域に同じ）であり、拡散反射部はドラム
基体または感光層内部からの反射光が、直接反射部の外
側に拡がった表面領域である。次いで、感光ドラム２の
回転振れによって発生する照射光軸とイメージセンサー
走査線のズレを利用して、イメージセンサー４から出力
される変動電圧を画像処理装置５にて読み取ることによ
り、回転振れの良否判定を行う。
【００１４】光源３としては、例えば、感光ドラム２の
長手方向長さよりも長い一般的な蛍光灯（２０Ｗ程度）
を好適に使用することができる。また、イメージセンサ
ー４としては、ＣＣＤラインセンサーを使用することが
でき、かかるセンサーを２台並べて使用してもよい。画
像処理装置５としては、ＣＣＤラインセンサー用として
既知のものを使用することができる。感光ドラム表面を
中心としたときの光源３とイメージセンサー４との角度
αは、好ましくは４５°である。
長手方向長さよりも長い一般的な蛍光灯（２０Ｗ程度）
を好適に使用することができる。また、イメージセンサ
ー４としては、ＣＣＤラインセンサーを使用することが
でき、かかるセンサーを２台並べて使用してもよい。画
像処理装置５としては、ＣＣＤラインセンサー用として
既知のものを使用することができる。感光ドラム表面を
中心としたときの光源３とイメージセンサー４との角度
αは、好ましくは４５°である。
【００１５】かかる装置を用いることにより、感光ドラ
ムの回転振れの自動検査の他に、異物混入等の感光体の
塗布欠陥、凹凸欠陥の自動検査を行うこともできる。即
ち、ＣＣＤラインセンサーの画素と、感光ドラムの回転
速度との関係を規定することにより、検出すべき欠陥の
最小限の寸法を予め規定することができる。
ムの回転振れの自動検査の他に、異物混入等の感光体の
塗布欠陥、凹凸欠陥の自動検査を行うこともできる。即
ち、ＣＣＤラインセンサーの画素と、感光ドラムの回転
速度との関係を規定することにより、検出すべき欠陥の
最小限の寸法を予め規定することができる。
【００１６】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明する。図
１に示すタイプの外観検査装置を用いて、感光ドラムの
回転振れの良否判定を行った。
１に示すタイプの外観検査装置を用いて、感光ドラムの
回転振れの良否判定を行った。
【００１７】駆動ローラーは、回転振れを１０μｍ以下
に抑え、感光ドラムを支持する際、感光ドラムの位置ズ
レを防止するために端部をテーパー形状とし、感光ドラ
ム端部の外周を支持するようにした。駆動ローラーは、
感光ドラムの回転数が３０ｒｐｍとなるように回転させ
た。
に抑え、感光ドラムを支持する際、感光ドラムの位置ズ
レを防止するために端部をテーパー形状とし、感光ドラ
ム端部の外周を支持するようにした。駆動ローラーは、
感光ドラムの回転数が３０ｒｐｍとなるように回転させ
た。
【００１８】光源は感光ドラム軸方向に均一な光を照射
できるものとして、蛍光灯をベースとした照明を用い、
感光ドラム表面上に感光層表面からの直接反射であって
光量の多い直接反射部と、感光層内部または基体からの
反射を含み光量の少ない拡散反射部とを形成するよう、
照射光軸を設定した。
できるものとして、蛍光灯をベースとした照明を用い、
感光ドラム表面上に感光層表面からの直接反射であって
光量の多い直接反射部と、感光層内部または基体からの
反射を含み光量の少ない拡散反射部とを形成するよう、
照射光軸を設定した。
【００１９】イメージセンサーは感度：４００Ｖ／ｌｕ
ｘ・ｓｅｃでＣＣＤラインセンサー（画素数：２０４
８）の型名ＤＨ２０４８１３（日本エレクトロセンサリ
・デバイス社製）を用い、感光ドラム上の直接反射部近
傍の拡散反射部にピントが合うよう、走査線を設定し
た。感光ドラム表面を中心としたときの光源とイメージ
センサーとの角度αは４５°とした。
ｘ・ｓｅｃでＣＣＤラインセンサー（画素数：２０４
８）の型名ＤＨ２０４８１３（日本エレクトロセンサリ
・デバイス社製）を用い、感光ドラム上の直接反射部近
傍の拡散反射部にピントが合うよう、走査線を設定し
た。感光ドラム表面を中心としたときの光源とイメージ
センサーとの角度αは４５°とした。
【００２０】感光ドラム上の直接反射部に近い拡散反射
部に走査線を合わせることにより、感光ドラムの回転振
れに伴う照射光軸とイメージセンサー走査線のズレが生
じ、イメージセンサーの入力光量が変動する。従って、
図３のように予め良品とすべき回転振れのある感光ドラ
ムの変動を許容範囲として設定することで、図４のよう
な変動の大きいものを不良と判定することが可能とな
る。ここで、回転振れ５０μｍ以下のものを良品とした
ときの変動を求めると、±０．３Ｖであったので、許容
範囲を±０．３Ｖとして、４種類の感光ドラムに対して
実際に判定試験を行った。
部に走査線を合わせることにより、感光ドラムの回転振
れに伴う照射光軸とイメージセンサー走査線のズレが生
じ、イメージセンサーの入力光量が変動する。従って、
図３のように予め良品とすべき回転振れのある感光ドラ
ムの変動を許容範囲として設定することで、図４のよう
な変動の大きいものを不良と判定することが可能とな
る。ここで、回転振れ５０μｍ以下のものを良品とした
ときの変動を求めると、±０．３Ｖであったので、許容
範囲を±０．３Ｖとして、４種類の感光ドラムに対して
実際に判定試験を行った。
【００２１】その結果、回転振れは、夫々３０μｍ、６
０μｍ、８０μｍおよび１１０μｍとなり、良判定は３
０μｍのものだけであり、その他は不良判定となった。
ちなみに６０μｍのものが図４に示す変動電圧のもので
ある。
０μｍ、８０μｍおよび１１０μｍとなり、良判定は３
０μｍのものだけであり、その他は不良判定となった。
ちなみに６０μｍのものが図４に示す変動電圧のもので
ある。
【００２２】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の感光
ドラムの外観検査装置および該装置を用いた外観検査方
法においては、塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判定の他、回
転振れの良否判定を高精度で行うことができる。
ドラムの外観検査装置および該装置を用いた外観検査方
法においては、塗布欠陥、凹凸欠陥の良否判定の他、回
転振れの良否判定を高精度で行うことができる。
【図１】本発明の一例外観検査装置の概念図である。
【図２】図１に示す外観検査装置の概念的側面図であ
る。
る。
【図３】回転振れが小さい場合の変動電圧の例を示す線
図である。
図である。
【図４】回転振れが大きい場合の変動電圧の例を示す線
図である。
図である。
【図５】従来の目視による感光ドラムの外観検査装置の
側面図である。
側面図である。
１ 駆動ローラー ２ 感光体 ３ 光源 ４ イメージセンサー ５ 画像処理装置 １１ 感光ドラム １２ 内壁 １３ シャフト １４ 中子 １５ フランジ １６ ストッパー １７ ベアリング １８ ハンドル １９ 取手 ２０ 支持脚
フロントページの続き Ｆターム(参考） 2F065 AA48 AA49 BB16 DD15 FF41 GG03 JJ02 JJ25 MM04 PP13 PP22 QQ25 SS04 UU04 2G051 AA90 AB07 AB12 BB01 CA04 CB01 EC01 2H027 DA01 DA50 DE02 2H068 AA54 EA04 EA07 EA11 EA41 EA43
Claims (3)
- 【請求項１】 電子写真用感光ドラムの表面検査を行う
ための外観検査装置において、該電子写真用感光ドラム
の両端部を、載置するための一対の駆動ローラと、これ
ら駆動ローラ上に載置された電子写真用感光ドラムが、
前記駆動ローラの回転と共にその摩擦力により回転する
際に受ける、ドラムの軸方向に対し均一な光を照射する
光源と、該電子写真用感光ドラムからの反射光を感知す
るイメージセンサーと、該イメージセンサーから出力さ
れる変動電圧を読み取る画像処理装置とを具備すること
を特徴とする電子写真用感光ドラムの外観検査装置。 - 【請求項２】 前記一対の駆動ローラに、載置された電
子写真用感光ドラムの軸方向の位置ズレを防止のため
に、互いに対向する方向にテーパー加工が施されている
請求項１記載の電子写真用感光ドラムの外観検査装置。 - 【請求項３】 請求項１または２のいずれか一項記載の
電子写真用感光ドラムの外観検査装置を使用して、検査
すべき電子写真用感光ドラム表面の塗布欠陥、凹凸欠
陥、および回転振れの判定を行う電子写真用感光ドラム
の外観検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17585898A JP2000009451A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 電子写真用感光ドラムの外観検査装置およびそれを用いた外観検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17585898A JP2000009451A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 電子写真用感光ドラムの外観検査装置およびそれを用いた外観検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000009451A true JP2000009451A (ja) | 2000-01-14 |
Family
ID=16003437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17585898A Pending JP2000009451A (ja) | 1998-06-23 | 1998-06-23 | 電子写真用感光ドラムの外観検査装置およびそれを用いた外観検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000009451A (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| JP2006208371A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-08-10 | Showa Denko Kk | 円筒体検査装置および同方法 |
| JP2008224546A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Ricoh Co Ltd | 円筒体自動検査方法 |
| US8643901B2 (en) | 2011-11-10 | 2014-02-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Detection apparatus and method, image forming apparatus, and non-transitory computer readable medium |
| JP2017102194A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体の製造方法における検査方法 |
| CN110470671A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-11-19 | 常伍 | 一种圆坯滚检设备 |
| WO2021040986A1 (en) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | Corning Incorporated | Systems and methods for honeycomb body inspection |
-
1998
- 1998-06-23 JP JP17585898A patent/JP2000009451A/ja active Pending
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