JPH10134255A - 電子貨幣用支払い処理装置および電子貨幣用支払い処理方法 - Google Patents

電子貨幣用支払い処理装置および電子貨幣用支払い処理方法

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JPH10134255A
JPH10134255A JP8287930A JP28793096A JPH10134255A JP H10134255 A JPH10134255 A JP H10134255A JP 8287930 A JP8287930 A JP 8287930A JP 28793096 A JP28793096 A JP 28793096A JP H10134255 A JPH10134255 A JP H10134255A
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electronic money
card
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payment
processing device
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JP8287930A
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English (en)
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Masayuki Oki
雅之 大木
Atsuhiko Urushibara
篤彦 漆原
Hiroshi Suso
公士 須曽
Yuhei Abe
雄平 阿部
Kotaro Yamashita
廣太郎 山下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子貨幣システムにおいて電子貨幣の支払者
が利用し易い電子貨幣用支払い処理装置や方法を提供す
る。 【解決手段】 電子貨幣を収納したカードにより支払を
行うために使用する電子貨幣用支払い処理装置におい
て、電子貨幣用支払い処理装置の一方に操作キーと第1
の表示装置を配置し、その反対側に支払金額を表示する
ための第2の表示装置を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子貨幣用カード
を使用した支払いを可能とするための電子貨幣用支払い
処理装置、または電子貨幣用支払い処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子貨幣を収納した電子貨幣用カ
ードで支払いを行うシステムや、電子貨幣を個人間や個
人と銀行間でやりとりを行う電子貨幣システムが提案さ
れている。このシステムに使用するカードは、一例とし
ては、その内部に通信機能を有するマイクロプロセッサ
と、処理プログラム及び電子貨幣の残額を格納するEE
PROM等によるメモリとを備えて構成される。そし
て、ICカードは、銀行、商店、個人の住宅等に備えら
れる端末を通信回線を介して任意に接続可能に構成され
る電子貨幣システムを介して、また、専用の端末を使用
することにより、電子貨幣の出し入れが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述で提案されている
電子貨幣システムは、未だ、システムを構成する各機器
が何のような機能、形態を備えるべきかが定められてお
らず、開発途上にあるものである。
【0004】本発明の目的は、前述した電子貨幣システ
ムの中で使用する電子貨幣用支払い処理装置または処理
方法を提供することであり、電子貨幣の支払者が利用し
易い電子貨幣用支払い処理装置や方法を提供するもので
ある。
【0005】また、本発明の他の目的は、顧客が電子貨
幣による支払いを行う場合の、電子貨幣用カードのロッ
ク(カードからの電子貨幣の支払いを許可しない状態を
示す)を解除するための暗証番号の入力を、他の顧客か
ら見えにくくした電子貨幣用支払い処理装置21を提供
することにある。
【0006】本発明の更に他の目的は、電子貨幣用支払
い処理装置の安全性をより高くした電子貨幣用支払い処
理装置およびその処理方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、電子貨幣を収納したカードにより支払いを行うため
に使用する電子貨幣用支払い処理装置において、電子貨
幣用支払い処理装置の一方に操作キーと第1の表示装置
を配置し、その反対側に支払い金額を表示するための第
2の表示装置を配置したことにより達成される。
【0008】また、前記目的は、電子貨幣を収納した電
子貨幣用カードにより支払いを行うために使用する電子
貨幣用支払い処理装置において、支払者の電子貨幣用カ
ードを挿入する支払いカード挿入口と、受取側の電子貨
幣用カードを挿入する受け取りカード挿入口を有し、上
記電子貨幣用支払い処理装置の受取側カード挿入口の方
に操作キーを配置し、その反対側に支払い金額を表示す
るための表示装置を配置したことにより達成される。
【0009】さらに、前記目的は、電子貨幣用支払い処
理装置で支払い金額を計算し、電子貨幣用支払い処理装
置に挿入された支払い用電子貨幣用カードに保持されて
いる電子貨幣から上記金額に基づく電子貨幣を支払う電
子貨幣用支払い処理方法において、電子貨幣用支払い処
理装置の異常を検知するステップと、上記検知に基づき
警報を発するステップを有することにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電子貨幣用支
払い処理装置の一実施形態を図面により詳細に説明す
る。
【0011】本発明の第1の実施形態による電子貨幣用
支払い処理装置21の外観およびその利用状態を図1に
示す。また電子貨幣用支払い処理装置21の拡大断面図
を図2に示す。図1と図2において、202は電子貨幣
用カード10を使用して支払いを行う買い物客、204
は店の店員である。図1は電子貨幣用カード10による
支払いの一場面を想定したもので、買い物を行う買い物
客202が商店の支払い機(電子貨幣用支払い処理装置
21)のある場所で支払い行うところである。なお電子
貨幣用カード10は買い物客202の所有するカードで
ある。
【0012】この例では、キャッシングテーブル22の
上に電子貨幣用支払い処理装置21が固定されている。
この電子貨幣用支払い処理装置21を挟んで両側に買い
物客202と店員204が立っている。210は電子貨
幣用支払い処理装置21の本体部、211は買い物客2
02用の電子貨幣用カード10のカード挿入口、212
は集金用カード18のカード挿入口、222はレシート
排出口、213と214は電子貨幣用カード10および
集金用カード18のカードリーダ/ライタユニット、2
15は制御用コンピュータを有するメイン基板、217
はロール紙、218はレシート、219はプリンタ、2
20は外部接続ワイヤである。
【0013】本発明の第1の実施形態による電子貨幣用
支払い処理装置21では、図に示すように、電子貨幣用
支払い処理装置21の上面中央部に電子貨幣を収納した
顧客のカード10を挿入するカード挿入口211が設け
られ、更に上面の客202側にレシート排出口222が
設けられて構成されている。客側には購入した商品の名
前や値段、個数更には合計した支払金額を表示する客用
表示装置224が設けられている。また店員204の側
には集金用カード18の挿入口212が下部に有り、店
員204側の上部にはキーボード232を備えた操作用
基板230が設けられている。くぼみが設けられ、そこ
に店員用表示装置226が設けられている。この店員用
表示装置は上記操作用基板230に取り付けるようにし
ても良い。
【0014】上述の通り、全体を制御するメイン基板2
15にはCPUおよび電源ユニットが設けられており、
外部の装置との接続のための外部接続ワイヤ220と接
続するためのコネクターが設けられている。更に外付け
の表示装置や、バーコードスキャナや、現行POS端末
や、POSシステム内の他の機器との接続のためのイン
タフェースを行う機能を有している。
【0015】上述のとおり、電子貨幣用支払い処理装置
21は本体部210がキャッシングテーブル22に固定
されている。このキャッシングテーブル22に対する固
定状態は防犯センサ240で常に検知している。もしキ
ャッシングテーブル22から離されると警報が発せられ
ると共にその状況が所定の連絡先に連絡される。従って
この警報を発しないようにするには暗証番号の後、警報
解除の入力を行うことが必要である。ただしこの警報解
除の操作自身も安全性確保の点から上記所定の連絡先に
上記と同様自動的に連絡される。
【0016】電子貨幣用支払い処理装置21の斜視図を
図3に示す。電子貨幣用支払い処理装置21の本体部2
10の上部に第1の蓋252と第2の蓋254が設けら
れている。この実施態様では、上記第1の蓋252は買
い物客202側に位置し、一方第2の蓋254は店員2
04側に配置されている。これらの蓋はそれぞれ中央か
ら両端をそれぞれ支点として両側に開くように取り付け
られている。少なくとも第2の蓋254は蓋が閉じた状
態で更に鍵により本体部210に固定されている。第2
の蓋254にはキーボード232と店員用表示装置22
6の保護ガラス227が設けられ、第1の蓋252には
レシート排出口222と客用表示装置224の保護ガラ
ス225が設けられている。保護ガラス225と保護ガ
ラス227との下には客用表示装置224と店員用表示
装置226が既に説明した如く配置されている。第2の
蓋254と第1の蓋252のつなぎ部にはカード挿入口
211が配置されている。カード挿入口211が略長方
形をしている電子貨幣用支払い処理装置21の略中程に
位置していることにより、客と店員の両方から見える位
置で電子貨幣用カード10が挿入されるので、両方に対
して安心感が生まれる。客からも店員からも違和感なく
電子貨幣用カード10を挿入出来る。従って電子貨幣用
カード10を客202が店員204に手渡ししてから挿
入するようにしても客202は不安を感じない。また客
202側に非常に偏った位置にあると、店員204が受
け取って入れることが出来なくなる。第1の蓋252と
第2の蓋254とが両側に開くことからメンテナンスが
行い易い。また内部の機器を上から挿入し固定できるの
で、製造が容易である。上記第1の蓋252の第2の蓋
254側の端は、凹型をしており、その切り欠き部分に
はプリンターカバー256が配置されている。第1の蓋
252の第2の蓋254側の両サイドには指を掛けて開
けるための指掛け253がそれぞれ設けられている。こ
の開閉の様子を後で図5で示す。
【0017】第1の蓋252側にロール紙217を配置
しており、一方第2の蓋254側に制御回路の基板や集
金用カード18、外部接続ワイヤ220を配置してい
る。第1の蓋252を開閉しても重要な装置は第2の蓋
254側に配置されているので、信頼性が維持できる。
この実施態様では防犯センサ240は第1の蓋252側
に配置されているが、第2の蓋254側に配置する方が
より望ましい。第1の蓋252側は消耗品であるロール
紙217を取り替える必要がある。また機械部分は不都
合や故障が発生し易い。プリンタ219は第1の蓋25
2側に配置している。これは、プリンターは紙が詰まる
などの小さな故障が生じ易く、他の機器に比べ開閉の必
要が生じ易いためである。第2の蓋254側は上述の如
く重要な回路や装置が入っており、厳重に鍵を掛けて維
持することが必要である。また開閉に際してはキーボー
ド232から暗証番号を入力し、電子的に鍵を開放して
から第2の蓋254を開かないと異常を検知して警報が
発せられる構成になっている。上記電子的鍵の開放は所
定の連絡場所に自動的に連絡される仕組みになることで
更に信頼性が向上する。
【0018】図4は電子貨幣用カード10の挿入部の拡
大図である。電子貨幣用支払い処理装置21の上面から
下方向に挿入口が設けられている。この図では略垂直に
なっている。この様に下方向に挿入する方が望ましい。
但し本実施態様の如く垂直で無くても斜めであればよ
い。カード挿入口211に対応してカードソケット26
2が設けられ、このソケットに挿入されることによりカ
ードリーダ/ライタユニット213でカードの内容が読
取り可能となる。カードソケット262の底部にはスリ
ット264が設けられており、ソケツト内にごみ等が溜
まるのを防止できる。ごみはスリット264から本体部
210の底を通り抜けて外部に落ちる構造となってい
る。垂直に近いほどごみが落ち易い効果がある。
【0019】図5は図3で説明した電子貨幣用支払い処
理装置21の第1の蓋252を開放する様子を示してい
る。第1の蓋252が閉じた状態では、第1の蓋252
の凹部にプリンターカバー256が配置される。このよ
うに凹部にプリンターを配置することでプリンターを組
立時に取り付け易い効果が有る。また上のはめ込みも行
い易い。ロール紙のプリンターへのはめ込みも行い易
い。
【0020】図6は電子貨幣用カード10の貨幣の支払
い許可を行うなどのための客操作器272を備えてた実
施態様を示す。電子貨幣を収納する電子貨幣用カード1
0は通常の貨幣と同等なものであるが、電子貨幣用カー
ド10自身は、個人、商店等により所持されるものであ
る。もし紛失した場合に他人に使用される恐れがある。
このようなことを防止するために、その電子貨幣用カー
ド10に対して、所有する個人または、商店等が暗証番
号を与えておくことにより不正使用ができない状態(ロ
ック状態)にしておくができる。そして電子貨幣用カー
ド10を使用する場合、特に電子貨幣による支払いのた
めに使用する場合、何らかの方法で、暗証番号を入力し
て、ICカード内の電子貨幣に対する引出処理を可能す
るロック解除を行う必要がある。
【0021】図6は暗証番号の入力を他の顧客から見え
ないようにして行うことができる客操作器272を電子
貨幣用支払い処理装置21に設けて使用する例である。
客操作器272には、暗証番号などの表示内容を他人か
ら見えなくするためのフード274が設けられている。
フード274の内側に、表示装置276とロック解除や
履歴表示、顧客カードの残高表示などを行わせるための
操作機能ボタン278と、入力の訂正やクリアー、入力
終了確認などの操作ボタン282と、数字ボタン280
とが設けられている。
【0022】図6に於いて、客操作器272と電子貨幣
用支払い処理装置21とは信号線でつながっているが、
無線で情報のやり取りを行ってもよい。また光を使用し
て情報を送ってもよい。
【0023】図7に、前述した実施形態による電子貨幣
用支払い処理装置21を、現行のPOS端末と共に使用
する場合の使用形態について説明する。27は現行PO
S端末、28はバーコードスキャナである。電子貨幣用
支払い処理装置21は、現行POS端末27とおよびバ
ーコードスキャナ28と接続され、購入される商品の種
類と金額を、商品に付けられているバーコードを読み込
むことにより入力され、電子貨幣用支払い処理装置21
と現行POS端末27に送られる。現行POS端末27
の表示装置29に表示されると共に、電子貨幣用支払い
処理装置21の表示装置224と226にも同様に表示
される。入力が終わると、上述の如く電子貨幣用支払い
処理装置21に顧客用カードを挿入することにより支払
うことが出来る。カードを使用しない客には、現行PO
S端末27で対応できる。
【0024】図8は、電子貨幣用支払い処理装置21の
客用表示装置224を取り外し出来るようにし、本体と
は別に、台260により別置きにしたものである。上述
の図2と3に示したものも同様にこのように置いてもよ
い。
【0025】図9は本発明による電子貨幣用支払い処理
装置21が適用される電子貨幣システムの構成を示すブ
ロック図である。図において、1は銀行営業店システ
ム、2は流通システム、3はエンドユーザシステム、4
は自動販売機システム、5は銀行計算機センタ、6は電
子貨幣発行組織、7は公衆通信網、10はICカード、
11は外付けICカードリーダ/ライタ、12は窓口端
末、13は内部通信回線、14は現金自動預入支払機、
15は電子金庫、16は電子貨幣トランザクション制御
端末、17はリレーコンピュータ、21は電子貨幣用支
払い処理装置、27はPOS端末、23はストアコント
ローラー、24はセンタ装置、25は情報制御システ
ム、26はワークステーション、31は電子財布、32
はパソコン、33はPCカード型カードリーダ/ライ
タ、34はICカード電話機、41は内蔵型ICカード
リーダ/ライタ、42は自動販売機、51は勘定系シス
テムホスト、52は外接系システム、53は外接系制御
端末である。
【0026】図9に示す電子貨幣システムは、公衆通信
網7に、銀行営業店システム1、百貨店、スーパーマー
ケット等の大型商店に設けられる流通システム2、エン
ドユーザシステム3としてのパソコン32、ICカード
電話機34が接続されて構成され、また、通信網7に接
続されないシステムとして自動販売機システム4等を備
えて構成されている。図示例では、代表的なシステムが
それぞれ1システムずつ示されているが、多数のシステ
ムが公衆通信網7に接続されて構成することができる。
また、銀行営業店システムは、専用回線等により銀行計
算機センタ5に接続され、銀行計算機センタ5には、電
子貨幣発行組織6が接続されている。
【0027】ICカード10は、その内部に通信機能を
有するマイクロプロセッサと、処理プログラム及び電子
貨幣の残額を格納するEEPROM等によるメモリとを
備えて構成され、エンドユーザである個人が所持すると
共に、電子貨幣システムに参加する銀行、商店、自動販
売機等により所持される。
【0028】銀行営業店システム1は、窓口端末12、
現金自動預入支払機14が内部通信回線13を介して接
続され、さらに、リレーコンピュータ17を介して銀行
計算機センタに接続されて構成されているが、電子貨幣
決済のために、窓口端末12にICカード/リーダー1
1が設けられ、現金自動預入支払機14には、ICカー
ド/リーダーが内蔵され、また、電子貨幣トランザクシ
ョン制御端末16を介して電子金庫15が接続されて構
成される。
【0029】銀行計算機センタ5は、勘定系システムホ
スト51と、外接系システム52とにより構成され、外
接系システム52は、外接系制御端末53、リレーコン
ピュータ17、電子金庫15が備えられて構成されてい
る。
【0030】流通システム2は、通常、POS端末が、
内部通信回線13、ストアコントローラー23を介して
センタ装置24に接続されて構成されるが、電子貨幣決
済のために、通常のPOS端末22には外付けのICカ
ード/リーダー11が設けられ、あるいは、電子貨幣用
支払い処理装置21を使用して構成される。また、セン
タ装置24は、情報制御システム25、ワークステーシ
ョン26、電子金庫15を備えて構成される。
【0031】エンドユーザシステム3は、主に個人ユー
ザシステムであり、簡単にはICカード内の電子貨幣の
残高を表示することのできる電子財布31だけでよい。
この電子財布31には、電卓等の機能を加えることも可
能である。また、パソコン32は、個人が所有するもの
に、電子貨幣決済のために、PC型カードリーダ/ライ
タ33を設けて、公衆通信網7と接続可能に構成され
る。また、通常の電話機に電子貨幣を収納するICカー
ド10に対する処理機能を備えたICカード電話機34
を使用することもできる。
【0032】前述のエンドユーザーシステム3における
パソコン32、ICカード電話装置34は、その内部に
2枚のICカードに対する2組のカードリーダ/ライタ
を設けることにより、2枚のICカード相互間で電子貨
幣のやり取りを行うことができる。これにより、例え
ば、ご主人のICカード内の電子貨幣を、奥様のICカ
ードに移す等の、通常の現金を取り扱う場合と同様な処
理を行わせることができる。
【0033】自動販売機システム4は、内蔵型のICカ
ードリーダ/ライタ41が設けられた自動販売機42に
より構成される。
【0034】次に、前述したように構成される本発明が
適用される電子貨幣システムの利用方法を説明する。
【0035】システムに参加する銀行、商店、自動販売
機、個人等には、電子貨幣発行組織6からICカード1
0が配布され、また、銀行は、通常に流通している現金
と交換に電子貨幣を受け取り、外接系システム52内に
設けられる電子金庫15内に格納する。この電子金庫1
5は、後述するように、その内部に多数のICカード1
0を格納しており、各カード10には、電子貨幣発行組
織から受け取った電子貨幣が分配されて収納される。外
接系システム52における電子金庫15内のICカード
に収納される電子貨幣は、各銀行営業店に設置されてい
る銀行営業店システム1における電子金庫15内のIC
カード10に分配される。
【0036】電子貨幣システムに参加するエンドユーザ
ーとしての個人は、配布されたICカード10を所持
し、銀行営業店システム1の窓口端末12、現金自動預
入支払機14により、銀行に持つ自己の口座の預金を電
子貨幣に交換して引き下して、自己のICカード10内
に収納する。また、所有するPCカード型リーダ/ライ
タ33を有するパソコン32、または、ICカード電話
機34を、公衆通信網7を介して銀行営業店システム1
に接続して、前述の場合と同様に、銀行に持つ自己の口
座の預金を電子貨幣に交換して引き出し、自己のICカ
ード10内に収納することができる。
【0037】前述の電子貨幣の引き出しの際、個人の所
持するICカードは、自カード内に有する通信機能によ
り、窓口端末12、現金自動預入支払機14、パソコン
32、または、ICカード電話機34のリーダ/ライタ
を介して、銀行営業店システム1内の電子金庫15内の
ICカードと接続される。そして、電子貨幣トランザク
ション制御端末16の制御の下に、銀行営業店システム
1内の電子金庫15内のICカード10に収納されてい
る電子貨幣が、個人の所持するICカード10内に収納
される。このとき、銀行営業店システム1内の電子金庫
15内のICカード10に収納されている電子貨幣の残
高は、個人の所持するICカード10内に収納した分だ
け減額される。また、個人の口座からの預金の引き下し
は、従来から行われていたと同様に行われる。
【0038】前述では、個人が所持するICカードに、
その個人の銀行口座の預金を引き降ろして収納するとし
て説明したが、現金を銀行の窓口または、電子貨幣発行
組織の窓口に持っていき、そこでICカードに収納して
もらうこともできる。また、ICカード内の電子貨幣
は、前述とは逆に、窓口端末12、現金自動預入支払機
14、パソコン32を介して、銀行営業店システム1内
の電子金庫15内のICカード内に返却し、同時に自己
の口座に預入することができる。
【0039】前述のようにして、電子貨幣を自己のIC
カード10内に収納したユーザは、各種商店等におい
て、そのICカードを現金と同様に使用して商品の買物
を行い、また、各種のサービスを受けることが可能であ
る。
【0040】上述の通り、電子貨幣を自己のICカード
10内に収納したユーザが、商店で買物を行い、支払の
ためPOS端末のカウンタに買い上げた商品を持ち込ん
だものとする。扱い者は、通常の取引の場合と同様に、
バーコード等を読み込ませることにより、商品の売値を
電子貨幣用支払い処理装置21または27から入力し、
その合計を演算させて顧客に請求する。
【0041】顧客が現金の代りに電子貨幣が収納された
ICカードにより支払いを行う場合、顧客は、そのIC
カードを、電子貨幣用支払い処理装置21のカード挿入
孔、または、通常のPOS端末27に接続されたICカ
ードリーダ/ライタ11に挿入する。これにより、顧客
のICカードとその商店のセンタ装置24に設置されて
いる電子金庫15内のICカードの1枚とが、内部通信
回線13、ワークステーション26とを介して接続さ
れ、顧客のICカード内の電子貨幣がセンタ装置24に
設置されている電子金庫15内のICカードの1枚に移
され、POS端末からレシートが出力されて、買物によ
る支払の処理が終了する。この場合、顧客のICカード
内の電子貨幣は、買物に使用された分だけ減額され、商
店のICカードの電子貨幣に加算される。
【0042】前述では、多数のPOS端末と、センタ装
置24に多数のICカードを格納した電子金庫を備える
流通システムにおいて、商品の取引代金を支払うものと
して説明を行ったが、個人商店等で、1台の入金機のみ
を備えるようなシステムの場合、入金機に顧客のICカ
ードのためのICカードリーダ/ライタを設け、また、
入金機の内部に、その商店が所持するICカードを持た
せることにより、この商店が所持するICカードと、I
Cカードリーダ/ライタを介して接続される顧客のIC
カードとの間で、電子貨幣による支払を行うことができ
る。そして、商店が所持するICカード内の電子貨幣
は、前述したように、銀行の口座に入金することがで
き、あるいは、銀行の窓口で現金化することもできる。
【0043】さらに、前述したPOS端末を有する流通
システムにおいて、システムの構築方法として、各PO
S端末にICカードを持たせ、顧客のICカードとの間
の金銭授受を、一旦、このPOS端末内のICカードと
顧客のICカードとの間で行い、必要に応じて、POS
端末からセンタ装置24の電子金庫15内のICカード
に移すようにすることができる。
【0044】図10は、電子貨幣用支払い処理装置21
の移動や蓋の開放のための警報停止や鍵解除の操作を示
すフローを示す。ステップ1002は待機状態を示す。
ステップ1004で機能を選択する。蓋を開放する場合
は、ステップ1008を機能ボタンで選択し、一方警報
を停止する場合は機能ボタンまたはテンキーでステップ
1006を選択する。
【0045】ステップ1004が選択されるとステップ
1010で暗証番号の入力の指示が出る。ステップ10
12で番号を入力し、入力終了のボタンを押すと、ステ
ップ1014で暗証番号の正しさを確認する。正しけれ
ばステップ1016に移る。誤っていれば再びステップ
1010に戻る。ステップ1016で警報の発生を停止
する信号がコンピュータに記録される。ステップ101
8で安全のため警報停止の操作がなされたことがコンピ
ュータから予め定められた連絡先に連絡される。そして
待機状態に戻る。
【0046】ステップ1008で蓋の開放を選択すると
ステップ1022で暗証番号の入力指示が表示される。
ステップ1024で暗証番号をテンキーから入力すると
ステップ1026で正しいかどうかをコンピュータがチ
ェックし、正しければステップ1028へ移る。一方誤
っていれば再びステップ1022へ戻る。ステップ10
28とステップ1030で蓋の鍵を外して蓋を開放する
と共にこの操作を予め決められた連絡先へコンピュータ
が連絡する。そしてステップ1032で待機状態に戻
る。
【0047】図11は異常を検出した場合のコンピュー
タの動作を示すフローチャートである。ステップ100
2の待機状態で、電子貨幣用支払い処理装置21の移動
や蓋の開放などの異常を検出すると、ステップ1044
で警報停止の操作がなされているか、あるいは蓋の開放
操作が行われたかをチェックする。これらの操作が行わ
れているとステップ1052で待機状態へ戻る。
【0048】上記操作が行われていないと、異常な状態
と判断し、ステップ1046で警報の音を発すると共に
予定の連絡先へコンピュータから連絡される。関係者が
図10で示す停止操作を行うとステップ1048でその
操作の完了によりステップ1050で警報の発生を停止
して、ステップ1044へ戻り、ステップ1052へ移
る。停止作業が行われるまで警報が鳴り続ける。伝送ラ
インは連絡先から監視可能であり、ラインを切断される
と連絡先で直ちに検知出来る。
【0049】図12はコンピュータの動作を説明するた
めの制御ブロック図である。CPU1062は、一時記
憶メモリとしてRAM1064をまたプログラムとデー
タを保持するメモリとしてROM1066を有してい
る。また、店員用表示装置226と客用表示装置224
がCPU1062に接続されており、CPU1062に
より制御される。さらにカードリーダ/ライタユニット
214やカードソケット262もCPU1062に接続
され、CPU1062により制御される。異常検出セン
サ240や警報装置1080がCPU1062に接続さ
れ、制御される。蓋の開閉装置1082もCPU106
2に接続され、図10のステップ1028により開放さ
れる。連絡先への通信は全て伝送回路1076を介して
行われる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使
用勝手に優れた信頼性の高い、あるいはカードの安全性
の確保を図ることができる電子貨幣用支払い処理装置2
1を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態による電子貨幣
用支払い処理装置21の外観およびその利用状態を示
す。
【図2】図2は電子貨幣用支払い処理装置21の拡大断
面図を示す。
【図3】図3は電子貨幣用支払い処理装置21の斜視図
を示す。
【図4】図4は電子貨幣用カード10の挿入部の拡大図
である。
【図5】図5は、図3で説明した電子貨幣用支払い処理
装置21の第1の蓋252を開放する様子を示図であ
る。
【図6】図6は暗証番号の入力を他の顧客から見えない
ようにして行うことができる客操作器272を電子貨幣
用支払い処理装置21に設けて使用する図である。
【図7】図7に、本発明の実施形態である電子貨幣用支
払い処理装置21を、現行のPOS端末と共に使用する
場合の説明図である。
【図8】図8は、電子貨幣用支払い処理装置21の客用
表示装置224を取り外し出来るようにし、本体とは別
に、台260により別置きにした実施態様を示す図であ
る。
【図9】図9は本発明による電子貨幣用支払い処理装置
21が適用される電子貨幣システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】図10は、電子貨幣用支払い処理装置21の
移動や蓋の開放のための警報停止や鍵解除の操作を示す
フローを示す図である。
【図11】図11は異常を検出した場合のコンピュータ
の動作を示すフローチャートである。
【図12】図12はコンピュータの動作を説明するため
の制御ブロック図である。
【符号の説明】
1・・・銀行営業店システム、2・・・流通システム、
3・・・エンドユーザシステム、4・・・自動販売機シ
ステム、5・・・銀行計算機センタ、6・・・電子貨幣
発行組織、7・・・公衆通信網、10・・・電子貨幣用
カード、11・・・外付けICカードリーダ/ライタ、
12・・・窓口端末、13・・・内部通信回線、14・
・・現金自動預入支払機、15・・・電子金庫、16・
・・電子貨幣トランザクション制御端末、17・・・リ
レーコンピュータ、18・・・集金カード、21・・・
電子貨幣用支払い処理装置、22・・・キャッシングテ
ーブル、23・・・ストアコントローラー、24・・・
センタ装置、25・・・情報制御システム、26・・・
ワークステーション、27・・・現行POS端末、28
・・・バーコードスキャナ、29・・・表示装置、31
・・・電子財布、32・・・パソコン、33・・・PC
カード型カードリーダ/ライタ、41・・・内蔵型IC
カードリーダ/ライタ、42・・・自動販売機、51・
・・勘定系システムホスト、52・・・外接系システ
ム、53・・・外接系制御端末、202・・・客、20
4・・・店員、210・・・本体部、211・・・カー
ド挿入口、212・・・カード挿入口、213・・・カ
ードリーダ/ライタユニット、214・・・カードリー
ダ/ライタユニット、215・・・メイン基板、217
・・・ロール紙、218・・・レシート、219・・・
プリンタ、220・・・外部接続ワイヤ、222・・・
レシート排出口、224・・・客用表示装置、225・
・・保護ガラス、226・・・店員用表示装置、227
・・・保護ガラス、230・・・操作用基板、232・
・・キーボード、240・・・防犯センサ、252・・
・第1の蓋、253・・・指掛け、254・・・第2の
蓋、256・・・プリンターカバー、260・・・台、
262・・・カードソケット、264・・・スリット、
272・・・客操作器、274・・・フード、276・
・・表示装置、278・・・機能ボタン、280・・・
数字ボタン、282・・・操作ボタン、1062・・・
CPU、1064・・・RAM、1066・・・RO
M、1076・・・伝送回路、1080・・・警報装
置、1082・・・蓋の開閉装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 雄平 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 山下 廣太郎 東京都品川区南大井六丁目26番2号 株式 会社日立製作所新金融システム推進本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子貨幣を収納した電子貨幣用カードによ
    り支払いを行うために使用する電子貨幣用支払い処理装
    置において、電子貨幣用支払い処理装置の一方に操作キ
    ーと第1の表示装置を配置し、その反対側に支払い金額
    を表示するための第2の表示装置を配置したことを特徴
    とする電子貨幣用支払い処理装置。
  2. 【請求項2】上記電子貨幣用支払い処理装置は縦長形状
    をしており、この長手方向の一方の方に上記操作キーと
    上記第1の表示装置を配置し、長手方向の他方の方に上
    記第2の表示装置を配置し、上記操作キーと上記第2の
    表示装置の間に支払い用のカードを挿入口するための挿
    入口を配置したことを特徴とする請求項1記載の電子貨
    幣用支払い処理装置。
  3. 【請求項3】上記支払者の電子貨幣用カードを上記上記
    電子貨幣用支払い処理装置の上面から下側に向けて挿入
    するように、上記支払いカード挿入口を有する挿入穴を
    配置したことを特徴とする請求項1または2記載の電子
    貨幣用支払い処理装置。
  4. 【請求項4】電子貨幣を収納した電子貨幣用カードによ
    り支払いを行うために使用する電子貨幣用支払い処理装
    置において、支払者の電子貨幣用カードを挿入する支払
    いカード挿入口と、受取側の電子貨幣用カードを挿入す
    る受け取りカード挿入口を有し、上記電子貨幣用支払い
    処理装置の受取側カード挿入口の方に操作キーを配置
    し、その反対側に支払い金額を表示するための表示装置
    を配置したことを特徴とする電子貨幣用支払い処理装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1または4に記載の電子貨幣用支払
    い処理装置において、電子貨幣用支払い処理装置の移動
    を検知する検出装置とこの検出装置の動作に基づいて警
    報を発する警報装置を備えたことを特徴とする電子貨幣
    用支払い処理装置。
  6. 【請求項6】小型軽量な暗証番号入力装置からの信号を
    受け、支払い用電子貨幣用カード内に収納される電子貨
    幣に対する処理を可能とするように該カードのロック解
    除を行うことを特徴とする請求項1ないし5のうち1記
    載の電子貨幣用支払い処理装置。
  7. 【請求項7】電子貨幣用支払い処理装置で支払い金額を
    計算し、電子貨幣用支払い処理装置に挿入された支払い
    用電子貨幣用カードに保持されている電子貨幣から上記
    金額に基づく電子貨幣を支払う電子貨幣用支払い処理方
    法において、電子貨幣用支払い処理装置の異常を検知す
    るステップと、上記検知に基づき警報を発するステップ
    を有する電子貨幣用支払い処理方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の処理方法において、上記
    異常は電子貨幣用支払い処理装置の移動であることを特
    徴とする電子貨幣用支払い処理方法。
  9. 【請求項9】請求項7または9に記載の処理方法におい
    て、暗号を入力するステップと警報を発するのを停止す
    るステップとにより、上記異常が生じても警報を発しな
    いことを特徴とする電子貨幣用支払い処理方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の処理方法において、上
    記警報の発生を停止する操作により、該操作を示す情報
    が所定の連絡先に送られることを特徴とする電子貨幣用
    支払い処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100555283B1 (ko) * 1998-11-09 2006-03-03 후지쯔 가부시끼가이샤 전자 거래 처리 장치
US7201314B2 (en) 2004-01-28 2007-04-10 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Settlement terminal
CN105719413A (zh) * 2016-01-21 2016-06-29 孙中卫 一种实现多终端屏幕异步显示和触摸交互的pos系统
JP2017134452A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 沖電気工業株式会社 情報入力装置及び窓口端末装置

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