JP3874175B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動送風機を備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を備えており、この電動送風機の吸込側には、ホース体および延長管を介して吸込口体としての床ブラシが連通接続されている。そして、この床ブラシの底部には、電動送風機による吸込にて外部から空気を吸い込む吸込口が開口されており、この吸込口には、絨毯などに入り込んだ塵埃を掻き出す回転清掃体としての回転ブラシが回転可能に取り付けられている。この回転ブラシは、床ブラシの内部に収容された電動機により回転駆動される。
【0003】
また、電動送風機は、外部電源としての商用交流電源からの電源電圧を制御手段としての制御回路にて制御して起動される。この制御回路には、電動送風機に流れる電流を検出する電流検出手段としての電流検出回路が接続されている。そして、この制御回路は、電流検出回路にて検出した電動送風機に流れる電流に基づいて電動送風機を制御している。例えば、予め定めた1つの設定電流まで低下した際に、床ブラシあるいは延長管などに目詰まりが生じたと判断して、電動送風機の入力を低下させるか、もしくは報知している。あるいは、検出した電流により電動送風機の出力を複数段に制御することにより、詰まり状態に応じた制御をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電動送風機を制御するために予め定められている設定電流値は一定である一方、一般に家庭用商用交流電源電圧にはばらつきがある。このため、上述の電気掃除機では、この電源電圧のばらつきに起因して、適切な制御や報知ができないという問題を有している。
【0005】
具体的に、例えば電源電圧が低い場合には、電動送風機に流れる電流が減少するので、いわゆるごみ詰まり状態ではないにも拘わらず、電動送風機の出力を低下させたり、ごみ詰まりを報知してしまったりする。
【0006】
また、床ブラシに取り付けられた電動機の駆動による回転ブラシの回転の有無に関わらず、電動送風機に流れる電流を電流検出回路にて検出するので、回転ブラシを回転させている際と、この回転ブラシを回転させていない際とでは、電動送風機に流れる電流が異なるから、この電動送風機に流れる電流を電流検出回路にて検出した際に検出誤差が生じてしまうおそれがあるという問題を有している。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、電源電圧が変動しても適切に制御でき、電動機の駆動による検出誤差を防止できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の電気掃除機は、電動送風機に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段で検出した電流と予め定められた所定値とを比較して電動送風機あるいは報知手段を制御する制御手段と、電動機を停止させた状態で電流検出手段が検出した電動送風機の起動時の起動電流に応じて所定値を可変設定する設定手段とを具備したものである。そして、電源電圧が変動しても、この変動に応じて、予め定められた所定値が設定手段にて可変設定されるので、適切な制御が可能となる。また、電動送風機を制御するための電流検出手段を用いて電源電圧の変動に対応させたので、構成が簡略化される。さらに、電動機を停止させた状態で電動送風機の起動電流を設定手段が電流検出手段にて検出するので、電動機の駆動による電動送風機の起動電流の検出誤差を防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電気掃除機の一実施の形態の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
【0010】
図1ないし図6において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、上面を開口した下部ケース2を備えている。この下部ケース2の後部上面は、閉塞する上部ケース3により閉塞されている。この下部ケース2の前面を含む周縁には、バンパ4が挟持して接合されて前側上面部が開口されている。ここで、これら下部ケース2、上部ケース3およびバンパ4によりケース体としての本体ケース5が構成されている。この本体ケース5には、前側上面部の開口を開閉可能にする蓋体6が回動可能に軸支されている。
【0011】
そして、本体ケース5の進行方向の前側下面には、旋回可能かつ回転可能な図示しない旋回輪が取り付けられている。また、本体ケース5の後側側面には、大径の従動後輪7が回転可能にそれぞれ取り付けられている。よって、掃除機本体1は、従動後輪7と旋回輪とにより、被掃除面としての床面が走行可能である。また、本体ケース5の上部には、上下方向に摺動可能な把持部としてのハンドル体8の両端が回動可能に取り付けられている。
【0012】
さらに、掃除機本体1の前側略中央には、外部から空気を吸引する本体吸込口11が開口されている。この本体吸込口11には、湾曲可能な細長略円筒状の接続管としてのホース体12が着脱可能に連通接続されている。このホース体12の先端には、電動送風機26の動作モードが選択可能な手許操作部13が設けられている。この手許操作部13には、掃除する際に作業者が把持する把持部14が基端側に向けて突設されている。また、この手許操作部13の上側には、電動送風機26の駆動をオンオフさせ、あるいはこの電動送風機26の動作モードを変化させる複数、例えば4個の設定ボタン15が設けられている。
【0013】
また、手許操作部13の先端には、細長略円筒状の延長管16が着脱可能に連通接続されている。さらに、この延長管16の先端にもまた細長略円筒状の延長管17が着脱可能に連通接続されている。そして、この延長管17の先端には、例えば室内の絨毯などの被掃除面に設置させて、この被掃除面の塵埃を吸い込んで掃除する吸込口体としての床ブラシ18が着脱可能に連通接続されている。
【0014】
この床ブラシ18の底部には、図6に示すように、この床ブラシ18の移動方向に直交した長手方向を有する細長矩形状の吸込口21が開口されている。そして、この吸込口21の内部には、細長略円筒状の回転清掃体としての回転ブラシ22が軸方向を吸込口21の長手方向に沿わせた状態で回転可能に取り付けられている。この回転ブラシ22は、吸込口21を絨毯などの被掃除面に対向させて設置させた際に、この被掃除面上に位置およびこの被掃除面に入り込んだ塵埃を回転にて掻き出す。
【0015】
また、この回転ブラシ22は、この回転ブラシ22より基端側である床ブラシ18内に収容されたモータなどの電動機23の駆動軸に巻回された無端体としてのベルト体24の回転により周方向に向けて回転駆動する。ここで、電動機23は、接地されており、ホース体12の所定の設定ボタン15によるオンオフにて回転駆動する。
【0016】
一方、本体吸込口11に連通した掃除機本体1の内部には、この本体吸込口11から外気を吸い込んで吸込風とし、この吸込風を図示しない排気口から排気風として外部へと排気させる電動送風機26が収容されている。この電動送風機26は、掃除機本体1内における後方中央に設置されている。この電動送風機26は、図示しない部屋の壁面などに設けられた外部電源としての家庭用商用交流電源27からの交流電源により駆動する。
【0017】
また、この電動送風機26の吸込側と本体吸込口11との間における掃除機本体1の内部には、図示しない集塵室が区画形成されている。この集塵室には、電動送風機26による吸込により掃除機本体1の本体吸込口11から吸い込んだ吸込風から塵埃を分離して捕捉する図示しない集塵手段としての集塵パックが取り付けられている。
【0018】
さらに、掃除機本体1の内部には、電動送風機26および床ブラシ18の電動機23のそれぞれ制御する回路基板31が収容されている。この回路基板31は、電動送風機26に流れる電流を検出する電流検出手段としての電流検出回路32を備えている。
【0019】
ここで、図2に示すように、商用交流電源27に対して直列に、電動送風機26、この電動送風機26へと流れる電流を制御する制御素子としてのスイッチング素子であるトライアック35、および電流検出回路32が接続されている。
【0020】
そして、この商用交流電源27には、この商用交流電源27からの交流電源を直流電源に変換して出力するDC電源28が並列に接続されている。このDC電源28は、床ブラシ18の電動機23に接続されて、このDC電源28から出力される直流電流により電動機23を回転駆動する。また、回路基板31は、制御手段としての中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である制御回路33を有し、この制御回路33は、電流検出回路32にて検出した電流に従い電動送風機26の駆動状態を制御する。
【0021】
この制御回路33は、接地されており、トライアック35および電流検出回路32のそれぞれに接続されている。また、この制御回路33は、電流検出回路32にて検出した電動送風機26の電流に従ってトライアック35を制御して、電動送風機26への入力を制御する。具体的に、このトライアック35は、商用交流電源27からの交流の位相導通角を変化させて平均電圧を変化させ、所定値の電流を電動送風機26に入力させて、この電動送風機26の駆動状態を制御して、この電動送風機26の出力を変動させる。さらに、制御回路33は、床ブラシ18の電動機23のオンオフあるいは強弱などを制御する。
【0022】
また、この制御回路33には、制御回路33からの出力により制御される報知手段としての目詰まり報知回路36が接続されている。この目詰まり報知回路36は、電動送風機26の異常、具体的にはこの電動送風機26の風路が目詰まりしたことを使用者に報知する。さらに、この制御回路33は、電流検出回路32が検出した電動送風機26の起動時における起動電流に応じて所定値としての目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bを設定する設定手段としての設定回路34を備えている。
【0023】
この設定回路34は、床ブラシ18の電動機23の回転駆動を制御回路33にて停止させた状態、具体的にはこの電動機23の回転駆動により床ブラシ18の回転ブラシ22が回転していない状態で、電流検出回路32を用いて電動送風機26を起動させた際の起動電流を検出する。すなわち、この設定回路34は、床ブラシ18の電動機23での電源電圧の消費による影響を受けない状態で、電流検出回路32にて電動送風機26の起動電流を検出する。
【0024】
このとき、この設定回路34は、商用交流電源27からの電源電圧を供給して電動送風機26を起動させて、この電動送風機26を起動させてから所定時間後、すなわちこの電動送風機26が完全に回転駆動するまでの所定の時間が経過した後の所定時間C、例えば約4秒の間に、この電動送風機26に流れる電流を電流検出回路32にて複数回、例えば0.1ms間隔で40回検出する。そして、この設定回路34は、検出した複数の電流値を平均化し、この平均値を起動電流とする。
【0025】
すなわち、この設定回路34は、床ブラシ18の電動機23を回転駆動させた状態で、電流検出回路32にて電動送風機26に流れる電流を検出すると、この電動送風機に流れる電流が変動して、この電動送風機26の起動電流の検出誤差が大きくなるので、この床ブラシ18の電動機23の回転駆動を停止させた状態で、電流検出回路32にて電動送風機26の起動電流を検出する。また、この設定回路34は、時間の経過に伴い目詰まり時の電流値と目詰まりしていない時の電流値との差が徐々に大きくなることに基づいた目詰まり具合に影響されない所定時間Cに、電流検出回路32を用いて電動送風機26の起動電流を検出する。さらに、この設定回路34は、検出した起動電流の電流値に応じて比例的に目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bを可変させて設定する。
【0026】
【表1】
Figure 0003874175
【0027】
具体的に、この設定回路34は、図3および表1に示すように、商用交流電源27からの電源電圧がAC100Vで電動送風機26の起動電流が0.200Aである場合には、目詰まり報知設定電流値Aを10.7Aと可変させて設定するとともに入力減少設定電流値Bを10.6Aと可変させて設定する。また、この設定回路34は、電源電圧がAC95Vで起動電流が0.190Aである場合には、目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを、電源電圧がAC100Vで起動電流が0.200Aである場合に比べて比例させて下げて、目詰まり報知設定電流値Aを10.2Aと可変設定するとともに入力減少設定電流値Bを10.1Aと可変設定する。
【0028】
さらに、この設定回路34は、電源電圧がAC92V、AC89V、AC86VおよびAC83Vのそれぞれに対応して、起動電流が0.184A、0.178A、0.172Aおよび0.166Aである場合には、それぞれを比例させて目詰まり報知設定電流値Aを9.8A、9.5A、9.2Aおよび8.9Aとそれぞれ可変設定するとともに、入力減少設定電流値Bを9.7A、9.4A、9.1Aおよび8.8Aとそれぞれ可変設定する。
【0029】
また、この設定回路34は、電動送風機26を停止させてから所定時間内、すなわち所定の設定ボタン15をオンしてから電動送風機26の回転駆動が完全に停止するまでの所定時間、例えば10秒が経過する前に、再びこの設定ボタン15をオンして電動送風機26を再起動させた場合には、所定の設定ボタン15をオンする前、すなわち電動送風機26を停止させる以前に設定した目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bにて制御回路33が電動送風機26を制御する。
【0030】
さらに、この設定回路34は、設定ボタン15をオフさせてから所定時間、例えば10秒が経過した後に、再び設定ボタン15をオンして電動送風機26を起動させた場合には、この電動送風機26を起動させた際における起動電流を電流検出回路32にて新たに検出し、この新たに検出した起動電流に応じて目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを新たに設定する。
【0031】
また、制御回路33は、目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれが設定回路34により設定された後、床ブラシ18の電動機23へと電源電圧を印加させて、この電動機23を制御しつつ回転駆動させて、この電動機23の回転駆動により床ブラシ18の回転ブラシ22を回転させる。
【0032】
さらに、制御回路33は、電動送風機26の駆動中であっても電流検出回路32にて電動送風機26に流れる電流を検出する。また、この制御回路33は、電動送風機26の駆動中に電流検出回路32にて検出した電流と、設定回路34にて予め定められて設定された入力減少設定電流値Bとを比較して、この入力減少設定電流値Bより電流検出回路32にて検出した電流が低下した際に、電動送風機26の吸込側、例えばホース体12、延長管16,17あるいは床ブラシ18などに目詰まりが生じたと判断して、トライアック35を用いて電動送風機26の入力を低下、すなわちこの電動送風機26へと入力される電流を低減させる。
【0033】
次いで、目詰まり報知回路36は、電動送風機26の駆動中に電流検出回路32にて検出した電流と、設定回路34にて予め定められて設定された目詰まり報知設定電流値Aとを比較して、この目詰まり報知設定電流値Aより電流検出回路32にて検出した電流が低下した際に、例えば発音素子や発光素子により音や光などを外部に発して使用者に報知する。さらに、この目詰まり報知回路36は、使用者による電動送風機26の駆動の停止により、この電動送風機26への過負荷を防止して、この電動送風機26の破損を防止する。
【0034】
次に、上記一実施の形態の動作を図1を参照して説明する。
【0035】
まず、掃除機本体1の後側から巻き取り可能に導出された図示しない電源コードのプラグ部を商用交流電源27に差し込んだ後、掃除機本体1の本体吸込口11に基端が連通接続されたホース体12の手許操作部13の把持部14を把持しつつ、この手許操作部13の所定の設定ボタン15をオンして、電動送風機26を停止状態から起動させる(ステップ1)。
【0036】
このとき、床ブラシ18の電動機23は、制御回路33による制御により回転駆動されていない。
【0037】
この後、この床ブラシ18の電動機23の回転駆動が制御回路33により停止された状態で、電動送風機26が完全に回転駆動するまでの所定の時間が経過した後の約4秒の間Cに、この電動送風機26に流れる電流を電流検出回路32にて0.5ms間隔で40回検出する(ステップ2)。
【0038】
さらに、このステップ2にて検出した複数の電流値を設定回路34にて平均化し、この平均値を起動電流として読み取る(ステップ3)。
【0039】
次いで、このステップ3にて読み取った起動電流に応じて比例的に目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bを、図1に示すように、設定回路34にてそれぞれ可変させて設定する(ステップ4)。
【0040】
そして、このステップ4により目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれが設定回路34にて設定された後、制御回路33により床ブラシ18の電動機23が制御されて回転駆動されて、この床ブラシ18の回転ブラシ22が回転する(ステップ5)。
【0041】
また、このステップ5にて回転ブラシ22が回転すると同時に、制御回路33が電流検出回路32にて検出された電流値に従ってトライアック35の位相導通角を変化させて平均電圧を変化させ、電動送風機26に流れる電流値が一定になるように制御する。
【0042】
この後、電動送風機26の風路、例えば床ブラシ18などに異物などが入り込んだ場合には、この電動送風機26を通過する風量が少なくなるので、この電動送風機26に流れる電流が少なくなる。
【0043】
そして、電動送風機26の駆動中に電流検出回路32にて検出した電流が、ステップ4にて設定した目詰まり報知設定電流値Aまで低下した場合には、制御回路33が電動送風機26の風路に目詰まりが生じたと判断して、目詰まり報知回路36を用いて使用者に目詰まりの発生を報知する。
【0044】
さらに、電動送風機26の駆動中に電流検出回路32にて検出した電流が、ステップ4にて設定した入力減少設定電流値Bまで低下した場合には、制御回路33が電動送風機26の風路に目詰まりが生じたと判断して、トライアック35を用いて電動送風機26の入力を低下させる。
【0045】
また、掃除機本体1による掃除動作が終了などして所定の設定ボタン15をオンさせた後、電動送風機26の回転駆動が完全に停止する前に、再び設定ボタン15をオンして電動送風機26を再起動させた場合には、従前に検出した電動送風機26の起動電流に応じて設定した目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを用いて制御回路33にて電動送風機26を制御する。
【0046】
これに対し、所定の設定ボタン15をオンさせてから、電動送風機26の回転駆動が完全に停止した後に、再び所定の設定ボタン15をオンして電動送風機26を起動させた場合には、この電動送風機26を起動させた際における起動電流を電流検出回路32にて新たに検出し、この新たに検出した起動電流に応じて目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを設定回路34にて新たに設定し、この新たに設定した入力減少設定電流値Bのそれぞれを用いて制御回路33にて電動送風機26を制御する。
【0047】
上述したように、上記一実施の形態によれば、所定の設定ボタン15をオンして床ブラシ18の回転ブラシ22を回転させるとともに、電動送風機26を起動させる場合であっても、回転ブラシ22を回転させる電動機23の回転駆動を制御回路33にて停止させた状態で、電動送風機26を起動させた際に流れる起動電流を、電流検出回路32を用いて設定回路34にて読み取る。
【0048】
このため、電動送風機26を起動させると同時に、床ブラシ18の電動機23を回転駆動させた際に生じるこの電動機23への電流の流れを防止できるから、この電動機23による電流損失がなくなる。よって、商用交流電源27からの電源電圧によって電動送風機26のみが起動する状態となる。
【0049】
この結果、床ブラシ18の電動機23の回転駆動による影響を受けない状態で、電動送風機26の起動電流を検出できるから、この電動送風機26の起動電流を検出する際における電動機23の回転駆動に起因した検出誤差の発生を防止できる。よって、電動送風機26の起動電流をより正確かつ確実に検出できるので、制御回路33による電動送風機26の制御の精度をより向上できる。
【0050】
さらに、電動送風機26の起動電流に応じて、入力減少設定電流値Bを設定回路34にて比例的に可変させて設定するとともに、電流検出回路32にて検出した電動送風機26の電流がこの入力減少設定電流値Bより低下した場合には、目詰まりが生じたと判断して制御回路33がトライアック35を用いて電動送風機26の入力を低下させる。
【0051】
このため、電動送風機26を駆動させる商用交流電源27のばらつきにより、この商用交流電源27からの電源電圧が変動して所定値である100Vより低くても、電流検出回路32で検出した電動送風機26の起動電流の変動に応じて、予め定められた入力減少設定電流値Bが設定回路34により可変されて低下されて設定される。よって、この入力減少設定電流値Bに基づいて制御回路33にて電動送風機26への入力を低下させることにより、いわゆるごみ詰まり状態ではない状態での不必要な電動送風機26の入力低下を防止できるから、制御回路33により電動送風機26を適切に制御でき、使用者の使い勝手を向上できる。
【0052】
また、入力減少設定電流値Bを設定すると同時に、電動送風機26の起動電流に比例させて目詰まり報知設定電流値Aを設定回路34が設定する。そして、電流検出回路32にて検出した電動送風機26の電流がこの目詰まり報知設定電流値Aより低下した場合には、目詰まりが生じたと判断して制御回路33が目詰まり報知回路36を用いて使用者に目詰まりの発生を報知する。
【0053】
よって、商用交流電源27からの電源電圧がばらつきにより変動しても、電流検出回路32で検出した電動送風機26の起動電流の減少に応じて、目詰まり報知設定電流値Aが設定回路34により可変されて低下されて設定される。このため、この目詰まり報知設定電流値Aに基づいて制御回路33にて目詰まり報知回路36から目詰まりの発生を報知することにより、不必要な目詰まり報知回路36による報知を防止できる。
【0054】
そして、設定回路34にて設定される目詰まり報知設定電流値Aを、この設定回路34にて同時に設定される入力減少設定電流値Bよりも常に大きくした。このため、電流検出回路32にて検出される電動送風機26の電流が徐々に低下した場合には、この電動送風機26の電流が目詰まり報知設定電流値Aを低下した後に入力減少設定電流値Bを低下する。よって、目詰まり報知回路36にて電動送風機26の目詰まりを使用者に報知した後、この電動送風機26の入力を制御回路33にて低下させるから、目詰まりが生じた際における電動送風機26の保護がより確実となるとともに、使用者の使い勝手がより向上する。
【0055】
さらに、電流検出回路32による電流検出に基づいて、この電流検出回路32にて電動送風機26の起動電流および駆動時の電流を検出し、この電動送風機26の起動電流に応じて、目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを設定回路34にて比例的に可変させて設定している。このため、電流検出回路32による電流検出で、目詰まりが生じた際に電動送風機26を確実に保護できる。よって、電動送風機26を制御するために一般に用いられる電流検出回路32を用いて商用交流電源27からの電源電圧の変動に対応させたので、構造を複雑にすることなく、電動送風機26の目詰まりを検出できるから、制御回路33の構成を簡略化できる。
【0056】
また、電流検出回路32にて検出した電動送風機26の起動電流に応じて、目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを比例的に可変させて設定するので、電動送風機26の風路の目詰まり具合に影響されることなく、目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを的確に設定できるとともに、この電動送風機26の風路の目詰まりを検出するための制御回路33の構成および制御をより簡単にできる。
【0057】
さらに、図4に示すように、電動送風機26を起動させた際の電流値は、目詰まりが生じている際の電流値と、目詰まりが生じていない際の電流値との差が時間の経過に伴い徐々に大きくなる。このため、電動送風機26を起動させた後であって、この電動送風機26が完全に回転駆動した後の所定時間Cに、電動送風機26の起動電流を電流検出回路32による電流検出に基づいて設定回路34にて検出する。この結果、電動送風機26の風路の目詰まりによるこの電動送風機26の起動電流の変動が少ない時間に、この電動送風機26の起動電流を読み取ることができる。よって、この設定回路34による電流検出回路32を用いた電動送風機26の起動電流の検出をより的確かつ容易にできる。
【0058】
また、電動送風機26が完全に回転駆動した後の所定時間Cである約4秒の間に、この電動送風機26に流れる電流を電流検出回路32にて0.5ms間隔で40回検出し、これら検出した複数の電流値を設定回路34にて平均化し、この平均値を起動電流とする。このため、電動送風機26の起動電流を検出する際のノイズを除去できるから、この電動送風機26の起動電流をより的確に精度良く設定回路34にて検出できる。
【0059】
さらに、電動送風機26の回転駆動が完全に停止する前に、この電動送風機26を再起動させた場合には、従前に検出した電動送風機26の起動電流に応じて電動送風機26を制御する。また、電動送風機26の回転駆動が完全に停止した後に、この電動送風機26を起動させた場合には、この電動送風機26の起動電流を電流検出回路32にて新たに検出し、この新たに検出した起動電流の応じて電動送風機26を制御回路33にて制御する。このため、電動送風機26が確実に停止していない状態で、この電動送風機26の起動電流を検出することにより生じる読み取り誤差などの発生を防止できる。
【0060】
なお、上記一実施の形態では、キャニスタ型の電気掃除機について説明したが、アップライト型あるいはスティック型などのいずれの電気掃除機であっても、上記一実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0061】
また、電動送風機26を起動させた際に、床ブラシ18の回転ブラシ22を回転させる電動機23を制御回路33にて停止させたが、掃除機本体1の従動後輪7を走行駆動させる電動機、床ブラシ18を走行駆動させる電動機、あるいは電動送風機26による吸い込みを補助する補助送風機などの電動機であっても、対応させて用いることにより上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0062】
さらに、電動送風機26を起動させる度に、この電動送風機26に流れる起動電流を電流検出回路32にて検出しているが、制御回路33による制御にてこの電動送風機26の起動電流を必要な際にのみ電流検出回路32にて検出する構成にしてもよい。
【0063】
また、電動送風機26に流れる電流が目詰まり報知設定電流値Aあるいは入力減少設定電流値Bを低下することにより、ごみ詰まりと判断して電動送風機26の出力を低下あるいは報知させたりしたが、この電動送風機26の出力を、例えば強設定、中設定あるいは弱設定などと多段式に可変制御させる際に比較する所定値を電流検出回路32にて検出される電動送風機26の起動電流に応じて可変させて設定させることもできる。
【0064】
さらに、商用交流電源27のばらつきにより、この商用交流電源27からの電源電圧が変動して所定値である100Vより高くなった場合、例えば105Vとなった場合でも、電流検出回路32で検出した電動送風機26の起動電流の変動に応じて、予め定められた目詰まり報知設定電流値Aおよび入力減少設定電流値Bのそれぞれを設定回路34にて可変させて設定することもできる。
【0065】
また、設定回路34は、電動送風機26の起動時に流れる電流を電流検出回路32にて複数回検出し、この検出した複数の電流値を平均化して起動電流としているが、この電動送風機26の起動時に流れる電流を1回のみ検出し、この検出した電流値を起動電流としてもよい。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、電源電圧の変動に応じて、予め定められた所定値を設定手段にて可変設定するので、適切な制御ができ、かつ電動送風機を制御するための電流検出手段を用いて電源電圧の変動に対応させたので、構成を簡略化でき、さらに電動機を停止させた状態で電動送風機の起動電流を設定手段が電流検出手段にて検出するので、電動機の駆動による電動送風機の起動電流の検出誤差を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施の形態の制御の一部を示すフローチャートである。
【図2】同上電気掃除機の示すブロック図である。
【図3】同上電気掃除機の電動送風機の風量と電流との関係を示す二次グラフである。
【図4】同上電動送風機の起動時の時間と電流との関係を示す二次グラフである。
【図5】同上電気掃除機の斜視図である。
【図6】同上電気掃除機の一部を示す平面図である。
【符号の説明】
23 電動機
26 電動送風機
32 電流検出手段としての電流検出回路
33 制御手段としての制御回路
34 設定手段としての設定回路
36 報知手段としての目詰まり報知回路
A 所定値としての目詰まり報知設定電流値
B 所定値としての入力減少設定電流値

Claims (5)

  1. 電動送風機と、
    電動機と、
    前記電動送風機に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    この電流検出手段で検出した電流と予め定められた所定値とを比較して前記電動送風機を制御する制御手段と、
    前記電動機を停止させた状態で前記電流検出手段が検出した前記電動送風機の起動時の起動電流に応じて前記所定値を可変設定する設定手段と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  2. 電動送風機と、
    電動機と、
    前記電動送風機に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    報知する報知手段と、
    前記電流検出手段で検出した電流と予め定められた所定値とを比較して前記報知手段を制御する制御手段と、
    前記電動機を停止させた状態で前記電流検出手段が検出した前記電動送風機の起動時の起動電流に応じて前記所定値を可変設定する設定手段と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
  3. 設定手段は、電流検出手段が電動送風機の起動時に複数回検出した電流の平均を起動電流とする
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 設定手段は、電動送風機を起動させてから所定時間後に検出した電流を起動電流とする
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  5. 設定手段は、電動送風機を停止させてから所定時間内は停止前の所定値に設定する
    ことを特徴とした請求項1ないし4いずれか記載の電気掃除機。
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