JP2000003303A - 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体Info
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- JP2000003303A JP2000003303A JP16845998A JP16845998A JP2000003303A JP 2000003303 A JP2000003303 A JP 2000003303A JP 16845998 A JP16845998 A JP 16845998A JP 16845998 A JP16845998 A JP 16845998A JP 2000003303 A JP2000003303 A JP 2000003303A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリリークの発生による異常動作のない、
信頼度の高い情報処理装置、情報処理方法およびこの情
報処理方法を実現するためのプログラムを格納した記憶
媒体を提供する。 【解決手段】 処理事例発生毎に、その処理事例で使用
するメモリの領域を示すポインタを発生し、ポインタテ
ーブルに格納する。処理事例消滅毎にその処理事例で発
生したポインタを前記ポインタテーブルから削除する。
その削除により前記ポインタテーブルにその削除するポ
インタと同一のポインタが存在しなくなる場合に、その
削除するポインタの示すメモリの領域を解放する。
信頼度の高い情報処理装置、情報処理方法およびこの情
報処理方法を実現するためのプログラムを格納した記憶
媒体を提供する。 【解決手段】 処理事例発生毎に、その処理事例で使用
するメモリの領域を示すポインタを発生し、ポインタテ
ーブルに格納する。処理事例消滅毎にその処理事例で発
生したポインタを前記ポインタテーブルから削除する。
その削除により前記ポインタテーブルにその削除するポ
インタと同一のポインタが存在しなくなる場合に、その
削除するポインタの示すメモリの領域を解放する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の信号保安装
置のような、特に高い信頼度が要求される情報処理装置
に関するものである。
置のような、特に高い信頼度が要求される情報処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オブジェクト指向のプログラム言語、た
とえばC++では、データの型と、このデータを用いた
処理の型とをカプセル化(一体化)したクラスを充分用
意し、このクラスの組合せにより所要のプログラムを構
成し、所要の仕事(情報処理)を行っている。
とえばC++では、データの型と、このデータを用いた
処理の型とをカプセル化(一体化)したクラスを充分用
意し、このクラスの組合せにより所要のプログラムを構
成し、所要の仕事(情報処理)を行っている。
【0003】図3にクラスの例とこのクラスによるメモ
リ確保の例をあげて説明する。図3(a)に示すSEI
TO(以下生徒と記す)というクラス31は、A,B,
C,D,Eというデータの型32と、E=(A+B+C
+D)/4という処理の型33とが一体化されたクラス
である。このクラス31の具体的、個別的な事例(処理
事例)であるインスタンス(オブジェクトともいう)と
して、たとえばTAROU34,HANAKO35が生
成されると、図3(b)に示すように、情報処理装置
(パソコン等)におけるメモリ36において、各インス
タンスTAROU,HANAKOに対応した所定のバイ
ト数のメモリの領域(以下メモリ領域という)A,B,
C,D,E(動的メモリともいう)37,38が確保さ
れる。
リ確保の例をあげて説明する。図3(a)に示すSEI
TO(以下生徒と記す)というクラス31は、A,B,
C,D,Eというデータの型32と、E=(A+B+C
+D)/4という処理の型33とが一体化されたクラス
である。このクラス31の具体的、個別的な事例(処理
事例)であるインスタンス(オブジェクトともいう)と
して、たとえばTAROU34,HANAKO35が生
成されると、図3(b)に示すように、情報処理装置
(パソコン等)におけるメモリ36において、各インス
タンスTAROU,HANAKOに対応した所定のバイ
ト数のメモリの領域(以下メモリ領域という)A,B,
C,D,E(動的メモリともいう)37,38が確保さ
れる。
【0004】図4により従来の情報処理装置の動作を説
明する。図4において、クラスCが図3に示す生徒のク
ラスであり、クラスAがSENSEI(以下先生と記
す)のクラスであり、クラスBがKOUCHO(以下校
長と記す)のクラスであるとする。
明する。図4において、クラスCが図3に示す生徒のク
ラスであり、クラスAがSENSEI(以下先生と記
す)のクラスであり、クラスBがKOUCHO(以下校
長と記す)のクラスであるとする。
【0005】今情報処理装置において、クラスAのイン
スタンスである先生KATOUがクラスCのインスタン
スである生徒TAROU,……を生成して、生徒TAR
OU,……各人のある課目における各テストの点数(成
績)A,B,C,Dからその課目のテストの平均点Eを
求め、クラスBのインスタンスである校長SATOUが
各生徒の平均点Eをチェックする処理を行う場合、クラ
スCのインスタンスである生徒TAROU,……の生成
に伴い、情報処理装置のメモリ36には、各生徒に対応
して所定のメモリ領域37,38……が順次確保されて
行く。
スタンスである先生KATOUがクラスCのインスタン
スである生徒TAROU,……を生成して、生徒TAR
OU,……各人のある課目における各テストの点数(成
績)A,B,C,Dからその課目のテストの平均点Eを
求め、クラスBのインスタンスである校長SATOUが
各生徒の平均点Eをチェックする処理を行う場合、クラ
スCのインスタンスである生徒TAROU,……の生成
に伴い、情報処理装置のメモリ36には、各生徒に対応
して所定のメモリ領域37,38……が順次確保されて
行く。
【0006】このようにして、図4に示すとおり、クラ
スCのインスタンスは複数のクラスA,Bのインスタン
スから使用(参照)される。
スCのインスタンスは複数のクラスA,Bのインスタン
スから使用(参照)される。
【0007】クラスAのインスタンスである先生KAT
OUの処理が終了すると、このインスタンスは消滅す
る。また、クラスBのインスタンスである校長SATO
Uの処理が終了すると、このインスタンスも消滅する。
OUの処理が終了すると、このインスタンスは消滅す
る。また、クラスBのインスタンスである校長SATO
Uの処理が終了すると、このインスタンスも消滅する。
【0008】しかしながら、クラスAのインスタンスが
消滅するとき、クラスCのインスタンスTAROU,…
…は自分専用のインスタンスではないため、このクラス
Cのインスタンスを消滅させない。同様の理由でクラス
Bのインスタンスも、クラスCのインスタンスTARO
U,……を消滅させないで、自らは消滅する。このよう
にして、クラスCのインスタンスTAROU,……は使
用するクラスがなくなったにもかかわらずメモリ上に残
る。
消滅するとき、クラスCのインスタンスTAROU,…
…は自分専用のインスタンスではないため、このクラス
Cのインスタンスを消滅させない。同様の理由でクラス
Bのインスタンスも、クラスCのインスタンスTARO
U,……を消滅させないで、自らは消滅する。このよう
にして、クラスCのインスタンスTAROU,……は使
用するクラスがなくなったにもかかわらずメモリ上に残
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置で
は、前述のように、複数のクラス(A,B,……)のイ
ンスタンスにより使用されていたあるクラス(C)のイ
ンスタンスは、前記複数のクラスのインスタンスによる
使用終了後も消滅せず、この消滅しないインスタンスに
よりメモリ上に確保していたメモリ領域は確保されたま
まとなる。
は、前述のように、複数のクラス(A,B,……)のイ
ンスタンスにより使用されていたあるクラス(C)のイ
ンスタンスは、前記複数のクラスのインスタンスによる
使用終了後も消滅せず、この消滅しないインスタンスに
よりメモリ上に確保していたメモリ領域は確保されたま
まとなる。
【0010】このように、確保したメモリ領域が不要に
なったにもかかわらず、このメモリ領域を解放せずに残
ってしまうことを“メモリリーク”という。
なったにもかかわらず、このメモリ領域を解放せずに残
ってしまうことを“メモリリーク”という。
【0011】従来の情報処理装置では、このメモリリー
クの発生により、メモリにおける利用可能な領域が減少
しメモリ不足となってプログラムが停止或は暴走する等
して異常動作をするおそれがある。
クの発生により、メモリにおける利用可能な領域が減少
しメモリ不足となってプログラムが停止或は暴走する等
して異常動作をするおそれがある。
【0012】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、メモリリークの発生による異常動作のおそれ
のない、信頼度の高い情報処理装置、情報処理方法、お
よびこの情報処理方法を実現するためのプログラムを格
納したCD−ROM等の記憶媒体を提供することを目的
とするものである。
たもので、メモリリークの発生による異常動作のおそれ
のない、信頼度の高い情報処理装置、情報処理方法、お
よびこの情報処理方法を実現するためのプログラムを格
納したCD−ROM等の記憶媒体を提供することを目的
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、情報処理装置を次の(1)のとおり
に、情報処理方法を次の(2)のとおりに、そして記憶
媒体を次の(3)のとおりに構成する。
め、本発明では、情報処理装置を次の(1)のとおり
に、情報処理方法を次の(2)のとおりに、そして記憶
媒体を次の(3)のとおりに構成する。
【0014】(1)処理事例発生毎に、その処理事例で
使用するメモリの領域を示すポインタを発生するポイン
タ発生手段と、このポインタ発生手段で発生したポイン
タを格納するポインタテーブルと、処理事例消滅毎に、
その処理事例で使用したメモリの領域を示すポインタを
前記ポインタテーブルから削除するポインタ削除手段
と、このポインタ削除手段で前記ポインタテーブルから
ポインタを削除することにより前記ポインタテーブルに
その削除するポインタと同一のポインタが存在しなくな
るとき、そのポインタの示すメモリの領域を解放するメ
モリ領域解放手段とを備えた情報処理装置。
使用するメモリの領域を示すポインタを発生するポイン
タ発生手段と、このポインタ発生手段で発生したポイン
タを格納するポインタテーブルと、処理事例消滅毎に、
その処理事例で使用したメモリの領域を示すポインタを
前記ポインタテーブルから削除するポインタ削除手段
と、このポインタ削除手段で前記ポインタテーブルから
ポインタを削除することにより前記ポインタテーブルに
その削除するポインタと同一のポインタが存在しなくな
るとき、そのポインタの示すメモリの領域を解放するメ
モリ領域解放手段とを備えた情報処理装置。
【0015】(2)情報処理装置における情報処理方法
であって、処理事例発生毎に、その処理事例で使用する
メモリの領域を示すポインタを発生するステップと、こ
のステップで発生したポインタをポインタテーブルに格
納するステップと、処理事例消滅毎に、その処理事例で
使用したメモリの領域を示すポインタを前記ポインタテ
ーブルから削除するステップと、このステップでポイン
タを削除することにより前記ポインタテーブルにその削
除するポインタと同一のポインタが存在しなくなると
き、そのポインタの示すメモリの領域を解放するステッ
プとを備えた情報処理方法。
であって、処理事例発生毎に、その処理事例で使用する
メモリの領域を示すポインタを発生するステップと、こ
のステップで発生したポインタをポインタテーブルに格
納するステップと、処理事例消滅毎に、その処理事例で
使用したメモリの領域を示すポインタを前記ポインタテ
ーブルから削除するステップと、このステップでポイン
タを削除することにより前記ポインタテーブルにその削
除するポインタと同一のポインタが存在しなくなると
き、そのポインタの示すメモリの領域を解放するステッ
プとを備えた情報処理方法。
【0016】(3)前記(2)記載の情報処理方法を実
現するためのプログラムを格納した記憶媒体。
現するためのプログラムを格納した記憶媒体。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を情報処
理装置の実施例により詳しく説明する。なお本発明は、
情報処理装置の形に限らず、情報処理方法の形で、更に
この情報処理方法を実現するためのプログラムを格納し
たCD−ROM等の記憶媒体の形で同様に実施すること
ができる。
理装置の実施例により詳しく説明する。なお本発明は、
情報処理装置の形に限らず、情報処理方法の形で、更に
この情報処理方法を実現するためのプログラムを格納し
たCD−ROM等の記憶媒体の形で同様に実施すること
ができる。
【0018】
【実施例】図1は実施例である“情報処理装置”の要部
構成を示す図であり、図2はその動作説明図である。本
実施例においても、前述の従来例と同様に、生徒の平均
点について所要の処理を行う例により説明する。
構成を示す図であり、図2はその動作説明図である。本
実施例においても、前述の従来例と同様に、生徒の平均
点について所要の処理を行う例により説明する。
【0019】本実施例においては、クラス先生であるク
ラスA、クラス校長であるクラスB、クラス生徒である
クラスCの他に、メモリリーク監視クラスであるクラス
Dを更に用いる。クラスDは処理の型として、ポインタ
受付関数とポインタ削除関数を有している。
ラスA、クラス校長であるクラスB、クラス生徒である
クラスCの他に、メモリリーク監視クラスであるクラス
Dを更に用いる。クラスDは処理の型として、ポインタ
受付関数とポインタ削除関数を有している。
【0020】本実施例では、たとえば、図1(a)に示
すように、クラスAのインスタンスKATOUを生成
し、クラスCのインスタンスTAROUをアクセスする
場合は、クラスAのインスタンスKATOUに、クラス
CのインスタンスTAROUのポインタを実装し、この
ポインタを引き数にして、クラスDのインスタンスのポ
インタ受付関数をコールする。ここでポインタは図1
(b)に示すように、クラスCの各インスタンスTAR
OU,HANAKO,……に対応する各メモリ領域の先
頭アドレスである。
すように、クラスAのインスタンスKATOUを生成
し、クラスCのインスタンスTAROUをアクセスする
場合は、クラスAのインスタンスKATOUに、クラス
CのインスタンスTAROUのポインタを実装し、この
ポインタを引き数にして、クラスDのインスタンスのポ
インタ受付関数をコールする。ここでポインタは図1
(b)に示すように、クラスCの各インスタンスTAR
OU,HANAKO,……に対応する各メモリ領域の先
頭アドレスである。
【0021】ポインタ受付関数は、図2に示すようなポ
インタテーブルを作成する。クラスAのインスタンスK
ATOUからポインタAを引き数にしてポインタ受付関
数をコールすると、ポインタテーブルにポインタAが格
納され、クラスAのインスタンスKATOUから他のポ
インタB(HANAKOを示す)を引き数にしてポイン
タ受付関数をコールするとポインタテーブルにポインタ
Bが格納される。クラスBのインスタンスSATOUを
生成し、クラスCのインスタンスHANAKO,……を
アクセスする場合にも、クラスCのポインタB,……を
実装することになり、たとえばこの場合に実装したポイ
ンタBを引き数にしてクラスDのインスタンスのポイン
タ受付関数をコールすると、ポインタテーブルに更にポ
インタBが格納される。図2のポインタテーブルはこの
ようにして形成されたものである。
インタテーブルを作成する。クラスAのインスタンスK
ATOUからポインタAを引き数にしてポインタ受付関
数をコールすると、ポインタテーブルにポインタAが格
納され、クラスAのインスタンスKATOUから他のポ
インタB(HANAKOを示す)を引き数にしてポイン
タ受付関数をコールするとポインタテーブルにポインタ
Bが格納される。クラスBのインスタンスSATOUを
生成し、クラスCのインスタンスHANAKO,……を
アクセスする場合にも、クラスCのポインタB,……を
実装することになり、たとえばこの場合に実装したポイ
ンタBを引き数にしてクラスDのインスタンスのポイン
タ受付関数をコールすると、ポインタテーブルに更にポ
インタBが格納される。図2のポインタテーブルはこの
ようにして形成されたものである。
【0022】クラスAのインスタンスKATOUの処理
が終了し、このインスタンスKATOUが消滅する場合
に、インスタンスの使用にかかるポインタAを引き数に
してクラスDのインスタンスのポインタ削除関数をコー
ルする。ポインタ削除関数は、ポインタテーブルのポイ
ンタAを削除し、これにより図2の場合のようにポイン
タテーブルにポインタAがなくなるときは、ポインタ削
除関数はポインタAを引き数にしてクラスCのインスタ
ンスTAROUの消滅関数をコールする。この消滅関数
はポインタAの示す、クラスCのインスタンスTARO
Uのメモリ領域を解放する。
が終了し、このインスタンスKATOUが消滅する場合
に、インスタンスの使用にかかるポインタAを引き数に
してクラスDのインスタンスのポインタ削除関数をコー
ルする。ポインタ削除関数は、ポインタテーブルのポイ
ンタAを削除し、これにより図2の場合のようにポイン
タテーブルにポインタAがなくなるときは、ポインタ削
除関数はポインタAを引き数にしてクラスCのインスタ
ンスTAROUの消滅関数をコールする。この消滅関数
はポインタAの示す、クラスCのインスタンスTARO
Uのメモリ領域を解放する。
【0023】同様に、クラスAのインスタンスKATO
Uの消滅により、クラスDのインスタンスのポインタテ
ーブルのポインタBが削除され、クラスBのインスタン
スSATOUの消滅により、クラスDのインスタンスの
ポインタテーブルのポインタBが削除され、ポインタテ
ーブルのポインタBがなくなった場合は、クラスDのイ
ンスタンスのポインタ削除関数は、ポインタBを引き数
にしてクラスCのインスタンスHANAKOの消滅関数
をコールし、その消滅関数はポインタBの示すクラスC
のインスタンスHANAKOのメモリ領域を解放する。
Uの消滅により、クラスDのインスタンスのポインタテ
ーブルのポインタBが削除され、クラスBのインスタン
スSATOUの消滅により、クラスDのインスタンスの
ポインタテーブルのポインタBが削除され、ポインタテ
ーブルのポインタBがなくなった場合は、クラスDのイ
ンスタンスのポインタ削除関数は、ポインタBを引き数
にしてクラスCのインスタンスHANAKOの消滅関数
をコールし、その消滅関数はポインタBの示すクラスC
のインスタンスHANAKOのメモリ領域を解放する。
【0024】このようにして、本実施例によれば、メモ
リリークを避けることができるので、情報処理装置がメ
モリリークの発生によりメモリ不足となり、プログラム
が停止或は暴走する等して異常動作をするおそれがな
く、高い信頼度が得られる。
リリークを避けることができるので、情報処理装置がメ
モリリークの発生によりメモリ不足となり、プログラム
が停止或は暴走する等して異常動作をするおそれがな
く、高い信頼度が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリリークの発生による異常動作のない、信頼度の高
い情報処理装置、情報処理方法およびこの情報処理方法
を実現するためのプログラムを格納した記憶媒体を提供
することができる。
メモリリークの発生による異常動作のない、信頼度の高
い情報処理装置、情報処理方法およびこの情報処理方法
を実現するためのプログラムを格納した記憶媒体を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の要部構成を示す図
【図2】 実施例の動作説明図
【図3】 クラスの例とメモリの確保の例を示す図
【図4】 従来例の動作説明図
31 クラス 32,33 型 36 メモリ 37,38 メモリの領域(メモリ領域ともいう)
Claims (3)
- 【請求項1】 処理事例発生毎に、その処理事例で使用
するメモリの領域を示すポインタを発生するポインタ発
生手段と、このポインタ発生手段で発生したポインタを
格納するポインタテーブルと、処理事例消滅毎に、その
処理事例で使用したメモリの領域を示すポインタを前記
ポインタテーブルから削除するポインタ削除手段と、こ
のポインタ削除手段で前記ポインタテーブルからポイン
タを削除することにより前記ポインタテーブルにその削
除するポインタと同一のポインタが存在しなくなると
き、そのポインタの示すメモリの領域を解放するメモリ
領域解放手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 情報処理装置における情報処理方法であ
って、処理事例発生毎に、その処理事例で使用するメモ
リの領域を示すポインタを発生するステップと、このス
テップで発生したポインタをポインタテーブルに格納す
るステップと、処理事例消滅毎に、その処理事例で使用
したメモリの領域を示すポインタを前記ポインタテーブ
ルから削除するステップと、このステップでポインタを
削除することにより前記ポインタテーブルにその削除す
るポインタと同一のポインタが存在しなくなるとき、そ
のポインタの示すメモリの領域を解放するステップとを
備えたことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の情報処理方法を実現する
ためのプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16845998A JP2000003303A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16845998A JP2000003303A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000003303A true JP2000003303A (ja) | 2000-01-07 |
Family
ID=15868514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16845998A Withdrawn JP2000003303A (ja) | 1998-06-16 | 1998-06-16 | 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000003303A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005301660A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | メモリリークの原因箇所検出方法、及びその実行プログラム |
KR100806651B1 (ko) * | 2001-02-22 | 2008-02-26 | 아게아 악티에볼라크 | 내부에서 혼합된 금속, 금속 산화물 또는 금속 수산화물로이루어지는 입자를 포함하는 슬러지의 처리 방법 및 처리장치 |
JP2008134709A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Hitachi Ltd | メモリリーク検出方法、メモリリーク検出装置及びメモリリーク検出プログラム |
-
1998
- 1998-06-16 JP JP16845998A patent/JP2000003303A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100806651B1 (ko) * | 2001-02-22 | 2008-02-26 | 아게아 악티에볼라크 | 내부에서 혼합된 금속, 금속 산화물 또는 금속 수산화물로이루어지는 입자를 포함하는 슬러지의 처리 방법 및 처리장치 |
JP2005301660A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | メモリリークの原因箇所検出方法、及びその実行プログラム |
JP4512402B2 (ja) * | 2004-04-12 | 2010-07-28 | 株式会社日立製作所 | メモリリークの原因箇所検出方法、及びその実行プログラム |
JP2008134709A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Hitachi Ltd | メモリリーク検出方法、メモリリーク検出装置及びメモリリーク検出プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |