JPH0612935Y2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0612935Y2
JPH0612935Y2 JP1985015604U JP1560485U JPH0612935Y2 JP H0612935 Y2 JPH0612935 Y2 JP H0612935Y2 JP 1985015604 U JP1985015604 U JP 1985015604U JP 1560485 U JP1560485 U JP 1560485U JP H0612935 Y2 JPH0612935 Y2 JP H0612935Y2
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JP
Japan
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recording
recording paper
roller
platen roller
platen
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JP1985015604U
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JPS61133351U (ja
Inventor
正明 志土地
芳正 大山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は記録紙ロールを用いるに適した記録装置に関
し、カラー転写記録を行なう熱転写記録装置に好適であ
る。
(ロ)従来の技術 一般に、インクシート上のインク層をサーマルヘツドに
て溶融し、これを記録紙に転写せしめて記録を行なう熱
転写記録装置において、特に記録紙として記録紙ロール
を用いる場合、記録紙の蛇行及び記録品質の低下の原因
となる記録紙のたるみを防止するために、記録紙に適当
なバツクテンシヨンが必要である。また、複数のカラー
のインク層、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの各イ
ンク層をこの順序で有するインクシートを用いてカラー
記録を行なう熱転写記録装置においては、1つのインク
層による熱転写記録が終了する毎に記録紙を元の位置ま
で戻す必要がある。そして、斯る記録紙を戻した時の記
録紙にかかるバツクテンシヨンは常に一定でなければな
らない。
第3図は「電子通信学会技術研究報告、EMC83、4
6」の第79頁乃至第84頁に見られる熱転写型カラー
プリンタを示す概略的側面図である。
インクシートロール(30)から繰り出されるインクシート
(31)は、ガイドローラ(32)を介してプラテンローラ(33)
とサーマルヘツド(34)との対接間を通り、ガイドローラ
(35)(36)を経て巻取ロール(37)に巻き取られる。インク
シート(31)は、イエロー、マゼンタ、シアンの各インク
層をこの順序で有する。
一方、記録紙ロール(38)から引き出される記録紙(39)
は、ガイドローラ(40)を経てインクシート(31)とプラテ
ンローラ(33)との間に導かれる。なお、押圧ローラ(41)
(42)がプラテンローラ(33)の外周面に記録紙(39)を押圧
すべく、プラテンローラ(33)の左右位置に配されてい
る。また、記録紙ロール(38)の外周には、ゴムローラ(4
3)が圧接されている。
なお、プラテンローラ(33)及びゴムローラ(43)は、支軸
(44)を中心として回動自在に設けられた可動部(図示せ
ず)に設けられ、図中破線に示す位置に移動せしめるこ
とができる構成となつており、斯る位置で記録紙ロール
(38)の装着が行なわれる。
而して、プラテンローラ(33)を時計方向に回転すること
により、インクシート(31)及び記録紙(39)を搬送しつつ
サーマルヘツド(34)を記録信号に応じて駆動せしめる
と、記録紙(39)にイエローの転写記録が行ない得る。こ
のイエローの記録終了後、プラテンローラ(33)を反時計
方向に、またゴムローラ(43)を時計方向に回転すること
により、記録紙(39)を初期位置まで巻き戻し、次の色の
記録を行なう。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところで上述のように、記録紙ロール(38)を装着する
際、記録紙ロール(38)から引き出された記録紙(39)が、
プラテンロール(33)及びサーマルヘツド(34)の対接部と
記録紙ロール(38)との間でたわむ場合がある。この状態
でカラー記録を行なうと、最初の記録時とその次の記録
時とにおける記録紙のバツクテンシヨンが異なり、記録
ずれを生ぜしめることになる。
本考案の目的は、記録紙ロールの装着時に記録紙のたわ
みを矯正し、記録紙に適宜なバツクテンシヨンの付与を
行なうことにある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、記録ヘッドと、該記録ヘッドに対向するプラ
テンローラと、該プラテンローラを記録可能位置と記録
不可能位置との間で移動せしめる可動部とを備え、記録
紙ロールから引き出され、上記記録ヘッドとプラテンロ
ーラとの間に配挿される記録紙に記録を行なう記録装置
において、 上記可動部に上記プラテンローラと共に回転自在に枢支
される搬送ローラと、上記可動部を上記記録不可能位置
から上記記録可能位置へ移動せしめる時、上記可動部が
上記記録可能位置に到達する前に上記プラテンローラと
当接して上記記録紙を挟む挟持手段とを設ける。
(ホ)作用 本考案は、上記狭持手段と上記プラテンローラを当接せ
しめた状態で上記可動部をさらに記録可能位置まで移動
させる際に、上記プラテンローラと上記記録紙ロールと
の間に張架される上記記録紙を上記搬送ローラにて押し
下げて上記記録紙を緊張させるものである。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す側面図である。インク
シートロール(1)から引き出されるインクシート(2)は、
イエロー、マゼンタ、シアンの各インク層をこの順序で
有しており、ガイドローラ(3)を経てサーマルヘツド(4)
とプラテンローラ(5)との対接間を通り、更に搬送ロー
ラ(6)と圧接ローラ(7)との対接間を通過した後、ガイド
ローラ(8)を経て巻取ロール(9)により巻き取られる。
記録紙ロール(10)から繰り出される記録紙(11)は、ガイ
ドローラ(12)を経て搬送ローラ(13)と押圧ローラ(14)と
の対接間を通り、更にサーマルヘツド(4)とプラテンロ
ーラ(5)との対接間及びこれより下流側のプラテンロー
ラ(5)と押圧ローラ(15)との対接間を経て排出される。
而して、サーマルヘツド(4)とプラテンローラ(5)との対
接間において、インクシート(2)と記録紙(11)とが重畳
されており、この状態でサーマルヘツド(4)を発熱駆動
することにより記録紙(11)に熱転写記録を行なうことが
できる。
ところで、プラテンローラ(5)及び搬送ローラ(13)は、
支軸(16)を中心に回動自在に設けられた一対の平行板か
らなる第1可動部(17)(一方のみ図示している)の間に
回転自在に枢支されている。また、圧接ローラ(7)、ガ
イドローラ(12)及び押圧ローラ(14)(15)は、支軸(16)を
中心に回動自在であると共に第1可動部(17)と平行に配
された一対の平行板からなる第2可動部(18)(一方のみ
図示している)の間に回転自在に枢支されている。
正逆回転可能な駆動モータ(19)は、これと同軸的に設け
られたプーリ(20)と大プーリ(21)との間に張架されたベ
ルト(22)、大プーリ(21)と同軸的に設けられた小プーリ
(23)と中間プーリ(24)との間に張架されたベルト(25)、
中間プーリ(24)とプラテンローラ(5)及び搬送ローラ(1
3)に連動するプーリ(26)(27)との間に張架されたベルト
(28)を介して、プラテンローラ(5)、搬送ローラ(13)を
正逆回転せしめる。更に、駆動モータ(19)は図示しない
クラツチ及びベルトを介して搬送ローラ(6)及び記録紙
ロール(10)を反時計方向へ、また巻取ロール(9)を時計
方向に回動せしめる。
インクシートロール(1)及びインクシート(2)の配設は、
第1可動部(17)及び第2可動部(18)の夫々を支軸(16)を
中心に時計方向へ回動せしめた状態(第1図の破線で示
す状態)で行なう。斯る回動動作により、サーマルヘツ
ド(4)とプラテンローラ(5)及び搬送ローラ(6)と圧接ロ
ーラ(7)の対接状態が解放されるので、インクシートロ
ール(1)及びインクシート(2)の配設は容易に行ない得
る。この配設の後、第2可動部(18)を所定置に回動移動
する。
一方、記録紙ロール(10)及び記録紙(11)の配設は、イン
クシートロール(1)及びインクシート(2)を装着して第2
可動部(18)を上記所定置へ配した状態、且つ第1可動部
(17)を支軸(16)を中心に時計方向へ回動せしめた状態
(即ち、記録不可能状態)で行なう。斯る回動によつ
て、サーマルヘツド(4)とプラテンローラ(5)、プラテン
ローラ(5)と押圧ローラ(15)及び搬送ローラ(13)と押圧
ローラ(14)の各対接状態は解放される。この状態で記録
紙ロール(10)を装着し、これにより引き出した記録紙(1
1)をガイドローラ(12)及び押圧ローラ(14)(15)を覆うよ
うに配し、その後第1可動部(17)を支軸(16)を中心に反
時計方向へ回動せしめる。この時の動作は第2図に示す
要部側面図を参照して詳述する。
第1可動部(17)を反時計方向へ回動していくと、まず、
プラテンローラ(5)と押圧ローラ(15)とが、その間に記
録紙(11)を挟んだ状態で対接する(第2図に示す状
態)。この状態から更に第1可動部(17)を反時計方向に
回動すると、搬送ローラ(13)が記録紙(11)に当接し、こ
れを押し下げる。この時、記録紙(11)はプラテンローラ
(5)と押圧ローラ(15)とにより挟まれているので、記録
紙(11)は記録紙ロール(10)から引き出される。これによ
つて、記録紙(11)は記録紙ロール(10)とプラテンローラ
(5)及び押圧ローラ(15)の対接間との間で弛むことなく
緊張し、従つて、記録紙(11)に適宜のバツクテンシヨン
を付与することができる。なお、第1可動部(17)の反時
計方向の回動は、サーマルヘツド(4)とプラテンローラ
(5)、及び搬送ローラ(13)と押圧ローラ(14)が夫々当接
した状態(記録可能状態)で終了する。
而して、上述のようにしてインクシート(2)及び記録紙
(11)の配設が終了した後、駆動モータ(19)を時計方向へ
回動することにより、プラテンローラ(5)、巻取ロール
(9)及び搬送ローラ(13)が時計方向へ、また搬送ローラ
(6)が反時計方向へ回転し、インクシート(2)及び記録紙
(11)を搬送する。この時、サーマルヘツド(4)を発熱駆
動することにより記録紙(11)にインクシート(2)のイエ
ローの熱転写記録を行なうことができる。
次に、インクシート(2)のマゼンタの熱転写記録を行な
う。まず、駆動モータ(19)を反時計方向へに回動するこ
とにより、プラテンローラ(5)、搬送ローラ(13)及び記
録紙ロール(10)を反時計方向に回転し、記録紙(11)を元
の位置まで巻き戻す。その後、上述のイエローの場合と
同様にしてマゼンタの熱転写記録を行なう。
(ト)考案の効果 従って、本考案によれば、記録紙ロールの装着時におい
て、可動部を記録不可能位置から記録不可能位置まで移
動させるだけで、挟持手段がプラテンローラと当接して
記録紙を挟んだ後に、この当接位置と記録紙ロールとの
間で押下手段が記録紙を押下するので、記録紙は弛むこ
となく緊張する。この結果、上記可動部の移動操作のみ
で、記録紙にバックテンションが自動的に付与された状
態となり、即座に所望の記録動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を状態別に示す側
面図及び要部側面図、第3図は従来例を示す側面図であ
る。 (4)…サーマルヘツド、(5)…プラテンローラ、(13)…搬
送ローラ(押下手段)、(15)…押圧ローラ(挟持手
段)、(17)…第1可動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ヘッドと、該記録ヘッドに対向するプ
    ラテンローラと、該プラテンローラを記録可能位置と記
    録不可能位置との間で移動せしめる可動部とを備え、記
    録紙ロールから引き出され、上記記録ヘッドとプラテン
    ローラとの間に配挿される記録紙に記録を行なう記録装
    置において、 上記可動部に上記プラテンローラと共に回転自在に枢支
    される搬送ローラと、上記可動部を上記記録不可能位置
    から上記記録可能位置へ移動せしめる時、上記可動部が
    上記記録可能位置に到達する前に上記プラテンローラと
    当接して上記記録紙を挟む狭持手段とを設け、該狭持手
    段と上記プラテンローラを当接せしめた状態で上記可動
    部をさらに記録可能位置まで移動させる際に、上記プラ
    テンローラと上記記録紙ロールとの間に張架される上記
    記録紙を上記搬送ローラにて押し下げて上記記録紙を緊
    張させることを特徴とする記録装置。
JP1985015604U 1985-02-06 1985-02-06 記録装置 Expired - Lifetime JPH0612935Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985015604U JPH0612935Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985015604U JPH0612935Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06 記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS61133351U JPS61133351U (ja) 1986-08-20
JPH0612935Y2 true JPH0612935Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=30501594

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6312613Y2 (ja) * 1981-06-03 1988-04-11
JPS59107257U (ja) * 1983-01-07 1984-07-19 株式会社リコー 記録装置
JPS59194939U (ja) * 1983-06-13 1984-12-25 富士通株式会社 カラ−プリンタ装置
JPS60114847U (ja) * 1984-01-09 1985-08-03 株式会社リコー 記録装置

Also Published As

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JPS61133351U (ja) 1986-08-20

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