JP2000022624A - 無線固定端末装置及びその電源使用期間延長方法 - Google Patents

無線固定端末装置及びその電源使用期間延長方法

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JP2000022624A
JP2000022624A JP10195155A JP19515598A JP2000022624A JP 2000022624 A JP2000022624 A JP 2000022624A JP 10195155 A JP10195155 A JP 10195155A JP 19515598 A JP19515598 A JP 19515598A JP 2000022624 A JP2000022624 A JP 2000022624A
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JP
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power supply
power
state
power state
ringing
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JP10195155A
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Inventor
Hiroyuki Ishii
拓幸 石井
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】呼出音を発生させて着信の認知を確実に行いつ
つ、呼出音発生手段における多大な電力消費を低下させ
て電源部から無線固定端末装置に対する電源供給を長時
間可能にすること。 【解決手段】電源状態を測定する電源状態測定手段14
と、予め1または複数の電源状態を記憶する電源状態記
憶手段16と、測定した電源状態と前記電源状態記憶手
段に記憶されている電源状態とを比較する電源状態比較
手段19と、複数の呼出音発生回数を予め記憶する呼出
音発生回数記憶手段17とを具備し、相手電話機から着
信したときにそのときの電源状態と電源状態記憶手段に
記憶されている電源状態とを比較して、その比較結果に
基づき呼出音発生回数を決定し、決定した呼出音発生回
数の呼出音を受信側の電話機に送出するようにして電力
の消費を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線で電話機に接
続され更に無線で公衆網に接続して、有線で接続されて
いる電話機と公衆網に接続されている他の電話機との間
で発信・着信・通話を行えるようにした無線固定端末装
置及びその電源使用期間延長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線固定端末装置として
は、図3に示すようなものがあった。図3は従来の無線
固定端末装置の構成を示すブロック図である。図3にお
いて、1は無線固定端末装置、2はアンテナ、3は無線
部、4は4線−2線変換回路、5は電流供給回路、6は
呼出音発生手段、7はリレー、8はフッキング検出回
路、9はDTMF検出回路、10はDT・BT音発生回
路、11は制御手段、12は電源部、13は2次電池
部、15は電話機である。
【0003】次に、上記従来の無線固定端末装置の構成
を更に詳細に説明する。従来の無線固定端末装置1は、
有線で1つまたは複数の電話機15と接続されている。
2はアンテナであり、公衆網(図示しない)に接続され
た基地局との間で無線電波を送受信する。3は無線部で
あり、アンテナ2から受信した信号を音声信号に復調
し、かつ電話機15からの音声信号を変調してアンテナ
2から送信する。4は電話機15と接続するための電話
線2線を、無線部3に接続するための送話用2線と受話
用2線の合計4線に変換するための4線−2線変換回路
である。
【0004】また、5は電話機15に接続されている電
話線に電流を供給するための電流供給回路である。6は
電話機15のリンガ音を鳴動させる呼出音を送出する呼
出音発生手段である。7は電話機15のリンガ音を鳴動
させるため、電話線の接続を4線−2線変換回路4と呼
出音発生手段6との間で切り替えるためのリレーであ
る。8は電話機15を接続電話線の電流を測定すること
で電話機15のオンフック・オフフックを検出するフッ
キング検出回路である。9は電話機15が送出するDT
MF信号を検出するDTMF検出回路である。10は電
話機15に送出するDT・BT音を発生させるDT・B
T音発生回路である。
【0005】また、11は無線部3とフッキング検出回
路8とDTMF検出回路9からの信号により無線部3と
呼出音発生手段6とリレー7とDT・BT音発生回路1
0を制御して、電話機15が無線を介して公衆網に接続
された他の電話機と発信・着信・通話が行えるように制
御する制御手段である。12は無線固定端末装置1に電
源を供給するための電源部であり、13は電源部12か
ら充電され、無線固定端末装置1に電源を供給する充放
電が可能な2次電池部である。15は無線固定端末装置
1に有線で接続された電話機である。
【0006】次に、図3を参照して、上記従来の無線固
定端末装置の動作を説明する。まず、電源部12から2
次電池部13に対して電源が十分充電されていると、電
源部12から無線固定端末装置1に対して電源が供給さ
れていない場合であっても、無線固定端末装置1は充電
されていた2次電池部13から電源の供給を受け、無線
基地局を通じて無線により相手電話機から着信すると、
制御手段11は無線部3から着信情報を得る。
【0007】そこで、制御手段11は呼出音発生手段6
とリレー7を制御して電話機15に対して呼出音を送出
する。電話機15がオフフックすると、制御手段11は
フッキング検出回路8からオフフック情報を入手してリ
レー7を制御し、電話機15と相手電話機との送受信を
アンテナ2、無線部3、4線−2線変換回路4を通じて
接続する。このようにして、上記従来の無線固定端末装
置1は、無線を通じて公衆網に接続され、その公衆網に
接続されている他の電話機と有線で接続されている複数
の電話機との間で通話が可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線固定端末装置においては、電源部から無線固定
端末装置に対して直接電源供給がなされておらず、充電
された2次電池部からのみ電源が供給されている場合に
おいて、相手電話機から着信すると、制御手段が呼出音
発生手段を制御して呼出音を発生させる。しかし、その
際、呼出音発生手段が多大な電力を消費するため、呼出
音発生手段を長時間動作させると、2次電池部の電池容
量が急激に低下してしまい、無線固定端末装置に対して
2次電池部からの動作可能な電源供給が不可能になり、
無線固定端末装置が短時間で動作不能になるという問題
があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、無線固定端末装置が相手電話機から
着信したときに呼出音発生手段を動作させる際の呼出音
発生回数または呼出音発生周期を任意に設定可能にし
て、電源部の状態または2次電池部の電力消費状態に応
じて、あらかじめ設定しておいた呼出音発生回数の呼出
音または呼出音発生周期の呼出音を発生させ、着信の認
知を確実に行いながら、呼出音発生手段における多大な
電力の消費を低下させるようにしたことにより、2次電
池部から無線固定端末装置に対する電源供給を長時間可
能にして長時間動作可能な無線固定端末装置及びその電
源使用期間延長方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明における無線固定
端末装置は、電源状態を測定する電源状態測定手段と、
予め1または複数の電源状態を記憶する電源状態記憶手
段と、測定した電源状態と前記電源状態記憶手段に記憶
されている電源状態とを比較する電源状態比較手段と、
複数の呼出音発生回数を予め記憶する呼出音発生回数ま
たは周期記憶手段とを具備し、相手電話機から着信した
ときにそのときの電源状態と電源状態記憶手段に記憶さ
れている電源状態とを比較して、その比較結果に基づき
呼出音発生回数または周期を決定し、決定した呼出音発
生回数または周期の呼出音を受信側の電話機に送出する
ようにしたものである。
【0011】本発明は、着信時の電源状態に基づき呼出
音発生回数または周期を変更するようにしたことによ
り、呼出音を発生させて着信の認知を確実に行いつつ、
呼出音発生手段における多大な電力消費を低下させて、
電源部(2次電池部)による無線固定端末装置に対する
電源供給を長時間可能にすることにより、長時間動作可
能な無線固定端末装置が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明に
おける無線固定端末装置は、電源状態を測定する電源状
態測定手段と、予め1または複数の電源状態を記憶する
電源状態記憶手段と、測定した電源状態と前記電源状態
記憶手段に記憶されている電源状態とを比較する電源状
態比較手段と、複数の呼出音発生回数を予め記憶する呼
出音発生回数記憶手段と、着信したときに前記電源状態
比較手段の比較結果に基づき前記呼出音発生回数記憶手
段から取り出す呼出音発生回数を決定する制御手段と、
前記制御手段で決定された呼出音発生回数の呼出音を受
信側の電話機に送出する呼出音発生手段とを具備し、相
手電話機から着信したときの電源状態と電源状態記憶手
段に記憶されている電源状態とを比較して、その比較結
果に基づき呼出音発生回数を変更するようにしたもので
あり、着信時の電源部(2次電池部)の電源状態に応じ
て、あらかじめ任意に設定しておいた呼出音発生回数の
呼出音を発生させるようにしたことにより、着信の認知
を確実に行いつつ、呼出音発生手段における多大な電力
消費を低下させることにより電源部(2次電池部)から
の無線固定端末装置に対する電源供給を長時間可能に
し、無線固定端末装置の動作時間を延長するという作用
を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明における無
線固定端末装置は、電源状態を測定する電源状態測定手
段と、予め1または複数の電源状態を記憶する電源状態
記憶手段と、測定した電源状態と前記電源状態記憶手段
に記憶されている電源状態とを比較する電源状態比較手
段と、複数の呼出音発生周期を予め記憶する呼出音発生
周期記憶手段と、着信したときに前記電源状態比較手段
の比較結果に基づき前記呼出音発生周期記憶手段から取
り出す呼出音発生周期を決定する制御手段と、前記制御
手段で決定された呼出音発生周期の呼出音を受信側の電
話機に送出する呼出音発生手段とを具備し、相手電話機
から着信したときの電源状態と電源状態記憶手段に記憶
されている電源状態とを比較して、その比較結果に基づ
き呼出音発生周期を変更するようにしたものであり、着
信時の電源部(2次電池部)の電源状態に応じて、あら
かじめ任意に設定しておいた呼出音発生周期の呼出音を
発生させるようにしたことにより、着信の認知を確実に
行いつつ、呼出音発生手段における多大な電力消費を低
下させることにより電源部(2次電池部)からの無線固
定端末装置に対する電源供給を長時間可能にし、無線固
定端末装置の動作時間を延長するという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明における無
線固定端末装置の電源使用期間延長方法は、予め1また
は複数の電源状態を記憶手段に記憶し、電源部の電源状
態を測定し、測定した電源状態と予め記憶されている電
源状態とを比較し、複数の呼出音発生回数を予め呼出音
発生回数記憶手段に記憶し、相手電話機から着信したと
きに前記電源状態の比較結果に基づき予め記憶されてい
る複数の呼出音発生回数のうちの1つを選択して受信側
の電話機に送出する各工程からなり、電源の状態に応じ
て呼出音発生回数を変更するようにしたものであり、着
信時の電源部(2次電池部)の電源状態に応じて、あら
かじめ任意に設定しておいた呼出音発生回数の呼出音を
発生させるようにしたことにより、着信の認知を確実に
行いつつ、呼出音発生手段における多大な電力消費を低
下させることにより電源部(2次電池部)からの無線固
定端末装置に対する電源供給を長時間可能にし、無線固
定端末装置の動作時間を延長するという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明における無
線固定端末装置の電源使用期間延長方法は、予め1また
は複数の電源状態を記憶手段に記憶し、電源部の電源状
態を測定し、測定した電源状態と予め記憶されている電
源状態とを比較し、複数の呼出音発生周期を予め呼出音
発生周期記憶手段に記憶し、相手電話機から着信したと
きに前記電源状態の比較結果に基づき予め記憶されてい
る複数の呼出音発生周期のうちの1つを選択して受信側
の電話機に送出する各工程からなり、電源の状態に応じ
て呼出音発生周期を変更するようにしたものであり、着
信時の電源部(2次電池部)の電源状態に応じて、あら
かじめ任意に設定しておいた呼出音発生周期の呼出音を
発生させるようにしたことにより、着信の認知を確実に
行いつつ、呼出音発生手段における多大な電力消費を低
下させることにより電源部(2次電池部)からの無線固
定端末装置に対する電源供給を長時間可能にし、無線固
定端末装置の動作時間を延長するという作用を有する。
【0016】以下、添付図面、図1及び図2に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)まず、図1を参照して、本発明の実施
の形態1における無線固定端末装置について説明する。
図1は本発明の実施の形態1における無線固定端末装置
の構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、1は無線固定端末装置、2
はアンテナ、3は無線部、4は4線−2線変換回路、5
は電流供給回路、6は呼出音発生手段、7はリレー、8
はフッキング検出回路、9はDTMF検出回路、10は
DT・BT音発生回路、11は制御手段、12は電源
部、13は2次電池部、15は電話機、14は電源状態
測定手段、16は電源状態記憶手段、17は呼出音発生
回数記憶手段、19は電源状態比較手段である。
【0018】次に、上記本実施の形態1における無線固
定端末装置の構成を更に詳細に説明する。無線固定端末
装置1は、有線で1つまたは複数の電話機15と接続さ
れている。2はアンテナであり、公衆網(図示しない)
に接続された基地局との間で無線電波を送受信する。3
は無線部であり、アンテナ2から受信した信号を音声信
号に復調し、かつ電話機15からの音声信号を変調して
アンテナ2から送信する。4は電話機15と接続するた
めの電話線2線を、無線部3に接続するための送話用2
線と受話用2線の合計4線に変換するための4線−2線
変換回路である。
【0019】また、5は電話機15に接続されている電
話線に電流を供給するための電流供給回路である。6は
電話機15のリンガ音を鳴動させる呼出音を送出する呼
出音発生手段である。7は電話機15のリンガ音を鳴動
させるため、電話線の接続を4線−2線変換回路4と呼
出音発生手段6との間で切り替えるためのリレーであ
る。8は電話機15を接続電話線の電流を測定すること
で電話機15のオンフック・オフフックを検出するフッ
キング検出回路である。9は電話機15が送出するDT
MF信号を検出するDTMF検出回路である。10は電
話機15に送出するDT・BT音を発生させるDT・B
T音発生回路である。
【0020】また、11は無線部3とフッキング検出回
路8とDTMF検出回路9からの信号により無線部3と
呼出音発生手段6とリレー7とDT・BT音発生回路1
0を制御して、電話機15が無線を介して公衆網に接続
された他の電話機と発信・着信・通話が行えるように制
御する制御手段である。12は無線固定端末装置1に電
源を供給するための電源部であり、13は電源部12か
ら充電され、無線固定端末装置1に電源を供給する充放
電が可能な2次電池部である。(通常、2次電池部13
は無線固定端末装置1に電源を供給する場合、電源部1
2から切り離されている場合が多い。)15は無線固定
端末装置1に有線で接続されている電話機である。
【0021】更に、14は電源部12ならびに2次電池
部13の電池容量を測定する電源状態測定手段である。
16はあらかじめ1または複数の電源状態を記憶してお
く電源状態記憶手段である。17はあらかじめ呼出音発
生回数を記憶しておく呼出音発生回数記憶手段である。
19は電源状態記憶手段16に記憶されている電源状態
と着信時において測定した電源状態とを比較する電源状
態比較手段である。
【0022】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態1における無線固定端末装置の動作を説明する。ま
ず、電源部12から2次電池部13に対して電源が十分
充電されていると、電源部12から無線固定端末装置1
に対して電源が供給されていない場合であっても、無線
固定端末装置1は充電されていた2次電池部13から電
源の供給を受け、無線基地局を通じて無線により相手電
話機から着信すると、制御手段11は無線部3から着信
情報を得ることができる。
【0023】次に、電源状態比較手段19はあらかじめ
電源状態記憶手段16に記憶されていた電源状態と電源
状態測定手段14で測定した着信時の電源状態とを比較
し、その電源状態比較結果を制御手段11に伝え、制御
手段11はリレー7を制御して電話機15を呼出音発生
手段6に接続し、電源部12の電源状態及び2次電池部
13の電源状態別に呼出音発生回数記憶手段17にあら
かじめ設定されていた呼出音発生回数に基づき、呼出音
発生手段6から電話機15に対して呼出音を送出させ
る。
【0024】電話機15がオフフックすると、制御手段
11はフッキング検出回路8からオフフック情報を入力
し、リレー7を制御して電話機15を4線−2線変換回
路4に接続し、相手電話機との送受信をアンテナ2、無
線部3、4線−2線変換回路4を通じて接続する。この
ようにして、無線固定端末装置1は、無線を通じて公衆
網に接続され、その公衆網に接続されている他の電話機
と有線で接続されている複数の電話機との間で通話が可
能になる。
【0025】以上説明したように、本発明の実施の形態
1によれば、無線固定端末装置が相手電話機から着信し
たときに呼出音発生手段を動作させるための呼出音発生
回数を任意に設定可能にし、電源部の状態または2次電
池部の電力消費状態を測定して、あらかじめ記憶してお
いた複数の呼出音発生回数の中から測定した電源状態に
対応する呼出音発生回数の呼出音を発生させ、着信の認
知を確実に行いながら、呼出音発生手段における多大な
電力消費を低下させるようにしたことにより、2次電池
部から無線固定端末装置に対する電源供給を長時間可能
にして無線固定端末装置の動作時間を延長させることが
できる。
【0026】また、本実施の形態1においては、充放電
が可能な2次電池部13を使用した無線固定端末装置に
ついて説明したが、放電のみ可能な1次電池を使用して
も同様に実施することができる。
【0027】(実施の形態2)次に、図2を参照して、
本発明の実施の形態2における無線固定端末装置につい
て説明する。図2は本発明の実施の形態2における無線
固定端末装置の構成を示すブロック図である。図2にお
いて、1は無線固定端末装置、2はアンテナ、3は無線
部、4は4線−2線変換回路、5は電流供給回路、6は
呼出音発生手段、7はリレー、8はフッキング検出回
路、9はDTMF検出回路、10はDT・BT音発生回
路、11は制御手段、12は電源部、13は2次電池
部、15は電話機、14は電源状態測定手段、16は電
源状態記憶手段、18は呼出音発生周期記憶手段、19
は電源状態比較手段である。
【0028】次に、上記本実施の形態2における無線固
定端末装置の構成を更に詳細に説明する。無線固定端末
装置1は、有線で1つまたは複数の電話機15と接続さ
れている。2はアンテナであり、公衆網(図示しない)
に接続された基地局との間で無線電波を送受信する。3
は無線部であり、アンテナ2から受信した信号を音声信
号に復調し、かつ電話機15からの音声信号を変調して
アンテナ2から送信する。4は電話機15と接続するた
めの電話線2線を、無線部3に接続するための送話用2
線と受話用2線の合計4線に変換するための4線−2線
変換回路である。
【0029】また、5は電話機15に接続されている電
話線に電流を供給するための電流供給回路である。6は
電話機15のリンガ音を鳴動させる呼出音を送出する呼
出音発生手段である。7は電話機15のリンガ音を鳴動
させるため、電話線の接続を4線−2線変換回路4と呼
出音発生手段6との間で切り替えるためのリレーであ
る。8は電話機15を接続電話線の電流を測定すること
で電話機15のオンフック・オフフックを検出するフッ
キング検出回路である。9は電話機15が送出するDT
MF信号を検出するDTMF検出回路である。10は電
話機15に送出するDT・BT音を発生させるDT・B
T音発生回路である。
【0030】また、11は無線部3とフッキング検出回
路8とDTMF検出回路9からの信号により無線部3と
呼出音発生手段6とリレー7とDT・BT音発生回路1
0を制御して、電話機15が無線を介して公衆網に接続
された他の電話機と発信・着信・通話が行えるように制
御する制御手段である。12は無線固定端末装置1に電
源を供給するための電源部であり、13は電源部12か
ら充電され、無線固定端末装置1に電源を供給する充放
電が可能な2次電池部である。(通常、2次電池部13
は無線固定端末装置1に電源を供給する場合、電源部1
2から切り離されている場合が多い。)15は無線固定
端末装置1に有線で接続されている電話機である。
【0031】更に、14は電源部12ならびに2次電池
部13の電池容量を測定する電源状態測定手段である。
16はあらかじめ電源の状態を記憶しておく電源状態記
憶手段である。18はあらかじめ呼出音発生周期を記憶
しておく呼出音発生周期記憶手段である。19は電源状
態記憶手段16に記憶されている電源状態と着信時にお
いて測定した電源状態とを比較する電源状態比較手段で
ある。
【0032】次に、図2を参照して、本発明の実施の形
態2における無線固定端末装置の動作を説明する。ま
ず、電源部12から2次電池部13に対して電源が十分
充電されていると、電源部12から無線固定端末装置1
に対して電源が供給されていない場合であっても、無線
固定端末装置1は充電されていた2次電池部13から電
源の供給を受け、無線基地局を通じて無線により相手電
話機から着信すると、制御手段11は無線部3から着信
情報を得ることができる。
【0033】次に、電源状態比較手段19はあらかじめ
電源状態記憶手段16に記憶されていた電源状態と電源
状態測定手段14で測定した着信時の電源状態とを比較
し、その電源状態比較結果を制御手段11に伝え、制御
手段11はリレー7を制御して電話機15を呼出音発生
手段6に接続し、電源部12の電源状態及び2次電池部
13の電源状態別に呼出音発生周期記憶手段18にあら
かじめ設定されていた呼出音発生周期に基づき、呼出音
発生手段6から電話機15に対して呼出音を送出させ
る。
【0034】電話機15がオフフックすると、制御手段
11はフッキング検出回路8からオフフック情報を入力
し、リレー7を制御して電話機15を4線−2線変換回
路4に接続し、相手電話機との送受信をアンテナ2、無
線部3、4線−2線変換回路4を通じて接続する。この
ようにして、無線固定端末装置1は、無線を通じて公衆
網に接続され、その公衆網に接続されている他の電話機
と有線で接続されている複数の電話機との間で通話が可
能になる。
【0035】以上説明したように、本発明の実施の形態
2によれば、無線固定端末装置が相手電話機から着信し
たときに呼出音発生手段を動作させるための呼出音発生
周期を任意に設定可能にし、電源部の状態または2次電
池部の電力消費状態を測定して、あらかじめ記憶してお
いた複数の呼出音発生周期の中から測定した電源状態に
対応する呼出音発生周期の呼出音を発生させ、着信の認
知を確実に行いながら、呼出音発生手段における多大な
電力消費を低下させるようにしたことにより、2次電池
部から無線固定端末装置に対する電源供給を長時間可能
にして無線固定端末装置の動作時間を延長させることが
できる。
【0036】また、本実施の形態1においては、充放電
が可能な2次電池部13を使用した無線固定端末装置に
ついて説明したが、放電のみ可能な1次電池を使用して
も同様に実施することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成し、
特に相手電話機からの着信時における電源部(2次電池
部)の電源状態に応じて、あらかじめ任意に設定してお
いた呼出音発生回数または周期の呼出音を発生させるよ
うにしたことにより、着信の認知を確実に行いつつ、呼
出音発生手段における多大な電力消費を低下させること
により電源部(2次電池部)からの無線固定端末装置に
対する電源供給を長時間可能にし、無線固定端末装置の
動作時間を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線固定端末装
置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の実施の形態2における無線固定端末装
置の構成を示すブロック図、
【図3】従来の無線固定端末装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 無線固定端末装置 2 アンテナ 3 無線部 4 4線―2線変換回路 5 電流供給回路 6 呼出音発生手段 7 リレー 8 フッキング検出回路 9 DTMF検出回路 10 DT・BT音発生回路 11 制御手段 12 電源部 13 2次電池部 14 電源状態測定手段 15 電話機 16 電源状態記憶手段 17 呼出音発生回数記憶手段 18 呼出音発生周期記憶手段 19 電源状態比較手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源状態を測定する電源状態測定手段と、
    予め1または複数の電源状態を記憶する電源状態記憶手
    段と、測定した電源状態と前記電源状態記憶手段に記憶
    されている電源状態とを比較する電源状態比較手段と、
    複数の呼出音発生回数を予め記憶する呼出音発生回数記
    憶手段と、着信したときに前記電源状態比較手段の比較
    結果に基づき前記呼出音発生回数記憶手段から取り出す
    呼出音発生回数を決定する制御手段と、前記制御手段で
    決定された呼出音発生回数の呼出音を受信側の電話機に
    送出する呼出音発生手段とを具備し、相手電話機から着
    信したときの電源状態と電源状態記憶手段に記憶されて
    いる電源状態とを比較して、その比較結果に基づき呼出
    音発生回数を変更するようにしたことを特徴とする無線
    固定端末装置。
  2. 【請求項2】電源状態を測定する電源状態測定手段と、
    予め1または複数の電源状態を記憶する電源状態記憶手
    段と、測定した電源状態と前記電源状態記憶手段に記憶
    されている電源状態とを比較する電源状態比較手段と、
    複数の呼出音発生周期を予め記憶する呼出音発生周期記
    憶手段と、着信したときに前記電源状態比較手段の比較
    結果に基づき前記呼出音発生周期記憶手段から取り出す
    呼出音発生周期を決定する制御手段と、前記制御手段で
    決定された呼出音発生周期の呼出音を受信側の電話機に
    送出する呼出音発生手段とを具備し、相手電話機から着
    信したときの電源状態と電源状態記憶手段に記憶されて
    いる電源状態とを比較して、その比較結果に基づき呼出
    音発生周期を変更するようにしたことを特徴とする無線
    固定端末装置。
  3. 【請求項3】予め1または複数の電源状態を記憶手段に
    記憶し、電源部の電源状態を測定し、測定した電源状態
    と予め記憶されている電源状態とを比較し、複数の呼出
    音発生回数を予め呼出音発生回数記憶手段に記憶し、相
    手電話機から着信したときに前記電源状態の比較結果に
    基づき予め記憶されている複数の呼出音発生回数のうち
    の1つを選択して受信側の電話機に送出する各工程から
    なり、電源の状態に応じて呼出音発生回数を変更するよ
    うにしたことを特徴とする無線固定端末装置の電源使用
    期間延長方法。
  4. 【請求項4】予め1または複数の電源状態を記憶手段に
    記憶し、電源部の電源状態を測定し、測定した電源状態
    と予め記憶されている電源状態とを比較し、複数の呼出
    音発生周期を予め呼出音発生周期記憶手段に記憶し、相
    手電話機から着信したときに前記電源状態の比較結果に
    基づき予め記憶されている複数の呼出音発生周期のうち
    の1つを選択して受信側の電話機に送出する各工程から
    なり、電源の状態に応じて呼出音発生周期を変更するよ
    うにしたことを特徴とする無線固定端末装置の電源使用
    期間延長方法。
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