JP2000000196A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000000196A
JP2000000196A JP16756198A JP16756198A JP2000000196A JP 2000000196 A JP2000000196 A JP 2000000196A JP 16756198 A JP16756198 A JP 16756198A JP 16756198 A JP16756198 A JP 16756198A JP 2000000196 A JP2000000196 A JP 2000000196A
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cleaning
electric blower
drive
vacuum cleaner
cleaning operation
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JP16756198A
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Takeshi Terada
寺田  健
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が複雑化することなく誤作動を防止して
掃除動作に対応して電動送風機の駆動を制御できる電気
掃除機を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体に一端が接続するホース
の他端に電動送風機Mの駆動状態を設定する操作手段34
を備えた把持部を設ける。離間した一対の電極間上に導
電性の転動体を転動可能に配設した掃除状態検出センサ
45を、掃除にて振動しやすく操作手段34の信号線50を利
用できる把持部に設ける。操作手段34の設定にて電動送
風機Mを駆動して掃除する。掃除状態検出センサ45にて
掃除動作を検出しない場合、掃除の中断と判断して電動
送風機Mを停止する。仮停止状態で操作手段34による設
定操作や掃除動作の検出にて、停止前の駆動状態で駆動
し、掃除作業性を向上する。仮停止状態が所定時間を越
えると操作手段34による設定操作のみ受け付けて電動送
風機Mを駆動し、掃除中断時の誤作動を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掃除動作を判断し
て電動送風機の駆動状態を制御する電気掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば特開平2−209122号公報および特開平2−2
68719号公報に記載の構成が知られている。
【0003】そして、特開平2−209122号公報に
記載の電気掃除機は、吸込口本体に設けた動作および静
止の掃除動作を検出する掃除動作検出手段により、吸込
口本体が静止していることを検出すると掃除の中断と判
断して電動送風機の駆動を低減する。
【0004】しかしながら、この特開平2−20912
2号公報に記載の吸込口本体に掃除動作検出手段を備え
た電気掃除機では、例えばホースの先端に家具ブラシな
どを直接取り付けて掃除する場合など、掃除形態を変え
ると掃除動作を検出できず掃除が中断した際に電動送風
機の駆動を低減して騒音の低減や省エネルギ化を図るこ
とができなくなる。また、吸込口本体に設けた掃除動作
検出手段にて検出した掃除動作を吸込口本体から伝達す
るための信号線を延長管およびホースに配設しなければ
ならず、製造性の向上および軽量小型化が図れない。
【0005】一方、特開平2−268719号公報に記
載の電気掃除機は、電動送風機の駆動により生じる負圧
を検出し、この負圧が所定値以上でかつ変動するか否か
により掃除中であるか掃除の中断であるかの掃除動作を
判断して電動送風機の駆動状態を制御する。
【0006】しかしながら、この特開平2−26871
9号公報に記載の負圧を検出して制御する電気掃除機で
は、例えば床面が掃除動作中であって負圧の変動の少な
い板の間など、床面の種類によっては掃除動作を正しく
判断できず、誤作動を生じるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特開
平2−209122号公報に記載の吸込口本体に掃除動
作検出手段を備えた電気掃除機では、掃除形態を変える
と掃除動作を検出できず掃除動作に対応した電動送風機
の駆動制御ができなくなるとともに、検出した掃除動作
を吸込口本体から伝達するための信号線が必要となり、
製造性の向上および軽量小型化が図れない。
【0008】また、特開平2−268719号公報に記
載の負圧を検出して制御する電気掃除機では、床面の種
類によっては掃除動作を正しく判断できず誤作動を生じ
るおそれがある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、構成が複雑化することなく誤作動を防止して掃除動
作に対応して電動送風機の駆動を制御できる電気掃除機
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、電動送風機を収容する掃除機本体と、一端側が前
記電動送風機の負圧側に連通して前記掃除機本体に接続
され他端側に把持部を有するホースと、このホースの把
持部に設けられ振動を検出する掃除動作検出手段と、前
記電動送風機の駆動中に、前記掃除動作検出手段にて掃
除動作を検出しない場合に掃除が中断したと判断して前
記電動送風機の駆動を低減または停止する制御手段とを
具備したものである。
【0011】そして、制御手段により、一端側が掃除機
本体に接続されるホースの把持部に設けた掃除動作検出
手段にて電動送風機の駆動中に振動を検出しない場合、
掃除が中断したと判断して電動送風機の駆動を低減また
は停止するので、例えば、吸込口体を使用しない場合や
他の付属を使用する場合あるいはホースから直接塵埃を
吸い込む場合でも、掃除動作を判断できる。また、把持
部を持って吸込口体を床面上でゆっくり走行させて掃除
している場合であっても手で持たれた把持部は振動しや
すいことから、掃除動作を正しく判断でき、掃除動作に
対応して誤作動なく確実に電動送風機の駆動が制御され
る。
【0012】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、制御手段は、掃除が中断した
と判断してから所定時間経過後に電動送風機の駆動を低
減または停止するものである。
【0013】そして、制御手段により、掃除が中断した
と判断してから所定時間が経過後に電動送風機の駆動を
低減または停止するので、振動しやすいホースの把持部
に掃除動作検出手段を設けても、掃除中に頻繁に電動送
風機の入力が増減して耳障りな音の変化が生じることを
防止する。
【0014】請求項3記載の電気掃除機は、電動送風機
を収容する掃除機本体と、前記電動送風機の駆動状態を
設定する操作手段と、掃除動作を検出する掃除動作検出
手段と、前記操作手段の設定操作により前記電動送風機
を駆動制御するとともに、前記電動送風機の駆動中に前
記掃除動作検出手段にて掃除動作を検出しない場合に掃
除が中断されたと判断して前記電動送風機の駆動を低減
させ、その後所定時間掃除動作が検出されない場合には
設定手段による設定操作があるまで電動送風機を停止さ
せる制御手段とを具備したものである。
【0015】そして、制御手段により、操作手段の設定
操作に対応して電動送風機を駆動制御し、掃除動作検出
手段にて掃除動作を検出しない場合には掃除が中断され
たと判断して電動送風機の駆動を低減し、この駆動が低
減した状態で所定時間掃除動作が検出されない場合には
操作手段による設定操作があるまで電動送風機を停止さ
せるため、一旦駆動が低減した後さらに放置されると停
止させるので、電動送風機の駆動状態がON・OFFを
必要以上に繰り返さないとともに省エネルギを図れる。
また、電動送風機が停止後、操作手段による設定操作が
あるまでは停止させるので、停止された後に例えばスタ
ンド収納したまま放置されても、振動が加わるのみでは
動作しないので不用意に掃除が開始することを防止す
る。
【0016】請求項4記載の電気掃除機は、請求項3記
載の電気掃除機において、制御手段は、掃除が中断され
たと判断して電動送風機の駆動を低減させた際に、操作
手段により設定操作されても電動送風機の駆動を低減状
態に維持するものである。
【0017】そして、制御手段により、掃除が中断され
て電動送風機の駆動が低減した際には、操作手段により
設定操作されても電動送風機の駆動を低減状態に維持す
るため、例えば掃除が中断して電動送風機の駆動が低減
中に、使用者の意志に反して操作手段が設定操作されて
も駆動を低減したままとするので不用意に掃除が開始す
るのを防止する。
【0018】請求項5記載の電気掃除機は、請求項3記
載の電気掃除機において、制御手段は、掃除が中断され
たと判断して電動送風機の駆動を低減させた際に、操作
手段により設定操作されると電動送風機の駆動状態を設
定操作に応じて可変するものである。
【0019】そして、制御手段により、掃除が中断され
て電動送風機の駆動が低減している際に操作手段による
設定操作がされると、この操作手段の設定操作に対応し
て電動送風機の駆動を可変するため、掃除を中断して電
動送風機の駆動が低減中に使用者が操作手段により設定
操作すれば、その設定操作に応じて駆動を制御するの
で、掃除の再開時には所望の駆動状態を設定操作すれば
よく、操作性が向上する。
【0020】請求項6記載の電気掃除機は、請求項1な
いし5いずれか一記載の電気掃除機において、制御手段
は、掃除が中断されたと判断して電動送風機の駆動を低
減または停止している際に掃除動作検出手段にて掃除動
作を検出した場合に前記電動送風機の駆動を低減または
停止する前の駆動状態に制御するものである。
【0021】そして、制御手段により、掃除が中断した
と判断して電動送風機の駆動を低減または停止している
際に掃除動作検出手段にて掃除動作を検出した場合には
電動送風機を低減または停止する前の駆動状態で駆動さ
せるため、掃除の再開の際に電動送風機の駆動状態を再
度設定する必要がなく、掃除作業性が向上する。
【0022】請求項7記載の電気掃除機は、請求項1な
いし6いずれか一記載の電気掃除機において、掃除動作
検出手段は、水平方向に間隙を介して対向する電極と、
これら電極間上で転動可能な転動体とを備えたものであ
る。
【0023】そして、水平方向に間隙を介して対向する
電極間上で転動可能な転動体を備えて掃除動作検出手段
を構成したため、簡単な構成で掃除動作を検出できる。
【0024】請求項8記載の電気掃除機は、請求項1な
いし6いずれか一記載の電気掃除機において、掃除動作
検出手段は、転動可能な転動体と、この転動体の移動に
より遮光される光センサとを備えたものである。
【0025】そして、転動可能な転動体の移動により遮
光される光センサを設けて掃除動作検出手段を構成した
ため、簡単な構成で掃除動作を検出できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0027】図2において、1は電気掃除機本体で、こ
の電気掃除機本体1は、上面を開口する下ケース部材2
およびこの下ケース部材2の後部上面を覆う上ケース部
材3を備えた本体ケース4と、この本体ケース4の前部
に開口する集塵開口5には、開閉自在に蓋体6が設けら
れている。そして、この電気掃除機本体1の内部には、
図示しない電動送風機が収納された電動送風機室、およ
び、電動送風機の負圧側に吸引した集塵を捕捉する集塵
袋を着脱自在に装着する集塵室が区画形成されている。
また、電気掃除機本体1の前部には、ホース8を接続し
集塵室に連通する吸込口9が形成されている。
【0028】そして、ホース8は、可撓性を有するホー
ス体11の一端に吸込口9に嵌合接続される接続管12を有
し、ホース体11の他端に後方に向けて分岐する形状の把
持部13を有し、この把持部13の先端には、延長管14を介
して吸込口本体15などが取り付けられる。
【0029】また、吸込口本体15は、下面に図示しない
吸込口を開口する横長矩形状のケース体16内に、図示し
ない電動機やエアタービンなどの駆動手段およびこの駆
動手段にて回転駆動される吸込口に臨んで位置する回転
清掃体を配設している。
【0030】一方、把持部13は、図3および図4に示す
ように、基部21および蓋部22を備えている。そして、基
部21には、一端部にホース体11を嵌着固定するとともに
他端部に延長管14を着脱自在に接続させてホース体11と
延長管14とを気密に屈曲連通させる連通管部23と、この
基部21の後方から後部に向けて湾曲して形成されるとと
もに上方が開口された把手下部24とが形成されている。
【0031】また、蓋部22には把手下部24に対向し下面
が開口した把手上部25が湾曲して形成され、把手下部24
および把手上部25にて握り部26が構成されている。
【0032】さらに、蓋部22の上面には、延長管14を係
脱可能に係合する係脱ボタン28を突出させる嵌合孔29が
設けられている。また、蓋部22の上面には、例えばメン
ブレンスイッチなどにて形成された操作スイッチである
面板スイッチとして、電動送風機の駆動を「強」に制御
する強用スイッチ30、「中」に制御する中用スイッチ3
1、「弱」に制御する弱用スイッチ32および電動送風機
の駆動を停止させる停止用スイッチ33を一面側である表
面側に配設した細長板状の操作手段34を装着する細長状
の開口部35を上面に開口する凹状の凹部36が設けられて
いる。なお、操作手段34の裏面側には演算素子などの各
種電気部品37にて構成された電気部品にて構成された操
作回路が搭載されている。
【0033】そして、凹部36は、開口部35に間隙を介し
て対向し連通管部23の軸方向である前後方向に細長板状
の底板40と、この底板40の長手方向の両側から開口部35
の縁近傍に亘る板状の側板41と、開口部35の前後方側の
縁近傍に突設された端板42,42と、連通管部23から開口
部35に向けて突出する支持突部43とにて、操作手段34の
周縁を位置決め固定して装着可能に略凹状に形成されて
いる。
【0034】さらに、操作手段34の表面には、掃除動作
検出手段としての掃除状態検出センサ45が設けられてい
る。この掃除状態検出センサ45は、図5および図6に示
すように、略円筒状の矩体部46と、この矩体部46の内部
底面に設けられ所定の間隙を介して対向する一対の電極
47,47と、矩体部46内に移動可能に電極47,47間上に跨
がって配設された転動体48とを備えている。そして、転
動体48は一端面が半球面に形成された略円柱状に形成さ
れ、他面にリング状に導電体49が設けられ、電極47,47
間上に跨がって載置する状態で電極47,47間を電気的に
接続し、把持部13が傾いたり掃除の際の前後への移動な
どにより転動体48が倒れるように傾くと電極47,47間が
電気的に開放する。
【0035】そして、操作手段34の操作回路は、操作手
段34の各種スイッチ30〜33の操作内容を記憶する図示し
ない記憶手段を備えるとともに、掃除状態検出センサ45
からの信号待ち状態、すなわち把持部13が傾いた状態の
まま、あるいは電極47,47間上に跨がったままの状態と
なって電極47,47間が閉成または開成した状態の時間を
計測する図示しない計時手段を備えている。
【0036】そして、操作手段34から導出するリード線
34a は、ホース体11内に螺旋状に設けられた信号線50に
スリップリング51を介して接続されている。
【0037】次に、上記実施の形態の内部構成を図1を
参照して説明する。
【0038】電動送風機Mが電気掃除機本体1内に配設
されるとともに、この電動送風機Mは、電力制御用のト
ライアックTrを介して商用交流電源Eに接続されてい
る。
【0039】そして、トライアックTrのゲートには、電
気掃除機本体1内に内臓された制御手段55が接続されて
いる。
【0040】さらに、制御手段55には、ホース体11の信
号線50により、ホース8の把持部13に配設した操作手段
34が接続され、強用スイッチ30、中用スイッチ31、弱用
スイッチ32および停止用スイッチ33の操作や掃除状態検
出センサ45に従って操作回路56を介して所定の電圧値を
制御手段55に通電する。
【0041】次に、上記実施の形態の動作ついて図7に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】掃除の際には、蓋体6を閉じておき、吸込
口9にホース8の接続管12を接続し、延長管14、吸込口
本体15を適宜接続する。そして、図示しない電源コード
を介して電力を供給し、ホース8の把持部13の握り部26
を把持して操作手段34を適宜設定操作し、電動送風機M
を適宜駆動させて掃除する。
【0043】なお、この操作手段34の設定操作により、
操作手段34の操作回路56がいずれのスイッチ30〜33が操
作されたものかを認識して各スイッチ30〜33に対応して
異なる電圧値の信号をホース体11の信号線50を介して電
気掃除機本体1内に設けられた制御手段55に印加し、制
御手段55にて電動送風機Mの駆動状態を制御して掃除す
る。この掃除により、ホース8を介して吸込口9から空
気とともに塵埃が吸い込まれ、電気掃除機本体1の集塵
室に導かれて、集塵袋内に捕捉される。
【0044】そして、電動送風機Mが駆動されて掃除が
開始されると、掃除状態検出センサ45が電極47,47間の
開閉が生じているか否かを検出する(ステップ1)。す
なわち、掃除状態検出センサ45に掃除動作による振動が
加わったか否かを検出する。ここで、掃除の際、把持部
13を持って前後に移動させることにより、吸込口本体15
を床面上で走行させて掃除するので、把持部13に振動が
加わる。この振動により、転動体48が電極47,47と接離
して電極47,47間が頻繁に開成および閉成を繰り返す。
そして、掃除中では、図示しない計時手段にて計測され
た開成および閉成を繰り返す時間があらかじめ記憶手段
に記憶された時間より短くなり、操作回路56は電極47,
47間の頻繁な開成および閉成を掃除動作として認識す
る。
【0045】次に、掃除状態検出センサ45が掃除動作を
検出すると、操作手段34による設定操作の内容を維持し
(ステップ2)、制御手段55は印加された電圧値を認識
して操作手段34による設定操作に基づいて電動送風機M
を駆動制御する。
【0046】また、ステップ1で、掃除動作を検出しな
い、すなわち掃除状態検出センサ45の電極47,47間の開
成および閉成が繰り返されず、計時手段により開成およ
び閉成してからの時間を測定し(ステップ3)、あらか
じめ記憶手段に記憶された設定時間、例えば2秒を経過
したか否かを判断する(ステップ4)。そして、操作回
路56が計時手段にて計時した測定時間が設定時間の2秒
を経過していないと判断した場合、再び掃除状態検出セ
ンサ45が掃除動作を検出した否かを検出する(ステップ
5)。そして、掃除状態検出センサ45が掃除動作を検出
した場合には、電極47,47間が振動を受けて開成および
閉成した状態であり、操作回路56は一時的に掃除が中断
され直ぐに掃除が再開されたものと判断し、ステップ2
に進む。また、ステップ5にて掃除動作を検出しない場
合には、掃除が再開されていないと判断して操作手段34
の設定操作による内容で電動送風機Mの駆動を維持し
(ステップ6)、ステップ4に戻って掃除動作の入力待
機状態となる。
【0047】一方、ステップ4で測定時間が設定時間の
2秒を越えた場合、操作回路56は掃除が中断されて掃除
状態検出センサ45に振動が加わらない状態と認識、すな
わち例えば家具を移動させるなどのためにホース8を床
面上に載置したり、吸込口本体15および延長管14を接続
した状態で電気掃除機本体1に係止取り付けた状態で掃
除が中断されることにより、掃除状態検出センサ45に振
動が加わらず電極47,47間が開成または閉成したままの
状態で維持され、掃除動作を検出せずに掃除の中断が比
較的長く継続していると認識する。そして、操作回路56
は操作手段34による設定内容を記憶手段に記憶し、制御
手段55に電動送風機Mを停止させる旨の電圧値の信号を
発信して、制御手段55が電動送風機Mを停止させ(ステ
ップ7)、電動送風機Mの仮停止状態にする。
【0048】さらに、電動送風機Mを停止させた後、計
時手段にて計時を開始、すなわち電動送風機Mが停止し
ている時間を計測する(ステップ8)。そして、操作手
段34による駆動状態の設定操作があるか否かを判断し
(ステップ9)、操作手段34による設定操作があると判
断した場合には、掃除が再開されるものと判断して操作
手段34の設定内容に対応した電圧値の信号を制御手段55
に伝送し(ステップ10)、制御手段55にて受信した信号
の電圧値にしたがって電動送風機Mを駆動制御する。
【0049】また、ステップ9で操作手段による設定操
作がないと判断した場合には、掃除状態検出センサ45に
て掃除動作を検出したか否かを判断する(ステップ1
1)。そして、掃除状態検出センサ45が掃除動作を検出
したことを操作回路56が認識すると、ステップ7で記憶
手段に記憶した電動送風機Mの停止前の駆動状態に対応
した電圧値の信号を制御手段55に伝送し、制御手段55が
電動送風機Mの停止前の駆動状態で電動送風機Mを駆動
制御し(ステップ12)、ステップ1に戻る。
【0050】一方、ステップ11で掃除状態検出センサ45
にて掃除動作を検出しない場合には、計時手段にて電動
送風機Mの停止時間が所定時間、例えば30分経過した
か否かを判断し(ステップ13)、30分を経過していな
いと判断した場合にはステップ9に戻って掃除の再開待
機状態となる。また、ステップ13で電動送風機Mの停止
時間が30分を経過したと判断した場合には、操作回路
56が掃除状態検出センサ45からの信号の受信を遮断、す
なわち掃除状態検出センサ45からの信号を無視し、操作
手段34による電動送風機Mの駆動状態の設定操作のみ受
け付ける強制停止状態にし、操作手段34による設定操作
の待機状態となる(ステップ14)。
【0051】そして、操作手段34による設定操作を認識
することにより、ステップ1に戻って掃除を再開させた
り、設定操作が停止の場合にはそのまま電動送風機Mを
停止させて掃除を終了する。
【0052】上記実施の形態では、一端側が電気掃除機
本体1に接続されるホース8の把持部13に設けた掃除状
態検出センサ45にて掃除動作を検出しない場合、掃除が
中断したと判断して制御手段55により電動送風機Mの駆
動を低減または停止するので、例えばホース8を床面上
において掃除が中断する場合と、把持部13を持って吸込
口本体15を床面上でゆっくり走行させて掃除し吸込口本
体15が静止した場合と区別が困難な掃除形態でも手で持
たれた把持部13は例えば手の振れなど手が静止続けるこ
とはほとんどなく振動しやすいことから、掃除動作を検
出でき掃除していることを確実に判断でき、掃除動作に
対応して誤作動なく確実に電動送風機Mの駆動を制御で
きる。
【0053】さらに、掃除状態検出センサ45をホース8
の把持部13に設けたため、電動送風機Mの駆動状態を設
定する操作手段34の設定内容を伝送する信号線50を利用
できるとともに、吸込口本体15や延長管14などに設けた
場合に比して、家具の上部などを掃除する際の掃除形態
である吸込口本体15や延長管14を用いない場合でも、掃
除の中断に対して電動送風機Mの駆動制御ができ、より
省エネルギ化できる。
【0054】そして、掃除が中断したと判断してから所
定時間、例えば2秒が経過後に電動送風機Mの駆動を遅
延させて停止するので、例えば一時的に掃除を中断して
も電動送風機Mが停止しないので、掃除の再開毎に電動
送風機Mの駆動を設定し直す操作がなく、掃除作業性を
向上できる。
【0055】また、掃除が中断したと判断すると、操作
手段34による駆動状態の設定操作や掃除状態検出センサ
45による掃除動作の検出があるまで電動送風機Mを停止
させる仮停止状態にするので、掃除を再開する際に操作
手段34にて所定の駆動状態に設定し直す必要がなく、掃
除作業性を向上できる。
【0056】さらに、掃除の中断が所定時間、例えば3
0分継続した場合には、掃除状態検出センサ45による掃
除動作を検出しても操作手段34により設定操作されるま
で電動送風機Mの駆動状態を停止する強制停止状態にす
るため、例えば掃除の中断中にホース8や電気掃除機本
体1に接触しても停止していた電動送風機Mが駆動する
などがなく、掃除の中断中での誤作動を防止できる。
【0057】また、掃除の中断により電動送風機Mが停
止している仮停止状態で掃除動作を検出した際には停止
する前の駆動状態に電動送風機Mを駆動制御するため、
掃除の再開の際に電動送風機Mの駆動状態を設定する必
要がなく、掃除作業性を向上できる。
【0058】そして、掃除状態検出センサ45として、水
平方向に間隙を介して対向する電極47,47間上に導電性
を有する転動体48を転動可能に配設して構成したため、
簡単な構成で掃除動作を検出でき、ホース8の把持部13
でも掃除の際に邪魔にならずに配設できる。
【0059】なお、上記実施の形態において、把持部13
としては、握り部26を設けたものに限らず、掃除の際に
把持される部分であればいずれの形状のものでもよい。
【0060】そして、掃除の中断の際には電動送風機M
を停止して説明したが、電動送風機Mの駆動を低減させ
る制御をしても省エネルギ化できる。
【0061】また、掃除の中断を判断すると仮停止状態
に電動送風機Mの駆動状態を遅延して制御しさらに所定
時間経過後に強制停止状態に制御して説明したが、掃除
の中断により、直接強制停止状態に制御したり、遅延さ
せずに電動送風機Mを仮停止状態あるいは強制停止状態
にしてもよい。
【0062】一方、掃除動作検出手段として、一対の離
間する電極47,47間上に転動体48を転動により接離可能
に配設して構成した掃除状態検出センサ45を用いて説明
したが、例えば転動可能な転動体の移動により遮光され
る光センサや磁気を有する転動体の移動を磁気にて検出
するホール素子などの磁気センサを設けて掃除動作検出
手段を構成したものなど、いずれの構成でもできる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、制
御手段により、ホースの把持部に設けた掃除動作検出手
段にて電動送風機の駆動中に振動を検出しない場合、掃
除が中断したと判断して電動送風機の駆動を低減または
停止するので、例えば吸込口体を使用しない場合や他の
付属を使用する場合あるいはホースから直接塵埃を吸い
込む場合でも掃除動作を判断でき、把持部を持って吸込
口体を床面上でゆっくり走行させて掃除している場合で
も手で持たれた把持部は振動しやすいことから、掃除動
作を正しく判断でき、掃除動作に対応して誤作動なく確
実に電動送風機の駆動を制御できる。
【0064】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機の効果に加え、制御手段により、
掃除が中断したと判断してから所定時間が経過後に電動
送風機の駆動を低減または停止するので、振動しやすい
ホースの把持部に掃除動作検出手段を設けても、掃除中
に頻繁に電動送風機の入力が増減して耳障りな音の変化
を防止できる。
【0065】請求項3記載の電気掃除機によれば、制御
手段により、掃除動作検出手段にて掃除動作を検出しな
い場合には掃除が中断されたと判断して電動送風機の駆
動を低減し、この状態で所定時間掃除動作を検出しない
場合操作手段による設定操作があるまで電動送風機を停
止するため、一旦駆動が低減した後にさらに放置される
と停止するので、電動送風機の駆動状態がON・OFF
を必要以上に繰り返さず、省エネルギが図れるととも
に、停止後に操作手段よる設定操作があるまでは停止状
態を維持するので、放置されて停止した後に振動が加わ
っていも不用意に動作することを防止できる。
【0066】請求項4記載の電気掃除機によれば、請求
項3記載の電気掃除機の効果に加え、制御手段により、
掃除が中断して駆動が低減した際には操作手段により設
定操作されても電動送風機の駆動を停止状態に維持する
ため、例えば掃除が中断して電動送風機の駆動が低減中
に、使用者の意志に反して操作手段が設定操作されても
駆動を低減したままなので、不用意に動作することを防
止できる。
【0067】請求項5記載の電気掃除機によれば、請求
項3記載の電気掃除機の効果に加え、制御手段により、
掃除が中断されて電動送風機の駆動が低減している際に
操作手段による設定操作がなされると、この設定操作に
対応して駆動を可変するため、掃除を中断して電動送風
機の駆動中に、使用者が所望の駆動状態で操作手段にて
設定操作するのみで掃除を再開でき、操作性を向上でき
る。
【0068】請求項6記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし5いずれか一記載の電気掃除機の効果に加
え、制御手段により、掃除が中断したと判断して電動送
風機の駆動を低減または停止している際に掃除動作検出
手段にて掃除動作を検出した場合には電動送風機を低減
または停止する前の駆動状態で駆動させるため、掃除の
再開の際に電動送風機の駆動状態を再度設定する必要が
なく、掃除作業性を向上できる。
【0069】請求項7記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし6いずれか一記載の電気掃除機の効果に加
え、水平方向に間隙を介して対向する電極間上で転動可
能な転動体を備えて掃除動作検出手段を構成したため、
簡単な構成で掃除動作を検出できる。
【0070】請求項8記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし6いずれか一記載の電気掃除機の効果に加
え、転動可能な転動体の移動により遮光される光センサ
を設けて掃除動作検出手段を構成したため、簡単な構成
で掃除動作を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の電気掃除機を示すブロ
ック図である。
【図2】同上外観構成を示す斜視図である。
【図3】同上把持部を示す断面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】同上掃除状態検出センサを示す一部を切り欠い
た側面図である。
【図6】同上一部を切り欠いた平面図である。
【図7】同上動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 8 ホース 13 把持部 34 操作手段 45 掃除動作検出手段としての掃除状態検出センサ 47 電極 48 転動体 55 制御手段 M 電動送風機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を収容する掃除機本体と、 一端側が前記電動送風機の負圧側に連通して前記掃除機
    本体に接続され他端側に把持部を有するホースと、 このホースの把持部に設けられ振動を検出する掃除動作
    検出手段と、 前記電動送風機の駆動中に、前記掃除動作検出手段にて
    掃除動作を検出しない場合に掃除が中断したと判断して
    前記電動送風機の駆動を低減または停止する制御手段と
    を具備したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、掃除が中断したと判断して
    から所定時間経過後に電動送風機の駆動を低減または停
    止することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 電動送風機を収容する掃除機本体と、 前記電動送風機の駆動状態を設定する操作手段と、 掃除動作を検出する掃除動作検出手段と、 前記操作手段の設定操作により前記電動送風機を駆動制
    御するとともに、前記電動送風機の駆動中に前記掃除動
    作検出手段にて掃除動作を検出しない場合に掃除が中断
    されたと判断して前記電動送風機の駆動を低減させ、そ
    の後所定時間掃除動作が検出されない場合には設定手段
    による設定操作があるまで電動送風機を停止させる制御
    手段とを具備したことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、掃除が中断されたと判断し
    て電動送風機の駆動を低減させた際に、操作手段により
    設定操作されても電動送風機の駆動を低減状態に維持す
    ることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、掃除が中断されたと判断し
    て電動送風機の駆動を低減させた際に、操作手段により
    設定操作されると電動送風機の駆動状態を設定操作に応
    じて可変することを特徴とする請求項3記載の電気掃除
    機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、掃除が中断されたと判断し
    て電動送風機の駆動を低減または停止している際に掃除
    動作検出手段にて掃除動作を検出した場合に前記電動送
    風機の駆動を低減または停止する前の駆動状態に制御す
    ることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の
    電気掃除機。
  7. 【請求項7】 掃除動作検出手段は、 水平方向に間隙を介して対向する電極と、 これら電極間上で転動可能な転動体とを備えたことを特
    徴とする請求項1ないし6いずれか一記載の電気掃除
    機。
  8. 【請求項8】 掃除動作検出手段は、 転動可能な転動体と、 この転動体の移動により遮光される光センサとを備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載の電
    気掃除機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010063573A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Panasonic Corp 電気掃除機
JP2010075612A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Panasonic Corp 電気掃除機
JP2021069484A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 シャープ株式会社 電気掃除機

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