JP2001521684A - 汎用音声帯域カードの高信頼性動作のための方法および装置 - Google Patents

汎用音声帯域カードの高信頼性動作のための方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 広帯域回路網ユニットに挿入可能な加入者線カードを用いて加入者に電話サービスを提供するファイバ・カーブ間通信システム。加入者線カードは1枚あたり6本までの加入者線に電話サービスを提供する。このカードは電話局側からプログラム可能であり、このシステムはカードの自己試験および呼出し信号発生器試験を含み、システムから加入者側への電話回線の試験を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 汎用音声帯域カードの高信頼性動作のための方法および装置 発明の背景 光ファイバ・カーブ(curb)間通信(FTTC)システムは通常電話サービス(PO TS)などの従来の通信サービスだけでなく、交換ディジタルビデオ(SDV)や高 速度データアクセスなどの高度化通信サービスも提供できる。サポートできるサ ービスの範囲が広いので、FTTCシステムは電話会社が新たに回線を設置する場合 や既存通信網を増強する場合などに広く採用されるものとみられる。 POTSは合衆国全体で1億以上の加入者が実際に使っている基本的な電話サービ スであるので、このサービスは信頼性が重要である。FTTC装置は、通常汎用音声 帯域(UVG)カードと呼ばれる電話1回線以上をサポートする電子回路を搭載し た印刷配線基板によりPOTSサービスを提供する。そのUVGカードは通常一群の家 庭の近傍に配置した広帯域回路網ユニット(BNU)に収容する。FTTCを広範囲に 採用する場合はBNUに何百万枚ものUVGカードを配置し、電話会社はこれら多数の カードを設置および保守のために保持することになる。 UVGカードの誤動作は、カード自体の電気的欠陥やカード内蔵のハードウェア プログラム可能な状態マシンほかのソフトウェアの誤りなどで生ずる。また、設 計不良または不完全な製造過程のためにUVGカードが特定のFTTCシステムに対し て互換性を保持できなくなることもあり得る。UVGカードの動作における重要な 点は、そのカードに搭載した用途特定集積回路(ASIC)すべてが正常に動作する こと、オンフック、オフフック、呼出し信号送出など線路状態を制御する状態マ シンが正常に動作すること、プログラムエラーまたはシステム変更の場合に状態 マシンを修正できること、およびUVGカード上の回路とそのカードを住宅用電話 線に接続するより対線型ドロップケーブルとで構成される通信チャンネルを正し く試験できることである。 上述の理由で、FTTCシステムにおけるUVGカードの種類と所在を特定し、UVGカ ード上のあらゆるASICの動作を試験し、状態マシンソフトウェアの検証および状 態マシンソフトウェア新版のダウンロードを行い、加入者電話線路の試験を行う 方法および装置が必要である。 図面の簡単な説明 図1はファイバ・カーブ間通信回路網を示す。 図2は図1に示した広帯域回路網ユニット(BNU)の機能ブロック図である。 図3は図1の広帯域回路網ユニット(BNU)に用いられているUVGカードの一部 の機能ブロック図である。 図4は広帯域回路網(BNU)共通制御回路の機能ブロック図である。 図5A、5B、5C、5Dおよび5Eは一つのUVGカードの一部の概略的電気 回路図である。 図6はUVGカードに用いられている用途特定集積回路の機能ブロック図である 。 図7は広帯域回路網(BNU)共通制御回路とUVGカードとの間のTDMインタフェ ース信号を示す。 図8は広帯域回路網(BNU)共通制御回路をUVGカードに接続するシリアルデー タバスの信号フォーマットを示す。 図9AはシステムBNUからUVGカードへの信号伝達のための下りチャンネルの信 号フォーマットを示す。 図9BはUVGカードからBNUへの信号伝達のための上りチャンネルの信号フォー マットを示す。 図9Cは共通制御回路からUVGカードへの制御メッセージの信号フォーマット を示す。 図9Dはこのシステムに用いられるコマンドを示す。 図10はUVGカードの初期化、認証および試験の手順を示す。 図11は図3に示したものと同様のUVGカードのループスタート状態図を示す 。 図12は図3に示したものと同様のUVGカードの全状態図を示す。 図12Aはこの発明の一つの実施例による状態マシンのシグナリング前処理層 の状態マシン制御図を示す。 図13は従来技術によるUVGカードにおける呼出し信号送出リレー、チャンネ ル試験リレー、およびドロップ接続試験リレーの接続構成を示す。 図14はこの発明の一実施例による呼出し信号送出、チャンネル試験およびド ロップ接続試験一体化リレーとドロップ試験抵抗器との組合せを示す。 図15はこのシステムにおけるUVGカードに用いたコネクタを示す。 図16はこのシステムに用いた呼出し信号発生回路を示す。 図17Aおよび17Bはこのシステムに用いたマイクロコントローラ、SRAMお よびPROMを示す。 図18Aおよび18Bはこのシステムに用いたTIUAを示す。 図19はこのシステムに用いたEEPROM利用の識別メモリを示す。 図20はこの発明の一つの実施例によるシグナリング処理用状態マシンの入力 および出力を示す。 図21はこのシステムにおける一つの状態のデータ構造を示す。 発明の概要 この発明の一つの実施例においては、ファイバ・カーブ間通信システム内の音 声帯域カードと信号授受する方法が得られる。その方法においては、フレーム同 期信号を音声帯域カードに供給し、フレームオーバーヘッドチャンネル、音声30 チャンネルおよび制御チャンネルを含むフレーム構成の下り時分割多重信号も音 声帯域カードに供給する。フレームオーバーヘッドチャンネル、複数の音声チャ ンネルおよび制御チャンネルを含むフレーム構成の上り時分割多重信号がそのカ ードから通信システムに伝送される。 この発明のもう一つの実施例においては、ファイバ・カーブ間通信サービス提 供のための音声帯域カードであって、フレーム同期信号を受ける手段と、第1の フレームオーバーヘッドチャンネル、音声30チャンネルおよび制御チャンネルを 含むフレーム構成の下り時分割多重信号を受ける手段とを含む音声帯域カードが 得られる。このカードは、フレームオーバーヘッドチャンネル、音声30チャンネ ルおよび制御チャンネルを含むフレーム構成の上り時分割多重信号を送信する手 段も併せ備える。 また、音声帯域通信回路のループを試験する回路であって、少なくとも一つの 試験バスを並列接続の一対の抵抗器に接続するとともにチップ導線とリング導線 とから成るよりドロップワイヤ対に接続されている少なくとも一つの試験リレー と、これらチップ導線およびリング導線の間の短絡を構成するように配置したド ロップ試験抵抗器とを含むループ試験回路が得られる。 この発明のさらにもう一つの実施例においては、通信システム内音声帯域カー ド搭載の呼出し信号発生器の試験方法が得られる。この試験方法は第1のデュー ティサイクルの第1のパルス列信号を発生する過程と、この信号を呼出し信号発 生器に供給する過程と、その呼出し信号発生器の直流電圧出力を測定する過程と を含む。また、第2のデューティサイクルの第2のパルス列信号を呼出し信号発 生器に加えて、その呼出し信号発生器の直流電圧出力を測定する。呼出し信号発 生器の動作状態の適否の判定のために、これら第1および第2の直流電圧を既知 の許容基準レベルと比較する。 この発明のさらにもう一つの実施例においては、第1のデューティサイクルの 第1のパルス列信号およびこの第1のデューティサイクルとは異なる第2のデュ ーティサイクルの第2のパルス列信号を発生するパルス発生手段と、このパルス 発生手段の出力を呼出し信号発生器に加える手段と、これら第1および第2のパ ルス列信号の印加の結果生ずる呼出し信号発生器の出力電圧を測定する手段とを 含む呼出し信号発生器試験回路が得られる。 この発明のもう一つの実施例においては、ファイバ・カーブ間通信システム用 音声帯域カード内の呼出し信号発生器の試験方法が得られる。この方法では、第 1のディジタルパルス列信号を呼出し信号発生器に加え、その呼出し信号発生器 の呼出し信号周波数を測定する。次に、第1のパルス列信号とは異なる第2のデ ィジタルパルス列信号を呼出し信号発生器に加え、その呼出し信号周波数を測定 する。次に、これら第1および第2の呼出し信号周波数が許容限界の範囲内にあ るか否かを判定してこの方法は完結する。上記方法によって動作する呼出し信号 発生試験回路は上記第1および第2のパルス列信号を発生するパルス列信号発生 回路を含む。そのパルス列信号発生回路の出力を呼出し信号発生器に加える手段 と、これら第1および第2のパルス列信号の印加に応答して呼出し信号発生器の 出力周波数を測定する手段とを備える。 この発明のさらにもう一つの実施例においては、音声通信サービス提供のため の音声帯域カードを有するファイバ・カーブ間通信システムにおける電話線路状 態の制御方法が得られる。この方法においては、(i)線路状態についての出力状 態情報を蓄積する、(ii)それら状態についての多数のブランチを表す変数を蓄積 する、(iii)シグナリングデータや線路状態やブランチ条件表示タイマ情報など のブ ランチ条件情報を蓄積する。また、ブランチアドレス情報を蓄積して、ブランチ 条件情報をブランチ条件充足の有無の判定のために比較する。最後に、ブランチ 条件充足の場合に後続の出力データ情報およびブランチアドレス情報の検索を行 つ。 また、この発明はファイバ・カーブ間通信システムにおける音声帯域カードの 試験方法を提供する。この方法においては、第1のシード値をカードに供給し、 その第1のシード値とカード内に蓄積ずみの第2のシード値とを多数ビットから 成るデータストリームの発生に用いる。発生されたビットを所定のビットパター ンと比較してカード動作の適否を判定する。 この発明はまたファイバ・カーブ間通信システム用の制御可能な音声帯域カー ドであって、制御チャンネルで受けた4バイトメッセージで制御可能な音声帯域 カードを提供する。 さらに、この発明は、ファイバ・カーブ間通信システムにおける制御可能な音 声帯域カードと信号授受する方法であって、下りコマンド符号付きの第1のメッ セージを受ける過程と、上り応答符号付きの応答メッセージの送信をその応答符 号が下りコマンド符号プラス16進値に等しい場合に行う過程とを含む信号授受 方法を提供する。 この発明の一つの実施例においては、制御メッセージを制御可能な音声帯域カ ードに伝達する制御メッセージ伝達方法であって、その制御メッセージを複数の 下位部分に分割することと、それら制御メッセージ下位部分をフレーム構成の時 分割多重信号の複数のフレームに配置することと、前記フレーム構成の時分割多 重信号の複数のフレームをカードに送ることと、音声帯域カード制御用の制御メ ッセージを生ずるように前記制御メッセージ下位部分を組み合わせることとによ って伝達する制御メッセージ伝達方法が得られる。 さらにこの発明によると、電話装置の状態の定義のための複数の状態データ構 造を含むコンピュータに読取り可能な媒体が得られる。各状態についてのデータ 構造は、電話装置が入力の受信の際に通過する状態遷移を各々が定義する一つ以 上のブランチデータ構造を含む。各ブランチデータ構造はデータエレメントAお よびBを含み、Aは状態遷移生起のために入力が1となるべきビット位置を定義 し、Bは状態遷移生起のために入力が0となるべきビット位置を定義する。また 、 このデータ構造は次の電話装置状態の状態データ構成のアドレスを定義するデー タエレメントを含む。 この発明のさらにもう一つの実施例においては、広帯域回路網ユニットBNUを 有するファイバ・カーブ間通信システム用の音声帯域カードの状態マシンが得ら れる。この状態マシンは複数のブランチを備えるシグナリング前処理層を含む。 シグナリング前処理層はBNUからシグナリング情報を受けて制御情報を生ずる。 この状態マシンは、複数のブランチを備えシグナリング前処理からの出力を受け て制御情報を生ずる。この状態マシンは、複数のブランチを備えシグナリング前 処理からの出力を受けて音声帯域カード接続の電話装置の動作制御のためにそれ ら複数のブランチの制御を行う主制御層をさらに含む。 好ましい実施例の説明 説明内容の項目 I.ファイバ・カーブ間通信システム A.システム概要 B.広帯域回路網ユニット概要 C.汎用音声帯域カード概要 II.汎用音声帯域カード A.汎用音声帯域カード初期化概要 B.汎用音声帯域カード認証概要 C.汎用音声帯域カード試験 1.呼出し信号発生器試験 2.TIUA自己試験 D.状態マシン説明、動作およびダウンロード E.二層状態マシン F.フレキシブル状態マシン III.汎用音声帯域カード回路およびループ試験 I.ファイバ・カーブ間(FTTC)通信システム A.システム概要 図1はFTTCシステム1を示し、このシステムは光ファイバ200で広帯域回路網 ユニット(BNU)110Aおよび110Bに接続した広帯域ディジタル端末装置(BDT)10 0を 備える。BNU110Aおよび110Bの各々は、BDT100との間の信号授受のための光受信 装置および光送信装置と、より線対ドロップケーブル260経由で住宅175に接続し た一つ以上のUVGカード140とを備える。住宅175では、宅内用より線対ケーブル で電話機185をより線対ドロップケーブル260に接続する。 BDT100は公衆交換通信網(PSTN)交換機10または非同期伝達モード(ATM)回 路網7などの高度化サービス用回路網経由で通信網に接続される。 FTTCシステム1はBDT100に接続したワークステーションまたはコンピュータで 実行されるソフトウェアであるエレメント管理システム(EMS)150を用いて制御 できる。EMS150は、システム内諸装置の状態の変更および新サービスの提供を可 能にする機能を提供サービスまたは装置に付与する。EMS150は通常はワークステ ーション/PC操作者によってローカルに操作することができ、PSTN交換機10また はATM回路網7を含む回線経由で遠隔操作することもできる。EMS150はBNU110内 のUVGカード140を監視し制御する機能も提供する。 通信システムは、長年月にわたって進化し互いに異なる製造業者の製品の互換 性を保証するとともに多様な通信サービスの明確で正確な仕様を提供する技術標 準に基づいており、それら通信サービスを新旧種々のアナログおよびディジタル 通信機器から成る通信網で地理的境界を越えて提供できるようにしている。FTTC システムについては、ベルコア(Bellcore)社仕様書TA-NWT-000909「ループシ ステム内ファイバの一般的要件および目的」(1993年12月発行、第2版)がFTTC システムの要件およびUVG回路のシグナリングおよび伝送要件を包括的に記載し ており、この仕様書をここに参照してその全部をこの明細書に組み入れる。 B.広帯域回路網ユニット(BNU)概要 図1に示したBNU110Aのブロック図を図2に示す。BNU110Aは広帯域回路網ユニ ット電源(BNUPS)804を備え、このBNUPS804は外部供給源からの電圧を電源端子 848で受けて4ドロップ端子456への接続により端末装置に電源供給できる。BNU1 10Aは光ファイバ200からの信号を光コネクタ844で受けるBNU共通制御装置(BNUC C)800をさらに備える。BNUCC800は光信号授受用の回路と、BDT100との交信およ びUVGカード140制御のためのマイクロプロセッサおよび関連ソフトとを備える。 図2に示したBNU110Aは参照数字140A−140Dで示した四つのUVG線路カードを備 える。BNUCC800とUVGカード140A−140Dとの間の情報伝達は図2に882A-Dで示し た シリアルバスで行う。一つのバスでBNUCC800と関連UVGカードとの間の信号授受 を行う。各UVGカードは図2に示したとおり三つのUVG回路812を備える。各UVG回 路812でPOTSサービスを2回線に提供する。図3はUVG140Aの提供するPOTS2回線 分の回路をブロック図で示す。これら2回線分の回路の詳細は図5A乃至5Eに 示してあり、これら図面は後述する。 UVGカード140A−140Dの各々はPOTSサービスをそれぞれ6回線に提供するため にコネクタ860A−860Dを備える。図15は一つのコネクタ860の詳細を示し、こ のコネクタの各ピンの信号を示している。また、このピン接続は表4にも示して ある。 図4を参照すると、広帯域回路網ユニット110Aの一部であるBNUCC800のブロッ ク図が示してある。図2および図4から明らかなとおり、BNUCC800は広帯域ディ ジタル端末装置100からの光出力とUVGカードとの間のインタフェースを構成する 。上述のとおり、UVGカードへの入力は時分割(TDM)信号フォーマットである。 BNUCC800の機能ブロック図である図4を参照すると、このBNUCC800は光TDM信 号を電気TDM信号に変換してUVGカード140A−140Dに供給する。これはBDT100およ び光ファイバ200経由のファイバ接続、すなわち同期ディジタルハイアラーキ(S DH)ATMデータを搬送する単一ファイバ接続で始まる。このSDH様のデータをBNUC C800内で双方向光学系(BIDI)401により代行受信する。BIDI404はファイバ200 経由で受信した光信号を155MHzの電気信号(SDH様のATMデータ)に変換する。SDH 様のATM信号をBNUA402に供給する。初期にはSDH様ATM信号の処理を行う第1ブロ ックはSDH様のフレーマ403であり、このフレーマで155MHz入力信号を走査し、同 期並びにデータ位置の特定およびSDH様フレームフォーマットの諸構成成分の位 置の特定を行う。これらの動作が行われると、メッセージ伝送バイトおよびデー タ全部の位置についてフレームは記述される。フレーマ403は入来データおよびS DH様データストリームへの送出データの両方をUVGカード140A−140Dとの信号授 受のために組み上げる。TIUI404におけるクロスコネクトテーブルは逆方向にも 作用して、上流向き情報(SDH様フレームにおける正しいDSOにデータを配置する ようにUVGカードからBIDI光学系401に向かう情報)を適当に方向づけする。TIUI インタフェースユニット404は、マイクロプロセッサ405にプログラムされて適当 なDSOをSDH様のビットストリームからUVGカード140A−140Dに向けるクロスコネ クトテーブルを含む。これは、図8に関連づけて述べる4MHzインタフェースとB NUCC800およびUVG カードの間のフレームフォーマットインタフェースとに対応する。マイクロプロ セッサ405は、BDT100からフレーム内の異なる部分の中の同一のSDH様リンク経由 で受けるメッセージからのクロスコネクトをプログラムする。 電源インタフェース(PSI)406をマイクロプロセッサ405に接続して、電力消 費の状況およびLED・リレー410および411の制御の状況について電源を監視する 。これはBNUCC800および電源804の間の信号授受を可能にする低速インタフェー スである。 PSI406はマイクロプロセッサ405による制御も受ける。BNUCC800には、マイク ロプロセッサ405またはBNUA402により制御される種々のLED408も含まれる。 試験回路407をUVGカード全部への背面板コネクタ860(図15)試験対に接続 して単一の試験回路で任意の線路カード回線を試験できるようにする。UVG回線 カードあたり6回線、BNU内収容のUVG回線カード4枚で、BNUCC800内の試験回路 ひと組が試験対409経由で24個のより線対の任意のものを試験できるようにする 。マイクロプロセッサ405は試験回路の制御も行う。 C.汎用音声帯域カード概要 図1および図2に示したUVGカード140A−140Dは参照数字175で示した多数の住 宅にPOTSサービスを提供するが、このサービスはBNU110経由でループスタートま たは接地スタート回線/トランクインタフェースで提供される。通常はUVGカー ド140A−140Dの各々が6個の加入者回線(POTS回線)にサービスを提供する。図 2を参照すると、UVGカード140Aは図3に示したものと同様の三つのデュアルラ インUVG回路812を備える。図には示してないがUVGカード140B−140Dも三つのUVG 回路812を備える。 UVGカード140は、UVG回路の形成する通信チャンネルに対しても、より線対ド ロップケーブル260に対しても、メタリック試験アクセスを提供する。ループ検 出、呼出し、呼出しトリップ、チップ開放状態(地気スタート空き状態)、呼出 し地気検出などの機能を提供する。 呼出し信号発生器はUVGカード140A−140Dの各々に備えてあり、5呼出し等価 (REN)負荷に40Vrmsを供給できる。呼出し信号発生器890は図16にその概要を 示してあり、図3にブロック図で示してある図16を参照すると、呼出し信号発 生器890は、ルーセントテクノロジー社製のL7590型呼出し信号発生器チップと指 定の関連電子部品とにより構成してある。 図3をさらに参照すると、UVGカード140Aのブロック図が示してある。図3に おいては、簡略化のために一つのUVG回路812だけが示してあるが、図2を参照す ればUVGカード140A−140Dの各々が三つのUVG回路812を備えることが理解されよ う。これらUVGカードの各々はBNUCC800共通制御装置とUVG回路812との間のイン タフェースを形成するTIUASIC回路を備える。図3ではTIUAは参照数字880で示し てある。 図6を参照すればTIUA880はよりよく理解されよう。図6において、TIUA880は BNUCC800TDMからTDMデータダウン(TDMDD)と、TDMクロック(TDMCLK)とTDMフ レーム同期(TDMFS)とを受けるTDMデマルチプレクサ601を備える。TDMデマルチ プレクサ601はパリティビットを含む各フレームの構成データからシグナリング 情報およびデータリンク情報(メッセージ搬送情報)と誤りビットとを分ける。 上記情報をデータリンクブロック602およびシグナリングブロック603の両方に送 る。PCMデータは接続線389経由でDSLAC回路に供給される。シグナリング情報は 各回線あたりに供給され、したがって、シグナリング情報路6本が内部状態マシ ン604およびマイクロプロセッサインタフェース605に導かれる。データリンク情 報も内部状態マシン604およびマイクロプロセッサインタフェース605に導かれる 。データリンクのデータは、データリンク情報の説明において後述するとおり、 50マイクロ秒ごとに更新する。データリンク情報は4バイト、すなわち図9Cに 示すとおりコマンドとアドレス2バイトとデータ1バイトとから成る。スーパー フレームあたり2回、通常フレーム4個あたり1回の割で新たなデータリンクメ ッセージを受ける。 データリンクメッセージの一部を各フレームで受け、4個の受信ののちメッセ ージ全体を組み立て、内部状態マシン604およびマイクロプロセッサインタフェ ース605に供給する。 図8はフレーム全体を図解し、チャンネル31に制御番号1(CTL♯1)および制 御番号2(CTL♯2)があることを示す。スーパーフレームの中のフレーム1乃至 フレーム8の各々について、コマンドか、ハイアドレスか、ローアドレスか、ま たはデータかのデータリンクメッセージが関連づけてある。TDMデマルチプレク サ601はデータリンクメッセージ所属フレームを常に監視し、それら四つの下位 メッセージからデータリンクメッセージを組み立てて内部状態マシン604および マイクロ プロセッサ605に供給する。シグナリングは各フレームごとに更新され、チャン ネル1乃至6に関連づけられる。 TIUA880は、UVG回線カードを内部状態マシン604によって、またはマイクロプ ロセッサ884およびTIUA880の組合せの利用によって構成する。回線カード回路の 残余の部分の制御を上記二つのうちのどちらで行うかを制御ピンで定める。マイ クロプロセッサ884はマイクロプロセッサインタフェース605および内蔵メモリと の間でインタフェースを形成し、マイクロプロセッサ884内のレジスタに対する 読出し書込みを行うことができる。制御ピンが内部状態マシン604を制御受入れ 可能状態にセットしてある場合は、マイクロプロセッサ884は、上りデータリン ク606またはDSLAC、SLIC、呼出し信号発生器およびEEPROM制御装置607のいずれ に対しても影響を及ぼさない。マイクロプロセッサインタフェース605および内 部状態マシン604の両方をMUX1およびMUX2に接続することによって、これら二つ のうちのいずれを通すかを制御ピンで選択する。 上りデータリンク606はマイクロプロセッサ884または内部状態マシン604のい ずれかから受けた4バイトを含み、それらをTXTDMMUX608に供給する。TXTDMMUX6 08は上りデータを形成する。PCMデータおよびデータリンクメッセージはすべてT XTDMMUX608を通過してBNUCC800に上り方向に供給される。これらコントローラに よる制御対象外のDSLAC回路、SLICおよび呼出し信号発生回路からのデータの制 御もある。 TXTDMMUX608はDSLAC回路からのPCMデータを受けて上りフレームのチャンネル 1、チャンネル2およびチャンネル3に送る。また、TXTDMMUX608は上りデータ リンクも受けてそれをチャンネル31に送る。さらにTXTDMMUX608はMUX2制御回路 から上りシグナリング情報を受けチャンネル1、チャンネル2およびチャンネル 3に送る。 上述のとおり、TXTDMMUX608はこれら三つのデータ入力を有し、正しい時間ス ロットにそれら情報を挿入して、図8に示す上りフレームを形成する。 最後に、呼出し信号PWM609は呼出し信号発生器890への(不可聴)入力である パルス幅変調出力信号を形成する。呼出し信号PWM609からの出力信号は台形状を 表す20Hzの信号であり、この信号を呼出し信号発生回路890に供給してパルス幅 被変調高電圧信号を発生する。 BNUCC800からTIUAに供給される情報は、四導線で図7の信号を後述のとおり伝 送するバス882A経由で供給する。 各UVGカードはTIUA880のほかにマイクロコントローラおよびSRAMを備える。UV Gカード140Aについて、これら構成要素を参照数字884および887でそれぞれ図示 してある。マイクロコントローラ884およびSRAM887の回路図は図17に示してあり 、マイクロコントローラ884は、例えばモトローラ社製68HC11D3型マイクロコン トローラなど市販の製品で構成できる。また、図17に示すとおり、SRAM887は32 K×8SRAMで構成できる。この実施例用に適したSRAMとしてインテグレーテッド デバイステクノロジー社製IDT712565A型SRAMが挙げられる。上記容量をもつ他 社製品を代用できることはもちろんである。 TIUA880は例えば図18Aおよび18Bに示したような10KゲートFPGAを用いて構成 できる。図18に示したデバイスはジリンクス社から市販されている同社製XC5210 型製品で構成してある。 回線カードに用いたEEPROMは、図19に示してあるとおり、例えばAtme社または SGSトムソン ナショナル セミコンダクター社などの製造業者から市販されてい る93C46型製品で構成できる。 図3に示したUVG回路812において、デュアル加入者線可聴周波数信号処理回路 (DSLAC)デバイス900A/BをTIUA880に接続してある。デバイス900A/BはTIUA880 から受けたPCM信号をアナログ信号に変換し、そのアナログ信号を後述の加入者 線インタフェース回路(SLIC)906Aおよび906Bに供給する。デバイス900A/Bはア ドバンスト マイクロ デバイシズ社製Am79C031型製品などの市販品で構成できる 。アドバンスト マイクロ デバイシズ社は記号DSLACをデュアル加入者線可聴周 波数信号処理回路デバイスの商標として用いている。この明細書では、便宜上、 上記回路900A/Bに記号DSLACを用いる。アドバンスト マイクロ デバイシズ社製A m79C031型デバイスは同製品データブック発行番号第09875号、Rev.G)改訂10(1 994年12月刊)第2−73頁乃至第2−116頁に詳述してあり、同刊行物をここに参 照してその内容全部をこの明細書に組み入れる。デュアル加入者線可聴周波数信 号処理回路の代替品としてジーメンス社製SiCoFi型デバイスが挙げられる。 DSLACデバイス900A/Bはプログラム用の可聴周波信号・第2四線シリアルコマ ンドインタフェースとしての単純四線PCMインタフェース、およびSLIC制御/状 態情報を用いている。TIUA880はPCMおよび制御インタフェース信号すべてを供給 し、 制御情報および状態情報がレジスタ経由で供給されるようにしている。 図5Cに示すとおり、PCMインタフェースは、二つのPCMハイウェイ信号PCMUP およびPCMDN、4.096MHzクロックPCMCLKBUF、およびフレーム同期信号PCMFSから 成る。フレーム同期信号はフレーム開始点表示信号であり、DSLACデバイス900A/ Bは時間スロット割当て回路に仮レジスタを提供してプログラム可能性を確保す る。また、DSLACデバイス900A/BはPCM信号の送受信両方についてクロックパルス 7個分以下の遅延を許容し、バイト動作のTSACと連携し、SOFマーカーに対してP CM信号双方向プログラマブルビットずれを許容する。これら機能はすべてマイク ロコントローラ884およびTIUA880経由でシリアルデータリンクからアクセス可能 である。 リアルタイム情報および非リアルタイム情報の組合せに制御インタフェースを 用いる。起動時には、DSP内部にDSLAC回路デバイス900A/Bを構成するように用い る。サービス提供期間中は、DSLACデバイスの所望の回路部分のパワーアップお よびパワーダウンに用いる。通話中はSLICAおよびSLICBへの制御ビットの制御に 用いる。 制御インタフェースは四つの信号、すなわち、データ(双方向)、クロックお よび各チャンネル一つずつ計二つのチップ選択信号から成る。複合CS導線を同時 に活性化することによって、複数のDSLACデバイスチャンネルに同時にアドレス することができる。これら導線はマイクロコントローラ884によってTIUA880内の レジスタ経由で制御する。DSLACデバイスチャンネルからの読出しは1チャンネ ルごとに行う。その理由は明白であろう。 入力に追加バイトを要するDSLACデバイスへの書込み対象コマンドはすべてそ れら追加バイトを次のNバイトとして送らせる必要がある。DSLACデバイスから のデータ出力を見ることになっているコマンドはすべて、それら追加バイトをイ ンタフェース上の後続Nバイトとしてみる必要がある。それらNバイト全部がDS LACデバイスから出力され終わるまでDSLACデバイスはそれ以上の入力コマンドバ イトを受け入れない。有効DSLACデバイスコマンドの説明については上記AMD社デ ータシートを参照されたい。なお、どのコマンドにもそれらコマンド関連の追加 バイトがあるとは限らないことに注意されたい。一般に、DSLAC900A/B内では書 込みコマンドは偶数コマンド値を有し、読出しコマンドは奇数コマンド値を有す る。 DSLACデバイス900A/BはSLIC機能制御用に5個の汎用I/Oピンを備える。これら のピンはシリアルインタフェース経由でアクセスされる、これら5個のピンはい ずれも入力(リセットの場合デフォルト)または出力に予め割り当てられる。DS LACデバイス900A/BからSLICA906AおよびSLICB906BへのCビットのマッピングを 表1に示す。これら五つのピン全部が出力に用いられている。 加入者線インタフェース回路906Aおよび906Bへの入力におけるDSLACデバイス9 00A/Bからの出力を図5A、5B、5Cおよび5Dに示す。加入者線インタフェ ース回路906Aおよび906Bはアドバンストマイクロデバイシズ社製Am7949型製品な ど市販の製品で構成できる。このAm7949型加入者線インタフェース回路は同製品 データブック、発行番号第18507号、Rev.A、改訂10(1994年12月刊)の第1−1 41頁乃至第1−156頁に詳述されており、同刊行物をここに参照してその内容全 部をこの明細書に組み入れる。回路906Aおよび906Bはそれぞれ図5A乃至5Dに 示した構成を備えており、それぞれ関連の回線カードスイッチ910Aおよび910Bと 協動して回線260Aおよび260BにPOTSサービスを提供する。 各SLICは加入者ループへの一定電流電池出力、すなわち450オームのTER(SLIC 供給電流の許容値により、ループ電流20mAが保証される)に22mAを供給するよう にプログラムされた電流を供給する。また、各SLICはループ極性およびリングト リップ検出並びにチップおよびリング極性反転を行い、呼出しリレードライバを 提供し、互いに異なる二つの電池電圧を使用可能にする電池スイッチ機能を提供 する。UVGカード140A−140Dの各々は二つの互いに異なる電圧を、一つは「予備 」(空き)状態に、もう一つは「現用」状態に用い、単一電池電圧使用の場合よ りも回路の消費電力を小さくしている。また、このSLICは2線−4線VF結合も行 う。受信した(D-A)信号を回線駆動回路からのDC負帰還電圧とともに電流加算 ノード(RSN、電流利得=0)に入力する。送信信号VtxをDSLACデバイスの送信 増幅器に直接に供給する。 各SLICの内部に、ループ電流検出器、地気キー検出器およびリングトリップ検 出用の比較器を備える。これら検出器の出力を内部で合成してIDET信号を形成す る。活性化した検出器を制御導線C1-C3およびE1導線経由で選択する。これら導 線は呼出しリレードライバ(「呼出し」状態001)、極性反転、チップ開回路、 またはチップおよびリング開回路の状態を定める。表2参照。 E1導線はループ検出器(チップ導線およびリング導線の電流の和を測定)およ び地気キー検出器(リング導線の電流のみを測定)の一方を選択する。 SLICには二つの電池、すなわちオンフック状態用のもの(約-50Vdc)とオフフ ック状態用のもの(約-24Vdc)とが備えてある。オンフック状態用に高い電池電 圧を用いる主な理由は地域ベル電話事業会社の用いる機械化ループ試験(MLT) 装置との互換性確保である。図1に示したBNU用途では、その理由は該当しない 。上記二つの電池電圧の切換はSLICのBSWピンにより、論理ハイでオンフック状 態用のものを、論理ローでオフフック状態用のものをそれぞれイネーブルして行 う。 マイクロコントローラ884はDSLACデバイス900A/BのCビットを通じてC1、C2、C 3およびBSW信号を制御する。SLIC900A/BからのIDET出力はTIUA880内の状態レジ スタで読み出す。 UVG回路内には三つのリレー機能がある。これら機能は図5Aおよび5Bにル ーセントテクノロジー社部品番号7583で示した同社製固体リレーで達成する。こ れら機能については回線カードアクセススイッチ(LCAS)910Aおよび910Bの説明 で述べてある。各SLICは二つの内蔵リレードライバを有する。一方はC1-C3制御 ビットで制御され、SLICが呼出し中の状態(C3C2C1=001)にあるとき活性化さ れる。 もう一方はSLICへの別の制御入力を有する。これらドライバーはいずれも開放コ レクタNPNトランジスタであり、EMRコイルからの逆起電力に対する保護として7. 2ボルトゼナーダイオードを接続してある。呼出しリレードライバ出力の極性不 整合のために、LCAS内呼出しリレーはTIUA880から直接に駆動する。 リングトリップ回路は関連のSLIC内にあって100オームの呼出し信号供給抵抗 器の電流を検出する比較器で構成する。この回路は比較器への入力に接続した一 対のRC回路網を備え、これらの回路網で呼出し信号の交流成分を濾波する。呼出 し信号源の正極性の高いほうの比較器入力(DA)はオンフック回線用呼出し信号 源の負極性のより低い方の比較器入力(DB)よりも高い。回線がオフフックにな ると、DBの電圧は比較的一定になりDAの電圧は低下して、これら二つの電圧の差 が極性を反転し、比較器出力がハイからローに変化する。 呼出しをオンまたはオフに切り換える場合はIDET上の短い遷移から保護するた めに追加のフィルタ処理が必要になる。そのために、加入者線および呼出し信号 回路内に蓄積された電荷が放電できるように、呼出し終了から50ミリ秒間にわた ってIDET信号導線をソフトウェア内のルーチンが完全に無視する必要がある。リ ングトリップ比較器を制御導線の状態に基づきSLICで回路に自動的に接続したり 回線から切り離したりする。 各SLICには外部回路素子を用いて低電流源の出力レベルをプログラムし、また ループ電流検出器の電流検出値を設定する。低電流源の出力レベルは二つの抵抗 器RDC1およびRDC2で定まる。これら抵抗器をSLICのRSNピンおよびRDCピンの間に 接続する。電池供給回路はRDCに電圧2.5V(正常極性に対して-2.5V、逆極性に 対して+2.5V)を生ずる。電池供給回路の電流レベルは次式、すなわち IFEED=(2.5*200)/(RDC1+RDC2) で与えられる。 RDC1およびRDC2の両方を11.3キロオームに等しくすることによって、ループ電 流22mAが得られる。 二つのRDC抵抗器の中間点に接続した蓄電器(CDC)で、ループ状態の変化(極 性反転期間中など、またはリングトリップ後の呼出し状態から現用状態への切換 えの場合、または電流供給を開ループ状態から閉ループ供給状態へ切換えを試み る場合など)に対する電池供給回路応答の速さを制御する。AMD社によると、こ の 蓄電器の容量はCDCとRDC1/RDC2とによる時定数が約1.5ミリ秒になるように選ば なければならない。これは容量0.27μFの蓄電器に相当する。 ループ検出器トリップ閾値は抵抗器Rdで設定する。RDピンはループ電流を292 で除した値に等しい電流出力を有し、内部検出器は内部基準値で1.25Vに設定し た閾値を有する。したがってRDピンの電圧は電流×Rdであって、 (Ithresh/292)*Rd=1.25 すなわち、 Rd=365/Ithresh で与えられる。 オフフックからオンフックへの切換えに通常0.5ミリ秒程度の遅れを生じさせ て切換え遷移を部分的にフィルタ処理するように蓄電器Cdを追加することができ る。しかし、IDETフィルタ処理は他の任意の段階で加えられるので、TIURD導線 には追加の蓄電器は用いてない。 図3並びに図5Aおよび5Bを参照すれば明らかになるとおり、SLICA906Aお よびSLICB906Bを加入者回線260Aおよび260Bにそれぞれ接続するように回線カー ドアクセス(LCAS)回路910Aおよび910Bを用いる。LCAS910Aおよび910BはATT社 から市販されている同社製ATTL7583型製品(図5Aおよび5Bに図示)で構成で きる。 リレー動作を要する三つの機能がUVG回路812にはある。一つは呼出しであり、 残りの二つはCIRCUITおよびDROPへのTest-Inアクセス、Test-Outアクセスである 。LCASはこれら三つのリレー機能と、内蔵SLIC保護、電圧制限および熱的遮断と を提供する。 LCASの呼出しリレー部分は解放時に零電流クロススイッチ機構をも提供する。 これによって、この機能のための外部回路が不要になり、システム内インパルス 雑音を最小に抑える。呼出しは零電圧クロスでかけ、零電流クロスで終了するの が理想的である。LCASは零電流オフ化の要件を充たし、呼出し値が低レベルであ るために零電圧オン化が零電流オフ化ほどには臨界的でない。 通話状態では、LCASは約20オームの整合インピーダンスをチップおよびリング 導線に与える。その結果、回線の過電圧、過電流状態の場合にSLICへの電流が制 限される。LCASへの制御導線の動作の順序およびタイミングを制御することによ って、メークビフォアブレーク動作またはブレークビフォアメーク動作を実現で きる。上記UVGカードはブレークビフォアメークモードで動作する。 LCASはいくつかの保護機能を提供する。高速雷サージに対してはスイッチが電 流を約2.5Aに動的に制限し、低速電力クロス状態の期問中には250mAに制限する 。電力クロス状態が長くなる場合はスイッチは完全に開状態になり熱的遮断モー ドに入る。また、ダイオードブリッジが、小電流過電圧状態を地気にブリッジす るとともに、大電流過電圧状態を地気にブリッジすることによって三次保護を提 供する。 LCASの機能はTestIn、Test-Out、および呼出し制御導線経由で制御する。これ ら信号はTIUAASIC内の制御レジスタから送出され、TIUカードの六つの回線全部 に共通である。各LCASはトランスペアレントな内蔵ラッチを有し、このラッチを TIUAからの六つのRLYLNSEL信号で制御する。表3は制御信号とスイッチ状態との 関係を示す。 過渡過電圧保護器918AをLCAS910Aの過電圧からの保護のために用いる。同様に 、 LCAS910Bの保護のために過電圧保護器918Bを用いる。過渡過電圧保護器918Aおよ び918BとしてはTeccor P2103 200V Sidactorが挙げられる。 保護抵抗器920Aは二つの抵抗器から成り、そのひとつはチップ(T)線266Aと 直列であり、もう一つはリング(R)線268Aと直列であり、これら二つでより線 対ドロップケーブル260Aを形成する。回線電圧供給抵抗はUVG回線を落雷などに よる過電圧から保護するように作用する。通常は厚膜保護抵抗器または巻線溶融 性抵抗器を用いる。この回線電圧供給部920Aにおける回線電圧供給抵抗器に適し たものとして、セラミック基板50オーム厚膜抵抗器が挙げられる。図3に示すと おり、回線電圧供給部920B(920Aと同じ構成)を回路260Bに用いる。 上記構成要素175におけるガス放電管またはカーボンブロックデバイスを過渡 過電圧保護器918および回線電圧供給部と連携させて対過電圧保護用に用いる。 回線電圧供給部920は、落雷の際に住宅175における電圧が放電管またはカーボン ブロックを対過渡過電圧保護器918の駆動に追加して活性化するのに十分に高い 値に留まるように、十分な抵抗値を有する。 UVGカードコネクタ860は、BNUCC800への接続を構成する背面板インターコネク ト808へのUVGカードの全接続を可能にする。背面板インターコネクト808は、加 入者向け通信データ、BDT100またはBNUCC800からの制御情報、UVGカードそのも のへの電源および地気など多数の信号用のデータバスほかの接続を形成する。 表4はUVGカードコネクタ860として使用できる3×32欧州DINコネクタの通常 のピンの使用の仕方を図解する。コネクタ860は図15にもその概略を示してあ る。 この表の肩文字1(1)は第1レベル接触アーリーメークピンを示す ・・・はPinが除かれていることを示す。 TIUA880はフィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)の利用により構成 できる。この明細書に記載したシステムにおいて、TIUA880は図18に示したジ リンクス社製5210TQ144型FPGAチップで構成する。この発明の実施において上記 以外の製造業社からのFPGAを用いることができることはもちろん明らかであろう 。表5は信号名、ピン数、ピン関連の信号の説明における注釈を示す。 表5において、BBは背面板信号、CDはDSLACデバイス信号、Pはプロセッサ信 号、EEはEEPROM信号、Mはメモリ信号をそれぞれ示す。 TIUA880に加えて、ジリンクス社製XC17256型製品で構成可能なシリアルPROMを プログラミングに関連して用いる。このシリアルPROMは図17に参照数字880-A で示してある。 図5に示した信号ピンおよび電源ピンのほかに、プログラミングに必要なピン を信号名とともに表6に示す。同表には実行されるプログラムの機能とピンの入 力用、出力用または両方用の区別とを示す。 BNUCC800とその関連UVGカードとの間の信号授受は図2および図3に示すとお りバス882A経由で行う。図3を参照すると、この信号授受チャンネルは第1の導 線に加入者線6回線へのデータ供給用の下りTDM情報TDMDDを含む。第2のチャン ネル、すなわち上りTDMシリアルバスはTDMDUで示してあり、BNUCC800用の制御お よび照会挿入における六つの加入者線回路からのデータを含む。このバスはTIUA 880がデータをバスに送出していない期間中は三状態である。これによって、他 のカードがこのバスを共用可能となる。 次に、クロック信号をTIUA880にバスTDMCLK、すなわち主システムクロック4.0 96MHzで動作するバス経由で送る。また、同期信号をTIUA880にバスTDMFS経由で 送る。 この信号はTIUA880と上りバスおよび下りバス交信との間の同期をもたらす。 この信号はフレーム同期符号とスーパーフレーム同期符号とを備える。図7には 下りフレーム同期信号936が示してある。スーパーフレームは8フレームで構成 する。図7ではスーパーフレーム同期信号938が示してある。この信号はフレー ム同期符号を伝送していないときハイ状態になる。フレーム同期符号($EA)は1 1101010であり、スーパーフレーム同期符号($CC)は1100である。ここに用いた 記号$は16進数字を示す。正しいフレーム符号が受かると、そのフレーム符号の 最後のビットの直後のビットを次のフレームの第1ビットとして受ける。図7に おいては上りワードも下りワードも同期状態にあるものとして示してあるが、上 りデータも下りデータもTIUA内のオフセットパラメータの使用により同期外れに なり得る。オフセットは上りデータの遅れのクロックサイクル数を示す。 上りフレームと下りフレームとの間のビット単位のタイミングオフセットの許 容可能性が音声信号の伝送遅延の最小化および情報フレーム蓄積所要メモリ容量 の削減にいくつかの利点をもたらす。ビット幅のオフセットを提供できることに よって、フレーム全体をバッファに収容することなく情報受信次第その情報にア クセス可能になる。 DSLACデバイスを含むシステムの他部分における遅延を削減するビット解像度 を形成する機能が、クロックサイクルの整数倍対応の遅延についてプログラム可 能なバイト幅レジスタをTIUA880内に配置することによって得られ、これによっ て市販のDSLACのバイトタイミング制御と連携して使用可能な微細タイミング制 御が得 られる。 共通制御インタフェース BNUCC800はシリアルTDMバス経由でTIUA880に接続する。このバスはPOTSインタ フェースを最大6個までサポートするように設計されている。このBNUシリアルT DMバスは、TDMCLK経由で供給される4.096MHz共通クロックと、TDMFS経由で供給 される125マイクロ秒フレーム同期パルスと、TDMDU経由で供給される個別上りTD Mデータと、TDMDD経由で供給される個別下りTDMデータとを含む。 図8を参照すると、フレーム同期はフレームの第1ビット(第1の時間スロッ トの最上位ビットMSB)にマークを付ける。各フレームは64個のDSO(時間スロッ ト)から成り、32チャンネルにグループ分けされる。チャンネル内の第1のDSO はPCMTDMデータであり、第2のDSOはその関連のシグナリングである。第1チャ ンネル(♯00)はフレームOHのために保留してあり、最後のチャンネル(♯31) は制御のために保留してある。 OHチャンネルはリンク性能の監視に用いる。第2のDSO(sigDSO)はバスのパ リティチェックに用いる。この信号はフレーム中の各バイトについての累積XOR の結果を含む。第1のバイトは反転され、全部0でなく全部1で開始するのと等 価になる。 二つの制御時間スロットCTL♯1およびCTL♯2がある。CTL♯1DSO(チャンネル 番号31のデータDSO)はTIUAハードウェアへの低速アクセスプロトコルを実行す るのに用いる。CTL♯2DSO(チャンネル番号31のシグナリングDSO)は最上位2ビ ットを除き保留する。最上位ビットは上りパリティエラーが生じたか否かを示す 。先行フレームにエラーがある場合は1となる。最上位の次のビットはハイ(1) でAISエラーを示す。最上位から3番目のビットはハイ(1)でパワーのエラーを示 す。このビットはレジスタに収容して、ローカルプロセッサが上りパリティエラ ーとともに読み出せるようにする。上りデータはメッセージとパリティエーラビ ットのみを搬送する。 CTL1チャンネルは1ミリ秒スーパーフレームを用いて、BNUCC800とTIUとの間 の単純制御/応答用に1スーパーフレームあたり二つの4バイトメッセージを形 成する。 図8を参照すると、単一のフレーム931が示してある。下りデータチャンネル9 34およびクロック(TDMCLK)940も併せて示してある。上述のとおり、フレーム9 31には、二つの制御時間スロットCTL♯1 960およびCTL♯2 962を含むチャンネル 31がある。フレーム931は参照数字950および952で示したチャンネル0からチャ ンネル31までを含む。同様に、チャンネル1は参照数字954および956で示してあ る。図9Aを参照すると、下りチャンネル♯31が示してあり、DSO-1をTIUA880へ の制御信号供給用のマルチフレームメッセージに使えることが理解されよう。同 様に図9Bを参照すると、チャンネル31は上り方向のマルチフレームメッセージ にも使っている。 上りおよび下りメッセージ伝送用のコマンドおよびアドレスの利点は、マイク ロプロセッサおよび外部メモリ付きのソフトウェア利用の回線カードに実動化で き、しかも単純なハードウェア利用のマシン(例えばTIUA880)を利用できるよ うに設計してあることである。図9Dに示した短符号の利用により、この利点は 達成できる。マイクロプロセッサおよび付随のメモリを不要にすることによって 製造コストの面で有利になる。 好ましい実施例においては、下りメッセージに動作表示用のコマンドバイトを 含め、上り応答信号を下りコマンドバイトプラス$80の16進数値を用いて発生す る。カードからのデータの伝送を必要としない上りメッセージは下りデータを反 復してBNUCC800によりメッセージ受信を確認できるようにする。 II.汎用音声帯域(UVG)カード A.汎用音声帯域(UVG)カード初期化概要 UVGカード140の基本的動作は、UVGカード140をBNU110Aに取り付ける際に生ず る諸ステップを図解した図10から理解されよう。インストーレーションと同時 に、パリティバイトをチェックするステップA0がUVGカード140からの入来信号に かけられる。パリティバイト試験ステップA4がBNUCC800により行われ、パリティ バイトの正否が判定される。パリティバイトの計算はフレーム中の各バイトにつ いての累積XOR動作によって行う。第1のバイトは極性反転され、これは全部0 でなく全部1で開始するのと等価である。一例を挙げると、ある一つのフレーム でそのフレーム中の全バイトが先行フレーム用のパリティを除き0であった場合 は、そのフレームのパリティは先行フレームのパリティの反転したものとなる。 すなわ ち、所与のパリティが(10011001)である場合は、新たなパリティは(01100110 )になる。この過程をさらに説明するために、フレーム内の算出パリティとデー タとの関係のリストを下に示す(数値はすべて16進数、フレームは第1のデータ 値で開始するものと仮定)。 データ :01:10:FF:AA パリティ :FE:EE:11:BB 正しい場合は、カード特定ステップA8が通常EEPR0M886に蓄積されているUVGカ ード140の種類および改変の関連データの要求により行われる。パリティバイト 試験ステップA4が不首尾に終わった場合はパリティバイトチェックステップA0が 反復される。すなわち、UVGカード140がBNU110にまだ挿入されていないかパワー アップが完了していないかもしれないからである。 カード特定ステップA8の次に認証ステップA12にかけ、そのカードが所要信頼 性品質を充たす真正製品であることを特定するそのカードのシグネチャの発生の ための暗号キーまたは暗号関数をこのステップで用いる。認証ステップA12はUVG カード140にローカルに行う。 認証ステップA12の結果をBNU800に送る。同じ認証結果をBDT100にも送ること ができる。真正カード判定ステップA16にかけて、認証ステップA12の結果が正し いか否かを判定する。この判定は実効的にカードのシグネチャのチェックである 。この判定ステップA16において、BNUCC800またはBDT100はそのカードが合格か 否かを判定し、合格の場合はカード自己試験ステップA20に進む。 カード自己試験ステップA20はBNUCC800またはBDT100からTIUA880への自己試験 シードのダウンロードを伴い、TIUA880が回路、UVGカード140の印刷配線基板へ の接続およびUVGカード140上の諸部品の完全無欠性確保の自己試験手順を開始す る。 自己試験ステップA20に引き続き、自己試験合否判断ステップA24をBNUCC800ま たはBDT100で行う。この合否判断ステップは、数バイトの短い試験結果をBNUCC8 00またはBDT100内に蓄積ずみの所期試験結果と比較すること、または自己試験ス テップで発生した数百バイトの長いシーケンスを蓄積ずみの長いシーケンスと比 較することによって行う。どの実施例においても、結果はUVGカードが正常に動 作しているか否かの判定である。カード動作が正常でない場合は、そのカードは 自己試験ステップA20に合格しなかったものとされる。カードが正常に動作して いる と判定された場合は、ソフトウェアをダウンロードするステップA28に進む。 プラグイン、パワーアップまたはリセットのあとでは、UVGカード140は次のデ ータリンクメッセージ、すなわちメモリ読出し、メモリ書込み、開始、上りオフ セットの設定、アンロック、およびリセットなどのメッセージの解釈に十分な機 能を備える。表6Aはデータリンク機能の符号を示す。 この明細書で説明するマイクロコントローラ/ソフトウェア構成においては、 この機能は製造時に不揮発性メモリ(例えば単一回プログラム可能なROM)に搭 載したソフトウェアおよびハードウェア(固定論理または内蔵不揮発性メモリか らプログラム可能な論理)で達成する。ハードウェア構成による場合は、この機 能は固定論理または内蔵不揮発性メモリからのデータでプログラム可能な論理で 達成する。 プラグイン、パワーアップまたはリセットののち、UVGカードへのデータリン クがリセットおよびアンロック以外の機能をディスエーブルする。これによって 、挿入および立上げ過渡期間中のデータリンク誤動作から保護する。UVGカード1 40は、データリンク経由でUVGカードにアクセス可能なアドレス空間にマップし たレジスタ経由アクセスの可能な不揮発性IDメモリU19を含む。このシステムは メモリ U19のシリアルアクセスピン(チップ選択、シリアルクロック、シリアル入力お よびシリアル出力)をTIUA880レジスタ中のビットに直接にマップする。TIUAレ ジスタ(アドレス範囲$8xxx)はUVGおよびデータリンクのメモリ読出し、メモリ 書込み機能でアクセスできる。 BNUCC800はUVGカード諸動作検出器、すなわち上りTDMバス(TDMDU)上の遷移 をBNU内の各UVGカードスロットについて個別に検出する諸動作検出器を提供する 。 BNUCC800のソフトウェアは、UVGカード上りバス上の諸動作を十分長い期間に わたって観測した場合は、UVGカード有りと判断しカードの監視を始める。 BNUCC800のソフトウェアはアンロックのメッセージをデータリンクに送出する 。これによって特有のパターン(全メッセージフィールドでランダムな内容と仮 定した場合の誤表示の確率2^32分の1)が生じ、このパターンがUVGカード に全データリンク動作種類の受入れを指示する。 BNUCCソフトウェアは上りオフセット設定のメッセージをデータリンクに送る 。これによって、UVGは上りUVGカードデータリンクメッセージ送出の正常動作に 必要な上りPCMバスオフセットをUVGカードが設定することを可能にする。 BNUCC800のソフトウェアはシリアルIDメモリU19への上述のデータリンクアク セス経由でUVGカードの特定符号を読み出す。 BNUCC800のソフトウェアはUVGカード特定および認証を直接に解釈し、この解 釈をBDT100に委ね、またはBNUCC800およびBDT100で重複実行して合成する。 BNUCC800のソフトウェアまたはBDTのソフトウェアは、ソフトウェアまたはプ ログラム可能な状態マシン制御の適切なイメージの選択をUVGカードハードウェ アの表示された特定の種類について行い、上述のUVGカードIDメモリU19読出しス テップにおいて読み込む。 BNUCC800はこのイメージを内蔵の不揮発性メモリから、またはBDT100との通信 リンクから少しずつ受け、そのイメージをUVGカードデータリンク上のメモリ書 込みコマンドによりUVGカードに1バイトずつ送る。 UVGカードによるこのイメージの受信の完全無欠性は、UVGカードから戻された メモリ書込み応答メッセージを監視しそれら応答メッセージをアドレスの予測シ ーケンスと比較することによって検証する。このステップによって、UVGマイク ロコントローラまたはハードウェアにおける重大な誤動作の早期高速表示が得ら れ る。 UVGカードによるこのイメージの受信の完全無欠性は、メモリ読出しメッセー ジのシーケンスをカードに送り、応答を監視し、イメージ中の各アドレスにおけ る値と比較することによってさらに検証する。このステップによって、UVGカー ドメモリの誤動作の表示、とくにアドレス誤動作の表示を提供できる。 BNUCC800のソフトウェアは開始メッセージをUVGカードに送る。この明細書に 説明したマイクロコントローラ利用回路については、開始メッセージのアドレス フィールドは、ダウンロードしたソフトウェアの始動のためのUVGマイクロコン トローラのジャンプ先のアドレスを含む。状態マシン利用回路の場合は、始動状 態マシン符号またはアドレスを含む。BNUCC800のソフトウェアはアンロックのメ ッセージを送る。このメッセージは実行中のソフトウェアまたは状態マシンへの データリンクをアンロックする。BNUCC800のソフトウェアは上りオフセット設定 メッセージを送る。このメッセージは実行中のソフトウェアまたは状態マシンの ための上りオフセットを設定する。BNUCC800のソフトウェアは、領域$9xxx内の 擬似レジスタへのメモリ書込みデータリンクコマンドを用いて、基板ごとおよび 回線ごとの設定用情報を送る。BNUCC800のソフトウェアは、上述の機構により設 定用情報に回線ごとの強制状態制御を設定し、各回線の状態マシンを適切な初期 状態で動作するようにする。BDT100から状態変化の情報を受けると、BNUCC800の ソフトウェアは回線状態を強制的に(故障中、または運用中状態に適した)新た な値に設定するようにときどき設定できる。 B.汎用音声帯域カード認証概要 UVGカード140の認証ステップA12はいくつかの周知の暗号化手法に基づく。こ れらの暗号化手法の利用の場合は、秘密のキーをUVGカード140に、通常はTIUA88 0に蓄積する。BDT100またはBNUCC800から認証を要求すると、複製の困難な逆関 数を有する数学的一方向関数またはBDT100もしくはBNUCC800からの初期化キーを 用いて秘密のキーでシグネチャを算出する。このシグネチャはTIUA880、マイク ロコントローラ884またはこれらデバイスの組合せで算出する。このシグネチャ を真正カード試験ステップA16のためにBDT100またはBNUCC800に送る。 暗号化手法は広く研究され当業者に周知になっている。Proceedings of the I EEE誌第76巻第5号(1998年5月刊)所載のジェームズエル.マッセイ著の論文 「最新暗号化技術入門」は多数の暗号化技術を記載しており、連邦情報処理技術 標準刊行物第186号、ディジタルシグネチャ標準(DSS)も同様に記載している。 下記の米国特許、すなわちクラヴィッツ名義米国特許第5,231,668号「ディジタ ルシグネチャアルゴリズム」、1980年4月29日発行ヘルマンほか名義同第4,200, 770号「暗号化装置および方法」、1980年8月19日発行ヘルマンほか名義同第4,2 18,582号「公衆キー利用の暗号化装置および方法」、1983年9月20日発行リベス トほか名義同第4,405,829号「暗号化通信システムおよび方法」、1984年1月3 日発行ヘルマンほか名義同第4,424,414号「指数化暗号化装置および方法」も暗 号化技術を記載している。これら論文および米国特許をここに参照してその内容 全部をこの明細書に組み入れる。 UVGカード140内のキーは、蓄積した秘密のキーでも安全な手段で送られてきた 秘密のキーでも差し支えないが、それらキーは実際には自己試験またはTIUA880 の秘密機能の作用の結果である。この実施例の場合はシグネチャをBNUCC800また はBDT100の算出して送るのに暗号化方法を用いるが、この方法は自己試験ステッ プA20の一部を構成する。 認証の方法は実施例の場合のやり方に限られず、自己試験手法と暗号化手法と の組合せでもよい。同様に、カード自己試験ステップA20は、自己試験がキーと して作用する関数を伴う場合はカード認証ステップA12と考えることもできる。 この代替的実施例では図10の認証ステップA12と自己試験ステップA20と組み合 わせ、また真正カード試験ステップA16も自己試験ステップA20と組合せる。これ ら組合せ試験ステップに不合格の場合は認証ステップ不合格A17または自己試験 不合格A21となる。 C.汎用音声帯域カード試験 1.呼出し信号発生器試験 呼出し信号発生器890はUVGカード140の重要な構成要素であるのでその動作が 正常であるか否かの判定のための個別試験を行うことができる。一つの実施例で は、一定デューティサイクルのパルス列をディジタルパルス列信号892として加 え、一定直流電圧出力を呼出し信号896として得る。この実施例では少なくとも 二つのTIUA880内回路発生の互いに異なる一定デューティサイクルのパルス列を 呼出し信号発生器890に加え、二つの互いに異なる直流電圧を呼出し信号896とし て生ずる。 BNUCC800の中の試験回路はこれら二つの直流電圧レベルを調べる。この試験を呼 出し信号発生器正常動作の検証のために用いることができる。直流電圧レベル測 定回路は当業者に周知である。 呼出し信号の電圧振幅でなく周波数を試験のための変数として用いることもで きる。この手法にはいくつかの利点がある。すなわち、この手法を実施するため のハードウェアは構成が単純で共通制御カードに適合ずみの電流回路に限られる 。TIUAにおける変更は振幅利用の手法よりも簡単である。この試験手法をサポー トするために、TIUAは呼出し信号周波数をプログラムできなければならない。こ の呼出し信号発生器は20Hzからそれ以外の周波数に切換え可能である。共通制御 ソフトウェアで周波数の所定系列が追従できたこと、またはTIUAが周波数コマン ドに正しく応答したことを確認できる。呼出し信号発生器は種々の周波数、互い に異なるパルス幅を正しく発生しているか否かについて試験する。呼出し信号発 生器の動作が正しければ所望の周波数全部を発生可能である。 2.TIUA自己試験 次に述べる方法がUVGカードの稼働中試験方法を提供する。この手法の基本的 な考え方はBDT100からシード値含有のデータリンクメッセージをBNUCC800に送る ことである。BNUCC800はこのシード値を例えば回線カード140Aに送る。このシー ド値は内蔵シード値とともにリニア帰還シフトレジスタ(LFSR)の開始点として 用いる。LFSRの出力はTIUA走査連鎖のサブセットを示す。このサブセットはBNUC C800交信および回線サービス機能との衝突を回避するように選ぶ。選んだサブセ ットをN回クロックパルスにかけてこの回路の次の状態の表示信号を発生する。 この次の状態を表示する信号をBNUCC800−回線カードインタフェースのメッセー ジ部分経由で上り方向にBNUCC800に送る。BNUCC800はデータリンク経由でさらに 上り方向にBDT100に送る。TIUA880がLFSRに基づき内部の次状態表示信号を発生 するステップは多数回反復して、TIUA880から許容可能な範囲を提供するのに十 分な長さのデータストリームを発生するようにすることができる。 このようにして発生したデータストリームのチェックのためにBDT100の用いる 方法は柔軟性に富む。その方法は、ビットストリーム全体またはデータの非直線 変換出力をメモリ内の参照用テーブルとの対比でチェックすることによって行う ことができる。この方法は検証テーブルをソフトウェアで保持しているので製品 寿命の任意の時点でそのテーブルの更新または拡張を可能にし、TIUA内のLFSRも 論理も完全に決定性である。 D.状態マシン説明、動作およびダウンロード 状態マシンの説明、動作 各UVG回線カード上の状態マシンはUVGカード140上の加入者回路812の各々につ いて制御機能を提供する。上述のとおり、回線カード用の状態マシンは、TIUA88 0内の内部状態マシン604を用いるか、マイクロプロセッサインタフェース605お よびマイクロコントローラ884(図3)の組合せによって実動化できる。一つのU VGカード140上の状態マシンで、三つのデュアル線UVG回路812により実現したと おり、六つの加入者回路を制御できる。この状態マシンはPSTN交換機10からのシ グナリングを解釈し、呼出しができるように加入者回路を制御し、チップ導線26 6およびリング導線268経由で加入者線を監視し、電話機185のオンフック/オフ フック状態を判定する。この状態マシンはPSTN交換機10からの情報と電話機185 の状態情報とを用いて各状態および状態間遷移につき加入者回路を適切に設定す る。 図11はループ起動UVG回路に用いられる種々の状態を示し、この図において シグナリングは例えばチップ導線266Aとリング導線268Aとの間の閉回路の形成を 通じて加入者回路を閉じることによって示してある。図11および12において 、各状態ブロックの中の大文字表示は受けたシグナリング情報を示す。図12は 地気起動UVG回路で用いる種々の状態を示し、それら状態ではチップ導線266Aま たはリング導線268Aにシグナリング方法として地気が加えられている。図12に おいて、点線は地気起動モード情報を示す。 図12を参照すると、電源ダウン状態B0は加入者回路がマイクロコントローラ 884により電源ダウンモードに設定されている初期状態である。この状態は加入 者回路がまだ準備未完了状態または未活性化状態である、または故障、電源不具 合であるなどの結果生ずる。 地気起動空き状態B1は加入者回路が地気起動回路である場合だけ起こり、同回 路が動作中ではあるものの加入者線に呼出しがなくまたは電話機185もオンフッ ク状態に留まる場合はデフォルトとなる。 呼出し接地状態B6は加入者回路が接地起動回路であるときだけ発生し、リング 導線268接地の状態に対応する。この状態は加入者が発呼のためにダイアル音を 要 求していることを反映する。 待機(スタンドバイ)状態B4は、電話機185がオンフック状態で呼出ししてな い場合は、ループ起動回路には名目だけの状態である。 オフフック状態B12は電話機185の送受話器が加入者による発呼または呼出し信 号の示す外部からの着呼への応答のためにオフフック状態になっている場合に生 ずる。 順方向切断状態B16は通話の相手方がその電話機の送受話器をオンフック状態 にハングアップしたことを示す。この順方向切断信号は通話の終了を表すので留 守番電話機、モデム、ファクシミリ送受信機にとくに有用である。 オンフック状態B8は加入者が電話機の送受話器をオンフック位置に戻し、しか も加入者回路が待機状態Bに入る前に生ずる。このオンフック状態は、ダイヤル パルスを電話機185のダイヤル回路からのオンフック信号で形成するダイヤル発 信の一部としても生ずる。同様に、フラッシュフック信号をオンフック状態経由 でPSTN交換機10に伝達する。 呼出し状態B20においては、呼出し信号電圧896を加入者線に固体リレー910経 由で供給し、電話機185に呼出音を発生させる。 呼出解放状態B24は加入者線が呼出状態B20から呼出し信号電圧896除去の信号 を受けたとき生ずる。これは、リングトップが生じ(発呼加入者が加入者線に応 答したことを示す)、通常のリズミカルな呼出し音の音系列の中にオフ期間があ り、またはシステム故障のために連続呼出音モード回避のための呼出し除去にシ ステムが介入したことに起因する。呼出し解放状態24は呼出し信号電圧896を固 体リレー910により除去したままの25ミリ秒の期間(呼出信号サイクルの1/2)を 提供する。SLIC906は呼出解放状態B24の上記25ミリ秒の期間のあと固体リレーで 加入者回路に再接続できる。 呼出無音状態B28は呼出し信号相互間の無音期間を示す。通常は呼出し音リズ ムは2秒オン4秒オフである。加入者回路が5秒以上の期間にわたって呼出し無 音状態にある場合は、発呼者がハングアップしてループ起動回路につき加入者回 路が待機状態B4に戻る必要があるものと判断する。地気起動回路については、シ ステムは地気起動空き状態B1に戻る。 回路状態変数およびその回路からのシグナリングを表7に定義する。シグナリ ングは上り方向(PSTN交換機10に向かう方向)に発生し、固体リレー制御用の制 御信号はLCAS910AおよびLCAS910B、呼出し信号発生器890、DSLACデバイス900A/B 、およびSLIC回路906Aおよび906Bにより実動化される。表7-17は、図11および 12に示した状態の各々について、状態変数、状態、各状態変数値を示す。表1 8は状態遷移シグナリング条件および生ずる状態遷移を示す。 状態マシンはBNUCC800から完全にダウンロード可能である。 注1.加入者線がフルタイムオンフック伝送に準備ずみである場合は、 DSLACデバイスは待機状態電力アップモードになければならない。 注1.加入者線がオンフック伝送に準備ずみである場合は、DSLACデバイス は呼出し無音状態で電力アップモードになければならない。 注2.加入者線がリングトリップのために呼出し状態を終了しても、呼出し 解放状態の期間中に課された状態のために、呼出し無音状態に入ると きにIDET導線がオンフック表示を生ずる。リングトリップの場合はこ の表示は短時間のうちにオフフックに変わる。 E.二層状態マシン この発明の一つの実施例においては、状態マシンをシグナリング処理層および 主制御層の二つの層に分ける。これら二つの層は実効的に互いに独立の状態マシ ンであり、最小の情報で結合される。シグナリング前処理層はディジタル伝送装 置からTR-303シグナリングを3ミリ秒間隔で受け、条件調節ずみで増強ずみのTR -NWT-000303シグナリング符号を主制御層に送る。TR-NWT-000303シグナリング符 号の増強は、トランクの条件付け(伝送装置故障への応答)を示す追加符号状態 を含む。 シグナリング前処理状態マシン2001(図20)は入来電話シグナリング状態を 条件付けし、条件調節ずみのシグナリングを主状態マシンに送り、加入者線1本 ごとの警報状態を維持する。警報状態は状態マシンから監視装置および監視シス テムへの補充出力として読み込まれる。シグナリングの条件付けおよび警報処理 はベルコア社仕様書TR-NWT-000303記載の要件並びにベルコア社仕様書TR-NWT-00 057、TR-TSY-000008およびTA-NWT-000909記載の要件の組合せに準拠し、これら 仕様書をここに参照してそれらの内容をこの明細書に組み入れる。 各加入者線関連のシグナリングは上記TR-NWT-000303規格にしたがって3ミリ 秒間隔で入来する。ある加入者線への入来シグナリングをSiginで表示する。複 数加入者線についてのシグナリング処理は、単一の共用状態マシン制御を入力お よび出力状態情報にかけることによってハードウェアで実働化し、それら情報は 時間間隔ごとにローテーション式に制御装置に加えられる。ここに記載した実働 化はソフトウェアによるものであり、このソフトウェアは実行時間の効率化のた めに各加入者線について別々の符号を共通ソースコードの加入者線番号によるパ ラメータ化を行うマクロ拡張経由で割り当てる(例えば、変数LIP.DISG,L2P.DSI Gなど)。ハードウェアによる実働化は六つの500マイクロ秒連鎖で制御論理を共 用化し、1加入者線あたり3ミリ秒のサービス間隔を提供できる。 入来シグナリングは、特定のサービスに無効なシグナリング符号を警報表示信 号(AIS)などそれ以外のシグナリング符号に変換するように、表19のプログ ラマブル関数表SigInMap[SigIn]を通じてマップする。ここにマップした信号 をDSIG(下りシグナリング)という。通常のPOTSサービスに関する下記の例にお いては、出力符号名称は表19の縦軸沿いの入力符号の説明の対応10進数に従 う。表19においては、明細書のこれ以外の部分の記載と同様に、次の符号を下 記の意味で用いる。すなわち、RLCFは逆ループ電流供給を、CFAは搬送波中断警 報を、CGAは搬送波群警報を、DSOはディジタル信号レベル0を、LCFはループ電 流供給を、LCFOはループ電流供給開をそれぞれ表す。 前処理状態マシン2001は各加入者線状態情報に上述のマップしたシグナリング の履歴バッファを維持する。この動作は3ミリ秒のシグナリング間隔ごとにシフ トする5段シフトレジスタによって行う。状態マシン2001はこのシフトレジスタ の各段に別々のアクセスを有する。これら信号はDSM1(下りシグナリングマイナ ス1)、DSM2、DSM3、DSM4およびDSM5で示してある。このシグナリング履歴を後 述の信号フリージング、信号フリージング解除、4間隔有効確認、2間隔有効確 認などのための所要蓄積の実働化に用いる。 上述のマップしたシグナリングを、単一ブーレ関数をそれぞれ表す二つのプロ グラマブル表を通じて再びマップする。これら関数(SigThawable[SigIn](表2 0参照)およびSigThawable With Yellow[SigIn](表21参照))をシグナリン グのフリージング解除の制御のために前処理状態マシンへの入力として供給する 。通常のPOTS動作用のシグナリングを示す表20および21において、1は真値 を示す。 シグナリング前処理状態マシン2001は各加入者線状態情報に状態レジスタPPSt ateを維持する。ここに記載してある実施例は七つの状態を要する。また、シグ ナ リング前処理状態マシン2001は状態マシン出力機能、すなわち3ミリ秒ごとに一 回ずつ漸減しこの状態マシンの制御機能で零/非零試験が可能な機能で設定可能 なタイマ(PPTimer)を各加入者線状態情報に維持する。単一のInFacRedを全加 入者線に印加し、入来伝送装置が使用不能であることを示す(facility red警報 )。 ある加入者線についてのシグナリング前処理状態マシン2001への遷移生起入力 例は、PPTimer,DSIG,DSM1,DSM2,DSM3,DSM4,DSM5,二つのプログラム可能 なブーレ関数表結果SigThawable[SigIn]およびSigThawable With Yellow[SigI n]および信号InFacRedであり、この入力列は加入者線全部に等しく該当する。参 照数字2001を上述のとおり実働化される状態マシンの表示に用いる。 図20を参照すると、シグナリング前処理状態マシン2001のある一つの加入者 線についての第1のの出力は処理ずみ信号CurDsig(現時点での下りシグナリン グ)である。このシグナリングは、特定のサービスの種類について規格TR-NWT-0 00303に規定されたABCDシグナリング符号とトランク条件付け用の付加状態とか ら成る。トランク条件付けは他のシグナリング符号状態と互いに相容れない。あ る特定の加入者線についての状態マシン2001の第2の出力はひと組の警報ビット 、すなわちフリーズ(シグナリングをフリーズする)、TC(トランク条件付け) 、TCNY(トランク条件付けの間はYellowを抑制)、CFA(搬送波欠階アラーム:Y ellow原因)、CGARED(搬送波群警報、入来搬送故障原因)の警報ビットである 。 状態マシン制御を図12Aに図解してある。図中のノードは状態名で示してあ る。図中の弧の各々は遷移条件を付けて示してある。図12Aの遷移条件の意味 は表22に説明してある。 上記遷移条件の二つ以上が評価の際に正である場合は、表23の中の最低数値 の正条件の遷移が実際に起こる遷移である。 前処理状態マシン2001の状態を表24の説明のとおり割り当てる。 状態マシン2001の警報出力を表25に状態の機能で定義する。符号「1」は警 報がアサートされていることを示す。表25の全部零の状態は所与の加入者線に対して警報は発せられていないこと、 シグナリングが前処理状態マシン2001から主状態マシンに伝達されたことを示す 。シグナリング前処理状態マシン2001は主状態マシンへのシグナリングを制御す る。シグナリング履歴シフトレジスタバッファの受信入力のうち最も古いものDS M5をプログラマブル機能表SigFreezeTo[](表26)を通じてマップし、シグナ リング符号FSIG(フリーズしたシグナリング)を生成し、それを加入者線ごとの 状態情報内に維持する。表26のSigFreezeTo[]マップは信号フリーズ期間中に 用いるフリーズしたシグナリング値を決定する。この機能についての理論的解釈 の特定の 例は、シグナリングフリーズ期間中呼出しを行わないようにするための呼出しシ グナリング(符号0)のループ電流供給(符号5)へのマッピングである。表2 6は正常なPOTSサービスについての説明である。出力符号は表の縦軸沿いの2進 入力符号対応10進法説明に従う。 表27には、シグナリング前処理状態マシン2001の処理ずみシグナリング出力 を次の状態機能で定義する。DSIGは上記1で定義したとおりDSIGを示し、FSIGは 表25で説明したとおりマップずみのフリーズしたシグナリングを示し、TCは特 別のトランク条件付け符号を示す。 F.フレキシブル状態マシン UVGカードの状態マシンはシグナリングおよび加入者線状態(例えばオフフッ ク、オンフックなど)に基づき加入者線の制御を可能にし、ソフトウェア利用の 状態 マシン、すなわちマイクロプロセッサが種々の入力状態を調べて適切な出力状態 を決定する状態マシンの形に実現できる。このソフトウェア利用の状態マシンの 利点は、状態マシンを形成する符号を変えることによって変形できることである 。この状態マシンの欠点はマイクロプロセッサとRAMとをUVGカード上に設ける必 要があることである。マイクロプロセッサの必要とする空間と電力とそのコスト のためにマイクロプロセッサ利用のUVGカードが最適とはいえなくなる。 状態マシン実現の代替的手法は、論理ゲートを状態マシンを構成するように固 定接続したハードウェア状態マシンである。このハードウェア状態マシンの利点 はマイクロプロセッサ利用が避けられることである。一方、主な欠点は製造後改 変できないことである。電話交換機が異なるごとにシグナリングフォーマットに は小さいながら重要な差があるので、電話加入者線動作を確実に正しくするため に改変を加える必要がある。 ソフトウェア利用のハードウェア状態マシンの欠点を避ける実施例はフレキシ ブル状態マシン、すなわち多数の変数をUVGカード上のレジスタにプログラム可 能にしたフレキシブル状態マシンであり、TIUA880に用いた形式のものである。 これらレジスタは、一つ以上の論理動作との組合せで状態マシンを形成する情報 を含む。変数を変えることによって、状態マシンのパラメータを変更できる。こ れらレジスタのプログラミングはBNUCC800で達成できる。 この手法は状態に特有の情報および全ブランチ情報を含む状態構造のリストを セットアップすることを伴う。次の説明において、AおよびBは各ブランチにお いて入力のいずれが設定を要しいずれが設定を要しないかを特定する2ビット組 を表す。この関係を次に述べる。 論理的にはAおよびBはワークを次のとおり比較する。すなわち、 X=入力ビット (X&A)=A)&((〜X&B)=B))であればADDRへブランチする。 この手法に用いたデータ構造をCプログラム言語と同様の擬似符号を用いて表 28に定義するので当業者には明白であろう。表28に示すとおり、この情報は タイムアウト状態を決定する時間間隔を表すタイマ型を含む。出力変数が例えば 呼出しなどの加入者線状態を制御する。ブランチの数が現在状態への遷移の可能 性のある状態の数を示す。ブランチ情報は、後続状態への分岐を行うべきか否か 、 行うとすればその後続状態のアドレスは何かを判定するために比較する必要のあ る特定入力変数およびタイミングパラメータを含む。 表29にデータ構造のテンプレートを示す。 表29のテンプレートはC言語と同様のプログラム言語を用いて記述する。表 29において、新しいアドレスへの分岐が適切であるか否かの判定をX入力ビッ トに基づいて行うためにAとBとを上述のとおり比較に用いる。BRANCHのリスト で合致が見出されない場合は状態は同じままに留まる。 その状態への移入が初めてであるか否かをフラグで示し、初めてである場合は タイマを特定の値にセットする。これによって、特定の状態に向かうブランチの 各々にタイマ値をセットする必要が避けられる。 メモリには状態構成のリストを格納する。メモリ内のアドレスが状態番号とし て作用する。アドレス値およびタイマ値は加入者線6本ごとに切換えにすると節 約できる。この手法によって、実際の状態マシンの複製所要数を1にする。 この手法は高速である。シリアルプロセスであるためにブランチ数に制約があ るだけである。加入者線1本あたり1800クロックを用いるのでこの手法が何らか の時間問題を生ずる可能性はないが、かなりの量のメモリを用いる。 この手法において状態マシンが記述のために用いるビット数を算出するために 次式を用いる。ここで、S=状態数、B=ブランチ数、N=ビット数である。 N=(28*S)+(30*B) 式1 ただし、次のとおり仮定する: 入力10ビット 出力20ビット 13ビットタイマ−1ミリ秒刻みで8秒まで プログラム可能な時間値所要数は最大でも8 10ビットアドレス 状態マシンの判定は3ミリ秒ごとに必要。したがって加入者線あたり 1800クロック 最大8個のタイマ型 最大32ブランチ 8状態LS状態マシンは644ビットを要する 全状態図は940ビットを要する この手法においてメモリを節約する一つの方法は各ブランチについて一つのア ドレスを用いる代わりに状態番号を用いる方法である。追加の状態の各々につい て所望の状態番号の検出までメモリを探索する追加の論理が必要になろう。これ によって状態の数に制約が加わる。状態数を32に限定すれば、ブランチあたり5 ビットの節約になる。したがって、全状態マシンで105ビットの節約をこの手法 は達成する。 この明細書に記載したシステムの一つのブランチに関連して上記手法がいかに 使われているかを示すために、表13記載のオンフック状態説明のデータ構造を 図21に示す。ここで図11も理解を助けるであろう。すなわち、図11におい てはオンフック状態B8から三つの分岐、すなわち呼出しへの第1の分岐、オフフ ックへの第2の分岐、および待機への第3の分岐があり得るからである。説明の ために、ブランチ番号1を呼出しと仮定すると、Aを0000000000、Bを11110000 00に設定することになる。AおよびBの値をこのように選ぶことによって、呼出 しへの分岐が実行される。BRANCH♯1と比較した入力が分岐に至らない場合は、 ブランチ決定についての追加の入力比較を評価する。これらBRANCHのいずれも真 でない場合は状態は同じままに留まる。 III.汎用音声帯域カード回路およびループ試験 図13に示した従来技術では、呼出し信号バス897、試験バス912および試験出 力バス914を加入者回路に接続する三つのリレーを用いている。過大電流のため に加入者線電流供給抵抗器920の片方または両方が開回路になると、加入者線イ ンタ フェース回路906からの信号の完全無欠性を調べるチャンネル試験が故障になる 。 この実施例においては、図13に示すとおり加入者線電流供給抵抗器920A-1お よび920A-2のみと接続した固体スイッチの使用により、より線対ドロップケーブ ル試験の際に誤った試験結果が生じ得る。すなわち、加入者線電流供給抵抗器92 0A-1および920A-2の片方または両方が開回路の場合により線対ドロップケーブル 試験が高インピーダンスを呈し、実際の欠陥状態にも関わらず、試験に合格する からである。その場合、チャンネル試験の結果は、上記抵抗器920A-1または920A -2の開回路状態に伴うUVGカード異常動作状態にも関わらず、加入者線インタフ ェース回路906AほかUVGカード140上の回路が正常動作しているものと表示するで あろう。 この実施例はより線対ドロップケーブルのチップ導線266Aおよびリング導線26 8Aの間ドロップ試験抵抗器925を用いることによってこの問題を解消している。 上記電流供給抵抗器(920A-1、920A-2)が開回路になった場合は、より線対ドロ ップケーブル試験開回路はそれら抵抗器の片方または両方が開状態にあることを 示す。このドロップ試験抵抗器に適した抵抗値は400キロオームである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月6日(1999.4.6) 【補正内容】 請求の範囲 1.音声帯域カード付きの光ファイバ回線端末装置を備え音声通信サービスを提 供するファイバ・カーブ間通信装置において前記音声帯域カードと信号授受する 方法であって、 a)下りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された下りパルス符号変調(PCM)データ信号およびその関連 の下りシグナリング情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、下り制御チャン ネルとを含むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する過程と、 b)上りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された上りPCMデータ信号およびその関連の上りシグナリング 情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、上り制御チャンネルとを含むフレー ム構成上り時分割多重化信号を送信する過程と を含む方法。 2.請求項1記載の方法であって、 c)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する過程 をさらに含む方法。 3.2ビット2進符号系列を含む下りスーパーフレーム同期符号を含むフレーム 同期信号を受信する過程をさらに含む請求項1記載の方法。 4.前記フレーム同期信号が下りフレーム同期符号および下りスーパーフレーム 同期符号を含み、前記下りフレーム同期符号が2進符号系列11101010であり、前 記下りスーパーフレーム同期符号が11001100である請求項1記載の方法。 5.前記フレーム構成下り時分割多重化信号の前記下りフレームオーバーヘッド チャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最初のチャンネルである 請求項1記載の方法。 6.前記下り制御チャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最後の チャンネルである請求項1記載の方法。 7.前記過程(b)において前記フレーム構成上り時分割多重化信号を受信フレー ム構成下り時分割多重化信号に対してビット調整可能なオフセット状態で送信す る請求項1記載の方法。 8.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記上りオーバーヘッドチャンネ ルが前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最後のチャンネルである請求項1 記載の方法。 9.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記上りオーバーヘッドチャンネ ルが前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである請求項1 記載の方法。 10.光ファイバ回線端末装置を備え音声通信サービスを提供するファイバ・カ ーブ間通信システムにおいて音声通信サービスを提供するための音声帯域カード であって、 a)下りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された下りパルス符号変調(PCM)データ信号およびその関連 の下りシグナリング情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、下り制御チャン ネルとを含むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する手段と、 b)上りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された上りPCMデータ信号およびその関連の上りシグナリング 情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、上り制御チャンネルとを含むフレー ム構成上り時分割多重化信号を送信する手段と を含む音声帯域カード。 11.請求項10記載の音声帯域カードであって、 c)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する手段 をさらに含む音声帯域カード。 12.音声通信サービスを提供のために前記光ファイバ回線端末装置に挿入可能 であって、32個のピン位置を有する第1列と32個のピン位置を有する第2列と32 個のピン位置を有する第3列とを備えるコネクタをさらに含み、 a)前記フレーム同期信号が前記コネクタの前記第2列のピン位置5のピンで 受信され、 b)前記フレーム構成下り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列のピ ン位置4のピンで受信され、 c)前記フレーム構成上り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列のピ ン位置5のピンで受信される 請求項10記載の音声帯域カード。 13.音声通信サービスを提供のために前記光ファイバ回線端末装置に挿入可能 であって、32個のピン位置を有する第1列と32個のピン位置を有する第2列と32 個のピン位置を有する第3列とを備えるコネクタをさらに含み、 前記クロック信号が前記コネクタの前記第1列のピン位置4のピンで受信され 、 前記フレーム構成下り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第2列のピン位 置4のピンで受信され、 前記フレーム構成上り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第2列のピン位 置5のピンで送信される 請求項11記載の音声帯域カード。 14.ファイバ回線端末装置とこの端末装置と協動して通信サービスを提供する 挿入可能な音声帯域カードとを含むファイバ・カーブ間通信システムに用いる前 記挿入可能な音声帯域カードであって、前記挿入可能な音声帯域カードと前記フ ァイバ回線端末装置との間の通信経路がフレーム構成下り時分割多重化信号とフ レーム構成上り時分割多重化信号とを含み、前記挿入可能な音声帯域カードが、 a)前記フレーム構成下り時分割多重化信号から抽出され各バイトが個別の電 話チャンネルに関連しているPCM音声データ30バイトおよびシグナリングデータ3 0バイトから成る電話チャンネル情報を含む少なくとも六つの時分割多重化信号 を受信する回路と、 b)前記フレーム構成上り時分割多重化信号に挿入され各バイトが前記個別の 電話チャンネルに関連しているPCM音声データ30バイトおよびシグナリングデー タ30バイトから成る電話チャンネル情報を含む少なくとも六つの時分割多重化信 号を送信する回路と、 c)前記フレーム構成下り時分割多重化信号をアナログ信号に変換しアナログ 信号を前記フレーム構成上り時分割多重化信号に変換する回路と、 d)32個のピン位置の第1列を有するコネクタと を含み、前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第1列の ピン位置4のピンで受信するとともに前記フレーム構成上り時分割多重化信号を 前記コネクタの前記第1列のピン位置5のピンに生ずる 挿入可能な音声帯域カード。 15.請求項14記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 e)フレームオーバーヘッドチャンネルが前記フレーム構成上り時分割多重化 信号の最初のチャンネルである請求項15記載の挿入可能な音声帯域カード。 16.前記上り時分割多重化信号の前記オーバーヘッドチャンネルが前記フレー ム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである請求項15記載の挿入可 能な音声帯域カード。 17.前記制御チャンネルが前記上り時分割多重化信号のフレームの最後のチャ ンネルである請求項15記載の挿入可能な音声帯域カード。 18.前記挿入可能な音声帯域カードと前記ファイバ回線端末装置との間の前記 通信経路がフレーム同期信号をさらに含み、前記コネクタが32個のピン位置の第 2列を有し、前記フレーム同期信号が前記第2列のピン位置5のピンで受信され 、前記フレーム構成時分割多重化信号を送信する前記回路が前記フレーム構成上 り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第2列のピン位置5の前記ピンにおけ る受信フレーム同期信号と非同期で前記コネクタの前記第1列のピン位置5の前 記ピンに供給する手段を含む請求項14記載の挿入可能な音声帯域カード。 19.前記上り時分割多重化信号が音声30チャンネルを含む請求項15記載の 挿入可能な音声帯域カード。 20.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおける ループ試験回路であって、 a)少なくとも一つの試験バスを一対の加入者線抵抗器に接続する少なくとも 一つの試験リレーであって、互いに並列に配列した前記加入者線抵抗器によって チップ導線およびリング導線から成るより線対ドロップケーブルに接続された試 験リレーと、 b)前記チップ導線およびリング導線の間に並列配置されたドロップ試験抵抗 器であって、前記より線ドロップケーブルの試験の際に前記加入者線抵抗器の一 つ以上の故障による開回路の検出を可能にする抵抗器を有するドロップ試験抵抗 器と を含むループ試験回路。 21.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する呼出し信号発生器つき のファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記呼出し信号発生器を試験する方 法であって、 a)第1のデューティサイクルを有する第1のパルス信号を発生する過程と、 b)前記第1のパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と、 c)前記呼出し信号発生器の第1の直流電圧出力を測定する過程と、 d)第2のデューティサイクルを有する第2のパルス信号を発生する過程と、 e)前記第2のパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と、 f)前記呼出し信号発生器の第2の直流電圧出力を測定する過程と、 g)前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧が受容可能な動作限界の範 囲内にあるか否かを判定する過程と を含む方法。 22.前記第1のパルス列信号および前記第2のパルス列信号がディジタル信号 を含む請求項21記載の方法。 23.前記第1のパルス列信号および前記第2のパルス列信号の各々が一定のデ ューティサイクルを有する請求項22記載の方法。 24.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおいて 呼出し信号を試験する回路であって、 第1のデューティサイクルを有する第1のパルス列信号と、前記第1のデュー ティサイクルとは異なる第2のデューティサイクルを有する第2のパルス列信号 とを発生するパルス列信号発生手段と、 前記パルス列信号発生手段の出力を呼び出し信号発生器に供給する手段と、 前記第1および第2のパルス列に応答して前記呼出し信号発生器からの出力電 圧を測定する手段 とを含む回路。 25.呼出し信号発生器つきの音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供す るファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記呼出し信号発生器を試験する方 法であって、 a)第1のディジタルパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と 、 b)前記呼出し信号発生器の第1の呼出し信号周波数を測定する過程と、 c)第2のディジタルパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と 、 d)前記呼出し信号発生器の第2の呼出し信号周波数を測定する過程と、 e)前記第1の呼出し信号周波数および前記第2の呼出し信号周波数が受容可 能な動作限界の範囲内にあるか否かを判定する過程と を含む方法。 26.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおいて 呼び出し信号発生器を試験する試験回路であって、 第1のディジタルパルス列信号と、この第1のディジタルパルス列信号とは異 なる第2のディジタルパルス列信号とを発生するパルス列信号発生回路と、 前記パルス列信号発生回路の出力を呼出し信号発生器に供給する手段と、 前記第1および第2のディジタルパルス列信号に応答して前記呼出し信号発生 器の出力の周波数を測定する手段と を含む試験回路。 27.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供するファイバ・カーブ間通 信システムにおいて電話加入者線の状態を制御する方法であって、 a)加入者線状態を含む出力状態情報を蓄積する過程と、 b)ブランチ数を表す変数を蓄積する過程と、 c)ブランチ条件を示すシグナリングデータ並びに加入者線状態およびタイマ 情報を含むブランチ条件情報を蓄積する過程と、 d)ブランチアドレス情報を蓄積する過程と、 e)前記ブランチ条件が充たされたか否かの判定のために前記ブランチ条件情 報を比較する過程と、 f)前記ブランチ条件が充たされたとき後続のブランチアドレス情報を読み込 む過程と を含む方法。 28.請求項27記載の方法であって、 g)前記ブランチ条件の一つが充たされるときまで過程e)を反復する過程を さらに含む方法。 29.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供するファイバ・カーブ間通 信システムにおいて前記音声帯域カードを自己試験する方法であって、 a)第1のシード値を前記音声帯域カードに供給する過程と、 b)前記音声帯域カードに含まれる第1のシード値および第2のシード値をデ ータストリーム発生のために用いる過程と、 c)前記過程b)からの前記データストリームのビットを所定のビットパター ンと比較する過程と を含む方法。 30.前記過程b)において前記データストリームをリニア帰還シフトレジスタ の使用により発生する請求項29記載の方法。 31.前記システムが広帯域ディジタル端末装置を含み、 a)前記広帯域ディジタル端末装置のメモリに予め定めたビットパターンを蓄 積する過程をさらに含み、 b)前記過程c)を前記広帯域ディジタル端末装置で行う 請求項29記載の方法。 32.ファイバ・カーブ間通信システムにおいて、制御チャンネルで受信した4 バイトメッセージで制御する制御可能な音声帯域カード。 33.前記4バイトメッセージがコマンドバイト、ハイアドレスバイト、ローア ドレスバイトおよびデータバイトから成る請求項32記載の制御可能な音声帯域 カード。 34.十六進数69のコマンドバイト値にリセットを受ける請求項33記載の制御 可能な音声帯域カード。 35.十六進数03のコマンドバイト値と2バイトオフセット値との組合せで上り ビットタイミングオフセットのプログラミングを可能にする請求項33記載の制 御可能な音声帯域カード。 36.制御可能な音声帯域カードを備えるファイバ・カーブ間通信システムにお いて前記制御可能な音声帯域カードと信号授受する方法であって、 a)下りコマンド符号つきの第1のメッセージを受信する過程と、 b)上り応答符号つきの応答メッセージを送信する過程と を含み、前記応答符号が前記下りコマンド符号プラス+六進数80に等しい方法。 37.制御可能な音声帯域カードを備えるファイバ・カーブ間通信システムにお いて制御メッセージを前記制御可能な音声帯域カードに伝達する方法であって、 a)前記制御メッセージを複数の下位部分に分割する過程と、 b)前記メッセージ下位部分をフレーム構成時分割多重化信号の複数のフレー ムに配置する過程と、 c)前記フレーム構成時分割多重化信号の前記複数のフレームを前記音声帯域 カードに送る過程と、 d)前記複数のフレームを受信して、前記音声帯域カード制御用の制御信号を 生ずるように前記制御信号の前記下位部分を組み上げる過程と を含む方法。 38.前記制御メッセージがコマンドバイト、ハイアドレスバイト、ローアドレ スバイトおよびデータバイトから構成されている請求項37記載の方法。 39.請求項1記載の方法であって、 d)前記制御チャンネル経由で4バイトメッセージを受信する過程 をさらに含む方法。 40.請求項12記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 前記制御チャンネルの4バイトメッセージが前記コネクタの前記第3列のピン 位置4のピンで受信され、 前記制御チャンネルの4バイトメッセージが前記コネクタの前記第3列のピン 位置5のピンで送信される 挿入可能な音声帯域カード。 41.請求項12記載の挿入可能な音声帯域カードであって、十六進数69のコ マンドバイト値の受信に応答して前記挿入可能な音声帯域カードをリセットする 手段を含み、前記コマンドバイトが前記コネクタの前記第3列のピン位置4のピ ンで受信される挿入可能な音声帯域カード。 42.電話装置の状態を各々が定義する複数の状態データ構造を含むコンピュー タ読取り可能な媒体において、各状態についてのデータ構造が、 一つ以上のブランチデータ構造であって、入力X受信の際に前記電話装置が起 こすべき状態遷移を各々が定義し、状態遷移の生起に対して入力Xが必ず1とな るビット位置を定義するデータエレメントAと状態遷移生起に対して入力Xが必 ず0となるビット位置を定義するデータエレメントBとを各々が含み、データエ レメントADDRが次の電話装置状態の状態データ構造を定義する媒体。 43.請求項42記載の媒体であって、前記データ構造が前記状態にある前記電 話装置の出力信号を定義するデータをさらに含む媒体。 44.前記データ構造が、前記電話装置が次の入力の読取り前に前記状態で待つ べき時間長を定義するデータをさらに含む請求項42記載の媒体。 45.音声帯域カードつきの広帯域回路網ユニットを備え音声通信サービスを提 供するファイバ・カーブ間通信システムにおいて接続を受けた電話装置の動作を 制御する状態マシンを前記音声帯域カードが含み、前記状態マシンが、 複数のブランチを備え、前記広帯域回路網ユニットからのシグナリング情報を 受けるとともに制御状態を生ずるシグナリング前処理層と、 複数のブランチを備え、前記シグナリング前記処理層から出力を受けるととも に、前記音声帯域カードに接続した電話装置の動作の制御のために前記複数のブ ランチの制御を行う主制御層と を含む音声帯域カード。 46.ファイバ回線端末装置とこの端末装置と協動して通信サービスを提供する 挿入可能な音声帯域カードとを含むファイバ・カーブ間通信システムに用いる前 記挿入可能な音声帯域カードであって、前記挿入可能な音声帯域カードと前記フ ァイバ回線端末装置との間の通信経路がフレーム同期信号とフレーム構成下り時 分割多重化信号とフレーム構成上り時分割多重化信号とを含み、前記挿入可能な 音声帯域カードが、 a)前記フレーム構成下り時分割多重化信号から抽出され各バイトが個別の電 話チャンネルに関連しているPCM音声データ30バイトおよびシグナリングデータ3 0バイトから成る電話チャンネルペイロードを含む少なくとも六つの時分割多重 化信号を受信する回路と、 b)前記フレーム構成上り時分割多重化信号に挿入され各バイトが前記個別の 電話チャンネルに関連している下りPCM音声データ複数バイトおよびシグナリン グ データ30バイトから成る電話チャンネル情報を含む少なくとも六つの時分割多重 化信号を送信する回路と、 c)前記下りPCM音声データバイトをアナログ信号に変換しアナログ信号を前 記下りPCM音声データバイトに変換する回路と を含む挿入可能な音声帯域カード。 47.請求項46記載の挿入可能な加入者線カードであって、 d)前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最初のチャンネルである前記下 りフレームオーバーヘッドチャンネルを受信するのに適合した回路と、 e)前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最後のチャンネルである前記下 り制御チャンネルを受信するのに適合した回路と をさらに含む挿入可能な加入者線カード。 48.請求項47記載の挿入可能な加入者線カードであって、 f)前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである前記上 りフレームオーバーヘッドチャンネルを送信するのに適合した回路と、 g)前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最後のチャンネルである前記上 り制御チャンネルを送信するのに適合した回路と をさらに含む挿入可能な加入者線カード。 49.請求項48記載の挿入可能な加入者線カードであって、 h)32個のピン位置の第1列と32個のピン位置の第2列と32個のピン位置の第 3列とを有するコネクタ をさらに含み、前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第 3列のピン位置4のピンで受信し前記上り時分割多重化信号を前記コネクタの前 記第3列のピン位置5のピンに生ずる挿入可能な加入者線カード。 50.請求項46記載の挿入可能な加入者線カードであって、 d)下りスーパーフレーム同期符号を含むフレーム同期信号を受信するのに適 合した回路 をさらに含む挿入可能な加入者線カード。 51.前記下りスーパーフレーム同期符号が複数フレーム経由で受信した2ビッ ト2進符号系列を含む請求項50記載の挿入可能な加入者線カード。 52.前記フレーム同期信号が下りフレーム同期符号を含む請求項50記載の挿 入可能な加入者線カード。 53.前記フレーム同期符号が2進符号系列11101010である請求項52記載の挿 入可能な加入者線カード。 54.前記下りスーパーフレーム同期符号が2フレーム経由で受信した2進符号 系列1100である請求項51記載の挿入可能な加入者線カード。 55.請求項50記載の挿入可能な加入者線カードであって、 e)32個のピン位置の第1列と32個のピン位置の第2列と32個のピン位置の第 3列とを有するコネクタ をさらに含み、前記フレーム同期信号を前記第2列のピン位置5のピンに受信す る構成を備える挿入可能な加入者線カード。 【手続補正書】 【提出日】平成12年11月29日(2000.11.29) 【補正内容】 (1)別紙のとおり (2)(i)明細書第13頁第2行「図5C」を「図5E」と訂正する。 (ii)同第14頁第13行「図5A、5B、5Cおよび5D」を「図5B および図5F」と訂正する。 (iii)同第14頁第18行「図5A乃至5D」を「図5Bおよび5D」と 訂正する。 (iv)同第15頁下から第5行「図5Aおよび図5B」を「図5Aおよび 図5C」と訂正する。 (v)同第17頁第13行「図5Aおよび5B」を「図5A乃至5E」と 訂正する。 (vi)同第17頁第16行「図5Aおよび5B」を「図5A乃至5E」と 訂正する。 特許請求の範囲 1.音声帯域カード付きの光ファイバ回線端末装置を備え音声通信サービスを提 供するフアイバ・カーブ間通信装置において前記音声帯域カードと信号授受する 方法であって、 a)下りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された下りパルス符号変調(PCM)データ信号およびその関連 の下りシグナリング情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、下り制御チャン ネルとを含むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する過程と、 b)上りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された上りPCMデータ信号およびその関連の上りシグナリング 情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、上り制御チャンネルとを含むフレー ム構成上り時分割多重化信号を送信する過程と を含む方法。 2.請求項1記載の方法であって、 c)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する過程 をさらに含む方法。 3.2ビット2進符号系列を含む下りスーパーフレーム同期符号を含むフレーム 同期信号を受信する過程をさらに含む請求項1記載の方法。 4.前記フレーム同期信号が下りフレーム同期符号および下りスーパーフレーム 同期符号を含み、前記下りフレーム同期符号が2進符号系列11101010であり、前 記下りスーパーフレーム同期符号が11001100である請求項1記載の方法。 5.前記フレーム構成下り時分割多重化信号の前記下りフレームオーバーヘッド チャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最初のチャンネルである 請求項1記載の方法。 6.前記下り制御チャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最後の チャンネルである請求項1記載の方法。 7.前記過程(b)において前記フレーム構成上り時分割多重化信号を受信フレー ム構成下り時分割多重化信号に対してビット調整可能なオフセット状態で送信す る請求項1記載の方法。 8.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記上りオーバーヘッドチャンネ ルが前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最後のチャンネルである請求項1 記載の方法。 9.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記上りオーバーヘッドチャンネ ルが前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである請求項1 記載の方法。 10.光ファイバ回線端末装置を備え音声通信サービスを提供するファイバ・カ ーブ間通信システムにおいて音声通信サービスを提供するための音声帯域カード であって、 a)下りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された下りパルス符号変調(PCM)データ信号およびその関連 の下りシグナリング情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、下り制御チャン ネルとを含むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する手段と、 b)上りフレームオーバーヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわ ち互いに隣接配置された上りPCMデータ信号およびその関連の上りシグナリング 情報を各々が含む複数の音声チャンネルと、上り制御チャンネルとを含むフレー ム構成上り時分割多重化信号を送信する手段と を含む音声帯域カード。 11.請求項10記載の音声帯域カードであって、 c)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する手段 をさらに含む音声帯域カード。 12.音声通信サービスを提供のために前記光ファイバ回線端末装置に挿入可能 であって、32個のピン位置を有する第1列と32個のピン位置を有する第2列と32 個のピン位置を有する第3列とを備えるコネクタをさらに含み、 a)前記フレーム同期信号が前記コネクタの前記第2列のピン位置5のピンで 受信され、 b)前記フレーム構成下り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列のピ ン位置4のピンで受信され、 c)前記フレーム構成上り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列のピ ン位置5のピンで受信される 詰求項10記載の音声帯域カード。 13.音声通信サービスを提供のために前記光ファイバ回線端末装置に挿入可能 であって、32個のピン位置を有する第1列と32個のピン位置を有する第2列と32 個のピン位置を有する第3列とを備えるコネクタをさらに含み、 前記クロック信号が前記コネクタの前記第1列のピン位置4のピンで受信され 、 前記フレーム構成下り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第2列のピン位 置4のピンで受信され、 前記フレーム構成上り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第2列のピン位 置5のピンで送信される 請求項11記載の音声帯域カード。 14.ファイバ回線端末装置とこの端末装置と協動して通信サービスを提供する 挿入可能な音声帯域カードとを含むファイバ・カーブ間通信システムに用いる前 記挿入可能な音声帯域カードであって、前記挿入可能な音声帯域カードと前記フ ァイバ回線端末装置との間の通信経路がフレーム構成下り時分割多重化信号とフ レーム構成上り時分割多重化信号とを含み、前記挿入可能な音声帯域カードが、 a)前記フレーム構成下り時分割多重化信号から抽出され各バイトが個別の電 話チャンネルに関連しているPCM音声データ30バイトおよびシグナリングデ ータ30バイトから成る電話チャンネル情報を含む少なくとも六つの時分割多重化 信号を受信する回路と、 b)前記フレーム構成上り時分割多重化信号に挿入され各バイトが前記個別の 電話チャンネルに関連しているPCM音声データ30バイトおよびシグナリングデー タ30バイトから成る電話チャンネル情報を含む少なくとも六つの時分割多重化信 号を送信する回路と、 c)前記フレーム構成下り時分割多重化信号をアナログ信号に変換しアナログ 信号を前記フレーム構成上り時分割多重化信号に変換する回路と、 d)32個のピン位置の第1列を有するコネクタと を合み、前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第1列の ピン位置4のピンで受信するとともに前記フレーム構成上り時分割多重化信号を 前記コネクタの前記第1列のピン位置5のピンに生ずる 挿入可能な音声帯域カード。 15.詰求項14記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 e)フレームオーバーヘッドチャンネルが前記フレーム構成上り時分割多重化 信号の最初のチャンネルである請求項15記載の挿入可能な音声帯域カード。 16.前記上り時分割多重化信号の前記オーバーヘッドチャンネルが前記フレー ム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである請求項15記載の挿入可 能な音声帯域カード。 17.前記制御チャンネルが前記上り時分割多重化信号のフレームの最後のチャ ンネルである請求項15記載の挿入可能な音声帯域カード。 18.前記挿入可能な音声帯域カードと前記ファイバ回線端末装置との間の前記 通信経路がフレーム同期信号をさらに含み、前記コネクタが32個のピン位置の第 2列を有し、前記フレーム同期信号が前記第2列のピン位置5のピンで受信され 、前記フレーム構成時分割多重化信号を送信する前記回路が前記フレーム構成上 り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第2列のピン位置5の前記ピンにおけ る受信フレーム同期信号と非同期で前記コネクタの前記第1列のピン位置5の前 記ピンに供給する手段を含む請求項14記載の挿入可能な音声帯域カード。19 .前記上り時分割多重化信号が音声30チャンネルを含む請求項15記載の挿入 可能な音声帯域カード。 20.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおける ループ試験回路であって、 a)少なくとも一つの試験バスを一対の加入者線雷流供給抵抗器に接続する少 なくとも一つの試験リレーであって、互いに並列に配列した前記加入者線電流供 抵抗器によってチップ導線およびリング導線から成るより線対ドロップケーブ ルに接続された試,験リレーと、 b)前記チップ導線およびリング導線の間に並列配置されたドロップ試験抵抗 器であって、前記より線ドロップケーブルの試,験の際に前記加入者線電流倶 抵抗器の一つ以上の故障による開回路の検出を可能にする抵抗器を有するドロ ップ試験抵抗器と を合むループ試験回路。 21.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する呼出し信号発生器つき のファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記呼出し信号発生器を試験する方 法であって、 a)第1のデューティサイクルを有する第1のパルス信号を発生する過程と、 b)前記第1のパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と、 c)前記呼出し信号発生器の第1の直流電圧出力を測定する過程と、 d)第2のデューテイサイクルを有する第2のパルス信号を発生する過程と、 e)前記第2のパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と、 f)前記呼出し信号発生器の第2の直流電圧出力を測定する過程と、 g)前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧が受容可能な動作限界の範 囲内にあるか否かを判定する過程と を含む方法。 22.前記第1のパルス列信号および前記第2のパルス列信号がディジタル信号 を含む請求項21記載の方法。 23.前記第1のパルス列信号および前記第2のパルス列信号の各々が一定のデ ューティサイクルを有する請求項22記載の方法。 24.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおいて 呼出し信号を試験する回路であって、 第1のデューテイサイクルを有する第1のパルス列信号と、前記第1のデュー ティサイクルとは異なる第2のデューティサイクルを有する第2のパルス列信号 とを発生するパルス列信号発生手段と、 前記パルス列信号発生手段の出力を呼び出し信号発生器に供給する手段と、 前記第1および第2のパルス列に応答して前記呼出し信号発生器からの出力電 圧を測定する手段 とを含む回路。 25.呼出し信号発生器つきの音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供す るファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記呼出し信号発生器を試験する方 法であって、 a)第1のディジタルパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と 、 b)前記呼出し信号発生器の第1の呼出し信号周波数を測定する過程と、 c)第2のディジタルパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と 、 d)前記呼出し信号発生器の第2の呼出し信号周波数を測定する過程と、 e)前記第1の呼出し信号周波数および前記第2の呼出し信号周波数が受容可 能な動作限界の範囲内にあるか否かを判定する過程と を含む方法。 26.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおいて 呼び出し信号発生器を試験する試験回路であって、 第1のディジタルパルス列信号と、この第1のディジタルパルス列信号とは異 なる第2のディジタルパルス列信号とを発生するパルス列信号発生回路と、 前記パルス列信号発生回路の出力を呼出し信号発生器に供給する手段と、 前記第1および第2のディジタルパルス列信号に応答して前記呼出し信号発生 器の出力の周波数を測定する手段と を含む試験回路。 27.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供するファイバ・カーブ間通 信システムにおいて電話加入者線の状態を制御する方法であって、 a)加入者線状態を含む出力状態情報を蓄積する過程と、 b)ブランチ数を表す変数を蓄積する過程と、 c)ブランチ条件を示すシグナリングデータ並びに加入者線状態およびタイマ 情報を含むブランチ条件情報を蓄積する過程と、 d)ブランチアドレス情報を蓄積する過程と、 e)前記ブランチ条件が充たされたか否かの判定のために前記ブランチ条件情 報を比較する過程と、 f)前記ブランチ条件が充たされたとき後続のブランチアドレス情報を読み込 む過程と を含む方法。 28.請求項27記載の方法であって、 g)前記ブランチ条件の一つが充たされるときまで過程e)を反復する過程 をさらに含む方法。 29.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供するファイバ・カーブ間通 信システムにおいて前記音声帯域カードを自己試験する方法であって、 a)第1のシード値を前記音声帯域カードに供給する過程と、 b)前記音声帯域カードに含まれる第1のシード値および第2のシード値をデ ータストリーム発生のために用いる過程と、 c)前記過程b)からの前記データストリームのビットを所定のビットパター ンと比較する過程と を合む方法。 30.前記過程b)において前記データストリームをリニア帰還シフトレジスタ の使用により発生する請求項29記載の方法。 31.前記システムが広帯域ディジタル端末装置を含み、 a)前記広帯域ディジタル端末装置のメモリに予め定めたビットパターンを蓄 積する過程をさらに含み、 b)前記過程c)を前記広帯域ディジタル端末装置で行う 請求項29記載の方法。 32.ファイバ・カーブ間通信システムにおいて、制御チャンネルで受信した4 バイトメッセージで制御する制御可能な音声帯域カード。 33.前記4バイトメッセージがコマンドバイト、ハイアドレスバイト、ローア ドレスバイトおよびデータバイトから成る請求項32記載の制御可能な音声帯域 カード。 34.十六進数69のコマンドバイト値にリセットを受ける請求項33記載の制 御可能な音声帯域カード。 35.十六進数03のコマンドバイト値と2バイトオフセット値との組合せで上 りビットタイミングオフセットのプログラミングを可能にする請求項33記載の 制御可能な音声帯域カード。 36.制御可能な音声帯域カードを備えるファイバ・カーブ問通信システムにお いて前記制御可能な音声帯域カードと信号授受する方法であって、 a)下りコマンド符号つきの第1のメッセージを受信する過程と、 b)上り応答符号つきの応答メッセージを送信する過程と を含み、前記応答符号が前記下りコマンド符号プラス十六進数80に等しい方法。 37.制御可能な音声帯域カードを備えるファイバ・カーブ間通信システムにお いて制御メッセージを前記制御可能な音声帯域カードに伝達する方法であって、 a)前記制御メッセージを複数の下位部分に分割する過程と、 b)前記メッセージ下位部分をフレーム構成時分割多重化信号の複数のフレー ムに配置する過程と、 c)前記フレーム構成時分割多重化信号の前記複数のフレームを前記音声帯域 カードに送る過程と、 d)前記複数のフレームを受信して、前記音声帯域カード制御用の制御信号を 生ずるように前記制御信号の前記下位部分を組み上げる過程と を含む方法。 38.前記制御メッセージがコマンドバイト、ハイアドレスバイト、ローアドレ スバイトおよびデータバイトから構成されている請求項37記載の方法。 39.請求項1記載の方法であって、 d)前記制御チャンネル経由で4バイトメッセージを受信する過程 をさらに合む方法。 40.請求項12記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 前記制御チャンネルの4バイトメッセージが前記コネクタの前記第3列のピン 位置4のピンで受信され、 前記制御チャンネルの4バイトメッセージが前記コネクタの前記第3列のピン 位置5のピンで送信される 挿入可能な音声帯域カード。 41.請求項12記載の挿入可能な音声帯域カードであって、十六進数69のコ マンドバイト値の受信に応答して前記挿入可能な音声帯域カードをリセットする 手段を含み、前記コマンドバイトが前記コネクタの前記第3列のピン位置4のピ ンで受信される挿入可能な音声帯域カード。 42.電話装置の状態を各々が定義する複数の状態データ構造を含むコンピュー タ読取り可能な媒体において、各状態についてのデータ構造が、 一つ以上のブランチデータ構造であって、入力X受信の際に前記電話装置が起 こすべき状態遷移を各々が定義し、状態遷移の生起に対して入力Xが必ず1とな るビット位置を定義するデータエレメントAと状態遷移生起に対して入力Xが必 ず0となるビット位置を定義するデータエレメントBとを各々が含み、データエ レメントADDRが次の電話装置状態の状態データ構造を定義する媒体。 43.請求項42記載の媒体であって、前記データ構造が前記状態にある前記電 話装置の出力信号を定義するデータをさらに含む媒体。 44.前記データ構造が、前記電話装置が次の入力の読取り前に前記状態で待つ べき時間長を定義するデータをさらに含む請求項42記載の媒体。 45.音声帯域カードつきの広帯域回路網ユニットを備え音声通信サービスを提 供するファイバ・カーブ間通信システムにおいて接続を受けた電話装置の動作を 制御する状態マシンを前記音声帯域カードが含み、前記状態マシンが、 複数のブランチを備え、前記広帯域回路網ユニットからのシグナリング情報を 受けるとともに制御状態を生ずるシグナリング前処理層と、 複数のブランチを備え、前記シグナリング前記処理層から出力を受けるととも に、前記音声帯域カードに接続した電話装置の動作の制御のために前記複数のブ ランチの制御を行う主制御層と を含む音声帯域カード。 46.ファイバ回線端末装置とこの端末装置と協動して通信サービスを提供する 挿入可能な音声帯域カードとを含むファイバ・カーブ間通信システムに用いる前 記挿入可能な音声帯域カードであって、前記挿入可能な音声帯域カードと前記フ ァイバ回線端末装置との間の通信経路がフレーム同期信号とフレーム構成下り時 分割多重化信号とフレーム構成上り時分割多重化信号とを含み、前記挿入可能な 音声帯域カードが、 a)前記フレーム構成下り時分割多重化信号から抽出され各バイトが個別の電 話チャンネルに関連しているPCM音声データ30バイトおよびシグナリングデータ3 0バイトから成る電話チャンネルペイロードを含む少なくとも六つの時分割多重 化信号を受信する回路と、 b)前記フレーム構成上り時分割多重化信号に挿入され各バイトが前記個別の 電話チャンネルに関連している下りPCM音声データ複数バイトおよびシグナリン グデータ30バイトから成る電話チャンネル情報を含む少なくとも六つの時分割多 重化信号を送信する回路と、 c)前記下りPCM音声データバイトをアナログ信号に変換しアナログ信号を 前記下りPCM音声データバイトに変換する回路と を含む挿入可能な音声帯域カード。 47.謂求項46記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 d)前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最初のチャンネルである前記下 りフレームオーバーヘッドチャンネルを受信するのに適合した回路と、 e)前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最後のチャンネルである前記下 り制御チャンネルを受信するのに適合した回路と をさらに含む挿入可能な音声帯域カード。 48.請求項47記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 f)前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである前記上 りフレームオーバーヘッドチャンネルを送信するのに適合した回路と、 g)前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最後のチャンネルである前記上 り制御チャンネルを送信するのに適合した回路と をさらに含む挿入可能な音声帯域カード。 49.請求項48記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 h)32個のピン位置の第1列と32個のピン位置の第2列と32個のピン位置の第 3列とを有するコネクタ をさらに含み、前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第 3列のピン位置4のピンで受信し前記上り時分割多重化信号を前記コネクタの前 記第3列のピン位置5のピンに生ずる挿入可能な音声帯域カード。 50.請求項46記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 d)下りスーパーフレーム同期符号を含むフレーム同期信号を受信するのに適 合した回路 をさらに含む挿入可能な音声帯域カード。 51.前記下りスーパーフレーム同期符号が複数フレーム経由で受信した2ビッ ト2進符号系列を含む請求項50記載の挿入可能な音声帯域カード。 52.前記フレーム同期信号が下りフレーム同期符号を含む請求項50記載の挿 入可能な音声帯域カード。 53.前記フレーム同期符号が2進符号系列11101010である請求項52記載の挿 入可能な音声帯域カード。 54.前記下りスーパーフレーム同期符号が2フレーム経由で受信した2進符号 系列1100である請求項51記載の挿入可能な音声帯域カード。 55.請求項50記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 e)32個のピン位置の第1列と32個のピン位置の第2列と32個のピン位置の第 3列とを有するコネクタ をさらに含み、前記フレーム同期信号を前記第2列のピン位置5のピンに受信す る構成を備える挿入可能な音声帯域カード。56.通信ループのチップ導線側の導体およびリング導線側の導体にそれぞれ結 合した第1および第2の導体を備える加入者線カードを試験する方法であって、 a)前記第1および導体の間にインピーダンス、すなわち前記通信ループの試 験中に前記加入者線カードの中の開放回路の存在を検出可能にする値を有するイ ンピーダンスを結合する過程と、 b)前記第1および第2の導体に試験バスを結合してそれら第lおよび第2の 導体の間に現れるインピーダンスの値を測定する過程と を含む方法。 57.前記第1および第2の導体のそれぞれと前記試験バスとの間に第2および 第3のインピーダンスをそれぞれ含める過程をさらに含む請求項56記載の方法 58.チップ導線およびリング導線から成るより線対ドロップケーブルを有する 加入者回線に音声通信サービスを提供するための出力回路を備える音声帯域カー ドを含む通信システムにおいて前記出力回路の完全無欠性を試験する方法であっ て、 a)第1および第2の試験入力端子を提棋する過程と、 b)前記チップ導線および前記リング導線へのそれぞれの直接結合のための第 1および竿2の音声帯域カード出力端子を提供する過程と、 c)前記第1の試験入力端子と前記第1の出力端子との間に第1の加入者線電 流供給抵抗器を結合する過程と、 d)前記第2の試験入力端子と前記第2の出力端子との間に第2の加入者線電 流供給抵抗器を結合する過程と、 e)前記第1および第2の出力端子の間に第3の抵抗器を結合する過程と、 f)前記第1および第2の試験入力端子に前記試験回路を結合しインピーダン ス測定を行う過程と を含む方法。 59.音声帯域カード付きの光ファイバ回線端末装置を備え音声通信サービスを 提供するファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記音声帯域カードと信号授 受する方法であって、 a)下りフレームオーバヘッドチャンネルと、フレーム構成下り時分割多重化 信号の中で互いに隣接配置され各々が下りパルス符号変調(PCM)データ信号 およびその関連の下りシグナリング情報を含む複数の音声チャンネルと、下り制 御チャネルとを合むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する渦程と、 b)上りフレームオーバヘッドチャンネルと、フレーム構成上り時分割多重化 信号の中で互いに隣接配置され各々が上りPCMデータ信号およびその関連の上 りシグナリング情報を含む複数の音声チャンネルと、上り制御チャンネルとを含 むむフレーム構成上り時分割多重化信号を送信する過程と を含む方法。 60.請求項59記載の方法であって、 c)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する過程 をさらに含む請求項59記載の方法。 61.2ビット2進符号系列を有する下りスーバーフレーム同期符号を含フレ ーム同期信号を受信する過程をさらに含む請求項59記載の方法。 62.下りフレーム同期符号および下りスーパーフレーム同期符号を含むフレー ム同期信号を受ける過程をさらに含み、前記下りフレーム同期符号が2進符号系 列11101010であり、前記下りスーパーフレーム構成が11001100である請求項59 記載の方法。 63.前記フレーム構成下り時分割多重化信号の前記下りフレームオーバーヘッ ドチャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最初のチャンネルであ る請求項59記載の方法。 64.前記下り制御チャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最後 のチャンネルである請求項59記載の方法。 65.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記上り制御チャンネルが前記 フレーム構成上時分割多化信号の最後のチャンネルである請求項59記載の方法 66.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記上りオーバーヘッドチャン ネルが前記フレーム構成上り時分割多重化信号の最初のチャンネルである請求項 59記載の方法。 67.請求項59記載の方法であって、 c)前記下り制御チャンネル経由で4バイトメッセージを受信する過程 をさらに含む請求頂59記載の方法。 68.光ファイバ回線端末装置を備え音声通信サービスを提供するファイバ・カ ーブ間通信システムにおいて音声通信サービスを提供するための音声帯域カード であって、 a)下りフレームオーバヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわち フレーム構成下り時分割多重化信号の中で互いに隣接配置され各々がパルス符号 変調(PCM)下りデータおよびその関連の下りシグナリング情報を含む複数の 音声チャンネルと、下り制御チャンネルとを含むフレーム構成下り時分割多重化 信号を受信する手段と、 b)上りフレームオーバヘッドチャンネルと、複数の音声チャンネルすなわフ レーム構成上り時分割多重化信号の中で互いに隣接配置され各々がPCM上りデ ータおよびその関連の上りシグナリング情報を含む複数の音声チャンネルと、上 り制御チャンネルとを含むフレーム構成上り時分割多重化信号を送信する手段と を含み、音声通信サービス提供のために前記光ファイバ回線端末装置に挿入可能 であって、ピン位置32個の第1列とピン位置32個の第2列とピン位置32個の第3 列とを有するコネクタをさらに含み、 前記フレーム同期信号を前記コネクタの前記第2列のピン位置5のピンで受信 し、 前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第3列のピン位 置4のピンで受信し、 前記フレーム構成上り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第3列のピン位 置5のピンで送信する 音声帯域カード。 69.請求項68記載の音声帯域カードであって、 c)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する手段 をさらに含む音声帯域カード。 70.請求項69記載の音声帯域カードであって、 前記クロック信号を前記コネクタの前記第1列のピン位置4のピンで受信し、 前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第2列のピン位 置4のピンで受信し、 前記フレーム構成上り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第2列のピン位 置5のピンで送信する 音声帯域カード。 71.請求項68記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 前記下り制御チャンネルの4バイトメッセージを前記コネクタの前記第3列の ピン位置4のピンで受信し、 前記上り制御チャンネルの4バイトメッセージを前記コネクタの前記第3列の ピン位置5のピンで送信する 音声帯域カード。 72.請求項68記載の挿入可能な音声帯域カードであって、十六進数6のコマ ンドバイト値の受信に応答してリセットする手段を含み、前記コマンドバイトを 前記コネクタの前記第3列のピン位置4のピンで受信する挿入可能な音声帯域カ ード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW (72)発明者 マンチェスター,イー.バートン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94928 ローナート パーク,マーレーン コート 1255 (72)発明者 イヤーウッド,ブラッドリー エヌ. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94931 コタティ,クローズィアー レー ン 8805 (72)発明者 マンリー,デイヴィッド ジェイ. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94931 コタティ,ヴェロンダ アヴェニ ュー 254 (72)発明者 ヒックス,スコット ティー. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95409 サンタ ローサ,ケイバー ドラ イブ 585 (72)発明者 ジョーハル,ジャスカーン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95405 サンタ ローサ,ヒルズボロ サ ークル 4770 (72)発明者 エルダーリング,チャールズ エイ. アメリカ合衆国 ペンシルヴァニア州 18901 ドイルズタウン,ヘッジロウ レ ーン 315

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.音声帯域カード付きの広帯域回路網ユニットを有し音声通信サービスを提供 するファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記音声帯域カードと信号授受す る方法であって、 a)フレーム同期信号を受信する過程と、 b)フレームオーバーヘッドチャンネルと音声30チャンネルと制御チャンネル とを含むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する過程と、 c)フレームオーバーヘッドチャンネルと音声30チャンネルと制御チャンネル とを含むフレーム構成上り時分割多重化信号を送信する過程と を含む方法。 2.請求項1記載の方法であって、 d)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する過程 をさらに含む方法。 3.前記フレーム同期信号が2ビット2進符号系列から成る下りスーパーフレー ム同期符号を含む請求項1記載の方法。 4.前記フレーム同期信号が下りフレーム同期符号および下りスーパーフレーム 同期符号を含み、前記下りフレーム同期符号が2進符号系列11101010であり、前 記下りスーパーフレーム同期符号が11001100である請求項1記載の方法。 5.前記フレーム構成下り時分割多重化信号の前記オーバーヘッドチャンネルが そのフレーム構成下り時分割多重化信号の第1チャンネルである請求項1記載の 方法。 6.前記制御チャンネルが前記フレーム構成下り時分割多重化信号の最後のチャ ンネルである請求項1記載の方法。 7.前記過程(c)において前記上り時分割多重化信号を受信下り時分割多重化信 号に対してオフセットした関係で送信する請求項1記載の方法。 8.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記制御チャンネルが前記フレー ム構成上り時分割多重化信号の最後のチャンネルである請求項1記載の方法。 9.前記下り時分割多重化信号が音声30チャンネルを含む請求項1記載の方法。 10.前記フレーム構成上り時分割多重化信号の前記オーバーヘッドチャンネル が前記フレーム構成上り時分割多重化信号の第1チャンネルである請求項1記載 の方法。 11.音声帯域カード付きの広帯域回路網ユニットを有し音声通信サービスを提 供するファイバ・カーブ間通信システムにおける前記音声帯域カードであって、 a)フレーム同期信号を受信する手段と、 b)フレームオーバーヘッドチャンネルと音声30チャンネルと制御チャンネ ルとを含むフレーム構成下り時分割多重化信号を受信する手段と、 c)フレームオーバーヘッドチャンネルと音声30チャンネルと制御チャンネル とを含むフレーム構成上り時分割多重化信号を送信する手段 とを含む音声帯域カード。 12.請求項11記載の音声帯域カードであって、 d)周波数4.096MHzのクロック信号を受信する手段 をさらに含む請求項11記載の音声帯域カード。 13.前記カードが前記広帯域回路網ユニットに挿入可能であり、32個のピン位 置を備える第1列と32個のピン位置を備える第2列と32個のピン位置を備える第 3列とを有するコネクタをさらに含み、 a)前記フレーム同期信号が前記コネクタの前記第2列の位置5のピンで受信 され、 b)前記フレーム構成下り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列の位 置4のピンで受信され、 c)前記フレーム構成上り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列の位 置5のピンで送信される 請求項11記載の音声帯域カード。 14.前記カードが前記広帯域回路網ユニットに挿入可能であり、32個のピン位 置を備える第1列と32個のピン位置を備える第2列と32個のピン位置を備える第 3列とを有するコネクタをさらに含み、 a)前記フレーム同期信号が前記コネクタの前記第2列の位置5のピンで受信 され、 b)前記クロック信号が前記コネクタの前記第1列の位置4のピンで受信され 、 c)前記フレーム同期信号が前記コネクタの前記第2列の位置5のピンで受信 され、 d)前記フレーム構成下り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列の位 置4のピンで受信され、 e)前記フレーム構成上り時分割多重化信号が前記コネクタの前記第3列の位 置5のピンで送信される 請求項12記載の音声帯域カード。 15.広帯域回路網ユニットとこのユニットと協動して通信サービスを提供する 挿入可能な音声帯域カードとを含むファイバ・カーブ間通信システムに用いる前 記挿入可能な音声帯域カードであって、前記挿入可能な音声帯域カードと前記広 帯域回路網ユニットとの間の通信経路がフレーム同期信号と、フレーム構成下り 時分割多重化信号と、フレーム構成上り時分割多重化信号とを含み、前記挿入可 能な音声帯域カードが、 前記下り時分割多重化信号をアナログ信号に変換するとともにアナログ信号を 前記上り時分割多重化信号に変換する回路と、 32個のピン位置を備える第1列と32個のピン位置を備える第2列と32個のピン 位置を備える第3列とを含むコネクタと を含み、前記フレーム同期信号を前記コネクタの前記第2列の位置5のピンで受 信し、前記フレーム構成下り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第3列の位 置4のピンで受信し、前記上り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第3列の 位置5のピンに生ずる 挿入可能な音声帯域カード。 16.前記回路がアナログ信号を、フレームオーバーヘットチャンネル、複数の 音声チャンネルおよび制御チャンネルから成る前記上り時分割多重化に変換する 請求項15記載の挿入可能な音声帯域カード。 17.前記上り時分割多重化信号の前記オーバヘットチャンネルが前記フレーム の最初のチャンネルである請求項16記載の挿入可能な音声帯域カード。 18.前記制御チャンネルが前記上り時分割多重化信号のフレームの最後のチャ ンネルである請求項16記載の挿入可能な音声帯域カード。 19.前記回路が、前記上り時分割多重化信号を前記コネクタの前記第3列の前 記ピン位置5の前記ピンに前記第2列のピン位置5の前記ピンの受信フレーム同 期信号と非同期で供給する手段を含む請求項15記載の挿入可能な音声帯域カー ド。 20.前記上り時分割多重化信号が音声30チャンネルを含む請求項16記載の挿 入可能な音声帯域カード。 21.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおける ループ試験回路であって、 a)少なくとも一つの試験バスを一対の加入者線抵抗器に接続する少なくとも 一つの試験リレーであって、互いに並列に配列した前記加入者線抵抗器によって チップ導線およびリング導線から成るより線対ドロップケーブルに接続された試 験リレーと、 b)前記チップ導線およびリング導線の間に並列配置されたドロップ試験抵抗 器であって、前記より線ドロップケーブルの試験の際に前記加入者線抵抗器の一 つ以上の故障による開回路の検出を可能にする抵抗器を有するドロップ試験抵抗 器と を含むループ試験回路。 22.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する呼出し信号発生器つき のファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記呼出し信号発生器を試験する方 法であって、 a)第1のデューティサイクルを有する第1のパルス信号を発生する過程と、 b)前記第1のパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と、 c)前記呼出し信号発生器の第1の直流電圧出力を測定する過程と、 d)第2のデューティサイクルを有する第2のパルス信号を発生する過程と、 e)前記第2のパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と、 f)前記呼出し信号発生器の第2の直流電圧出力を測定する過程と、 g)前記第1の直流電圧および前記第2の直流電圧が受容可能な動作限界の範 囲内にあるか否かを判定する過程と を含む方法。 23.前記第1のパルス列信号および前記第2のパルス列信号がディジタル信号 を含む請求項22記載の方法。 24.前記第1のパルス列信号および前記第2のパルス列信号の各々が一定のデ ューティサイクルを有する請求項23記載の方法。 25.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおいて 呼出し信号を試験する回路であって、 第1のデューティサイクルを有する第1のパルス列信号と、前記第1のデュー ティサイクルとは異なる第2のデューティサイクルを有する第2のパルス列信号 とを発生するパルス列信号発生手段と、 前記パルス列信号発生手段の出力を呼び出し信号発生器に供給する手段と、 前記第1および第2のパルス列に応答して前記呼出し信号発生器からの出力電 圧を測定する手段 とを含む回路。 26.呼出し信号発生器つきの音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供す るファイバ・カーブ間通信システムにおいて前記呼出し信号発生器を試験する方 法であって、 a)第1のディジタルパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と 、 b)前記呼出し信号発生器の第1の呼出し信号周波数を測定する過程と、 c)第2のディジタルパルス列信号を前記呼出し信号発生器に供給する過程と 、 d)前記呼出し信号発生器の第2の呼出し信号周波数を測定する過程と、 e)前記第1の呼出し信号周波数および前記第2の呼出し信号周波数が受容可 能な動作限界の範囲内にあるか否かを判定する過程と を含む方法。 27.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供する通信システムにおいて 呼び出し信号発生器を試験する試験回路であって、 第1のディジタルパルス列信号と、この第1のディジタルパルス列信号とは異 なる第2のディジタルパルス列信号とを発生するパルス列信号発生回路と、 前記パルス列信号発生回路の出力を呼出し信号発生器に供給する手段と、 前記第1および第2のディジタルパルス列信号に応答して前記呼出し信号発生 器の出力の周波数を測定する手段と を含む試験回路。 28.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供するファイバ・カーブ間通 信システムにおいて電話加入者線の状態を制御する方法であって、 a)加入者線状態を含む出力状態情報を蓄積する過程と、 b)ブランチ数を表す変数を蓄積する過程と、 c)ブランチ条件を示すシグナリングデータ並びに加入者線状態およびタイマ 情報を含むブランチ条件情報を蓄積する過程と、 d)ブランチアドレス情報を蓄積する過程と、 e)前記ブランチ条件が充たされたか否かの判定のために前記ブランチ条件情 報を比較する過程と、 f)前記ブランチ条件が充たされたとき後続のブランチアドレス情報を読み込 む過程と を含む方法。 29.請求項28記載の方法であって、 g)前記ブランチ条件の一つが充たされるときまで過程e)を反復する過程 をさらに含む方法。 30.音声帯域カードを備え音声通信サービスを提供するファイバ・カーブ間通 信システムにおいて前記音声帯域カードを自己試験する方法であって、 a)第1のシード値を前記音声帯域カードに供給する過程と、 b)前記音声帯域カードに含まれる第1のシード値および第2のシード値をデ ータストリーム発生のために用いる過程と、 c)前記過程b)からの前記データストリームのビットを所定のビットパター ンと比較する過程と を含む方法。 31.前記過程b)において前記データストリームをリニア帰還シフトレジスタ の使用により発生する請求項30記載の方法。 32.前記システムが広帯域ディジタル端末装置を含み、 a)前記広帯域ディジタル端末装置のメモリに予め定めたビットパターンを蓄 積する過程をさらに含み、 b)前記過程c)を前記広帯域ディジタル端末装置で行う 請求項30記載の方法。 33.ファイバ・カーブ間通信システムにおいて、制御チャンネルで受信した4 バイトメッセージで制御する制御可能な音声帯域カード。 34.前記4バイトメッセージがコマンドバイト、ハイアドレスバイト、ローア ドレスバイトおよびデータバイトから成る請求項33記載の制御可能な音声帯域 カード。 35.十六進数69のコマンドバイト値にリセットを受ける請求項34記載の制 御可能な音声帯域カード。 36.十六進数03のコマンドバイト値と2バイトオフセット値との組合せで上り ビットタイミングオフセットのプログラミングを可能にする請求項34記載の制 御可能な音声帯域カード。 37.制御可能な音声帯域カードを備えるファイバ・カーブ間通信システムにお いて前記制御可能な音声帯域カードと信号授受する方法であって、 a)下りコマンド符号つきの第1のメッセージを受信する過程と、 b)上り応答符号つきの応答メッセージを送信する過程と を含み、前記応答符号が前記下りコマンド符号プラス十六進数80に等しい方法。 38.制御可能な音声帯域カードを備えるファイバ・カーブ間通信システムにお いて制御メッセージを前記制御可能な音声帯域カードに伝達する方法であって、 a)前記制御メッセージを複数の下位部分に分割する過程と、 b)前記メッセージ下位部分をフレーム構成時分割多重化信号の複数のフレー ムに配置する過程と、 c)前記フレーム構成時分割多重化信号の前記複数のフレームを前記音声帯域 カードに送る過程と、 d)前記複数のフレームを受信して、前記音声帯域カード制御用の制御信号を 生ずるように前記制御信号の前記下位部分を組み上げる過程と を含む方法。 39.前記制御メッセージがコマンドバイト、ハイアドレスバイト、ローアドレ スバイトおよびデータバイトから構成されている請求項38記載の方法。 40.請求項1記載の方法であって、 d)前記制御チャンネル経由で4バイトメッセージを受信する過程 をさらに含む方法。 41.請求項13記載の挿入可能な音声帯域カードであって、 前記制御チャンネルの4バイトメッセージが前記コネクタの前記第3列のピン 位置4のピンで受信され、 前記制御チャンネルの4バイトメッセージが前記コネクタの前記第3列のピン 位置5のピンで送信される 挿入可能な音声帯域カード。 42.請求項13記載の挿入可能な音声帯域カードであって、十六進数69のコマ ンドバイト値の受信に応答して前記挿入可能な音声帯域カードをリセットする手 段を含み、前記コマンドバイトが前記コネクタの前記第3列のピン位置4のピン で受信される挿入可能な音声帯域カード。 43.電話装置の状態を各々が定義する複数の状態データ構造を含むコンピュー タ読取り可能な媒体において、各状態についてのデータ構造が、 一つ以上のブランチデータ構造であって、入力X受信の際に前記電話装置が起 こすべき状態遷移を各々が定義し、状態遷移の生起に対して入力Xが必ず1とな るビット位置を定義するデータエレメントAと状態遷移生起に対して入力Xが必 ず0となるビット位置を定義するデータエレメントBとを各々が含み、データエ レメントADDRが次の電話装置状態の状態データ構造を定義する媒体。 44.請求項43記載の媒体であって、前記データ構造が前記状態にある前記電 話装置の出力信号を定義するデータをさらに含む媒体。 45.前記データ構造が、前記電話装置が次の入力の読取り前に前記状態で待つ べき時間長を定義するデータをさらに含む請求項43記載の媒体。 46.音声帯域カードつきの広帯域回路網ユニットを備え音声通信サービスを提 供するファイバ・カーブ間通信システムにおいて接続を受けた電話装置の動作を 制御する状態マシンを前記音声帯域カードが含み、前記状態マシンが、 複数のブランチを備え、前記広帯域回路網ユニットからのシグナリング情報を 受けるとともに制御状態を生ずるシグナリング前処理層と、 複数のブランチを備え、前記シグナリング前記処理層から出力を受けるととも に、前記音声帯域カードに接続した電話装置の動作の制御のために前記複数のブ ランチの制御を行う主制御層と を含む音声帯域カード。
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