JP2001118022A - 取引決済端末装置 - Google Patents

取引決済端末装置

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JP2001118022A
JP2001118022A JP29897499A JP29897499A JP2001118022A JP 2001118022 A JP2001118022 A JP 2001118022A JP 29897499 A JP29897499 A JP 29897499A JP 29897499 A JP29897499 A JP 29897499A JP 2001118022 A JP2001118022 A JP 2001118022A
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Koichi Omori
幸一 大森
Yukinobu Abiru
幸展 阿比留
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの取引決済端末装置でデビットカードと
電子マネーの両方による支払決済を可能にする。 【課題を解決するための手段】 デビットカード、電子
マネーカード又は一つでこれら両方のカードの機能を併
せ持つ取引カードを取扱うカード読取手段と、決済すべ
き取引金額を入力する手段と、決済方式の指定手段と、
指定された決済方式に従い顧客の金融機関口座からの引
き落し又は顧客から店舗への電子マネーの移転のいずれ
かの決済処理を実行する制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商店等に設置さ
れ、一つで電子マネーカードとデビットカードの機能を
有する取引カードを利用して買物代金などの取引金額を
決済する取引決裁端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デビットカードを使用した買物等の取引
金額の決裁がある一方、貨幣と同様金銭的価値を持つと
ともにその価値金額を示す情報からなる電子マネーの利
用が各所で実験的に試行されている。このため商店など
の店舗では、従来からのクレジットカードによる支払決
裁に加え、デビットカードによる支払決裁や電子マネー
による支払など、複数種の取引決済方式に対応すること
が迫られる。一方、顧客は複数の支払決済方式が販売店
舗で採用されるのに伴い、それら決済方式を利用しよう
とするには、各決済方式毎に複数のカードを保有し、こ
れらを自分が希望する決裁方式で支払するごとに使い分
けることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、デビットカ
ードや電子マネーなど、今後店舗がこれらによる取引金
額の決済に対応せざるを得ないなか、決済方式毎に異な
る端末装置を備えることなく、一つの端末装置で対応で
きるようにすることを目的とする。また本発明は、顧客
が複数のカードを所持することなく、一つのカードで異
なる決済方式の利用を可能とし、顧客にとって利便性が
高い取引決済を実現する装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するために、次の構成を具備する。 [構成1]商店等に設置され、一つで電子マネーカードと
デビットカードの両機能を有する取引カードを利用して
買物代金などの取引金額を決済する取引決済端末装置に
おいて、顧客が所持し、金融機関の顧客口座へアクセス
するための情報と電子マネー情報及びカード使用者の正
当性を確認する情報とを記憶する取引カードと、前記取
引カードの記憶情報を読取るカード読取装置と、決済す
べき取引金額を入力する第1の入力装置と、決済方式を
指定入力する第2の入力装置と、前記取引カードの使用
者の正当性を確認する情報を入力する第3の入力装置
と、指定入力された決済方式に従って決済処理を実行す
る決済処理実行制御部とを備え、前記決済処理実行制御
部は、前記第2の入力装置により指定入力された決済方
式を判断して、取引き金額の決済処理として顧客の金融
機関の口座からの引き落し等のデビットカード決済又は
顧客の取引カードから店舗への電子マネー移転のいずれ
かを実行する。
【0005】[構成2]商店等に設置され、一つで電子マ
ネーカードとデビットカードの両機能を有する取引カー
ドを利用して買物代金などの取引金額を決済する取引決
済端末装置において、顧客が所持し、金融機関の顧客口
座へアクセスするための情報と電子マネー情報及びカー
ド使用者の正当性を確認する情報とを記憶する取引カー
ドと、前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取装
置と、前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報
を入力する入力装置とを有し、顧客自身が前記使用者の
正当性を確認する情報を入力操作する顧客用端末装置
と、前記顧客用端末装置が接続され、決済すべき取引金
額を入力する第1の入力装置と、決済方式を指定入力す
る第2の入力装置と、指定入力された決済方式に従って
決済処理を実行する決済処理実行制御部を有する店舗用
端末装置とを備え、前記顧客用端末装置は、顧客が挿入
した取引カードの記憶情報を読取り、カード自身の正当
性を判定するとともに、顧客が入力した情報によりカー
ド使用者の正当性を判定し、これら判定結果を店舗用端
末装置に送信し、前記店舗用端末装置は、前記顧客端末
装置から正当性を示す前記判定結果情報を受信すると、
取引金額の決済処理として指定入力された決済方式に従
い取引き金額の決済処理として顧客の金融機関の口座か
らの引き落し等のデビット取引決済又は顧客の取引カー
ドから店舗への電子マネー移転のいずれかを実行する。
【0006】[構成3]商店等に設置され、一つで電子マ
ネーカードとデビットカードの機能を有する取引カード
を利用して買物代金などの取引金額を決済する取引決済
端末装置において、顧客が所持し、金融機関の顧客口座
へアクセスするための情報と電子マネー情報及びカード
使用者の正当性を確認する情報とを記憶する取引カード
と、前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を
入力する入力装置を有し、顧客自身が前記使用者の正当
性を確認する情報を入力操作する顧客用端末装置と、前
記顧客用端末装置が接続され、前記取引カードの記憶情
報を読取るカード読取装置と、決済すべき取引金額を入
力する第1の入力装置と、決済方式を指定入力する第2
の入力装置と、指定入力された決済方式に従って決済処
理を実行する決済処理実行制御部を有する店舗用端末装
置とを備え、前記顧客用端末装置は、顧客が操作入力し
たカード使用者の正当性確認用情報を前記店舗用端末装
置に送信し、前記店舗用端末装置は、顧客が挿入した取
引カードの記憶情報を読取り、カード自身の正当性を判
定するとともに、前記顧客端末装置から受信したカード
使用者の正当性確認用情報によりカード使用者の正当性
を確認し、取引き金額の決済処理として指定入力された
決済方式に従い顧客の金融機関の口座からの引き落し等
のデビット取引決済又は顧客の取引カードから店舗への
電子マネー移転のいずれかを実行する。
【0007】[構成4]構成1記載の決済処理端末装置に
おいて、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、
入力された決済すべき取引金額を顧客の取引カードの電
子マネー残高不足により決済できない場合、前記表示装
置に電子マネーによる決済不可を示す情報を表示し、指
定入力された決済方式を取消すとともに決済方式を指定
入力する実行ステップに戻る。
【0008】[構成5]構成1記載の決済処理端末装置に
おいて、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、
取引カードの顧客金融機関口座にアクセスしても決済で
きない場合、前記表示装置にデビットカード決済不可を
示す情報を表示し、指定入力された決済方式を取消すと
ともに再度決済方式を指定入力する状態に戻る。
【0009】[構成6]構成1記載の決済処理端末装置に
おいて、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、
指定入力された決済方式での決済ができない場合、他方
の決済方式に切り替わるとともにこの他方の決済方式に
よる決済処理実行の指示操作を待つ状態に戻る。
【0010】[構成7]構成1記載の決済処理端末装置に
おいて、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、
指定入力された決済方式での決済ができない場合、当該
決済方式での取引処理の取消しを指示する入力手段を有
し、取消し指示が入力されると取引カードを排出して初
期状態に戻ることを特徴とする取引決済端末装置。
【0011】[構成8]商店等に設置され、一つで電子マ
ネーカードとデビットカードの両機能を有する取引カー
ドを利用して買物代金などの取引金額を決済する取引決
済端末装置において、顧客が所持し、金融機関の顧客口
座へアクセスするための情報と電子マネー情報及びカー
ド使用者の正当性を確認する情報とを記憶する取引カー
ドと、前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取装
置と、決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置
と、決済方式を指定入力する第2の入力装置と、前記取
引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力する第
3の入力装置と、顧客に対し取引に関する情報を表示す
る表示装置と、指定入力された決済方式に従って決済処
理を実行する決済処理実行制御部とを備え、前記表示装
置は、前記第2の入力装置により顧客の取引カードから
店舗へ電子マネーを移転する電子マネー決済が指定入力
された場合、決済処理完了時に取引カードの電子マネー
残高を表示する。
【0012】[構成9]商店等に設置され、一つで電子
マネーカードとデビットカードの両機能を有する取引カ
ードを利用して買物代金などの取引金額を決済する取引
決済端末装置において、顧客が所持し、金融機関の顧客
口座へアクセスするための情報と電子マネー情報及びカ
ード使用者の正当性を確認する情報とを記憶する取引カ
ードと、前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取
装置と、決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置
と、決済方式を指定入力する第2の入力装置と、前記取
引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力する第
3の入力装置と、顧客に対し取引に関する情報を表示す
る顧客用表示装置と、指定入力された決済方式に従って
決済処理を実行する決済処理実行制御部とを備え、前記
顧客用表示装置は、前記第2の入力装置により決済方式
を指定入力する前の段階で前記第1の入力装置により入
力された決済すべき取引金額を表示する。
【0013】[構成10]商店等に設置され、電子マネ
ーカード利用して買物代金などの取引金額を決済する取
引決済端末装置において、前記電子マネーカードとの間
で情報を送受信するカード取扱い装置と、決済すべき取
引金額等の取引情報と取引金額決済処理の動作開始の指
示とを入力する第1の入力装置と、前記電子マネーカー
ドの使用者の正当性を確認する情報を入力する第2の入
力装置と、顧客に対し取引に関する情報を表示する顧客
用表示装置と、決済処理を実行する決済処理実行制御部
とを備え、電子マネーカード自身の正当性及びカード使
用者の正当性を確認後取引金額決済処理動作開始前に、
前記顧客用表示装置に当該カードの電子マネー残高を表
示する。
【0014】[構成11]商店等に設置され、顧客が所
持する取引カードを利用して買物代金などの取引金額を
決済する取引決済端末装置において、金融機関の顧客口
座へアクセスするための情報を記憶した第1の取引カー
ドのカード読取り装置と、電子マネー情報及びカード使
用者の正当性を確認する情報とを記憶する第2の取引カ
ードとの間で情報を送受信するカード取扱い装置と、決
済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、決済方
式を指定入力する第2の入力装置と、前記取引カードの
使用者の正当性を確認する情報を入力する第3の入力装
置と、指定入力された決済方式に従って決済処理を実行
する決済処理実行制御部とを備え、前記決済処理実行制
御部は、前記第2の入力装置により指定入力された決済
方式を判断し、前記カード読取り装置又は前記カード取
扱い装置のいずれか一方からの情報を用いて、取引き金
額の決済処理として顧客の金融機関の口座からの引き落
し等のデビットカード決済又は顧客の取引カードから店
舗への電子マネー移転のいずれかを実行する。
【0015】[構成12]商店等に設置され、顧客が所
持する取引カードを利用して買物代金などの取引金額を
決済する取引決済端末装置において、金融機関の顧客口
座へアクセスするための情報を記憶した第1の取引カー
ドのカード読取り装置と、電子マネー情報及びカード使
用者の正当性を確認する情報とを記憶する第2の取引カ
ードとの間で情報を送受信するカード取扱い装置と、決
済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、前記取
引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力する第
2の入力装置と、指定された決済方式に従って決済処理
を実行する決済処理実行制御部と、前記カード読取り装
置又はカード取扱い装置のいずれに顧客のカードがセッ
トされたかを検知し、前記決済処理実行制御部に伝達す
るカード検出部とを備え、前記決済処理実行制御部は、
前記カード検出部からの伝達情報により指定された決済
方式を判定し、取引き金額の決済処理として顧客の金融
機関の口座からの引き落し等のデビットカード決済又は
顧客の取引カードから店舗への電子マネー移転のいずれ
かを実行する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的な例を用いて説明する。図2は、本発明の取引決済端
末装置の一例の外観を示す。同図において、1は店舗の
店員が操作する店舗用端末装置で、取引決済処理のため
に店員が必要な情報を入力するためのキー入力部2と、
取引処理手順に応じて必要な情報を表示する表示部3
と、顧客の取引カード4の情報読取り書込み用のカード
リーダライタ部5と、取引記録をレシート6及び店舗控
え用ジャーナル用紙に印刷する印刷部7とを具備し、顧
客と店員間で買物金額等の支払いがなされる場所のカウ
ンタなどに設置される。8は顧客が操作する顧客用端末
装置で、接続ケーブル9により店舗用端末装置1と接続
し、顧客が暗証番号等の情報を入力する情報入力部1
0、顧客に情報を表示する表示部11とを具備し、店舗
用端末装置1の近傍の場所に顧客側に向けて設置され
る。
【0017】図3は取引カード4の一例を示している。
既に磁気ストライプ付きICカードとして金融機関の各
種サービスや取引決済用に利用され、その構成はよく知
られているが、顧客の金融機関の口座情報や顧客属性情
報を記憶する磁気ストライプ12と、カードに内蔵され
たCPUやメモリのICチップに接続しているとともに、
カードリーダライタ5の端子に電気的に接触して電気信
号を授受するコンタクト部13を備えている。
【0018】この例の取引カード4は、従来から金融機
関のATMでの現金の出し入れに利用されているキャッ
シュカードとしての機能と、最近日本においても買物代
金などを顧客の口座から引き落として決済するのに利用
されるようになったデビットカードとしての機能と、更
には最近その利用が各種実証実験プロジェクトで試行さ
れている電子マネーデータを内臓のICチップに書込ん
だ電子マネーカードとしての機能を複合して備えてい
る。
【0019】図4は、前記取引決済端末装置を含む決済
システム全体の構成をを示す。14は店舗用端末装置1
の主制御部で、CPU、メモリ及びその周辺回路などで
構成され、前記メモリには取引決済端末装置の全体的な
動作及び各種取引情報を処理するプログラムが格納され
ている。この主制御部14は、前記プログラムを実行す
ることによりこれに接続する店舗端末装置1のキー入力
部2、表示部3、カードリーダライタ5、顧客用端末装
置8及び印刷部7を有機的に結合動作させ、また通信制
御部15により通信回線ネットワーク16を介して顧客
の金融機関のホストコンピュータ17と取引情報の電文
を送受信し、顧客口座18の口座情報を用いて所定の手
順で決済処理を実行する。また19は店舗が加入してい
る金融機関のホストコンピュータで、その店舗口座20
に対して決済処理後顧客の金融機関口座から通信回線ネ
ットワーク16を介して買物代金などの決済金額が振替
えられる。21は店舗用端末装置1の内部に設置され、
同じく当該端末装置に内臓した店舗電子マネーカード2
2に対して情報の書込み、読取りを行なう店舗カードリ
ーダライタである。
【0020】図1は、以上の構成による取引決済端末装
置の動作及び取引決済処理手順の一例を示したものであ
る。図1に従い、顧客が店舗で買物をし、取引カードを
使用して代金を支払う場合を例に一連の動作、処理実行
手順を説明する。
【0021】(ステップS1)顧客が買物商品を店員に
提示すると、その商品タグを見て店員は店舗用端末装置
1のキー入力部2により価格、商品コードなどの取引デ
ータを入力する。むろんキー入力によらずバーコードリ
ーダを店舗用端末装置1に接続し、バーコードリーダで
商品タグを読取って同様のデータを入力してもよい。 (ステップS2)入力された取引データは主制御部14
により表示データに編集され、取引金額等が表示部3に
表示される。同時にこの表示データは顧客用端末装置8
にも転送され、その表示部11に表示される。店員及び
顧客は夫々表示データをみて支払金額を確認する。
【0022】(ステップS3)顧客は、現金決済又はカ
ードによる決済のいずれかを決定し、カードによる決済
の場合は更にデビットカードサービス又は電子マネーの
いずれによる支払かを決定し、店員に告げるとともに所
持する取引カード4を店員に渡す。店員は預かった取引
カード4を店舗用端末装置1のカードリーダライタ5に
挿入する。 (ステップS4)店員は顧客が指定した支払モード、即
ちデビットカードサービスか電子マネー支払かのいずれ
かを店舗用端末装置のキー入力部2を操作して指定入力
する。この入力された支払モードは、主制御部14によ
りこのモード示す表示データに編集されて表示部3に表
示されるとともに顧客用端末装置8にも転送され、表示
部11に表示されて顧客が確認できる。
【0023】(ステップS5)店舗端末装置1は、指定
された支払モードに従い、その支払モードに必要な情報
をカードリーダライタ5によって取引カード4から読取
る。前記カードリーダライタ5は、既に知られているカ
ードの磁気ストライプリーダライタとICカードリーダ
ライタとを組合わせた構成を有し、デビットカードサー
ビスが指定されると取引カード4の磁気ストライプ12
を読取り、電子マネーが指定されるとICカードリーダ
ライタの接続端子をカードのコンタクト部13に接触さ
せ、所定のプロトコルの初期動作として信号授受を行な
う。
【0024】(ステップS6)指定入力された支払モー
ドは主制御部14のメモリに記憶されており、この支払
モードに従い、店舗端末装置1はデビットカードサービ
ス支払処理又は電子マネー支払処理のいずれか一方に進
む。 (ステップS7)仮にデビットカードサービスが指定さ
れているとすると、店員は当該サービス用の顧客暗証番
号を顧客用端末装置8によって入力するよう顧客に説明
案内する。なおこの時主制御部14が操作誘導メッセー
ジを編集し、顧客端末装置8に転送してその表示部11
に表示して顧客に知らせるようにしてもよい。顧客は顧
客端末装置の入力部10から第三者に知られないように
暗証番号を入力する。
【0025】(ステップS8)顧客が暗証番号の入力完
了を確認した後、店員は店舗用端末装置のキー入力部2
の実行キーを操作し、処理の実行を指示する。 (ステップS9)店舗用端末装置1は、実行キー入力に
より取引電文を通信回線ネットワーク16を介して顧客
が加入している金融機関のホストコンピュータ17に送
信する。この取引電文は、顧客の金融機関情報、口座情
報、暗証番号情報、支払金額、取引日付、店舗情報など
の取引情報で構成される。この取引電文は主制御部14
がそのメモリに蓄積した取引カード4の読取り情報、店
員、顧客の入力情報及び主制御部14のメモリの記憶情
報を編集して実行キー入力により即送信できるように生
成される。
【0026】(ステップS10)取引電文は通信回線ネ
ットワーク16を介して顧客の加入金融機関ホストコン
ピュータ17に送信される。顧客の加入金融機関ホスト
コンピュータ17は受信した取引電文の情報に基づいて
顧客の口座情報を読み出し、暗証番号の正否、該当口座
の残高その他取引に必要な顧客属性情報をチェックし、
取引成立、取引不成立を判定処理する。取引成立、不成
立いずれの場合も顧客加入金融機関ホストコンピュータ
17は取引成立又は不成立を示す情報及び取引決済に必
要な付加情報を下り電文として店舗用端末装置1に送信
する。主制御部14は受信した電文を解読して取引成
立、不成立を判定する。
【0027】(ステップS11)取引成立の場合、店舗
用端末装置1はその表示部3に取引成立を示す情報と顧
客の口座から店舗の金融機関の口座に振り込まれる金額
などの情報を表示し、印刷部7で商品名、金額、日付な
どの取引明細をレシート6及び店控え用のジャーナル紙
に印字する。レシート6は切り離して顧客に渡す。 (ステップS12)また取引成立の場合、カードリーダ
ライタ部5は顧客の取引カード4を挿入口に排出する。
店員は取引カード4を抜き取って顧客に返却し、取引決
済処理が完了する。一方顧客の金融機関ホストコンピュ
ータ17及び店舗の金融機関ホストコンピュータ19
は、即日又は数日の間に顧客口座18から店舗口座20
への取引金額の振替処理を実行する。
【0028】(ステップS13)取引不成立の場合は、
店舗用端末装置1の表示部3に購入代金などの取引明細
とともに取引不成立を示す情報を表示し、店舗にデビッ
トカード決済不可を知らせる。この状態では仮に店舗用
端末装置1で決裁処理の実行を促す入力操作をいくらし
ても主制御部14は受け付けない。 (ステップS14)この表示を見て店員は顧客にデビッ
トカード取引が不成立になることを顧客に知らせ、キー
入力部2の取消しキーの打鍵入力によりデビットカード
決済の支払モードを取消す。なお、この時いちいち取消
しキー入力を行うことが煩わしいため、このキー入力が
なくとも決済方式を指定入力するステップに戻るように
主制御部14のプログラムを構成し、店員の端末操作負
担を軽減するようにしてもよい。
【0029】(ステップS15)スッテプ6で電子マネ
ー支払いの決済が指定されると、店員が店舗用端末装置
1のキー入力部2からこれを指定入力する。同時に店員
は顧客に電子マネー取引の暗証番号入力を促し、また店
舗用端末装置1の主制御部14は前記の指定入力に基い
て顧客用端末装置8の表示部11に暗証番号の入力を促
すメッセージを表示するための制御情報を送信する。顧
客は、店員の説明又は前記の表示を見て自己の暗証番号
を顧客用端末装置8の入力部10のテンキーを操作して
入力する。入力された暗証番号は顧客用端末装置8から
店舗用端末装置1に転送されその主制御部14のメモリ
に一時的に格納される。
【0030】(ステップS16)次に取引カード4のコ
ンタクト部13を介しカードリーダライタ5に取引カー
ド4から認証用情報が送出される。カードリーダライタ
5は既に電子マネーでの支払いが指定された段階でその
カード接触端子を前記コンタクト部13に接触させてい
る。このコンタクト部13へのカードリーダ5の端子の
接触のさせ方はこれに限らず取引カード4がカードリー
ダライタ5の所定位置まで挿入されたときに接触するよ
うにしてもよい。前記カードから送出される認証情報
は、カード自身の正当性及び使用者の正当性を確認する
ための情報と、その取引カードの電子マネーの残高情報
を暗号化して生成した情報から成る。一方、店舗用端末
装置1からもこの店舗用端末装置が電子マネー取引を実
行できる正当な端末装置であることを示す暗号化された
認証情報がコンタクト部13を介して取引カード4に送
られる。店舗用端末装置1及び取引カード4は夫々あら
かじめ設定された鍵情報を用いて受信した認証情報を解
読復号化し、予め定められているプロトコルにしたがっ
て相互に相手の正当性を検証確認する。この相互認証は
店舗用端末装置1からみて使用される取引カード4の電
子マネーがその店舗で扱えるものかの確認と、店舗用端
末装置1が取引カード4からみてその電子マネーを取扱
う機関又は団体に加入している端末かの確認を含む。ま
た店舗用端末装置1は主制御部14において顧客が入力
した暗証番号とカードの認証情報から得た暗証番号を比
較し、カード使用者の正当性を検証確認する。このカー
ド使用者の正当性確認の方法は、例え暗号化されていて
もカード外に暗証番号情報を出すのは危険であるためカ
ード外には一切出さないようにし、代りに顧客が入力し
た暗証番号を取引カード4に送信してカード内で暗証番
号の検証確認をするようにしてもよい。なお図1では詳
細に示していないが、この端末装置―カード間の相互認
証及びカード使用者の認証において、認証結果が不適合
となった場合、取引処理は即中止され、取引カード4が
排出されて最初の状態に戻る。これは既にカード型電子
マネーの各種実証実験等でよく知られている方法、手段
を用いればよいので詳細な説明は省略する。
【0031】(ステップS17)相互に相手の認証が終
了すると顧客用端末装置1は、その主制御部14が取引
カード4に電子マネーの残高情報を要求する信号を送出
し、取引カード4はこれに応答して電子マネー残高情報
を転送する。この残高情報はいったん主制御部14のメ
モリに記憶された後、購入代金などの決済金額とともに
を読み出され、比較演算のため主制御部14のレジスタ
などに保持される。 (ステップS18)主制御部14は取引カード4の電子
マネー残高と決済金額を比較演算し、電子マネー残高が
決済金額以上であれば店舗への電子マネーの移転処理実
行へと進み、電子マネー残高が決済金額より少であれば
電子マネーによる決済ができないため、これを顧客に知
らせる処理に移る。
【0032】(ステップS19)電子マネーの店舗への
移転は、取引カード4と店舗用端末装置1に内臓の店舗
電子マネーカード22との間で行われる。前記店舗電子
マネーカード22は図4に示すように店舗用端末装置1
の内部にある店舗カードリーダライタ21に格納されて
いる。この店舗電子マネーカードは取引カード4と同一
形状及び構成で店舗用端末装置1から取り外して他の店
舗で取引カード4として使用できるものであってもよい
し、またICチップが装着された小カードの形状構造を
有して店舗用端末専用のものであってもよい。取引カー
ド4から店舗電子マネーカード22への電子マネーの移
転処理は、MONDEX方式として既知の電子マネー移
転のプロトコルによって実行するが、これに限らない。
移転処理の結果、店舗電子マネーカード22は記憶され
る電子マネー残高が決済金額分だけ増加更新され、一方
取引カード4の電子マネー残高は決済金額分だけ減額更
新される。
【0033】(ステップS20)電子マネーの移転が完
了すると、店舗用端末装置1はその印刷部7で商品名、
決済金額、取引日、支払の決済方法その他取引記録とし
て必要な情報を取引明細としてレシートに印刷し、同時
に店舗の取引記録保管用のジャーナル用紙にも印刷す
る。レシートは排出されて適当な位置で切断され顧客に
渡される。また顧客用端末装置8の表示部11に取引カ
ード4の更新された電子マネー残高を表示し、顧客に更
新残高を知らしめる。この更新残高は取引カード4から
読み出したものでもよいし、主制御部14で電子マネー
の移転処理時の演算結果より得てもよく、この更新残高
データは電子マネーの移転処理完了後顧客用端末装置1
1に転送される。 (ステップS21)取引明細印刷と同時に又は完了後顧
客の取引カード4がカードリーダライタ部5から排出さ
れ、レシート共に顧客に返却される。
【0034】(ステップS22)電子マネーが決済金額
に対して不足している場合は、店舗用端末装置の表示部
3に支払金額などの取引明細と共に電子マネーの残高不
足の表示をし、電子マネーによる決済不可を店舗に知ら
せる。これにより店員は顧客に電子マネーの残高不足に
よる決済不可を通知する。なおこの時同時に取引カード
4の電子マネー残高を顧客に知らしめるため、取引カー
ド4からの受信情報を基に電子マネー残高表示データを
顧客用端末装置8内で生成しその表示部11に電子マネ
ー残高を表示するようにしてもよい。これにより顧客は
その時点で取引カード4に幾ら残高があるか判明し、そ
の残高に応じた利用ができる。 (ステップS23)電子マネーの残高不足による取引中
止は、店員によるキー入力部2の取消しキーの打鍵入力
によりなされる。また、いちいち取消しキーの打鍵入力
を行なう煩わしさを回避するため、このキー入力がなく
とも決済方式を指定するステップS4に戻るように主制
御部14のプログラムを構成してもよい。なおこのと
き、既にデビットカード決済でも取引不成立になり、そ
のため電子マネー支払に決済方式を切り替えた場合は、
主制御部14のプログラムにより取引カード4による決
済取引を不能とし、取引カード4を排出する。
【0035】以上図面に従い本発明の一実施形態を説明
したが、次に幾つかの変形例を施した本発明の他の実施
形態を説明する。取引カード4のカードリーダライタ部
は店舗用端末装置1内に設けることは必須の構成ではな
い。このカードリーダライタ部を顧客用端末装置内に設
ける構成でも同様の作用を実現できる。図2に示すよう
に顧客用端末装置8の基体部前面にカード挿入口を設け
その奥にカードリーダライタ部5aを配置し、取引カー
ド4aを差込み、顧客用端末装置11で取引カード4a
の必要な情報読取りや端末装置-カード間の相互認証ま
たカードの正当性確認をし、これら判定結果を店舗用端
末装置1に送信して、以下支払い決済方式の指定からは
上記と同様の動作を行う。またデビットカード決済又は
電子マネー決済いずれかの支払いモードで取引不可とな
った場合、主制御部14がプログラム制御により取引不
可のモードを判定して別の支払い決済モードに切替え、
支払いの決済方式の指定がなくともこの別の決済処理実
行を待つ状態にし、支払いモード指定操作を簡易化して
店員の操作負担を軽減することも可能である。
【0036】本発明の以上の実施形態では、一つで電子
マネーカードとデビットカードの両機能を有する取引カ
ードの利用を予定しているが、当該カードを使用する取
引決済端末であっても、電子マネーカードとデビットカ
ードが一つのカードとして構成しておらず、夫々従来の
単独カードとして利用される場合にも適用可能な構成と
することができる。即ち世の中で利用される取引カード
が上記のような多機能カードの統一に至るまでデビット
カードや電子マネーカードが併用される期間が続く。こ
のような状況で適用される本発明の他の実施態様として
デビットカードのカード読取り装置を顧客用端末装置8
のカードリーダライタ部5aとし、電子マネーカードを
取り扱うカードリーダライタを店舗用端末装置1のカー
ドリーダライタ部5として構成する。そして前記店舗用
カードリーダライタ部5は上記取引カード4も取扱える
ように磁気ストライプ12の読取り、書込み手段を備え
るだけでなくコンタクト部13と接触して情報信号の授
受を行なう接触端子を備えた構成とする。この構成にお
いて、購入商品の金額等の取引データ入力後デビットカ
ードによる支払決済の場合は、顧客用端末装置8のカー
ドリーダライタ部5aにデビットカードをセットし、店
舗用端末装置1でデビットカード決済を指定入力する。
次にデビットカードの記憶情報は読み出され、顧客端末
装置8から店舗用端末装置1に転送され、先に述べた実
施形態同様に取引処理を実行する。電子マネーカードを
用いた決済の場合は、店舗用端末装置1のカードリーダ
ライタ部5に電子マネーカードをセットし、店舗端末装
置1で男子マネーによる決済を指定して先の実施形態と
同じ取引処理即ち電子マネー移転処理を実行する。更に
決済方式の指定操作を省略するため、顧客のカードが顧
客端末装置8と店舗用端末装置1のいずれのカードリー
ダライタ部にセットされたかを検知してデビット決済、
電子マネー決済のいずれで取引処理を実行するか決定す
ることもできる。このカード検知手段はカードリーダラ
イタ内のカードの存在を機械的、若しくは光学的又は時
期的に検知し、カード検知情報として店舗用端末装置1
の主制御部14に伝送する。主制御部14はこれにより
いずれのカードがセットされたか判定し、先の実施形態
のステップ7又はステップ15に進む。また一つでデビ
ットカードと電子マネーカードの機能を持つ取引カード
を扱う場合は、先の実施形態同様にこの取引カード4を
カードリーダライタ部5にセットする。前記取引カード
4と電子マネー単独機能のカードの識別は、夫々のカー
ド記憶情報の中にカードの種類を示す情報を持たせ、こ
の情報を読取って行なう。識別方法はこうしたカード記
憶情報読取りであってもよいし、カード形状の機械的識
別であってもまた店舗用端末装置1のキー入力部2によ
る打鍵指定でもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
つの取引端末装置で取引金額の決済処理をデビットカー
ド決済及び電子マネー決済いずれでも行なえるようにな
り、複数の取引決済に対して一つの装置で対応できる効
果がある。また前記いずれか一方の決済方式で処理でき
ない場合他方の方式で決済処理することが可能なため、
顧客にとって利便性の高い取引端末装置となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の動作及び処理手順を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態の外観図である。
【図3】本発明の実施の形態で用いるカード例を示す平
面図である。
【図4】本発明の実施の形態のシステム構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 店舗用端末装置 2 キー入力部 3 表示部 4 取引カード 5 カードリーダライタ部 8 顧客用端末装置 10 情報入力部 14 主制御部 15 通信制御部 16 通信回線ネットワーク 18 顧客口座 20 店舗口座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/10 G06F 15/21 310Z 19/00 340A G07G 1/12 321 15/30 350A 1/14 G06K 19/00 F R U Fターム(参考) 3E042 BA08 BA09 BA18 CC02 CE07 5B035 AA14 BB02 BB09 CA22 5B049 AA01 AA05 BB11 CC39 DD01 DD02 DD04 EE23 FF02 FF04 GG01 GG06 5B055 BB12 BB16 CB09 EE02 EE03 EE12 EE27 KK01 KK05 LL02 MM20 5B058 CA13 CA31 KA05 KA06 KA12 KA33

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商店等に設置され、一つで電子マネーカ
    ードとデビットカードの両機能を有する取引カードを利
    用して買物代金などの取引金額を決済する取引決済端末
    装置において、 顧客が所持し、金融機関の顧客口座へアクセスするため
    の情報と電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確
    認する情報とを記憶する取引カードと、 前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取装置と、 決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、 決済方式を指定入力する第2の入力装置と、 前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する第3の入力装置と、 指定入力された決済方式に従って決済処理を実行する決
    済処理実行制御部とを備え、 前記決済処理実行制御部は、前記第2の入力装置により
    指定入力された決済方式を判断して、取引き金額の決済
    処理として顧客の金融機関の口座からの引き落し等のデ
    ビットカード決済又は顧客の取引カードから店舗への電
    子マネー移転のいずれかを実行することを特徴とする取
    引決済端末装置。
  2. 【請求項2】 商店等に設置され、一つで電子マネーカ
    ードとデビットカードの両機能を有する取引カードを利
    用して買物代金などの取引金額を決済する取引決済端末
    装置において、 顧客が所持し、金融機関の顧客口座へアクセスするため
    の情報と電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確
    認する情報とを記憶する取引カードと、 前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取装置と、
    前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する入力装置とを有し、顧客自身が前記使用者の正当性
    を確認する情報を入力操作する顧客用端末装置と、 前記顧客用端末装置が接続され、決済すべき取引金額を
    入力する第1の入力装置と、決済方式を指定入力する第
    2の入力装置と、指定入力された決済方式に従って決済
    処理を実行する決済処理実行制御部を有する店舗用端末
    装置とを備え、 前記顧客用端末装置は、顧客が挿入した取引カードの記
    憶情報を読取り、カード自身の正当性を判定するととも
    に、顧客が入力した情報によりカード使用者の正当性を
    判定し、これら判定結果を店舗用端末装置に送信し、 前記店舗用端末装置は、前記顧客端末装置から正当性を
    示す前記判定結果情報を受信すると、取引金額の決済処
    理として指定入力された決済方式に従い取引き金額の決
    済処理として顧客の金融機関の口座からの引き落し等の
    デビット取引決済又は顧客の取引カードから店舗への電
    子マネー移転のいずれかを実行することを特徴とする取
    引決済端末装置。
  3. 【請求項3】 商店等に設置され、一つで電子マネーカ
    ードとデビットカードの機能を有する取引カードを利用
    して買物代金などの取引金額を決済する取引決済端末装
    置において、 顧客が所持し、金融機関の顧客口座へアクセスするため
    の情報と電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確
    認する情報とを記憶する取引カードと、 前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する入力装置を有し、顧客自身が前記使用者の正当性を
    確認する情報を入力操作する顧客用端末装置と、 前記顧客用端末装置が接続され、前記取引カードの記憶
    情報を読取るカード読取装置と、決済すべき取引金額を
    入力する第1の入力装置と、決済方式を指定入力する第
    2の入力装置と、指定入力された決済方式に従って決済
    処理を実行する決済処理実行制御部を有する店舗用端末
    装置とを備え、 前記顧客用端末装置は、顧客が操作入力したカード使用
    者の正当性確認用情報を前記店舗用端末装置に送信し、 前記店舗用端末装置は、顧客が挿入した取引カードの記
    憶情報を読取り、カード自身の正当性を判定するととも
    に、前記顧客端末装置から受信したカード使用者の正当
    性確認用情報によりカード使用者の正当性を確認し、取
    引き金額の決済処理として指定入力された決済方式に従
    い顧客の金融機関の口座からの引き落し等のデビット取
    引決済又は顧客の取引カードから店舗への電子マネー移
    転のいずれかを実行することを特徴とする取引決済端末
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の決済処理端末装置におい
    て、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、入力
    された決済すべき取引金額を顧客の取引カードの電子マ
    ネー残高不足により決済できない場合、前記表示装置に
    電子マネーによる決済不可を示す情報を表示し、指定入
    力された決済方式を取消すとともに決済方式を指定入力
    する実行ステップに戻ることを特徴とする取引決済端末
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の決済処理端末装置におい
    て、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、取引
    カードの顧客金融機関口座にアクセスしても決済できな
    い場合、前記表示装置にデビットカード決済不可を示す
    情報を表示し、指定入力された決済方式を取消すととも
    に再度決済方式を指定入力する状態に戻ることを特徴と
    する取引決済端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の決済処理端末装置におい
    て、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、指定
    入力された決済方式での決済ができない場合、他方の決
    済方式に切り替わるとともにこの他方の決済方式による
    決済処理実行の指示操作を待つ状態に戻ることを特徴と
    する取引決済端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の決済処理端末装置におい
    て、前記店舗用端末装置の決済処理実行制御部は、指定
    入力された決済方式での決済ができない場合、当該決済
    方式での取引処理の取消しを指示する入力手段を有し、
    取消し指示が入力されると取引カードを排出して初期状
    態に戻ることを特徴とする取引決済端末装置。
  8. 【請求項8】 商店等に設置され、一つで電子マネーカ
    ードとデビットカードの両機能を有する取引カードを利
    用して買物代金などの取引金額を決済する取引決済端末
    装置において、 顧客が所持し、金融機関の顧客口座へアクセスするため
    の情報と電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確
    認する情報とを記憶する取引カードと、 前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取装置と、 決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、 決済方式を指定入力する第2の入力装置と、 前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する第3の入力装置と、 顧客に対し取引に関する情報を表示する表示装置と、 指定入力された決済方式に従って決済処理を実行する決
    済処理実行制御部とを備え、 前記表示装置は、前記第2の入力装置により顧客の取引
    カードから店舗へ電子マネーを移転する電子マネー決済
    が指定入力された場合、決済処理完了時に取引カードの
    電子マネー残高を表示することを特徴とする取引決済端
    末装置。
  9. 【請求項9】 商店等に設置され、一つで電子マネーカ
    ードとデビットカードの両機能を有する取引カードを利
    用して買物代金などの取引金額を決済する取引決済端末
    装置において、 顧客が所持し、金融機関の顧客口座へアクセスするため
    の情報と電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確
    認する情報とを記憶する取引カードと、 前記取引カードの記憶情報を読取るカード読取装置と、 決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、 決済方式を指定入力する第2の入力装置と、 前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する第3の入力装置と、 顧客に対し取引に関する情報を表示する顧客用表示装置
    と、 指定入力された決済方式に従って決済処理を実行する決
    済処理実行制御部とを備え、 前記顧客用表示装置は、前記第2の入力装置により決済
    方式を指定入力する前の段階で前記第1の入力装置によ
    り入力された決済すべき取引金額を表示することを特徴
    とする取引決済端末装置。
  10. 【請求項10】 商店等に設置され、電子マネーカード
    利用して買物代金などの取引金額を決済する取引決済端
    末装置において、 前記電子マネーカードとの間で情報を送受信するカード
    取扱い装置と、 決済すべき取引金額等の取引情報と取引金額決済処理の
    動作開始の指示とを入力する第1の入力装置と、 前記電子マネーカードの使用者の正当性を確認する情報
    を入力する第2の入力装置と、 顧客に対し取引に関する情報を表示する顧客用表示装置
    と、 決済処理を実行する決済処理実行制御部とを備え、 電子マネーカード自身の正当性及びカード使用者の正当
    性を確認後取引金額決済処理動作開始前に、前記顧客用
    表示装置に当該カードの電子マネー残高を表示すること
    を特徴とする取引決済端末装置。
  11. 【請求項11】 商店等に設置され、顧客が所持する取
    引カードを利用して買物代金などの取引金額を決済する
    取引決済端末装置において、 金融機関の顧客口座へアクセスするための情報を記憶し
    た第1の取引カードのカード読取り装置と、 電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確認する情
    報とを記憶する第2の取引カードとの間で情報を送受信
    するカード取扱い装置と、 決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、 決済方式を指定入力する第2の入力装置と、 前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する第3の入力装置と、 指定入力された決済方式に従って決済処理を実行する決
    済処理実行制御部とを備え、 前記決済処理実行制御部は、前記第2の入力装置により
    指定入力された決済方式を判断し、前記カード読取り装
    置又は前記カード取扱い装置のいずれか一方からの情報
    を用いて、取引き金額の決済処理として顧客の金融機関
    の口座からの引き落し等のデビットカード決済又は顧客
    の取引カードから店舗への電子マネー移転のいずれかを
    実行することを特徴とする取引決済端末装置。
  12. 【請求項12】 商店等に設置され、顧客が所持する取
    引カードを利用して買物代金などの取引金額を決済する
    取引決済端末装置において、 金融機関の顧客口座へアクセスするための情報を記憶し
    た第1の取引カードのカード読取り装置と、 電子マネー情報及びカード使用者の正当性を確認する情
    報とを記憶する第2の取引カードとの間で情報を送受信
    するカード取扱い装置と、 決済すべき取引金額を入力する第1の入力装置と、 前記取引カードの使用者の正当性を確認する情報を入力
    する第2の入力装置と、 指定された決済方式に従って決済処理を実行する決済処
    理実行制御部と、 前記カード読取り装置又はカード取扱い装置のいずれに
    顧客のカードがセットされたかを検知し、前記決済処理
    実行制御部に伝達するカード検出部とを備え、 前記決済処理実行制御部は、前記カード検出部からの伝
    達情報により指定された決済方式を判定し、取引き金額
    の決済処理として顧客の金融機関の口座からの引き落し
    等のデビットカード決済又は顧客の取引カードから店舗
    への電子マネー移転のいずれかを実行することを特徴と
    する取引決済端末装置。
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