JPH03197164A - 熱転写記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオ信号などの映像情報を記録紙上に記録
する熱転写記録装置に関するものである。

従来の技術 近年、映像信号を取り込んで、フルカラーで画像を記録
する熱転写記録装置が普及してきた。その中で、高画質
化の要望が高ｔＤ、カスＶなどの問題がクローズアップ
されてきている。カスレで問題トなるのは、サーマルヘ
ッドが記録紙に均一に十分な圧力で押圧されているかど
うかである。

一方、装置の小型化により、記録紙をサーマルヘッドに
押圧するプラテンローラが小径化する傾向にあるが、こ
のこと社カスＶに対して不利な条件である。

以下、図面を参照しながら、従来の熱転写記録装置の一
例について説明する。

第４図は従来のキャプスタン伊ピンチローラ方式による
熱転写記録装置の正面因を示す。第４図において、キャ
プスタンローラ１０１は駆動手段を有し、回転可能であ
る。ピンチローワ１０２はキャプスタンローラ１０１に
当接し回転可能である。サーマルヘッド１０３はヘッド
保持部材１０４によって回動可能に保持され、プラテン
ローラ１１０５Ｋ近離間自在である。プラテンローｌ５
１０５はサーマμヘッド１０３に当接し回転可能である
。記録紙１０６はキャプスタンローラ１０１　トビンチ
ローヲ１０２　Ｋ挟持される。また、インクシート１０
７　＃−ｔイエローマゼンダ・シアンの３色の染料であ
るインクが塗布されている。１０８はインクシート１０
７を巻取るインクシート巻取シー〜である。

以上のように構成された従来の熱転写記録装置について
、以下、その動作を説明する。

まず、キャプスタンローｌ５１０１トビンチローラ１０
２に挟持された記録紙１０６は、サーマルヘッド１０３
側に砿送され、記録紙１０６が所定の位ｔｉ＆（第４図
で記録紙１０６の左側端面がＡの位置にあるとき）で停
止する。サーマルヘッド１０３が下方へ回動して記録紙
１０６およびインクシート１０７ヲプラテンローラ１０
５との間に挟持する。続いて、キャプスタンローラ１０
１が矢印す方向に回転することによって記録紙１０６＃
−ｉ矢印Ｃ方向に走行する。それと同時にインクシート
巻取！ｊ−／Ｌ’１０８が矢印ｄ方向に回転してインク
シー）１０７Ｆｉ巻取られる。

このとき、サーマルヘッド１０３に画像情報に応じた所
要の電圧が印加されることによって、記録紙１０６に、
まず、−色目の画像が記録される。

次に、所定の記録画範囲を記録された記録紙１０６ハ、
サーマルヘッド１０３が上方−に回動してプラテンロー
フ１０５から離間した後、元の所定の位置Ａに搬送され
る。そしてインクシート１０７も、さらに矢印ｄ方向に
所定量走行する。続いて、また、サーマルヘッド１０３
が下方に回動してプラテンロー１１０５に当接し、前述
と同様に２色目の所定の記録画範囲を記録する。これを
合計３回繰り返すことによってインクシート１０７のイ
エロー　マゼンダ、シアンの３色のインクが記録紙１０
６上に熱転写されてフルカラーの画像が記録される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の構成では、装置の小型
化を考慮して、プラテンローフ１０５の径を小さくする
と、第５図に示すように、記録紙１０６とサーマルヘッ
ド１０３の接触幅ｌが小さくなる。

これにより、サーマルヘッド１０３上の発熱体１０９が
、　　　　　−記録紙１０６に一様に十分な圧力で接す
るための１つの条件であるサーマルヘッド１０３ドプラ
チンローラ１０５の位置決めの裕度が少なくなる。した
がって、サーマルヘッド１０３上の発熱体１０９と記録
紙１０６の接触状態が不安定となり、カスＶなどの画像
不良が生じるという問題を有していた。

本発明は上記従来の問題を解決するもので、装置の小型
化を考慮し、しかも、サーマルヘッドの位置決めにかか
わらず、サーマルヘッドの発熱体と記録紙の安定な接触
状仙が得られ、カスレなどの画像不良を防止することが
できる熱転写記録装置全提供することを目的とするもの
である。

課題を解決するための手段 上紀課ｄを解決するために本発明の熱転写記録装置社、
インクを塗布したインクシートと、記録紙上に前記イン
クシート上のインクを熱転写するサーマルヘッドと、Ｍ
Ａ＃手段を有した駆動ローラと、前記駆動ローラに平行
に設けた従動ローラと、前記駆動ローブと従動ｐ−ラに
張架したベルトと、前記駆動ロープ上の前記ベルト張架
部の外側両端部に設けたチャッキング部と、前記記録紙
を前記チャッキング部に挟持可能に設けたピンチローラ
と、前記サーマルヘッドを前記べ〃トの張架部分に押圧
可能に保持したサーマＶヘッド保−持部材とを有したも
のである。

作用 上記構成によって、まず、記録紙が所定の位置で駆動ロ
ーブのチャッキング部とピンチローラで挟持され、この
とき、サーマルヘッドはベルトから離脱した状態にある
。次に、サーマルヘッドが下方回動して記録紙をベルト
との間に挟持して押圧し、そこで、駆動ローラが回転し
記録紙を搬送しなからサーマルヘッドにより記録紙上に
画像が熱転写されて記録される。このとき、サーマルヘ
ッドが、ぺμトの、駆動ローブと従動ローフの間の張架
部に押圧可能に保持されていることにより、サーマルヘ
ッドの発熱体はサーマルヘッドの位置決めにかかわらず
一様に十分な圧力で記録紙と安定に接することになり、
カスＶなどの画像不良は防止される。

突施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例における熱転写記録装置の要
部を示す斜視図である。第１因において、サーマルヘッ
ドｌＦｉインクシート２上のインクを記録紙３（第２図
（ａ）　（ｂ））に熱転写する。ベルト４は駆動手段を
有した駆動ローラ５とこの駆動ローラ５に平行に設けた
従動ロー９６に張架されている。

チャッキング部７Ｆ′ｉ駆動ローツ５上のベルト４張架
部の外側両端部に設けられている。ピンチローラ８は記
録紙３（第２図（ａｌ（ｂｌ　）をチャッキング部７に
挟持可能に設けられている。さらに、サーマＩＪヘット
保持ｉ　材９はサーマルヘッドｌをベルト４の張架部分
に押圧可能に保持している。１０はインクシート２を巻
取る巻取リールである。

以上のように構成された熱転写記録装置について、第２
図（ａｔ　ｌｂＪを用いて、以下その動作を説明する。

まず、第２図（ａ）において、チャッキング部７とピン
チローラ８に挟持された記録紙３は、矢印Ｃ方向に搬送
される。記録紙３は所定の位置（第２図（ａ）において
記録紙３の左端がＢの位置にあるとき）で停止する。す
ると、サーマルヘッド１が下方に回動して記録紙３およ
びインクシート２ｅベルト４の張架部によって挟持する
。続いて、第２図（ｂｌに示すように、駆動ローラ５が
矢印ｆ方向に回転することによって、記録紙３は矢印ｇ
方向に走行する。このとき、サーマルヘッド１に画像情
報の信号に応じた所要の電圧が印加され、記録紙３に所
要の画像が記録される。

次に、記録紙３に所定の記録画範囲を記録するとサーマ
ルヘッド１が上方に回動して、第２図（ａ）に示すよう
に、ベルト４から一旦離間する。すると、記録紙８＃ｉ
また元の所定の位ＷＩＢまで搬送され、インクシート２
も矢印り方向に所定量走行する。続いて、また、サーマ
ルヘッドｌが下方に回動して、第２図（ｂｌに示すよう
に、ベルト４の張架部に当接し、前述と同様に、所定の
記録画範囲を記録する。以上のことを合計３回繰り返す
ことによってインクシート２のイエロー・マゼンダ・シ
アンの３色のインクが記録紙３上に熱転写されて７〜カ
ラーの画像が記録されることになる。

以上の動作の中で、サーマルヘッドｌを、駆動ローラ５
と従動ローラ６に張架されたベルト４の張架部に押圧可
能としたことにより、記録紙３およびインクシート２は
ベルト４の変形でサーマルヘッド１に圧接される。これ
によって、第３図に示すように、記録紙３およびインク
シート２とサーマル・ヘッドｌとの接触ｌＰｇＬは大き
く取れ、サーマルヘッドｌの位置にかかわらず、安定し
た、サーマルヘッド１０発熱体１１と記録紙３との接触
状態が得られる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、サーマルヘッドを駆動ｐ
−ヲと従動ローラに張架されたベルトの張架部に押圧可
能としたことにより、記録紙およびインクシートとサー
マルヘッドとの接触幅は駆動ローラと従動ローラの径の
大きさにかかわらず大きく取ることができて安定した、
サーマルヘッドの発熱体と記録紙との接触状態を得るこ
とができる。これによって、カスレなどの画像不良を防
止することができ、しかも、サーマルヘッドとベルトと
の当接位置は駆動ローブと従動ローラの間テアれば良く
、サーマルヘッドの位置決めを容易にすることができ、
さらに、駆動ローラと従動ローラの径を小さくして装置
自体を小型化することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における熱転写記録装置の要
部を示す斜視図、第２図（ａ）　（ｂ）はそれぞれ同熱
転写記録装置の要部、を示す正面図、第３図は同熱転写
記録装置におけるサーマルヘッドと記録紙の接触状態を
示す断面図、第４図は従来の熱転写記録装置の要部を示
す正面図、第５図は従来の熱転写記録装置における丈−
マμヘッドと記録紙の接触状態を示す断面図である。 １・・・サーマルヘッド、２・・・インクシート、３・
・・記録紙、４・・・ベルト、５・・・駆動ｐ−フ、６
・・・従動ローフ、７・・・チャッキング部、８・・・
ピンチローラ、９・・・サーマルヘラ ド保持部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、インクを塗布したインクシートと、記録紙上に前記
   インクシート上のインクを熱転写するサーマルヘッドと
   、駆動手段を有した駆動ローラと、前記駆動ローラに平
   行に設けた従動ローラと、前記駆動ローラと従動ローラ
   に張架したベルトと、前記駆動ローラ上の前記ベルト張
   架部の外側両端部に設けたチャッキング部と、前記記録
   紙を前記チャッキング部に挟持可能に設けたピンチロー
   ラと、前記サーマルヘッドを前記ベルトの張架部分に押
   圧可能に保持したサーマルヘッド保持部材とを有した熱
   転写記録装置。