JP3767970B2 - 端末装置および端末システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子マネーによって取引を行うための端末装置及び端末システムに関し、例えば、スーパーマーケット、デパート等の店舗で、物品等の販売に使用される端末装置及び端末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ICカード等に入った電子マネーを用いることができるのは、電子マネーの発行元が指定した場所(装置)に限られており、スーパーマーケット、デパート等の店舗で使用されているPOSシステムは、現金あるいはクレジットカードを対象とするものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の課題は、電子マネーに対応した、操作性が良く、かつ、電子マネーの管理が容易な端末装置および端末システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様では、電子マネーの金庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末装置を、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から電子マネー格納手段に移動する第1移動手段と、電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が予め定められた上限値を超えたときに、電子マネー格納手段内の、上限値以下の値である下限値を超える分の電子マネーを上位装置に移動する第1残高調整手段とを用いて構成する。
【0005】
すなわち、本発明の第1の態様の端末装置は、電子マネー残高が上限値を超えた場合、上限値以下の値である下限値を越える分の電子マネーを上位装置に転送する機能を有する。このため、内部の電子マネー残高が上限値を超えないように調整されるので、本端末装置によれば、盗難、故障などが生じても損害を最小限に抑えることが出来る。また、上限値と下限値の差を、商品(物品、サービス等)の平均的な単価に基づき定めることによって上位装置へ電子マネーが転送される頻度を調整できるので、電子マネーの転送を行っているために、端末装置の動作速度が遅くなることを防止できる装置にもなっている。
【0006】
本発明の第2の態様では、電子マネーの金庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末装置を、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から電子マネー格納手段に移動する第1移動手段と、所定時刻になったときに、電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを、上位装置に移動する第2移動手段とを用いて構成する。
【0007】
すなわち、本発明の第2の態様の端末装置は、所定時刻(締め上げ処理を行うべき時刻を設定しておく)になったときに、保持している電子マネーを全て上位装置に転送する機能を有する。この端末装置を用いれば、所定時刻以後は、上位装置内の電子マネーに対して盗難等に対する備えを施しておけばよいので、電子マネーの管理が容易に行えることになる。
【0008】
この第2の態様の端末装置を構成する際に、電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が予め定められた下限値を超えたときに、電子マネー格納手段内の下限値を超える分の電子マネーを上位装置に移動する第1残高調整手段を付加しても良い。このように端末装置を構成した場合には、第1の態様の端末装置による効果を合わせ持つ端末装置が得られることになる。
【0009】
また、第1あるいは第2の態様の端末装置を構成する際に、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、電子マネー格納手段から顧客の電子マネー格納媒体に移動するための第3移動手段と、電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が下限値を下回ったときに、電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が下限値となる量の電子マネーを、上位装置から電子マネー格納手段に移動する第2残高調整手段とを付加しても良い。すなわち、払戻が行えるように、端末装置を構成しても良い。
【0010】
また、所定の指示が入力されたときに、電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを上位装置に移動する第4移動手段を付加して、各態様の端末装置を構成しても良い。このように端末装置を構成した場合には、操作者が離席する際などに、簡単に、端末装置を電子マネーを保持していない状態にすることが出来るので、安全に運用できる端末装置が得られることになる。
【0011】
本発明の第1の態様による端末システムは、電子マネーの金庫として機能する上位装置と、複数の端末装置を組み合わせて構成される。その際、上位装置と複数の端末装置の間には、上位装置を根とし、各端末装置を根以外のノードとした木構造が対応づけられる。そして、端末装置として、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から電子マネー格納手段に移動する第1移動手段と、締め上げ処理時に、自身の子となっている他の全ての端末装置の電子マネー格納手段の残高が“0”であることを確認した上で、電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを、自身の親となっている端末装置あるいは上位装置に移動する第2移動手段とを備える機器が用いられる。
【0012】
この端末システムでは、下位の端末装置内の電子マネーが、より上位の端末装置に順次収集されていき、上位装置を親とする端末装置によって、その端末装置と、子孫の端末装置内の全電子マネーが上位装置に転送される。このため、本端末システムは、締め上げ処理時に上位装置に処理が集中するといったことがない形で運用できることになる。
【0013】
本発明の第2の態様による端末システムは、電子マネーの金庫として機能する上位装置と、複数の端末装置を組み合わせて構成され、上位装置と複数の端末装置の間には、上位装置を根とし、各端末装置を根以外のノードとした木構造が対応づけられる。そして、上位装置としては、自身の子となっている端末装置からリセット要求を受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置とその端末装置の子孫の端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送するための転送手段を備える機器が用いられ、端末装置としては、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体と電子マネー格納手段との間で交換するための移転手段と、起動された際に、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置に対して、リセット要求を送出するリセット要求送出手段と、リセット要求送出手段によるリセット要求に対する応答として、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置から転送されてきた電子マネーを電子マネー格納手段に格納する電子マネー受領手段と、自身の子となっている端末装置からリセット要求を受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置とその端末装置の子孫の端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送する端末間電子マネー転送手段とを備える機器が用いられる。
【0014】
なお、第2の態様の端末システムを構築する際には、締め上げ処理の実行を意味する操作がなされたときに、自身の子となっている他の全ての端末装置の電子マネー格納手段の残高が“0”であることを確認した上で、電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを、自身の親となっている端末装置あるいは上位装置に移動する第2移動手段が付加された端末装置を用いることも出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的に説明する。
図1、2に、それぞれ、本発明の一実施形態による端末システムの構成、端末システムに使用される端末装置の外観を示す。実施形態の端末システムは、スーパーマーケット、デパート等で使用される、いわゆるPOS(Point Of Sales)システムであり、図1に示してあるように、複数の端末装置10と上位サーバ20とが通信回線を介して接続された構成を有する。
【0016】
端末装置10は、磁気カードリーダとバーコードリーダ、液晶ディスプレイ、それらの制御するための、CPUを中心とした制御回路等からなるPOS端末に、2つのICカード・リーダ・ライタ11、12を付加した機器である。ICカード・リーダ・ライタ11は、ICカードが用意に着脱できる形態で端末装置10の筐体に取り付けられており、顧客のICカードとの間で電子マネーを授受するために用いられる。ICカード・リーダ・ライタ12は、端末装置10の内部に設けられており、ICカード・リーダ・ライタ12には、電子マネーを一時的に貯えておくためのICカード13(以下、内蔵ICカード13と表記する)がセットされている。
【0017】
上位サーバ20は、本端末システムの金庫の役目を果たす機器であり、やはり、電子マネーを格納するためのICカード21を備えている。
本端末システムを構成する際、上位サーバ20と各端末装置10には、上位サーバ20を根とし、各端末装置10を根を除くノードとした木構造が対応づけられる。そして、各端末装置10は、親に相当する1台の機器(以下、上位機器と表記する)の端末IDと、上位機器が上位サーバ20でない場合には上位サーバ20の端末IDが設定された上で、通信回線に接続される。なお、端末IDとは、端末装置同士の間、あるいは、上位サーバと端末装置との間で電子マネーを転送する際に用いられるデータ(図2参照)内に設定されるアドレスのことである。また、本端末システムは、当該データが、CSMA/CD方式でやり取りされるシステムとなっている。
【0018】
端末システムを構成する際に採用できる木構造に、形状上の制限はなく、使用する端末装置の数、設置場所等を勘案して木構造の形状(各端末装置に設定する端末ID)は定められる。図1に示した端末システムは、複数の階に、それぞれ、比較的、少数の端末装置10が設置されるシステムであるため、I(I=1〜3)階に配置されている端末装置10−Iaに、上位機器の端末IDとして上位サーバ20の端末IDが設定され、端末装置10−Ib〜10−Ieに、それぞれ、上位機器の端末IDとして端末装置10−Iaの端末IDが設定されている。なお、既に説明したように、上位機器が上位サーバではない端末装置10−Ib〜10−Ieには、上位サーバ20の端末IDも設定される。
【0019】
また、各端末装置10には、締め上げ処理を実行すべき時刻が設定される。締め上げ処理は、各端末装置10が保持している全ての電子マネーを上位サーバ20に集めるための処理であり、締め上げ処理を実行すべき時刻になったとき(あるいは、締め上げ処理の実行を指示されたとき)、各端末装置10は、自身が保持している全ての電子マネーを上位機器(端末装置あるいは上位サーバ)に転送した後に動作を停止する(詳細は後述)。
【0020】
システムの停止時には、各端末装置において締め上げ処理が実行されるため、店舗の開店前(各端末が稼働される前)、端末システムは、図3に模式的に示したように、各端末装置10の内蔵ICカード13の電子マネー残高が“0”で、上位サーバ20内のICカード21内だけに電子マネーが格納された状態にある。そして、端末システムは、原則として、上位機器側から電源が投入されていく。すなわち、上位サーバ20への電源投入後、I(I=1〜3)階において、それぞれ、端末装置10−Iaの始動後に、端末装置10−Ib〜10−Ieが始動される。
【0021】
以下、図4を用いて、電源が投入されてからの、端末装置10の動作手順を、具体的に説明する。
図示してあるように、電源が投入されると、端末装置10は、稼働開始の指示が入力されるのを待機する状態となる(ステップS101)。なお、端末装置10は、操作者(レジ係員)の身分証明書(磁気カード)が磁気カードリーダに通されたことを検出したときに、稼働開始が指示されたものとして動作する。
【0022】
稼働開始が指示された際(ステップS101;Y)、端末装置10は、内蔵ICカード13の残高を、予め定められている残高下限値とするために必要な額の電子マネーを上位サーバ20から受け取るための処理を実行し、さらに、上位機器に対して稼働を開始したことを通知する(ステップS102)。
【0023】
上述したように、電源投入直後における内蔵ICカードの電子マネーの残高は“0”となっているため、端末装置10は、稼働開始が指示された直後にこのステップを実行する際には、まず、上位サーバ20に対して、残高下限値分の電子マネーの転送要求をだす。その後、端末装置10は、その要求に呼応して上位サーバ20が送信してくる電子マネーを内蔵ICカード13に貯え、上位機器(上位サーバあるいは端末装置)に対して稼働を開始したことを通知する。
【0024】
また、図示は省略したが、ステップS102において、上位機器に対して稼働の開始を通知できなかった場合(上位機器が動作していなかった場合)、端末装置10は、上位サーバ20に稼働の開始を通知する。そして、端末装置10は、それ以降、上位機器として上位サーバ20が設定されているものとして動作する。また、ステップS102において、上位サーバ20が動作していなかった場合、端末装置10は、その旨を表示し、上位サーバ20が動作を開始するのを待機する。
【0025】
一方、ある端末装置10がステップS102において出力した通知を受けた上位機器は、その端末装置10が稼働中であることを示す情報(以下、稼働中端末装置情報と表記する)を生成し、内部に記憶する。換言すれば、端末装置10、上位サーバ20は、共に、他の機器(端末装置)から、稼働の開始が通知された場合、その端末装置に関する稼働中端末装置情報を生成し、内部に記憶する機能をも有している。
【0026】
例えば、図3に示した状態から、端末装置10−3a、10−3b、10−3cに、この順で、稼働指示が入力された場合、端末装置10−3a〜10−3bは、それぞれ、上位サーバ20から所定量の電子マネーを受け取る。この結果、端末システムの状態は、図5に模式的に示したものとなる。また、端末装置10−3aは、上位機器として設定されている上位サーバ20に対して稼働を開始した旨を通知し、端末装置10−3b、10−3cは、共に、上位機器として設定されている端末装置10−3bに対して、稼働を開始した旨を通知する。すなわち、上記手順で、端末装置10−3a〜10−3bが稼働状態となった場合、上位サーバ20が、端末装置10−3aが稼働状態にあることを示す稼働中端末装置情報を保持し、端末装置10−3aが、端末装置10−3bが稼働状態にあることを示す稼働中端末装置情報と、端末装置10−3cが稼働状態にあることを示す稼働中端末装置情報とを保持することになる。なお、稼働中端末装置情報は、締め上げ処理時に、自身の子孫に当たる端末装置に稼働中の端末(電子マネーを保持している端末)があるか否かを確認するために用いられる(詳細は後述)。
【0027】
ステップS102(図4)の実行後、すなわち、稼働状態となった後、端末装置10は、操作者による指示内容の監視(ステップS103)を開始する。このステップにおいて、操作者によって入力される指示は、販売処理の実行指示と、払戻処理の実行指示と、稼働中止指示とに大別されており、各指示が入力された場合、端末装置10は、それぞれ、以下のように動作する。
【0028】
販売処理の実行が指示された場合(ステップS103;販売)、端末装置10は、支払金額分の電子マネーを顧客のICカードから内蔵ICカード13に移動させるための処理を行う(ステップS104)。すなわち、図6に模式的に示したように、電子マネーの入った顧客のICカードが、ICカード・リーダ・ライタ11に挿入され、購入された商品等の金額が入力された場合、端末装置10は、その金額に相当する電子マネーを顧客のICカードから内蔵ICカードに移動する処理を行う。
【0029】
次いで、端末装置10は、内蔵ICカード13内の電子マネーの残高が、予め定められている残高上限値(>残高下限値)を超えているか否かの判断を行う(図4:ステップS105)。
【0030】
電子マネー残高が残高上限値を超えていた場合(ステップS105;Y)には、内蔵ICカード13に貯えられている電子マネーのうち、残高下限値を超える分の電子マネーを、上位サーバ20に移動するための処理を実行する(ステップS106)。その後、端末装置10は、ステップS103に戻り、再び、操作者によって何らかの指示が入力されるのを待機する。一方、電子マネー残高が残高上限値を超えていなかった場合(ステップS105;N)、端末装置10は、内蔵ICカード内の電子マネーに対する処理を行うことなく、ステップS103に戻る。
【0031】
払戻処理の実行が指示された場合(ステップS103;払戻)、端末装置10は、払戻金額分の電子マネーを内蔵ICカード13から顧客のICカードに移動させるための処理を行う(ステップS107)。次いで、端末装置10は、内蔵ICカード内の電子マネーの残高が、残高下限値未満であるか否かの判断を行う(ステップS108)。そして、電子マネー残高が残高下限値未満であった場合(ステップS108;Y)には、ステップS102に戻り、不足分の電子マネーを上位サーバ20から受け取るための処理を実行する。すなわち、端末装置10は、上位サーバ20に対して、“[残高下限値]−[残高]”分の電子マネーの供給を要求し、その要求に呼応して上位サーバが送信してくる電子マネーを内蔵ICカード13に貯えることによって、内蔵ICカード13内の電子マネー残高を残高下限値とする。一方、電子マネー残高が、残高下限値未満でなかった場合(ステップS108;N)、端末装置10は、内蔵ICカード13内の電子マネーに対する処理を行うことなく、ステップS103に戻り、操作者によって何らかの指示がなされるのを待機する。
【0032】
すなわち、販売、払戻処理の実行が指示された場合、端末装置10は、処理実行後の電子マネー残高が、残高下限値と残高上限値の間の値となっているか否かを判断する。そして、電子マネー残高が残高下限値と残高上限値の間の値となっていなかった場合、端末装置10は、電子マネー残高が残高下限値となるように上位サーバ20との間で電子マネーの授受を行う。
【0033】
稼働中止が指示された場合(ステップS109;稼働中止)、端末装置10は、内蔵ICカード13内の電子マネーを全て上位サーバ20に移動するための処理を実行し、さらに、稼働を開始した旨を通知した上位機器に稼働を中止した旨を通知する(ステップS109)。すなわち、端末装置10は、内蔵ICカードの電子マネーの残高を“0”とするとともに、元々、上位機器として設定されている端末装置10または上位サーバ20、あるいは、設定されている上位機器が動作していなかったため上位機器として取り扱われるに至った上位サーバ20に対して、稼働を中止した旨を通知する。なお、操作者は、端末装置10から離れる場合や、盗難等の危険を関知した場合などに、端末装置10に対して稼働の中止を指示する。
【0034】
一方、稼働の中止が通知された上位機器は、内部に保持している、当該通知を出した端末装置10に関する稼働中端末装置情報を消去する。換言すれば、端末装置10、上位サーバ20は、共に、他の機器(端末装置)から稼働の中止が通知されたときに、内部に記憶しているその端末装置に関する稼働中端末装置情報を消去する機能も有する。
【0035】
ステップS109の実行後、端末装置10は、ステップS101に戻り、再び、稼働開始が指示されるのを待機する状態をとる。
次に、図7を用いて、閉店後に行われる締め上げ処理時の端末装置10の動作を説明する。なお、この図に示した流れは、締め上げ処理を実行すべき時刻として内部に設定されている時刻となったときと、電源を落とすための操作がなされたとき(以下、“締め上げ処理の開始条件が満たされたとき”と表記する)に開始される。
【0036】
締め上げ処理の開始条件が満たされたとき、端末装置10は、全下位機器の締め上げ処理が完了しているか否かを判断する(ステップS201)。具体的には、このステップにおいて、端末装置10は、内部に、稼働中端末装置情報が記憶されていた場合には、全下位機器の締め上げ処理が完了していないものと判断し、稼働中端末装置情報が記憶されていなかった場合には、全下位機器の締め上げ処理が完了しているものと判断する。
【0037】
全下位機器の締め上げ処理が完了していなかった場合(ステップS201;N)、端末装置10は、締め上げ処理が未完、すなわち、稼働中の下位機器が存在する旨を操作者に通知する(ステップS202)。次いで、端末装置10は、稼働中の下位機器が締め上げ処理の完了を通知してくるのを待機(ステップS203)する。なお、このステップにおいて、端末装置10は、他の端末装置10から電子マネーを受け取ることが依頼された場合、その依頼に応答する。また、締め上げ処理の完了が通知された場合には、通知元の端末装置10に関する稼働中端末装置情報を内部から消去する。
【0038】
そして、端末装置10は、内部に稼働中端末装置情報が存在していないことを検出した際に、全下位機器の締め上げ処理が完了したと判断(ステップS203;Y)し、上位機器に、内蔵ICカード13内の電子マネーを全て転送するとともに、その上位機器に締め上げ処理の完了を通知(ステップS204)し、自装置の電源を落とす(ステップS205)。また、締め上げ処理の開始条件が満たされたときに、全下位機器の締め上げ処理が完了していた場合(ステップS201;Y)、端末装置10は、即座に、ステップS204からの処理を実行する。
【0039】
すなわち、端末システムを構成している各端末装置10が、上位機器側か順に稼働されていた場合、既に説明したように、端末装置10−Ia(I=1〜3)は、端末装置10−Ib〜10−Ieに関する稼働中端末装置情報を保持していることになる。従って、端末装置10−Ib〜10−Ieにおける締め上げ処理が完了する前に、端末装置10−Iaに対して締め上げ処理の実行が指示された際、端末装置10−Iaは、ステップS201で“N”側への分岐を行い、ステップS203で全下位端末の締め上げ処理が完了するのを待機する。
【0040】
一方、下位機器を有していない端末装置10−Ib〜10−Ieは、稼働中端末装置情報を内部に保持していることがないので、締め上げ処理の実行が指示された際、ステップS201で“Y”側への分岐を行う。そして、ステップS204において、上位端末、すなわち、端末装置10−3aに対して、内蔵ICカード内の全電子マネーを転送するとともに、締め上げ処理の完了を通知する。
【0041】
この結果、端末装置10−3aは、端末装置10−Ib〜10−Ie内に格納されていた電子マネーの自端末内の内蔵ICカードへの移動が完了したときに、全下位端末の締め上げ処理の完了を検出する。そして、内蔵ICカード13内の電子マネーを上位サーバ20に転送する処理を開始する。すなわち、端末装置10−3aは、図8に模式的に示したように、自身を上位機器としている各端末装置10内に格納されていた電子マネーを全て受け取った後、それらの電子マネーを自端末内に格納されていた電子マネーと共に上位サーバ20に転送する。
【0042】
なお、上位サーバ20は、電源を停止するための操作がなされたときに、上位機器に内部に保持している電子マネーを転送しない点を除けば、図7を用いて説明した端末装置の動作とほぼ同じ動作を行う。すなわち、上位サーバ20は、電源を停止するための操作がなされた場合、稼働中端末装置情報を保持していない場合には、即座にその操作に応答し、それ以外の場合には、内部に保持している各稼働中端末装置情報に関係する端末装置より、締め上げ処理が完了したこと(あるいは稼働が中止されたこと)が通知されるのを確認してから、電源の停止操作に応答し、自装置の電源を落とす。
【0043】
最後に、端末装置10−3b、10−3c、10−3aに、この順で、稼働指示が入力され、かつ、他の端末装置には電源が投入されなかった場合を例に、下位機器の方が上位機器より先に稼働状態とされた場合における、端末システムの締め上げ処理時の動作を説明する。
【0044】
この場合、上位機器として設定されている端末装置10−3aが動作していない状態で稼働指示が入力された端末装置10−3b、10−3cは、本来の上位機器である端末装置10−3aではなく上位サーバ20に対して稼働を開始した旨を通知する。また、端末装置10−3aは、稼働指示が入力された際には、上位機器として設定されている上位サーバ20に対して、稼働を開始した旨を通知する。この結果、上位サーバ20は、端末装置10−3a〜10−3cに関する稼働中端末装置情報を保持した状態で、また、端末装置10−3a〜10−3cはいずれも稼働中端末装置情報を保持していない状態で、締め上げ処理の開始条件が満たされることになる。
【0045】
従って、端末装置10−3a〜10−3cは、締め上げ処理の開始条件が満たされたとき、即座にその指示に応答する。そして、上位サーバ20は、電源を落とすための操作がなされた場合、端末システムを構成する全ての端末装置10内の電子マネーを全て吸い上げた後に、動作を停止する。このように、本端末システムは、木構造に応じた順序で各機器が起動されない場合にも、正確に動作するシステムとなっている。
【0046】
以上、詳細に説明したように、実施形態の端末システムによれば、締め上げ処理(各端末装置内の電子マネーを上位サーバに集める作業)が極めて簡単に行える。すなわち、本端末システムは、盗難等に対する対策を上位サーバに対してのみ行えば良いシステムとなっている。また、締め上げ処理時には、下位の端末装置内の電子マネーが、より上位の端末装置に順次収集されていき、上位サーバを親とする端末装置によって、その端末装置と、子孫の端末装置内の全電子マネーが上位サーバに転送される。このため、本端末システムでは、締め上げ処理時に上位サーバに処理が集中するといったことも生じない。
【0047】
さらに、各端末装置は、起動された際、所定量の電子マネーを上位サーバから受け取るので、本端末システムを用いれば、各端末装置において、即座に、払戻を含む商品取引を行えることになる。また、各端末装置内には、所定量(残高上限値)以下の電子マネーしか保持されないので、何らかの原因による内蔵ICカードに障害が発生した場合にも、損害を最小限に抑えることが出来る。
【0048】
<変形例>
実施形態の端末システムは、各種の変形が可能である。例えば、実施形態の端末システムは、図9(a)に示してあるように、顧客のICカードが挿入されるICカード・リーダ・ライタ11を、本体内に納めた端末であったが、図9(b)に示したように、顧客のICカードが挿入されるICカード・リーダ・ライタ11′を、本体とは別に設けても良い。また、ICカード以外の電子マネー格納媒体を対象とするようシステムを構成しても良い。また、端末間で電子マネーをやり取りするための通信手順は、どのようなものであっても良く、例えば、トークンを利用するものや、ポーリングを利用するものであっても良い。
【0049】
さらに、締め上げ処理時のみならず、起動時にも、木構造にしたがって、残高下限値分の電子マネーが各端末装置に配布されるようシステムを構成しても良い。具体的には、上位サーバに、自身の子となっている端末装置から、リセット要求を受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置とその端末装置の子孫の端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送する機能を持たせておく。そして、各端末装置には、起動された際に、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置に対して、リセット要求を送出する機能と、当該リセット要求リセット要求に対する応答として、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置から転送されてきた電子マネーを内蔵ICカードに格納する機能と、自身の子となっている端末装置からリセット要求を受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置とその端末装置の子孫の端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送する機能とを持たせておく。なお、このような構成を採用する際には、他の端末装置用の電子マネーを除いた残高と、残高下限値あるいは上限値と比較するように各端末装置を構成しておく。
【0050】
更には、銀行等の金融機関における取引システムにも、本技術は適用が可能である。この場合、端末装置が自動取引装置(ATM:Automatic Teller's Machine)に、相当し、上位サーバがホストコンピュータに相当することになる。
<その他>
本発明は、以下のように特定することができる。
(付記1)電子マネーの金庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末装置であって、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から前記電子マネー格納手段に移動する移動手段と、顧客との取引が行われる都度、前記電子マネー格納手段の残高をチェックし、前記電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が予め定められた上限値を超えたときに、前記電子マネー格納手段内の、前記上限値以下の値である下限値を超える分の電子マネーを前記上位装置に移動する残高調整手段とを備えることを特徴とする端末装置。
(付記2)電子マネーの金庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末装置であって、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から前記電子マネー格納手段に移動する第1移動手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、前記電子マネー格納手段から顧客の電子マネー格納媒体に移動するための第2移動手段と、顧客との取引が行われる都度、前記電子マネー格納手段の残高をチェックし、前記電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が前記下限値を下回ったときに、前記電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が、前記下限値となる量の電子マネーを、前記上位装置から前記電子マネー格納手段に移動する残高調整手段とを備えることを特徴とする端末装置。
(付記3)電子マネーが格納される電子マネー格納手段がセットされるとともに、顧客との取引が行われる都度、前記電子マネー格納手段に格納された電子マネー残高を参照し、前記電子マネー残高が予め設定された上限値を超える場合、前記電子マネー格納手段に格納された電子マネーを前記電子マネー格納手段とは異なる電子マネー金庫に転送するよう動作する残高調整手段を備えたことを特徴と する端末装置。
(付記4)電子マネーが格納される電子マネー格納手段がセットされるとともに、顧客との取引が行われる都度、前記電子マネー格納手段に格納された電子マネー残高を参照し、前記電子マネー残高が予め設定された下限値を下回る場合、前記電子マネー格納手段とは異なる電子マネー金庫に対し電子マネーの転送を要求するように動作する残高調整手段を備えたことを特徴とする端末装置。
(付記5)上位装置と、端末装置を含む端末システムであって、前記上位装置は、端末装置からリセット要求を受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送するための転送手段を備え、前記端末装置は、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体と前記電子マネー格納手段との間で相互に移転するための移転手段と、起動された際に、上位装置に対して、リセット要求を送出するリセット要求送出手段と、前記リセット要求送出手段によるリセット要求に対する応答として、上位装置から転送されてきた電子マネーを前記電子マネー格納手段に格納する電子マネー受領手段とを備えることを特徴とする端末システム。
(付記6)前記端末システムにおいて、前記端末装置が更に、自身の子となっている端末装置からリセット要求を受けたときに、前記自身の子となっている端末装置に対して、前記自身の子となっている端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送する端末装置間電子マネー転送手段を備えることを特徴とする付記5記載の端末システム。
(付記7)電子マネーの金庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末装置であって、装置の稼働時に、電子マネー金庫から自端末へ電子マネーを転送するように上位装置に要求する要求手段と、前記転送要求に応じて転送された電子マネーデータを、自装置に設けられた電子マネー格納手段に格納するように動作する格納手段とを備えることを特徴とする端末装置。
(付記8)端末装置に接続され、前記端末装置との間で電子マネー転送を行う電子マネーシステムの処理装置において、前記端末装置からリセット要求を受けたときに、前記端末装置に対して前記端末装置が初期状態において保持すべき電子 マネーの総額を転送するように動作する端末装置間電子マネー転送手段を備えたことを特徴とする処理装置。
【0051】
【発明の効果】
本発明の端末装置、端末システムを用いれば、電子マネーを用いた取引を、簡単に、かつ、電子マネーの管理が容易な形態で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による端末システムの構成の説明図である。
【図2】実施形態の端末システムを構成する機器間で、電子マネーを転送する際に用いられるデータの説明図である。
【図3】実施形態の端末システムの開店前における状態の説明図である。
【図4】実施形態の端末システムを構成する端末装置の動作手順を示した流れ図である。
【図5】実施形態の端末システムの、開店後における状態の一例を示した説明図である。
【図6】実施形態の端末システムを構成する端末装置の代金受取時の動作の説明図である。
【図7】実施形態の端末システムを構成する端末装置の、締め上げ処理の開始条件が満たされたときの動作手順を示した流れ図である。
【図8】実施形態の端末システムを構成する各機器の、締め上げ処理時の動作手順の説明図である。
【図9】実施形態の端末システムを構築するのに使用できる端末装置の外観を示した説明図である。
【符号の説明】
10 端末装置
11、12 ICカード・リーダ・ライタ
13 内蔵ICカード
20 上位サーバ
21 ICカード
Claims (1)
- 電子マネーの金庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末装置であって、
電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、
顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から前記電子マネー格納手段に移動する第1移動手段と、
顧客との取引が行われる都度、前記電子マネー格納手段の残高をチェックし、前記電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が予め定められた上限値を超えたときに、前記電子マネー格納手段内の、前記上限値以下の値である下限値を超える分の電子マネーを前記上位装置に移動する残高調整手段と、
所定時刻になったときに、前記電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを、前記上位装置に移動する第2移動手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
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