JP2002369777A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002369777A
JP2002369777A JP2001179333A JP2001179333A JP2002369777A JP 2002369777 A JP2002369777 A JP 2002369777A JP 2001179333 A JP2001179333 A JP 2001179333A JP 2001179333 A JP2001179333 A JP 2001179333A JP 2002369777 A JP2002369777 A JP 2002369777A
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suction port
motor
electric
electric blower
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English (en)
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Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を煩雑にすることなく電動機の付いてい
ない吸込口体でも通常の掃除ができる電気掃除機を提供
する。 【解決手段】 電動機を有する吸込口体であるかあるい
は電動機を有さない吸込口体であるかを検出する検出手
段を設けることなく、電動機があるか否かを電動機のオ
ン、オフによる大きな電流値の差により検出する。電動
機を有する吸込口体で電動機が回転していない場合には
電動送風機の駆動を低くして省電力化できる。電動機を
有さない吸込口体で電動機からの電流がない場合にも電
動送風機をハイパワーで回転させることができ、通常の
掃除ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸込口体に電動機
を有する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、電
気掃除機本体に電動送風機を備え、この電気掃除機本体
にホースなどを介して、電動送風機により発生する吸気
により塵埃を吸い込む吸込口体を接続し、この吸込口体
には回転ブラシおよびこの回転ブラシを回転駆動する電
動機が設けられるとともに、電気掃除機本体から吸込口
体の電動機へは電源供給線が設けられ、この電源供給線
にはスイッチを有し、吸込口体が被掃除面である床面に
接地されているか否かを検出する被掃除面検出手段を備
えている。そして、被掃除面検出手段で吸込口体が床面
に接地されている状態であるとスイッチが閉成されて電
動機が駆動され、被掃除面検出手段で吸込口体が床面に
接地されていない状態であるとスイッチが開成されて吸
込口体の電動機が停止する。
【0003】また、被掃除面検出手段で吸込口体が床面
に接地されていない状態を検出すると電動機が停止する
のみならず、省電力および静音化のために、電動送風機
の出力を低下あるいは停止させるものもある。
【0004】そして、この場合にはたとえば電気掃除機
本体側で電動機の電流の有無を検出して、スイッチが開
成して電動機の電流がない状態では吸込口体が床面に接
地されていないとして、電気掃除機本体側の電動送風機
の出力を低下あるいは停止させている。
【0005】ところが、電動機が付いていないたとえば
つる口などの他の吸込口体を接続した場合、電気掃除機
本体側では電動機の電流がないとして電気掃除機本体側
の電動送風機の出力を低下あるいは停止させた状態を維
持してしまい、通常の掃除をしにくくなる。
【0006】そこで、電動機が付いている吸込口体か電
動機が付いていない吸込口体かを機械的に検出する吸込
口体検出手段を設け、この吸込口体検出手段により、電
動機が付いていないものの場合には電動機の電流がなく
ても電気掃除機本体の電動送風機の出力を低下あるいは
停止させずに、通常の掃除を可能にすることも考えられ
る。
【0007】ところが、この場合には機械的に吸込口体
の種類を検出する吸込口体検出手段が必要になり、構成
が煩雑になる。
【0008】一方、機械的な吸込口体検出手段を設けな
くても、電動機が付いている吸込口体で電動機を停止さ
せる場合にも電動機に小さな電流を流すことにより、吸
込口体の種類を検出して電動機が付いていない吸込口体
の場合でも、通常の掃除を可能にすることができる。
【0009】ところが、この場合、電動機を停止させた
状態でも電動機に電流を供給するため、電動機を停止さ
せた状態での電流が損失になってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、吸込口
体の電動機の電流を検出することにより電気掃除機本体
の電動送風機の出力を低下あるいは停止させるもので電
動機が付いていない吸込口体を接続した場合、そのまま
の状態では電気掃除機本体の電動送風機の出力が低下あ
るいは停止してしまい、通常の掃除をしにくくなる。
【0011】また、電動機が付いている吸込口体か電動
機が付いていない吸込口体かを検出する機械的な吸込口
体検出手段を設けると構成が煩雑になる。
【0012】さらに、機械的な吸込口体検出手段を設け
ることなく電動機が停止している状態でも小さな電流を
流して電動機が付いている吸込口体と電動機が付いてい
ない吸込口体とを検出する場合には、電動機を停止させ
ている状態でも電流を流すため損失が発生してしまう問
題を有している。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、構成を煩雑にすることなく電動機の付いていない吸
込口体でも通常の掃除ができる電気掃除機を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、電動送風機と、少なくとも前記電動送風機の駆動
状態を設定する操作手段と、電動機を有する吸込口体
と、この吸込口体が被掃除面に接地されている状態を検
知する被掃除面接地検出手段と、この被掃除面接地検出
手段により吸込口体が被掃除面に接地していないことが
検出されていると前記電動機をオフするスイッチ手段
と、前記操作手段で設定された駆動状態に前記電動送風
機の駆動状態を設定するとともに、前記スイッチ手段が
オン状態で被掃除面接地検出手段が前記吸込口体が被掃
除面に接地していないことを検出し再び前記吸込口体が
被掃除面に接地していることを検出した後は前記吸込口
体が被掃除面に接地していないことを検出すると前記電
動送風機の駆動状態をより低い駆動状態にする制御手段
とを具備しているもので、被掃除面接地検出手段を有す
る吸込口体は電動機を有しているため、制御手段はスイ
ッチ手段がオン状態で被掃除面接地検出手段が吸込口体
が被掃除面に接地していないことを検出し再び吸込口体
が被掃除面に接地していることを検出した後に再び吸込
口体が被掃除面に接地していることを検出すると電動送
風機の駆動状態をより低い駆動状態にするので、被掃除
面接地検出手段を有して電動機が付いている吸込口体で
あると確認された後は確実に電動送風機の駆動状態を低
い駆動状態にし、電動機が付いていない吸込口体の場合
には制御手段は電流がないことにより電動送風機の駆動
状態を低い駆動状態にすることはないため、電動機が付
いている吸込口体か電動機が付いていない吸込口体かを
検出する検出手段を別個に設けることなく、電動機の付
いていない吸込口体を用いても通常の掃除ができる。
【0015】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、被掃除面検出手段は、電動機
の電流値を検出する電流検知手段を有し、この電流検知
手段で検出された電流により接地の有無を検知するもの
で、たとえば電動機の電流の供給と接地状態の検出の経
路を同じにできるため構造を複雑にすることなく吸込口
体の被掃除面への接地および接地していない状態を検出
する。
【0016】請求項3記載の電気掃除機は、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機において、操作手段は、電動送
風機の駆動状態をオフにするオフ手段を備え、制御手段
は、電流検知手段で検出された電流値が所定値以上変化
した後はオフ手段でオフが設定されるまで電流検知手段
で検出された電流値が所定値以下になると電動送風機の
駆動状態をより低い駆動状態にするもので、一般に電動
送風機が駆動している状態では吸込口体は交換しないの
で、オフ手段により電動送風機をオフにするまでは電流
手段で検出された電流値が所定値以上変化したことをリ
セットせずに電流検知手段で検出された電流値が所定値
以下に低下すると電動送風機の駆動状態を低い駆動状態
にする。
【0017】請求項4記載の電気掃除機は、請求項1な
いし3いずれか記載の電気掃除機において、電動送風機
に電力を供給する電池を具備しているもので、電力の容
量に限度がある電池を用いた場合には、吸込口体が被掃
除面に接地していない状態で電動送風機の駆動状態をよ
り低い駆動状態にして省電力を図ることにより、より放
電時間を長くすることができ、長時間の使用ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の一実
施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0019】図2に示すように、1は掃除機本体で、こ
の掃除機本体1は、ケース体2と、このケース体2の上
部に後部が連結して回動により上部を開放可能に覆って
取り付けられる蓋体3とを備えた本体ケース4を有して
いる。また、ケース体2内には、図2に示す電動送風機
5およびこの電動送風機5を制御する制御手段としての
IC30が収容されているとともに、これらの電源として
二次電池であるバッテリ7が収容されている。
【0020】さらに、本体ケース4の蓋体3の前側下面
には、前方に向けて本体吸込口11が開口され、蓋体3の
上面には平面視略Y字状のハンドル12が設けられてい
る。
【0021】また、本体ケース4のケース体2内におけ
る前側には、有底円筒状の集塵カップとしてのダストカ
ップ14が着脱可能に取り付けられている。
【0022】さらに、掃除機本体1の本体吸込口11に
は、可撓性を有するホース体15の基端が連通されて着脱
可能に接続されている。このホース体15の先端には、略
く字状に屈曲した操作手段としての手許操作部16が設け
られている。この手許操作部16における屈曲する部分の
基端側に面する部分には、電動送風機5などの駆動状態
を設定する停止設定用ボタン21、弱設定用ボタン22およ
び強設定用ボタン23が一列に設けられている。
【0023】また、ホース体15の手許操作部16の先端に
は、伸縮可能な接続管としての延長管24を介して交換可
能な吸込口体25が着脱可能に連通され、この吸込口体25
内には長手方向に軸方向を有する回転ブラシ26が収容さ
れ、この回転ブラシ26は電動機27にて回転駆動される。
【0024】次に、この電気掃除機の回路構成を図3を
参照して説明する。
【0025】この図3に示すように、バッテリ7には電
動送風機5、スイッチング用の電界効果トランジスタQ1
のソース、ドレインおよび抵抗R1が直列に接続され、抵
抗R1に対してコンデンサC1が並列に接続され、電界効果
トランジスタQ1および抵抗R1の接続点はIC30の入力端
子R1に接続されている。ここで、IC30は電流検知手段
として機能する。そして、電界効果トランジスタQ1のゲ
ートにはトランジスタQ2のコレクタが接続され、このト
ランジスタQ2のエミッタはバッテリ7の正極に、ベース
は抵抗R2を介してトランジスタQ3のコレクタに接続さ
れ、このトランジスタQ3のエミッタは接地され、ベース
は抵抗R3を介してIC30の出力端子P1に接続されてい
る。
【0026】また、バッテリ7には、定電圧手段31が接
続されている。この定電圧手段31は、バッテリ7の正極
に抵抗R4、コンデンサC2、3端子レギュレータ32および
コンデンサC3が接続されて、5Vの定電圧を出力する。
【0027】さらに、バッテリ7には、制御用のトラン
ジスタQ4のエミッタ、コレクタおよびホース体15を介し
て、吸込口体25のスイッチ手段33、電動機27および抵抗
R5の直列回路が接続され、この抵抗R5には並列にコンデ
ンサC4が接続されている。そして、電動機27および抵抗
R5の接続点は、IC30の入力端子R2に接続されている。
さらに、電動機27には、抵抗R6および駆動表示用の発光
ダイオードLED1の直列回路が接続されている。また、ス
イッチ手段33、吸込口体25に設けられ、この吸込口体25
が接地されているか否かを検出する被掃除面接地検出手
段により、吸込口体25が接地されている場合には閉成さ
れ、接地されていない場合には開成される。
【0028】また、トランジスタQ4のベースは抵抗R7を
介してトランジスタQ5のコレクタに接続され、このトラ
ンジスタQ5のエミッタは接地され、ベースは抵抗R8を介
してIC30の出力端子P2に接続されている。
【0029】さらに、ホース体15の手許操作部16は、常
開の切用スイッチ34およびプルダウン用の抵抗R11の直
列回路、常開の弱用スイッチ35およびプルダウン用の抵
抗R12の直列回路、常開の強用スイッチ36およびプルダ
ウン用の抵抗R13の直列回路、および、抵抗R14が並列に
接続され、一端は接地されるとともに、他端はIC30の
入力端子R3に接続されている。また、この入力端子R3に
は、定電圧手段31および接地間に接続された抵抗R15お
よび抵抗R16の直列回路の抵抗R15および抵抗R16の接続
点が接続され、抵抗R16には並列にコンデンサC5が接続
されている。そして、切用スイッチ34、弱用スイッチ35
および強用スイッチ36は、それぞれ手許操作部16の停止
設定用ボタン21、弱設定用ボタン22および強設定用ボタ
ン23により操作される。
【0030】また、バッテリ7の負極側とIC30の入力
端子R4の間には、バッテリ7の温度を検出するサーミス
タ37が接続されるとともに、IC30の入力端子R4には定
電圧手段31に接続された抵抗R17および接地されたコン
デンサC6の直列回路の抵抗R17およびコンデンサC6の接
続点に接続されている。
【0031】ここで、この図3に示す回路の基本的な動
作について説明する。
【0032】まず、バッテリ7の電圧を定電圧手段31で
5Vの定電圧にしてIC30に印加する。
【0033】そして、手許操作部16の弱設定用ボタン22
あるいは強設定用ボタン23を操作することにより、弱用
スイッチ35あるいは強用スイッチ36を閉成して、電動送
風機5を駆動する。
【0034】すなわち、IC30の出力端子P1がHレベル
になるとトランジスタQ3にベース電流が流れてトランジ
スタQ3がオンし、このトランジスタQ3のオンによりトラ
ンジスタQ2のベースがLレベルになり、トランジスタQ2
がオンして電界効果トランジスタQ1のゲートに電圧が印
加されてこの電界効果トランジスタQ1がオンして、電動
送風機5が駆動する。
【0035】また、トランジスタQ3のベースに与えるパ
ルス電流のオンデューティを変化させることにより、電
動送風機5の駆動をたとえば強あるいは弱に変化させて
駆動する。なお、この場合オンデューティが大きいほ
ど、電動送風機5は大きな駆動、強動作となり、電動送
風機5をハイパワー駆動する際には、トランジスタQ3を
オン状態を継続させる。
【0036】一方、停止設定用ボタン21を操作すること
により、切用スイッチ34を閉成して、電動送風機5を停
止させる。
【0037】さらに、IC30の出力端子P2がHレベルに
なると、トランジスタQ5にベース電流が供給されてトラ
ンジスタQ5がオンし、このトランジスタQ5のオンにより
トランジスタQ4のベースがLレベルになりトランジスタ
Q4がオンする。そして、吸込口体25が被掃除面である床
面に接地している状態では、スイッチ手段33が閉成する
ので、電動機27は回転して回転ブラシ26を駆動する。
【0038】一方、吸込口体25が床面に接地していない
状態では、スイッチ手段33が開成するので、電動機27は
回転を停止して、回転ブラシ26は停止する。
【0039】また、IC30の入力端子R2では、電流検知
手段としての機能を有しているため電動機27が駆動して
いるか否か、すなわち吸込口体25が床面に接地している
か否かを、電動機27に流れる駆動電流を検出して検知す
る。たとえば電動機27が回転している状態では駆動電流
が流れるため吸込口体25が床面に接地していると判断
し、電動機27が回転していない状態では駆動電流が流れ
ないため吸込口体25が床面に接地していないと判断す
る。
【0040】そして、吸込口体25が床面に接地されてい
ると判断された場合には、電動送風機5をそのままの状
態で回転させ、吸込口体25が床面に接地されていないと
判断された場合には、電動送風機5の回転を低下あるい
は停止させる。
【0041】また、バッテリ7の温度が上昇すると、サ
ーミスタ37の抵抗値が変化することにより、IC30の入
力端子R4に入力される電圧が変化して、バッテリ7の温
度が所定値以上上昇すると、電動送風機5の駆動を低下
あるいは停止させる。
【0042】次に、全体の動作の流れについて図4に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0043】まず、X=0、Y=0、Z=0、t=0、
A=0、B=0の初期値を設定する(ステップ1)。こ
こで、Xは電動機27の回転状態を示し、1の場合には電
動機27が回転している状態で、0の場合には電動機27が
停止している状態である。Yは電動機27が最後のリセッ
ト後に一度でも駆動されたか否かを示し、1の場合には
電動機27が一度でも回転している状態で、0の場合には
電動機27はリセット後には一度も回転していない状態で
ある。Zは電動機27が回転した後一度でも停止したか否
かを示し、1の場合には回転した後停止した状態で、0
の場合には回転した後停止していない状態である。tは
継続タイマで、所定の状態で増加する。Aは電動機27が
一度でもオンした後オフしたか否かを示し、1は一度で
もオンした後オフした状態で、0はそれ以外の状態であ
る。Bはリセット後に電動機27が2回以上駆動したか否
かを示し、1は2回以上駆動した状態で、0は2回は駆
動していない状態である。
【0044】次に、停止設定用ボタン21が操作されて切
用スイッチ34が閉成されたか否かを判断し(ステップ
2)、切用スイッチ34が閉成された場合には電動送風機
5を停止するとともに、電動機27を停止させる(ステッ
プ3)。その後、X=0、Y=0、Z=0、t=0、A
=0、B=0の初期値を設定し(ステップ4)、ステッ
プ2に戻る。
【0045】また、ステップ2で切用スイッチ34が閉成
されていないと判断された場合には、弱設定用ボタン22
が操作されて弱用スイッチ35が閉成されたか否かを判断
し(ステップ5)、弱用スイッチ35が閉成された場合に
は電動送風機5を弱で駆動するとともに、電動機27を駆
動させ(ステップ6)、ステップ2に戻る。
【0046】さらに、ステップ5で弱用スイッチ35が閉
成されていないと判断された場合には、強設定用ボタン
23が操作されて強用スイッチ36が閉成されたか否かを判
断し(ステップ7)、強処理するとともに(ステップ
8)、ステップ2に戻る。
【0047】ここで、ステップ7の強処理を図1を参照
して説明する。
【0048】まず、電動機27の電流値を検出し(ステッ
プ11)、継続タイマに1を加えてt=t+1に設定し
(ステップ12)、電動機27の電流Iが所定の電流値より
高いかすなわち電動機27が回転しているか否かを判断す
る(ステップ13)。ステップ13で電動機27が回転してい
ると判断されると、X=1すなわち電動機27のオンが継
続しているか否かを判断し(ステップ14)、電動機27の
オンが継続していない場合には、X=1、t=0として
経時をし直し(ステップ15)、ステップ14で電動機27の
オンが継続していない場合とともに、Y=1すなわちリ
セット後に電動機27のオンが確定したか否かを判断する
(ステップ16)。
【0049】そして、ステップ16でリセット後に一度も
電動機27がオンが確定していないと判断された場合に
は、Z=1すなわちリセット後に一度でも電動機27のオ
フが確定しているか否かを判断し(ステップ17)、ステ
ップ17で一度でも電動機27のオフが確定したと判断され
ると、A=1すなわち電動機27がオンした後オフしてい
る状態とし(ステップ18)、ステップ16で電動機27のオ
ンが未確定の状態の場合と、ステップ17で電動機27のオ
ンが確定していないとともに、電動機27のオンの時間t
が所定時間t1以上であるか否かを判断し(ステップ1
9)、電動機27のオン時間が所定時間以上で電動機27の
オンが確定している場合にはA=1すなわち電動機27が
オフの後オンしたか否かを判断し(ステップ20)、電動
機27がオフの後オンしていないとされた場合にはY=1
すなわち電動機27のオンが確定した処理をし(ステップ
21)、ステップ20で電動機27がオフの後オンされていた
とされた場合にはB=1すなわち電動機27のオンが2回
確定した処理をする(ステップ22)。そして、ステップ
21、ステップ22の処理をした場合には、ステップ19で電
動機27が所定時間以上オンしていないと判断された場合
とともに、電動送風機5を弱駆動より強い強駆動いわゆ
るハイパワー駆動させ(ステップ23)、ステップ11に戻
る。
【0050】また、ステップ13で電動機27の電流値が所
定値より小さいと判断された場合には、電動機27はオフ
状態であるので、X=0すなわち電動機27がオン状態で
あるか否かを判断し(ステップ24)、電動機27がオンし
ていると判断された場合にはX=0、t=0として経時
をし直し(ステップ25)、ステップ24で電動機27がオフ
している状態を継続していると判断された場合ととも
に、B=1すなわち電動機27が2回オン確定しているか
否かを判断し(ステップ26)、2回オンしている場合に
は、電動機27を有する吸込口体25が被掃除面接地検出手
段によりスイッチ手段33が開成されて電動機27が停止し
ているものと判断して、電動送風機5をハイパワーより
低い駆動の弱駆動にして、省エネルギおよび静粛性を向
上する(ステップ27)。なお、この状態では電動機27が
停止する毎に何回でも電動送風機5は低駆動になる。特
に、バッテリ7により駆動される場合には、電源容量が
限られているので、1回の充電における使用時間を長く
することができる。
【0051】一方、ステップ26で電動機27が2回以上オ
ン確定していないと判断された場合には、電動送風機5
の出力を低駆動にすることなく、Y=1すなわちリセッ
ト後に電動機27のオンが確定したか否かを判断し(ステ
ップ28)、電動機27のオンが未確定の場合には、電動機
27を有していない吸込口体25、たとえばつる口が装着さ
れている可能性もあるので、ステップ23に進み電動送風
機5の駆動出力をハイパワーの状態にする。また、ステ
ップ28で電動機27のオンが確定していない状態では、電
動機27のオフ時間tが所定時間t2以上か否かを判断し
(ステップ29)、電動機27のオフ時間が所定時間より短
い場合にもステップ23に進み電動送風機5の駆動出力を
ハイパワーの状態にする。さらに、ステップ29で電動機
27のオフ時間が所定時間以上の場合には、Z=1すなわ
ち電動機27のオフを確定させてステップ23に進み電動送
風機5をハイパワーの状態にする(ステップ30)。
【0052】次に、他の実施の形態について図5に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0053】この図5に示す実施の形態では、図4に示
す実施の形態では停止設定用ボタン21が操作されて切用
スイッチ34が閉成された場合にのみリセットしていたも
のを、弱設定用ボタン22が操作されて弱用スイッチ35が
閉成された場合にもリセットするものである。このよう
に、弱用スイッチ35の閉成によってリセットすることに
より、停止設定用ボタン21あるいは弱設定用ボタン22の
いずれのボタンを操作するのみで、吸込口体25に応じて
電動送風機5の制御を任意に設定できる。
【0054】上記実施の形態によれば、電動機27を有す
る吸込口体25であるかあるいは電動機27を有さない吸込
口体25であるかを検出する検出手段を設けることなく、
電動機27があるか否かを電動機27のオン、オフによる大
きな電流値の差により検出することにより電動機27を有
する吸込口体25で電動機27が回転していない場合には電
動送風機5の駆動を低くして省電力化を図ることができ
るとともに、電動機27を有さない吸込口体25で電動機27
からの電流がない場合にも電動送風機5をハイパワーで
回転させることができ、通常の掃除ができる。
【0055】なお、電動機27は回転ブラシ26を回転駆動
させるものに限らず、自走用車輪を回転させるものの場
合にも同様の効果を得ることができる。
【0056】また、上記実施の形態では、IC30により
電動機27の電流を検出して電動機27の有無を検出してい
るので、電動機27への電流の供給路と、電動機27の電流
を検出して電動機27の有無を検出する経路とを、兼用し
て同一にできるため構成を簡単にできる。一方、電動機
27を有する吸込口体25は一般に吸込口体25が被掃除面に
接地していない状態では電動機27を停止させる構成が多
いため、被掃除面に設置しているか否かを検出する被掃
除面検出手段を有しているので、電動機27の電流供給経
路とは別個の信号経路が必要になるが、被掃除面検出手
段からの信号の有無を検出することにより電動機27の有
無を検出するようにしてもよい。
【0057】そしてまた、上記実施の形態ではキャニス
タ型について説明したが、アップライト型あるいはハン
ディ型にも適用できる。
【0058】さらに、被掃除面接地検出手段は、吸込口
体25の移動を検出して吸込口体25の接地を検出するもの
でもよい。
【0059】またさらに、上記実施の形態では所定の場
合の電動機27の停止時に、電動送風機5の出力を低下さ
せているが、電動送風機5の出力を単に低下させるので
はなく停止させても同様の効果が得られ、基本的にはハ
イパワーより低駆動にすれば同様の効果が得られる。
【0060】その他、たとえばバッテリ7の電池容量の
残量を検知して残量に応じて残量を表示したり、手許操
作部16で設定している状態すなわち電動送風機5の駆動
状態を表示するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、被
掃除面接地検出手段を有する吸込口体は電動機を有して
いるため、制御手段はスイッチ手段がオン状態で被掃除
面接地検出手段が吸込口体が被掃除面に接地していない
ことを検出し再び吸込口体が被掃除面に接地しているこ
とを検出した後に再び吸込口体が被掃除面に接地してい
ることを検出すると電動送風機の駆動状態をより低い駆
動状態にするので、被掃除面接地検出手段を有して電動
機が付いている吸込口体であると確認された後は確実に
電動送風機の駆動状態を低い駆動状態にし、電動機が付
いていない吸込口体の場合には制御手段は電流がないこ
とにより電動送風機の駆動状態を低い駆動状態にするこ
とはないため、電動機が付いている吸込口体か電動機が
付いていない吸込口体かを検出する検出手段を別個に設
けることなく、電動機の付いていない吸込口体を用いて
も通常の掃除ができる。
【0062】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機に加え、被掃除面検出手段は電動
機の電流値を検出する電流検知手段を有し、この電流検
知手段で検出された電流により接地の有無を検知するの
で、たとえば電動機の電流の供給と接地状態の検出の経
路を同じにできるため、構造を複雑にすることなく吸込
口体の被掃除面への接地および接地していない状態を検
出できる。
【0063】請求項3記載の電気掃除機によれば、請求
項1または2記載の電気掃除機に加え、一般に電動送風
機が駆動している状態では吸込口体は交換しないので、
オフ手段により電動送風機をオフにするまでは電流手段
で検出された電流値が所定値以上変化したことをリセッ
トせずに電流検知手段で検出された電流値が所定値以下
に低下すると電動送風機の駆動状態を低い駆動状態にで
きる。
【0064】請求項4記載の電気掃除機によれば、請求
項1ないし3いずれか記載の電気掃除機に加え、電力の
容量に限度がある電池を用いた場合には、吸込口体が被
掃除面に接地していない状態で電動送風機の駆動状態を
より低い駆動状態にして省電力を図ることにより、より
放電時間を長くすることができ、長時間の使用ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施の形態の強処理の
動作を示すフローチャートである。
【図2】同上電気掃除機の外観を示す斜視図である。
【図3】同上電気掃除機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図4】同上全体処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】同上他の実施の形態の全体処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
5 電動送風機 7 電池としてのバッテリ 16 操作手段としての手許操作部 25 吸込口体 27 電動機 30 制御手段としてのIC 33 スイッチ手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機と、 少なくとも前記電動送風機の駆動状態を設定する操作手
    段と、 電動機を有する吸込口体と、 この吸込口体が被掃除面に接地されている状態を検知す
    る被掃除面接地検出手段と、 この被掃除面接地検出手段により吸込口体が被掃除面に
    接地していないことが検出されていると前記電動機をオ
    フするスイッチ手段と、 前記操作手段で設定された駆動状態に前記電動送風機の
    駆動状態を設定するとともに、前記スイッチ手段がオン
    状態で被掃除面接地検出手段が前記吸込口体が被掃除面
    に接地していないことを検出し再び前記吸込口体が被掃
    除面に接地していることを検出した後は前記吸込口体が
    被掃除面に接地していないことを検出すると前記電動送
    風機の駆動状態をより低い駆動状態にする制御手段とを
    具備していることを特徴とした電気掃除機。
  2. 【請求項2】 被掃除面検出手段は、電動機の電流値を
    検出する電流検知手段を有し、この電流検知手段で検出
    された電流により接地の有無を検知することを特徴とす
    る請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 操作手段は、電動送風機の駆動状態をオ
    フにするオフ手段を備え、 制御手段は、電流検知手段で検出された電流値が所定値
    以上変化した後はオフ手段でオフが設定されるまで電流
    検知手段で検出された電流値が所定値以下になると電動
    送風機の駆動状態をより低い駆動状態にすることを特徴
    とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 電動送風機に電力を供給する電池を具備
    していることを特徴とした請求項1ないし3いずれか記
    載の電気掃除機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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