JPH06243836A - 放電ランプ及びその製造方法 - Google Patents
放電ランプ及びその製造方法Info
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- JPH06243836A JPH06243836A JP5348722A JP34872293A JPH06243836A JP H06243836 A JPH06243836 A JP H06243836A JP 5348722 A JP5348722 A JP 5348722A JP 34872293 A JP34872293 A JP 34872293A JP H06243836 A JPH06243836 A JP H06243836A
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- JP
- Japan
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- electrodes
- discharge
- discharge lamp
- starting
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/06—Main electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/38—Exhausting, degassing, filling, or cleaning vessels
- H01J9/395—Filling vessels
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2209/00—Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
- H01J2209/38—Control of maintenance of pressure in the vessel
- H01J2209/387—Gas filling
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電ランプ及びその製造方法を提供する。
【構成】 内部に始動用の放電ガスが充填された密閉
容器と、前記密閉容器内に相互所定間隔離隔され設けら
れる少なくとも一対の電極とを有し、電極の表面にその
端部の尖鋭な多数の突起が形成される。多数の突起は電
極間に高周波電圧を印加しスパッタリングすることによ
り形成される。 【効果】 これにより、放電開始電圧が低くなり、そ
の結果寿命が延長される。
容器と、前記密閉容器内に相互所定間隔離隔され設けら
れる少なくとも一対の電極とを有し、電極の表面にその
端部の尖鋭な多数の突起が形成される。多数の突起は電
極間に高周波電圧を印加しスパッタリングすることによ
り形成される。 【効果】 これにより、放電開始電圧が低くなり、そ
の結果寿命が延長される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は放電ランプ及びその製造
方法に係り、更に詳細には密閉された容器内に所定間隔
相互離隔された電極に所定の電位を印加することにより
放電が発生し発光する放電ランプ及びその製造方法に関
する。
方法に係り、更に詳細には密閉された容器内に所定間隔
相互離隔された電極に所定の電位を印加することにより
放電が発生し発光する放電ランプ及びその製造方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】図１に示した通り従来の放電ランプ１０
は密閉された容器１１内に相互所定間隔離隔された一対
の電極１２、１２′が設けられて構成されたものであ
り、電極１２、１２′に所定の電位を印加することによ
り放電が起こり発光するようになっている。この際低電
圧で放電を起こすために始動用の放電ガスが注入され縫
入される。注入される始動用の放電ガスの圧力は電極間
の距離、始動電圧を考慮して決定される。
は密閉された容器１１内に相互所定間隔離隔された一対
の電極１２、１２′が設けられて構成されたものであ
り、電極１２、１２′に所定の電位を印加することによ
り放電が起こり発光するようになっている。この際低電
圧で放電を起こすために始動用の放電ガスが注入され縫
入される。注入される始動用の放電ガスの圧力は電極間
の距離、始動電圧を考慮して決定される。
【０００３】このような従来の放電ランプ１０に於て
は、密閉された容器内に所定圧力の始動用の放電ガスを
微量調節して注入するのが非常に難しく、始動用の放電
ガスが設定量より多かったり又は少なく注入された場合
には定格電圧で放電が起こらなくなる問題点があった。
は、密閉された容器内に所定圧力の始動用の放電ガスを
微量調節して注入するのが非常に難しく、始動用の放電
ガスが設定量より多かったり又は少なく注入された場合
には定格電圧で放電が起こらなくなる問題点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、放電
開始電圧が低く始動用の放電ガスの圧力や量に大きく影
響を受けずに放電を十分に発生できる放電ランプを提供
することである。本発明の他の目的は、放電開始電圧を
低くし、始動用の放電ガスの圧力や量に大きく影響を受
けず放電を十分に発生できる放電ランプの製造方法を提
供することである。
開始電圧が低く始動用の放電ガスの圧力や量に大きく影
響を受けずに放電を十分に発生できる放電ランプを提供
することである。本発明の他の目的は、放電開始電圧を
低くし、始動用の放電ガスの圧力や量に大きく影響を受
けず放電を十分に発生できる放電ランプの製造方法を提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による放電ランプは、内部に始動用の放電ガ
スが充填された密閉容器と、前記密閉容器内に相互所定
間隔離隔された少なくとも一対の電極を有し、前記電極
の表面にその端部の尖鋭な多数の突起が形成されたこと
に特徴がある。
に、本発明による放電ランプは、内部に始動用の放電ガ
スが充填された密閉容器と、前記密閉容器内に相互所定
間隔離隔された少なくとも一対の電極を有し、前記電極
の表面にその端部の尖鋭な多数の突起が形成されたこと
に特徴がある。
【０００６】前記の他の目的を達成するために、本発明
による放電ランプの製造方法はその内部に一対の電極が
所定間隔で固定された気密容器を製造する気密容器製造
過程と、前記気密容器内部を真空に形成するために気密
容器内部の空気を排出させる排気過程と、前記排気過程
中に微量の始動用の放電ガスを注入し前記電極の表面に
その端部の尖鋭な多数の突起を形成させる電極表面処理
過程とを有する。
による放電ランプの製造方法はその内部に一対の電極が
所定間隔で固定された気密容器を製造する気密容器製造
過程と、前記気密容器内部を真空に形成するために気密
容器内部の空気を排出させる排気過程と、前記排気過程
中に微量の始動用の放電ガスを注入し前記電極の表面に
その端部の尖鋭な多数の突起を形成させる電極表面処理
過程とを有する。
【０００７】
【作用】電極間に高周波電圧を印加しスパッタリングす
ることにより、電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突
起を形成させる。このように形成された多数の突起は放
電を容易にするので放電開始電圧が低くなり放電を十分
に起こす。
ることにより、電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突
起を形成させる。このように形成された多数の突起は放
電を容易にするので放電開始電圧が低くなり放電を十分
に起こす。
【０００８】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
説明する。
【０００９】図１には本発明による放電ランプ２０を示
した。これを参照すれば、密閉された容器２１内に一対
の電極２２、２２′が対向設置される。電極２２、２
２′の材質はタングステンであり、本発明の特徴により
電極２２、２２′の表面には端部の尖鋭な多数の突起２
２ａが形成される。
した。これを参照すれば、密閉された容器２１内に一対
の電極２２、２２′が対向設置される。電極２２、２
２′の材質はタングステンであり、本発明の特徴により
電極２２、２２′の表面には端部の尖鋭な多数の突起２
２ａが形成される。
【００１０】本発明による放電ランプの製造方法は、そ
の内部に一対の電極が所定間隔で固定された気密容器を
製造する気密容器製造過程と、前記気密容器内部を真空
に形成するために気密容器内部の空気を排出させる排気
過程と、前記排気過程中に微量の始動用の放電ガスを注
入し前記電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突起を形
成させる電極表面処理過程とを有する。電極表面処理過
程は前記電極間に高周波電圧を印加しスパッタリングす
ることにより電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突起
を形成させることであり、これを更に詳細に説明すれば
次の通りである。
の内部に一対の電極が所定間隔で固定された気密容器を
製造する気密容器製造過程と、前記気密容器内部を真空
に形成するために気密容器内部の空気を排出させる排気
過程と、前記排気過程中に微量の始動用の放電ガスを注
入し前記電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突起を形
成させる電極表面処理過程とを有する。電極表面処理過
程は前記電極間に高周波電圧を印加しスパッタリングす
ることにより電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突起
を形成させることであり、これを更に詳細に説明すれば
次の通りである。
【００１１】電極２２、２２′が内部に固着された気密
容器２１に少量の始動用の放電ガスを注入し、各電極２
２、２２′に高周波電圧を印加し電極２２、２２′の間
にグロー放電が起こるようにする。このグロー放電によ
り発生したイオンが電極２２、２２′に衝突し電極２
２、２２′の表面に端部の尖鋭な多数の突起を形成す
る。この際電極２２、２２′に印加される電圧は１０乃
至５０ｋＶ、周波数は１乃至１０ＭＨｚ位が望ましく、
スパッタリングする時間は約５分位が適当である。
容器２１に少量の始動用の放電ガスを注入し、各電極２
２、２２′に高周波電圧を印加し電極２２、２２′の間
にグロー放電が起こるようにする。このグロー放電によ
り発生したイオンが電極２２、２２′に衝突し電極２
２、２２′の表面に端部の尖鋭な多数の突起を形成す
る。この際電極２２、２２′に印加される電圧は１０乃
至５０ｋＶ、周波数は１乃至１０ＭＨｚ位が望ましく、
スパッタリングする時間は約５分位が適当である。
【００１２】本発明の製造方法により製造された放電ラ
ンプは電極の表面にその端部が尖鋭で微細な多数の突起
が形成されているので、放電ランプの始動電圧、放電開
始電圧を大幅に低くすることができ、その寿命が延長で
きる。このような効果は次の実験デ−タにより証明され
る。本実験で管内径は１．２mm、電極２２、２２′の離
隔距離は２１．０mm、電極の直径は０．４mmであった。
５回の実験による従来と本発明による放電ランプの放電
開始電圧は次の表の通りである。
ンプは電極の表面にその端部が尖鋭で微細な多数の突起
が形成されているので、放電ランプの始動電圧、放電開
始電圧を大幅に低くすることができ、その寿命が延長で
きる。このような効果は次の実験デ−タにより証明され
る。本実験で管内径は１．２mm、電極２２、２２′の離
隔距離は２１．０mm、電極の直径は０．４mmであった。
５回の実験による従来と本発明による放電ランプの放電
開始電圧は次の表の通りである。
【００１３】
【表１】
【００１４】
【発明の効果】前記表で分かるように、本発明による放
電ランプの放電開始電圧は従来の放電ランプの放電開始
電圧より約４６０Ｖ程度低い。これは本発明による放電
ランプの電極表面には多数の突起が形成されているため
であるが、即ち、電極に所定の電位を印加する時、前記
突起の端部が帯電するので電子放出が容易であって放電
開始電圧を低くすることができる。このように放電開始
電圧が低くなるので始動用の放電ガスの圧力や量に関係
なく十分に放電でき、これにより寿命が延長される。
電ランプの放電開始電圧は従来の放電ランプの放電開始
電圧より約４６０Ｖ程度低い。これは本発明による放電
ランプの電極表面には多数の突起が形成されているため
であるが、即ち、電極に所定の電位を印加する時、前記
突起の端部が帯電するので電子放出が容易であって放電
開始電圧を低くすることができる。このように放電開始
電圧が低くなるので始動用の放電ガスの圧力や量に関係
なく十分に放電でき、これにより寿命が延長される。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は放電ランプの立側面図である。
【図２】図２は図１のＡ部詳細図であり、従来の放電ラ
ンプの電極形を示す。
ンプの電極形を示す。
【図３】図３は図２に対応する図面であり、本発明によ
る放電ランプの電極形を示す。
る放電ランプの電極形を示す。
２０ 放電ランプ ２１ 気密容器 ２２、２２′ 電極 ２２ａ 突起
Claims (4)
- 【請求項１】 内部に始動用の放電ガスが充填された
密閉容器と、前記密閉容器内に相互所定間隔離隔され設
けられる少なくとも一対の電極を有する放電ランプに於
て、 前記電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突起が形成さ
れたことを特徴とする放電ランプ。 - 【請求項２】 内部に一対の電極が所定間隔で没入固
定された気密容器を製造する気密容器製造過程と、 前記気密容器内部を真空に形成するために気密容器内部
の空気を排出させる排気過程と、 前記排気過程中に微量の始動用の放電ガスを注入し前記
電極の表面にその端部の尖鋭な多数の突起を形成させる
電極表面処理過程とを有することを特徴とする放電ラン
プの製造方法。 - 【請求項３】 前記電極表面処理過程は、前記電極間
に高周波電圧を印加しスパッタリングすることによりな
ることを特徴とする請求項２に記載の放電ランプの製造
方法。 - 【請求項４】 前記スパッタリングの際電極に印加さ
れる電圧は１０ｋＶ乃至５０ｋＶ、周波数は１ＭＨｚ乃
至１０ＭＨｚであることを特徴とする請求項３に記載の
放電ランプ製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019920027558A KR950012575B1 (ko) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | 방전램프 및 그 제조방법 |
| KR1992P27558 | 1992-12-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243836A true JPH06243836A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=19348764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5348722A Pending JPH06243836A (ja) | 1992-12-31 | 1993-12-27 | 放電ランプ及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06243836A (ja) |
| KR (1) | KR950012575B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016162639A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ユメックス | ショートアーク放電ランプ用陽極およびその製法 |
-
1992
- 1992-12-31 KR KR1019920027558A patent/KR950012575B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5348722A patent/JPH06243836A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016162639A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ユメックス | ショートアーク放電ランプ用陽極およびその製法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950012575B1 (ko) | 1995-10-19 |
| KR940016372A (ko) | 1994-07-23 |
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