JP2016162108A - チェックアウトシステム、及び制御プログラム - Google Patents

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晃子 須崎
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Abstract

【課題】システム全体における必要な情報を適切かつ容易に把握することを可能にする。【解決手段】実施形態によれば、チェックアウトシステムは、商品登録装置と、決済装置と、情報処理装置とを有する。商品登録装置は、買物客が購入しようとする買上商品の決済のための登録情報を従業員の操作に応じて生成する。決済装置は、前記登録情報に基づいて前記買物客の操作に応じて決済処理をする。情報処理装置は、前記商品登録装置と前記決済装置の配置を示すレイアウト画面を表示する。前記商品登録装置と前記決済装置は、前記情報処理装置に動作状態を示す情報を通知する。前記情報処理装置は、前記レイアウト画面を通じて前記商品登録装置あるいは前記決済装置が選択された場合に、選択された前記商品登録装置あるいは前記決済装置から通知された情報を表示する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、チェックアウトシステム、及び制御プログラムに関する。
スーパーマーケットなどにおける買上登録及び決済のそれぞれの処理をそれぞれ異なる商品登録装置及び決済装置で行うセミセルフタイプのチェックアウトシステムが知られている。このチェックアウトシステムでは、商品登録装置の操作を従業員(チェッカー)が行い、決済装置の操作を買物客がそれぞれ行う。
商品登録装置において登録された買上商品についての登録情報は、商品登録装置から空き状態にある決済装置に対して転送される。従業員は、登録情報が転送された決済装置を買物客に通知して、この決済装置において決済操作をするように促す。買物客は、従業員に指定された決済装置に移動して、商品代金を支払うための決済操作をする。
大型のスーパーマーケットの場合には、セミセルフタイプのチェックアウトシステムと、従業員が商品登録と決済処理をする一般的なチェックアウトシステムとを設置する場合がある。また、システム全体には、多数の商品登録装置と決済装置が設置される。
スーパーマーケットの管理者(店長等)は、多数の商品登録装置と決済装置のそれぞれについて動作状態などを管理し、また商品登録装置や決済装置を使用する従業員や買物客の状態を把握したいという要求がある。
特開2014−126998号公報
本発明が解決しようとする課題は、システム全体における必要な情報を適切かつ容易に把握することが可能なチェックアウトシステム、及び制御プログラムを提供することである。
実施形態によれば、チェックアウトシステムは、商品登録装置と、決済装置と、情報処理装置とを有する。商品登録装置は、買物客が購入しようとする買上商品の決済のための登録情報を従業員の操作に応じて生成する。決済装置は、前記登録情報に基づいて前記買物客の操作に応じて決済処理をする。情報処理装置は、前記商品登録装置と前記決済装置の配置を示すレイアウト画面を表示する。前記商品登録装置と前記決済装置は、前記情報処理装置に動作状態を示す情報を通知する。前記情報処理装置は、前記レイアウト画面を通じて前記商品登録装置あるいは前記決済装置が選択された場合に、選択された前記商品登録装置あるいは前記決済装置から通知された情報を表示する。
本実施形態のチェックアウトシステムの配置を示す平面図。 本実施形態におけるチェックアウトシステムの構成を示すブロック図。 本実施形態における商品登録装置11A,11B及び決済装置12Aの構成を示すブロック図。 本実施形態におけるPOSサーバ20と映像サーバ30の構成を示すブロック図。 本実施形態におけるレイアウト画面の表示例を示す図。 本実施形態におけるレイアウト表示処理の動作を示すフローチャート。 本実施形態における状態表示処理の動作を示すフローチャート。 本実施形態における通知内容テーブルの一例を示す図。 本実施形態におけるシンボルが第1形態によって表示されたレイアウト画面の一例を示す図。 本実施形態におけるシンボルが第2形態によって表示されたレイアウト画面の一例を示す図。 商品登録装置11A,11B、決済装置12Aから「レシートニアエンド」の通知があった場合の表示例を示す図。 商品登録装置11A,11Bから「店長呼出中」の通知があった場合の表示例を示す図。 決済装置12Aから「会計中」の通知があった場合の表示例を示す図。 決済装置12Aから異なるタイミングで「釣銭機補充」と「お釣り取り忘れ」の通知があった場合の表示例を示す図。 商品登録装置11Aから「決済装置へデータ転送」の通知があった場合の表示例を示す図。 商品登録装置11Aから通知されるサインオン処理により入力された従業員コードに応じて表示される通知内容の表示例を示す図。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態におけるチェックアウトシステムは、例えばスーパーマーケットなどの店舗に設置される。チェックアウトシステムには、商品登録装置の操作を従業員(チェッカー)が行い、決済装置の操作を買物客が行うセミセルフタイプのチェックアウトシステム(以下、第1チェックアウトシステムと称する)と、従業員が商品登録装置を操作して買上登録及び決済の操作をする一般タイプのチェックアウトシステム(以下、第2チェックアウトシステムと称する)とがある。1つの店舗は、第1チェックアウトシステムと第2チェックアウトシステムとが混在して設置されても良いし、何れか一方のシステムが設置されていても良い。
図1は、本実施形態のチェックアウトシステムの配置を示す平面図である。図1には、1セット分の第1チェックアウトシステム6と第2チェックアウトシステム8とを、それぞれ示している。1店舗には、第1チェックアウトシステム6と第2チェックアウトシステム8とが、それぞれ複数セット分設置する場合がある。従って、店舗内には、多数の商品登録装置と決済装置とが設置される。
図1に示す第1チェックアウトシステム6は、商品登録装置11Aと複数の決済装置12Aとを含む。図1には、1台の商品登録装置11Aに対して、2台の決済装置12Aが設置された構成例を示す。3台以上の決済装置12Aが設けられていても良い。
商品登録装置11Aは、買物客4−1が購入しようとする買上商品を登録して登録情報を生成するための装置である。また、商品登録装置11Aは、登録情報に基づいて、チェッカーの操作により決済装置12Aと同様の決済処理をする機能も有している。商品登録装置11Aは、チェッカーと呼ばれる商品登録操作の役割を担った従業員2によって操作される。
決済装置12Aは、商品登録装置11Aにより生成された登録情報を受信し、この登録情報に基づく決済処理をするための装置である。決済装置12Aは、買物客4(4−2,4−3)により操作される。なお、決済装置12Aは、従業員2により操作される場合もある。
商品登録装置11Aは、図1においては、作業テーブルに取り付けられている。作業テーブルは、例えば矩形の天板を有している。従業員2は、作業テーブル上で、買物客4−1が購入しようとする商品についてのスキャン操作(商品登録操作)をする。
決済装置12Aは、例えば商品登録装置11Aが取り付けられた作業テーブルの近くに配置される。図1では、2台の決済装置12Aが配置された例を示している。
図1に示すように、決済装置12Aを商品登録装置11Aの近くに配置することにより、従業員2(チェッカー)は、作業的に余裕があれば、決済装置12A,12−2Aを操作する買物客4−2,4−3の様子を確認することができる。
また第1チェックアウトシステム6は、買物客4−1〜4−3と従業員2とを撮影するためのカメラ14Aが設けられる。本実施形態では、1セットの第1チェックアウトシステム6に対して、3台のカメラ14Aが設けられた例を示している。
カメラ14Aは、例えば、次のような撮影範囲となるように設置される。例えば、カメラ14Aの撮影範囲は、第1に、商品登録装置11により商品登録操作をする従業員2と買物客4−1、第2に、決済装置12Aを操作する買物客4−2と、買物客4−2が操作する決済装置12Aの操作面(操作パネルや釣銭払い出し口などを含む)、第3に、決済装置12A−2Aを操作する買物客4−3と、買物客4−3が操作する決済装置12A−2Aの操作面(操作パネルや釣銭払い出し口などを含む)とする。
なお、図1は、3台のカメラ14Aを設置した例を示しているが、4台以上のカメラ14Aを設置しても良い。例えば、商品登録装置11の商品登録を待っている(レジ待ちしている)他の買物客を撮影するカメラ、商品登録装置11と決済装置12Aの周囲を含む範囲を撮影するカメラ、決済装置12Aを通過して店舗出口に向かう買物客を撮影するカメラなどを設けることが可能である。商品登録装置11と決済装置12Aの周囲を含む範囲を撮影するカメラは、買物客4が商品登録装置11の近くから決済装置12Aへ移動する様子(動線)を撮影することができる。
図1に示す第2チェックアウトシステム8は、商品登録装置11Bを有している。商品登録装置11Bは、買上商品の登録をする登録レジ11Baと決済をする会計レジ11Bbとを含む。商品登録装置11Bは、前述した商品登録装置11Aと同様の機能を有するものとして説明を省略する。
また、第2チェックアウトシステム8には、買物客4−4と従業員2を撮影するためのカメラ14Bが設けられる。なお、2台以上のカメラ14Bを設けても良い。
図2は、本実施形態におけるチェックアウトシステムの構成を示すブロック図である。なお、図2に示す各ブロックは、図1に示す同じ名称が付されたブロックに相当する。図2に示す例では、それぞれ複数分の第1チェックアウトシステム6と第2チェックアウトシステム8とが設置された例を示している。
第1チェックアウトシステム6は、商品登録装置11A、2台の決済装置12A、3台のカメラ14Aを含む。商品登録装置11Aと決済装置12Aは、LAN(Local Area Network)13などのネットワークを介して接続される。また、商品登録装置11Aと決済装置12Aは、LAN13を介して、POS(Point of Sales)サーバ(ストアサーバ)20と接続される。
また、カメラ14Aは、映像信号を伝送するネットワークを介して、映像サーバ30と接続される。カメラ14Aは、商品登録装置11A及び決済装置12Aによる処理とは関係なく、継続して映像を撮影する。カメラ14Aにより撮影された映像は、映像サーバ30に映像データ30d1として記憶される。
第2チェックアウトシステム8は、商品登録装置11B、カメラ14Bを含む。商品登録装置11Bは、LAN13を介して、POSサーバ20(情報処理装置)と接続される。
また、カメラ14Bは、映像信号を伝送するネットワークを介して、映像サーバ30と接続される。カメラBは、商品登録装置11Bによる処理とは関係なく、継続して映像を撮影する。カメラ14Bにより撮影された映像は、映像サーバ30に映像データ30d1として記憶される。
なお、前述した説明では、第1チェックアウトシステム6において、それぞれ独立して商品登録処理と決済処理をするとしているが、各第1チェックアウトシステム6の商品登録装置11Aと、各第1チェックアウトシステム6の決済装置12Aとの組み合わせを不特定としても良い。すなわち、商品登録装置11Aは、従業員2の操作によって、他の商品登録装置11Aの近傍に設置された決済装置12Aの何れかに登録情報を送信できるものとする。従業員2は、買物客4による操作がされていない(登録情報が送信されていない)空き状態の決済装置12Aを選択して、この決済装置12Aにおいて決済処理をするように買物客4を促すことができる。
POSサーバ20は、チェックアウトシステム全体を管理する。POSサーバ20は、商品登録装置11A,11B、決済装置12Aから動作状態を示す通知を、LAN13を通じて受信する。POSサーバ20は、商品登録装置11A,11B、決済装置12Aから受信される通知をもとに、チェックアウトシステムに含まれる各装置の動作状態を管理する。また、POSサーバ20は、商品登録装置11A,11B、決済装置12Aから受信される通知をもとに、従業員2や買物客4の状態を管理する。なお、POSサーバ20は、さらに映像サーバ30に記憶された映像データ30d1を利用して、従業員2や買物客4の状態を示すデータを取得することができる。例えば、POSサーバ20は、映像データ30d1に対する画像認識処理によって、カメラ14A,14Bによって撮影された従業員2や買物客4を識別することができる。
本実施形態におけるチェックアウトシステムは、例えば、POSサーバ20において、システム内に含まれる商品登録装置11A,11B、決済装置12A、及びシステムを使用する従業員2や買物客4の状態を、レイアウト画面において表示することができる。レイアウト画面は、各装置、従業員2、買物客4をそれぞれに対応するシンボル(オブジェクト)により表示する。また、レイアウト画面は、各シンボルと対応づけて、各装置、従業員2、買物客4の状態を表す情報(商品登録装置11A,11B、決済装置12Aからの通知内容など)を表示する。
本部サーバ40は、インターネットなどのネットワーク42を介して、POSサーバ20と接続される。本部サーバ40は、複数の店舗に設けられたチェックアウトシステムを管理する。本部サーバ40は、POSサーバ20によって管理されたチェックアウトシステム内の各装置、及び従業員2や買物客4の状態を、POSサーバ20と同様にレイアウト画面において表示させることができる。
図3は、本実施形態における商品登録装置11A,11B及び決済装置12Aの構成を示すブロック図である。なお、商品登録装置11Bは、商品登録装置11Aと同様の構成を有するものとして詳細な説明を省略する。
商品登録装置11A,11B及び決済装置12Aは、何れもLAN13に接続されている。LAN13に代えて、インターネットや無線LANなどの別の通信網を用いることもできる。あるいは商品登録装置11Aと決済装置12Aとの間でサーバ(POSサーバ20)を介して情報を授受する構成としても良い。
商品登録装置11Aは、CPU(central processing unit)11a、ROM(read-only memory)11b、RAM(random-access memory)11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、カードリーダライタ11i、通信ユニット11j、伝送システム11k、及びディスプレイ11mを含む。商品登録装置11Aは、コンピュータの機能を有する。
CPU11aは、ROM11b及びRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、商品登録装置11Aとしての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM11b及びRAM11cは、CPU11aにより実行される各種プログラムの他、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。
CPU11aにより実行されるプログラムには、買上商品を登録する処理、買上商品の登録に応じた登録情報を生成する処理、登録処理をもとにした決済処理、登録情報に応じた商品登録ジャーナルデータを生成する処理、商品登録ジャーナルデータをPOSサーバ20に送信する処理、各種ユニットの動作状態を示すデータをPOSサーバ20に送信する処理などを実行するための制御プログラムが含まれる。
補助記憶ユニット11dは、コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などを使用できる。
ドロワ開放ユニット11eは、貨幣を収容するためのドロワを自動的に開放する。
スキャナ11fは、商品の情報を読み取って、商品の商品コードを入力する。スキャナ11fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ11fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していても良いし、複数のタイプに対応していても良い。すなわちスキャナ11fは、固定式またはハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ11fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
タッチパネル11gは、表示デバイス及びタッチセンサを含む。表示デバイスは、その表示画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD(Liquid Crystal Display)等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU11aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
プリンタ11hは、例えばサーマルプリンタまたはドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列や画像などを印刷することにより、レシートを発行する。
カードリーダライタ11iは、カードに記憶されたデータを読み取るとともに、カードへデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記憶する各種のカードを含み得る。カードリーダライタ11iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式の何れのデバイスであっても良いし、また複数種のデバイスを含んでいても良い。
通信ユニット11jは、LAN13を介した通信を行う。
伝送システム11kは、CPU11a、ROM11b、RAM11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、カードリーダライタ11i及び通信ユニット11jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
ディスプレイ11mは、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。ディスプレイ11mは、買物客4に情報を提示するために使用される。
なお、商品登録装置11Aのハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用することが可能である。
決済装置12Aは、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、プリンタ12h、カードリーダライタ12i、通信ユニット12j及び伝送システム12kを含む。決済装置12Aは、コンピュータの機能を有する。
CPU12aは、コンピュータの中枢部分に相当する。CPU12aは、ROM12b及びRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12Aとしての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM12b及びRAM12cは、各種プログラムの他、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。
CPU12aにより実行されるプログラムには、各種処理を実行するための制御プログラムが含まれる。各種処理には、例えば商品登録装置11Aから登録情報を受信して、この登録情報に基づいた買物客4の操作による決済処理、買物客4による決済処理のための操作の開始と完了を商品登録装置11Aに通知する処理、各種ユニットの動作状態を示すデータをPOSサーバ20に送信する処理などがある。
補助記憶ユニット12dは、コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット12dは、CPU12aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU12aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット12dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
自動釣銭機12eは、投入される硬貨及び紙幣を収受する。また自動釣銭機12eは、釣銭としての硬貨及び紙幣を排出する。
スキャナ12fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ12fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ12fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していても良いし、複数のタイプに対応していても良い。すなわちスキャナ12fは、固定式またはハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ12fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
タッチパネル12gは、表示デバイス及びタッチセンサを含む。表示デバイスは、その画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU12aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
プリンタ12hは、例えばサーマルプリンタまたはドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列または画像などを印刷することにより、レシートを発行する。
カードリーダライタ12iは、カードに記憶されたデータを読み取るとともに、カードへデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードまたはポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記憶する各種のカードを含み得る。カードリーダライタ12iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式の何れのデバイスであっても良いし、また複数種のデバイスを含んでいても良い。
通信ユニット12jは、LAN13を介した通信を行う。
伝送システム12kは、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、プリンタ12h、カードリーダライタ12i及び通信ユニット12jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム12kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
また、決済装置12Aには、買物客4が近づいたことを検知することができる人感センサなどを設けても良い。
なお、決済装置12Aのハードウェアとしては、例えば既存のセルフPOS端末を利用することが可能である。
図4は、本実施形態におけるPOSサーバ20と映像サーバ30の構成を示すブロック図である。
POSサーバ20は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、補助記憶ユニット20d、ディスプレイ20f、キーボード20g、プリンタ20h、通信ユニット20j及び伝送システム20kを含む。POSサーバ20は、コンピュータの機能を有する。なお、POSサーバ20は、従業員(店長等)により入力操作がされるタッチパネルやマウスなどの入力デバイスを有していても良い。
CPU20aは、ROM20b及びRAM20cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、POSサーバ20としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM20b及びRAM20cは、CPU20aにより実行されるオペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラムなどのプログラムの他、CPU20aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。
CPU20aにより実行されるプログラムには、商品販売に関するPOS機能を実現するためのPOSプログラムの他、商品登録装置11A,11B、決済装置12A、従業員2、及び買物客4の状態を管理する状態管理機能の制御プログラムなどが含まれる。状態管理機能の制御プログラムには、レイアウト画面を表示するレイアウト表示処理、及びレイアウト画面において指定された対象についての情報を表示する状態表示処理のためのプログラムが含まれる。
補助記憶ユニット20dは、CPU20aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU20aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット20dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
ディスプレイ20fは、CPU20aにより実行されるPOS機能や状態管理機能に応じた画面を表示する。
キーボード20gは、POSサーバ20に対するデータを従業員による操作に応じて入力する。
プリンタ20hは、例えばサーマルプリンタやレーザビームプリンタなどである。
通信ユニット20jは、LAN13を介した商品登録装置11や決済装置12Aとの通信、及びネットワーク42を介した本部サーバ40などの外部装置との通信を制御する。
映像サーバ30は、CPU30a、メモリ30b、通信ユニット30c、記憶ユニット30d、及び伝送システム30Eを含む。
CPU30aは、メモリ30bに記憶された各種プログラムに基づいて、各種の動作を実現するべく各部を制御する。
メモリ30bは、CPU30aにより実行されるオペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションプログラムなどのプログラムの他、CPU30aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。
CPU30aにより実行されるプログラムには、各種機能を実行するための制御プログラムなどが含まれる。各種機能には、カメラ14Aから映像データを受信して記憶ユニット30dに記憶する機能、POSサーバ20の状態管理機能によって指定される映像データを出力する機能などが含まれる。
補助記憶ユニット30dは、CPU30aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU30aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット30dは、映像データ30d1などが記憶される。補助記憶ユニット30dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
通信ユニット30cは、POSサーバ20との通信、カメラ14Aからの映像データの受信を制御する。
次に、本実施形態における動作について説明する。
図5は、本実施形態におけるレイアウト画面の表示例を示す図である。レイアウト画面は、POSサーバ20により実行される状態管理機能(レイアウト表示処理、状態表示処理)により表示される。
図5に示すレイアウト画面は、店舗内に2セット分の第2チェックアウトシステム8と3セット分の第1チェックアウトシステム6とが設置された場合の例を示している。レイアウト画面には、店舗内に設置された第1チェックアウトシステム6と第2チェックアウトシステム8との配置と同じように、それぞれのシステム内の各装置に対応するシンボルが表示される。
例えば、図5において、シンボル50,51は、2つのセット分の第2チェックアウトシステム8のそれぞれに設けられた商品登録装置11Bを表す。同様にして、シンボル52,55,58は、3セット分の第1チェックアウトシステム6のそれぞれに設けられた商品登録装置11Aを表す。また、シンボル53,54,56,57,59,60は、各セットの第1チェックアウトシステム6に設けられた決済装置12Aを表す。
さらに、レイアウト画面には、従業員2と買物客4に対応するシンボルが表示される。図5において、シンボル70a,70b,70c,70d,70eは、従業員2を表す。従業員2に対応するシンボル70a〜70eは、商品登録装置11A,11Bの操作を開始する前にサインオン処理(操作する従業員2を登録する処理)がされた場合に表示される。従って、サインオン処理がされていない商品登録装置11A,11Bに対して、従業員2に対応するシンボルは表示されない。
また、図5において、シンボル72a,72b,72c,72d,72e,74a,74b,74c,74d,74e,74f,74g,74h,74kは、買物客4を表す。シンボル72a,72bは、第2チェックアウトシステム8において、買上登録の処理及び決済処理の待ち中の買物客4を表す。シンボル72c〜72eは、第1チェックアウトシステム6において、買上登録の処理待ち中の買物客4を表す。
シンボル74a〜74kは、第1チェックアウトシステム6において、決済装置12Aにおける決済処理中、あるいは決済処理待ちの買物客4を表す。例えば、シンボル74aは、シンボル53に対応する決済装置12Aにおいて決済処理中の買物客4を表す。また、シンボル74g,74hは、シンボル59に対応する決済装置12Aの決済処理の待ち中の買物客4を表す。
なお、図5には図示していないが、買上登録の待ち状態の買物客4を表すシンボルを表示することもできる。
次に、本実施形態のPOSサーバ20による状態管理機能の動作について説明する。
図6は、本実施形態におけるレイアウト表示処理の動作を示すフローチャート、図7は、本実施形態における状態表示処理の動作を示すフローチャートである。
POSサーバ20は、キーボード20gに対する管理者(店長など)の操作によって状態管理機能の実行が指示されると、CPU20aにより制御プログラムを実行する。CPU20aは、制御プログラムに応じて、レイアウト表示処理と状態表示処理との動作を開始する。
まず、レイアウト表示処理について説明する。
CPU20aは、状態管理機能の開始に伴い、レイアウト画面をディスプレイ20fに表示させる。CPU20aは、図5に示すように、商品登録装置11A,11Bと商品登録装置11Bのそれぞれに対応するシンボルを表示させる。
また、CPU20aは、商品登録装置11A,11Bにおいてサインオン処理が実行されている場合、該当する商品登録装置11A,11Bと対応づけて、レイアウト画面に従業員2を表すシンボル(例えば、シンボル70a〜70e)を表示させる。なお、サインオン処理では、商品登録装置11A,11Bは、従業員2に対して個々に割り当てられた従業員コードを入力してPOSサーバ20に通知する。POSサーバ20には、従業員毎に、従業員コードと氏名などの情報対応づけて従業員テーブルが記憶されている。CPU20aは、商品登録装置11A,11Bから受信した従業員コードをもとに、従業員テーブルを参照して、商品登録装置11A,11Bを操作する従業員2を識別する。
また、CPU20aは、商品登録装置11A,11B、商品登録装置11Bからの通知をもとに、買物客4の状態を識別して、買物客4に対応するシンボルをレイアウト画面に表示させる。
例えば、CPU20aは、商品登録装置11A,11Bから買上登録の処理開始が通知された場合、買上登録中の買物客4がいるものと判別することができる。この場合、CPU20aは、該当する商品登録装置11A,11Bに応じて、買上登録中の買物客4を表すシンボル(例えば、シンボル72a〜72e)を表示させる。CPU20aは、商品登録装置11A,11Bから買上登録の処理終了が通知された場合、該当する買物客4に対応するシンボルを消去する。
また、CPU20aは、第1チェックアウトシステム6の商品登録装置11Aから買上登録が完了した後、登録情報を決済装置12Aに転送したことが通知されると、登録情報の転送先の決済装置12Aに対応づけて決済処理中あるいは決済処理待ちを表すシンボル(例えば、シンボル74a〜74k)を表示する。
なお、CPU20aは、登録情報が決済装置12Aに転送された後、この登録情報についての決済処理が完了しない場合には、決済処理中の買物客4がいることを判別できる。また、CPU20aは、登録情報が決済装置12Aに転送された後、予め決められた時間が経過しても決済処理が完了しない場合には、決済処理抜けをした買物客4(決済処理をしないで店外に移動した買物客など)がいる可能性があると判別することができる。
なお、前述した説明では、商品登録装置11A,11B、商品登録装置11Bからの通知をもとに買物客4の状態を識別しているが、その他の情報をもとに買物客4の状態を識別することが可能である。
例えば、CPU20aは、映像サーバ30に記憶される映像データ30d1に対する画像認識処理の結果をもとに買物客4の状態を識別できる。画像認識処理によって買物客4が検出された場合に、CPU20aは、映像データ30d1が撮影された位置に応じて、レイアウト画面に買物客4に対応するシンボルを表示する。同様にして、CPU20aは、従業員2についても画像認識処理の結果に応じてシンボルを表示しても良い。
なお、画像認識処理は、映像サーバ30において実行しても良いし、POSサーバ20において実行しても良い。
また、CPU20aは、商品登録装置11A,11B、商品登録装置11Bからの通知と、画像認識処理による検出結果が異なる場合に、レイアウト画面に情報を表示することもできる。例えば、商品登録装置11Aにおいてサインオン処理が実行されたことが通知されたにも関わらず、画像処理によって従業員2を検出できない場合に、CPU20aは、通常とは異なる形態によって従業員2に対応するシンボルを表示することが可能である。
こうして、レイアウト画面を表示した後、CPU20aは、次のようにして、商品登録装置11A,11B,決済装置12Aからの通知に応じてレイアウト画面を更新する。
CPU20aは、商品登録装置11A,11B,決済装置12Aから、例えば各種ユニットの動作状態を示す情報が通知されると(ActA1においてYes)、通知内容をRAM20cあるいは補助記憶ユニット20dに記録する(ActA2)。
CPU20aは、通知内容が、緊急の内容を示す緊急通知であるか、あるいは通常の内容を示す通常通知であるかを、予め設定された通知内容テーブルを参照して判別する。
図8は、本実施形態における通知内容テーブルの一例を示す図である。
通知内容テーブルでは、緊急通知に分類される通知内容と、通常通知に分類される通知内容とが、それぞれ分けて設定されている。また、通知内容テーブルには、各通知内容と対応づけて、通知元となる装置が設定されている。各通知内容の詳細については後述する。
なお、図8の通知内容テーブルに示す通知内容は一例であって、その他に様々な通知内容が存在する。また、緊急通知と通常通知の何れにも分類されない通知内容も存在する。
CPU20aは、通知内容が緊急通知と判別した場合(ActA3のYes)、通知の情報元とする装置に対応するシンボルを、予め決められた第1形態によって表示する(ActA4)。例えば、CPU20aは、レイアウト画面中において、緊急通知があることを管理者等が容易に識別可能な表示形態(例えば、赤色)によってシンボルを表示する。
図9は、シンボルが第1形態によって表示されたレイアウト画面の一例を示す図である。図9では、第1形態により表示されたシンボル50a,54a,59aを示している。管理者は、レイアウト画面において第1形態により表示されたシンボル50a,54a,59aを確認し、後述する状態表示処理により、該当する緊急性のあるシンボルを選択して、具体的な通知内容を表示させることができる。
一方、CPU20aは、通知内容が通常通知と判別した場合(ActA5のYes)、通知の情報元とする装置に対応するシンボルを、予め決められた第2形態によって表示する(ActA6)。例えば、CPU20aは、レイアウト画面中において、通常通知があることを管理者等が容易に識別可能な、緊急通知とは異なる表示形態(例えば、黄色)によってシンボルを表示する。
図10は、シンボルが第2形態によって表示されたレイアウト画面の一例を示す図である。図10では、第1形態により表示されたシンボル50a,54a,59aの他に、第2形態により表示されたシンボル53a,58a,74caを示している。管理者は、レイアウト画面において第2形態により表示されたシンボル53a,58a,74caを確認し、後述する状態表示処理により、該当する緊急性の低いシンボルを選択して、具体的な通知内容を表示させることができる。また、管理者は、第2形態に表示されたシンボルをもとに緊急性が低いことを容易に識別することができる。このため、管理者は、業務が忙しい場合などに、第2形態に表示されたシンボルをもとに通知内容を確認する作業を省略することができる。
なお、CPU20aは、通知内容が緊急通知と通常通知の何れでもない場合には(ActA5のNo)、シンボルの表示形態を変更しない。
また、CPU20aは、図9及び図10に示すレイアウト画面において、通知の原因となった状況が解消されたことを示す通知があった場合に(ActA7)、第1または第2形態により表示されたシンボルをもとの表示形態により表示する(ActA8)。
なお、図10に示すレイアウト画面では、緊急通知と通常通知の違いに応じて、シンボルを異なる形態により表示しているが、全てを同じ表示形態によって表示しても良い。すなわち、1種類の表示形態によりシンボルを表示することで、管理者は、通知内容に関係無く、通知内容を確認すべきシンボルのみを容易に識別することができる。
また、CPU20aは、緊急通知に応じたシンボルのみを特定の表示形態により表示しても良い。すなわち、シンボルの表示形態を変更する通知内容を制限することで、管理者に対して優先して通知内容を確認すべきシンボルのみを提示することができる。緊急通知以外の通知内容については、後述する状態表示処理において、シンボルの表示形態を変更しなくても、シンボルを選択する操作により表示させることができる。
次に、状態表示処理について説明する。
CPU20aは、レイアウト画面を通じて、キーボード20gあるいは他の入力デバイス(マウスなど)を用いて、何れかのシンボルが選択操作されたことを検出すると(ActB1のYes)、選択されたシンボルに対応する通知内容を読み出す(ActB2)。
CPU20aは、読み出した通知内容を、レイアウト画面において選択されたシンボルの近傍にポップアップ表示させる(ActB3)。
なお、ポップアップ表示された通知内容は、管理者の操作によって、再度、同じシンボルが選択された場合、あるいは一定時間が経過した場合に消去するようにしても良い。すなわち、多くの通知内容をポップアップ表示したままでは、レイアウト画面が見づらくなるので、管理者が通知内容を確認した後に、消去できるようにする。
図11〜図16は、本実施形態における通知内容がレイアウト画面においてポップアップ表示された表示例を示している。図11〜図16では、ポップアップ表示された周辺のみを示している。
図11は、商品登録装置11A,11B、決済装置12Aから「レシートニアエンド」の通知があった場合の表示例を示す図である。「レシートニアエンド」は、商品登録装置11A,11B、決済装置12Aに装着されたレシートの残りが少ないことが検知された場合に通知される。レシートが終了した場合、決済処理が実行できなくなるため、図8に示すように、通知内容テーブルでは緊急通知に分類されている。
「レシートニアエンド」を通知した装置に対応するシンボルが選択されると、CPU20aは、図11に示すように、シンボルの近傍に、例えば「レシートニアエンド 補充して下さい」の通知内容80を表示する。また、CPU20aは、緊急通知を表す形態により通知内容をポップアップ表示する。例えば、背景色を赤色により表示して、緊急通知であることを容易に認識できるようにする。
なお、図8に示す通知内容テーブルの「釣銭機補充」は、釣銭の残りが少なくなったことを示す通知であり、「釣銭機回収」は、紙幣の収容数が収容上限に近くなったことを示す通知である。何れの通知も決済処理が実行できなくなる状態に近いため、通知内容テーブルでは緊急通知に分類されている。
図12は、商品登録装置11A,11Bから「店長呼出中」の通知があった場合の表示例を示す図である。「店長呼出中」は、例えば、商品登録装置11A,11Bの店長呼び出しボタンが従業員2により操作された場合に通知される。店長の呼び出しは、店長が対応する必要がある状況の発生時に通知されるため、図8に示すように、通知内容テーブルでは緊急通知に分類されている。
「店長呼出中」を通知した装置に対応するシンボルが選択されると、CPU20aは、図12に示すように、シンボルの近傍に、例えば「店長呼出中」の通知内容81を表示する。また、CPU20aは、緊急通知を表す形態により通知内容をポップアップ表示する。
なお、決済装置12Aは、店員呼び出しボタンが買物客4によって操作された場合に、「店員呼出」を通知する。この場合、CPU20aは、前述した「店長呼出中」の通知の場合と同様にして通知内容をポップアップ表示することができる。
図13は、決済装置12Aから「会計中」の通知があった場合の表示例を示す図である。「会計中」は、例えば、商品登録装置11Aから登録情報が転送された決済装置12Aにおいて、決済処理のための操作が開始された場合に、決済装置12Aから通知される。「会計中」は、買物客4の状態を表す通知であり緊急性がないため、図8に示すように、通知内容テーブルでは通常通知に分類されている。
「会計中」を通知した装置に対応するシンボルが選択されると、CPU20aは、図13に示すように、シンボルの近傍に、例えば「会計中」の通知内容82を表示する。また、CPU20aは、決済装置12Aからの通知内容と共に、例えば決済処理の操作を開始してからの経過時間(例えば「48秒」)と、決済が必要な金額(例えば「金額 1530円)を表示する。
例えば、決済装置12Aは、決済処理が開始されると、決済処理の対象とする登録情報をPOSサーバ20と送信する。CPU20aは、決済装置12Aから登録情報を受信した時刻を記録し、シンボルが選択された時に経過時間を計算して表示する。また、CPU20aは、登録情報に含まれる決済の合計金額を読み出して表示する。
こうして、決済装置12Aから通知された情報だけでなく、経過時間や金額などの情報を表示することで、買物客4の状態をより詳細に把握することができる。
図14は、例えば決済装置12Aから異なるタイミングで「釣銭機補充」と「お釣り取り忘れ」の通知があった場合の表示例を示す図である。
「釣銭機補充」と「お釣り取り忘れ」を通知した決済装置12Aに対応するシンボルが選択されると、CPU20aは、図14に示すように、シンボルの近傍に、例えば「釣銭機補充」の通知内容83と「お釣り取り忘れ」の通知内容84を同時に表示する。このように、複数の通知が異なるタイミングで出力される場合あっても、1つのシンボルを選択することで、1つの装置に関する複数の通知内容を同時に確認することができる。
図15は、商品登録装置11Aから「決済装置へデータ転送」の通知があった場合の表示例を示す図である。「決済装置へデータ転送」は、例えば、商品登録装置11Aから登録情報が転送された際に商品登録装置11Aから通知される。「決済装置へデータ転送」は、商品登録装置11Aの動作状態を表す通知であり緊急性がないため、図8に示すように、通知内容テーブルでは通常通知に分類されている。
「決済装置へデータ転送」を通知した装置に対応するシンボルが選択されると、CPU20aは、図15に示すように、シンボルの近傍に、例えば「決済装置へデータ転送」の通知内容85を表示する。
図16は、例えば商品登録装置11Aから通知されるサインオン処理により入力された従業員コードに応じて表示される通知内容の表示例を示す図である。
従業員2に対応するシンボルが選択されると、CPU20aは、図16に示すように、シンボルの近傍に、従業員コードをもとに判別される買物客4の氏名(例えば、「○○○○」)と、サインオン処理を開始してからの経過時間(例えば、「1H28M」)を通知内容86として表示する。
従業員2に対応するシンボルは、通常の形態によって表示されている。CPU20aは、第1形態と第2形態の何れでもない通常の形態で表示されたシンボルについても、管理者により選択された場合に、シンボルに対応する従業員2についての情報をポップアップ表示することができる。同様にして、買物客4、他の商品登録装置11A,11B、決済装置12Aについても、シンボルが通常形態に表示されている場合であっても、シンボルを選択する操作に応じて情報を表示することができる。
なお、前述した説明では、レイアウト画面において何れかのシンボルが選択された場合に通知内容をポップアップ表示しているが、特別な通知については選択操作がなくても通知内容をポップアップ表示しても良い。例えば、例えば、店舗内で事故、事件、災害の緊急に対応する必要がある事象が発生した場合に、商品登録装置11A,11B,決済装置12Aの操作によって、これらの緊急事象の発生をPOSサーバ20に通知することができる。CPU20aは、緊急事象の発生の通知を受信すると、シンボルを選択する操作がなくてもレイアウト画面中の該当する機器のシンボル近傍に通知内容を表示する。これにより、管理者は、可能な限り早く認識する必要がある情報について、レイアウト画面から確実に把握することができる。
このようにして、本実施形態におけるチェックアウトシステムでは、多数の商品登録装置と決済装置が設置され、多くの従業員2と買物客4がシステムを利用する場合であっても、レイアウト画面に表示されたシンボルを選択するだけで、このシンボルに対応する状態を示す情報を簡単に表示させることができる。すなわち、必要とする情報を選択的に表示させることができるため、システム全体における必要な情報を適切かつ容易に把握することが可能となる。このため、スーパーマーケットの管理者(店長等)は、多数の商品登録装置と決済装置とのそれぞれについて動作状態などを管理し、また商品登録装置と決済装置とをそれぞれ使用する従業員または買物客の状態を把握することができる。
なお、前述した説明では、POSサーバ20あるいは本部サーバ40において、レイアウト画面を表示するとしているが、商品登録装置11A,11Bにおいて、同様にしてレイアウト画面を表示するようにしても良い。これにより、商品登録装置11A,11Bを操作する従業員2は、レイアウト画面を通じて、チェックアウトシステムの状態を把握することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、前述した実施の形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
11A,11B…商品登録装置、12A…決済装置、14A,14B…カメラ、20…POSサーバ、20a…CPU、3O…映像サーバ。

Claims (5)

  1. 買物客が購入しようとする買上商品の決済のための登録情報を従業員の操作に応じて生成する商品登録装置と、
    前記登録情報に基づいて前記買物客の操作に応じて決済処理をする決済装置と、
    前記商品登録装置と前記決済装置の配置を示すレイアウト画面を表示する情報処理装置とを有し、
    前記商品登録装置と前記決済装置は、前記情報処理装置に動作状態を示す情報を通知し、
    前記情報処理装置は、前記レイアウト画面を通じて前記商品登録装置あるいは前記決済装置が選択された場合に、選択された前記商品登録装置あるいは前記決済装置から通知された情報を表示するチェックアウトシステム。
  2. 前記情報処理装置は、前記商品登録装置と前記決済装置から通知される情報をもとに、前記レイアウト画面に前記従業員と前記買物客の状態を表示する請求項1記載のチェックアウトシステム。
  3. 前記情報処理装置は、前記レイアウト画面に前記商品登録装置と前記決済装置のそれぞれに対応するシンボルを表示し、前記情報の通知元とする装置に対応するシンボルを予め決められた形態により表示する請求項1記載のチェックアウトシステム。
  4. 前記情報処理装置は、前記商品登録装置あるいは前記決済装置から複数の情報が異なるタイミングで通知された場合に、前記複数の情報をまとめて表示する請求項1記載のチェックアウトシステム。
  5. 買物客が購入しようとする買上商品の決済のための登録情報を従業員の操作に応じて生成する商品登録装置と、前記登録情報に基づいて前記買物客の操作に応じて決済処理をする決済装置とに接続されたコンピュータを、
    前記商品登録装置と前記決済装置の配置を示すレイアウト画面を表示するレイアウト表示手段と、
    前記商品登録装置と前記決済装置から通知される、動作状態を示す情報を受信する受信手段と、
    前記レイアウト画面を通じて前記商品登録装置あるいは前記決済装置が選択された場合に、選択された前記商品登録装置あるいは前記決済装置から通知された情報を表示する状態表示手段として機能させるための制御プログラム。
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