JP2003178247A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JP2003178247A
JP2003178247A JP2002293557A JP2002293557A JP2003178247A JP 2003178247 A JP2003178247 A JP 2003178247A JP 2002293557 A JP2002293557 A JP 2002293557A JP 2002293557 A JP2002293557 A JP 2002293557A JP 2003178247 A JP2003178247 A JP 2003178247A
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electronic money
terminal device
terminal
balance
card
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JP2002293557A
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Tomomi Shiobara
知美 塩原
Shigeru Hashimoto
繁 橋本
Hironori Yamamoto
浩憲 山本
Nobuhiko Akasaka
伸彦 赤坂
Akiko Iwami
章子 石見
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子マネーに対応した、操作性が良く、か
つ、電子マネーの管理が容易な端末装置および端末シス
テムを提供すること。 【解決手段】 電子マネーが格納される電子マネー格納
手段がセットされる端末装置において、前記端末装置停
止の際に、前記電子マネー格納手段に格納された電子マ
ネーの全額を、自身を根以外のノードとする木構造にお
いて上位に設けられる電子マネー金庫に転送する移動手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子マネーによっ
て取引を行うための端末装置に関し、例えば、スーパー
マーケット、デパート等の店舗で、物品等の販売に使用
される端末装置に関する。 【0002】 【従来の技術】現在、ICカード等に入った電子マネー
を用いることができるのは、電子マネーの発行元が指定
した場所(装置)に限られており、スーパーマーケッ
ト、デパート等の店舗で使用されているPOSシステム
は、現金あるいはクレジットカードを対象とするものと
なっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、電子マネーに対応した、操作性が良く、かつ、電子
マネーの管理が容易な端末装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様では、電子マネーの金庫として
機能する上位装置と接続されて使用される端末装置を、
電子マネーを格納するための電子マネー格納手段と、顧
客との取引により生じた移転額に相当する電子マネー
を、顧客の電子マネー格納媒体から電子マネー格納手段
に移動する第1移動手段と、電子マネー格納手段内の電
子マネーの残高が予め定められた上限値を越えたとき
に、電子マネー格納手段内の、上限値以下の値である下
限値を越える分の電子マネーを上位装置に移動する第1
残高調整手段とを用いて構成する。 【0005】すなわち、本発明の第1の態様の端末装置
は、電子マネー残高が上限値を越えた場合、上限値以下
の値である下限値を越える分の電子マネーを上位装置に
転送する機能を有する。このため、内部の電子マネー残
高が上限値を越えないように調整されるので、本端末装
置によれば、盗難、故障などが生じても損害を最小限に
抑えることが出来る。また、上限値と下限値の差を、商
品(物品、サービス等)の平均的な単価に基づき定める
ことによって上位装置へ電子マネーが転送される頻度を
調整できるので、電子マネーの転送を行っているため
に、端末装置の動作速度が遅くなることを防止できる装
置にもなっている。 【0006】本発明の第2の態様では、電子マネーの金
庫として機能する上位装置と接続されて使用される端末
装置を、電子マネーを格納するための電子マネー格納手
段と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子
マネーを、顧客の電子マネー格納媒体から電子マネー格
納手段に移動する第1移動手段と、所定時刻になったと
きに、電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを、上
位装置に移動する第2移動手段とを用いて構成する。 【0007】すなわち、本発明の第2の態様の端末装置
は、所定時刻(締め上げ処理を行うべき時刻を設定して
おく)になったときに、保持している電子マネーを全て
上位装置に転送する機能を有する。この端末装置を用い
れば、所定時刻以後は、上位装置内の電子マネーに対し
て盗難等に対する備えを施しておけばよいので、電子マ
ネーの管理が容易に行えることになる。 【0008】この第2の態様の端末装置を構成する際
に、電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が予め定
められた下限値を越えたときに、電子マネー格納手段内
の下限値を越える分の電子マネーを上位装置に移動する
第1残高調整手段を付加しても良い。このように端末装
置を構成した場合には、第1の態様の端末装置による効
果を合わせ持つ端末装置が得られることになる。 【0009】また、第1あるいは第2の態様の端末装置
を構成する際に、顧客との取引により生じた移転額に相
当する電子マネーを、電子マネー格納手段から顧客の電
子マネー格納媒体に移動するための第3移動手段と、電
子マネー格納手段内の電子マネーの残高が下限値を下回
ったときに、電子マネー格納手段内の電子マネーの残高
が下限値となる量の電子マネーを、上位装置から電子マ
ネー格納手段に移動する第2残高調整手段とを付加して
も良い。すなわち、払戻が行えるように、端末装置を構
成しても良い。 【0010】また、所定の指示が入力されたときに、電
子マネー格納手段内の全ての電子マネーを上位装置に移
動する第4移動手段を付加して、各態様の端末装置を構
成しても良い。このように端末装置を構成した場合に
は、操作者が離席する際などに、簡単に、端末装置を電
子マネーを保持していない状態にすることが出来るの
で、安全に運用できる端末装置が得られることになる。 【0011】本発明の第1の態様による端末システム
は、電子マネーの金庫として機能する上位装置と、複数
の端末装置を組み合わせて構成される。その際、上位装
置と複数の端末装置の間には、上位装置を根とし、各端
末装置を根以外のノードとした木構造が対応づけられ
る。そして、端末装置として、電子マネーを格納するた
めの電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた
移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納
媒体から電子マネー格納手段に移動する第1移動手段
と、締め上げ処理時に、自身の子となっている他の全て
の端末装置の電子マネー格納手段の残高が“0”である
ことを確認した上で、電子マネー格納手段内の全ての電
子マネーを、自身の親となっている端末装置あるいは上
位装置に移動する第2移動手段とを備える機器が用いら
れる。 【0012】この端末システムでは、下位の端末装置内
の電子マネーが、より上位の端末装置に順次収集されて
いき、上位装置を親とする端末装置によって、その端末
装置と、子孫の端末装置内の全電子マネーが上位装置に
転送される。このため、本端末システムは、締め上げ処
理時に上位装置に処理が集中するといったことがない形
で運用できることになる。 【0013】本発明の第2の態様による端末システム
は、電子マネーの金庫として機能する上位装置と、複数
の端末装置を組み合わせて構成され、上位装置と複数の
端末装置の間には、上位装置を根とし、各端末装置を根
以外のノードとした木構造が対応づけられる。そして、
上位装置としては、自身の子となっている端末装置から
リセット要求を受けたときに、その端末装置に対して、
その端末装置とその端末装置の子孫の端末装置が初期状
態において保持すべき電子マネーの総額を転送するため
の転送手段を備える機器が用いられ、端末装置として
は、電子マネーを格納するための電子マネー格納手段
と、顧客との取引により生じた移転額に相当する電子マ
ネーを、顧客の電子マネー格納媒体と電子マネー格納手
段との間で交換するための交換手段と、起動された際
に、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置に対し
て、リセット要求を送出するリセット要求送出手段と、
リセット要求送出手段によるリセット要求に対する応答
として、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置か
ら転送されてきた電子マネーを電子マネー格納手段に格
納する電子マネー受領手段と、自身の子となっている端
末装置からリセット要求を受けたときに、その端末装置
に対して、その端末装置とその端末装置の子孫の端末装
置が初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転
送する端末間電子マネー転送手段とを備える機器が用い
られる。 【0014】なお、第2の態様の端末システムを構築す
る際には、締め上げ処理の実行を意味する操作がなされ
たときに、自身の子となっている他の全ての端末装置の
電子マネー格納手段の残高が“0”であることを確認し
た上で、電子マネー格納手段内の全ての電子マネーを、
自身の親となっている端末装置あるいは上位装置に移動
する第2移動手段が付加された端末装置を用いることも
出来る。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を具体的に説明する。図1、2に、それぞれ、
本発明の一実施形態による端末システムの構成、端末シ
ステムに使用される端末装置の外観を示す。実施形態の
端末システムは、スーパーマーケット、デパート等で使
用される、いわゆるPOS(Point Of Sales)システムで
あり、図1に示してあるように、複数の端末装置10と
上位サーバ20とが通信回線を介して接続された構成を
有する。 【0016】端末装置10は、磁気カードリーダとバー
コードリーダ、液晶ディスプレイ、それらの制御するた
めの、CPUを中心とした制御回路等からなるPOS端
末に、2つのICカード・リーダ・ライタ11、12を
付加した機器である。ICカード・リーダ・ライタ11
は、ICカードが用意に着脱できる形態で端末装置10
の筐体に取り付けられており、顧客のICカードとの間
で電子マネーを授受するために用いられる。ICカード
・リーダ・ライタ12は、端末装置10の内部に設けら
れており、ICカード・リーダ・ライタ12には、電子
マネーを一時的に貯えておくためのICカード13(以
下、内蔵ICカード13と表記する)がセットされてい
る。 【0017】上位サーバ20は、本端末システムの金庫
の役目を果たす機器であり、やはり、電子マネーを格納
するためのICカード21を備えている。本端末システ
ムを構成する際、上位サーバ20と各端末装置10に
は、上位サーバ20を根とし、各端末装置10を根を除
くノードとした木構造が対応づけられる。そして、各端
末装置10は、親に相当する1台の機器(以下、上位機
器と表記する)の端末IDと、上位機器が上位サーバ2
0でない場合には上位サーバ20の端末IDが設定され
た上で、通信回線に接続される。なお、端末IDとは、
端末装置同士の間、あるいは、上位サーバと端末装置と
の間で電子マネーを転送する際に用いられるデータ(図
2参照)内に設定されるアドレスのことである。また、
本端末システムは、当該データが、CSMA/CD方式
でやり取りされるシステムとなっている。 【0018】端末システムを構成する際に採用できる木
構造に、形状上の制限はなく、使用する端末装置の数、
設置場所等を勘案して木構造の形状(各端末装置に設定
する端末ID)は定められる。図1に示した端末システ
ムは、複数の階に、それぞれ、比較的、少数の端末装置
10が設置されるシステムであるため、I(I=1〜
3)階に配置されている端末装置10−Iaに、上位機
器の端末IDとして上位サーバ20の端末IDが設定さ
れ、端末装置10−Ib〜10−Ieに、それぞれ、上
位機器の端末IDとして端末装置10−Iaの端末ID
が設定されている。なお、既に説明したように、上位機
器が上位サーバではない端末装置10−Ib〜10−I
eには、上位サーバ20の端末IDも設定される。 【0019】また、各端末装置10には、締め上げ処理
を実行すべき時刻が設定される。締め上げ処理は、各端
末装置10が保持している全ての電子マネーを上位サー
バ20に集めるための処理であり、締め上げ処理を実行
すべき時刻になったとき(あるいは、締め上げ処理の実
行を指示されたとき)、各端末装置10は、自身が保持
している全ての電子マネーを上位機器(端末装置あるい
は上位サーバ)に転送した後に動作を停止する(詳細は
後述)。 【0020】システムの停止時には、各端末装置におい
て締め上げ処理が実行されるため、店舗の開店前(各端
末が稼働される前)、端末システムは、図3に模式的に
示したように、各端末装置10の内蔵ICカード13の
電子マネー残高が“0”で、上位サーバ20内のICカ
ード21内だけに電子マネーが格納された状態にある。
そして、端末システムは、原則として、上位機器側から
電源が投入されていく。すなわち、上位サーバ20への
電源投入後、I(I=1〜3)階において、それぞれ、
端末装置10−Iaの始動後に、端末装置10−Ib〜
10−Ieが始動される。 【0021】以下、図4を用いて、電源が投入されてか
らの、端末装置10の動作手順を、具体的に説明する。
図示してあるように、電源が投入されると、端末装置1
0は、稼働開始の指示が入力されるのを待機する状態と
なる(ステップS101)。なお、端末装置10は、操
作者(レジ係員)の身分証明書(磁気カード)が磁気カ
ードリーダに通されたことを検出したときに、稼働開始
が指示されたものとして動作する。 【0022】稼働開始が指示された際(ステップS10
1;Y)、端末装置10は、内蔵ICカード13の残高
を、予め定められている残高下限値とするために必要な
額の電子マネーを上位サーバ20から受け取るための処
理を実行し、さらに、上位機器に対して稼働を開始した
ことを通知する(ステップS102)。 【0023】上述したように、電源投入直後における内
蔵ICカードの電子マネーの残高は“0”となっている
ため、端末装置10は、稼働開始が指示された直後にこ
のステップを実行する際には、まず、上位サーバ20に
対して、残高下限値分の電子マネーの転送要求をだす。
その後、端末装置10は、その要求に呼応して上位サー
バ20が送信してくる電子マネーを内蔵ICカード13
に貯え、上位機器(上位サーバあるいは端末装置)に対
して稼働を開始したことを通知する。 【0024】また、図示は省略したが、ステップS10
2において、上位機器に対して稼働の開始を通知できな
かった場合(上位機器が動作していなかった場合)、端
末装置10は、上位サーバ20に稼働の開始を通知す
る。そして、端末装置10は、それ以降、上位機器とし
て上位サーバ20が設定されているものとして動作す
る。また、ステップS102において、上位サーバ20
が動作していなかった場合、端末装置10は、その旨を
表示し、上位サーバ20が動作を開始するのを待機す
る。 【0025】一方、ある端末装置10がステップS10
2において出力した通知を受けた上位機器は、その端末
装置10が稼働中であることを示す情報(以下、稼働中
端末装置情報と表記する)を生成し、内部に記憶する。
換言すれば、端末装置10、上位サーバ20は、共に、
他の機器(端末装置)から、稼働の開始が通知された場
合、その端末装置に関する稼働中端末装置情報を生成
し、内部に記憶する機能をも有している。 【0026】例えば、図3に示した状態から、端末装置
10−3a、10−3b、10−3cに、この順で、稼
働指示が入力された場合、端末装置10−3a〜10−
3bは、それぞれ、上位サーバ20から所定量の電子マ
ネーを受け取る。この結果、端末システムの状態は、図
5に模式的に示したものとなる。また、端末装置10−
3aは、上位機器として設定されている上位サーバ20
に対して稼働を開始した旨を通知し、端末装置10−3
b、10−3cは、共に、上位機器として設定されてい
る端末装置10−3bに対して、稼働を開始した旨を通
知する。すなわち、上記手順で、端末装置10−3a〜
10−3bが稼働状態となった場合、上位サーバ20
が、端末装置10−3aが稼働状態にあることを示す稼
働中端末装置情報を保持し、端末装置10−3aが、端
末装置10−3bが稼働状態にあることを示す稼働中端
末装置情報と、端末装置10−3cが稼働状態にあるこ
とを示す稼働中端末装置情報とを保持することになる。
なお、稼働中端末装置情報は、締め上げ処理時に、自身
の子孫に当たる端末装置に稼働中の端末(電子マネーを
保持している端末)があるか否かを確認するために用い
られる(詳細は後述)。 【0027】ステップS102(図4)の実行後、すな
わち、稼働状態となった後、端末装置10は、操作者に
よる指示内容の監視(ステップS103)を開始する。
このステップにおいて、操作者によって入力される指示
は、販売処理の実行指示と、払戻処理の実行指示と、稼
働中止指示とに大別されており、各指示が入力された場
合、端末装置10は、それぞれ、以下のように動作す
る。 【0028】販売処理の実行が指示された場合(ステッ
プS103;販売)、端末装置10は、支払金額分の電
子マネーを顧客のICカードから内蔵ICカード13に
移動させるための処理を行う(ステップS104)。す
なわち、図6に模式的に示したように、電子マネーの入
った顧客のICカードが、ICカード・リーダ・ライタ
11に挿入され、購入された商品等の金額が入力された
場合、端末装置10は、その金額に相当する電子マネー
を顧客のICカードから内蔵ICカードに移動する処理
を行う。 【0029】次いで、端末装置10は、内蔵ICカード
13内の電子マネーの残高が、予め定められている残高
上限値(>残高下限値)を越えているか否かの判断を行
う(図4:ステップS105)。 【0030】電子マネー残高が残高上限値を越えていた
場合(ステップS105;Y)には、内蔵ICカード1
3に貯えられている電子マネーのうち、残高下限値を越
える分の電子マネーを、上位サーバ20に移動するため
の処理を実行する(ステップS106)。その後、端末
装置10は、ステップS103に戻り、再び、操作者に
よって何らかの指示が入力されるのを待機する。一方、
電子マネー残高が残高上限値を越えていなかった場合
(ステップS105;N)、端末装置10は、内蔵IC
カード内の電子マネーに対する処理を行うことなく、ス
テップS103に戻る。 【0031】払戻処理の実行が指示された場合(ステッ
プS103;払戻)、端末装置10は、払戻金額分の電
子マネーを内蔵ICカード13から顧客のICカードに
移動させるための処理を行う(ステップS107)。次
いで、端末装置10は、内蔵ICカード内の電子マネー
の残高が、残高下限値未満であるか否かの判断を行う
(ステップS108)。そして、電子マネー残高が残高
下限値未満であった場合(ステップS108;Y)に
は、ステップS102に戻り、不足分の電子マネーを上
位サーバ20から受け取るための処理を実行する。すな
わち、端末装置10は、上位サーバ20に対して、
“[残高下限値]−[残高]”分の電子マネーの供給を
要求し、その要求に呼応して上位サーバが送信してくる
電子マネーを内蔵ICカード13に貯えることによっ
て、内蔵ICカード13内の電子マネー残高を残高下限
値とする。一方、電子マネー残高が、残高下限値未満で
なかった場合(ステップS108;N)、端末装置10
は、内蔵ICカード13内の電子マネーに対する処理を
行うことなく、ステップS103に戻り、操作者によっ
て何らかの指示がなされるのを待機する。 【0032】すなわち、販売、払戻処理の実行が指示さ
れた場合、端末装置10は、処理実行後の電子マネー残
高が、残高下限値と残高上限値の間の値となっているか
否かを判断する。そして、電子マネー残高が残高下限値
と残高上限値の間の値となっていなかった場合、端末装
置10は、電子マネー残高が残高下限値となるように上
位サーバ20との間で電子マネーの授受を行う。 【0033】稼働中止が指示された場合(ステップS1
09;稼働中止)、端末装置10は、内蔵ICカード1
3内の電子マネーを全て上位サーバ20に移動するため
の処理を実行し、さらに、稼働を開始した旨を通知した
上位機器に稼働を中止した旨を通知する(ステップS1
09)。すなわち、端末装置10は、内蔵ICカードの
電子マネーの残高を“0”とするとともに、元々、上位
機器として設定されている端末装置10または上位サー
バ20、あるいは、設定されている上位機器が動作して
いなかったため上位機器として取り扱われるに至った上
位サーバ20に対して、稼働を中止した旨を通知する。
なお、操作者は、端末装置10から離れる場合や、盗難
等の危険を関知した場合などに、端末装置10に対して
稼働の中止を指示する。 【0034】一方、稼働の中止が通知された上位機器
は、内部に保持している、当該通知を出した端末装置1
0に関する稼働中端末装置情報を消去する。換言すれ
ば、端末装置10、上位サーバ20は、共に、他の機器
(端末装置)から稼働の中止が通知されたときに、内部
に記憶しているその端末装置に関する稼働中端末装置情
報を消去する機能も有する。 【0035】ステップS109の実行後、端末装置10
は、ステップS101に戻り、再び、稼働開始が指示さ
れるのを待機する状態をとる。次に、図7を用いて、閉
店後に行われる締め上げ処理時の端末装置10の動作を
説明する。なお、この図に示した流れは、締め上げ処理
を実行すべき時刻として内部に設定されている時刻とな
ったときと、電源を落とすための操作がなされたとき
(以下、“締め上げ処理の開始条件が満たされたとき”
と表記する)に開始される。 【0036】締め上げ処理の開始条件が満たされたと
き、端末装置10は、全下位機器の締め上げ処理が完了
しているか否かを判断する(ステップS201)。具体
的には、このステップにおいて、端末装置10は、内部
に、稼働中端末装置情報が記憶されていた場合には、全
下位機器の締め上げ処理が完了していないものと判断
し、稼働中端末装置情報が記憶されていなかった場合に
は、全下位機器の締め上げ処理が完了しているものと判
断する。 【0037】全下位機器の締め上げ処理が完了していな
かった場合(ステップS201;N)、端末装置10
は、締め上げ処理が未完、すなわち、稼働中の下位機器
が存在する旨を操作者に通知する(ステップS20
2)。次いで、端末装置10は、稼働中の下位機器が締
め上げ処理の完了を通知してくるのを待機(ステップS
203)する。なお、このステップにおいて、端末装置
10は、他の端末装置10から電子マネーを受け取るこ
とが依頼された場合、その依頼に応答する。また、締め
上げ処理の完了が通知された場合には、通知元の端末装
置10に関する稼働中端末装置情報を内部から消去す
る。 【0038】そして、端末装置10は、内部に稼働中端
末装置情報が存在していないことを検出した際に、全下
位機器の締め上げ処理が完了したと判断(ステップS2
03;Y)し、上位機器に、内蔵ICカード13内の電
子マネーを全て転送するとともに、その上位機器に締め
上げ処理の完了を通知(ステップS204)し、自装置
の電源を落とす(ステップS205)。また、締め上げ
処理の開始条件が満たされたときに、全下位機器の締め
上げ処理が完了していた場合(ステップS201;
Y)、端末装置10は、即座に、ステップS204から
の処理を実行する。 【0039】すなわち、端末システムを構成している各
端末装置10が、上位機器側か順に稼働されていた場
合、既に説明したように、端末装置10−Ia(I=1
〜3)は、端末装置10−Ib〜10−Ieに関する稼
働中端末装置情報を保持していることになる。従って、
端末装置10−Ib〜10−Ieにおける締め上げ処理
が完了する前に、端末装置10−Iaに対して締め上げ
処理の実行が指示された際、端末装置10−Iaは、ス
テップS201で“N”側への分岐を行い、ステップS
203で全下位端末の締め上げ処理が完了するのを待機
する。 【0040】一方、下位機器を有していない端末装置1
0−Ib〜10−Ieは、稼働中端末装置情報を内部に
保持していることがないので、締め上げ処理の実行が指
示された際、ステップS201で“Y”側への分岐を行
う。そして、ステップS204において、上位端末、す
なわち、端末装置10−3aに対して、内蔵ICカード
内の全電子マネーを転送するとともに、締め上げ処理の
完了を通知する。 【0041】この結果、端末装置10−3aは、端末装
置10−Ib〜10−Ie内に格納されていた電子マネ
ーの自端末内の内蔵ICカードへの移動が完了したとき
に、全下位端末の締め上げ処理の完了を検出する。そし
て、内蔵ICカード13内の電子マネーを上位サーバ2
0に転送する処理を開始する。すなわち、端末装置10
−3aは、図8に模式的に示したように、自身を上位機
器としている各端末装置10内に格納されていた電子マ
ネーを全て受け取った後、それらの電子マネーを自端末
内に格納されていた電子マネーと共に上位サーバ20に
転送する。 【0042】なお、上位サーバ20は、電源を停止する
ための操作がなされたときに、上位機器に内部に保持し
ている電子マネーを転送しない点を除けば、図7を用い
て説明した端末装置の動作とほぼ同じ動作を行う。すな
わち、上位サーバ20は、電源を停止するための操作が
なされた場合、稼働中端末装置情報を保持していない場
合には、即座にその操作に応答し、それ以外の場合に
は、内部に保持している各稼働中端末装置情報に関係す
る端末装置より、締め上げ処理が完了したこと(あるい
は稼働が中止されたこと)が通知されるのを確認してか
ら、電源の停止操作に応答し、自装置の電源を落とす。 【0043】最後に、端末装置10−3b、10−3
c、10−3aに、この順で、稼働指示が入力され、か
つ、他の端末装置には電源が投入されなかった場合を例
に、下位機器の方が上位機器より先に稼働状態とされた
場合における、端末システムの締め上げ処理時の動作を
説明する。 【0044】この場合、上位機器として設定されている
端末装置10−3aが動作していない状態で稼働指示が
入力された端末装置10−3b、10−3cは、本来の
上位機器である端末装置10−3aではなく上位サーバ
20に対して稼働を開始した旨を通知する。また、端末
装置10−3aは、稼働指示が入力された際には、上位
機器として設定されている上位サーバ20に対して、稼
働を開始した旨を通知する。この結果、上位サーバ20
は、端末装置10−3a〜10−3cに関する稼働中端
末装置情報を保持した状態で、また、端末装置10−3
a〜10−3cはいずれも稼働中端末装置情報を保持し
ていない状態で、締め上げ処理の開始条件が満たされる
ことになる。 【0045】従って、端末装置10−3a〜10−3c
は、締め上げ処理の開始条件が満たされたとき、即座に
その指示に応答する。そして、上位サーバ20は、電源
を落とすための操作がなされた場合、端末システムを構
成する全ての端末装置10内の電子マネーを全て吸い上
げた後に、動作を停止する。このように、本端末システ
ムは、木構造に応じた順序で各機器が起動されない場合
にも、正確に動作するシステムとなっている。 【0046】以上、詳細に説明したように、実施形態の
端末システムによれば、締め上げ処理(各端末装置内の
電子マネーを上位サーバに集める作業)が極めて簡単に
行える。すなわち、本端末システムは、盗難等に対する
対策を上位サーバに対してのみ行えば良いシステムとな
っている。また、締め上げ処理時には、下位の端末装置
内の電子マネーが、より上位の端末装置に順次収集され
ていき、上位サーバを親とする端末装置によって、その
端末装置と、子孫の端末装置内の全電子マネーが上位サ
ーバに転送される。このため、本端末システムでは、締
め上げ処理時に上位サーバに処理が集中するといったこ
とも生じない。 【0047】さらに、各端末装置は、起動された際、所
定量の電子マネーを上位サーバから受け取るので、本端
末システムを用いれば、各端末装置において、即座に、
払戻を含む商品取引を行えることになる。また、各端末
装置内には、所定量(残高上限値)以下の電子マネーし
か保持されないので、何らかの原因による内蔵ICカー
ドに障害が発生した場合にも、損害を最小限に抑えるこ
とが出来る。 【0048】<変形例>実施形態の端末システムは、各
種の変形が可能である。例えば、実施形態の端末システ
ムは、図9(a)に示してあるように、顧客のICカー
ドが挿入されるICカード・リーダ・ライタ11を、本
体内に納めた端末であったが、図9(b)に示したよう
に、顧客のICカードが挿入されるICカード・リーダ
・ライタ11′を、本体とは別に設けても良い。また、
ICカード以外の電子マネー格納媒体を対象とするよう
システムを構成しても良い。また、端末間で電子マネー
をやり取りするための通信手順は、どのようなものであ
っても良く、例えば、トークンを利用するものや、ポー
リングを利用するものであっても良い。 【0049】さらに、締め上げ処理時のみならず、起動
時にも、木構造にしたがって、残高下限値分の電子マネ
ーが各端末装置に配布されるようシステムを構成しても
良い。具体的には、上位サーバに、自身の子となってい
る端末装置から、リセット要求を受けたときに、その端
末装置に対して、その端末装置とその端末装置の子孫の
端末装置が初期状態において保持すべき電子マネーの総
額を転送する機能を持たせておく。そして、各端末装置
には、起動された際に、自身の親にあたる端末装置ある
いは上位装置に対して、リセット要求を送出する機能
と、当該リセット要求リセット要求に対する応答とし
て、自身の親にあたる端末装置あるいは上位装置から転
送されてきた電子マネーを内蔵ICカードに格納する機
能と、自身の子となっている端末装置からリセット要求
を受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置
とその端末装置の子孫の端末装置が初期状態において保
持すべき電子マネーの総額を転送する機能とを持たせて
おく。なお、このような構成を採用する際には、他の端
末装置用の電子マネーを除いた残高と、残高下限値ある
いは上限値と比較するように各端末装置を構成してお
く。 【0050】更には、銀行等の金融機関における取引シ
ステムにも、本技術は適用が可能である。この場合、端
末装置が自動取引装置(ATM:Automatic Teller's Machin
e)に、相当し、上位サーバがホストコンピュータに相当
することになる。 <その他>本発明は、以下のように特定することができ
る。 (付記1)電子マネーの金庫として機能する上位装置と
接続されて使用される端末装置であって、電子マネーを
格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引に
より生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子
マネー格納媒体から前記電子マネー格納手段に移動する
移動手段と、顧客との取引が行われる都度、前記電子マ
ネー格納手段の残高をチェックし、前記電子マネー格納
手段内の電子マネーの残高が予め定められた上限値を越
えたときに、前記電子マネー格納手段内の、前記上限値
以下の値である下限値を越える分の電子マネーを前記上
位装置に移動する残高調整手段とを備えることを特徴と
する端末装置。 (付記2)電子マネーの金庫として機能する上位装置と
接続されて使用される端末装置であって、電子マネーを
格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引に
より生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子
マネー格納媒体から前記電子マネー格納手段に移動する
第1移動手段と、所定時刻になったときに、前記電子マ
ネー格納手段内の全ての電子マネーを、前記上位装置に
移動する第2移動手段とを備えることを特徴とする端末
装置。 (付記3)電子マネーの金庫として機能する上位装置と
接続されて使用される端末装置であって、電子マネーを
格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引に
より生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電子
マネー格納媒体から前記電子マネー格納手段に移動する
第1移動手段と、顧客との取引により生じた移転額に相
当する電子マネーを、前記電子マネー格納手段から顧客
の電子マネー格納媒体に移動するための第2移動手段
と、顧客との取引が行われる都度、前記電子マネー格納
手段の残高をチェックし、前記電子マネー格納手段内の
電子マネーの残高が前記下限値を下回ったときに、前記
電子マネー格納手段内の電子マネーの残高が、前記下限
値となる量の電子マネーを、前記上位装置から前記電子
マネー格納手段に移動する残高調整手段とを備えること
を特徴とする端末装置。 (付記4)上位装置と、端末装置を含む端末システムで
あって、前記端末装置が、電子マネーを格納するための
電子マネー格納手段と、顧客との取引により生じた移転
額に相当する電子マネーを、顧客の電子マネー格納媒体
から前記電子マネー格納手段に移動する第1移動手段
と、締め上げ処理時に、自身の子となっている他の全て
の端末装置の電子マネー格納手段の残高が”0”である
ことを確認した上で、前記電子マネー格納手段内の全て
の電子マネーを、上位装置に移動する第2移動手段とを
備えることを特徴とする端末システム。 (付記5)上位装置と、端末装置を含む端末システムで
あって、前記上位装置は、端末装置からリセット要求を
受けたときに、その端末装置に対して、その端末装置が
初期状態において保持すべき電子マネーの総額を転送す
るための転送手段を備え、前記端末装置は、電子マネー
を格納するための電子マネー格納手段と、顧客との取引
により生じた移転額に相当する電子マネーを、顧客の電
子マネー格納媒体と前記電子マネー格納手段との間で相
互に移転するための移転手段と、起動された際に、上位
装置に対して、リセット要求を送出するリセット要求送
出手段と、前記リセット要求送出手段によるリセット要
求に対する応答として、上位装置から転送されてきた電
子マネーを前記電子マネー格納手段に格納する電子マネ
ー受領手段とを備えることを特徴とする端末システム。 (付記6)前記端末システムにおいて、前記端末装置が
更に、自身の子となっている端末装置からリセット要求
を受けたときに、前記自身の子となっている端末装置に
対して、前記自身の子となっている端末装置が初期状態
において保持すべき電子マネーの総額を転送する端末装
置間電子マネー転送手段を備えることを特徴とする付記
5記載の端末システム。 (付記7)電子マネーの金庫として機能する上位装置と
接続されて使用される端末装置であって、装置の稼働時
に、電子マネー金庫から自端末へ電子マネーを転送する
ように上位装置に要求する要求手段と、前記転送要求に
応じて転送された電子マネーデータを、自装置に設けら
れた電子マネー格納手段に格納するように動作する格納
手段とを備えることを特徴とする端末装置。 (付記8)電子マネーが格納される電子マネー格納手段
がセットされる端末装置において、前記端末装置停止の
際に、前記電子マネー格納手段に格納された電子マネー
の全額を、自身を根以外のノードとする木構造において
上位に設けられる電子マネー金庫に転送する移動手段を
備えることを特徴とする端末装置。 (付記9)電子マネーが格納される電子マネー格納手段
がセットされるとともに、顧客との取引が行われる都
度、前記電子マネー格納手段に格納された電子マネー残
高を参照し、前記電子マネー残高が予め設定された上限
値を越える場合、前記電子マネー格納手段に格納された
電子マネーを前記電子マネー格納手段とは異なる電子マ
ネー金庫に転送するよう動作する残高調整手段を備えた
ことを特徴とする端末装置。 (付記10)電子マネーが格納される電子マネー格納手
段がセットされるとともに、顧客との取引が行われる都
度、前記電子マネー格納手段に格納された電子マネー残
高を参照し、前記電子マネー残高が予め設定された下限
値を下回る場合、前記電子マネー格納手段とは異なる電
子マネー金庫に対し電子マネーの転送を要求するように
動作する残高調整手段を備えたことを特徴とする端末装
置。 (付記11)端末装置に接続され、前記端末装置との間
で電子マネー転送を行う電子マネーシステムの処理装置
において、前記端末装置からリセット要求を受けたとき
に、前記端末装置に対して前記端末装置が初期状態にお
いて保持すべき電子マネーの総額を転送するように動作
する端末装置間電子マネー転送手段を備えたことを特徴
とする処理装置。 【発明の効果】本発明の端末装置を用いれば、電子マネ
ーを用いた取引を、簡単に、かつ、電子マネーの管理が
容易な形態で行える。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態による端末システムの構成
の説明図である。 【図2】実施形態の端末システムを構成する機器間で、
電子マネーを転送する際に用いられるデータの説明図で
ある。 【図3】実施形態の端末システムの開店前における状態
の説明図である。 【図4】実施形態の端末システムを構成する端末装置の
動作手順を示した流れ図である。 【図5】実施形態の端末システムの、開店後における状
態の一例を示した説明図である。 【図6】実施形態の端末システムを構成する端末装置の
代金受取時の動作の説明図である。 【図7】実施形態の端末システムを構成する端末装置
の、締め上げ処理の開始条件が満たされたときの動作手
順を示した流れ図である。 【図8】実施形態の端末システムを構成する各機器の、
締め上げ処理時の動作手順の説明図である。 【図9】実施形態の端末システムを構築するのに使用で
きる端末装置の外観を示した説明図である。 【符号の説明】 10 端末装置 11、12 ICカード・リーダ・ライタ 13 内蔵ICカード 20 上位サーバ 21 ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩憲 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 赤坂 伸彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 石見 章子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CC02 CD04 EA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 顧客のICカードを受け付けて、受け付
    けたICカードより取引に相当する電子マネーを装置内
    に移転させて取引を遂行する装置であって、 顧客ICカードより移転した電子マネーを蓄積格納する
    ための電子マネー格納手段と、 前記電子マネー格納媒体に格納された電子マネーを前記
    上位装置に移動する移動手段と、 前記電子マネー格納手段に蓄積格納された電子マネー残
    高をチェックする手段と、 前記チェック結果により、前記電子マネー格納手段内の
    電子マネーの残高が予め定められた上限値を超えた場
    合、前記移動手段により、少なくとも上限値を超える分
    の電子マネーを前記上位装置に移動する残高調整手段と
    を備えることを特徴とする端末装置。
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