JP2000007717A - 紫外線硬化型樹脂組成物 - Google Patents

紫外線硬化型樹脂組成物

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JP2000007717A
JP2000007717A JP10189958A JP18995898A JP2000007717A JP 2000007717 A JP2000007717 A JP 2000007717A JP 10189958 A JP10189958 A JP 10189958A JP 18995898 A JP18995898 A JP 18995898A JP 2000007717 A JP2000007717 A JP 2000007717A
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acrylate
carbon atoms
ultraviolet
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JP10189958A
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Hisaya Yamazaki
久弥 山崎
Mitsuhiro Nishimura
光弘 西村
Takashi Uchida
隆 内田
Akira Yamamoto
昭 山本
Shohei Kosakai
正平 小堺
Masatoshi Asano
雅俊 浅野
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)(メタ)アクリレートオリゴマー (B)重合性二重結合を有する反応性希釈剤 (C)光重合開始剤 を含有してなる紫外線硬化型樹脂組成物に、前記
(A),(B)及び(C)成分の合計量100重量部に
対して、 (D)SiO2単位からなる微粒子表面にR1SiO3/2
単位(R1は炭素原子数1〜20の1価炭化水素基を示
す)を導入する工程によって得られた疎水性微粒子表面
に、更にR2 3SiO1/2単位(R2は同一又は異種の炭素
原子数1〜6の1価炭化水素基を示す)を導入すること
によって得られた平均粒子径が0.01〜0.5μmで
ある球状の疎水性オルガノシロキサン微粒子0.05〜
10重量部を配合してなることを特徴とする紫外線硬化
型樹脂組成物。 【効果】 本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、耐ブロ
ッキング性及び滑り性に優れた硬化被膜を与えるもの
で、光ファイバ用のテープ化材としてばかりでなく、セ
カンダリコーティング材、着色コーティング材としても
適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐ブロッキング性
に優れ、また被膜同士の滑り性が良好である硬化被膜を
与える紫外線硬化型樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
最も大量に生産されている光ファイバ心線の代表的なも
のとしてテープ型心線がある。これは、石英ファイバの
まわりに軟らかくヤング率の温度依存性が小さいウレタ
ン系アクリレートプライマリ被膜を施し、次いでそのま
わりに硬く高ヤング率を有するウレタン系アクリレート
セカンダリー被膜を施してなる被覆ファイバを数本一列
に並べてその全体の外周をウレタン系アクリレート系紫
外線硬化型テープ化材で硬化し、集束したテープ状(板
状)のもの(リボン構造)である。
【0003】しかし、これらテープ型心線は、製造工程
でボビンに巻き取られるように生産され、重ね合わされ
るが、その際、テープ心線が板状であることから重ね合
わされる面積が大きいため、テープ心線同士がくっつい
てしまう、所謂ブロッキングが起こり易い。この場合、
ブロッキング性が高いと、次のような問題がある。即
ち、これらのテープ心線で構成される光ファイバケーブ
ルは、テープ心線が互いに重ね合わされて積層構造とな
っている。このような構造では、ケーブルが曲げられた
り、温度変化が生じたりすると、心線に長手方向に応力
が加わるが、心線同士がくっついて相互に自由に動けな
いと応力が局部的に集中し、伝送特性に悪影響を及ぼす
という問題が生じる。このため、テープ化材には、良好
な耐ブロッキング性や滑り性が要求される。
【0004】このため、従来は耐ブロッキング性の改良
のためにテープ心線製造後にその表面にタルクやシリコ
ーンオイルを塗布する方法が行われているが、この方法
ではタルクやシリコーンオイルが製造装置などに付着
し、製造現場を汚染するという問題があり、実用的とは
言い難いものであった。
【0005】また、特許第2706285号公報には、
硬化組成物中にシリカ等の無機粒子や有機粒子を添加す
る方法が示されているが、粒子の平均粒子径が10〜5
0μmと大きいため、硬化塗膜表面の凹凸が大きくな
り、伝送損失の増加、テープ心線の強度低下などの問題
がある。
【0006】更に、特開平7−102186号公報に
は、金属珪素粉末を燃焼させることによって生成する蒸
気状の珪素酸化物を冷却して得られる高純度の球状アモ
ルファスシリカ粒子を添加する方法が開示されている
が、このシリカ粒子は粒子表面にシラノール(SiO
H)基が多数存在しているため、これが硬化物表面の滑
り性、耐ブロッキング性に不利に作用し、少量の配合量
では目的の効果は得られず、添加量を増加する必要があ
り、添加量を増やすと前記と同様に伝送損失の増加、テ
ープ心線の強度低下、更にまた透明性の低下により着色
心線の識別が困難となる問題がある。シラノール(Si
OH)基の極性あるいは水素結合などにより凝集し易
く、種々の樹脂あるいは溶剤に分散し難いため、硬化性
樹脂組成物に添加した場合、経時により沈降し易いとい
う問題もある。従って、上記問題のない光ファイバ用テ
ープ材として有用な組成物の開発が望まれる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、耐ブロッキング性及び滑り性に優れた硬化被膜を与
え、光ファイバ用テープ材として好適に用いられる紫外
線硬化型樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、(A)(メタ)アクリレートオリゴマー、(B)重
合性二重結合を有する反応性希釈剤、(C)光重合開始
剤を含有してなる紫外線硬化型樹脂組成物に、前記
(A),(B)及び(C)成分の合計量100重量部に
対して、(D)SiO2単位からなる微粒子表面にR1
iO3/2単位(R1は炭素原子数1〜20の1価炭化水素
基を示す)を導入する工程によって得られた疎水性微粒
子表面に、更にR2 3SiO1/2単位(R2は同一又は異種
の炭素原子数1〜6の1価炭化水素基を示す)を導入す
ることによって得られた平均粒子径が0.01〜0.5
μmである球状の疎水性オルガノシロキサン微粒子0.
05〜10重量部を配合することにより、優れた滑り性
及び耐ブロッキング性を示す硬化被膜を与える紫外線硬
化型樹脂組成物が得られること、またこの樹脂組成物に
更に(E)変性オルガノシラン又はシロキサン0.01
〜5重量部を配合することにより、滑り性及び耐ブロッ
キング性がより向上することを知見し、本発明をなすに
至ったものである。
【0009】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、 (A)(メタ)アクリレートオリゴマー (B)重合性二重結合を有する反応性希釈剤 (C)光重合開始剤 (D)特定の製法により得られる球状の疎水性オルガノ
シロキサン微粒子 を必須成分として含有し、更に好ましくは、 (E)変性オルガノシラン又はシロキサン を含有するものであり、以下にこれらの成分を詳述す
る。
【0010】A:(メタ)アクリレートオリゴマー 本発明の紫外線硬化型樹脂組成物の第1成分である(メ
タ)アクリレートオリゴマーとしては、(メタ)アクリ
レート樹脂を主成分とする従来公知の紫外線硬化型樹脂
組成物に通常使用されるものを用いることができ、例え
ばエポキシ系(メタ)アクリレートオリゴマー、ウレタ
ン系(メタ)アクリレートオリゴマー、エーテル系(メ
タ)アクリレートオリゴマー、エステル系(メタ)アク
リレートオリゴマー、ポリカーボネート系(メタ)アク
リレートオリゴマー等が挙げられる。なお、この(メ
タ)アクリレートオリゴマーは、通常200〜100,
000、好ましくは500〜20,000の数平均分子
量を有することが望ましい。
【0011】上記(メタ)アクリレートオリゴマーは、
ポリエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂、多価アルコールとε−カプロラクトンの付
加物等の化合物と、(メタ)アクリル酸との反応によ
り、あるいはポリイソシアネート化合物及び水酸基を有
する(メタ)アクリレート化合物をウレタン化すること
により合成することができる。
【0012】エポキシ系(メタ)アクリレートオリゴマ
ーの例としては、グリシジル基を有する化合物と(メ
タ)アクリル酸との反応生成物であればいずれでも良い
が、中でもベンゼン環、ナフタレン環、スピロ環、ジシ
クロペンタジエン、トリシクロデカン等の環状構造を有
し、かつグリシジル基を有する化合物と(メタ)アクリ
ル酸の反応生成物が、硬化物のヤング率が高いので好ま
しい。
【0013】更に、これらの中でもビスフェノールA、
ビスフェノールS、ビスフェノールF等のビスフェノー
ル類及びフェノール樹脂等の芳香環を含むフェノール類
のグリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸の反応生成
物が、高ヤング率となるので好ましい。
【0014】また、ウレタン系(メタ)アクリレートオ
リゴマーは、下記に示すポリオール、イソシアネート化
合物と水酸基を有する(メタ)アクリレート化合物とを
ウレタン化することによって得られる。
【0015】更に、エーテル系(メタ)アクリレートオ
リゴマー、エステル系(メタ)アクリレートオリゴマ
ー、ポリカーボネート系(メタ)アクリレートオリゴマ
ーは、下記に例示する各々に対応するポリオールと(メ
タ)アクリル酸との反応によって得ることができる。
【0016】(ポリエーテルポリオール)ポリエーテル
ポリオールとしては、例えば、ポリエチレングリコー
ル、ポリオキシプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レンエーテルグリコール、プロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドの共重合体;テトラヒドロフランとプロ
ピレンオキサイドの共重合体;テトラヒドロフランとプ
ロピレンオキサイドの共重合体;ビスフェノールAのエ
チレンオキサイド付加体;ビスフェノールAのプロピレ
ンオキサイド付加体等を挙げることができる。
【0017】これらの市販品としては、例えば、(1)
ポリエチレングリコールとして、三洋化成工業社製の
「PEG 600」、「PEG 1000」、「PEG
2000」、(2)ポリオキシプロピレングリコール
として、武田薬品工業社製の「タケラックP−22」、
「タケラックP−21」、「タケラックP−23」、
(3)ポリテトラメチレンエーテルグリコールとして、
保土谷化学社製の「PTG650」、「PTG 85
0」、「PTG 1000」、「PTG 2000」、
「PTG 4000」、(4)プロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドの共重合体として、三井東圧化学社
製の「ED−28」、旭硝子社製の「エクセノール 5
10」、(5)テトラヒドロフランとプロピレンオキサ
イドの共重合体として、保土谷化学社製の「PPTG
1000」、「PPTG 2000」、「PPTG 4
000」、日本油脂社製の「ユニセーフ DCB−11
00」、「ユニセーフ DCB−1800」、(6)テ
トラヒドロフランとエチレンオキサイドの共重合体とし
て、日本油脂社製の「ユニセーフ DC−1100」、
「ユニセーフ DC−1800」、(7)ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加体として、日本油脂社製
の「ユニオール DA−400」、「ユニオールDA−
700」、(8)ビスフェノールAのプロピレンオキサ
イド付加体として、日本油脂社製の「ユニオール DB
−400」等を挙げることができる。
【0018】(ポリエステルポリオール)ポリエステル
ポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、1,5−ペンタンジオール、3−メチ
ル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコールの如きジオール化合物と
ε−カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレロラクト
ンとの付加反応物;上記ジオール化合物とコハク酸、ア
ジピン酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸の如き二塩基酸との反応生成物;上記ジオ
ール化合物と上記二塩基酸とε−カプロラクトン又はβ
−メチル−δ−バレロラクトンとの三成分の反応生成物
等を挙げることができる。
【0019】(ポリカーボネートポリオール)ポリカー
ボネートポリオールとしては、例えば、1,6−ヘキサ
ンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、
1,5−オクタンジオール、1,4−ビス−(ヒドロキ
シメチル)シクロヘキサン、2−メチルプロパンジオー
ル、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコール、
ビスフェノールAのようなジオール化合物、あるいはこ
れらジオール化合物とエチレンオキサイド2〜6モル付
加反応物、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト等の短鎖ジアルキルカーボネートとの反応生成物から
なるポリカーボネートポリオールが挙げられる。
【0020】更に、これらのポリカーボネートポリオー
ルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ε−
カプロラクトン又はβ−メチル−δ−バレロラクトン付
加反応物であるポリエステルジオール等も用いることが
できる。
【0021】ポリカーボネートポリオールの市販品とし
ては、住友バイエル社製の「デスモフェン2020
E」、日本ポリウレタン社製の「DN−980」、「D
N−981」、「DN−982」及び「DN−983」
等が挙げられる。
【0022】(ポリイソシアネート)また、上述したポ
リイソシアネートとしては、例えばトリレンジイソシア
ネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、水添4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシ
アネート、トリジンジイソシアネート、p−フェニレン
ジイソシアネート、トランスシクロヘキサン−1,4−
ジイソシアネート、リジンジイソシアネート、テトラメ
チルキシレンジイソシアネート、リジンエステルトリイ
ソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシア
ネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネー
トメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイ
ソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシアネート、
トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等が使用さ
れる。これらの中では、環状構造を有するポリイソシア
ネートが、高ヤング率を有する硬化物が得られるので特
に好ましい。
【0023】B:重合性二重結合を有する反応性希釈剤 本発明において、重合性二重結合を有する反応性希釈剤
は、組成物の粘度調整のために配合される。このような
反応性希釈剤としては、アミノ基や水酸基を含む化合物
に(メタ)アクリル酸がエステル化反応及びアミド化反
応で結合した構造の化合物等が挙げられ、例えば下記の
単官能、2官能、多官能重合性希釈剤を用いることがで
きる。
【0024】(単官能重合性希釈剤)メトキシエチレン
グリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシ
エチル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル
(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート、ブトキシポリエチレングリ
コール(メタ)アクリレート、アルキル(メタ)アクリ
レート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テトラ
ヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボルニル
(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタジエン
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリ
ロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエチルフタル酸、
グリセリンモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、ポリε−カプロラクトンモ
ノ(メタ)アクリレート、ジアルキルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、
モノ[2−(メタ)アクリロイルオキシエチル]アッシ
ドホスフェート、トリフルオロエチル(メタ)アクリレ
ート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル(メ
タ)アクリレート、2,2,3,4,4,4−ヘキサフ
ルオロブチル(メタ)アクリレート、パーフルオロオク
チルエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル
オキシアルキル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテ
ニル(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メ
タ)アクリレート、トリシクロデカニルオキシエチル
(メタ)アクリレート、イソボルニルオキシエチル(メ
タ)アクリレート、モルホリン(メタ)アクリレート、
N,N’−ジメチルアクリルアミド、及びN−ビニルピ
ロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルカプロラク
トン等。
【0025】(2官能重合性希釈剤)2,2−ジメチル
−3−ヒドロキシプロピル−2,2−ジメチル−3−ヒ
ドロキシプロピオネートのジ(メタ)アクリレート、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物のジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのプロピレン
オキシド付加物のジ(メタ)アクリレート、2,2’−
ジ(ヒドロキシプロポキシフェニル)プロパンのジ(メ
タ)アクリレート、2,2’−ジ(ヒドロキシエトキシ
フェニル)プロパンのジ(メタ)アクリレート、トリシ
クロデカンジメチロールのジ(メタ)アクリレート、ジ
シクロペンタジエンジ(メタ)アクリレート、ペンタン
ジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノー
ルジアクリレート、2,2’−ジ(グリシジルオキシフ
ェニル)プロパンの(メタ)アクリル酸付加物、2−ヒ
ドロキシ−1−(メタ)アクリロキシ−3−(メタ)ア
クリロキシプロパン等。
【0026】(多官能重合性希釈剤)トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロ
パントリ(オキシエチル(メタ)アクリレート)、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、テトラメチ
ロールメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロ
ールメタンテトラ(メタ)アクリレート、トリス(アク
リロキシ)イソシアヌレート、トリス(2−ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレートのトリ(メタ)アクリレー
ト、トリス(ヒドロキシプロピル)イソシアヌレートの
トリ(メタ)アクリレート、トリアリルトリメリット
酸、トリアリルイソシアヌレート等。
【0027】これらの希釈剤は、(メタ)アクリレート
オリゴマー(A)100重量部当たり、通常10〜20
0重量部用いることが好ましい。
【0028】C:光重合開始剤 光重合開始剤としては、公知のものを使用することがで
き、例えば、4−ジメチルアミノ安息香酸、4−ジメチ
ルアミノ安息香酸エステル、2,2−ジメトキシ−2−
フェニルアセトフェノン、アセトフェノンジエチルケタ
ール、アルコキシアセトフェノン、ベンジルジメチルケ
タール、ベンゾフェノン及び3,3−ジメチル−4−メ
トキシベンゾフェノン、4,4−ジメトキシベンゾフェ
ノン、4,4−ジアミノベンゾフェノン等のベンゾフェ
ノン誘導体、ベンゾイル安息香酸アルキル、ビス(4−
ジアルキルアミノフェニル)ケトン、ベンジル及びベン
ジルメチルケタール等のベンジル誘導体、ベンゾイン及
びベンゾインイソブチルエーテル等のベンゾイン誘導
体、ベンゾインイソプロピルエーテル、2−ヒドロキシ
−2−メチルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロ
ヘキシルフェニルケトン、キサントン、チオキサントン
及びチオキサントン誘導体、フルオレン、2,4,6−
トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、
ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−
トリメチルペンチルホスフィンオキシド、ビス(2,
4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィン
オキシド、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェ
ニル]−2−モルホリノプロパン−1,2−ベンジル−
2−ジメチルアミノ−1−(モルホリノフェニル)−ブ
タノン−1等が挙げられる。これらは1種を単独で使用
してもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0029】なお、これらの中では、1−ヒドロキシシ
クロヘキシルフェニルケトン、チオキサントン及びチオ
キサントン誘導体、2,4,6−トリメチルベンゾイル
ジフェニルホスフィンオキシド、ビス(2,6−ジメト
キシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホ
スフィンオキシド、ビス(2,4,6−トリメチルベン
ゾイル)−フェニルホスフィンオキシド、2−メチル−
1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ
プロパン−1,2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1
−(モルホリノフェニル)−ブタノン−1の群から選ば
れる1種又は2種以上の混合系が硬化性が高いので特に
好ましい。
【0030】光重合開始剤の配合量は、(メタ)アクリ
レートオリゴマー(A)100重量部当たり0.1〜1
0重量部が好ましい。
【0031】本発明では、上記必須成分以外に、必要に
応じて、上記の光重合開始剤による光重合反応を促進す
るためにトリエチルアミン、トリエタノールアミン等の
第3級アミン、トリフェニルホスフィン等のアルキルホ
スフィン系光重合促進剤、p−チオジグリコール等のチ
オエーテル系光重合促進剤などを添加してもよい。これ
らの化合物の添加量は、通常(メタ)アクリレートオリ
ゴマー(A)100重量部当たり0.01〜10重量部
の範囲が好ましい。
【0032】本発明では、上記した(A)(メタ)アク
リレートオリゴマー、(B)重合性二重結合を有する反
応性希釈剤及び(C)光重合開始剤を含有してなる紫外
線硬化型樹脂組成物に対して、(D)成分として特定の
製法で製造された特定の粒子径を有する球状の疎水性オ
ルガノシロキサン微粒子を配合する。
【0033】D:球状の疎水性オルガノシロキサン微粒
本発明で用いる疎水性オルガノシロキサン微粒子は、S
iO2単位からなる微粒子表面にR1SiO3/2単位(R1
は炭素原子数1〜20の1価炭化水素基を示す)を導入
する工程によって得られた疎水性微粒子表面に、更にR
2 3SiO1/2単位(R2は同一又は異種の炭素原子数1〜
6の1価炭化水素基を示す)を導入することによって得
られた平均粒子径が0.01〜0.5μmである球状の
疎水性オルガノシロキサン微粒子である。
【0034】上記式において、R1としては、炭素原子
数1〜20、好ましくは1〜10の1価炭化水素基であ
り、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基
等のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル
基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニ
ル基、ブテニル基、イソブテニル基等のアルケニル基、
フェニル基、トリル基、キシリル基等のアリール基、ベ
ンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基などが挙
げられる。工業的製造面から、メチル基、ビニル基、フ
ェニル基が好ましい。
【0035】また、R2としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等
のアルキル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル
基、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニ
ル基、ブテニル基、イソブテニル基等のアルケニル基及
びフェニル基が挙げられる。同様に工業的製造面から、
メチル基、ビニル基、フェニル基が好ましい。
【0036】上記疎水性オルガノシロキサン微粒子は、
下記一般式(4) Si(OR)4 …(4) (Rは同一又は異種の炭素原子数1〜6の1価炭化水素
基であり、これは上記R2と同様のものを挙げることが
できるが、工業的製造面及び加水分解性からメチル基、
エチル基が好ましい。)で示されるシラン化合物又はそ
の加水分解物から選択される1種又は2種以上の化合物
をメタノールやエタノールなどの親水性溶媒、水及びア
ンモニアあるいは有機アミンなどの塩基性化合物の混合
溶液中で加水分解、縮合することによって得られた親水
性加水分解微粒子(即ち、基本的にSiO2単位で構成
され、表面に多数のSi−OH基、Si−OR基等の加
水分解性基を有するシリカ微粒子)を調製した後、下記
一般式(5) R1Si(OR)3 …(5) (R1及びRは上記と同様の意味を示す。)で示される
オルガノトリアルコキシシラン等の3官能性シラン化合
物又はその加水分解物から選択される1種又は2種以上
の化合物を添加し、加水分解反応により上記の親水性加
水分解微粒子表面上をR1SiO3/2単位でコーティン
グ、疎水化し、疎水化粒子を合成する。更にこの疎水化
粒子を溶剤置換法などによりメチルイソブチルケトンな
どのケトン系溶媒に分散し、下記一般式(6)又は
(7) R2 3SiNHSiR2 3 …(6) R2 3SiX …(7) (R2は上記と同様の意味を示し、XはOH基又はOR
基(Rは上記と同じ)を示す。)で示されるヘキサオル
ガノジシラザン等のシラザン化合物、トリオルガノヒド
ロキシシラン、トリオルガノアルコキシシラン等の1官
能性シラン化合物を添加、反応させ、疎水化粒子の残存
するシラノール基をトリオルガノシリル化し(即ち、R
2 3SiO1/2単位でコーティングする)、高度に疎水化
するという方法により得ることができる。
【0037】このような本発明の球状疎水性オルガノシ
ロキサン微粒子は、高度に疎水化されているため、種々
の有機溶媒、樹脂に分散し易く、また粒子表面に硬化物
表面の滑り性、耐ブロッキング性に対し悪影響を与える
シラノール基がほとんど存在しないため、本発明の目
的、効果に良好な結果を与えるものである。この粒子の
平均粒子径は、得られる硬化表面の滑り性及び未硬化樹
脂中での沈降の問題から、0.01〜0.5μm、好ま
しくは0.05〜0.2μmであることが必要である。
平均粒子径が0.01μmより小さいと目的とする耐ブ
ロッキング性や滑り性が得られず、0.5μmを超える
と粒子が沈降し易くなるなどの不利を生ずる。
【0038】(D)成分の表面処理された球状疎水性オ
ルガノシロキサン微粒子の配合量は、得られる硬化被膜
の透明性及び滑り性がより良好な点で、通常(A)〜
(C)成分の合計量100重量部に対して0.05〜1
0重量部、好ましくは0.05〜5重量部、より好まし
くは0.1〜2重量部である。配合量が0.05重量部
に満たないと満足な効果が得られず、10重量部を超え
ると透明性の低下による着色剤の色の識別不能などの問
題が生じる。
【0039】E:変性オルガノシラン又はシロキサン 本発明においては、上記(A)〜(D)成分に加え、
(E)成分として変性オルガノシラン又はシロキサンを
配合することが好ましい。(E)成分の変性オルガノシ
ラン又はシロキサンとしては、フェニル変性、高級炭化
水素変性、ポリエーテル変性、ポリエステル変性、ポリ
エーテルウレタン変性、高級炭化水素エステル変性、フ
ルオロアルキル変性、フルオロポリエーテル変性などの
変性オルガノシラン又はシロキサンが挙げられるが、下
記一般式(1),(2)又は(3)で示されるフッ素変
性オルガノシラン又はポリシロキサンが少量で効果があ
り、特に好ましく使用される。
【0040】
【化3】
【0041】
【化4】
【0042】ここで、Q1,Q2のポリエーテル基の重合
度は、通常、疎水性の含フッ素有機基Rfとの均衡を考
慮して決定されればよく、エチレングリコールを単独重
合鎖として用いるときには、重合度は好ましくは3〜2
0、より好ましくは3〜12である。
【0043】また、エチレングリコールより親水性の低
いプロピレングリコールを単独重合鎖として用いるとき
には、相対的に高重合度の重合鎖のものが好ましく、よ
り好ましくは重合度が100〜200のものである。
【0044】また、プロピレングリコールとエチレング
リコールとの共重合鎖の場合には、プロピレングリコー
ルのポリエーテル基全体に占める含有量が、通常、0〜
50モル%の範囲、好ましくは2〜10モル%のもので
ある。
【0045】上記式(1),(2)のフッ素変性オルガ
ノシラン又はポリシロキサンは、特開平3−47190
号公報に記載の方法で製造することができ、具体的には
下記化合物を例示することができる。
【0046】
【化5】
【0047】
【化6】
【0048】また、上記式(3)で示されるフッ素変性
オルガノポリシロキサンは、下記一般式(8)で示され
る化合物を縮合させることにより製造することができ
る。
【0049】
【化7】 (Zは水素原子又は水酸基を示し、Rf2,Q2,R4
p,q,rは前記の通り。)
【0050】上記式(8)において、Zが水素原子であ
れば、水酸化アルカリ水溶液中で加水分解縮合させるこ
とで、Zが水酸基であれば、触媒の存在下、脱水縮合さ
せることによって上記式(3)の化合物を得ることがで
きる。なお、上記式(8)の化合物は、下記一般式
(9)で示される化合物と、下記一般式(10)で示さ
れるポリエーテル化合物とを白金系触媒の存在下、ヒド
ロシリル化反応させることにより得ることができる。
【0051】
【化8】 (Rf2,Q2,R4,p,q,rは前記の通り。)
【0052】なお、上記式(9)で示される化合物は、
例えば特開平3−197484号公報に記載の方法によ
り製造することができる。
【0053】このような上記式(3)のフッ素変性オル
ガノポリシロキサンとして具体的には、下記化合物を例
示することができる。
【0054】
【化9】
【0055】
【化10】
【0056】上記の変性オルガノシラン又はシロキサン
は、その1種を単独で又は2種以上を混合して使用する
ことができ、その配合量は、得られる硬化被膜の透明
性、平滑性及び滑り性がより良好な点で、通常、(A)
〜(C)成分の合計100重量部に対して好ましくは
0.01〜5重量部、更に好ましくは0.05〜1重量
部である。配合量が0.01重量部に満たないと満足な
配合効果が得られず、5重量部を超えるとそれ以上の平
滑性、滑り性の向上が見られない一方、硬化被膜の透明
性が劣ったり、組成物中から変性オルガノシラン又はシ
ロキサンが相分離したりするおそれがある。
【0057】本発明の組成物には、前記成分の他に例え
ば酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤、着色顔料、前
記(D)成分以外のフィラー、前記(E)成分以外の界
面活性剤、溶剤等を本発明の目的を損なわない範囲で必
要に応じて添加することができる。
【0058】本発明組成物は、上記した所要の成分を配
合撹拌し、3本ロールミルで混練することにより調製す
ることができ、その粘度は、作業性の点で特にテープ型
心線の通常の製造条件との適合性から、通常1,000
〜10,000cp(25℃)の範囲が望ましい。
【0059】上記組成物は、通常の紫外線硬化型組成物
の場合と同様に紫外線を照射することで硬化して硬化物
となるもので、このようにして得られる硬化被膜は、テ
ープ型心線の外被として外部力から光ファイバを保護す
るのに望ましい30〜150kgf/mm2 程度の高ヤ
ング率を達成することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明の紫外線硬化型樹脂組成物は、耐
ブロッキング性及び滑り性に優れた硬化被膜を与えるも
ので、光ファイバ用のテープ化材としてばかりでなく、
セカンダリコーティング材、着色コーティング材として
も適用することができる。更に、光ファイバ用に限ら
ず、種々の基材の表面保護コーティング材としても利用
することができる。
【0061】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の部はいずれも重量部であ
る。
【0062】(1)ウレタンアクリレートオリゴマーの
合成 2,4−トルエンジイソシアネート515.7g、平均
分子量2,000のポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール422.9g、平均分子量400のポリオキシプロ
ピレングリコール219.9g、トリオキシプロピレン
グリコール16.2gの混合液を、窒素雰囲気下、70
〜80℃の温度で3時間反応させた。次いで、この反応
混合物を40℃まで冷却した後、反応容器内を乾燥空気
で置換し、2−ヒドロキシエチルアクリレート492.
0g、重合禁止剤2,6−ジ−t−ブチルヒドロキシト
ルエン0.5gを加え、徐々に昇温させ、温度60〜7
0℃で2時間反応させた。次いで、反応触媒1,8−ジ
アザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン0.54
gを仕込み、更に4時間反応させ、赤外線吸収スペクト
ル(IR−スペクトル)でイソシアネート基(NCO)
に起因する吸収がないことを確認し、ポリウレタンアク
リレートオリゴマー1,667.7gを得た。
【0063】(2)紫外線硬化型樹脂組成物の調製 前記で得られたウレタンアクリレートオリゴマー70
部、イソボルニルアクリレート20部、N−ビニルピロ
リドン10部、光重合開始剤としてイルガキュア170
0(チバガイギー社製)4部を配合し、ベース組成物を
調製した。このベース組成物の粘度は25℃で4,20
0cpであった。
【0064】(3)球状疎水性オルガノシロキサン微粒
子の合成 撹拌機、滴下ロート、温度計を備えた3リットルのガラ
ス製反応器に、メタノール623.7g、水41.4
g、28%アンモニア水49.8gを添加して混合し
た。この溶液を35℃に調整し、撹拌しながらテトラメ
トキシシラン1163.7g及び5.4%アンモニア水
418.1gを同時にそれぞれ6時間及び4時間かけて
滴下し、テトラメトキシシラン滴下後も0.5時間撹拌
を続けて加水分解を行い、シリカ微粒子の懸濁液を得
た。ガラス製反応器にエステルアダプター、冷却管を備
え、60〜70℃に加熱し、メタノール1,132gを
留去したところで、水1,200gを添加し、更に70
〜90℃に加熱してメタノール273gを留去し、シリ
カ微粒子の水溶液を得た。この溶液に室温でメチルトリ
メトキシシラン11.6g(対テトラメトキシシランモ
ル比0.01)を0.5時間かけて滴下し、滴下後も1
2時間撹拌し、シリカ微粒子の表面をCH3SiO3/2
位でコーティングした。この溶液にメチルイソブチルケ
トン1,440gを添加した後、80〜110℃に加熱
し、メタノール水1,163gを7時間かけて留去し
た。この溶液に室温でヘキサメチルジシラザン357.
6gを添加し、120℃に加熱し、3時間反応させ、上
記コーティング処理したシリカ微粒子の残存シラノール
基をトリメチルシリル化した(即ち、上記コーティング
したシリカ微粒子の表面を更に(CH33SiO1/2
位でコーティングした)後、溶媒を留去して、平均粒子
径0.10μmの球状疎水性オルガノシロキサン微粒子
477gを得た。
【0065】〔実施例1〜5,比較例1〜3〕表1に示
す組成となるように前記ベース組成物に前記球状疎水性
オルガノシロキサン微粒子及び変性シリコーンを配合
し、上記微粒子の分散性をよくするため3本ロールミル
で2回混練した後、撹拌混合を行い、紫外線硬化型樹脂
組成物を調製した。こうして得られた紫外線硬化型樹脂
組成物から下記に示すようにして硬化フィルムを作成
し、物性を評価した。比較のため、球状疎水性オルガノ
シロキサン微粒子の代わりに高純度球状アモルファスシ
リカ(アドマテック社製,アドマファインSO−22
R,平均粒子径0.3μm)を用いて同様に硬化フィル
ムを作成し、物性を評価した。結果を表1に示す。
【0066】評価方法 (1)ヤング率の測定 バーコータを使用してガラス板上に紫外線硬化型樹脂組
成物を塗布し、窒素雰囲気下、500mj/cm2の紫
外線を照射して、膜厚約200μmの硬化フィルムを得
た。得られた硬化フィルムをガラス板から剥がし、23
℃,相対湿度50%雰囲気下で24時間状態調整した
後、標線間25mm,引っ張り速度1mm/minの条
件で、23℃における2.5%引っ張り弾性率を測定し
た。 (2)滑り性(静止摩擦係数)の測定 バーコータを使用してガラス板上に紫外線硬化型樹脂組
成物を塗布し、酸素濃度2%雰囲気下、100mj/c
2の紫外線を照射して、膜厚約120μmの硬化フィ
ルムを得た。得られた硬化フィルムをガラス板から剥が
し、23℃,相対湿度50%雰囲気下で24時間状態調
整した後、ASTM−D1894に従って硬化フィルム
表面同士の摩擦係数を測定した。 (3)耐ブロッキング性 滑り性と同様の硬化条件で得た硬化フィルムを同様に状
態調整した後、硬化フィルムの表面同士を重ね合わせ、
アルミ板(縦横2cm,厚み2mm)を介して500g
の錘を静かに載せ、硬化フィルム同士の滑り性の有無を
確認した。 ○:密着なく滑り性良好 ×:密着して滑り性なし (4)粒子の沈降性 紫外線硬化型樹脂組成物を25g褐色ガラス瓶に一杯入
れ、40℃/1ヶ月保存条件での粒子の沈降の有無を目
視で観察した。 ○:沈降なし ×:沈降あり
【0067】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 光弘 大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17−85 武田薬品工業株式会社化学品カンパニー 内 (72)発明者 内田 隆 大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17−85 武田薬品工業株式会社化学品カンパニー 内 (72)発明者 山本 昭 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 小堺 正平 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 (72)発明者 浅野 雅俊 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内 Fターム(参考) 2H025 AA00 AA13 AA15 AB14 AB20 AC01 AD01 BC13 BC51 CC08 CC20 4J002 BG071 CH054 CP032 CP083 CP092 CP183 EA067 EE027 EE037 EH076 EH156 EL016 EN117 EP016 EU016 EU026 EU046 EU146 EU196 EU236 EU237 EV307 EW046 EW147 EX038 FD207 GH00 GP02 4J011 AA05 AC04 PA47 PA90 PA99 PB06 PB16 PB40 PC02 QA03 QA08 QA12 QA13 QA22 QA23 QA24 QA25 QA26 QA27 QA32 QA34 QA39 QA45 QA46 QB01 QB12 QB13 QB14 QB15 QB16 QB19 QB20 QB22 QB24 SA02 SA03 SA06 SA14 SA16 SA25 SA28 SA29 SA34 SA42 SA53 SA54 SA61 SA64 SA72 SA75 SA78 SA83 SA84 4J038 DB221 DE011 DF021 DG191 DL042 DL052 DL082 DL132 FA092 FA122 FA132 FA142 FA152 FA162 FA172 FA241 FA251 FA271 FA272 FA281 JA06 JA33 JA68 JB10 JB39 JC18 JC22 KA03 NA10 PA17 PB08 PB11 PC08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(メタ)アクリレートオリゴマー (B)重合性二重結合を有する反応性希釈剤 (C)光重合開始剤 を含有してなる紫外線硬化型樹脂組成物に、前記
    (A),(B)及び(C)成分の合計量100重量部に
    対して、 (D)SiO2単位からなる微粒子表面にR1SiO3/2
    単位(R1は炭素原子数1〜20の1価炭化水素基を示
    す)を導入する工程によって得られた疎水性微粒子表面
    に、更にR2 3SiO1/2単位(R2は同一又は異種の炭素
    原子数1〜6の1価炭化水素基を示す)を導入すること
    によって得られた平均粒子径が0.01〜0.5μmで
    ある球状の疎水性オルガノシロキサン微粒子0.05〜
    10重量部を配合してなることを特徴とする紫外線硬化
    型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (E)変性オルガノシラン又はシロキサ
    ンを前記(A),(B),(C)成分の合計量100重
    量部に対して0.01〜5重量部を配合してなる請求項
    1記載の紫外線硬化型樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 変性オルガノシラン又はシロキサン
    (E)が下記一般式(1),(2)又は(3)で示され
    るフッ素変性オルガノシラン又はポリシロキサンである
    請求項2記載の紫外線硬化型樹脂組成物。 【化1】 (但し、式中Rf1は炭素原子数4〜10のパーフルオ
    ロアルキル基又は炭素原子数5〜14のパーフルオロポ
    リエーテル基、Q1はポリエチレングリコール鎖、ポリ
    プロピレングリコール鎖又はこれらの両方からなる2価
    のポリエーテル基、R3は水素原子、アリル基、炭素原
    子数1〜4のアルキル基又は炭素原子数2〜3のアシル
    基であり、k,mはそれぞれ0又は1、nは1〜3の整
    数である。) 【化2】 (但し、式中Rf2は炭素原子数4〜14のパーフルオ
    ロアルキル基又は炭素原子数5〜14のパーフルオロポ
    リエーテル基、Q2 はポリエチレングリコール鎖、ポリ
    プロピレングリコール鎖又はこれらの両方からなる2価
    のポリエーテル基、R4は水素原子、アリル基、炭素原
    子数1〜4のアルキル基又は炭素原子数2〜3のアシル
    基であり、p,rはそれぞれ0又は1、qは1又は2、
    xは2又は3である。)
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