JPH0344392A - 4H‐インドロ〔1,2‐d〕〔1,2,4〕トリアゾロ〔4,3‐a〕〔1,4〕ベンゾジアゼピンおよびその製造法 - Google Patents

4H‐インドロ〔1,2‐d〕〔1,2,4〕トリアゾロ〔4,3‐a〕〔1,4〕ベンゾジアゼピンおよびその製造法

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JPH0344392A
JPH0344392A JP2172848A JP17284890A JPH0344392A JP H0344392 A JPH0344392 A JP H0344392A JP 2172848 A JP2172848 A JP 2172848A JP 17284890 A JP17284890 A JP 17284890A JP H0344392 A JPH0344392 A JP H0344392A
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indolo
methyl
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JP2172848A
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John J Tegeler
ジヨン・ジヨセフ・テジエラー
Eileen M Gardenhire
アイリーン・メアリー・ガーデンハイアー
Grover Cleveland Helsley
グロウバー・クリーブランド・ヘルスレー
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Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D487/14Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次の式■ (式中、XはH,ハロゲン、−OH,−0CR,、−N
o。
または−〇F、であり:Yは、H,CQまたはBrであ
り;Zは、H1ハロゲン、−OH,または−0CR,で
あり;そしてRは、H1低級アルキル、−CH,OHま
たはジ低級アルキルアミノメチルである)の化合物に関
するものであって、これらの化合物は、鎮痛薬として有
用である。
本発明は、また次の弐江 の新規化合物にも関するもので、この化合物は、式Iの
目的化合物の直接の前駆物質として有用である。
特に記載しない限り、次の定義は、本明細書および添付
された請求範囲の全体に適用されるものとする。
低級アルキルという用語は、炭素数1〜6の直鎖または
分枝鎖状のアルキル基を示す。これら低級アルキルの例
には、メチル、エチル、n−プロピル、イングロビル、
n−ブチル、インブチル、第2ブチル、第3ブチルおよ
び直鎖または分校N状のペンチルおよびヘキシルが含ま
れる。
ハロゲンという用語は、弗素、塩素、臭素または沃素を
意味するものとする。
本明細書および添付された請求範囲の全体を通して、与
えられた化学式または化学名は、立体、幾何および光学
異性体が存在する場合には、それらの全ての異性体を含
むものとする。
本発明の各化合物は、下記の合成工程の1ケによりまた
はそれ以上を用いて製造される。合成工程に関する記載
の全体にわたって特に記載しない限り、X、Y、Zおよ
びRの定義は、上記に与えられたそれぞれの意味を有す
るものであり、他の定義は、特に記載しない限り、それ
ぞれ最初の掲載において定められた意味を有するものと
する。
工程 A: 式■の化合物とN−クロロサクシンイミド(NC5)ま
たはN−プロモサクシンイミド(NBS)とをこの技術
分野で知られた常法で反応させて式■の化合物(式中、
Yは塩素または臭素である)をそれぞれ生成させる。
式■の化合物(式中、Xは、Hまたは2−C(lである
)およびこれらの製造法は、Duncanらの文献、J
、 Heterocyclic Chem、、Volu
me 10.65〜70(1970)に開示されている
。式■の他の化合物は、Duncanの文献に開示され
た方法で製造される。
工程 B: 式■の化合物と五硫化リン(pass) vとを反応さ
せて式■の化合物を生成させる。
(rV)                  (Vl
)上記の反応は、典型的には、重炭酸ナトリウムまたは
重炭酸カリウムのような温和な無機塩基の存在下に、ジ
グリムのような適当な溶媒中で約80〜l 60 ’O
の温度で行われる。
工程 C: 化合物■と式■のヒ ドラジド化合物とを反応 させて式■の化合物を生成させる。
(■) 上記の反応は、典型的には、ブタノールのような適当な
溶媒中で、約60−117℃の温度で行われる。
工程 D: 式■の10位に塩素または臭素を導入する前記工程の代
わりの方法を、工程Cに記された環化反応に引続き行う
ことができる。したがって式■aの化合物とN−クロロ
サクシンイミドまl;トJ−プロモサクシンイミドとを
この技術分野で知られた常法で反応させて、それぞれ式
■bまたは■Cの化合物を生成させることができる。
本発明の式Iの化合物は、哺乳動物の疼痛を緩解する能
力により、鎮痛剤として有用である。
この化合物の活性は、鎮痛の標準的な試験であるマウス
における2−フェニル−1,4−ベンゾキノンで誘起さ
れ苦悶試験(Proc、 Soc、 Exptl。
Biol、 Med、、95.729 (1957))
によって確認される。第1表に、本発明にいくつかの化
合物の試験の結果を示す。
第 表 (対照化合物) Iこおいて 有効量の本発明の化合物は、 種々の方法のい ずれか例えばカプセルまたは錠剤の形態で経口的に、滅
菌溶液または懸濁液の形態で非経口的に、およびある場
合には、滅菌溶液の形態で静脈内的に、患者に投与する
ことができる。遊離塩基の最終生成物は、それ自体有効
であるが、安定性、結晶化の便宜上、溶解性の増大等の
目的で、医薬上許容しうる酸付加塩の形態で処方および
投与することができる。
本発明の医薬上許容しうる酸付加塩の製造に有用な酸は
、無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン
酸および過塩素酸並びに有機酸、例えば酒石酸、くえん
酸、酢酸、こはく酸、マレイン酸、フマル酸および蓚酸
を含む。
本発明の活性化合物は、例えば不活性な希釈剤または食
用可能な担体とともに経口投与することができ、または
ゼラチンカプセルに被覆されることができ、さらに圧縮
して錠剤とすることもできる。経口投与の百的のために
、本発明の活性化合物は、賦形剤と混合して、錠剤、ト
ローチ、カプセル、エリキシル、懸濁液、シロップ、ウ
ェハース、チューインガム等の形態として用いることが
できる。これらの製剤は、少なくとも活性化合物を0.
5%含むべきであるが特定の投与形態によって、そして
適切には単位重量の4%から約70%の範囲に変化させ
うる。
このような組成物中の活性化合物の量は、適当な投与量
が得られるような量とする。本発明の好ましい組成物お
よび製剤は、経口投与単位形態物が活性化合物を1.0
〜300I+Ig含有するように製造される。
錠剤、丸薬、カプセル、トローチ等は、また次のような
成分を含むことができる。即ち、微品性セルロース、ト
ラガカントガムまたはゼラチンのような結合剤;デンプ
ンまたはラクトースのような賦形剤;アルギン酸、プリ
モゲル、コーンスターチなどの崩壊剤;ステアリン酸マ
グネシウムまたはステロテックスのような潤滑剤:コロ
イド状二酸化ケイ素のような滑沢剤:およびスクロース
またはサッカリンのような甘味剤またはペパーミント、
サリチル酸メチルまたはオレンジフレーバーのようなフ
レーバー剤を添加することができる。単位投与形態物が
カプセルである場合、上記タイプの物質に加えて、脂肪
油のような液体担体を含んでいてもよい。
その他の単位投与形態物は、例えばコーティング剤のよ
うに投与単位物の物理的形態を調整するためのその他の
種々の物質を含有していてもよい。かくして錠剤また丸
薬は、糖、シェラツクまたはその他の腸溶性コーティン
グ剤によってコーティングされていてもよい、シロップ
は、活性化合物の他に、甘味剤としてスクロースおよび
成る種の保存料、染料、着色料および着香料を含んでい
てもよい。これら種々の組成物の製造に用いられる物質
は、薬学的に純粋で、使用される量において無毒性でな
ければならない。
非経口治療投与の目的のために、本発明の活性化合物は
、溶液または懸濁液中に配合することができる。これら
の製剤は、活性化合物を少なくとも0.1%含むべきで
あるが、その重量の0.5〜約30%の範囲で変化する
ことができる。
これらの組成物中の活性化合物の量は、適当な投与量が
得られるようにされる。本発明の好ましい組成物および
製剤は、非経口投与単位で活性化合物を0.5〜100
mgの範囲で含有するように製造される。
本発明の目標化合物の例として、以下のものが挙げられ
る。
1−メチル−4H−インドロ(1,2−d)(1,2,
4)トリアゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾジアゼ
ピン;10−クロロ−1−メチル−4H−インドロ〔l
、2−d)(1,2,4) トリアゾロ(4,3−a)
(1,4)ベンゾジアゼピン・ 12−クロロ−1−メチル−4H−インドロ〔1,2−
d)(1,2,4) トリアゾロ(4,3−a)(1,
4)ベンゾジアゼピン; 10−プロモーl−メチル−4H−インドロ〔l、2−
d)(1,2,4) l−リアゾO(4,3−a)(1
,4)ベンゾジアゼピン: 10.12−ジクロロ−1−メチル−4H−インドロ(
1,2−a)(1,2,4) トリアゾロ(4,3−a
)(1,4)ベンゾジアゼピン: 1−(ジメチルアミノ)メチル−4H−インドロ(1,
2−d)(1,2,4) トリアゾo (4,3−a)
(1,4)ベンゾジアゼピン; 12−クロロ−1−(ジメチルアミノ)メチル−48−
インドロ(1,2−a)(1,2,4) トリアゾロ〔
4,3−a)(1,4)ベンゾジアゼピン; l−エチル−4H−インドロ(1,2−d)(1,2,
4) トリアゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾジア
ゼピン;12−クロロ−1−エチル−4H−インドロ〔
1,2−d)(1,2,4)ト リ アゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾジアゼピン; 10.12−ジク 一エチルー4H−イ ン ド ロ(1,2−d)(1,2,4)ト リ アゾロ〔4,3−a)(1,4)ベン ゾジアゼピン; 12−ブロモ− メ チル−4H− イ ン ドロ〔1,2 −d)(1,2,4) ト リアゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾジアゼピン; 2− り ヒ ドロキシメチル−4H−イ ン ドロ〔1,2 d)(1,2,4) l− リ アゾロ(4,3−a)(1,4) ベンゾジアゼピン; メチル−13− ト リ フルオロン チル−4H− イ ンドロ (1,2−d)(1,2,4) ト リアゾロ 〔4,3 a〕 (1,4)ベンゾ・ジアゼピン; メチル−12−二 −48−イ ン ドロ〔1,2 d〕〔1 2,4〕ト リ アゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾジアゼピン; 12−り −48−イ ン ドロ(1,2−c+)(1,2,4) )リアゾロ(4
,3−a)(1,4)ベンゾジアゼピン:12−メトキ
シ−1−メチル−4H−インドロ(1,2−d)(1,
2,4) トリアゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾ
ジアゼピン:および 8−メトキシ−1−メチル−4H−インドロ(1,2−
d)(1,2,4) l−リアゾロ(4,3−a)(1
,4)ベンゾジアゼピン。
本発明の直接の前駆物質の例として、以下のものが挙げ
られる: インドロ(1,2−a)(1,4)ベンゾジアゼピン−
6(7H)−チオン; 13−クロロインドロ(1,2−a)(1,4)ベンゾ
ジアゼピン−6(7!()−チオン;および2−クロロ
インドロC1,2−d)I:1.4)ベンゾジアゼピン
−6(7H)−チオン。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例 1 13−タロロインドロ(1,2−a)(1,4)ベンゾ
ジアゼピン−6(7H)−オン DMF(ジメチルホルムアミド) 50m(2中のN−
クロロサクシンイミド 1.7hの溶液を、室温で50
+++Qジメチルホルムアミド中のインドロ(1,2−
d)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(7H)−オン3
、Ogの混合物に滴下した。
生皮した溶液を室温で一夜撹拌してから800m12の
水中に注いだ。沈澱を集め、水で洗浄し、減圧下乾燥(
p2os) L、3.19の固体を得た。融点287〜
289°C。
元素分析値(C0H,、C(2N20として)CHN 計算値  67 、97% 3.92% 9.91%実
測値  68.D% 4,02% 9.94%実施例 
2 13−ブロモインドロC1,2−d)[:1.4)ベン
ゾジアゼピン−6(7H)−オン ジメチルホルムアミド50mff中のN−プロモサクシ
ンイミド2.36gの溶液を、50m12ジメチルホル
ムアミド中のインドロ(1,2−d)(1,4)ベンゾ
ジアゼピン−6(7H)−オン3.0gの溶液に滴下し
た。
その間、反応混合物は冷水で冷却した。生皮した溶液を
室温で2時間撹拌してから800m12の水中に注いだ
。沈澱を集め、水で洗浄し、減圧下乾燥(PzOs) 
L、3.7gの固体を得た。融点247〜249°C0 元素分析値(C8H+ +Brtj、Oとして)CHN 計算値  58.73% 3.39% 8.56%実測
値  58.94% 3.38% 8.53%実施例 
3 2.13−ジクロロインドロ(1,2−d)(1,4)
ベンゾジアゼピン−6(7H)−オン ジメチルホルムアミド5QmQ中のN−クロロサクシン
イミド 2.08gの溶液を、125m12ジメチルホ
ルムアミド中の2−クロロインドロ(1,2−d:](
1,4)へ7ゾジアゼピンー 6(7H)−;t ン4
.Oogノ溶液に15°Cで滴下した。反応溶液を室温
で2時間撹拌した。水で希釈し、沈澱した固体を集めて
ヘキサンで洗浄した。トルエンから再結晶し、2.67
9の固体を得l;。融点267〜271’C。
元素分析値(C,、H,。CI2.N、Oとして)CH
N 計算値  60.59% 3.18% 8.83%実測
値  60.83% 3.25% 8.61%実施例 
4 インドロ(1,2−c+)(1,4)ベンゾジアゼピン
−6(7H)−チオン ジグリム300mQ中のインドロl:l、2−a)〔1
,4)ベンゾジアゼピン−6(7H)−オン 15g、
ホスホロスペンタスルフィド3.09g、および重炭酸
ナトリウム11.46gの混合物を100℃で2時間撹
拌した。生成混合物を冷却し3I2の水に注いで固体を
沈澱させた。固体を集め、粉砕してから続いてシクロヘ
キサン、エーテルおよびヘキサンで洗浄し、PaOSで
乾燥して14.19の固体を得た。
n−プロパツールから4.09の固体を再結晶し、3.
0gの固体を得た。融点259〜261’O0元素分析
値(C+ sH+ xNzsとして)CHN 計算値  72.69% 4.58% 10.60%実
測値  72 、37% 4.48% 10.76%実
施例 5 13−クロロインドロ(1,2−d)(1,4)ベンゾ
ジアゼピン−6(7H)−チオン ジグリム240mα中の13−クロロインドロ(1,2
−d)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(7H)−オン
 12.5gホスホロスペンタスルフィド22 、69
および重炭酸ナトリウム8.6gの混合物を110 ’
Oで2時間加熱した。生成した混合物を冷却し2.5Q
の水に注いで固体を沈澱させた。固体を集め、水で洗浄
し、PxOsで乾燥し11.99の粗製生成物を得た。
トルエン300mαから3.3gの固体を再結晶し、2
.08gの綿毛状の固体を得た。融点280〜282°
O(分解)。
元素分析値(C+sH++C(2NzSとして)CHN 計算値  64.31% 3.71% 9.38%実測
値  64.56% 3.85% 9.50%実施例 
6 2−クロロインドロ(1,2−d)(1,4)ベンゾジ
アゼピン−6(7H)−チオン ジグリム85mQ中の2−クロロインドロ(1,2−d
)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(78)−オン3.
74g、重炭酸ナトリウム2.589およびPa581
3.67gの混合物を105〜120℃で窒素の存在下
に1時間半加熱した。冷却した反応混合物を水で希釈し
て固体を沈澱させた。トルエンから再結晶させて1 、
58gの固体を得た。この固体は、265°Cで分解し
 Iこ 。
元素分析値(C+aH++(j2N2sとして)CHN 計算値  64.32% 3.71% 9.38%実測
値  64.18% 3.90% 9.12%実施例 
7 1−メチル−4H−インドロ〔1,2−d)(1,2,
4) トリアゾロ(4,3−a)(1,4)ベンゾジア
ゼピンn−ブタノール 150+nQ中のインドロ(1
,2−d)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(7)1)
−チオン6.0gおよびアセチルヒドラジド5.08g
の混合物を8時間、窒素の存在下に還流した。濃縮して
得た湿った残留物を粉砕し、続いてシクロヘキサン、エ
ーテル/ヘキサン(1:l)、2−ブタノン、エーテル
およびヘキサンで洗浄し2.65gの固体を得た。2.
3gの固体を水/メタノール(2:l)から再結晶し2
.2gの固体を得た。融点260〜262℃。
元素分析値(CIIH14N4として)CHN 計算値  75.50% 4.93% 19.57%g
1.測値  75.63% 5.08% x9;so%
実施例 8 1O−クロロ−1−メチル−4H−インドロ〔1,2−
d)(1,2,4))リアゾCF (4,3−a)(1
,4)ベンゾジアゼピン n−ブタノール200t12中の13−クロロインドロ
(1,2−d)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(7H
)−チオン7.8gおよびアセチルヒドラジド3.9g
の混合物を16時間、窒素の存在下に還流した。濃縮し
て得た固形状の残留物を水/メタノール(2:3)から
再結晶して3.45gの固体を得た。融点282〜28
5℃。
元素分析値(C+ sH+ 3CQN1として)CHN 計算値  6719% 4.08% 17.47%実測
値  67.35% 4.08% 17.21%実施例
 9 12−クロロ−1−メチル−4H−インドロ(1,2−
d)(1,2,4)トリアゾロ(4,3−a)(1,4
)ベンゾジアゼピン n−ブタノール85m(2中の2−クロロインドロ(1
,2−d)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(7H)−
チオン3.309およびアセチルヒドラジド1.64g
の混合物を16時間半、窒素存在下に還流した。濃縮し
て得た固体を水/メタノールから再結晶し2.539の
固体を1141:、。3%メタノール/ジクロロメタン
を用いるフラッシュクロマトグラフィーで精製し2.1
9の固体を得た。融点249〜253℃。
元素分析値CCr5Hr3CQN+として)CHN 計算値  67.40% 4.08% 17.47%実
測値  67.04% 4.05% 17.28%実施
例 1O 10−ブロモ−1−メチル−4H−インドロ(1,2−
d)(1,2,4)l−リアゾロ(4,3−a)(1,
4)ベンゾジアゼピン ジメチルホルムアミド50mn中のN−プロモサクシン
イミド 2.419の溶液を108n12ジメチルホル
ムアミド中の1−メチル−4H−インドロ(l、2−d
)(1,2,4) トリアゾロ(4,3−a)(1,4
)ベンゾジアゼピン3.539の溶液に滴下した。滴下
終了後、反応混合物を室温で1時間撹拌した。水を加え
て沈澱した固体を集め、水で洗浄し、乾燥した。
水/メタノールから再結晶して2.55gの固体を得た
。融点257〜258°C0 元素分析値(C+sH+3BrN4として)CHN 計算値  59.19% 3.59% 15.34%実
測値  59.61% 3.54% 15.10%実施
例 11 10.12−ジクロロ−1−メチル−4H−インドロ(
1,2−d)(1,2,4] トリアゾロ(4、3−a
) (1、4)ベンゾジアゼピン ジメチルホルムアミド 451a中のN−クロロサクシ
ンイミド 1.919の溶液を、100m+2ジメチル
ホルムアミド中の1−メチル−12−クロロ−4H−イ
ンドロ(1,2−d)(1,2,4) トリアゾロ(4
,3−a)(1,4)ベンゾジアゼピン3.339の溶
液に滴下した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。水
を加えてから一夜撹拌して、固体を沈澱させt:。
これを集め、ヘキサンとともに粉砕し、乾燥して、1.
729の固体を得た。メタノール/水から再結晶して1
.17gの固体を得た。融点266〜270℃。
元素分析値(C+sH+□CQxN*として)CHN 計算値  60.86% 3.41% 15.77%実
測値  60.54% 3.43% 15.49%実施
例 12 1−(ジメチルアミノ)メチル−4H−インドロ(1,
2−d)(1,2,4) トリアゾO(4,3−a)(
1,4)ベンゾジアゼピン インドロ(1,2−d)(1,4)ベンゾジアゼピン−
6(7H)−チオン4.Og、σ−(ジメチルアミノ)
アセチルヒドラジド 2.16gおよび100mffの
n −ブタノールの混合物を、21時間、窒素存在下に
還流した。濃縮して油状の固形物を得、3.8ミリモル
スケールの反応よりの同様な粗製生成物とを合体し、メ
タノール/水から再結晶し、3.6gの固体を得た。融
点194〜196℃。
元素分析値(CZ。HlINSとして)CHN 計算値  72.92% 5.81% 21.26%実
測値  72.94% 5.81% 20.99%実施
例 13 12−クロロ−1−(ジメチルアミノ)メチル−4H−
インドロ(1,2−d)(1,2,4) トリアゾO(
4,3−a)(1,4)ペンゾジアゼピン ブタノール 135+i12中の2−クロロインドロ(
1,2−d)(1,4)ベンゾジアゼピン−6(7H)
−チオン5.33gおよびα−(ジメチルアミノ)アセ
チルヒドラジド4.17gの混合物を17時間、窒素存
在下に還流した。濃縮してメタノール/水から再結晶し
て4.63gの固体を得た。融点233〜236℃。
元素分析値(CzoH+ aC(2Nsとシテ)CHN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) の化合物、または薬学上許容しうるその酸付加塩。 ただし、式中、XはH、ハロゲン、−OH、−OCH_
    3、−NO_2または−CF_3であり;Yは、H、C
    lまたはBrであり;Zは、H、ハロゲン、−OH、ま
    たは−OCH_3であり;そしてRはH、低級アルキル
    、−CH_2OHまたはジ低級アルキルアミノメチルで
    ある。 2)XがHまたはハロゲンであり、そしてZはHである
    請求項1記載の化合物。 3)Rが低級アルキルまたはジ低級アルキルアミノメチ
    ルである請求項2記載の化合物。4)Rがメチルまたは
    ジメチルアミノメチルである請求項3記載の化合物。 5)12−クロロ−1−メチル−4H−インドロ〔1,
    2−d〕〔1,2,4〕トリアゾロ〔4,3−a〕〔1
    ,4〕ベンゾジアゼピンまたは薬学上許容しうるその酸
    付加塩である請求項1記載の化合物。 6)10−クロロ−1−メチル−4H−インドロ〔1,
    2−d〕〔1,2,4〕トリアゾロ〔4,3−a〕〔1
    ,4〕ベンゾジアゼピンまたは薬学上許容しうるその酸
    付加塩である請求項1記載の化合物。 7)次の式VI ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) の化合物。 ただし、式中、XはH、ハロゲン、−OH、−OCH_
    3、−NO_2または−CF_3であり;YはH、Cl
    、またはBrであり;そしてZはH、ハロゲン、−OH
    または−OCH_3である。 8)請求項1に記載された化合物と適切な佐薬とからな
    る医薬組成物。 9)鎮痛活性を有する医薬製造のための化合物の使用。 10)式VI ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、X、YおよびZは、上記定義の通りである)の
    化合物と、式VII ▲数式、化学式、表等があります▼ (VII) (式中、Rは、上記定義の通りである)の化合物とを反
    応させること、および必要によっては、式 I (式中、
    Yは水素である)の化合物とN−クロロサクシンイミド
    またはN−ブロモサクシンイミドとを反応させて式 I
    (ただし、Yは、塩素または臭素である)の化合物を生
    成させることからなる請求項1に記載の化合物の製法。
JP2172848A 1989-07-03 1990-07-02 4H‐インドロ〔1,2‐d〕〔1,2,4〕トリアゾロ〔4,3‐a〕〔1,4〕ベンゾジアゼピンおよびその製造法 Pending JPH0344392A (ja)

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