JP2591858B2 - オーデイオ機器の表示装置 - Google Patents

オーデイオ機器の表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はオーディオ機器の表示装置に係り、特にオー
ディオ機器に関する各種表示内容を文字表示するように
したオーディオ機器の表示装置に関する。
〈従来技術〉 近年、カーステレオ等のオーディオ機器においてはLC
DやFL管によるドットマトリクス表示パネルが採用され
始めており、オーディオ機器の動作状態等を文字表示で
きるようになっている。
例えば、カーステレオでは、第8図に示す如く、受信
モード名やテープ再生状態などの各種表示内容に対応す
る各種表示文字(略語を含む)が表示文字記憶部に記憶
してあり、FMモードで受信中のとき、表示文字記憶部か
ら対応する表示文字「FM」が読み出され、この表示文字
に基づきドットマトリクス表示パネルに〈FM〉の文字が
表示される。同様に、中波や短波を受信中のときは〈M
W〉や〈LM〉の文字が表示され、テープ演奏中のときは
〈PLAY〉、早送りや巻き戻し中のときは〈FF〉や〈RE
W〉の文字が表示される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、従来のカーステレオにおける文字表示は英
文中心でなされているが、使用者は必ずしも英語圏の人
とは限らず、特にヨーロッパのように様々な言語を母国
語とする人が車両を利用するとき、英文表示では表示情
報を理解し難い場合も多い。
以上から、本発明の目的は表示文字の言語を変更でき
るオーディオ機器の表示装置を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題は本発明によれば、オーディオ機器に関する
各種表示内容に対応する各種表示文字を言語別に記憶す
る記憶手段と、国識別コードを含む情報が多重されたFM
放送信号を受信し、該FM放送信号に多重された情報に含
まれる国識別コードに基づいて表示言語を指定する表示
言語指定手段と、文字表示信号を入力されて文字表示を
行う表示手段と、オーディオ機器に関する表示内容情報
を入力され、前記記憶手段から該表示内容情報に対応
し、かつ、表示言語指定手段より指定された表示言語に
係る表示文字を読み出し、文字表示信号を作成して表示
手段へ出力する表示制御手段を備えたオーディオ機器の
表示装置により達成される。
又、上記課題は本発明によれば、表示言語指定手段
を、マニュアルモード/オートモード切替手段と、マニ
ュアルモード時に表示言語を選択する言語選択操作手段
と、オートモード時には前記国識別コードに基づいて表
示言語を指定し、マニュアルモード時には言語選択操作
手段により選択された表示言語を指定する手段で構成す
ることにより達成される。
〈作用〉 オーディオ機器に関する各種表示内容に対応する各種
表示文字を言語別に記憶部に記憶しておく。表示言語指
定手段は、国識別コードを含む情報が多重されたFM放送
信号を受信し、該FM放送信号に多重された情報に含まれ
る国識別コードに基づいて表示言語を指定する。表示制
御手段は、オーディオ機器に関する表示内容情報が入力
されると、前記記憶部から該表示内容情報に対応し、か
つ、表示言語指定手段より指定された表示言語に係る表
示文字を読み出し、文字表示信号を作成して表示部に入
力し、表示部は入力された文字表示信号に基づいて指定
された表示言語でオーディオ機器の表示内容を表示す
る。以上のようにすれば、自動的にユーザが理解できる
表示言語を決定し、該言語でオーディオ機器に関する各
種表示内容を表示することができる。
又、表示言語指定手段は、オートモード時には前記国
識別コードに基づいて表示言語を指定し、マニュアルモ
ード時には言語選択操作手段により選択された表示言語
を指定する。このようにすれば、ユーザが選択した言語
でオーディオ機器に関する各種表示内容を適宜表示する
ことができる。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例に係わるカーステレオの要
部ブロック図である。
1はテープ走行メカや再生信号系などを含むテープ再
生部であり、後述するコントローラ6により再生制御を
受けてテープ演奏、早送り、巻き戻しなどのテープ再生
動作を行う。2はRDSラジオ放送の受信が可能なラジオ
受信部であり、2aはアンテナ、2bはチューナ、2cはRDS
デコーダである。チューナ2bはコントローラ6による受
信制御を受けてFM、中波、短波の受信モード切り替えや
受信周波数の可変動作を行い、ユーザ所望の放送局に同
調し、音声信号の復調を行う。RDSデコーダ2cは、チュ
ーナ2bがFMモードでRDSラジオ放送を受信中のとき、受
信信号に含まれるRDSデータを復調する。3はオーディ
オスイッチであり、コントローラ6の切り替え制御に従
い、テープ再生部1から出力されたテープ再生信号また
はチューナ2bから出力された音声信号を択一的に出力す
る。4はアンプであり、オーディオスイッチ3から入力
したオーディオ信号の増幅を行う。5はスピーカであ
り、アンプ4で増幅後のオーディオ信号が入力されて音
響出力を行う。
6はマイコン構成のコントローラであり、テープ再生
部1に対する各種テープ再生制御、ラジオ受信部2に対
する各種受信制御、オーディオスイッチ3に対する切り
替え制御を行うほか、テープ再生部1やラジオ受信部2
の動作等に関する所定の表示内容の表示制御を行う。7
は一般操作部であり、図示はしないがPLAYキー、FFキ
ー、REWキー、STOPキーなどのテープ再生に関連した操
作を行うための各種キー、FM,MW,LWなどの受信モード切
り替えキー、マニュアル周波数可変キー、シークキー、
プリセットキーなどのラジオ受信に関連した操作を行う
ための各種キー、テープ演奏とラジオ受信を切り替える
ためのテープ/ラジオ切り替えキーなどを有している。
8は言語選択操作部であり、言語の指定をオートで行う
かマニュアルで行うかを切り替える言語指定モード切り
替えキー8a、言語指定モードがマニュアルのとき英語、
独語、仏語等の表示言語を選択する言語選択キー8bを有
している。
9は表示部であり、9aは文字(略語を含む)表示が可
能なLCDドットマトリクス表示器、9bはLCDドットマトリ
クス表示器9aを駆動するドライバ、9cは文字コードを含
む文字表示信号を入力してドライバ9bの駆動制御を行う
LCDコントローラである。
第2図はコントローラ6の構成を示すブロック図であ
り、第1図と同一の構成部分には同一の符号を付してあ
る。
6aはRDSデコーダ2cから入力したRDSデータからPIコー
ド(プログラム識別コード)を検出するPIコード検出部
である。PIコードには国識別コードが含まれており、表
示言語の指定に利用される。6bはRDSデコーダ2cから入
力したRDSデータからTAコード(RDSラジオ局が現在交通
情報放送中であることを示す1ビットコード)を検出す
るTAコード検出部、6cはシステム制御部であり、一般操
作部7の操作に従いテープ再生部1、ラジオ受信部2、
オーディオスイッチ3に対する各種制御を行うととも
に、テープ再生とラジオ受信に関連した表示内容情報を
後述する表示制御部6gに与えたり、PIコード検出部6aか
ら入力したPIコードを後述する表示言語指定部6eに与え
たりする。6dは言語指定モード設定部であり、言語指定
モード切り替えキー8aが押圧される毎に、オートモード
とマニュアルモードの切り替え設定を行う。6eは表示言
語指定部であり、言語指定モード設定部6dでオートモー
ドが設定されているとき、システム制御部6cから入力し
た国識別コードに基づき言語の指定を行い、逆に、マニ
ュアルモードに設定されているとき、言語選択キー8bで
の選択操作に応じて言語の指定を行う。
6fは表示文字記憶部であり、FM、中波、短波の受信モ
ード名、交通情報受信中などのラジオ受信に関する表示
内容や、テープ演奏、早送り、巻き戻しなどのテープ再
生に関する表示内容に対応する表示文字(略語を含む)
を、英語、独語、仏語、……の複数の言語別に記憶して
いる。6gは表示制御部であり、システム制御部6cから表
示内容情報を入力すると、この表示内容情報に対応し、
かつ、表示言語指定部6eで指定された言語に係る表示文
字を表示文字記憶部6fから読み出して、文字コードを含
む所定の文字表示信号を作成し、表示部9のLCDコント
ローラ9cへ出力する。
次に第3図及至第7図を参照して本実施例の動作を説
明する。
第3図及至第6図はコントローラ6の動作を説明する
流れ図であり、第3図と第4図はメインの処理、第5図
は一般操作部7が操作されたときの割り込み処理、第6
図は言語選択操作部8が操作されたときの割り込み処理
を示す。第7図は表示部9での表示状態を例示する説明
図である。
なお、言語指定モード設定部6dはモードフラグMF(0:
マニュアルモード、1:オートモード)を格納しており、
予めMF=0となっているものとし、表示言語指定部6eは
システム制御部6cから入力した国識別コードPIと、言語
選択キー8bで選択された言語コードLDを格納しており、
予めPI=英国、LD=英語となっているものとする。ま
た、交通情報受信キー(図示せず)の操作で交通情報受
信モード設定されているものとする。
セットの電源スイッチオンで、コントローラ6のシス
テム制御部6cは初期設定処理を行い前回電源スイッチオ
フ直前の動作状態を再現する(第3図のステップ10
1)。ここでは、オーディオスイッチ3がラジオ側に切
り替えられ、英国の或るRDSラジオ放送の受信状態とさ
れるものとする。ラジオ受信部2で受信・復調した音声
信号はオーディオスイッチ3を介してアンプ4で増幅さ
れ、スピーカ5より音響出力される。
初期設定後、表示言語指定部6eは言語指定モード設定
部6dで設定された言語指定モードがマニュアルか否か判
断し(ステップ102)、マニュアルなのでLD=英語を言
語指定データとして表示制御部6gへ出力する。システム
制御部6cは初期設定処理のあと、セットが現在FM受信モ
ードなので表示内容情報として“FM受信”を表示制御部
6gに与える。表示制御部6gは“FM受信”に対応し、か
つ、指定言語の英語に係る表示文字「FM」を表示文字記
憶部6fから読み出して文字表示信号を作成し、表示部9
へ出力して〈FM〉の文字表示を行わせる(ステップ10
3、第7図(1)参照)。
ここで、ユーザが独語表示の方が判り易いとき、言語
選択キー8bの独語キーを押圧する。すると、コントロー
ラ6は言語選択操作割り込みを生じ、言語指定モード設
定部6dが言語指定モード切り替えキーが操作されたか判
断し(第6図のステップ401)、NOなので続いて表示言
語指定部6eが言語選択キーが操作されたか判断し(ステ
ップ402)、YESなので続いて言語指定モード設定部6dの
モードフラグMFが0のマニュアルモードになっているか
判断し(ステップ403)、YESなのでLDを独語に変更する
(ステップ404)。
言語選択操作割り込み処理を終えて、メインフローに
戻ると、コントローラ6のシステム制御部6cは表示内容
情報として“FM受信”を表示制御部6gに与える。また、
表示言語指定部6eは指定モードがマニュアルか否か判断
し(ステップ102)、YESなのでLD(=独語)を指定言語
データとして表示制御部6gに与える。表示制御部6gは
“FM受信”に対応し、かつ、指定言語の独語に係る表示
文字「UKW」を表示文字記憶部6fから読み出して文字表
示信号を作成し、表示部9へ出力して〈UKW〉の文字表
示を行わせる(ステップ103、第7図(2)参照)。
これにより、独語の判るユーザは表示から現在FMモー
ドで受信していることを知ることができる。
中波での受信モードに変えるため、一般操作部7で中
波モードキーを押圧すると、コントローラ6は一般操作
割り込みを生じ、システム制御部6cがテープ/ラジオ切
り替えキーか判断し(第5図のステップ301)、NOなの
で操作に従いラジオ受信部2に対し受信モード切り替え
制御を行って前回中波で最後に聴取していた局の受信状
態を再現させる(ステップ302)。一般操作割り込み処
理を終えて、メインフローに戻ると、システム制御部6c
は表示内容情報として“中波受信”を表示制御部6gに与
える。表示制御部6gは“中波受信”に対応し、かつ、指
定言語の独語に係る表示文字「MW」を表示文字記憶部6f
から読み出して文字表示信号を作成し、表示部9へ出力
して〈MW〉の文字表示を行わせる(ステップ102、103、
第7図(3)参照)。
同様にして、一般操作部7で短波モードキーが押圧さ
れると、ラジオ受信部2は短波受信状態となり、表示部
9に“短波受信”を示す独語の〈LW〉が表示され、FMモ
ードキーが押圧されると元のRDS局のFM受信状態に戻っ
て〈UKW〉の表示となる。
若し、表示言語を仏語にしたいとき、マニュアルモー
ド下で言語選択キー8bの仏語キーを押圧すれば、前述と
同様にしてセットの動作状態が仏語で表示され、伊語キ
ーを押圧すれば伊語で表示され、英語キーを押圧すれ
ば、元の英語表示に戻る。
この状態から或る独語RDSラジオ放送局の放送を聴き
たいとき、まず、FM受信モード下で一般操作部7により
周波数可変操作を行う。システム制御部6cはラジオ受信
部2に対し周波数可変制御を行い同調周波数を可変させ
る(ステップ301、302)。そして、所望の独語RDS放送
放送を受信したところで、周波数可変操作を止めると、
RDSデコーダ2cが受信信号に含まれるRDSデータを復調
し、コントローラ6のPIコード検出部6aがPIコードを検
出してシステム制御部6cへ出力する。システム制御部6c
は常時PIコード検出部6aからPIコードの入力が有るか判
断しており(ステップ104)、入力有りと判断するとPI
コード中の国識別コードを表示言語指定部6eへ出力す
る。表示言語指定部6eは入力された国識別コードをPIと
して登録する(ステップ105)。但し、言語指定モード
設定部6dがマニュアルモードなので、表示言語指定部6e
は指定言語データとしてLD(英語)を出力しており、表
示部9の表示は英語による〈FM〉となっている。
ここでテープ演奏の聴取に切り替えるため一般操作部
7のテープ/ラジオ切り替えキーが押圧されると、コン
トローラ6は一般操作割り込みを生じ、システム制御部
6cがラジオ/テープ切り替えキーか否か判断し(第5図
のステップ301)、YESなので次いでそれまでテープ聴取
中か判断し(ステップ303)、ここではNOなのでオーデ
ィオスイッチ3をテープ側に切り替えたあと(ステップ
304)、テープ再生部1に対しPLAY制御を行ってテープ
演奏を開始させる(ステップ305)。テープ再生部1か
ら出力されたテープ再生信号はオーディオスイッチ3を
介してアンプ4で増幅され、スピーカ5より音響出力さ
れる。
コントローラ6はメインフローに戻ると、システム制
御部6cが“テープ演奏”の表示内容情報を表示制御部6g
に与える。表示制御部6gは、“テープ演奏”に対応し、
かつ、英語に係る表示文字「PLAY」を表示部9に表示さ
せる(第7図(4)参照)。
マニュアルモード下で、英語キー以外の言語選択キー
8bが押圧されれば、前述と同様にして英語による「PLA
Y」の表示が仏語など他の言語に変わる。
言語表示モードをオートモードに切り替えるためユー
ザが言語選択操作部8の言語指定モード切り替えキー8a
を押圧すると、コントローラ6は言語選択操作割り込み
を生じ、言語指定モード設定部6dが言語指定モード切り
替えキーか判断し(ステップ401)、YESなのでモードフ
ラグMFを1に設定する(ステップ405)。メインフロー
に戻ると、表示言語指定部6eがマニュアルモードか否か
判断し(ステップ102)、NOなので先に登録したPIに対
応する指定言語データ(独語)を表示制御部6gへ出力す
る。
このためシステム制御部6cから“テープ演奏”の表示
内容情報を入力している表示制御部6gは“テープ演奏”
に対応し、かつ、独語に係る表示文字〈SPIEL〉を表示
部9に表示させる(ステップ106、第7図(5)参
照)。この結果、ユーザがRDSラジオ放送で聴取しよう
とする言語と同じ言語により自動的にテープ再生に関す
る表示がなされる。
早送りを行うため一般操作部7のFFキーが押圧される
と、FFキーが押圧されている間、システム制御部6cはテ
ープ再生部1に対し早送り制御を行いテープの早送りを
行わせ(ステップ301、302)、“テープ早送り”の表示
内容情報を表示制御部6gに与える。表示制御部6gは〈VO
R.L.〉を表示させる。
同様に、巻き戻しを行うためREWキーが押圧される
と、システム制御部6cはテープ再生部1に対し巻き戻し
制御を行うとともに、“テープ巻き戻し”の表示内容情
報を表示制御部6gに与え、表示部9に独語で〈RCK.
L.〉を表示させる巻き戻し操作が終わるとシステム制御
部6cはテープ巻き戻し制御を止めてテープPLAY制御を行
いテープ演奏を再開させ、“テープ演奏”の表示内容情
報を表示制御部6gに与えて〈SPIEL〉を表示させる。
テープ演奏を聴取している間に、ラジオ受信部2で交
通情報放送が受信されると、コントローラ6のTAコード
検出部6bからビットの立ったTAコードがシステム制御部
6cに入力される。システム制御部6cは常時TAコードが
「0」から「1」に変化したかチェックしており(ステ
ップ107)、ビットが立つと一般操作割り込みを禁止し
たあと(ステップ108)、それまでラジオ放送聴取中か
判断する(ステップ109)。ここではNOなのでオーディ
オスイッチ3をラジオ側に切り替えさせて交通情報放送
をスピーカ出力させ(ステップ110)、テープ演奏を停
止させたあと(ステップ111)、表示制御部6gに“交通
情報受信中”の表示内容情報を与える。一方、表示言語
指定部6eは言語指定モード設定部6dにマニュアルモード
の設定がされているか判断し(ステップ112)、NOなの
でPIに対応する指定言語データ(独語)を表示制御部6g
に出力する。この結果、表示制御部6gは表示言語記憶部
6fから“交通情報受信中”に対応し、かつ、独語に係る
「VF」を読み出して文字表示信号を作成し表示部9へ出
力して〈VF〉を表示させる(ステップ113、第7図
(6)参照)。
これにより、独語の判るユーザは容易に交通情報放送
中であることを知ることができ、必要な交通情報を聞き
逃さずに済む。
交通情報の放送が終わると、TAコード検出部6bから出
力されたTAコードが「0」に落ちる。交通情報が開始し
たあと、システム制御部6cはTAコードが「1」から
「0」に変化したかチェックしており(第4図のステッ
プ114)、ビットが落ちるとシステム制御部6cは表示制
御部6gに対し“交通情報受信中”の表示を消去させる指
令を与えて〈VF〉表示の消去制御を行わせ(ステップ11
5)、オーディオスイッチ3をテープ側に切り替えさえ
るとともにテープ演奏を再開させたあと(ステップ11
6)、一般般操作割り込みを許可する(ステップ117)。
テープ演奏を再開させたあと、システム制御部6cは“テ
ープ演奏”の表示内容情報を表示制御部6gに与えて表示
部9に〈SPIEL〉を表示させる。
その後、テープ演奏からラジオ放送の聴取に切り替え
るため一般操作部7のテープ/ラジオ切り替えキーが押
圧されると、システム制御部6cはオーディオスイッチ3
をラジオ側に切り替えさせ(ステップ301、303、30
6)、テープ演奏を停止させたあと(ステップ307)、現
在RDSラジオ放送を受信中なので、表示制御部6gに“FM
受信”の表示内容情報を与え、表示部9に〈UKW〉を表
示させる。
オートモード下で受信周波数を可変してラジオ受信部
2を英語等他の言語のRDS放送の受信状態に変えると、
表示部9での表示は自動的に〈FM〉等の他の言語に変わ
る。
なお、上記した実施例では表示部にLCDドットマトリ
クス表示器を用いた例を挙げたが、本発明は何らこれに
限定されず、文字表示(略語を含む)が可能であれば、
7セグメント又は14セグメントLCD表示器等を用いるこ
ともできる。
〈発明の効果〉 以上本発明の1つによれば、オーディオ機器に関する
各種表示内容に対応する各種表示文字を言語別に記憶す
る記憶手段と、国識別コードを含む放送情報が多重され
たFM放送信号を受信し、該FM放送信号に多重された放送
情報に含まれる国識別コードに基づいて表示言語を指定
する表示言語指定手段と、文字表示信号を入力されて文
字表示を行う表示手段と、オーディオ機器に関する表示
内容情報を入力され、前記記憶手段から該表示内容情報
に対応し、かつ、表示言語指定手段より指定された表示
言語に係る表示文字を読み出し、文字表示信号を作成し
て表示手段へ出力する表示制御手段とでオーディオ機器
の表示装置を構成したから、自動的にユーザが理解でき
る表示言語を決定し、該言語でオーディオ機器に関する
各種表示内容を表示することができる。
また本発明の更に他の1つによれば、表示言語指定手
段は言語選択操作手段を有し、言語選択操作手段での選
択操作に応じて言語の指定を行うように構成したから、
使用者が任意に選択した言語で文字表示させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるカーステレオの要部
ブロック図、 第2図は第1図におけるコントローラの構成を示すブロ
ック図、 第3図及至第6図は第1図におけるコントローラの動作
を説明する流れ図、 第7図は本発明における文字表示例を示す説明図、 第8図は従来のオーディオ機器の表示文字記憶部に記憶
された表示文字の説明図である。 1……テープ再生部 2……ラジオ受信部 6a……PIコード検出部 6c……システム制御部 6e……表示言語指定部 6f……表示文字記憶部 6g……表示制御部 8……言語選択操作部 9……表示部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ機器に関する各種表示内容を所
    定の言語により表示するオーディオ機器の表示装置にお
    いて、 オーディオ機器に関する各種表示内容に対応する各種表
    示文字を言語別に記憶する記憶手段と、 国識別コードを含む放送情報が多重されたFM放送信号を
    受信し、該FM放送信号に多重された放送情報に含まれる
    国識別コードに基づいて表示言語を指定する表示言語指
    定手段と、 文字表示信号を入力されて文字表示を行う表示手段と、 オーディオ機器に関する表示内容情報を入力され、前記
    記憶手段から該表示内容情報に対応し、かつ、表示言語
    指定手段により指定された言語に係る表示文字を読み出
    し、文字表示信号を作成して表示手段へ出力する表示制
    御手段と、 を有することを特徴とするオーディオ機器の表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示言語指定手段は、 マニュアルモード/オートモード切替手段と、 マニュアルモード時に表示言語を選択する言語選択操作
    手段と、 オートモード時には前記国識別コードに基づいて表示言
    語を指定し、マニュアルモード時には言語選択操作手段
    により選択された表示言語を指定する手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のオーディオ機器の表示装
    置。
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