JPH09153933A - 故障検索機能付き電話機装置及び故障探索方法 - Google Patents

故障検索機能付き電話機装置及び故障探索方法

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JPH09153933A
JPH09153933A JP31215995A JP31215995A JPH09153933A JP H09153933 A JPH09153933 A JP H09153933A JP 31215995 A JP31215995 A JP 31215995A JP 31215995 A JP31215995 A JP 31215995A JP H09153933 A JPH09153933 A JP H09153933A
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JP
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telephone
line
search
cordless
failure
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JP31215995A
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English (en)
Inventor
Susumu Shinpo
進 新保
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、早急な故障箇所の探索を可能
にすると共に、故障箇所の探索及び修理の間も、通常ど
おりの電話の使用が可能になる故障検索機能付き電話機
装置及び故障探索方法を提供することにある。 【解決手段】本発明は、故障箇所より電話交換機1に近
い側の電話回線部分を分断して、該分断部分の電話交換
機1側電話回線にはコードレス電話機の主装置11を接
続し、前記分断部分の電話機9側電話回線には可聴音信
号を送出するようにし、前記コードレス電話機の主装置
11とコードレス電話子機の送受信器12とで電話通信
を確保するとともに、前記分断部分と前記電話機9との
間の電話回線について順次前記可聴音の測定を行って前
記故障箇所を探索することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線におい
て、宅内線、引き込み線等が原因で電話機が故障した場
合、その故障箇所の探索及び修理の間でも、通常どおり
の電話が使用ができるように、つまり発信だけでなく、
着信も可能なようにすると共に、故障箇所の探索を可能
にした故障検索機能付き電話機装置及び故障探索方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線において、宅内線、引き込み線
等の故障修理時、故障箇所の探索及び故障箇所部分の張
り替え等の修理作業が長時間に及ぶことが間々ある。当
然ながらこの故障箇所探索及び修理の間も、電話の使用
はできない。
【0003】従来、電話回線において、宅内線、引き込
み線等が原因で電話機が故障した場合、早急に電話を使
用できるようにするには、携帯電話等を仮に使用する
か、故障箇所を安易な形で仮修理を施すしかなかった。
【0004】前者の携帯電話等を仮使用する方法では、
発信は可能になるが、不特定多数の者から被故障電話機
の使用者への着信を可能にするには、被故障電話機の電
話番号と仮使用の携帯電話等の電話番号が異なるため、
短時間に公へ仮使用の携帯電話等の電話番号を周知する
必要があり、実現困難である。
【0005】後者の故障部分の仮修理を行う方法は、通
常どおりの発着信が可能になるが、故障箇所の探索に時
間がかかる場合や、本修理とあまり大差のない時間と労
力を必要とする場合もある。何よりも、後で本修理が必
要となるため、非効率的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、早急な故障箇所の探索を可能に
すると共に、故障箇所の探索及び修理の間も、通常どお
りの電話の使用が可能になり、仮修理、本修理といった
非効率な2重の作業工程を回避できる故障検索機能付き
電話機装置及び故障探索方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の故障検索機能付き電話機装置は、主装置と送
受話装置とから構成され、前記主装置は、電話回線との
電話回線接続端子と、該電話回線接続端子に接続され、
前記送受話装置をコードレス電話子機として機能させる
コードレス電話機用接続部と、可聴周波数の探索信号を
発生・送出する探索信号部と、該探索信号部の出力を故
障探索回線に送出する探索信号送出端子とからなり、前
記送受話装置は、コードレス電話子機であることを特徴
とするものである。
【0008】また前記主装置は、バッテリを備えた携帯
型の装置であることを特徴とするものである。また本発
明の故障探索方法、電話加入者回線の引き込み線から電
話機までの間で発生した故障箇所を、当該電話加入者回
線での送受信機能を確保しながら探索する方法であっ
て、前記故障箇所より交換機に近い側の電話回線部分を
分断して、当該分断部分の交換機側電話回線にはコード
レス電話機の接続装置を接続し、前記分断部分の前記電
話機側電話回線には可聴音信号を送出するようにし、前
記コードレス電話機の接続装置とコードレス電話子機と
で電話通信を確保するとともに、前記分断部分と前記電
話機との間の電話回線について順次前記可聴音の測定を
行って前記故障箇所を探索することを特徴とする。また
前記分断部分及び可聴音の測定部分は、接続端子函また
は保安器またはローゼットであって、しかも順次変更さ
せることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
例を示す構成説明図、図2は本発明が適用される電話加
入者回線の一例を示す構成説明図である。
【0010】図2に示すように、電話局の電話交換機1
から電柱2に取付けられた接続端子函3まで電話回線4
が布設され、前記接続端子函3から家屋外壁に取付けら
れた保安器5まで引き込み線6が布設される。前記保安
器5から家屋内壁に取付けられたモジュラージャックま
たはローゼット7まで宅内線8が接続され、前記モジュ
ラージャックまたはローゼット7に電話機9が接続され
る。前記接続端子函3、保安器5、モジュラージャック
またはローゼット7のそれぞれにおいて電話回線が接続
されている。
【0011】前記接続端子函3と前記保安器5との間の
引き込み線6に故障箇所10があるとすると、前記接続
端子函3には故障検索機能付き電話機装置の主装置11
が接続される。この場合、主装置11の電話回線接続端
子13が電話回線の交換機側回線と接続され、探索信号
送出端子18が電話回線の電話機(端末)側の回線に接
続される。また、例えばコードレス電話機の子機等の送
受話装置12が家屋内に設置される。
【0012】図1に示すように、本発明の故障検索機能
付き電話機装置は前記主装置11及び送受話装置12よ
り構成される。前記主装置11は、電話回線の交換機側
回線と接続するための電話回線接続端子13と、この電
話回線接続端子13に接続され前記送受話装置12をコ
ードレス電話機の子機として機能させるコードレス電話
機用接続部14と、コードレス電話機用接続部14が送
受話装置12との間で無線接続するアンテナ15と、可
聴周波数の探索信号を発生する発振器16と、この発振
器16の出力信号を探索信号として送出する探索信号部
17と、この探索信号部17からの出力探索信号を故障
探索回線に送出するために電話回線の電話機(端末)側
の回線に接続する探索信号送出端子18と、携帯型用の
バッテリ24から構成される。
【0013】前記送受話装置12は、コードレス電話機
の子機であり、前記主装置11のコードレス電話機用接
続部14との組合せにより、所謂周知のコードレス電話
機を構成する。
【0014】従って、前記コードレス電話機用接続部1
4は、コードレス電話機の接続装置(親機)と同様に、
電話回線とのインタフェース回路となる回線接続回路網
19と、コードレス電話機の子機となる送受話装置12
との間の無線回線を設定するための送信部20,受信部
21,シンセサイザ部22及び制御部23から構成され
る。また、送受話装置12は、コードレス電話子機と同
様に、電話機としての機能を果たす電話機回路,ダイヤ
ル,送話器及び受話器等よりなる電話機部25と、コー
ドレス電話機用接続部14と同様に無線回線を設定する
ための送信部26,受信部27,シンセサイザ部28及
び制御部29と、電源部30、アンテナ31から構成さ
れる。
【0015】前記コードレス電話機用接続部14と送受
話装置12の動作は、周知のコードレス電話機と同じで
ある。すなわち、故障箇所の探索にあたっては、電話回
線を分断するようにして、分断部分の電話交換機1側の
電話回線には主装置11の電話回線接続端子13を接続
し、分断部分の電話機9側の電話回線には主装置11の
探索信号送出端子18を接続する。これによって、当該
電話回線における発呼並び着呼は、コードレス電話子機
である送受話装置12により通常どおり行うことが可能
となる。
【0016】また、分断部分の電話機9側の電話回線に
ついては、順次分断部分から電話機9に向けて、電話回
線に例えばイアホーン等を接続して、その接続部分で探
索信号が聴取できるか否かを試験することにより、故障
箇所を探索することが可能となる。探索信号の聴取がで
きなくなった部位とその前に聴取ができた部位との間が
故障箇所と判断できる。
【0017】尚、電話回線の分断位置については、故障
箇所の電話交換機1側であれば、電話回線のどの部分で
も可能であるが、引き込み線6が接続される接続端子函
3の接続部分や、保安器5の接続部分や、モジュラージ
ャックまたはローゼット7の接続部分を利用するのが便
利である。探索信号の聴取測定位置についても同様であ
る。
【0018】また、本実施形態例での好ましい適用範囲
は、電話回線の引き込み線6から電話機9までの間であ
るので、分断位置を接続端子函3に設定し、探索信号の
聴取測定位置を保安器5の接続部分からモジュラージャ
ックまたはローゼット7の接続部分に順次移動させるこ
とにより、一層効率よく短時間に故障箇所の探索を行う
ことが可能となる。
【0019】この故障検索機能付き電話機装置は、電話
回線において、宅内線8、引き込み線6等が原因で電話
機9が故障した場合、その故障箇所の探索及び修理時に
使用するもので、宅内線8、引き込み線6等が故障であ
っても、いち早く電話の発着信を可能にし、同時に故障
箇所の探索を行えるものである。
【0020】この故障検索機能付き電話機装置は、乾電
池で駆動を可能にし、且つ信号送出機能を有する主装置
11と主装置11と分離された送受信器12とからな
り、探索信号送出機能を有するコードレス電話機であ
る。
【0021】以上のように、故障箇所より電話交換機1
側の接続部分で、且つ電話交換機1側の電話回線に主装
置11の電話回線接続端子13を接続し、同接続部分の
電話機9側の電話回線に主装置11の探索信号送出端子
18を接続する。例えば、故障箇所が引き込み線6から
保安器5までの故障であれば、接続端子函3の部分で電
話交換機1側の電話回線に主装置11の電話回線接続端
子13を接続し、同部分の電話機9側の電話回線に主装
置11の探索信号送出端子18を接続する。同様に、保
安器5と電話機9の間の故障であれば、保安器5の部分
に主装置11を接続し、電話の発着信を可能にする。そ
の後、探索信号(可聴音信号)を送信し、数カ所でイヤ
ホーン等により探索信号を聞く。信号が聞こえたなら
ば、主装置11の接続部とイヤホーン等を挿入した部分
までは正常であると判断し、信号が聞こえなかったなら
ば、イヤホーン等を挿入した部分より、主装置11の接
続部寄りに故障箇所があると判断する。この作業を数回
繰り返し、故障箇所を見つけ出す。
【0022】発着信の操作に関しては、通常のコードレ
ス電話機の子機を使用するのと全く同じであり、電柱2
から電話交換機1までの電話回線4については、被故障
電話機9が今まで電話交換機1へ繋がっていた電話回線
4を使用するので、電話番号は変更する必要ない。つま
り故障及び故障修理中も不特定多数の者から被故障電話
機9の使用者への着信可能になる。
【0023】故障修理をするのに際し、始めに故障箇所
が接続端子函3より電話交換機1側か、電話機9側かの
切りわけを行い、電話機9側と判った時点で、接続端子
函3に主装置11を取り付け、いち早く発着信を可能に
した後、故障箇所の探索を行い、修理するといったこと
が可能になる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、早急
な故障箇所の探索を可能にすると共に、故障箇所の探索
及び修理の間も、通常どおりの電話の使用が可能にな
り、仮修理、本修理といった非効率な2重の作業工程を
回避できる故障検索機能付き電話機装置及び故障探索方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す構成説明図であ
る。
【図2】本発明が適用される電話加入者回線の一例を示
す構成説明図である。
【符号の説明】
1…電話交換機、2…電柱、3…接続端子函、4…電話
回線、5…保安器、6…引き込み線、7…モジュラージ
ャックまたはローゼット、8…宅内線、9…電話機、1
0…故障箇所、11…主装置、12…送受信器、13…
電話回線接続端子 、14…コードレス電話機用接続
部、15…アンテナ、16…発振器、17…探索信号
部、18…探索信号送出端子、19…回線接続回路網、
20…送信部、21…受信部、22…シンセサイザ部、
23…制御部、24…バッテリ、25…電話機部、26
…送信部、27…受信部、28…シンセサイザ部、29
…制御部、30…電源部、31…アンテナ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主装置と送受話装置とから構成され、 前記主装置は、 電話回線との電話回線接続端子と、 該電話回線接続端子に接続され、前記送受話装置をコー
    ドレス電話子機として機能させるコードレス電話機用接
    続部と、 可聴周波数の探索信号を発生・送出する探索信号部と、 該探索信号部の出力を故障探索回線に送出する探索信号
    送出端子とからなり、 前記送受話装置は、コードレス電話子機であることを特
    徴とする故障検索機能付き電話機装置。
  2. 【請求項2】 前記主装置は、バッテリを備えた携帯型
    の装置であることを特徴とする請求項1記載の故障検索
    機能付き電話機装置。
  3. 【請求項3】 電話加入者回線の引き込み線から電話機
    までの間で発生した故障箇所を、当該電話加入者回線で
    の送受信機能を確保しながら探索する方法であって、 前記故障箇所より交換機に近い側の電話回線部分を分断
    して、当該分断部分の交換機側電話回線にはコードレス
    電話機の接続装置を接続し、前記分断部分の前記電話機
    側電話回線には可聴音信号を送出するようにし、 前記コードレス電話機の接続装置とコードレス電話子機
    とで電話通信を確保するとともに、前記分断部分と前記
    電話機との間の電話回線について順次前記可聴音の測定
    を行って前記故障箇所を探索することを特徴とする故障
    探索方法。
  4. 【請求項4】 前記分断部分及び可聴音の測定部分は、
    接続端子函または保安器またはローゼットであって、し
    かも順次変更させることを特徴とする請求項3記載の故
    障探索方法。
JP31215995A 1995-11-30 1995-11-30 故障検索機能付き電話機装置及び故障探索方法 Pending JPH09153933A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990056217A (ko) * 1997-12-29 1999-07-15 윤종용 교환시스템의 국선 자기 진단 장치 및 방법

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