JP2000510663A - ワイヤレス加入者接続の遠隔テスト - Google Patents

ワイヤレス加入者接続の遠隔テスト

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ワイヤレス加入者接続を実施するシステムであって、ベースステーション及びワイヤレスターミナルを備えたシステムに係る。ターミナルは、無線経路を経て受信したテスト機能を開始するためのメッセージに応答して、ターミナル、加入者ターミナル装置、及びそれらの間の接続をテストし、そしてテスト結果を無線リンクに送信するのに使用する機能を含む。ターミナルは、加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)を含み、これにより、加入者ターミナル装置をターミナルに接続することができる。接続ラインが接続のために使用される。上記加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)の入力及び接続ラインと並列に、交流電圧を発生する手段が接続される。機能仕様を含むテーブルがターミナルのメモリに記憶され、そしてターミナルは、テスト機能を開始するメッセージに応答して、機能仕様についてテーブルをサーチし、その仕様に基づいてテストタスクを実行する。タスクは、ループ測定も含む。

Description

【発明の詳細な説明】 ワイヤレス加入者接続の遠隔テスト発明の分野 本発明は、ワイヤレス加入者接続を遂行するシステムであって、ベースステー ションと、加入者ターミナル装置が接続されるワイヤレスターミナルとを備え、 加入者接続の一部分がターミナル装置とベースステーションとの間の無線リンク により形成されるシステムにおいて加入者接続をテストすることに係る。先行技術の説明 固定電話ネットワークにおいては、多数の加入者ターミナル装置からのツイン ケーブルがクロスバースイッチへと取り込まれ、多数のクロスバースイッチから のケーブルが他のクロスバースイッチにおいて結合され、そしてそこからのケー ブルが交換機へ取り込まれるように、加入者ラインネットワークが形成される。 交換機の加入者ラインに面する信号インターフェイスは標準化され、2線アナロ グ加入者ライン、CCITT V2推奨勧告に基づくマルチプレクサインターフ ェイス、又はETSI V5.1椎推勧告に基づくメッセージベースのマルチプ レクサインターフェイスのいずれかの接続である。加入者ラインは、ネットワー クの構築及びメンテナンスの両方において多大なコストを要する項目である。加 入者ラインの状態は、自動ループ測定を実行することにより常時監視しなければ ならない。交換機がローカル交換機であるかPBX交換機であるかに関わりなく 全ての交換機において、各加入者ラインは、SLIC(加入者ラインインターフ ェイス回路)により交換機に接続される。SLIC回路は、バッテリ給電、過電 圧保護、リンギング、監視、ハイブリッド及びテストであるいわゆるBORSH T機能を遂行する。集積SLIC回路は、商業的に良好に供給されている。 図1は、加入者ラインの状態をテストするための既知の構成体を示す。固定ネ ットワークにおける典型的な電話は、ループ測定のための終端抵抗R1と、キャ パシタンスC及び抵抗Rで形成されたリンギング回路とによって表すことができ る。 直流電圧で行われるインピーダンス測定では、交換機は、オンフック状態にお いて電話を非常に高いインピーダンスとして見る。これは、リンギング回路のキ ャパシタンスによるものである。オフフックのときには、リンギング回路が作用 せず、従って、電話は低い抵抗として見える。SLIC回路においては、加入者 ラインの電流消費と限界値との比較に基づいてループが識別される。この機能は オンフック又はオフフック状態を見出す。 音声周波数で測定する場合には、ライン電話のインピーダンス及びSLICの インピーダンスが規格で明確に規定される。ほとんどの国々では、たとえ国と国 との間に相違が存在しても、オフフック状態における電話の音声レンジのターミ ナルインピーダンスとして600Wが規定される。オンフック状態における音声 レンジのインピーダンスは、周波数に基づき、1.5kΩの大きさである。従っ て、図1では、ターミナル抵抗R1は、状態にもよるが、オフフックでの直流電 圧インピーダンス又は交流電圧インピーダンスである。 電話は、通常はツインケーブルABである加入者ラインにより交換機に接続さ れる。特殊なリレー10により導かれて、加入者ラインABは、交換機のSLI C回路の前に、測定装置12へと分岐し、この装置は、加入者ループ抵抗及びキ ャパシタンスを測定する。SLIC回路の中で、受信回路のみが示されている。 加入者ラインをリレーでSLIC入力から切断することにより、測定装置は、直 流電圧を用いて加入者ループ抵抗を測定し、考えられる短絡を検出すると共に、 交流電圧を使用してキャパシタンスを測定して、電話のリンギング回路の状態を 見出すことができる。アースに対するループ抵抗もしばしば測定して、考えられ るアース欠陥が見出される。1つの測定装置を使用するだけで、交換機において 多数の加入者接続のループ測定を実行できることに注目されたい。 電話ネットワークを構築する際には、交換機と加入者ターミナル装置との間の 加入者ラインの設置が著しくコストのかかる項目であると共に、相当の時間を要 する作業となる。特に、人口がまばらな地域では、個々の接続に対するコストが 甚だしいものとなる。コストを低減する1つの解決策は、交換機と加入者ターミ ナル装置との間の固定の加入者ループを無線リンクに置き換えることである。こ れにより、固定ネットワークの加入者ターミナル装置は、無線送信器/受信器を 含むターミナルユニットに接続され、このユニットは、加入者ターミナル装置の 音声周波数信号を高周波信号に変換しそしてそれを無線でベースステーションへ 送信すると共に、対応的に、受け取った高周波信号を、加入者ターミナル装置が 理解する音声周波数信号へ変換する。 この種の解決策では、無線システムは、ターミナルユニットがベースステーシ ョンと通信する純粋なアナログ又はデジタルセルラーシステムでもよいし、或い はあるネットワーク要素が除去されそしてある機能が簡単化された変形セルラー システムでもよい。ここでは、この解決策をWLL即ちワイヤレスローカルルー プシステムと称する。 WLLシステムは、ある既存のセルラーシステムの構造部分が適用されるよう に構成される。移動電話システムは、例えば、アナログNMT又はTACSシス テムであるか、又はデジタルGSMシステムである。従って、WLLシステムの 信号は、当該システムに基づき、ベースステーションは、当該システムの標準的 なベースステーションであり、そしてターミナルの無線ユニットは、移動ステー ションの無線ユニットと同様であり、又はターミナルは、移動電話システムの移 動ステーションであってもよい。WLLシステムの重要な要素は、規格に合致す るローカル交換機に加入者を接続する加入者ネットワーク要素である。純粋なセ ルラーシステムでは、それが移動交換センターであり、そして当該システムにお いては、それが以下に述べるネットワーク要素である。加入者ネットワーク要素 は、WLLネットワークの信号、例えば、NMT又はGSM信号を、固定ネット ワーク(例えば、PSTN)に適した信号に変更し、そして対応的に、固定ネッ トワークの信号をWLLネットワークインターフェイスに適応させる。 図2は、WLLシステムの原理を示す。ワイヤレス固定ターミナルTは、アン テナを伴う無線ユニットと、標準的な加入者ターミナル装置5をこのターミナル に接続する電話アダプタ4とを備えている。加入者ターミナル装置は、通常の電 話器、ファクシミリ又はモデムでよい。これは、標準的な接続プラグをターミナ ルのアダプタ接続部に押し込むことによりターミナルに接続される。ユーザは、 加入者ターミナル装置5を通常の固定ネットワークの場合のように使用するが、 加入者ライン接続の主たる部分は、ターミナルTとベースステーション2又は3 との間の無線リンクによって形成される。加入者ターミナル装置及びターミナル は、WLLシステムのベースとなるシステムに使用される移動ステーションとし て例えば単一の物理的装置6を形成するように結合されてもよい。各ベースステ ーションは、多数の加入者ターミナル装置にサービスすることができる。ベース ステーションは、特殊な加入者ネットワーク要素1に接続され、該要素は、その 一部分として標準的な電話交換機に接続される。 ターミナルは、そのターミナルの場所で幹線電源が使用できる場合にはそこか ら直接電力を受け取り、或いはバッテリから電力を受け取る。前者の場合には、 スタンバイバッテリも使用され、そして充電器がスタンバイバッテリを充電状態 に保持する。停電の場合には、ターミナルは、バッテリから電力供給を受け、従 って、動作を継続することができる。 ネットワーク要素1は、形式V2又はV5.1のオープンの2Mビット/sの PCMシステムを用いてマルチプレクサ接続でローカル交換機に接続される。ロ ーカル交換機が2線接続しかサポートしない場合には、ネットワーク要素は、V 2信号をアナログ2線加入者接続インターフェイスへと変換することにより交換 機に接続される。ネットワーク要素と、それに接続されたベースステーションと の間の信号は、適用移動電話ネットワークの信号であるが、セルラーネットワー クの典型である機能、例えば、セルハンドオーバー及びローミングが除去される ように変更される。従って、加入者は、自分の名前をもつベースステーションの 有効到達領域に留まらねばならない。入呼び及び出呼びのルート指定は、ネット ワーク要素の加入者ファイルに基づく。ネットワーク要素の動作は、集信装置の 動作に類似しており、即ち交換機において番号の分析、計算及び他の機能が行わ れる間にコールが加入者接続から交換機へルート指定される。 上記によれば、WLLネットワークは、既知のGSMシステムに基づく。GS Mは、時分割多重アクセスをベースとするデジタルセルラーシステムであって、 トラフィックチャンネルTCHが、これに接続されたSACCH(低速関連制御 チャンネル)と共に常に割り当てられる。移動ステーションは、受信した信号の 電力、隣接ベースステーションのBCCH搬送波の信号強度を測定し、そして受 信信号の質を表すビットエラー比を計算しなければならない。更に、GSM推奨 勧告に基づく測定結果を1秒ごとに1回以上上記のSACCH(低速関連制御チ ャンネル)を経て報告しなければならない。SACCHチャンネルが報告の目的 でのみ使用される場合には、移動ステーションは、測定結果を1秒あたり2回報 告することができる。WLLアプリケーションにおいては、ターミナルは、移動 ステーションと同じ測定を実行できるが、ハンドオーバーに関連した測定は不要 である。 WLLシステムは、ターミナルにより送信された測定結果から、ターミナルの 動作にエラーがあるかどうかをある程度結論付けできることは確かである。結果 が受け取られない場合には、もちろん、ターミナルが動作していないことが明ら かである。しかし、システムは、リンギングに障害があるか、DTMF信号の通 過に障害があるか、又は加入者ターミナル装置のオンフック及びオフフック信号 に対する応答に障害があるか分からない。加えて、システムは、加入者ターミナ ル装置の動作に欠陥があるかどうか見出すことができない。従来型の固定ネット ワーク電話である加入者ターミナル装置が短絡するか、オフフックのままとなる か、又はプラグがターミナルに接続されない、等のことが起きる。システムは、 ターミナルのスタンバイバッテリが良好であるか及びバッテリ充電器が規定通り に動作するかどうか見出すための手段も有していない。ある場合に、加入者は、 オペレータの知らないうちに、間違った形式のバッテリを使用し、ターミナルの 動作に障害を招くことがある。加入者は、オペレータにエラー報告を行い、オペ レータは、次いで、トラブルの原因を簡単に見出さねばならない。 テルラー・インターナショナル・インクを出願人とする国際特許出願WO94 /22255は、WLL型システムに適したテスト装置であって、ターミナルに おいてプログラムされたテストを自動的に遂行するテスト装置を開示している。 このテスト装置は、ターミナルに物理的に接続されて、ターミナル及び無線ユニ ット、アダプタ及び電源の動作を監視し、そしてそれらの動作が正しいかどうか チェックする。アダプタに接続されたときには、加入者ターミナル装置(電話、 モデム、ファクシミリ)の機能をシュミレーションし、アダプタの応答から、ア ダプタが規定の通りに機能するかどうか結論付ける。シュミレーションに関して は、テスト装置がアダプタに対するオフフック信号を発生し、そしてアダプタが ダイヤルトーンで応答するかどうかチェックすることを述べねばならない。これ は、アダプタにより発生されたリンギングトーンをターミナルに向け、オフフッ ク信号を発生し、そしてこのオフフック信号に応答してアダプタがリンギングト ーンをオフに切り換えるかどうかチェックする。テスト装置は、送信器/受信器 に接続され、そしてそれ自身の番号へ出呼びを発生するように送信器/受信器に 指令し、換言すれば、ネットワークを通してそれ自身にコールし、これにより、 テスト装置は、送信器/受信器がコールに応答してビジートーンを発生するかど うかチェックする。 公知のテスト装置は、幾つかの欠点を有する。第1に、ネットワークオペレー タは、遠隔制御によってテストシーケンスをスタートすることもできず、ターミ ナルの動作に関するテスト結果を受け取ることもできず、テストは、ローカルで 自動的に行われるか又はユーザにより開始される。これは、テスト結果の接続を 指令する当事者に、例えばインジケータライトで通知する。第2に、テスト装置 は、ターミナル及びこれを加入者ターミナル装置に接続する加入者ラインの動作 を全くテストせず、又このように加入者ターミナル装置の動作もテストせず、従 って、加入者ライン又は加入者ターミナル装置に欠陥が生じたときには、ユーザ は、サービスマンを呼ばねばならない。これは、例えば、電話プラグがアダプタ に充分に押し込まれない場合には不要である。第3に、オペレータは、固定ネッ トワークにおいても行われるように、加入者ラインにおいてループ測定を行うこ とが必要であるが、これは、WLLシステムでは行えない。というのは、加入者 ラインの一部分が無線リンクだからである。図1に示す既知の方法を適用すべき 場合には、これは、各WLLターミナルがそれ自身の抵抗/キャパシタンスメー タを有していなければならないことを意味する。これは、経済的に高価である上 に、測定データをオペレータに通す手段が依然として存在しないことになる。第 4に、このテスト装置では、ターミナルのスタンバイバッテリの状態をテストす ることができない。 従って、本発明の目的は、ターミナル及びそのスタンバイバッテリの両方の動 作と、加入者ライン及び加入者ターミナル装置の状態とをテストする方法であっ て、ネットワークから無線でテストを開始できると共に、テスト結果を無線でネ ットワークに送ることのできる方法を提供することである。この方法を実施する 接続は、別の目的である。 上記の目的は、独立請求項に記載の解決策により達成される。発明の要旨 本発明によれば、適当なプロトコルを用いることによりネットワークから送ら れるテストメッセージを受け取り、メッセージに規定された診断機能を実行し、 そして適当なプログラムを用いてネットワークに結果を送信するための接続構成 体がWLLターミナルに含まれる。 診断機能は、公知の構成体で実行されたものと同じ形式のテスト、例えばオン フック/オフフックの測定及び信号レベルの測定を含むターミナルテストを包含 する。特に、診断機能は、加入者ループのループ測定及びターミナルのスタンバ イバッテリの状態をチェックする機能を含む。 ループ測定を実行するために、接続構成体は、加入者接続を行うのに使用され るSLIC回路を含み、即ち加入者ターミナル装置からのツインケーブルがこの 回路へと延ばされる。SLIC回路の2線入力及び加入者ラインと並列に、信号 発生器及び抵抗を含む直列接続が配置される。抵抗値は、SLIC回路の入力イ ンピーダンスとほぼ同じである。信号発生器は、交流電圧を加入者ラインに供給 し、このラインは、測定の目的に基づいて、低い周波数又は高い周波数のいずれ かである。加入者ループの状態は、SLICの入力及び対応的にその出力におけ る供給信号の作用を決定する。低い及び高い周波数の測定の結果は、互いに比較 され、そしてこれらの結果から、加入者ラインに短絡があるかどうか、ラインが 切断したかどうか、電話がオフフックであるかどうか、そして電話のリンギング 回路に欠陥があるかどうかを容易に見出すことができる。 SLIC回路自体は、加入者ラインの消費電流と限界値との比較に基づくルー プ識別を含む。この機能は、オフフックであるかオンフックであるかを見出す。 デジタルターミナルは、信号プロセッサを既に使用しており、これには、A/D コンバータ、通常はPCMコーデックが接続され、その一部分がSLIC出力に 接続される。信号プロセッサには、必要な計算を行うタスクが与えられる。個別 の計算回路をアナログターミナルに使用してもよい。 スタンバイバッテリの状態を見出すために、テストをスタートするネットワー クからのメッセージに応答してバッテリ状態テストを実行する論理ユニットがタ ーミナル又はその電源ユニットに追加される。テストは、少なくともバッテリ負 荷テストを含む。次いで、ターミナルは、バッテリ状態に関する情報をネットワ ークに送信するところのメッセージを形成する。 テストをスタートするメッセージをネットワークからターミナルへ送信すると 共に、対応的に、ターミナルからネットワークへレポートを送信するために、セ ルラーネットワークの既存のプロトコルが、もし可能であれば使用される。アナ ログNMTネットワークは、仕様書に規定されたあるフレームを使用する。デジ タルネットワークは、SMSプロトコル(ショートメッセージサービス)を使用 するか、又はSMSをベースに開発された何らかの送信プロトコルを使用する。 テストは、例えば、リモートオペレーションセンター又は加入者ネットワーク要 素のような何らかのネットワーク要素により開始できるが、ベースステーション も、テストを開始しそして結果を分析することができる。デジタルセルラーネッ トワークに使用される別の適用可能なプロトコルは、非構成補足サービスデータ (USSD)と称される。このプロトコルは、ヨーロピアン・テレコミュニケー ション・スタンダード・インスティテュート(ETSI)により1995年1月 に仕様書ETS300 625において提案されたものである。移動ステーショ ン及びネットワークの両方は、非構成ストリングを形成し、送信しそして受信す ることができる。移動ステーションは、それがストリングを受信した後に、ネッ トワークにより命令されたオペレーションを実現化し、結果を含む新たなストリ ングを形成し、そしてそのストリングをネットワークへ送信する。 ターミナルは、テストメッセージを受信した後に、そのメッセージに参照があ るところの機能仕様を記憶されたテーブルからサーチし、そしてその仕様に定義 されたタスクを実行する。タスクが完了しそして結果が計算されると、ターミナ ルは、プロトコルに基づいてメッセージを形成し、そしてそれをネットワークに 送信する。 ターミナルのテスト機能は、必要に応じて、規則的な繰り返しで、夜間のよう なある時間のみに、あるターミナルのみに関して、又は全てのターミナルに関し てスタートすることができる。テスト命令は、個々の測定に関連してもよいし、 又は一連の全測定に関連してもよい。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。 図1は、ループ測定の既知の原理を示す図である。 図2は、WLLシステムを示す。 図3は、本発明による接続の簡単な図である。 図4は、接続の実施形態を示す図である。 図5は、デジタルターミナルにおける本発明の接続を示す図である。 図6は、ターミナルのスタンバイバッテリをテストするための第1の構成体を 示す図である。 図7は、ターミナルのスタンバイバッテリをテストするための別の構成体を示 す図である。 図8は、ターミナルにより実行される機能のフローチャートである。 図9A及び9Bは、アナログセルラーネットワークにおけるメッセージ送信に 適したフレームを示す図である。 図10は、本発明による要素が補足されたデジタルセルラーネットワークを示 す図である。好ましい実施形態の詳細な説明 図3は、ループ測定を行うことのできるWLLターミナルの接続構成体を示す 図である。図中のマークは、適用部分において図1のマークに対応する。加入者 ラインに関する本質的な相違は、電話から交換機まで延びる図1の加入者ライン が数十キロメータの長いものであるのに対して、図示されたWLLの場合には、 加入者ライン即ち加入者ターミナル装置からターミナルまで延びるラインの長さ が通常は数メータの短いものに過ぎず、その後の加入者接続が無線リンクである ことである。 本発明にとって重要な回路は、破線で囲まれたWLLターミナルに示されたも のだけである。それらは、電話交換機に意図されたもので多数の供給者から入手 できる市販のSLICと、交流電圧発生器31と、スイッチ32と、抵抗33と を含む。SLIC入力は、加入者ラインであるツインケーブルのワイヤA及びB により形成される。交流電圧発生器31、制御スイッチ32及び抵抗33の直列 接続体は、回路の入力極間に接続される。抵抗33の抵抗値は、SLICの入力 インピーダンスR1に等しく、これは、その一部分として、加入者ターミナル装 置の音声レンジのターミナルインピーダンス、即ちオフフック状態において低い 周波数で測定したインピーダンス(同様に参照番号R1)にほぼ等しい。加入者 ラインのプラグがターミナルのアダプタソケットに押し込まれたときには、加入 者ループ、交流電圧発生器及びSLIC回路が、接続点から見て、並列に接続さ れて取り付けられる。 公知技術の説明に関連して、このような市販のSLIC回路は、加入者ライン の消費電流と、設定可能な限界値との比較に基づくループ識別を含むことに注目 した。この機能は、電話のフック状態を識別できるようにし、即ちオンフックで あるかオフフックであるかを識別できるようにする。又、本発明による方法は、 次の状態を互いに分離できるようにする。 状態a)オフフック電話(即ち、コールが進行中であるか、フックをテーブル 上に置き忘れたか、又はうまく戻さなかった)、及びb)加入者ラインの短絡、 そして 状態c)加入者ラインのオフ(即ち、ラインが実際にオフ又は切断されたか、 或いは電話のリンギング回路に欠陥又は切断がある)、及びd)フックがオンで あり且つリンギング回路を見ることができる(即ち、全てが良好である)。 これらの状態は、異なる周波数の交流電圧を個別の信号発生器から加入者ライ ンに供給するだけで識別することができる。これらの状態は、SLIC増幅器の 出力から得られた異なる周波数信号レベルにおいて互いに比較することによって 結論付けることができる。結論付けは、多数の方法で行うことができ、その効果 的な1つについて以下に説明する。 ループ測定が行われないときには、スイッチ32が開であり、そしてSLIC 回路は受動的な状態である。ターミナルが、ループ測定を促すメッセージをネッ トワークから受け取ると、スイッチ32が閉じ、そして交流電圧発生器31が作 動される。 多数の異なる周波数を発生器で形成することができ、それらの作用をテーブル 1の助けにより以下に説明する。 振幅をAとしそして周波数をfとすると、発生器が周波数A(f)を供給しそし てSLICの出力レベルが0であるときには、加入者ラインが短絡状態であるこ とが分かる。これは、ターミナルから見て、ワイヤAとBとの間の抵抗が0又は 数Ωであり、従って、これが発生器の枝路を短絡し、このため、SLIC受信器 の出力から信号が得られないからである。これは、フックがオフであるかオンで あるかの場合である。 発生器が周波数A(f)を供給しそしてSLICの出力レベルが1/2Aであるとき には、加入者ラインがオフであるか又は緩んでいることが分かる。これは、加入 者ラインに向かうインピーダンスが無限であるので、発生器により与えられる電 圧が発生器の抵抗33とSLICの入力抵抗R1(これらの抵抗は等しい)との 間で等しく分割されるからである。従って、このような電圧は、振幅が発生器3 1の電圧の振幅Aの丁度半分であるSLIC出力から受け取られる。これは、 フックがオフであるかオンであるかの場合である。発生器により与えられる周波 数は、この場合には何ら意味をもたない。 加入者ラインが良好であり、そして電話のリンギング回路の動作、電話の直流 電圧抵抗及び音声レンジインピーダンスを検査するときには、周波数が重要とな る。図3にRC直列接続として示された電話のリンギング回路のカットオフ周波 数は、0.5・・・1KHzの範囲である。発生器31により供給される交流電 圧の周波数がこれより増加され、即ちA(f)>リンギング回路のカットオフ周波 数であって、且つA(f)が例えば4KHzの交流電圧であるときには、リンギン グ回路のキャパシタCが低い抵抗のみを表し、従って、加入者ラインのインピー ダンスが減少され、SLIC入力電圧、ひいては、その出力電圧の減少を招く。 このことから、リンギング回路は正常であると結論付けすることができる。オン フック状態は既知である。 A(f)>リンギング回路のカットオフ周波数である以前の測定において、SL ICの出力レベルが変化しない場合には、リンギング回路に欠陥があるという結 論になる。 発生器の周波数がリンギング回路のカットオフ周波数よりも減少され、即ちA (f)<リンギング回路のカットオフ周波数であり、そしてA(f)が例えば50Hz の交流電圧であるときには、直流電流インピーダンスがフック状態に対応すると 結論付けることができる。フックがオンであるときには、SLIC入力が加入者 ラインのDCインピーダンスを高いものと理解し、そしてフックがオフであって 、リンギング回路が何の作用もしない場合には、SLIC回路は、電話ターミナ ルのインピーダンスR1の値を見る。 発生器が「A(f)>リンギング回路のカットオフ周波数」の周波数を供給する ようにさせることにより、音声レンジのインピーダンスが規定の通りであるかど うか見出すことができる。 SLIC回路がPCMコーデックに接続されたときには、コーデックの信号発 生器が使用され、その信号が回路からSLICの内部供給増幅器を経て得られる と考えることができる。しかしながら、これは、本発明による信号発生器31と して使用することができない。というのは、送信信号と受信信号との間に位相差 が生じない場合には、SLIC回路のハイブリッド機能が、受信器の枝路におい てコーデックの信号が聞こえるのを防止するからである。位相差は、当然、固定 ネットワークの電話交換機において従来のやり方でSLIC回路を使用し、従っ て、加入者ラインがしばしば充分に長いものとなって、送信信号が加入者ターミ ナル装置の端から反射して戻されるときに生じる。WLLの場合には、加入者ラ インは、位相差が発生されるには短過ぎるものである。 図3のループ測定接続は、図4に基づいて実行されるのが好ましい。図4によ れば、測定信号は、スイッチ46、DC差に付随するキャパシタ42、及び抵抗 41により、ツインケーブルの一方のワイヤへ送られる。測定が行われる時間中 に、他方のケーブル枝路は、交流電圧という観点から、DC差に付随するキャパ シタ44及び抵抗43を通りスイッチ45で回路のアースに接続される。キャパ シタは、SLIC入力増幅器の機能点を直線的な範囲に保持するために必要とさ れ、そしてそれらは、低い測定周波数を使用するときには測定結果に影響しない ように大きさ定めされねばならない。ターミナルに配置されたマイクロプロセッ サのPWMゲートから得られる0V−5Vの電圧範囲の方形波が信号発生器とし て使用される。信号は、低い基本周波数に加えて高い周波数も含むので、これら 周波数は、ローパスフィルタでフィルタしなければならない。フィルタ動作は、 ターミナルに含まれる信号プロセッサで測定アルゴリズムを実施するときには、 容易に行うことができる。 スイッチ45及び46は、BJTトランジスタ又はFETで実施することがで きる。注目すべきことに、測定機能を実施するときには、若干の抵抗及びキャパ シタと、一対のスイッチトランジスタしか必要とせず、しかも、スイッチは測定 回路にあって、加入者ラインからDC分離されるので、この実施は、安価で且つ 簡単である。 図5は、デジタルWLLターミナルの原理図であり、既に述べたSLIC回路 と、交流電圧を加入者ループに発生する接続31、32、33とに加えて、本発 明にとって重要なブロックが示されている。ターミナルのアダプタ部分は、ネッ トワークからのPCM音声信号をアナログ信号へと変換すると共に、対応的に、 加入者ターミナル装置からのアナログ信号を、無線波で更に送信するためのPC Mコード信号へと変換するPCMコーデック41を既に有している。PCMブロ ックは、ここでは、A/D及びD/Aの両コンバータを含む。基本帯域信号の処 理は、信号プロセッサDSP(42)において実行され、これは、加入者ターミ ナル装置から到着するアナログ信号からPCMブロックにより発生されたビット 流から送信フレームを形成する。これらの送信フレームは、チャンネルコード化 され、そしてRFユニット44は、送信フレームをベースステーションに送信す る。この機能は、送信フレームがベースステーションにより送信されるとき及び ターミナルにより受信されるときに同様である。 オペレーションは、マイクロプロセッサ及び必要なソフトウェアを含むターミ ナルのMCU(メインコントローラユニット)43により制御される。これらは 全て当業者に明らかであろう。 本発明によれば、オペレータは、ある測定機能を実行するためのプロンプトを 含むターミナルにこのようなメッセージを送信する。図において、これは「測定 メッセージ」ボックスで示されている。対応的に、ターミナルは、測定を実行し た後に、「結果」メッセージで図示された測定レポートメッセージをオペレータ に送信する。WLLアプリケーションネットワークに基づき、ネットワーク又は 他の適当な通信メカニズムの標準的なメッセージが、可能なときに、常に使用さ れる。 ネットワークを経て到着するメッセージは、スタンバイバッテリの状態をテス トするための命令も含む。スタンバイバッテリは、給電する幹線電源が停電した 場合にターミナルの電力供給を確保するために使用される。幹線電源がない場合 には、バッテリが主電源として機能する。しかしながら、何らかの理由でスタン バイバッテリの充電が低過ぎる場合には、スタンバイバッテリにより与えられる 利点が達成されない。バッテリ状態テストを遠隔テスト機能に追加することによ り、オペレータは、加入者に適時にバッテリの充電が不充分なことを通知し、そ して加入者は、必要なステップを遅れずにとることができる。 図6及び7は、バッテリをテストするための構成体を示す。テストのために、 論理ユニット63が必要とされ、これは、ターミナルにより制御されて、測定メ ッセージにより特定された機能、即ちバッテリテストを実行する。論理ユニット は、図6のようにスタンバイバッテリユニットに配置されてもよいし、又は図7 のようにWLLターミナルの一部分として配置されてもよい。次のタスクが論理 ユニットに指定される。 − バッテリへの充電器の充電電流をオン及びオフに切り換える。 − テスト負荷をバッテリ電圧に接続する。 − バッテリ電圧を読み取る。 − できれば、バッテリサイズ及び製造者を検査する。 測定メッセージがスタンバイバッテリの状態のテストを実行するためのメッセ ージを含むときには、バッテリ負荷テストが行われる。主制御ユニットは、バッ テリからの充電器64の供給電流をオフに切り換えるようにMCU論理部品63 を制御する。次いで、バッテリ電圧が制御ラインを経て読み取られる。バッテリ 電圧はアナログ量であるから、MCUのA/Dラインの1つをこの目的で使用し なければならない。バッテリ電圧を読み取った後に、論理ユニットは、バッテリ の極間にテスト負荷を接続し、バッテリをテスト負荷に所定時間中放電し、そし てこの時間が経過した後にバッテリ電圧を再び読み取る。従って、最初のバッテ リ電圧、放電電流及び放電時間後の電圧に関する情報が受け取られる。この情報 は、結果メッセージに入れられそしてネットワークヘ送信される。送信の前に、 ターミナルは結果の初期処理を実行する。結果を分析することにより、ネットワ ークは、必要に応じて警報即ちアラームメッセージを発生し、これはターミナル へ通される。 バッテリのサイズ及び製造者も検討される。これは、ある既知の方法を使用す ることにより、例えば、バッテリのサイズ及び製造者を指示するバッテリに配置 された抵抗を検討することにより行われる。この目的でMCUのA/Dラインも 使用される。 又、個別の倫理ユニットを使用せずにバッテリの状態を検査することもでき、 充電器がその供給電力を失うときだけチェックが行われる。充電器が電流を与え ず、ターミナルがバッテリからの電力供給に依存することがターミナルに分かっ たときには、ある時間にわたりその時間中のバッテリの電圧降下を測定する。タ ーミナルは、予備処理の後又は予備処理を伴わずにネットワークに結果を送信す る。 この方法は、充電器をバッテリから切り離しそしてそれを再接続するのに個別 の論理ユニットが必要とされず、又、個別のテスト負荷をバッテリの極に接続す る必要もないという利点を有する。 図8は、測定メッセージを受信した後にターミナルにより行われるステップを 示すブロック図である。これらの機能は、測定を実行するためのプロンプト及び どの測定機能を実行すべきかの情報を含むメッセージをターミナルが無線で受信 した後にスタートする。次いで、ターミナルは、メモリに記憶されたテーブルか ら測定機能の仕様をシークする(図5)。各仕様は、プロセッサ制御のもとで実 行されるある命令セットである。測定は、ループ測定と、ターミナルアダプタ及 び/又は無線ユニットの動作に関連した測定である。測定が行われて測定値が得 られた後に、ターミナルは、測定値を含むシステムに基づくメッセージと、もし 必要ならば、測定が行われた場所に関する情報とを形成する。この情報は、受信 した測定メッセージにおけるある識別子の参照である。次いで、ターミナルは、 そのアイドル状態をとる。ユーザがネットワークとのトラフィック接続を有する とき、即ちコール中やファックスが送られる等の間にも、測定メッセージを受信 しそして結果のメッセージを送信することができる。 システムがアナログNMT−900セルラーシステムである場合に、測定機能 をスタートするメッセージは、1995年1月のNMT仕様書NMT DOC9 00−1の第4.3.2.1項に規定されたフレーム1a(発呼チャンネル指示 、一般)、1a’(MSグループAの発呼チャンネル指示)、1a’(MSグル ープBの発呼チャンネル指示)、又は1b(合成発呼及びトラフィックチャンネ ル指示)で送信することができる。 図9Aは、ダウンリンク方向に送信されるべきフレームのフィールドの一般的 な形状を示す。チャンネル番号、プレフィックス、トラフィック領域番号及び電 話識別子のフィールドの後に、3桁(16進キャラクタ)即ち12ビットのデー タのためのフィールドが指定される。フレーム1a及び1bにおいては、情報フ ィールド及び電話識別子フィールドが、一緒に、付加的な情報のために指定され るフィールドを形成し、これにより、10個の数字(桁)のためのフィールドが 得られる。ある状態において、電話識別子フィールドは、フレーム1a’及び1 a”において付加的な情報のために使用することもできる。これらの標準的なフ レームにおいては、少なくとも情報フィールドのビットが測定タスクを定義する のに使用される。12ビットでは、全部で212の異なるタスクを定義することが でき、これで充分である。タスクがターミナルにより実行されるべき測定タスク であることを通知するのに1つの数字で充分であり、従って、28=256個の ものがタスクを定義するためにまだ残される。 メッセージを受信すると、ターミナルは、そのビットパターンに対応する機能 を定義するためにそのメモリのテーブルをサーチし、その機能を実行し、そして 結果をネットワークに送信する。それらは、図9Bに基づく規格において、アッ プリンク方向のフレーム構造、特に、仕様書の項目10a(MSから発呼チャン ネル上のコール確認及びアクセスチャンネル上のアクセス、短縮フレーム)及び 10d(MSから合成CC/TC上の別の形式のコールについてのコール確認) で定義されたフレームで送信することができる。その5桁の情報フィールド(2 0ビット)は、全ての考えられる測定結果及び測定タスクを識別するのに充分で ある。メッセージにおいて1桁が行われる測定タスクを識別しそして残りの4桁 が測定結果の通知に使用されるような手順が考えられる。4桁は16ビットを意 味し、これは結果を記述するに充分な数である。 フレームをいかに使用するかの上記説明は、単なる示唆に過ぎず、そしてNM T−900規格に基づくフレーム構造が測定タスクメッセージ及び測定レポート メッセージをアナログセルラーネットワークにおいて中継できることを例示する ものに過ぎない。 デジタルセルラーシステムをベースとするWLLシステムでは、システムのS MS(ショートメッセージサービス)又はSMSに構築されたプロトコルを使用 して、測定機能をスタートするメッセージを送信するのが効果的である。GSM セルラーシステムのショートメッセージサービスは、例えば、規格EST300 502に定義されている。 短いメッセージは、ポイント対ポイント型のものであり、SMS−MT/PP (移動着信ショートメッセージサービス、ポイント対ポイント)とSMS−MO /PP(移動発信ショートメッセージサービス、ポイント対ポイント)との間を 区別することができる。更に、ネットワークは、放送型の短いメッセージSMS −CB(セルブロードキャストショートメッセージサービス)の短いメッセージ を送信することができる。短いメッセージの最大長さは、140バイト、又は各 々7ビットの160ASCIIキャラクタである。セルラーネットワークは、メ ッセージを記憶し、バッファしそして前方にルート指定する特殊なSMSC(シ ョートメッセージサービスセンター)を有する。実際に、SMSCはワークステ ーションである。短いメッセージがPSTNネットワーク又は移動ステーション から送信されるときには、それが常にサービスセンターへ送られ、このサービス センターがそれを更に送信する。従って、短いメッセージは全てSMSCを通過 する。短いメッセージが移動ステーションに着信するときには、GSM規格では 受信者の応答/確認を短いメッセージにおいて行うことができ、この応答は、S MSCにより送信者へ更に中継される。 図10は、GSM/DCSセルラーシステムをベースとするWLLシステムを 示す。本発明による測定メッセージ及び測定結果メッセージの送信に使用される セルラーシステムの要素が示されている。ほとんど全ての要素が現在のセルラー ネットワークに既に存在することに注意されたい。現在のセルラーシステムに関 連した要素は破線内に配置されている。セルラーネットワークがPSTN/IS DNネットワークに接続されるところの要素は、移動交換センター81であり、 即ち、例えばネットワークのマネージメントソフトウェアを実行するワークステ ーションであるセルラーネットワークOMC(オペレーション&メンテナンスセ ンター)である。ワークステーションには、プリントアウトユニット86が接続 される。更に、ネットワークは、SMSC(ショートメッセージサービスセンタ ー)87、実際にはソフトウェアを伴うワークステーションと、ベースステーシ ョンコントローラ82及びベースステーション83、84とを含む。 既存の要素に加えて、本発明による構成体は、参照番号88で示されたネット ワーク項目、即ちROC(リモートオペレーションセンター)を必要とし、これ は、ワークステーションであってもよいし、又は小型のWLLネットワークにお いては、WLLターミナルのためのマネージメントソフトウェアを実行する汎用 の通常のPCであってもよい。これは、ペーパにレポートをプリントアウトする ためにプリントアウトユニット89に接続される。ROCをOMCと統合するこ ともできるし、又は図示されたようにそれらが個別のものであってもよい。 ROC88は、オブジェクトであるWLLターミナル(1つ又は複数)のタス ク定義及びアドレスを含む測定タスクメッセージを形成すると共に、短いメッセ ージをサービスセンター87に送信し、該センターは、既知のやり方で短いメッ セージをそれらの行先にルート指定する。ROCは、例えば、WLLターミナル 810の測定タスクに関連するメッセージを形成する。メッセージは、標準的な SMSプロトコルでROCからスタートし、そしてショートメッセージサービス センター87へ進み、該センターは、これを移動交換センター81へルート指定 すると共に、ベースステーションコントローラ82により、ターミナル810が 位置した位置エリアのベースステーション84へルート指定する。ベースステー ションは、短いメッセージを、ターゲットであるWLLターミナル810へ送信 し、該ターミナルは、そのメッセージを受け取りそして図5及び6について説明 したように機能する。測定の後に、ターミナルは短いメッセージを形成し、これ をリモートオペレーションセンターROC88へ向ける。通常の短いメッセージ のプロトコルにより、測定結果を含む短いメッセージは、ショートメッセージサ ービスセンター87へ送られ、該センターは、それをROC88へ通す。 以上、ショートメッセージサービスを用いることにより測定メッセージを送信 する方法について説明した。このような構成体は、ネットワークの変更もそこに 使用されるプロトコルの変更も必要としない。又、請求項の保護の範囲は、本発 明を実施する多数の他の異なるやり方も許す。異なる製造者は、他の改良された 機構を用いて、リモートオペレーションセンターからターミナルの機能を呼び出 すこともできる。これらの機構は、SMSをベースとして開発されたデータ送信 プロトコルである。その1つは、リモートターミナルにおいて所望の機能を開始 するコールを送信ネットワークを経て送信するのに使用される本出願人により開 発されたラジオローカルネット(RLN)である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月2日(1998.6.2) 【補正内容】請求の範囲 1.加入者ターミナル装置がターミナルのアダプタユニットに接続されそして 加入者接続の一部分が無線ユニットとベースステーションとの間の無線リンクに より形成され、ターミナルは、スタンバイバッテリの状態を測定しそしてテスト 結果を無線ユニットを経てベースステーションへ送信する機能を含むシステムに おいてワイヤレス加入者接続を遠隔テストするための方法であって、 加入者ターミナル装置とアダプタユニットとの間の接続は、アダプタユニット に含まれた加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)により実行し、これ により、個別の加入者ターミナル装置が接続ラインを使用することによりターミ ナルに接続され; ターミナル、加入者ターミナル装置及びそれらの間の接続をテストする機能の ような付加的なテスト機能をターミナルにおいて構成し; 所望のテスト機能を開始するメッセージを無線リンクを経てターミナルへ送信 し;そして メッセージにおいて参照されるテスト機能をメッセージに応答して実行する; という段階を備えたことを特徴とする方法。 2.上記テスト機能は、ループ測定を含む請求項1に記載の方法。 3.信号発生器が上記加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)の入力 と並列に接続されて、変化し得る周波数を供給し、これにより、接続ライン及び 加入者ターミナル装置の状態が加入者ラインインターフェイス回路(SLIC) の出力から結論付けされる請求項2に記載の方法。 4.ターミナルが電話であるときには、仕様に基づくインピーダンス測定が行 われるところの周波数が選択される請求項3に記載の方法。 5.ターミナルが電話であるときには、リンギング回路のカットオフ周波数よ り低い周波数が選択され、これにより、直流電圧状態とほぼ同様に抵抗を測定で きる請求項3に記載の方法。 6.ターミナルが電話であるときには、リンギング回路のカットオフ周波数よ り高い周波数が選択され、これにより、リンギング回路の状態が見出される請求 項3に記載の方法。 7.加入者接続回路の入力インピーダンス及び並列に接続された信号発生回路 のインピーダンスが適応され、これにより、加入者ラインインターフェイス回路 (SLIC)の出力電圧振幅が、信号発生器により供給される電圧の振幅の半分 であるときに、接続ラインが切断又は緩んでいると結論される請求項3に記載の 方法。 8.テスト機能を開始するメッセージ及びテスト結果は、無線システムに使用 されるプロトコルで送信される請求項1に記載の方法。 9.無線インターフェイスは、主としてNMT−900仕様書に基づくもので あり、そしてテスト機能を開始するメッセージ及びテスト結果は、この仕様に基 づく信号フレームで送信される請求項1に記載の方法。 10.加入者ターミナル装置を接続ラインによりターミナルのアダプタユニッ トに接続することができ、そして加入者接続の一部分がターミナルの無線ユニッ トとベースステーションとの間の無線リンクにより形成され、ターミナルは、ス タンバイバッテリの状態を測定しそしてテスト結果を無線ユニットを経てベース ステーションへ送信する機能を含むワイヤレス加入者接続の無線システムのター ミナルにおいて、 無線リンクを経て受け取られてテスト機能を開始するメッセージに応答して、 ターミナル、接続ライン及び加入者ターミナル装置の状態に関するテストのよう な所望のテストを実行する機能手段を含み、 上記機能手段は、加入者ターミナル装置をターミナルに接続するのに使用され る加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)を含むことを特徴とするター ミナル。 11.上記機能手段は、更に、 交流電圧を発生する手段であって、加入者ラインインターフェイス回路(SL IC)の入力及び接続ラインに並列に接続される手段を含む請求項10に記載の ターミナル。 12.上記ターミナルは、メモリに記憶されたテーブルであって機能の仕様を 含むテーブルを含み、そしてテスト機能を開始するメッセージに応答して、上記 機能手段は、テスト機能の仕様について上記テーブルをサーチし、そしてその仕 様に基づいてテストタスクを実行する請求項10に記載のターミナル。 13.上記機能手段は、ループ測定タスクを実行するために加入者ループへの 交流電圧をオンに切り換えるスイッチ手段を備えた請求項11に記載のターミナ ル。 14.加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)の出力には信号プロセ ッサが機能的に接続されて、テストに必要な計算動作を実行する請求項10に記 載のターミナル。 15.交流電圧を発生する手段は、マイクロプロセッサから得られる交流電圧 信号により形成される請求項11に記載のターミナル。 16.上記ターミナルは、論理ユニット(63)に接続され、該論理ユニットは、 スタンバイバッテリテストメッセージに応答して、スタンバイバッテリの充電器 を電源からオフにし、テスト負荷を所定の時間中にバッテリの極にスイッチし、 その間に極電圧の変化を測定し、そして最後に、スタンバイバッテリの充電器へ の電源をオンにする請求項11に記載のターミナル。 17.上記論理ユニットはターミナルに配置される請求項16に記載のターミ ナル。 18.上記論理ユニットは、スタンバイバッテリとの接続において配置される 請求項16に記載のターミナル。 19.上記ターミナルは、送信接続に使用するプロトコルに基づくメッセージ であって、テスト結果を含むメッセージを形成するための手段を含む請求項10 に記載のターミナル。 20.ワイヤレス加入者接続を実行するシステムであって、ベースステーショ ンと、無線ユニット及びアダプタユニットを含むターミナルとを備え、加入者タ ーミナル装置が接続ラインによってターミナルのアダプタユニットに接続され、 これにより、無線リンクが加入者接続の一部分を形成するようなシステムにおい て、 上記ターミナルのテスト機能を開始するメッセージを形成するためのネットワ ーク要素と、 アダプタユニットに含まれた加入者ラインインターフェイス回路(SLIC) とを備え、接続ラインを使用することにより加入者ラインインターフェイスユニ ット(SLIC)に個別の加入者ターミナル装置を接続することができ、 上記ターミナルにあって、テスト機能を開始する受信したメッセージに示され たテスト機能を実行するためのテスト手段と、 上記ターミナルにあって、テスト結果を無線リンクに送信するための手段と、 上記メッセージをデータ送信ネットワークに通すための送信プロトコルと、を 備えたことを特徴とするシステム。 21.上記システムは、デジタルセルラーネットワークをベースとするもので あり、そして上記送信プロトコルは、そのネットワークのショートメッセージサ ービスに使用されるプロトコルである請求項20に記載のシステム。 22.上記システムは、デジタルセルラーネットワークをベースとするもので あり、そして上記送信プロトコルは、セルラーネットワークのショートメッセー ジサービスプロトコルをベースとして形成されたプロトコルである請求項20に 記載のシステム。 23.上記システムは、デジタルセルラーネットワークをベースとするもので あり、そして上記送信プロトコルは、ヨーロピアンテレコミュニケーション規格 EST300625に基づくプロトコルである請求項20に記載のシステム。 24.ネットワーク要素により形成されるメッセージは、ターミナルにおいて 加入者ラインループ測定を開始するデータを含む請求項20に記載のシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 レーデメーキ ヘイモ フィンランド エフイーエン―26930 ヴ ェルムンティラ ヒルキアルホンティエ 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.加入者ターミナル装置がターミナルアダプタユニットに接続され、そして 加入者接続の一部分が無線ユニットとベースステーションとの間の無線リンクに より形成されるシステムにおいてワイヤレス加入者接続を遠隔テストするための 方法であって、 ターミナル、加入者ターミナル装置及びそれらの間の接続をテストする機能の ような所望のテスト機能をターミナルにおいて構成し; 所望のテスト機能を開始するメッセージを無線リンクを経てターミナルへ送信 し; メッセージにおいて参照されるテスト機能をメッセージに応答して実行し;そ して テスト結果を無線ユニットを経てベースステーションに送信する; という段階を備えたことを特徴とする方法。 2.上記加入者ターミナル装置とアダプタユニットとの間の接続は、アダプタ ユニットに含まれたそれ自体知られた加入者ラインインターフェイス回路(SL IC)により実施され、これにより、個別の加入者ターミナル装置が接続ライン を使用することによりターミナルに接続される請求項1に記載の方法。 3.上記テスト機能は、ループ測定を含む請求項2に記載の方法。 4.信号発生器が上記加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)の入力 と並列に接続されて、変化し得る周波数を供給し、これにより、接続ライン及び 加入者ターミナル装置の状態が加入者ラインインターフェイス回路(SLIC) の出力から結論付けされる請求項3に記載の方法。 5.ターミナルが電話であるときには、仕様に基づくインピーダンス測定が行 われるところの周波数が選択される請求項4に記載の方法。 6.ターミナルが電話であるときには、リンギング回路のカットオフ周波数よ り低い周波数が選択され、これにより、直流電圧状態とほぼ同様に抵抗を測定で きる請求項4に記載の方法。 7.ターミナルが電話であるときには、リンギング回路のカットオフ周波数よ り高い周波数が選択され、これにより、リンギング回路の状態が見出される請求 項4に記載の方法。 8.加入者接続回路の入力インピーダンス及び並列に接続された信号発生回路 のインピーダンスが適応され、これにより、加入者ラインインターフェイス回路 (SLIC)の出力電圧振幅が、信号発生器により供給される電圧の振幅の半分 であるときに、接続ラインが切断又は緩んでいると結論される請求項4に記載の 方法。 9.上記テスト機能は、スタンバイバッテリの状態の測定を含む請求項1に記 載の方法。 10.スタンバイバッテリは、所定時間中にテスト負荷に接続され、そしてこ の時間中に極電圧の変化が測定される請求項9に記載の方法。 11.テスト機能を開始するメッセージ及びテスト結果は、無線システムに使 用されるプロトコルで送信される請求項1に記載の方法。 12.無線インターフェイスは、主としてNMT−900仕様書に基づくもの であり、そしてテスト機能を開始するメッセージ及びテスト結果は、この仕様に 基づく信号フレームで送信される請求項1に記載の方法。 13.加入者ターミナル装置を接続ラインによりターミナルアダプタユニット に接続することができ、そして加入者接続の一部分がターミナルの無線ユニット とベースステーションとの間の無線リンクによって形成されるワイヤレス加入者 接続の無線システムのターミナルにおいて、 無線で受け取られて、テスト機能を開始するメッセージに応答して、ターミナ ル、接続ライン、加入者ターミナル装置及びバッテリの状態に関するテストのよ うな所望のテストを実行し、そしてテスト結果を無線リンクに送信する機能手段 を含むことを特徴とするターミナル。 14.上記機能手段は、 加入者ターミナル装置をおそらく接続ラインを用いることによりターミナルに 接続するように使用されるそれ自体知られた加入者ラインインターフェイス回路 (SLIC)と、 交流電圧を発生する手段であって、加入者ラインインターフェイス回路(SL IC)の入力及び接続ラインに並列に接続される手段と、 を備えた請求項13に記載のターミナル。 15.上記ターミナルは、メモリに記憶されたテーブルであって機能の仕様を 含むテーブルを含み、そしてテスト機能を開始するメッセージに応答して、上記 機能手段は、テスト機能の仕様について上記テーブルをサーチし、そしてその仕 様に基づいてテストタスクを実行する請求項13に記載のターミナル。 16.上記機能手段は、ループ測定タスクを実行するために加入者ループへの 交流電圧をオンに切り換えるスイッチ手段を備えた請求項14に記載のターミナ ル。 17.加入者ラインインターフェイス回路(SLIC)の出力には信号発生器 が機能的に接続されて、テストに必要な計算動作を実行する請求項14に記載の ターミナル。 18.交流電圧を発生する手段は、マイクロプロセッサから得られる交流電圧 信号により形成される請求項14に記載のターミナル。 19.上記ターミナルは、論理ユニット(63)に接続され、該論理ユニットは、 スタンバイバッテリテストメッセージに応答して、スタンバイバッテリの充電器 を電源からオフにし、テスト負荷を所定の時間中にバッテリの極にスイッチし、 その間に極電圧の変化を測定し、そして最後に、スタンバイバッテリの充電器へ の電源をオンにする請求項13に記載のターミナル。 20.上記論理ユニットはターミナルに配置される請求項19に記載のターミ ナル。 21.上記論理ユニットは、スタンバイバッテリとの接続において配置される 請求項19に記載のターミナル。 22.上記ターミナルは、送信接続に使用するプログラムに基づくメッセージ であって、テスト結果を含むメッセージを形成するための手段を備えた請求項1 3に記載のターミナル。 23.ワイヤレス加入者接続を実行するシステムであって、ベースステーショ ンと、無線ユニット及びアダプタユニットを含むターミナルとを備え、加入者タ ーミナル装置が接続ラインによってターミナルのアダプタユニットに接続され、 これにより、無線リンクが加入者接続の一部分を形成するようなシステムにおい て、 上記ターミナルのテスト機能を開始するメッセージを形成するためのネットワ ーク要素と、 上記ターミナルにあって、テスト機能を開始する受信したメッセージにおいて 規定されたテスト機能を実行するためのテスト手段と、 上記ターミナルにあって、テスト結果を無線リンクに送信するための手段と、 上記メッセージをデータ送信ネットワークに通すための送信プロトコルと、 を備えたことを特徴とするシステム。 24.上記システムは、デジタルセルラーネットワークをベースとするもので あり、そして上記送信プロトコルは、そのネットワークのショートメッセージサ ービスに使用されるプロトコルである請求項23に記載のシステム。 25.上記システムは、デジタルセルラーネットワークをベースとするもので あり、そして上記送信プロトコルは、セルラーネットワークのショートメッセー ジサービスプロトコルをベースに形成されたプロトコルである請求項23に記載 のシステム。 26.上記システムは、デジタルセルラーネットワークをベースとするもので あり、そして上記送信プロトコルは、ヨーロピアンテレコミュニケーション規格 EST300625に基づくプロトコルである請求項23に記載のシステム。 27.ネットワーク要素により形成されるメッセージは、ターミナルにおいて 加入者ラインループ測定を開始するデータを含む請求項23に記載のデータ送信 ネットワーク。 28.ネットワーク要素により形成されるメッセージは、ターミナルのスタン バイバッテリの状態のテストを開始するデータを含む請求項23に記載のデータ 送信ネットワーク。
JP09531495A 1996-03-07 1997-03-06 ワイヤレス加入者接続の遠隔テスト Ceased JP2000510663A (ja)

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