JPH0395182A - ドパミンアゴニスト - Google Patents

ドパミンアゴニスト

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JPH0395182A
JPH0395182A JP2197596A JP19759690A JPH0395182A JP H0395182 A JPH0395182 A JP H0395182A JP 2197596 A JP2197596 A JP 2197596A JP 19759690 A JP19759690 A JP 19759690A JP H0395182 A JPH0395182 A JP H0395182A
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JP
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compounds
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JP2197596A
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John M Schaus
ジョン・メーナート・ショーズ
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Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/20Hypnotics; Sedatives
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    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/24Antidepressants
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    • A61P25/26Psychostimulants, e.g. nicotine, cocaine
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    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な、ドパミンアゴニスト(ドパミン作動薬
)に関する。
[従来技術と発明が解決すべき課題] 本発明のドバミンアゴニストは、バーキンソン病、紐病
、高血圧、不安症、緑内症、性機能不全症、およびプロ
ラクチン(黄体刺激ホルモン)を介する異常、例えば乳
汁漏出、無月経、プロラクチノーマおよび分娩後の乳汁
分泌阻害等、種々の障害を治療するのに有用である。
D−2ドパミンアゴニストはプロラクチンの分泌を阻害
し得ることが分かつている。従って、そのような化合物
は、乳汁漏出、無月経、プロラクチノーマおよび分娩後
の乳汁分泌阻害等、種々のプロラクチンを介して起きる
障害の治療に有用である。さらに、それらアゴニストは
、パーキンソン病、逓病、高血圧症、不安症、緑内症、
性機能不全症等、広範な噛乳類動物の疾患に好ましい影
響を及ぼすことが分かった。ドバミンアゴニストD−2
は広範囲に及ぶ、種々の治療上の用途を有するので、そ
のような活性を示し得る化合物はすべて、噛乳類種に共
通する様々な疾患の治療において重要な手段となる。
[課題を解決するための手段コ 本発明は2−および6一位が置換された、ある種のオク
タヒドロピリド[2.3−9Eキノリン化合物に関する
。以下に詳細に説明するように、それらの化合物はD−
2ドバミンアゴニスト活性を有することが分かった。即
ち、本発明の1つの目的は、式I: (式中、Xはハロゲン、ヒドロキシ、水L CC4アル
キルまたは基:−NR’R’であり、R’およびRtは
独立して水素、C ,−C,アルキル、C,一C.アシ
ル、またはC,−C.アル牛ルフェニルであるか、また
はRlとR!はそれらが結合している窒素原子と一緒に
なって1個または2個の窒素原子、あるいは1個の窒素
原子と1個の酸素原子とを含有する3員環から8員環の
へテロ環を形或していてもよく、RはC,−C4アルキ
ル、アリルまたはシクロプロビルメチルを表す) で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩を提
供することにある。
上記式Iの化合物に加えて、本発明の第2の目的は、式
Iで示される化合物を活性成分とし、該活性戊分と、1
またはそれ以上の薬学的に許容し得る担体、希釈剤また
は賦形剤とを含有する医薬製剤を提供することにある。
さらに本発明は、ドバミンアゴニスト活性を有する化合
物が奏功するパーキンソン病、鐙病、高血圧、不安症、
緑内症、性的機能不全症、およびプロラクチン(黄体刺
激ホルモン)を介する異常、例えば乳汁漏出、無月経、
プロラクチノーマおよび分娩後の乳汁分泌阻害作用等の
種々の障害を治療する方法を提供するものである。
さらにまた本発明は、式■ ぐ式中、Rは上記定義に従う) で示される中間体またはその塩を提供するものである。
上記式の定義においてハロゲンとはフッ素、塩“C,−
C.アルキル”という語句は、メチル、エチル、n−プ
ロビル、iso−プロビル、n−ブチル、Sec−ブチ
ル、tert−ブチル、n−ベンチル、n一ヘキシル、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロベンチル、その
他の直鎖、分技鎖または埠状アルキル等の基を意味する
“C,−C.アルキルフエニル”という語句はいずれか
の位置にフェニル置換基を有する直鎖または分技鎖状ア
ルキル基を意味する。そのような基の例にはフェニルメ
チル(ベンジル)、2−フェニルエチル、3−フェニル
(n−プロビル)、4〜フェニルヘキシル、3−フェニ
ル(n−アミル)、3フェニル(see−プチル)等が
ある。
)  “3員環から8員環のへテロ環”という語句は置
換基を有することもある、少なくとも1個の窒素原子を
含有する3員環、4員環、5員環、6員環、7員環、ま
たは8員環を意味する。それらの環は、さらにもう1個
の酸素または窒素、とりわけ窒素であるヘテロ原子を含
有していてもよく、これは6員環が好ましい。″3一8
員環のへテロ環”トイう語句で表されるヘテロ環置換体
の例として、モルホリン、ピペラジン、ビベリジン、ビ
ロリジン、アゼチジン、アジリジン、ホモピベラジン等
を挙げることができる。そのような環が置換されている
場合、置換基として、C,−C,アルキル、ヒドロキシ
、ケト、アミノ、C,−C.アルキルアミノ、(C,−
C.アルキル),アミノ等を挙げることができる。
“C,−C.アルキノ1という語句は、メチル、エチル
、n−プロビル、iso−プロビル、n−ブチル、se
a−ブチルまたはtert−ブチル等の直鎖または分技
鎖状の基を表す。好ましいC.−C.アルキル基はn−
プロビルである。
“C,−C.アシル”という語句は、アセチル、プロビ
オニル、n−ブチリル等の直鎖または分技鎖状の基を表
す。
式Iの化合物の薬学的に許容し得る塩には、塩酸、硝酸
、りん酸、硫酸、臭化水素酸、沃化水素酸、亜硝酸、亜
りん酸等の無機酸から導かれる塩、および脂肪族モノー
およびジカルボン酸、フェニルー置換アルカン酸、ヒド
ロキシーアルカンー酸およびアルカンニ酸、芳香族酸並
びに脂肪族および芳香族スルホン酸等の無毒な有機酸か
ら導かれる塩が含まれる。このような薬学的に許容し得
る酸付加塩には、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫
酸塩、重亜硫酸塩、硝酸塩、りん酸塩、第2りん酸塩、
第1りん酸塩、メタりん酸塩、ピロりん酸塩、塩酸塩、
臭化水素酸塩、沃化水素酸塩、弗化水素酸塩、酢酸塩、
ブロビオン酸塩、デカン酸塩、カブリル酸塩、アクリル
酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カブリン酸塩、ヘプタン酸
塩、プロピオル酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク
酸塩、スベリン酸塩、セバンン酸塩、フマル酸塩、マレ
イン酸塩、マンデル酸塩、ブチンー1.4一二酸塩、ヘ
キシン−1,6−二酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸
塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキ
シ安息香酸塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、ベンゼン
スルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、クロロベンゼン
スルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩
、フエニルプロビオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸
塩、乳酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、グワコール酸塩、
ノンゴ酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパン
スルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフタ
レン−2−スルホン酸塩およびその池の塩が含まれる。
上記化合物の内、Xがヒドロキシである化合物が、以下
の構造の互変異性体の混合物として存在することは、理
解されるであろう。
および 互変異性体混合物中、優勢と思われるのは、互変異性体
(b)および(d)である。しかしながら、常に異性体
の平衡混合物が存在していることから、本発明はこれら
異性体の混合物、並びに個々の異性体を包含する。
式■から明らかなように、本発明はラセミ対を提供する
。ラセミ混合物の光学的鏡像異性体(対掌体)への分割
は当業者既知の方法で行うことかできる。従って、ラセ
ミ混合物それ自身、および各対掌体の全てが本発明の範
囲に含まれる。
本発明の化合物すべてが上記した異常の治療に有用と考
えられるが、それらの用途に特に好ましい化合物が幾つ
かある。好ましい本発明化合物は、Rh<C,−C.ア
ルキルまたはアリルである化合物である。特に好ましい
のはRがn−プロビルである化合物である。本発明にと
って好ましいX置換体はハロゲン、とりわけ、塩素およ
び臭素、水素、または基:一NR’R”(R’およびR
!は上記定義に従う)である。R1とR2が、それらが
結合している窒素と一緒になって3−8員環のへテロ環
を形或している場合、モルホリノ、ビペラジノ、ビベリ
ジノ、またはピロリジノ環が好ましい。
式Iの化合物の内、幾つかの化合物の合戊は以下の反応
式に従って行うことができる。以下の反応式では1方の
光学的鏡像異性体のみが示されている。しかしながら、
当業者なら容易に理解し得ることであるが、下記の合成
反応式はラセミ混合物自身、ならびにもう一方の鏡像異
性体にも容易に適用し得る。
反応式I 反応式Iにおいて化合物Dで示される化合物はケトン出
発物質(化合物A1ここに、RはC,一04アルキル、
アリルまたはシクロプロピルメチルを表す)を用いて最
も容易に合成することができる。化合物Aで示されるケ
トンはシャウス(Schaus)の米国特許第4,54
0,787(1 985年9月10日発行〉の教示に従
って好適に製造することができる。次いで、ケトン(分
割形またはラセミ形)と、アクリルアミド,p−トルエ
ンスルホン酸・一水和物およびp−メトキシフェノール
とを非活性溶媒中で加熱下に反応させて化合物B(Rは
上記定義に従う)を製造する。
化合物Bを熱濃硫酸で加水分解する。得られた化合物C
Oランスー2−オキソー6−(置換)−1.  2. 
 5+  5g.  6,  7,  8,  9. 
 9a,  10 −デカヒドロビリド[2.3−9]
キノリン)を化合物Dの変異体(ここに、Xは上記式■
の定義に従う)の合戊における塩基性中間体として用い
る。
Xがハロゲンである式■の化合物は化合物Cとオキシ塩
化りん、五酸化りん、三臭化りん、三ヨウ化りん、四フ
ノ化硫黄、ジエチルアミノ硫黄トリフルオライド等の脱
水ハロゲン化剤と反応させ、化合物Dの対応するハロゲ
ン化同族体を得る。該ハロゲン化物はそれ自身、活性物
質であると同時に池の化合物Dの合戊中間体でもある。
飼えば、アミンによるハロゲン原子の求核置換によりX
かアミノ置換体である化合物Dを得る。
そのような求核置換反応の例は実施例6〜8に記載され
ている。
上記式Iに関して述べたように、ハロゲンを38員環の
へテロ環で求核置換してもよい。通常、酸付加塩形のへ
テロ環化合物とハロゲン置換体とを反応させ、加熱して
均質な溶融物を得る。抽出および精製後、得られた/R
合物を塩酸や臭化水素酸等の酸付加塩に変換し、再結晶
させる。
最後に、C=Ceアシルのハロゲン化物または無水物を
用いる既知のアシル化法に従い、対応するアミンから式
Iの化合物(式中、Xは〜NR’R2であり、Rlおよ
び/またはR!はC.−C.ア/ルである)を調製する
このように、一般に、式Iの2位ハロゲン置換基の求核
置換はXが−NR’R”である式■の化合物を与える種
々のモノ置換およびジ置換アミン塩を用いて行うことが
できる。唯一の機能上の制限は、該アミン塩の融点が約
170’Cから約2500Cの範囲でなければならない
ということである。
式中、XがC,−C.アルキルである式1の化合物は式
:X−Sn−(ブチル)3(ここに、Xは所望のC,−
C.アルキルである)で示される有機スズからXが臭素
または塩素である式Iの化合物にPd(0)を触媒とし
てアルキル転移を行うことにより凋製される。この反応
は一般に、ジオキサン等の極性の中性溶媒(非プロトン
溶媒)中、反応の完了に十分な1温度、例えば70−1
00’Cで行う。
Xが水素である式1の化合物は、化合物Cに脱水剤およ
び三臭化りん等の臭素化剤を作用させることにより調製
し得る。PBr3以外に用い得る試薬には、SOBrt
、POBr,等がある。生戊物のトランス−2−ブロモ
ー6−(置換)−5,5a6,7,8,9.9a,to
−オクタヒド口ビリド[2.3−9]キノリンを、AI
BNまたは他のラジカルイニシエーターの存在下にトリ
ブチルスズハロゲン化物と反応させてトランス−6−(
置換)5,  5a,  6,  7,  8,  9
,  9a.  10−オクタヒドロビリド[2.3−
9]キノリンを得、これを単離し、再結晶して二塩酸塩
を得ることが好ましい。
上記から明らかなように、式AからDに至るまでの合成
経路を通してR基は無傷である。従って、1%のアルキ
ル基を他のアルキル基またはアリルと置換したい場合に
は、間接的な含戊経路を採用する必要がある。R基の変
換は化合物Aを基質とするのが最も好都合である。例え
ば、化合物AにおけるRがC ,−C,アルキルである
場合、臭化シアンとの反応によりRがシアノである化合
物が得られる。シアノ基の加水分解により、対応する第
2アミン(式中、Rが水素)を得る。同様に、化合物A
(式中、Rがメチル)をクロルギ酸エチルと反応させ、
RがC = H s一〇−C○−である中間体を得、こ
れをまた加水分解して対応する化合物A(式中、Rは水
素)を得る。
次いでこれらの化合物A(式中、Rは水素)の第二アミ
ンを、その環窒素について種々のアルキル基でアルキル
化するか、環窒素にアリル基が望ましい場合には、アリ
ル化することができる。アリル基が望ましい場合、極め
て反応性のアリルハライドを用い、最終的にRがアリル
である化合物Aを得ればよい。
最後に、本発明は式Iの化合物の製造方法を提供するも
のである。本発明方法は、 a)式: (式中、RはC,−C4アルキル、アリルまたはシクロ
ブロビルメチルを表す)で示される化合物と、脱水的ハ
ロゲン化剤とを反応゛させて式■:(式中、Rは上記定
義と同意義であり、Xはハロゲンを表す) で示される化合物を得、 b)Xがハロゲンである式lの化合物と式HNR’R’
(ここにRlおよびR2はそれぞれハロゲン、C,−C
llアルキル、C,−C.アシル、またはCI一08ア
ルキルフエニル、あるいはRlおよびR2はそれらが結
合している窒素原子と一緒になって1個または2個の窒
素原子、あるいは1個の窒素原子と1個の酸素原子とを
含有する3員環から8員環のへテロ環を形威していても
よい)で示されるアミンの塩とを反応させてXが−NR
’R”(ここにRlおよびR!は上記定義に従う)であ
る式Iの化合物を得、 C)式1の化合物(ここに、Xは−HNR’R’であり
RlおよびRtはそれぞれ水素、C,−C,アルキルま
たはC,−C.アルキルフェニルである)をアシル化し
、Rlおよび/および/またはR2がC,一C8アシル
である式■の化合物を得、d) Xがハロゲンである式
Iの化合物と式:X−Sn−(ブチル),とをPd(0
)の存在下に反応させてXがC.−C4アルキルである
式Iの化合物を得、e) Xが臭素である化合物Iとト
リブチルスズハライドとをラジカルイニシェークーの存
在下で反応させてXが水素である式Iの化合物を得、r
)式: (式中、RはC,−C4アルキル、アリル、またはシク
ロブロビルメチルである)で示される化合物を脱水反応
に付してRか上記定義に従い、Xが上ドロキシである式
Iの化合物を得、 g)非塩形の式I化合物と薬学的に許容し得る酸とを反
応させて塩を調製することからなる。
以下に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明する。
これらの実施例はいかなる意味においても本発明の範囲
を制限するものではない。用いた略語は以下の通りであ
る。IR:赤外スペクトル、NMR :核磁気共鳴、M
S :マススベクトログラム、ME:マスイオン、U■
:紫外。
実施例l (±)一トランス−2−オキソー6−プロビ
ル−1.  2,  3,  4,  5.  5a,
  6.  7,  8,9,9a,10−ドデカヒド
ロビリド[2.3−Lj]キ/リン (±)一トランス−1−プロビル−6−オキソドデ力ヒ
ドロキノリン(30.0g、154mM)、アクリルア
ミド(32.8g、462mM)、p−1ルエンス−ル
ホン酸・一水和物(35.29、185mM)、および
p−メトキシフェノール(500u)のトルエン(10
0m(中混合物を加熱還流し、水をディーン・スターク
トラップで採取した。l7時間還流し後、反応混合物を
希釈NaOHに注ぎ入れ、塩化メチレンで抽出した。抽
出液を乾燥(Na,S○4)シ、濃縮して茶色の泡状体
として粗生戊物を得た。再結晶(酢酸エチル/ヘキサン
)し黄褐色の固形物として所望の生戎物を得た(14.
09、収率37%)。母液をフラッシュクロマトグラフ
ィ−(THF:ヘキサン、0.5%NH.OH(2:1
))により精製し、さらに生成物を得た(R F =0
.40、2.6g、収率7%)。この物質を酢酸エチル
から再結晶し、分析的に純粋な物質を得た(mp=18
3.0−184.0’C)。
NMR(90MHz,CD(J!,):7.08(一重
線,IH) 2.97(二重線+ J − 1 1 Hz,I H)
+2.73〜2.57(多重線,LH),2.49(三
重線,J=7Hz,2H),2.45〜1。37(多重
線.l5H)l、12〜0.95(多重線,IH),’
0.86(三重線,J=7Hz,3H)UV(EtOH
)+ 254(560’O)MS(El):248(5
),219(10),125(100),96(95) I R(CHCf23):34 2 0,  1 6 
7 2cr’元素分析(C,5H,N,Oとして) C     HN 計算値・72.54 . 9.74 + 1 1.28
実測値: 72.64 ; 9.52 ; 1 1.2
9実施例2 (±)一トランス−2−オキソー6一ブロ
ピルーt  2.  5,  5a,  6,  7,
  8,  9.9a,10−デカヒドロビリド[2.
3−91キ/リン ?±)一トランス−2−オキソー6−プロビルー1, 
 2,  3,  4,  5,  5a,  6, 
 7,  8.  9,  9a,10−ドデカヒドロ
ビリド[2.3−Lj1キノリン(12.4g、50m
M)の濃硫酸(150z■中溶液をloo’cで3.5
時間加熱した。反応混合物を放冷し、水上に注ぎ濃N 
H 40Hで塩基性にし、塩化メチレン、インブロバノ
ール:クロロホルム(1:3)混液で順次抽出した。抽
出妓を合し、乾燥(NatSOJし、濃縮して赤色固形
の粗生底物を得た。再結晶(メタノール/アセトン)し
、黄色固形物として所望の生或物を得た(mp> 2 
7 0 ’C,3. 4 69、収率28%)。2次収
穫でさらに生成物を得た(1.22g、収率l○%)。
母液をフラノシュクロマトグラフィー(10%メタノー
ル/塩化メチレン、0.5%NH40H〉により精製し
、さらに生成物を得た(RF=0.33、1.25g、
収率10%〉。
NMR(90MHz,CDC(!3):12.90(一
重線,IH), 7.23(二重線, J =9Hz, I H),6.
40(二重線,J=9Hz,IH)2.98(二重線,
J=10Hz,IH),2.90(ダブルニ電線, J
 =5. 1 6Hz,IH)2.80〜2.61(多
重線,2H),2.49〜2.1 0(多M線,5H)
,1.92(ブロード二重線,J = 1 2Hz,I
H),1.78〜1.41(多重線,5H) 1.18〜1.00(多重線,IH),0.90(三重
線,J=7Hz,3H)IR(CHCI!.):312
0,1659,1828.1557c次1 UV(EtOH): 2 2 9(8 4 5 0),
313(8100) MS(E I): 2 4 6(3 0),  2 1
 7(6 0),125(85).124(45), 9 6(1 0 0) 遊離塩基のメタノール溶液に塩酸1当量を加えた。揮発
成分を蒸発させた後、再結晶(メタノール/酢酸エチル
)し白色固形の一塩酸塩を得た。mp> 2 7 0℃
(以下余白) ”lfull3  (±)一トランス−2−クロロ−6
プロビル−5.  5a,  8,  7,  8, 
 9.  9a  10−オクタヒドロビリド[2.3
−9]キノリン・塩酸塩 (±)一トランス−2−オキソー6−プロビル−1.2
.5.5a,6,7,8,9.9a,1 0一デカヒド
ロピリド[.2.3−9コキノリン(5、759、23
.4mM)のジメチルホルムアミド(250村)中溶液
に135℃でオキシ塩化りん(2729、165m(1
、1 7 5mol)を6時間で加えた。反応混合物を
135℃で17時間撹拌し、水上に注ぎ、N H .O
 Hで塩基性にし、塩化メチレンで抽出した。抽出液を
乾燥(N at S O −) L、濃縮して茶色油状
物質として粗生成物を得た。フラノシュクロマトグラフ
ィ−(5%メタノール/塩化メチレン、0.5%NH.
OH)により精製し、茶色の油状物質として所望の生成
物を得た(5. 69、収率90%)。
NMR(90MHz,CDCl2−):7.76(二重
線+ J =8 H z,L H )+7、09(二重
線,J=8Hz,tH),3,12〜2.90(多重線
.3H),2 81〜2.37(多重線,4H),2.
32〜2. 1 2(多重線,2H),1 92(ブロ
ード二重線,J =1 2Hz,IH)1.83〜1.
44(多重線,5H),111〜1.05(多重線,I
H), 0.91(三重線,J=7Hz,3H)I R(CHC
C3) : 1 6 7 5,  1 5 7 7CJ
I−’UV(EtOH): 2 1 5(8500).
275(5900) MS(EI):266(20),264(85),23
7(35),235(100), 138(20),124(90), 98(70) 上記曲状物質をメタノールに溶解し僅かに過剰量の塩酸
を加えた。得られた溶液を脱色炭で処理し再結晶(メタ
ノール/酢酸エチル)することにより茶色の固形物を得
た。mp> 2 5 0゜C0元素分析値(C,,H,
,N,C&− HC’l2として)C       H
N 計算値: 59.80 . 7.36 . 9.30実
測値+60.11 .7.l7.9.OO実施例4 (
±)一トランス−2−ブロモー6プロビル−5.5a,
6  7,8.9  9a  10−オクタヒドロビリ
ド[2+lgコキノリン・二臭化水素酸塩 (±)一トランス−2−オキソー6−プロビル1,2,
5.5a,6,7,8,9,9a,10デカヒドロピリ
ド[2.3−9コキノリン(1.50y、6.08mM
)のジメチルホルムアミド(100触)中溶液にioo
’cで三臭化りん(30.7Ml2、8759、324
mM)を22時間で加えた。水(50r1K!)を滴下
して反応を止めた。反応混合物を水上に注ぎ、NH.O
Hで塩基性にし、塩化メチレンで抽出した。抽出液を乾
燥(N at S O −) L、濃縮して茶色油状物
質を得た。フラッシュクCマトグラフィ−(7%メタノ
ール/塩化メチレン、0.5%NH.OH)により精製
し、橙色の油状物質として所望の生成物を得た(RF=
0.54、1,229、収率65%)。
NMR(9 0MHz,CDC(!3):7. 1 8
(一重線,2H), 3.26〜2.04(多重線,9H),2.01〜1.
02(多重線,7H),0.90(三重線,J=7Hz
,3H)MS(E I): 3 1 0(2 0), 
 3 0 8(2 0),281(70),279(6
8), 138(15),125(20), 124(100),96(50) 実施例3記載の方法と同様にしてこの物質を二臭化水素
酸塩に変換した。再結晶(メタノール/酢酸エチル)に
より灰色の粉末生戊物を得た。mp〉275°C0 元素分析値(C+sHe+NtBr” 2HBrとして
)C     HN 計算値: 3B..25 . 4.92 . 5.95
実測値:38.12;4.95;6.16実施例5 (
±)一トランス−6−プロビル−5,5a,  8, 
 7.  8,  9,  9a.  1’O−オクタ
ヒドロビリド[2.3−9]キノリン・二塩酸塩(±)
一トランス−2−ブロモー6−プロビル−1.  2,
  5,  5a,  6.  7,  8,  9.
  9a,  10 −デカヒドロビリド[2.3−y
]キノリン(570xy、1.85mM)および水素化
トリブチルスズ(1.94g、6.67mM,3.6当
量)のトルzン(25112)中溶液にA I BN(
2 5+H)を加え、得られた溶液を80’Cで42時
間加熱した。反応混合物を希塩酸中に注ぎ、塩化メチレ
ンで洗浄した。水層をNaOH溶液で塩基性にし、塩化
メチレンで抽出した。抽出液を乾燥(Na,S○4)シ
、l農縮して黄色油状物質を得た。フラッシュクロマト
グラフィー(6%メタノール/塩化メチレン、NH,○
ト{)により精製し、黄色の油状物質として所望の生成
物を得た(RF=0.37、368R9、収率86%)
NMR(90MHz,CDCQ3): 8.23(二重線,J=4Hz,IH),7. 2 5
(二重線,J=7Hz,LH)6.93(ダブル二重線
,J=4.7Hz,IH),3.28〜2.08(多重
線,9H),2.04〜1.05(多重線,7H),0
.90(三重線,J=7Hz.3H)MS(E I):
 230(50).202(20).201(100)
.+38’(30),130(40),124(too
), 97(70) 実施例3記載の方法と同様にしてこの物質を二塩酸塩に
変換した。再結晶(メタノール/酢酸エチル)により粘
結性の白色固形物として生成物を得た。mp> 2 5
 0 ’C0 元素分析値(C1sH2tNt・2HCffとして)C
     HN 計算値:59、4 1 ; 7.98 : 9.24実
測値一:59、23 . 8.09 . 9. 12実
施例6 (±)一トランス−2−アミノー6プロビル−
5.5a,6,7,8,9.9a,10一オクタヒドロ
ビリド[2.3−9]キノリン・塩酸塩および(±)一
トランス−2−ペンジルアミノー6−プロビル−5,5
a,6,7.8,9,9a,10−オクタヒドロピリド
!:2.3−tiコキノリン・塩酸塩 (±)一トランス−2−クロロ−6−プロビル−5, 
 5a,  6,  7,  8.  9,  9a.
  10−オクタヒドロビリド[2.3−9]キノリン
・塩酸塩(2.279、7. 5 0nM)およびペン
ジルアミン・臭化水素酸塩(15.0g)の混合物を茶
色の溶融半固形物が生成するまで240℃で加熱した。
15分後、溶融した半固形物を水に注ぎ、希NaOH溶
γ夜で塩基性にし、塩化メチレンで抽出した。抽出液を
乾燥(N a! S O 4) シ、濃縮して茶色油状
物質を得た。
フラッシュクロマトグラフィー(6%メタノール/塩化
メチレン、NH40H)により精製し、茶色油状物質と
して(±)一トランス−2−ペンジルアミノ−6−プロ
ビル−5.5a,6,7,8,9,9a,10−オクタ
ヒドロビリド[2.3−1?]キノリンを得た(RF=
0.35、561乃、収率22%)。
NMR(90MHz,CDCf23):7.32〜6.
80(多重線,6H),6.06(二重線.J=9Hz
,IH),5.92〜5.83(多重線,IH),5.
33(二重線, J =6 H Zl 2 H),3.
80〜1.00(多重線,16H)0.88(三重線,
J=7}1z,3H)MS(E l):  335(2
0),  306(1 0),224(10).178
(.15). 1 2 5(5 5),  1 2 4(1 0 0)
,96(75),91(65) 実施例3記載の方法と同様にしてこの物質を一塩酸塩に
変換した。再結晶(メタノール/酢酸エチル)により灰
白色の固形物として所望の一塩酸塩を得た。mp209
.0−2 10.5℃。
元素分析値(c 21H t9N s ・Hc Qとし
て)C     HN 計算値: 7 1.09 . 8. 13 + 1 1
.30実測値:71.22;8.22; 11,12さ
らにフラッシュ力ラムを溶離し続けると(±)一トラン
ス−2−アミノー6−プロビル−5.5a.  6, 
 7,  8,  9.  9a,  10−オクタヒ
ドロビリド[2.3−9]キノリンが茶色油状物質とし
て得られた(RF=0.23、1.029、収率55%
)。
NMR(90MHz,CDC(−): 7. 2 0(一重線,2H), 7.03(二重線, J =8Hz, l H),6.
 1 8(二重線,J=8Hz,IH),3.l1〜0
.98(多重線,16H),0、88(三重線,J=7
Hz,3F{)MS(Ef):245(65),216
(70).138(20),125(45), 124(100),96(70) 実施例3記載の方法と同様にしてこの物質を一塩酸塩に
変換した。再結晶(メタノール/酢酸エチル)により黄
褐色の結晶として所望の一塩酸塩を得た。mp> 2 
5 0゜C0 元素分析値(C..H,,N,・HC(とじて)C  
     H      N 計算値: 63.93 ; 8.58 . 1 4.9
 1実測値:64.lO;8、81 ; 15.01 
’実施例7  (±)一トランス−2−メチルアミノ一
〇−プロビル−5,  5a,  6,  7,  8
,  9,  9a,10−オクタヒドロビリド[2.
3−9]キ/リン・二塩酸塩 (±)一トランス−2−クロロ−6−プロビル−5, 
 5a,  6,  7,  8,  9,  9a,
  10−オクタヒドロビリド[2.3−9コキノリン
・塩酸塩(1.009、3. 3 2mM)およびメチ
ルアミン・塩酸塩(109)の混合物を240’Cで加
熱して均質な溶融半固形物を生成させた。30分後、均
質な溶融半固形物を水に庄ぎ、希NaOH溶液で塩基性
にし、塩化メチレンで抽出した。抽出液を乾燥(Na,
So4)シ、濃縮して茶色固形物を得た。フラッシュク
ロマトグラフィー(10%メタノール/塩化メチレン、
NH.OH)により精製し、橙色固形物として(±)一
トランス−2−メチルアミノー6−プロビル−5.5a
,e,  7,a,  9,9a,10−オクタヒドロ
ピリド[2.3−9]キノリンを得た(RF=0.44
、493M、収率57%)。実施例3記載の方法と同様
にしてこの物質を二塩酸塩に変換した。再結晶(メタノ
ール/酢酸エチル)により黄褐色の固形物として所望の
二塩酸塩を得た。mp〉250゜C0 NMR(90MHz,CDCf2s):7、08(二重
線,J=8Hz,IH),6.13(二重線,J=8H
z,IH),5.60〜5.24(多重線,IH) 3.13〜1.00(多重線,19H),0.90(三
重線,J=7Hz,3H)MS(E I)+ 259(
1 00).230(75),216(20).138
(30), 125(60),t24(1oO), 96(75) 元素分折値(C1eHzsNs・HCQとして)CI4
N 計算値: 57.83 . 8. 1 9 ; 1 2
.64実測値: 57.95 . 7.96 . 12
.60実抱例8  (±)一トランス−2−ジメチルア
ミノー6−プロビル−5,  5a,  6,  7,
  8,  99a,lO−オクタヒドロピリド[2.
3−91キ/リン・塩酸塩 (±)一トランス−2−クロロ−6−プロビルー5, 
 5a.  6,  7,  8,  9.  9a,
  10−オクタヒドロビリド[2.3−91キノリン
・塩酸塩(1.009、3.32mM)およびジメチル
アミン・塩酸塩(159)の混合物を200’Cで加熱
して均質な溶融半固形物を生成させた。30分後、溶融
半固形物を水に注ぎ、希NaOH溶液で塩基性にし、塩
化メチレンで抽出した。抽出液を乾燥(NaeSOjし
、濃縮して茶色の固形物として粗生成物を得た。フラッ
シュクロマトグラフィー(10%メタノール/塩化メチ
レン、NI{.OH)により精製し、橙色油状物質とし
て(±)一トランス−2−ジメチルアミノー6−プロビ
ル−5,  5a,  6,  7,  8,  9.
9a,10−オクタヒドロピリド[2.3−9]キノリ
ンを得た(RF=0.54、568x@、収率63%)
NMR(90MHz,CDCI2s):7.07(二重
線, J =8Hz, I H)6.24(二重線, 
J = 8 H z, L H )+3.00(一重線
,6H), 3.12〜1.00(多重線,16H),0.88(三
重線.J=7Hz,3}{)MS(E I): 273
(60),244(20)230(15).138(2
0) 1 2 5(4 0),  .1 2 4(] O O
),96(75) 実施例3記載の方法と同様にしてこの物質を塩酸塩に変
換した。再結晶(メタノール/酢酸エチル)により灰白
色の結晶性物質として所望の塩酸塩を得た。ip> 2
 6 0℃。
元素分析値(C +tH ttN 3・}{C&として
)CHN 計算値+ 65.89 . 9. 1 1 : 13.
56実測値+ 66. 14 ; 9.33 ; 13
.54実施例9  (±)一トランス−2−ビロリジノ
一〇一プロビル−5.5a,6,7,8,9.9a,1
0−オクタヒドロピリド[2.3−9]キノリン・塩酸
塩 (±)一トランス−2−クロロー6−プロビルー5, 
 5a,  6,  7,  8,  9,  9a,
  10−オクタヒドロビリド[2,3−9コキノリン
・塩酸塩(2、50タ、8.3mM)およびピロリジン
・塩酸塩(10g)の混合物を210’Cで加熱して均
質な溶融半固形物を生成させた。45分後、溶融半固形
物を水に注ぎ、希NaOH溶液で塩基性にし、塩化メチ
レンで抽出した。抽出7夜を乾燥(Na,S○4)シ、
1農縮して茶色の固形物として粗生或物を得た。フラッ
シュクロマトグラフィー(10%メタノール/塩化メチ
レン、NH40H)により精製し、茶色油状物質として
(±)一トランス−2−ピロリジノ−6一ブロビル−5
.  5a,  6,  7,  8,  9,  9
a,  10−オクタヒドロビリド[2. 3−9コキ
ノリンを得た(R F = O、45、1.32g、収
率53%)。
NMR(90MHz,CDCI2s):7.03(二重
線,J=8HZ,LH)16.07(二重線,J=8H
z.IH),3.55〜3.11(多重線,4H),3
。11〜1.00(多重線,20H),0.89(三重
線,J=7Hz,3H)MS(E [): 299(9
5),270(35)256(30),173(55) 13B(25),125(50), 124(100).96(80) 実施例3記載の方法と同様にしてこの物質を塩酸塩に変
換した。再結晶(メタノール/酢酸エチル)により黄褐
色の固形物として所望の塩酸塩を得た。B−238.0
−240.0゜C(分解)。
元素分析値(C 1sH t*N 3・HCQとして)
C’HN 計算値:67.93;9.00; 12.51実測値+
 67.67 . 8.94 . 1 2.28本発明
化合物はドバミンアゴニストであり、他のドパミンアゴ
ニストと同様、以下の方法によりラット血清中のプロラ
クチン濃度を低下することが示された。
スブラーグードーレイ種の戊大雄性ラット(約2009
)を空調および光線調整(6a.mから8 p. mま
で光照射)を備えた部屋で飼育し、実験食と水を任意に
与えた。プロラクチン濃度が均一に上昇するよう、被検
薬投与の18時間前に、各ラットにレセルビンの水中懸
濁iffl2.0m9を腹腔内注射(ip)Lた。被検
化合物を10%エタノールに溶解し、腹腔内注射した。
各化合物をそれぞれの投与量で、l群lO匹のラット各
々に投与し、10匹の無傷の対照群雄性ラットには等量
の10%エタノールを投与した。処置から1時間後、全
ラットを断頭屠殺し、血清150μQをプロラクチンの
存在に関して分析した。
処置群のラットと対照群のラットにおけるプロラクチン
濃度の差異を対照群ラットのプロラクチン濃度で割り、
100倍すると本発明化合物に帰属し得るプロラクチン
分t必阻害率(%)が得られる。
阻害率を表■に示す。
表 ■ 血清プロラクチン阻害作用本 II     2KiIl     33.19±2.
91    28.28±2.835     33.
19±2.91    29.96±3.1110  
   33.19±2.91    19、30±i4
3150470g±4.665.48±0.42100
0     47.08±4.68    32.7±
3.305078.8±7.142.2±1.950 
      37.99±4.06      41.
8  ±3.141000     47.1±4.6
6    11.39±2.12IIC!!147.1
±4.6628.77±2.435       47
.1  ±4.86       15.50士1,1
5to     47.1±4.66    14.0
4±2.175037、99±4.06     5.
86±0.392Hω   1     47.1±4
.86    34.8±3.58547.1±4.6
623.60±2.8810       47.1 
 ±4.66       19.61±3.095(
1     37.99±4.06     9.36
±1.09147.1±4.[l634.3±3.44
5    471±4.66    22。8±3,3
31047.1±4.6619.68±2.15503
7.911±4.116f!.23±0.7450  
   37.99±4.06    18.76±1,
641        47.1  ±4.66   
    23.79±3 055     47.1±
4.66    1446±l.631Q     4
7.1±4.66    12.22±1.2350 
    37.99±4、06     8.97±1
、26*;全化合物はラセミa合物として用いられた。
NIICH*Ph  tlcl! N(C}It).  HC!I N11131    HCI2 NllIlle NH, OH     HCQ CQIICC Br      211Br 0. 24(NS) 0. 46(NS) 〈0、001 <0. 0001 0. 023 <0. 001 <0. 5(NS) <0. 0001 0.02 <0. 0001 (0. 0001 <0.001 0.049 0. I)008 <0. 0001 く0、001 0042 0. 0007 0, 0001 <0.001 <0. 001 0. QOI]8 <0.0001 <0. 0001 <0. 001 表■に示されているように、本発明化合物はドパミンア
ゴニストであり、従ってバーキンソン病、不安症、駅病
、高血圧、緑内症、性機能不全症、およびプロラクチン
(黄体刺激ホルモン)を介する異常、例えば乳汁漏出、
無月経、プロラクチノーマおよび分娩後の乳汁分泌阻害
等、種々の障害を治療するのに有用である。
本発明化合物を用いてプロラクチン分泌を阻止する、あ
るいはパーキンソン病その他の上記異常のいずれかを治
療するには、式Iで示される化合物、またはその薬学的
に許容し得る塩をプロラクチン濃度の上昇、パーキンソ
ン病または上記異常のいずれかに罹患している噛乳類対
象にプロラクチンの減少、パーキンソン病または上記し
た異常のいずれかを治療するのに十分な量、投与する。
化合物は経口または非経口的に投与される。経口投与が
好ましい。非経口投与を採用する場合、適当な医薬処方
による皮下注射が好ましい。その池の非経口投与、例え
ば腹腔内、筋肉内、または静脈経路の投与方法も同様に
有効である。特に、静注および筋注投与の場合には、水
溶性の薬学的に許容し得る塩を用いる。経口投与の場合
には、遊離の塩基、または塩の形の本発明化合物を通常
の製剤用担体、希釈剤、または賦形剤と混合し、空の入
れ子式のゼラチンカプセルに充填するか、錠剤に打錠す
る。用量は経口投与の場合、対象の体重あたり、約0.
01から約1orrl?/k9の範囲であるが、非経口
投与の場合、対象の体重あたり、約0.0025から2
.5肩9/k9の範囲である。
本発明化合物は治療を目的として、以下の製剤例に示す
様々な剤形で投与することができる。下記の製剤例にお
いて、“活性化合物”という語句はいずれかの本発明化
合物を指す。以下の製剤例に用いる上で好ましい化合物
は上記実施例2−9に記載した化合物である。
以下の戊分を使用してゼラチン硬カプセルを製造する: 含有量(0/カプセル) 活性化合物       0.01−20乾燥デンブン
           200ステリアン酸マグネシウ
ム     10上記戊分を混合しゼラチン硬カプセル
に充填する。
以下の成分を使用して錠剤を製造する。
含有量(乃/錠) 活性化合物       0.01−20微結晶セルロ
ース        400溶融二酸化ケイ素    
     10ステアリン酸            
5上記の成分を混合し、錠剤に打鍵する。
以下の戊分を用いて錠剤を製造する: 含有量(.叩/錠) 活性化合物        0.01−20デンプン 
             45微結晶セルロース  
−        35ポリビニルビロリドン (10%水溶液として)         4カルボキ
シメチルデンブン・ ナトリウム              4・5ステア
リン酸マグネシウム       0.5タルク   
             l活性成分、デンブンおよ
びセルロースを45メッシュのU.S.ふるい(アメリ
カ標準ふるい)に通して充分混合する。得られた粉末と
ポリビニルピロリドン溶液を混合し、次いで14メソシ
ュのUS.ふるいに通す。こうして調製した顆粒を50
−60°Cで乾燥し、18メッシュのU.S ふるいに
通す。この顆粒に、予め60メッシュのU4Sふるい゛
に通しておいた力ルボキシメチルデンブン・ナトリウム
、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクを加え、混合
した後、打鍵機にかけて錠剤を得る。
以下のようにしてカプセル剤を製造する;含有量(ff
g/カプセル) 活性化合物        0.01−20デンプン 
              59微結晶セルロース 
         59ステアリン酸マグネシウム  
     2活性成分、セルロース、デンブンおよびス
テアリン酸マグネシウムを混合し、45メノシュのUS
 ふるいに通し、ゼラチン硬カプセルに充填する。
用屋5岬あたり医薬0.01−20x9を含有する懸濁
剤を下記の如くにして製造する。
含有量 活性化合物     0.01−20yytgカルボキ
シメチルセルロース・ ナトリウム         50水 シロップ            I.25村安息香酸
溶1夜          0. 1 0肩Qフレーバ
ー           適量着色料        
     適量精製水を加えて計5jIQ.とする 薬物を45メッシュのU.S.ふるいに通し、カルボキ
シメチルセルロース・ナトリウムおよびシロップと混合
して滑らかなペースト状にする。安息香酸溶妓、フレー
バーおよび着色料を少量の水で薄めて撹拌しながら加え
る。適量の水を加えて所望の容量に調節する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼( I ) (式中、Xはハロゲン、ヒドロキシ、水素、C_1−C
    _4アルキルまたは基:−NR^1R^2であり、R^
    1およびR^2は独立して水素、C_1−C_8アルキ
    ル、C_2−C_8アシル、またはC_1−C_8アル
    キルフェニルであるか、またはR^1とR^2はそれら
    が結合している窒素原子と一緒になって1個または2個
    の窒素原子、あるいは1個の窒素原子と1個の酸素原子
    を有する3員環から8員環のヘテロ環を形成していても
    よく、R^はC_1−C_4アルキル、アリルまたはシ
    クロプロピルメチルを表す) で示される化合物またはその薬学的に許容し得る塩。 2、RがプロピルであってXが−NH_2である請求項
    1記載の化合物。 3、請求項1または2記載の式 I で示される化合物ま
    たはその薬学的に許容し得る塩を活性成分とし、該活性
    成分と、1またはそれ以上の薬学的に許容し得る賦形剤
    、希釈剤、または担体とを含有する医薬製剤。
JP2197596A 1989-07-24 1990-07-23 ドパミンアゴニスト Pending JPH0395182A (ja)

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