JP3153542B2 - 電池を電源とする電気掃除機 - Google Patents
電池を電源とする電気掃除機Info
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- JP3153542B2 JP3153542B2 JP03515590A JP3515590A JP3153542B2 JP 3153542 B2 JP3153542 B2 JP 3153542B2 JP 03515590 A JP03515590 A JP 03515590A JP 3515590 A JP3515590 A JP 3515590A JP 3153542 B2 JP3153542 B2 JP 3153542B2
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- vacuum cleaner
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塵埃検知センサを内蔵する電池を電源とする
電気掃除機に関する。
電気掃除機に関する。
従来の技術 従来から一次電池あるいは二次電池を電源とした手持
ち式の電気掃除機が利用されている。
ち式の電気掃除機が利用されている。
以下、第３図を参照しながら、従来の電池を電源とす
る電気掃除機の電気回路について説明する。
る電気掃除機の電気回路について説明する。
図に示すように電池21と送風電動機22の間に接点a,b,
cをもつ手動スイッチ23が接続されている。そして手動
スイッチ23の接点ａは“切”状態、接点ｂには抵抗24
が、接点ｃには直接に電池21が接続されている。
cをもつ手動スイッチ23が接続されている。そして手動
スイッチ23の接点ａは“切”状態、接点ｂには抵抗24
が、接点ｃには直接に電池21が接続されている。
以上のように構成された電池を電源とする電気掃除機
について、以下その動作を説明する。
について、以下その動作を説明する。
まずスイッチ23を手動スイッチ23の端子ｂに接続する
と、電池21からの電圧は抵抗器24を通して送風電動機22
に加えられ、送風電動機22は回転をする。つぎに手動ス
イッチ23を端子ｃに接続すると、電池21の電圧は直接に
送風電動機22に加えられる。ここで抵抗器24を介して通
電するときと、直接電池21の電圧を加えたときでは送風
電動機22の回転数は異なり、当然のこととして電池21の
電圧を直接に加えた場合の方が回転数が高くなる。
と、電池21からの電圧は抵抗器24を通して送風電動機22
に加えられ、送風電動機22は回転をする。つぎに手動ス
イッチ23を端子ｃに接続すると、電池21の電圧は直接に
送風電動機22に加えられる。ここで抵抗器24を介して通
電するときと、直接電池21の電圧を加えたときでは送風
電動機22の回転数は異なり、当然のこととして電池21の
電圧を直接に加えた場合の方が回転数が高くなる。
このようにして、塵埃の有無あるいは塵埃の多少によ
り、手動スイッチ23を切り替えて掃除をしていた。
り、手動スイッチ23を切り替えて掃除をしていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、使用者が常に強い吸込み
力が得られるように手動スイッチ23を接点ｃに接続する
ことが多い。その結果、電池21の消費が多くなり、掃除
可能時間が短くなるという課題があった。
力が得られるように手動スイッチ23を接点ｃに接続する
ことが多い。その結果、電池21の消費が多くなり、掃除
可能時間が短くなるという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、電池の消
費をおさえながら、必要なときにのみ強い吸込み口を得
ることができる電池を電源とする電気掃除機を提供する
ことを目的とするものである。
費をおさえながら、必要なときにのみ強い吸込み口を得
ることができる電池を電源とする電気掃除機を提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、電源となる一次
電池あるいは二次電池と、吸い込み口から塵埃を吸い込
むための送風電動機と、吸い込んだ塵埃を集塵する集塵
装置と、前記吸い込み口から前記集塵装置までの間に配
設された塵埃センサと、前記塵埃センサの検知に応じた
表示を行う表示手段と、前記塵埃センサの検知に応じて
前記送風電動機の回転数を制御する塵埃検知回路を備
え、前記塵埃検知回路は前記塵埃センサにより塵埃を検
知すると回転数を高め、塵埃を検知しなくなると回転数
を低くする電池を電源とする電気掃除機の構成としたも
のである。
電池あるいは二次電池と、吸い込み口から塵埃を吸い込
むための送風電動機と、吸い込んだ塵埃を集塵する集塵
装置と、前記吸い込み口から前記集塵装置までの間に配
設された塵埃センサと、前記塵埃センサの検知に応じた
表示を行う表示手段と、前記塵埃センサの検知に応じて
前記送風電動機の回転数を制御する塵埃検知回路を備
え、前記塵埃検知回路は前記塵埃センサにより塵埃を検
知すると回転数を高め、塵埃を検知しなくなると回転数
を低くする電池を電源とする電気掃除機の構成としたも
のである。
作用 この構成によって、通常は塵埃の吸込みに必要な最小
限の回転数で送風電動機を動かしておき、塵埃センサ
が、吸引した塵埃を検知したときのみ送風電動機の回転
数が増加するように送風電動機を制御することとなる。
また、塵埃センサの検知に応じた表示を行う表示手段を
備えているので、電池が消耗してきて送風電動機の回転
数が低下することがあっても、塵埃センサが塵埃を検知
しなくなって送風電動機の回転数が低下したと使用者が
誤った判断をしてしまうことも防止でき、使い勝手の良
い電気掃除機を提供できる。
限の回転数で送風電動機を動かしておき、塵埃センサ
が、吸引した塵埃を検知したときのみ送風電動機の回転
数が増加するように送風電動機を制御することとなる。
また、塵埃センサの検知に応じた表示を行う表示手段を
備えているので、電池が消耗してきて送風電動機の回転
数が低下することがあっても、塵埃センサが塵埃を検知
しなくなって送風電動機の回転数が低下したと使用者が
誤った判断をしてしまうことも防止でき、使い勝手の良
い電気掃除機を提供できる。
実施例 以下本発明の一実施例について、第１図および第２図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第１図に示す回路において、１は電池であり、送風電
動機２の通電回路には電源スイッチ４と抵抗14を挿入し
ている。そして前記抵抗14には並列にリレー５を接続し
ている。前記リレー５はリレーの開閉接点a1,a2および
駆動コイルｂによって構成され、リレーの駆動コイルｂ
は塵埃検知回路３で通電制御されるようになっている。
前記塵埃検知回路３は塵埃センサ部11からの信号を処理
し、前記リレー５の制御のほかに表示素子６を点灯制御
するようになっている。前記塵埃センサ部11は発光ダイ
オード９と、ホトトランジスタ10より構成され、発光ダ
イオード９とホトトランジスタ10間に掃除機の吸込空気
が通るようになっている。図中の7,8はセンサ部の回路
抵抗である。
動機２の通電回路には電源スイッチ４と抵抗14を挿入し
ている。そして前記抵抗14には並列にリレー５を接続し
ている。前記リレー５はリレーの開閉接点a1,a2および
駆動コイルｂによって構成され、リレーの駆動コイルｂ
は塵埃検知回路３で通電制御されるようになっている。
前記塵埃検知回路３は塵埃センサ部11からの信号を処理
し、前記リレー５の制御のほかに表示素子６を点灯制御
するようになっている。前記塵埃センサ部11は発光ダイ
オード９と、ホトトランジスタ10より構成され、発光ダ
イオード９とホトトランジスタ10間に掃除機の吸込空気
が通るようになっている。図中の7,8はセンサ部の回路
抵抗である。
第２図は電気掃除機の構造を示し、本体内に電池１
と、送風電動機２と、塵埃検知回路３と、集塵装置12を
設けている。さらに吸込口13と集塵装置12間には塵埃セ
ンサ部11が設けてある。図中の４は電源スイッチであ
る。
と、送風電動機２と、塵埃検知回路３と、集塵装置12を
設けている。さらに吸込口13と集塵装置12間には塵埃セ
ンサ部11が設けてある。図中の４は電源スイッチであ
る。
以上のように構成された電池を電源とする電気掃除機
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
第１図の回路において、まず、通常の状態では、電源
スイッチ４を閉じることにより、電池１からの電圧は抵
抗器14を通って送風電動機２に加えられ、送風電動機２
は“弱”の状態で回転する。吸込口13から塵埃が吸込ま
れ塵埃センサ部11を通過すると、ホトトランジスタ10が
受けている発光ダイオード９からの光が塵埃により反
射，吸収されて変化が起き、塵埃検知回路３で塵埃と判
断し、表示素子６を点灯させるとともに、リレー５の駆
動コイルｂにも電流を流し、接点a1,a2を閉じる。この
結果、電池１の電圧は抵抗器14を通らずに、全電圧が送
風電動機２に加わり“強”の状態で回転することとな
る。塵埃の通過がなくなれば、リレー５の接点a1,a2は
開き、再び送風電動機２は“弱”の状態で回転すること
になる。
スイッチ４を閉じることにより、電池１からの電圧は抵
抗器14を通って送風電動機２に加えられ、送風電動機２
は“弱”の状態で回転する。吸込口13から塵埃が吸込ま
れ塵埃センサ部11を通過すると、ホトトランジスタ10が
受けている発光ダイオード９からの光が塵埃により反
射，吸収されて変化が起き、塵埃検知回路３で塵埃と判
断し、表示素子６を点灯させるとともに、リレー５の駆
動コイルｂにも電流を流し、接点a1,a2を閉じる。この
結果、電池１の電圧は抵抗器14を通らずに、全電圧が送
風電動機２に加わり“強”の状態で回転することとな
る。塵埃の通過がなくなれば、リレー５の接点a1,a2は
開き、再び送風電動機２は“弱”の状態で回転すること
になる。
以上のように本実施例によれば、塵埃センサ11を設
け、かつ、その信号を受けて制御する回路も設けたこと
により、塵埃を吸引するときのみ送風電動機２の回転数
を高め、“強”の状態で運転させ、吸引する空気中に塵
埃がないときには“弱”の状態で運転させることがで
き、電池１の消耗を低減することができる。
け、かつ、その信号を受けて制御する回路も設けたこと
により、塵埃を吸引するときのみ送風電動機２の回転数
を高め、“強”の状態で運転させ、吸引する空気中に塵
埃がないときには“弱”の状態で運転させることがで
き、電池１の消耗を低減することができる。
なお、本実施例では制御手段を電磁式リレーとしたが
半導体スイッチを用いて制御することもできる。
半導体スイッチを用いて制御することもできる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明によ
れば、塵埃センサにより塵埃を検知すると送風電動機の
回転数を高め、塵埃を検知しなくなると回転数を低くす
るので、電池の消耗が低減され、掃除可能時間を伸ばす
ことができ、また、塵埃センサの検知に応じた表示を行
う表示手段を備えているので、電池が消耗してきて送風
電動機の回転数が低下することがあっても、塵埃センサ
が塵埃を検知しなくなって送風電動機の回転数が低下し
たと使用者が誤った判断をしてしまうことも防止でき、
使い勝手の良い電気掃除機を提供できる。
れば、塵埃センサにより塵埃を検知すると送風電動機の
回転数を高め、塵埃を検知しなくなると回転数を低くす
るので、電池の消耗が低減され、掃除可能時間を伸ばす
ことができ、また、塵埃センサの検知に応じた表示を行
う表示手段を備えているので、電池が消耗してきて送風
電動機の回転数が低下することがあっても、塵埃センサ
が塵埃を検知しなくなって送風電動機の回転数が低下し
たと使用者が誤った判断をしてしまうことも防止でき、
使い勝手の良い電気掃除機を提供できる。
第１図は本発明の一実施例の電池を電源とする電気掃除
機の回路図、第２図は同概略断面図、第３図は従来の電
池を電源とする電気掃除機の回路図である。 １……電池、２……送風電動機、３……塵埃検知回路、
11……集塵センサ、12……集塵装置、13……吸込み口、
14……抵抗器。
機の回路図、第２図は同概略断面図、第３図は従来の電
池を電源とする電気掃除機の回路図である。 １……電池、２……送風電動機、３……塵埃検知回路、
11……集塵センサ、12……集塵装置、13……吸込み口、
14……抵抗器。
Claims (1)
- 【請求項１】電源となる一次電池あるいは二次電池と、
吸い込み口から塵埃を吸い込むための送風電動機と、吸
い込んだ塵埃を集塵する集塵装置と、前記吸い込み口か
ら前記集塵装置までの間に配設された塵埃センサと、前
記塵埃センサの検知に応じた表示を行う表示手段と、前
記塵埃センサの検知に応じて前記送風電動機の回転数を
制御する塵埃検知回路を備え、前記塵埃検知回路は前記
塵埃センサにより塵埃を検知すると回転数を高め、塵埃
を検知しなくなると回転数を低くする電池を電源とする
電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03515590A JP3153542B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 電池を電源とする電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03515590A JP3153542B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 電池を電源とする電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03237949A JPH03237949A (ja) | 1991-10-23 |
| JP3153542B2 true JP3153542B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=12434000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03515590A Expired - Lifetime JP3153542B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 電池を電源とする電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3153542B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI487498B (zh) * | 2010-11-10 | 2015-06-11 | Ind Tech Res Inst | 吸塵器及其操作方法 |
| CN102462451B (zh) * | 2010-11-10 | 2015-04-22 | 财团法人工业技术研究院 | 吸尘器及其操作方法 |
| GB2486666B (en) | 2010-12-22 | 2012-11-07 | Grey Technology Ltd | Vacuum cleaner |
| GB201306512D0 (en) | 2013-04-10 | 2013-05-22 | Grey Technology Ltd | Vacuum cleaner |
| EP3003109B1 (en) | 2013-06-05 | 2019-10-02 | Grey Technology Limited | Hand-held vacuum cleaner |
| GB2520188B (en) * | 2013-06-05 | 2015-12-02 | Grey Technology Ltd | Hand-held vacuum cleaner and extendable hose |
| JP2014236780A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | アイリスオーヤマ株式会社 | 電気掃除機 |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP03515590A patent/JP3153542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03237949A (ja) | 1991-10-23 |
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Legal Events
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