JP2000006487A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2000006487A
JP2000006487A JP17676598A JP17676598A JP2000006487A JP 2000006487 A JP2000006487 A JP 2000006487A JP 17676598 A JP17676598 A JP 17676598A JP 17676598 A JP17676598 A JP 17676598A JP 2000006487 A JP2000006487 A JP 2000006487A
Authority
JP
Japan
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ink sheet
roller
ink
sheet
thermal head
Prior art date
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Pending
Application number
JP17676598A
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English (en)
Inventor
Tadashi Akiyama
忠 穐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、印画傷、スティッキング、又
はブロッキングの発生を防止し、印画品位を向上させる
ことができるプリンタ装置を提供する。 【解決手段】 発熱体1aがライン状に配設されたサー
マルヘッド1と、インクが塗布されたインクシート9と
印画紙10とを介して、前記サーマルヘッド1が圧着・
離間するプラテンローラ7と、前記印画紙10を往復搬
送するためのキャプスタンローラー15とを備えたプリ
ンタ装置において、前記サーマルヘッド1に、前記プラ
テンローラー7と前記キャプスタンローラー15との間
で張架・搬送される印画紙10を、前記インクシート9
を介して所定寸法押し込むことにより、プリント後のイ
ンクシート9と印画紙10とを分離する分離ガイドロー
ラー28を一体的に設けるとともに、該分離ガイドロー
ラー28にて分離されたインクシート9を案内するイン
クシートガイド12を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオプリンタ等
のプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプリンタ装置について、
図5及び図6とともに説明する。ここで、図5は従来の
プリンタ装置におけるインク読み取り状態を示す側面
図、図6は従来のプリンタ装置におけるプリント状態を
示す側面図である。
【0003】図5及び図6において、サーマルヘッド1
はヘッドレバー2に固定されており、ヘッドレバー軸3
を中心に回動自在に設けられている。ヘッドレバー2に
はカムピン4が植設されており、カムモータ5が回転駆
動されると、マスターカム6が駆動されて、サーマルヘ
ッド1はプラテンローラー7に圧着・離間する。
【0004】サーマルヘッド1の先端部には、発熱体1
a側の面に対して所定の寸法突き出した板金製の分離ガ
イド8が固定されている。この分離ガイド8におけるサ
ーマルヘッド1の発熱体1a側の端部8aは、丸みを持
つように折り曲げて形成されており、ここでプリント後
のインクシート9と印画紙10とを押圧し、両者の分離
ガイドを行う。
【0005】さらに、サーマルヘッド1の上端部には、
インクシート9の頭出しを行うためのインクセンサー1
1が取り付けられている。また、インクシート9を介し
てインクセンサー11の反対側には、分離ガイド8で分
離されたインクシート9をガイドするためのインクシー
トガイド12が設けられている。このインクシートガイ
ド12は、インクセンサー11の反射板の機能も有す
る。
【0006】上記のように構成してなるプリンタ装置
は、次のように動作する。給紙センサー13により、印
画紙10が給紙されたことが検出されると、マスターカ
ム6がカムモータ5によって回転駆動され、ピンチロー
ラー14はキャプスタンローラー15に圧着し、サーマ
ルヘッド1はインク読み取り位置に移動する。
【0007】次に、印画紙10が給紙方向に搬送され、
印画紙10の後端部10aが給紙センサー13により検
出されると、その位置を基準としてさらに印画紙10は
所定長さ分だけ給紙方向に送られて、印画開始位置に頭
出しされる。このとき、巻き取りプーリー16も回転駆
動されて、インクシート9を巻き取り、インクセンサー
11により最初のイエローインクの頭出しが行われる。
【0008】印画紙10とインクシート9との頭出しが
完了すると、カムモータ5が回転駆動され、サーマルヘ
ッド1はインクシート9と印画紙10とを介して、プラ
テンローラー7に圧着する。この状態において、キャプ
スタンローラー15と巻き取りプーリー16とが回転駆
動されるとともに、サーマルヘッド1が通電され、イエ
ローインクのラインプリントが行われる。
【0009】このとき、図6に示すように、分離ガイド
8の端部8aによって、プラテンローラー7とキャプス
タンローラー15との間で張架・搬送されている印画紙
10が押し込まれ、サーマルヘッド1の発熱体1aから
分離ガイド8の端部8aまで印画紙10に密着していた
インクシート9は、この部分を支点として印画紙10か
ら分離されて、インクシートガイド12の方向へ巻き取
られる。
【0010】以上のようにして、第1色目のイエロープ
リントが終了すると、サーマルヘッド1はカムモータ4
によってインク読み取り位置に回動されるとともに、印
画紙10はキャプスタンローラー15によって給紙方向
に搬送され、印画開始位置に頭出しされる。
【0011】この間に、巻き取りプーリー16によって
インクシート9が巻き取られ、インクセンサー11によ
り次のマゼンタインクが頭出しされる。印画紙10とイ
ンクシート9との頭出しが完了すると、カムモータ5が
回転駆動され、サーマルヘッド1はインクシート9と印
画紙10とを介して、プラテンローラー7に圧着し、マ
ゼンタプリントが行われる。同様に、シアンプリントも
行われ、フルカラープリントが完了する。
【0012】また、特開平6−238921号公報に
は、記録すべき画情報を除いた画素に対応するインクシ
ートの部分を加熱するサーマルヘッドと、該サーマルヘ
ッドによって溶融したインクシートのインクが転写され
る被転写シートを搬送する被転写シート搬送手段と、前
記被転写シートに転写された後のインクシートを加熱
し、記録紙に転写するヒートローラーとを有するサーマ
ルプリンタが記載されている。
【0013】ここで、弾性を有するヒートローラーは、
サーマルヘッドと紙送りローラーとの間で、圧着バネに
よってプラテンローラーに付勢されており、プリント後
の記録紙とインクシートとを分離する支点にもなってい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5及
び図6とともに上述した従来のプリンタ装置において
は、印画紙10とインクシート9とが、板金製の分離ガ
イド8の端部8aによって押圧された状態でプリント動
作が行われるため、静電気等によりインクシート9や印
画紙10に付着したゴミがさらに分離ガイド8の端部8
aに付着したり、印画紙10やインクシート9にゴミが
付着したまま、分離ガイド8の端部8aでなめされるこ
とによって、印画紙10の表面に印画方向の長い引っ掻
き傷が発生し、印画品位が悪くなるという問題があっ
た。
【0015】また、分離ガイド8の端部8aのサーマル
ヘッド1の発熱体1a側への突き出し寸法が少なすぎる
と、インクシート9と印画紙10との分離位置が不安定
となり、最悪の場合には分離するインクシート9によっ
て印画紙10の受容層が剥ぎ取られたり、逆に突き出し
寸法が多すぎると、サーマルヘッド1の圧着状態に影響
し、熱転写ムラが発生するため、分離ガイド8の突き出
し寸法の調整が必要であるという問題があった。
【0016】さらに、特開平6−238921号公報に
記載のものにおいては、サーマルヘッドとヒートローラ
ーとが独立して設けられているので、構成が複雑とな
り、装置が大型化してしまうとともに、インクカセット
の着脱が困難になるという問題があった。
【0017】また、ヒートローラーにて分離されたイン
クシートは、直接巻き取りロールに巻き取られるため、
インクシート巻き取りロールの巻き取り径の変化によっ
て、インクシートと記録紙との分離角度が変化し、分離
位置を安定させることが困難である。これによって、ス
ティッキング(記録紙表面にスジが入る)やブロッキン
グ(インク層が部分的に剥がれる)等が発生するという
問題があった。
【0018】本発明は、上述したような点に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な構成で、印画傷、スティッキン
グ、又はブロッキングの発生を防止し、印画品位を向上
させることができるプリンタ装置を提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明に係るプリンタ装置は、サーマルヘッドに、プラテン
ローラーとキャプスタンローラーとの間で張架・搬送さ
れる印画紙を、インクシートを介して所定寸法押し込む
ことにより、プリント後のインクシートと印画紙とを分
離する分離ガイドローラーを一体的に設けるとともに、
該分離ガイドローラーにて分離されたインクシートを案
内するインクシートガイドを設けたものである。
【0020】これによって、サーマルヘッドに一体的に
設けた分離ガイドローラーによって、プリント後のイン
クシートと印画紙とを分離し、さらにインクシートガイ
ドにより分離後のインクシートを案内しているので、非
常に簡単な構成にて、インクシートと印画紙との分離位
置を安定化させることができ、印画傷、スティッキン
グ、又はブロッキング等の発生を防止し、印画品位を向
上させることが可能となる。また、インクシートが格納
されているインクシートカセットを容易に着脱すること
が可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリンタ装置の一
実施形態を、図1乃至図4とともに説明するが、上記従
来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0022】ここで、図1は本実施形態のプリンタ装置
を示す正面図、図2は本実施形態のプリンタ装置におけ
るインク読み取り状態を示す側面図、図3は本実施形態
のプリンタ装置におけるプリント状態を示す側面図、図
4は本実施形態のプリンタ装置におけるサーマルヘッド
部分を示す側面図である。
【0023】本実施形態のプリンタ装置は、図1乃至図
4に示すように、サーマルヘッド1の先端部には、取付
ビス17によりサーマルヘッド1に固定された分離ロー
ラーレバー29によって、分離ガイドローラー28が支
持されている。尚、この分離ガイドローラー28は、ロ
ーラー軸28aを中心に回転自在に構成されており、外
周部によりプリント後の印画紙10を押圧する。
【0024】尚、分離ローラーレバー29は、図4に示
すように、分離ガイドローラー28がサーマルヘッド1
の発熱体1側の面から所定寸法Lだけ突出するように調
整されて、サーマルヘッド1に固定されている。
【0025】また、分離ガイドローラー28と巻き取り
プーリー16との間には、インクシート9を上方へ持ち
上げて案内するインクシートガイド12が設けられてお
り、このインクシートガイド12はインクシート9を介
して反対側に設けられたインクセンサー11の反射鏡の
機能も兼ねている。
【0026】上記のように構成してなるプリンタ装置
は、次のように動作する。インクシート9と印画紙10
との頭出しが完了すると、サーマルヘッド1がインクシ
ート9と印画紙10とを介して、プラテンローラー7に
圧着する。この状態で、キャプスタンローラー15と巻
き取りプーリー16とが回転駆動されるとともに、サー
マルヘッド1が通電され、ラインプリントが行われる。
【0027】このとき、プラテンローラー7とキャプス
タンローラー15との間で張架・搬送されている印画紙
10は、インクシート9を介して、分離ガイドローラー
28の外周部により、所定量押圧される。すなわち、サ
ーマルヘッド1から分離ガイドローラー28の位置ま
で、インクシート9と印画紙10とは、ほぼ密着した状
態となっているが、この分離ガイドローラー28の押圧
部位を支点として、インクシート9は印画紙10から分
離される。
【0028】分離されたインクシート9は、インクシー
トガイド12により上方に押圧されて、印画紙10の搬
送方向に対する分離角度を十分に保持しながら案内さ
れ、巻き取りプーリー16に巻き取られる。その他の動
作は、上記従来例と同様である。
【0029】以上のように、本実施形態のプリンタ装置
においては、回転自在の分離ガイドローラー28によっ
て、プリント後のインクシート9と印画紙10とを分離
しているので、インクシート9や印画紙10に付着した
ゴミにより、印画紙10の表面に印画方向の長い引っ掻
き傷が発生するのを防止することができる。このとき、
インクシート9を巻き取る負荷を軽減することができる
ため、巻き取りプーリー16のスリップトルクを低減で
き、低消費電力化を図ることも可能である。
【0030】また、この分離ガイドローラー28はサー
マルヘッド1に一体的に設けられているので、簡単な構
成とすることができるとともに、インクシート9が格納
されているインクシートカセットを容易に着脱すること
が可能である。
【0031】さらに、インクシートガイド12により分
離後のインクシート9を案内しているので、巻き取りプ
ーリー16の巻き取り径に拘わらず、常にインクシート
9と印画紙10との分離位置を安定させることができ、
印画傷、スティッキング、又はブロッキング等の発生を
防止し、印画品位を向上させることが可能となる。
【0032】尚、上記一実施形態において、分離ガイド
ローラー28を支持する分離ローラーレバー29を、弾
性体である板ばねにより形成し、サーマルヘッド1がプ
ラテンローラー7の方向へ圧着したとき、この分離ロー
ラーレバー29自体が撓んで、分離ガイドローラー28
が所定の荷重でインクシート9を介して印画紙10を押
圧するように設定することにより、分離ガイドローラー
28のサーマルヘッド1に対する突き出し寸法の調整を
不要とすることができ、コストダウンが可能となる。
【0033】
【発明の効果】本願請求項1に記載の発明に係るプリン
タ装置は、上述したような構成としているので、サーマ
ルヘッドに一体的に設けた分離ガイドローラーによっ
て、プリント後のインクシートと印画紙とを分離し、さ
らにインクシートガイドにより分離後のインクシートを
案内しているので、非常に簡単な構成にて、インクシー
トと印画紙との分離位置を安定化させることができ、印
画傷、スティッキング、又はブロッキング等の発生を防
止し、印画品位を向上させることが可能となる。また、
インクシートが格納されているインクシートカセットを
容易に着脱することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ装置の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】本発明のプリンタ装置の一実施形態におけるイ
ンク読み取り状態を示す側面図である。
【図3】本発明のプリンタ装置の一実施形態におけるプ
リント状態を示す側面図である。
【図4】本発明のプリンタ装置の一実施形態におけるサ
ーマルヘッド部分を示す側面図である。
【図5】従来のプリンタ装置におけるインク読み取り状
態を示す側面図である。
【図6】従来のプリンタ装置におけるプリント状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 ヘッドレバー 5 カムモータ 6 マスターカム 7 プラテンローラー 9 インクシート 10 印画紙 12 インクシートガイド 14 ピンチローラー 15 キャプスタンローラー 16 巻き取りプーリー 17 取付ビス 28 分離ローラー 29 分離ローラーレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体がライン状に配設されたサーマル
    ヘッドと、 インクが塗布されたインクシートと印画紙とを介して、
    前記サーマルヘッドが圧着・離間するプラテンローラ
    と、 前記印画紙を往復搬送するためのキャプスタンローラー
    とを備えたプリンタ装置において、 前記サーマルヘッドに、前記プラテンローラーと前記キ
    ャプスタンローラーとの間で張架・搬送される印画紙
    を、前記インクシートを介して所定寸法押し込むことに
    より、プリント後のインクシートと印画紙とを分離する
    分離ガイドローラーを一体的に設けるとともに、 該分離ガイドローラーにて分離されたインクシートを案
    内するインクシートガイドを設けたことを特徴とするプ
    リンタ装置。
JP17676598A 1998-06-24 1998-06-24 プリンタ装置 Pending JP2000006487A (ja)

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