JP2919100B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

ラジオ受信機

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JP2919100B2
JP2919100B2 JP4055791A JP4055791A JP2919100B2 JP 2919100 B2 JP2919100 B2 JP 2919100B2 JP 4055791 A JP4055791 A JP 4055791A JP 4055791 A JP4055791 A JP 4055791A JP 2919100 B2 JP2919100 B2 JP 2919100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジオ受信機に係り、特
にFM放送に交通情報放送に関する情報を含む各種デー
タを多重する情報多重用のラジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】カーラジオでは、或る局の受信中に車両
の移動でサービスエリアを外れたとき、自動的に同じ放
送を行っている新たな局に選局し直したり、また、交通
情報放送が始まったとき、自動的に他のソースからのラ
ジオ放送への切り替えや音量アップを行ったりすると便
利である。これらの機能を実現すべく、ヨーロッパ放送
連合によりRDS(ラジオデータシステム)が提案さ
れ、実用化されている。
【0003】このRDSは、FM放送信号にディジタル
の各種データを多重して伝送するものであり、伝送され
るメッセージとしては、現在受信されているFM放送の (1) プログラム識別コード(PI)・・国名コード、番
組コード等からなり、 プログラムネットワークの別を示
(2) プログラムサービス名(PS)・・放送局名 (3) 同一プログラムネットワークの周波数リスト(A
F) (4) 番組内容識別コード(PTY) (5) 送信状態識別コード(DI) (6) 音楽か会話かの識別コード(M/S) 及び、 (7) 交通情報放送局の識別コード(TP) (8)交通情報放送中の識別コード(TA)等がある。
【0004】このように、RDSでは受信されているF
M放送に関するメッセージ等が多重に送信されてくるた
め、該メッセージを利用して今までにない格別な動作が
可能となる。例えば、車両の移動により、受信中の放送
局の電界強度が一定以下になった場合には、AFリスト
を利用して同一プログラムを放送している受信状態の良
好な他の局へ自動的に切り替えたり、受信中の放送局で
交通情報放送が始まったとき、テープ等の他のソースか
らラジオへの自動切り替えや音量が絞られていたときの
自動音量アップ等を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
RDSラジオ受信機では、受信中の放送局で交通情報放
送が始まったときだけ、他のソースからラジオへの自動
切り替え等の動作がなされるので、受信中の放送局とは
異なる他のプログラムネットワークで放送される交通情
報を入手するためには、マニュアル選局操作を行って受
信機を他のプログラムネットワークの放送局に同調させ
なければならず、操作が面倒であった。尚、PIコード
が同一の放送局は同一のプログラムネットワークを構成
し、PIコードが異なればネットワークは異なる。
【0006】以上から本発明の目的は、受信中の放送局
とは異なる他のプログラムネットワークで放送される交
通情報を自動的に聴取することのできるRDSラジオ受
信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つにおいて
は、FM放送信号に、自身のプログラムネットワークと
他のプログラムネットワークに関する所定のデータを多
重する情報多重放送用のラジオ受信機において、受信デ
ータより予め受信していた放送局とは異なる他のプログ
ラムネットワークで交通情報放送中であることを識別す
る他のプログラムネットワーク用の識別手段と、他のプ
ログラムネットワークで交通情報放送中であることが識
別されたとき、受信データに含まれる他のプログラムネ
ットワークに関する選局用データを用いて、受信局を当
該他のプログラムネットワークに切り替えて交通情報放
送をオーディオ出力させる切り替え制御手段により達成
される。
【0008】また本発明の他の1つにおいては、受信デ
ータより予め受信していた放送局のプログラムネットワ
ークで交通情報放送中であることを識別する元のプログ
ラムネットワーク用の識別手段と、他のプログラムネッ
トワーク用の識別手段で交通情報放送中であることが識
別される前に元のプログラムネットワーク用の識別手段
で交通情報放送中であることが識別されたとき、切り替
え制御手段による切り替え制御を禁止し、予め受信して
いた元のプログラムネットワークでの交通情報放送をオ
ーディオ出力させる元のプログラムネットワーク優先受
信制御手段により達成される。
【0009】また本発明の更に他の1つにおいては、受
信データより予め受信していた放送局のプログラムネッ
トワークで交通情報放送中であることを識別する元のプ
ログラムネットワーク用の識別手段と、切り替え制御手
段により受信局が他のプログラムネットワークに切り替
えられたあと、元のプログラムネットワーク用の識別手
段で交通情報放送中であることが識別されたとき、受信
局を元のプログラムネットワークに戻して元のプログラ
ムネットワークでの交通情報放送をオーディオ出力させ
る元のプログラムネットワーク優先受信制御手段により
達成される。
【0010】また本発明の他の1つにおいては、オーデ
ィオ出力された交通情報放送が終了したとき、元の受信
状態とオーディオ出力状態に復帰させる復帰制御手段に
より達成される。
【0011】
【作用】本発明の1つによれば、受信データより予め受
信していた放送局とは異なる他のプログラムネットワー
クで交通情報放送中であることを識別し、受信データに
含まれる他のプログラムネットワークに関する選局用デ
ータを用いて、受信局を当該他のプログラムネットワー
クに切り替えて交通情報放送をオーディオ出力させる。
これにより、ユーザは何ら選局操作をしなくても予め受
信中の放送局とは異なる他のプログラムネットワークで
放送される交通情報を自動的に聴取することができる。
【0012】また本発明の他の1つによれば、受信デー
タより予め受信していた放送局のプログラムネットワー
クで交通情報放送中であることを識別し、他のプログラ
ムネットワークで交通情報放送中であることが識別され
る前に元のプログラムネットワークで交通情報放送中で
あることが識別されたとき、切り替え制御手段による受
信局の切り替え制御を禁止し、予め受信していた元のプ
ログラムネットワークでの交通情報放送をオーディオ出
力させる。これにより、他のプログラムネットワークで
交通情報放送が始まる前に、予め受信していた元のプロ
グラムネットワークで交通情報放送が始まれば、該交通
情報放送を優先して最後まで聴取することができる。
【0013】また本発明の更に他の1つによれば、受信
データより予め受信していた放送局のプログラムネット
ワークで交通情報放送中であることを識別し、切り替え
制御手段により受信局が他のプログラムネットワークに
切り替えられたあと、元のプログラムネットワークで交
通情報放送中であることが識別されたとき、受信局を元
のプログラムネットワークに戻して元のプログラムネッ
トワークでの交通情報放送をオーディオ出力させる。こ
れにより、他のプログラムネットワークで交通情報放送
が始まり受信局が切り替わったあとでも、予め受信して
いた元のプログラムネットワークで交通情報放送が始ま
れば、該交通情報放送を優先して最後まで聴取すること
ができる。
【0014】また本発明の他の1つによれば、オーディ
オ出力された交通情報放送が終了したとき、元の受信状
態とオーディオ出力状態に復帰させる。これにより、交
通情報放送を聴取したあと、自動的に元の受信状態とオ
ーディオ出力状態に復帰するのでユーザは何ら復帰操作
をしなくて済む。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わるRDSラ
ジオ受信機能付のカーステレオの構成を示す全体構成図
である。
【0016】1はアンテナ、2は周波数制御データを対
応する制御電圧に変換するPLL回路、3はフロントエ
ンドであり、アンテナ受波信号からPLL回路2より入
力する制御電圧に対応する周波数の放送信号を取り出
し、中間周波信号に変換して出力する。4は中間周波増
幅/検波回路(IF/DET回路)であり、中間周波信
号の増幅とFM検波を行う。5はMPXであり、FM検
波信号をステレオ信号に復調する。6はラジオとテープ
のソース切り替えを行うスイッチ、7はボリューム、8
は増幅器(AMP)、9はスピーカである。
【0017】10はRDSデコーダであり、FM検波信
号に重畳されたRDSデータの復調を行う。11はシグ
ナルメータであり、中間周波増幅/検波回路4から出力
される中間周波信号を直流検波することにより受信電界
強度を検出する。12はステーションディテクタであ
り、受信信号の周波数偏移Δf(帯域幅)の範囲内にあ
って、かつ、受信電界強度が所定レベル以上のとき、受
信局が存在すると判定する。すなわち、ステーションデ
ィテクト信号SDがローレベルの場合は、シグナルメー
タ11により検出された受信電界強度が大きくても、同
調点における放送局は存在せず、検出された受信電界強
度は隣接局の影響を受けていると判断する。
【0018】13はテープ演奏部であり、後述するコン
トローラの制御を受けてPLAY動作や一時停止動作を
行う。
【0019】14はカーステレオの全体的な動作を制御
するマイコン構成のコントローラ、15はカーステレオ
に対する各種操作を行う操作部であり、15aはテープ
とラジオのソース切り替えを行うC/Tキー、15bは
音量を増大する音量アップキー、15cは音量を減少す
る音量ダウンキー、15dは交通情報自動受信モードを
オン・オフするTAキー、15eは交通情報放送を自動
聴取する際、予め受信していた元のプログラムネットワ
ークの優先を指示したり解除したりするSPキー、15
fは交通情報放送を自動聴取する際、予め受信していた
放送局とは異なる他のプログラムネットワークの優先を
指示したり解除したりするAPキーである。16は交通
情報が放送中であることなどを表示する表示部である。
予め受信していた元のプログラムネットワークで交通情
報放送を受信中のとき「TRAFFIC」の表示がなさ
れ、予め受信していた放送局とは異なる他のプログラム
ネットワークで交通情報放送を受信中のとき「EON
TRF」の表示がなされる。
【0020】コントローラ14の構成を説明すると、1
4aはRDSデータ(PI、AF、TP、TA等)をプ
ログラムネットワーク別に記憶したり(図9参照)、音
量データ、その他のデータを記憶するメモリ、14bは
RDSデコーダ10で復調されたRDSデータをメモリ
14aに登録するデータ登録部、14cはメモリに登録
されたRDSデータの内、予め受信していた放送局のプ
ログラムネットワークに関するTAコードより交通情報
放送中であることを識別する第1識別部、14dはメモ
リに登録されたRDSデータの内、予め受信していた放
送局とは異なる他のプログラムネットワークに関するT
Aコードより交通情報放送中であることを識別する第2
識別部、14eは予め受信していた放送局とは異なる他
のプログラムネットワークで交通情報放送中と識別され
たとき、所定条件を満たす場合にメモリのRDSデータ
に含まれる当該他のプログラムネットワークでの選局用
データを用いて、PLL回路2の側へ所定の周波数制御
データを出力し、受信局を予め受信していた放送局とは
異なる他のプログラムネットワークに切り替えさせる受
信プログラム切り替え制御部である。
【0021】14fはシステム制御部であり、テープと
ラジオのソース切り替え制御や音量増減制御を行った
り、交通情報自動受信モードのとき、第1識別部または
第2識別部で交通情報放送中であることが識別される
と、テープからラジオへのソース切り替え制御や音量増
大制御をしたり、プログラム切り替え制御部に受信プロ
グラム切り替え指令を与えて受信局を他のプログラムネ
ットワークに切り替えさせたり、或いは、他のプログラ
ムネットワークで交通情報放送中に、元のプログラムネ
ットワークに係る周波数制御データをPLL回路2の側
へ出力して、受信局を予め受信していた元のプログラム
ネットワークに戻す同調制御を行ったりし、オーディオ
出力していた交通情報放送が終了すると、受信局が予め
受信していた放送局のプログラムネットワークと異なれ
ば元に復帰させるための同調制御をしたり、音量やソー
スを元の状態に復帰させるための制御を行う。14gは
受信プログラム切り替え制御部またはシステム制御部か
ら入力した周波数制御データをPLL回路2へ出力する
出力部である。
【0022】なお、コントローラ14は、或る放送局を
受信中に受信電界強度が一定レベル以下になると、RD
Sデータの内、受信中の放送局のプログラムネットワー
クに関するAFコードを利用して代替局を自動探査する
機能を有しているが、ここでは省略する。
【0023】図2乃至図4は、各々、FM放送信号に重
畳して送られるRDSデータフォーマットの一例を示す
ものである。図2はFM放送信号自身のプログラムネッ
トワークに関するRDSデータを伝送するためのタイプ
0Aグループと呼ばれるものであり、4つのブロックの
内、最初のブロックでPI(TN)、第2ブロックでグ
ループアドレス,TP(TN),PTY(TN),TA
(TN)等、第3ブロックで2つのAF(TN)、第4
ブロックで2文字分のPS(TN)が送られる。(T
N)はFM放送信号自身のプログラムネットワークに係
わることを示す。
【0024】図3はFM放送信号とは異なる他のプログ
ラムネットワークに関するRDSデータを伝送するため
のタイプ14Aグループと呼ばれるものであり、4つの
ブロックの内、最初のブロックでPI(TN)、第2ブ
ロックでグループアドレス,TP(TN),PTY(T
N),TP(ON),インフォメーションアドレス、第
3ブロックで2文字分のPS(ON,、2つのAF(O
N),同調周波数(TN)と該同調周波数に対応付けし
たマップドFM周波数(ON)またはマップドLF/M
F周波数(ON),PTY(ON)とTA(ON)等,
……の内、インフォメーションアドレスに対応する1つ
のインフォメーション、第4ブロックでPI(ON)が
送られる。(ON)はFM放送信号とは異なる他のプロ
グラムネットワークに係わることを示す。AF(ON)
やマップドFM周波数(ON)或いはPI(ON)など
の選局用データを用いることで、他の所望のプログラム
ネットワークに受信局を切り替えることが可能となる。
【0025】図4は他のプログラムネットワークで交通
情報放送が開始する際に、タイプ14Aグループに代え
て高頻度でRDSデータを伝送するためのタイプ14B
グループと呼ばれるものであり、4のつブロックの内、
最初のブロックでPI(TN)、第2ブロックでグルー
プアドレス、TP(TN)、PTY(TN)、TP(O
N)、TA(ON)、第3ブロックでPI(TN)、第
4ブロックでPI(ON)が送られる。TA(ON)が
タイプ14Aグループより高頻度でかつインフォメーシ
ョンアドレスを参照しなくても直ちに判るようになって
いる。図3と図4のフォーマットは最近、ヨーロッパ放
送連合により提案されたものである。
【0026】図5乃至図8はコントローラ14の動作を
説明するための流れ図であり、図5乃至図7はメインフ
ロー、図8はRDSデコーダ10からRDSデータを入
力したとき、データ登録部14bが割り込み処理で実行
するメモリ14aへのRDSデータ登録処理である。図
9はメモリ14aに登録されるRDSデータの説明図、
図10は交通情報放送を受信しているときの表示部16
の表示状態を示す説明図である。以下、これらの図に従
って説明する。
【0027】電源スイッチがオンされると、システム制
御部14fは所定の初期設定処理を行い(ステップ10
1)、前回電源オフ直前に受信していた放送局に係る周
波数制御データを出力部14gを介してPLL回路2へ
出力し、前回電源オフ直前の受信状態を再現するととも
に、スイッチ6をラジオ側に切り替えて受信放送をオー
ディオ出力させ、C/Tフラグを0(ラジオモード)と
する。また、前回電源オフ直前の音量データをボリュー
ム7へ出力して音量制御を行い、前回電源オフ直前の音
量を再現する。このとき、受信された放送局はRDS交
通情報放送局であるとする。また、システム制御部14
fは初期設定処理により、TAM(交通情報放送自動受
信モード)フラグ、SPM(元のプログラムネットワー
ク優先モード)フラグ、APM(他のプログラムネット
ワーク優先モード)フラグをクリアする。
【0028】放送局からはFM放送信号に重畳したRD
Sデータが送られ、セットのRDSデコーダ10で復調
されてコントローラ14に入力される。RDSデータに
は、図2、図3または図4に(TN)付で示された受信
中の放送局のプログラムネットワークに関するものと、
図3または図4に(ON)付で示された他のプログラム
ネットワークに関するものがある。
【0029】コントローラ14の登録部14bはRDS
データを入力する度に、図8の割り込み処理を実行して
メモリ14aにプログラムネットワーク別(PI別)
に、AF、TP、TA等を登録する(図9参照)。な
お、コントローラ14は随時、シグナルメータ11から
入力する受信電界強度信号に基づき受信中の放送局の受
信状態を監視しており、受信状態が悪化したとき、コン
トローラ14はメモリ14aに登録された受信中のプロ
グラムネットワークに係るAFコードを参照して出力部
14gを介してPLL回路2に順に周波数制御データを
出力して代替局をサーチし、ステーションディテクタ1
2からステーションディテクト信号SDが入力され、R
DSデコーダ10から同一のプログラムネットワークの
PI(TN)コードが入力された局の内、シグナルメー
タ11から入力した受信電界強度が一番大きな放送局に
受信局を切り替える。
【0030】テープ演奏を聴取したいとき、操作部15
のC/Tキー15aを押圧すると、システム制御部14
fはC/Tフラグを1(テープモード)とし(ステップ
102、103)、テープ演奏部13に対しPLAY制
御を行ってテープ演奏を開始させ、スイッチ6をテープ
側に切り替えてテープ演奏をオーディオ出力させる(ス
テップ104、105)。
【0031】テープ演奏を聴取している間に、或るプロ
グラムネットワークで交通情報放送が始まればこれを優
先して聴取したいとき、まず、操作部15のTAキー1
5dを押圧する。するとシステム制御部140はTAM
フラグを1(交通情報自動受信モード)とする(ステッ
プ106、107)。次いで、現在位置周辺の交通情報
を知りたい場合など、受信中の放送局のプログラムネッ
トワークを優先して交通情報放送を聴取したいときは、
SPキー15eを押圧する。すると、システム制御部1
4fはSPMフラグを1(元のプログラムネットワーク
優先モード)とする(ステップ108、109)。
【0032】セットが予め受信中の放送局のプログラム
ネットワークをSP、予め受信中でない他のプログラム
ネットワークをAPとすると、第1の識別部14cはメ
モリ14aに登録されたTAの内、セットが予め受信中
の放送局のプログラムネットワークSPに係るTAの状
態から交通情報放送中か否か識別し、第2の識別部14
dはメモリ14aに登録されたTAの内、セットが予め
受信中の放送局とは異なる他のプログラムネットワーク
APに係るTAの状態から交通情報放送中か否か識別す
る。
【0033】他のプログラムネットワークAPで交通情
報放送が始まる前に受信中のプログラムネットワークS
Pで交通情報放送が始まると、図2のタイプ0Aグルー
プで送られるRDSデータのTP(TN)=1、TA
(TN)=1となり(但し、PI(TN)=PISPであ
る)、メモリ14aに登録される。すると、第1の識別
部14cはメモリ14aに登録されたTPSP=1、TA
SP=1より受信中のプログラムネットワークで交通情報
放送中であることを識別し(ステップ110、20
1)、交通情報放送中を示す識別信号をシステム制御部
14fに出力する。
【0034】システム制御部14fは第1の識別部14
cから識別信号を入力すると、C/Tフラグを参照して
ソースがラジオ側か否か判断し(ステップ202)、テ
ープ側なのでテープ演奏部13に対し一時停止制御を行
うとともに(ステップ203)、スイッチ6をラジオ側
に切り替えてオーディオ出力させ(ステップ204)、
次いで現在の音量が一定レベル以上か判断し(ステップ
205)、NOであればその時点での音量をメモリ14
aに記憶させたあと一定レベルまで音量の増大制御を行
う(ステップ206)。そして、表示部16に予め受信
していた放送局のプログラムネットワークSPで交通情
報放送中であることを示す「TRAFFIC」の文字表
示を行う(ステップ207、図10(1)参照)。
【0035】これにより、テープ演奏が中断し、予め受
信していた放送局の放送がオーディオ出力されるので、
運転者は予め受信していたプログラムネットワークSP
が流す交通情報放送を聴取することができ、また、表示
から予め受信していたプログラムネットワークSPでの
交通情報放送であることを知ることができる。
【0036】プログラムネットワークSPで交通情報放
送中に、他の或るプログラムネットワークAPxでも交
通情報放送が始まると、図4のタイプ14Aグループか
らタイプ14Bグループに切り替えて他のプログラムネ
ットワークAPxに関するRDSデータが頻繁に送信さ
れ、TP(ON)、TA(ON)がともに1となる(P
I(ON)=PIAPx である)。すると、第2の識別部
14dはメモリ14aに登録されたTPAPx =1、TA
APx =1より受信中のプログラムネットワークSPとは
異なる他のプログラムネットワークSPxで交通情報放
送中であることを識別し(ステップ208)、交通情報
放送中を示す識別信号と当該プログラムネットワークの
PIコードであるPIAPX をシステム制御部14fに出
力する。
【0037】但し、システム制御部14fはSPMフラ
グが1で元のプログラムネットワーク優先モードに設定
されているので、他のプログラムネットワークSPxへ
の切り替え指令は出力せず、切り替えを禁止する(ステ
ップ209でYESの判断)。これにより、運転者は予
め受信していた放送局のプログラムネットワークSPに
係る交通情報放送を途中で途切れることなく最後まで続
けて聴取することができ、現在位置周辺の状況を詳しく
把握することができる。
【0038】プログラムネットワークSPでの交通情報
放送が終了すると、図3のタイプ0Aグループで送られ
るRDSデータのTP(TN)=1、TA(TN)=0
となる。すると、第1の識別部14cはメモリ14aに
登録されたTASPが0となることより受信中のプログラ
ムネットワークSPで交通情報放送が終了したことを識
別し(ステップ210)、交通情報放送中でないことを
示す識別信号をシステム制御部14fに出力する。
【0039】すると、システム制御部14fはC/Tフ
ラグが1なので、テープ演奏部13に対し一時停止解除
制御を行ってテープ演奏を再開させ(ステップ211、
212)、スイッチ6をテープ側に切り替えてテープ演
奏のオーディオ出力を再開させるとともに音量を元に戻
す制御を行って、オーディオ出力状態を元の状態に復帰
させる(ステップ213、214)。そして、表示部1
6の「TRAFFIC」表示を消灯させる(ステップ2
15)。これにより、運転者は何ら操作をしなくても交
通情報放送受信中に中断していたテープ演奏を続けて聴
取することができる。
【0040】なお、TAMフラグ=1、SPMフラグ=
1の状態で、予め受信中のプログラムネットワークSP
とは異なる他の或るプログラムネットワークAPxで先
に交通情報放送が開始したとき、TP(ON)=1、T
A(ON)=1、PI(ON)=PIAPx となったタイ
プ14BグループでのRDSデータが頻繁に送信され、
メモリ14aに登録される。すると、第2の識別部14
dはメモリ14aに登録されたTPAPx =1、TAAPX
=1より他のプログラムネットワークAPで交通情報放
送中であることを識別し(ステップ216)、交通情報
放送中を示す識別信号と、当該プログラムネットワーク
のPIコード=PIAPx をシステム制御部14fに出力
する。
【0041】このとき、システム制御部14fはラジオ
側へのソース切り替え制御と音量増大制御を行い(ステ
ップ217〜221)、表示部16に「EON TR
F」を表示させる(ステップ222、図10(2))。
次いで、PIAPx を含む受信プログラム切り替え指令を
プログラム切り替え制御部14eへ出力するとともに元
の受信局の周波数とPIコードをメモリ14aに記憶さ
せ、プログラム切り替え制御部14eはメモリ14aに
登録されたプログラムネットワークAPxに係るAFを
参照して、出力部14gを介してPLL回路2に順に周
波数制御データを出力してプログラムネットワークAP
xの各局をサーチし、ステーションディテクタ12から
ステーションディテクト信号SDが入力され、RDSデ
コーダ10からPI(TN)としてPIAPx が入力され
た局の内、シグナルメータ11から入力した受信電界強
度が一番大きな放送局に受信局を切り替える(ステップ
223)。
【0042】これにより、受信中のプログラムネットワ
ーク以外のプログラムネットワークでなされる交通情報
放送も聴取することができ、目的地周辺等の交通情報を
入手することができる。また、表示から予め受信してい
た放送局とは異なる他のプログラムネットワークで交通
情報放送を受信中であることが判る。
【0043】受信局が新たなプログラムネットワークA
Pxの放送局に替わると、タイプ0Aグループで送信さ
れるRDSデータはプログラムネットワークAPxに関
するものとなり、予め受信していた元のプログラムネッ
トワークSPの情報はタイプ14Aグループまたはタイ
プ14Bグループで送信されることになる。
【0044】その後、元のプログラムネットワークSP
で交通情報放送が始まることなく、プログラムネットワ
ークAPxでの交通情報放送が終了すると、図3のタイ
プ0Aグループで送られるRDSデータのTP(TN)
=1、TA(TN)=0となる。すると、第2の識別部
14cはメモリ14aに登録されたTAAPが0となるこ
とによりプログラムネットワークAPxで交通情報放送
が終了したことを識別し(ステップ301)、交通情報
放送中でないことを示す識別信号をシステム制御部14
fに出力する。
【0045】すると、システム制御部14fはテープ演
奏部13に対する一時停止を解除し、スイッチ6をテー
プ側に戻すとともに音量も元の状態に戻して元のオーデ
ィオ出力状態に復帰させ(ステップ302〜305)、
「EON TRF」の表示を消す(ステップ306)。
また、元のプログラムネットワークSPで受信していた
放送局に係る周波数制御データを出力部14gを介して
PLL回路2へ出力し、元のプログラムネットワークの
受信状態に復帰させる(ステップ307)。
【0046】若し、プログラムネットワークAPxでの
交通情報放送を受信中に、元のプログラムネットワーク
SPで交通情報放送が始まると、TP(ON)=1、T
A(ON)=1、PI(ON)=PISPとなったタイプ
14BグループでのRDSデータが頻繁に送信され、メ
モリ14aに登録される。すると、第1の識別部14c
はメモリ14aに登録されたTPsp=1、TASP=1よ
り元のプログラムネットワークSPで交通情報放送中で
あることを識別し(ステップ308)、交通情報放送中
を示す識別信号をシステム制御部14fに出力する。
【0047】このときシステム制御部14fはAPMフ
ラグが1(他のプログラムネットワーク優先モード)か
判断し(ステップ309)、NOなので、「EON T
RF」の表示を消し(ステップ310)、元のプログラ
ムネットワークSPで受信していた放送局に係る周波数
制御データをPLL回路2へ出力して、元のプログラム
ネットワークSPでの受信状態に戻し(ステップ31
1)、「TRAFFIC」の表示を行う(ステップ20
7)。これにより、運転者は元のプログラムネットワー
クSPで放送される交通情報を確実に聴取することがで
きる。プログラムネットワークSPでの交通情報放送が
終了すれば、元のテープ演奏によるオーディオ出力状態
に復帰する(ステップ210〜215)。
【0048】元のプログラムネットワークの優先状態を
解除したい場合、操作部15のSPキー15eを再度押
圧する。すると、システム制御部14fはSPMフラグ
を0とし元のプログラムネットワーク優先モードを解除
する(ステップ108、109)。そして、前述とは逆
に他のプログラムネットワークを優先して交通情報放送
を聴取したい場合、操作部15のAPキー15fを押圧
すると、システム制御部14fはAPMフラグを1(他
のプログラムネットワーク優先モード)とする(ステッ
プ111、112)。
【0049】この場合、予め受信中の放送局で交通情報
放送が始まる前に他の或るプログラムネットワークAP
xで交通情報放送が始まると、コントローラ15による
制御で受信局が当該他の局のプログラムネットワークA
Pxに切り替えられるとともに、ソースがラジオ側に切
り替えられる(ステップ216〜223)。そして、プ
ログラムネットワークAPxで交通情報放送中に、元の
プログラムネットワークSPで交通情報放送が始まって
もAPMブラグ=1の他のプログラムネットワーク優先
モードなので、プログラムネットワークAPxでの交通
情報放送が終了するまで元のプログラムネットワークS
Pに受信局が戻されることはない(ステップ309でY
ESの判断)。よって、途中で中断することなく、他の
プログラムネットワークで放送された交通情報を最後ま
で聴取することができる。
【0050】また、予め受信中のプログラムネットワー
クSPで先に交通情報放送が始まり、オーディオ出力さ
れていても、途中で他のプログラムネットワークAPx
で交通情報放送が始まると、SPMブラグ=0で元のプ
ログラムネットワーク優先モードが解除されているの
で、直ちに、当該他のプログラムネットワークAPxに
受信局が切り替えられる(ステップ209でNOの判
断、224、222、223)。よって、運転者は他の
プログラムネットワークで放送される交通情報を確実に
聴取することができる。プログラムネットワークAPx
での交通情報放送が終了すれば、元のテープ演奏による
オーディオ出力状態に復帰し、受信局も元のプログラム
ネットワークAPに復帰する(ステップ301〜30
7)。他のプログラムネットワーク優先モードを解除し
たいときは、APキー14fを再度押圧すればよい(ス
テップ111、112)。
【0051】なお、ソースがラジオ側の状態で交通情報
放送が始まったとき、ソース切り替え制御はなされない
(ステップ202または217でYESの判断)。
【0052】上記した実施例ではタイプ14Aグループ
で送信されるAF(ON)を用いて交通情報放送の開始
した他のプログラムネットワークに切り替えるようにし
たが、マップドFM周波数(ON)を用いて切り替えを
行ったり、PI(ON)を用いて交通情報放送の開始し
たプログラムネットワークをサーチすることで切り替え
を行ってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上本発明の1つによれば、受信データ
より予め受信していた放送局とは異なる他のプログラム
ネットワークで交通情報放送中であることを識別する他
のプログラムネットワーク用の識別手段と、他のプログ
ラムネットワークで交通情報放送中であることが識別さ
れたとき、受信データに含まれる他のプログラムネット
ワークに関する選局用データを用いて、受信局を当該他
のプログラムネットワークに切り替えて交通情報放送を
オーディオ出力させる切り替え制御手段を設け、受信デ
ータより予め受信していた放送局とは異なる他のプログ
ラムネットワークで交通情報放送中であることを識別
し、受信データに含まれる他のプログラムネットワーク
に関する選局用データを用いて、受信局を当該他のプロ
グラムネットワークに切り替えて交通情報放送をオーデ
ィオ出力させるように構成したから、ユーザは何ら選局
操作をしなくても予め受信中の放送局とは異なる他のプ
ログラムネットワークで放送される交通情報を自動的に
聴取することができる。
【0054】また本発明の他の1つによれば、受信デー
タより予め受信していた放送局のプログラムネットワー
クで交通情報放送中であることを識別する元のプログラ
ムネットワーク用の識別手段と、他のプログラムネット
ワーク用の識別手段で交通情報放送中であることが識別
される前に元のプログラムネットワーク用の識別手段で
交通情報放送中であることが識別されたとき、切り替え
制御手段による切り替え制御を禁止し、予め受信してい
た元のプログラムネットワークでの交通情報放送をオー
ディオ出力させる元のプログラムネットワーク優先受信
制御手段を設け、受信データより予め受信していた放送
局のプログラムネットワークで交通情報放送中であるこ
とを識別し、他のプログラムネットワークで交通情報放
送中であることが識別される前に元のプログラムネット
ワークで交通情報放送中であることが識別されたとき、
切り替え制御手段による受信局の切り替え制御を禁止
し、予め受信していた元のプログラムネットワークでの
交通情報放送をオーディオ出力させるように構成したか
ら、他のプログラムネットワークで交通情報放送が始ま
る前に、予め受信していた放送局で交通情報放送が始ま
れば、該交通情報放送を優先して最後まで聴取すること
ができる。
【0055】また本発明の更に他の1つによれば、受信
データより予め受信していた放送局のプログラムネット
ワークで交通情報放送中であることを識別する元のプロ
グラムネットワーク用の識別手段と、切り替え制御手段
により受信局が他のプログラムネットワークに切り替え
られたあと、元のプログラムネットワーク用の識別手段
で交通情報放送中であることが識別されたとき、受信局
を元のプログラムネットワークに戻して元のプログラム
ネットワークでの交通情報放送をオーディオ出力させる
元プログラムネットワーク優先受信制御手段を設け、受
信データより予め受信していた放送局のプログラムネッ
トワークで交通情報放送中であることを識別し、切り替
え制御手段により受信局が他のプログラムネットワーク
に切り替えられたあと、元のプログラムネットワークで
交通情報放送中であることが識別されたとき、受信局を
元のプログラムネットワークに戻して元のプログラムネ
ットワークでの交通情報放送をオーディオ出力させるよ
うに構成したから、他のプログラムネットワークで交通
情報放送が始まり受信局が切り替わったあとでも、予め
受信していた放送局で交通情報放送が始まれば、該交通
情報放送を優先して最後まで聴取することができる。
【0056】また本発明の他の1つによれば、オーディ
オ出力された交通情報放送が終了したとき、元の受信状
態とオーディオ出力状態に復帰させる復帰制御手段を設
け、オーディオ出力された交通情報放送が終了したと
き、元の受信状態とオーディオ出力状態に復帰させるよ
うに構成したから、交通情報放送を聴取したあと、自動
的に元の受信状態とオーディオ出力状態に復帰するので
ユーザは何ら復帰操作をしなくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るRDSラジオ受信機能
付カーステレオの構成図である。
【図2】RDSデータ伝送フォーマットの一例を示す説
明図である。
【図3】RDSデータ伝送フォーマットの一例を示す説
明図である。
【図4】RDSデータ伝送フォーマットの一例を示す説
明図である。
【図5】図1のコントローラの動作の一部を示す流れ図
である。
【図6】図1のコントローラの動作の一部を示す流れ図
である。
【図7】図1のコントローラの動作の一部を示す流れ図
である。
【図8】図1のコントローラの動作の一部を示す流れ図
である。
【図9】図1のコントローラのメモリに格納されるRD
Sデータの説明図である。
【図10】図1の表示部での表示状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
3 フロントエンド 4 中間周波増幅/検波回路 6 スイッチ 7 ボリューム 10 RDSデコーダ 13 テープ演奏部 14 コントローラ 14c 第1の識別部 14d 第2の識別部 14e 受信プログラム切り替え制御部 14f システム制御部 15 操作部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM放送信号に、FM放送局のプログラ
    ムネットワークを示すプログラム識別コード(PIコー
    ド)や該FM放送局と同一番組の放送をしている放送局
    の周波数リスト、該FM放送局で交通情報放送中である
    か否かを示す情報を多重すると共に、他ネットワークに
    関するPIコード、該PIコードを有する局を選局する
    ための選局データ、該PIコードを有する局において交
    通情報放送中であるか否かを示す情報を多重するラジオ
    データシステムにおけるラジオ受信機において、 FM多重データより、受信中放送局と異なるプログラム
    ネットワークの放送局において交通情報放送中であるか
    を識別する第1の識別手段と、 他のプログラムネットワークの放送局で交通情報放送中
    であることが識別されたとき、FM多重データに含まれ
    る他のプログラムネットワークの放送局に関する選局デ
    ータを用いて、受信局を当該他のプログラムネットワー
    クの放送局に切り替えて交通情報放送をオーディオ出力
    する切り替え制御手段と、 を備えたことを特徴とするラジオ受信機。
  2. 【請求項2】 受信中放送局において交通情報放送中で
    あるかを識別する第2の識別手段と、 前記第1の識別手段で交通情報放送中であることを識別
    する前に第2の識別手段で交通情報放送中であることを
    識別したとき、前記切り替え制御手段による切り替え制
    御を禁止し、受信中放送局での交通情報放送をオーディ
    オ出力する優先受信制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のラジオ受信
    機。
  3. 【請求項3】 前記切り替え制御手段による受信局の切
    り替え後、切り替え前の元の放送局で交通情報放送中で
    あるかを識別する第2の識別手段と、 前記切り替え制御手段により受信局を他の放送局に切り
    替えた後、第2の識別手段により元の放送局で交通情報
    放送中であることが識別されたとき、受信局を元の放送
    局に戻して交通情報放送をオーディオ出力する優先受信
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のラジオ受信
    機。
  4. 【請求項4】 オーディオ出力された交通情報放送が終
    了したとき、受信局 を切り替え前の元の放送局に戻すこ
    とを特徴とする請求項1記載のラジオ受信機。
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