JPS63316679A - 電動吸込具の電力制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気掃除機の電動吸込具の電力制御装置に関
する。鹸′ものである。

従来の技術 以下、従来の電動吸込具の電力制御装置の一例を第２図
および第３図に基づいて説明する。

第２図に電動吸込具を有する電気掃除機の概略構成を示
す。第２図において、１は電気掃除機本体、２は電動吸
込具であり、電動吸込具２には回転ブラシ３と回転ブラ
シ３を駆動する電動機４および駆動ベルト５が内蔵され
ている。一端が電気掃除機本体１に嵌合されたホース６
の先端には手元操作部７が設けられている。手元操作部
７には、使用者がこの手元操作部７を握って電動吸込具
２を前後に移動させる際に、手元操作部７の前後の移動
により動作するスイッチ８が設けられており、スイッチ
８の動作により前記電動１４の回転方向を正逆方向に切
替できるよう構成されている。電動吸込具２の回転ブラ
シ３を正逆に切替える利点としては、電動吸込具２の移
動方向く前後）に応じて、回転ブラシ３の方向が切替わ
るため、毛足の長いじゅうたんを掃除しても低い操作力
で掃除ができるほか、電動吸込具２の回転ブラシ３でじ
ゅうたんの毛足の両側がかき出す方向に回転するため、
回転が一方向のみの掃除機と比較して集塵効呆が３倍以
上になるという利点がある。

次に、電動吸込具２の電動機４の正逆回転切替えを行う
ための従来の電動吸込具の電力制御装置を第３図に示す
。第３図において、商用電源９を人力とする整流器１０
の出力には手元操作部７に具備されたスイッチ８の接点
Ｐ１と接点Ｐ３がそれぞれ接続されている。また接点Ｐ
２と接点１５間には、電動機４が接続され、さらに接点
Ｐ１と接点Ｐ６、接点Ｐ３と接点Ｐ４はぞれぞれ接続さ
れている。１１．１２はスイッチ８の摺動子であり、手
元操作部７の前後への移動により摺動する。

上記構成において、摺動子１１．１２を手元操作部７で
電ｅ吸込具２の移動方向と連動させて操作し、電動機４
の回転方向を正逆に切替えている。ダ−なわち、電動吸
込具２を前方向に操作するとＭ＃）Ｊ子１１、１２はス
イッチ８の接点Ｐ１と接点Ｐ２、Ｊ３よび接点Ｐ４と接
点Ｐ５を接続し、電動機４を正転させ、後方向のときは
接点Ｐ２と接点Ｐ３、および接点Ｐ５と接点Ｐ６を接続
し通電回路を切替えて電動機４を逆転させている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の従来の構成では、有接点式スイッチ
８により電動ｎ４への通電回路を切替えて回転方向を切
替えているため、接点寿命を短く、耐久性を悪くすると
いう問題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、電動
機への通電回路の切替えに使用する部品耐久性を増して
回路全体の信頼性を上げた電動吸込具の電力制御装置を
提供１−ることを目的とザるものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、電動吸込具の前後
方向への操作の方向を検出する無接点スイッチと、前記
無接点スイッチによる前方あるいは後方への検出方向の
別に応じて、前記電動吸込具の回転ブラシを駆動する電
動機への通電回路を切替えて、電動機の回転方向を切替
える半導体スイッチング回路とを設けたものである。

作用 上記構成によれば、無接点スイッチにより検出された電
動吸込具の前後方向への操作の方向に応じて半導体スイ
ッチング回路にて電動機への通電回路を切替えることに
より、電動吸込具の回転ブラシを駆動する電動機の回転
方向を切替える。よって、電動機の回転方向は全て無接
点で切替えられる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、第２図および第３図に示した従来例の構成部品と同
一の構成部品には同一の符号を付して説明を省略する。

第１図に本発明の電動吸込具の電力制御装置の回路を示
す。第１図において、１３は第１〜第４のトランジスタ
ｉ４．１５．１６．１７で構成された半導体スイッチン
グ回路であるブリッジ回路であり、ブリッジ回路１３の
中点には電動機４が接続されている。ブリッジ回路１３
の第１、第２のトランジスタ１４、１５のコレクタは整
流器１０のプラス端子に、第３、第４のトランジスタ１
６．１７のエミッタは整流器１０のマイナス端子に接続
されている。第１のトランジスタ１４のベースには第５
のトランジスタ１８のコレクタが接続され、第１のトラ
ンジスタ１４のコレクタに第５のトランジスタ１８のエ
ミッタが接続されている。第５のトランジスタ１８のベ
ースは抵抗１９を介して第４のトランジスタ１７のコレ
クタに接続されている。抵抗２０は第５のトランジスタ
１８のベース−エミッタ間に接続されている。同様に第
２のトランジスタ１５のベース、コレクタには第６のト
ランジスタ２１のコレクタ、エミッタが接続され、第６
のトランジスタ２１のベースは抵抗２２を介して第３の
トランジスタ１６のコレクタに接続されている。抵抗２
３は第６のトランジスタ２１のベース−エミッタ間に接
続されている。第３、第４のトランジスタ１６．１７の
ベースは、電力制御回路２４に接続されている。２５は
手元操作部７に設けられ、手元操作部７の前後方向への
移動に応じて手元操作部７に沿って矢印Ｆ方向に摺動す
る摺動板であり、摺動板２５の一部には開孔２６が設け
られており、摺動板２５が手元操作部７の前後方向への
移動に応じて移動することにより、発光素子２７の光信
号が受光素子２８に伝えられ、電動機４の回転方向が電
力制御回路２４に指示される。無接点スイッチ２９が発
光素子２７と受光素子２８と摺動板２５と電力制御回路
２４にて構成されている。

上記構成において、電力制御回路２４の出力信号Ａ、Ｂ
は、摺動板２５の開孔２６を通して受光素子２８に光が
伝達している時は、出力信号ＡがレベルＨ１で出力信号
ＢがレベルＬｏとなっており、第３のトランジスタ１６
はオンし、同時に第２および第６のトランジスタ１５．
２１がオンし、電動機４には電動Ｉ！１１４の端子Ｔ２
から端子Ｔ１の方向に電流が流れる。このとき、第１お
よび第４のトランジスタ１４．１７はオフである。受光
素子２８への光が摺動板２５にてしゃ断されると出力信
号ＡがレベルＬｏで出力信号Ｂがレベルト１１　となり
上記と同様に第４のトランジスタ１７、第１、第５のト
ランジスタ１４．１８がオンとなり、電動ｔａ４の電流
方向が端子Ｔ１から端子Ｔ２の方向となり、回転方向が
切替わる。

このように、電動機４を半導体スイッチング制御回路で
あるブリッジ回路１３の中点に設け、無接点スイッチ２
９にて、すなわち手元操作部７に設（プた摺動板２５の
位置を発光素子２７と受光素子２８によって検出するこ
とにより電動吸込具２の前後方向への操作の方向を検出
し、電力制御回路２４にてブリッジ回路１３のトランジ
スタを切替え、電動ｅ１４への通電回路を切替えること
により、電動機４の回転方向を切替えることができる。

したがって、電動機４の回転方向を全て無接点で切替え
ることができるため高い信頼性を得ることができる。ま
た、電動吸込具２の前後方向への操作の方向を無接点ス
イッチ２９にて検出するように構成しているため、軽い
操作力で電動吸込具２を操作することができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、電動吸込具の回転ブラシ
を駆動する電動機の回転方向の切替えを、無接点スイッ
チにより検出された電動吸込具の前後方向への操作の方
向に応じて半導体スイッチング回路にて電動機への通電
回路を切替えることによって行っているため、電動機の
回転方向を全て無接点にて切替えることができ、電気掃
除機としての信頼性を大幅に向上することができる。さ
らに、電動機を半導体スイッチング回路にて駆動層るよ
うにしたため電動機のパワーコントロール、過電流対策
を行うことが容易となり、本発明の実用価値はきわめて
大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電動吸込具の電力制御
装置の回路図、第２図は電動吸込具を有する電気掃除機
の構成図、第３図は従来の電動吸込具の電力制御装置の
回路図である。 ２・・・電動吸込具、３・・・回転ブラシ、４・・・電
動機、１３・・・ブリッジ回路、１４．１５．１６．１
７・・・トランジスタ、２４・・・電力制御回路、２５
・・・摺動板、２７・・・発光素子、２８・・・受光素
子、２９・・・無接点スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電動吸込具の前後方向への操作の方向を検出する無
   接点スイッチと、前記無接点スイッチによる前方あるい
   は後方への検出方向の別に応じて、前記電動吸込具の回
   転ブラシを駆動する電動機への通電回路を切替えて、電
   動機の回転方向を切替える半導体スイッチング回路とを
   設けた電動吸込具の電力制御装置。