WO2023080128A1 - コネクタ - Google Patents

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Abstract

コネクタ(1)は、第1接続部(13)及び第2接続部(14)を有するハウジング(10)と、ハウジング(10)に軸支される第1キャップ(20)と、ハウジング(10)に軸支される第2キャップ(30)と、ハウジング(10)に回動可能に軸支される第1ロック(40)と、ハウジング(10)に回動可能に軸支される第2ロック(50)と、を備え、第2ロック(50)は、第1キャップ(20)及び第2キャップ(30)が一体に開位置に変位するように、第2ロック(50)の係止解除方向への回動力を、第1ロック(40)の係止解除方向への回動力として第1ロック(40)に伝達する動力伝達部(53)を有する。

Description

コネクタ
 本発明は、コネクタに関する。
 電気自動車は、搭載した内蔵電源(充電池)を充電して直流モータを駆動することにより走行する。内蔵電源の充電方法としては、在宅時に商用電源を用いて行われる普通充電(いわゆるAC充電)、及び、給電ステーション等に設置された給電装置により行われる急速充電(いわゆるDC充電)がある。このため、電気自動車には、普通充電用の受電部(以下、「普通受電部」ともいう。)及び急速充電用の受電部(以下、「急速受電部」ともいう。)が設けられた受電用コネクタが搭載されている。このような受電用コネクタには、非充電時において、普通受電部及び急速受電部を外部に露出しないように遮蔽するキャップが設けられている(例えば、特許文献1を参照)。
 なお、普通充電では交流電流が用いられ、急速充電では直流電流が用いられている。
日本国特開平8-31497号公報
 一般に、受電用コネクタには規格が定められており、規格の一つとして、普通充電時には普通受電部のみを使用し、急速充電時には急速受電部に加えて、普通受電部を使用するものがある。上記規格においては、普通充電時には普通受電部用のキャップの開放操作のみを行えばよいものの、急速充電時には、急速受電部用のキャップに加えて、普通受電部用のキャップの開放操作も行わなければならない。
 実施形態に係るコネクタは、2つのキャップを同時に開くことが可能な作業性に優れる。
 一実施形態に係るコネクタは、
 第1接続部、及び、前記第1接続部と隣接する第2接続部を有するハウジングと、
 前記第1接続部を外部に露出する開位置と、前記第1接続部を外部から遮蔽する閉位置との間で変位可能なように、前記ハウジングに軸支される第1キャップと、
 前記第2接続部を外部に露出する開位置と、前記第2接続部を外部から遮蔽する閉位置との間で変位可能なように、前記ハウジングに軸支される第2キャップと、
 前記第1キャップが前記閉位置に位置するとき、前記第1キャップを係止するように、前記ハウジングに回動可能に軸支される第1ロックと、
 前記第2キャップが前記閉位置に位置するとき、前記第2キャップを係止するように、前記ハウジングに回動可能に軸支される第2ロックと、を備え、
 前記第2ロックは、
 前記第1キャップ及び前記第2キャップが一体に前記開位置に変位するように、前記第2ロックの係止解除方向への回動力を、前記第1ロックの係止解除方向への回動力として前記第1ロックに伝達する動力伝達部を有する。
 一実施形態に係るコネクタは、第2ロックの動力伝達部が、第1キャップ及び第2キャップが一体に、第1接続部及び第2接続部のそれぞれを外部に露出する開位置に変位するように、第2キャップを係止する第2ロックの係止解除方向への回動力を、第1キャップを係止する第1ロックの係止解除方向への回動力として第1ロックに伝達する。
 ここで、上記構成のコネクタは、例えば電気自動車の受電用コネクタ(いわゆる車両用インレット)として使用される。この場合、第1接続部は普通受電部に対応し、第2接続部は急速受電部に対応する。このため、普通充電時には、第1接続部のみを外部に露出すればよい。つまり、普通充電時においては、第1キャップの開放操作のみを行えばよい。一方、急速充電時には、第1接続部及び第2接続部の双方を外部に露出する必要がある。従来コネクタでは、急速充電時においては、第1キャップ及び第2キャップの開放操作を行う必要があったが、上記構成のコネクタは上述したように構成されているため、第2キャップのみの開放操作を行えばよい。
 このように、上記構成のコネクタは、急速充電時において、第1キャップ及び第2キャップの2つのキャップを同時に開くことができ、作業性に優れている。
図1は、本発明の一実施形態に係るコネクタの斜視図であって、非充電時の態様を示す図である。 図2は、図1に示すコネクタにおける普通充電時の態様を示す図である。 図3は、図1に示すコネクタにおける急速充電時の態様を示す図である。 図4は、図1に示すコネクタの正面図である。 図5は、図1に示すコネクタの分解斜視図である。 図6は、図1に示す態様における第2ロックの正面図である。 図7は、図3に示す態様における第2ロックの正面図である。
<実施形態>
 以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るコネクタ1について説明する。コネクタ1は、例えば、電気自動車の車両に搭載される受電用コネクタ(いわゆる車両用インレット)である。
 以下、説明の便宜上、図1~図7に示すように、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。コネクタ1の車両搭載時において、「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、それぞれ、車両の前後方向、左右方向及び上下方向に対応している。加えて、前後方向は、コネクタ1と給電コネクタとの嵌合方向に対応している。また、本実施形態における係止方向及び係止解除方向は、それぞれ、第1ロック40及び第2ロック50における係止方向及び係止解除方向である。
 図1~図5に示すように、コネクタ1は、第1接続部13及び第2接続部14を有するハウジング10と、ハウジング10に回動可能に軸支される第1キャップ20と、ハウジング10に回動可能に軸支される第2キャップ30と、第1キャップ20を係止可能な第1ロック40と、第2キャップ30を係止可能な第2ロック50と、により構成される。以下、コネクタ1を構成するハウジング10、第1キャップ20、第2キャップ30、第1ロック40、及び第2ロック50について順に説明する。
 まず、ハウジング10について説明する。図1~図5に示すように、ハウジング10は、略矩形箱状の本体部11と、本体部11の前端面に設けられて、前方に開口し且つ内方に収容空間Sを有するフード部12と、が一体に構成されている。
 フード部12の左側周壁の外面には、左方に突出する一対のキャップ側支軸部15が設けられている。一対のキャップ側支軸部15は、フード部12の左側周壁において上下方向に所定間隔を開けて並設されている。
 一対のキャップ側支軸部15には、それぞれ、ピン状のキャップ回動軸部15aが設けられている。上側のキャップ回動軸部15aには、後述する第1キャップ20の一対のアーム部22が回動可能に軸支され、下側のキャップ回動軸部15aには、後述する第2キャップ30の一対のアーム部32が回動可能に軸支される。加えて、各キャップ回動軸部15aには、スプリング80がそれぞれ軸支されている(図2及び図3参照)。
 フード部12の右側周壁の外面には、右方に突出する一対のロック側支軸部16が設けられている。一対のロック側支軸部16は、フード部12の右側周壁において上下方向に所定間隔を開けて並設されている。
 一対のロック側支軸部16には、それぞれ、ピン状のロック回動軸部16aが設けられている。上側のロック回動軸部16aには、後述する第1ロック40の一対のアーム部42が回動可能に軸支され、下側のロック回動軸部16aには、後述する第2ロック50の一対のアーム部52が回動可能に軸支される。加えて、各ロック回動軸部16aには、スプリング70がそれぞれ軸支されている(図5参照)。
 更に、ハウジング10は、フード部12の収容空間Sに第1接続部13と、第2接続部14と、を有している(図3参照)。第1接続部13には、複数の端子(図示省略)が収容されている。同様に、第2接続部14には、複数の端子(図示省略)が収容されている。コネクタ1は、普通充電時には、第1接続部13に普通充電用の給電コネクタが接続され、急速充電時には第1接続部13及び第2接続部14に急速充電用のコネクタが接続される。
 次に、第1キャップ20について説明する。図1~図4に示すように、第1キャップ20は、後述する閉位置にてフード部12の開口の上側部分を塞ぐ本体部21と、ハウジング10のキャップ回動軸部15aに回動可能に軸支される一対のアーム部22と、閉位置にて第1ロック40に係止される係止部23と、が一体に構成されている。本体部11はフード部12の開口に対応する形状を有している。
 第1キャップ20は、ハウジング10の第1接続部13を外部に露出する開位置(図2及び図3参照)と、第1接続部13を外部から遮蔽する(即ち、フード部12の開口の上側部分を塞ぐ)閉位置(図1及び図4参照)と、の間で変位可能である。
 更に、第1キャップ20は、閉位置に位置するとき、キャップ回動軸部15aに共に軸支されているスプリング80によって、第1キャップ20の開き方向(即ち、軸方向の上方から視て右回りの方向)の力が掛けられる。つまり、第1キャップ20は、第1ロック40に係止されていない状態においては、スプリング80によって開位置に位置する状態が維持される。なお、第1キャップ20は、開位置に位置するときにおいては、第1キャップ20がひとりでに閉位置に変位しない程度に、スプリング80によって第1キャップ20の開き方向の力が掛けられていればよい。
 次に、第2キャップ30について説明する。図1~図4に示すように、第2キャップ30は、後述する閉位置にてフード部12の開口の下側部分を塞ぐ本体部31と、ハウジング10のキャップ回動軸部15aに回動可能に軸支される一対のアーム部32と、閉位置にて第2ロック50に係止される係止部33と、が一体に構成されている。本体部21はフード部12の開口に対応する形状を有している。
 第2キャップ30は、ハウジング10の第2接続部14を外部に露出する開位置(図3参照)と、第2接続部14を外部から遮蔽する(即ち、フード部12の開口の下側部分を塞ぐ)閉位置(図1及び図4参照)と、の間で変位可能である。
 つまり、第1キャップ20及び第2キャップ30が共に閉位置に位置するとき、フード部12の開口は第1キャップ20及び第2キャップ30によって塞がれる。
 更に、第2キャップ30は、閉位置に位置するとき、キャップ回動軸部15aに共に軸支されているスプリング80によって、第2キャップ30の開き方向(即ち、軸方向の上方から視て右回りの方向)の力が掛けられる。つまり、第2キャップ30は、第2ロック50に係止されていない状態においては、スプリング80によって開位置に位置する状態が維持される。なお、第2キャップ30は、開位置に位置するときにおいては、第2キャップ30がひとりでに閉位置に変位しない程度に、スプリング80によって第2キャップ30の開き方向の力が掛けられていればよい。
 次に、第1ロック40について説明する。図5に示すように、第1ロック40は、第1キャップ20が閉位置に位置するとき第1キャップ20の係止部23が係止される被係止部(図示省略)を有する本体部41と、上側のロック側支軸部16に対応する位置のロック回動軸部16aに回動可能に軸支される一対のアーム部42と、が一体に構成されている。被係止部は、例えば、第1キャップ20が閉位置に位置するときに係止部23を収容する凹部(図1では、本体部41の後端面の一部が前方に窪んだ態様である。)であって、係止部23を収容することによって係止部23が係止される。
 第1ロック40は、第1キャップ20を係止する位置が初期位置として設定される。加えて、第1ロック40には、ロック回動軸部16aに共に軸支されているスプリング70によって、係止方向(即ち、軸方向の上方から視て右回りの方向)の力が掛けられる。つまり、第1ロック40は、係止解除方向(即ち、軸方向の上方から視て左回りの方向)への操作がされない限りは、初期位置に位置する状態が維持され、係止解除方向への操作がされても操作終了後には、スプリング70によって初期位置に戻される。
 次に、第2ロック50について説明する。図5に示すように、第2ロック50は、第2キャップ30が閉位置に位置するとき第2キャップ30の係止部33が係止される被係止部(図示省略)を有する本体部51と、下側のロック側支軸部16に対応する位置のロック回動軸部16aに回動可能に軸支される一対のアーム部52と、上下方向に延びるリブ状の動力伝達部53と、が一体に構成されている。被係止部は、例えば、第2キャップ30が閉位置に位置するときに係止部33を収容する凹部(図1では、本体部51の後端面の一部が前方に窪んだ態様である。)であって、係止部33を収容することによって係止部33が係止される。
 第2ロック50は、第2キャップ30を係止する位置が初期位置として設定される。加えて、第2ロック50には、ロック回動軸部16aに共に軸支されているスプリング70によって、係止方向(即ち、軸方向の上方から視て右回りの方向)の力が掛けられる。つまり、第2ロック50は、係止解除方向(即ち、軸方向の上方から視て左回りの方向)への操作がされない限りは、初期位置に位置する状態が維持され、係止解除方向への操作がされても操作終了後には、スプリング70によって初期位置に戻される。
 動力伝達部53は、本体部51の係止方向側の端面(図4では、左端面)に設けられている。動力伝達部53の上端部は、本体部51の上端面51aよりも上方に突出している。つまり、動力伝達部53の突出部分が、係止方向側でのみ第1ロック40と当接する。具体的には、動力伝達部53の突出部分の係止解除方向側の端面(図4では、右端面)である当接面53aと、第1ロック40の係止方向側の端面(図4では、左端面)とが当接する。
 動力伝達部53は、急速充電時において、第1キャップ20及び第2キャップ30が一体に開位置に変位するように、第2ロック50の係止解除方向への回動力を、第1ロック40の係止解除方向への回動力として第1ロック40に伝達する機能を有する。
 以上、コネクタ1を構成するハウジング10、第1キャップ20、第2キャップ30、第1ロック40、及び第2ロック50について説明した。
 次いで、コネクタ1における非充電時、普通充電時、及び急速充電時の各態様について説明する。図1及び図4に示すように、電気自動車の非充電時においては、コネクタ1は、ハウジング10の第1接続部13及び第2接続部14が外部に露出しないように、第1キャップ20及び第2キャップ30によって、フード部12の開口が塞がれている。
 このとき、第1キャップ20は第1ロック40に係止され、第2キャップ30は第2ロック50に係止されている。具体的には、第1キャップ20の係止部23は、第1ロック40の被係止部(図示省略)に係止され、第2キャップ30の係止部33は、第2ロック50の被係止部(図示省略)に係止されている。
 例えば、電気自動車を通常充電によって充電する際には、第1キャップ20の開放操作を行う必要がある。具体的には、第1ロック40を係止解除方向に回動させるように操作して、第1キャップ20の係止部23と、第1ロック40の被係止部と、の係止を解除する。第1キャップ20と第1ロック40との係止が解除されると、第1キャップ20はスプリング80によって開位置に戻される。そして、第1接続部13に普通充電用の給電コネクタが接続されると、電気自動車の通常充電が開始される。
 つまり、図2に示すように、電気自動車の通常充電時においては、コネクタ1は、第1接続部13が外部に露出するように第1キャップ20が開位置に位置し、且つ、第2接続部14が外部に露出しないように第2キャップ30によって、フード部12の開口の下側部分が塞がれている。
 なお、第1ロック40は、係止解除方向への操作終了後には、スプリング70によって初期位置に戻される。ただし、図2では、説明の便宜上、初期位置に戻されていない。
 また、例えば、電気自動車を急速充電によって充電する際には、第1キャップ20及び第2キャップ30の開放操作を行う必要がある。具体的には、第2ロック50を係止解除方向に回動させるように操作して、第2キャップ30の係止部33と、第2ロック50の被係止部と、の係止を解除して、且つ、第1キャップ20の係止部23と、第1ロック40の被係止部と、の係止を解除する。
 ここで、第2ロック50は、上述したように、動力伝達部53が係止方向側でのみ第1ロック40と当接している(図4参照)。図1及び図4に示す非充電時における態様を例に説明すると、動力伝達部53の右端面と第1ロック40の左端面とが当接している。
 これにより、第2ロック50を係止解除方向へ操作すると、動力伝達部53も当然ながら係止解除方向に回動する(図6の矢印も参照)。そして、動力伝達部53の当接面53aと第1ロック40の左端面とが当接しているため、動力伝達部53の係止解除方向の回動力が第1ロック40に伝わる。つまり、第1ロック40も係止解除方向に回動する。これにより、第2キャップ30と第2ロック50との係止が解除され、且つ、第1キャップ20と第1ロック40との係止が解除される。換言すると、コネクタ1は、動力伝達部53によって、第1キャップ20及び第2キャップ30が一体に、第1接続部13及び第2接続部14のそれぞれを外部に露出する開位置に変位する。
 このように、第2キャップ30と第2ロック50との係止が解除され、且つ、第1キャップ20と第1ロック40との係止が解除されると、第1キャップ20及び第2キャップ30は、それぞれ、各スプリング80によって開位置に戻される。そして、第1接続部13及び第2接続部14に急速充電用の給電コネクタが接続されると、電気自動車の急速充電が開始される。
 つまり、図3に示すように、電気自動車の急速充電時においては、コネクタ1は、第1接続部13が外部に露出するように第1キャップ20が開位置に位置し、且つ、第2接続部14が外部に露出するように第2キャップ30が開位置に位置している。換言すると、電気自動車の急速充電時においては、コネクタ1は、フード部12の開口が塞がれていない状態となる。
 なお、第1ロック40及び第2ロック50は、係止解除方向への操作終了後には、それぞれ、各スプリング70によって初期位置に戻される。ただし、図2では、説明の便宜上、初期位置に戻されていない。
 また、本実施形態における第1ロック40及び第2ロック50は、いわゆる右開き構造となっている。このため、本実施形態においては、係止方向の回動とは、軸方向の上方から視て右回りの回動であり、係止解除方向の回動とは、軸方向の上方から視て左回りの回動である。加えて、本実施形態における第1キャップ20及び第2キャップ30は、いわゆる左開き構造となっている。このため、本実施形態においては、第1キャップ20及び第2キャップ30の開き方向には、軸方向の上方から視て右回りの方向が対応する。なお、第1キャップ20及び第2キャップ30の閉じ方向には、軸方向の上方から視て左回りの方向が対応する。
 以上、コネクタ1における非充電時、普通充電時、及び急速充電時の各態様について説明した。
 なお、本実施形態に係るコネクタ1は、規格CCS2(Combined Charging System Type2)に準じている。また、本実施形態に係るコネクタ1は、規格CCS1(Combined Charging System Type1)にも対応している。
 本実施形態に係るコネクタ1によれば、第2キャップ30を係止する第2ロック50の動力伝達部53が、第1キャップ20及び第2キャップ30が一体に、第1接続部13及び第2接続部14のそれぞれを外部に露出する開位置に変位するように、第2ロック50の係止解除方向への回動力を、第1キャップ20を係止する第1ロック40の係止解除方向への回動力として第1ロック40に伝達する。これにより、本実施形態に係るコネクタ1は、急速充電時において、第1キャップ20及び第2キャップ30の2つのキャップを同時に開くことができる。
 更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、動力伝達部53は、係止方向側でのみ第1ロック40と当接する。これにより、第2ロック50を係止解除方向へ操作すると、当然ながら動力伝達部53も係止解除方向に回動する。この回動力は、動力伝達部53を介して第1ロック40にも伝わり、第1ロック40も係止解除方向に回動する。これにより、本実施形態に係るコネクタ1は、急速充電時において、第1キャップ20及び第2キャップ30の2つのキャップを同時に開くことができる。
 このように、本実施形態に係るコネクタ1は、従来コネクタに比べ、作業性に優れている。
 更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、動力伝達部53は、第2ロック50回動軸の軸方向(即ち、上下方向)に延在するとともに、少なくとも一部が、第2ロックの上端面51aよりも上方に突出するリブである。このように、本構成のコネクタ1は、動力伝達部53がリブ状の形状を有することによって、動力伝達部53が第1ロック40に回動力を伝えるのに十分な強度を確保できる。
<他の形態>
 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
 ここで、上述した本実施形態に係るコネクタの特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
 第1接続部(13)、及び、前記第1接続部と隣接する第2接続部(14)を有するハウジング(10)と、
 前記第1接続部を外部に露出する開位置(図2及び図3参照)と、前記第1接続部を外部から遮蔽する閉位置(図1及び図4参照)との間で変位可能なように、前記ハウジング(10)に軸支される第1キャップ(20)と、
 前記第2接続部を外部に露出する開位置(図3参照)と、前記第2接続部を外部から遮蔽する閉位置(図1及び図4参照)との間で変位可能なように、前記ハウジング(10)に軸支される第2キャップ(30)と、
 前記第1キャップ(20)が前記閉位置に位置するとき、前記第1キャップ(20)を係止するように、前記ハウジング(10)に回動可能に軸支される第1ロック(40)と、
 前記第2キャップ(30)が前記閉位置に位置するとき、前記第2キャップ(30)を係止するように、前記ハウジング(10)に回動可能に軸支される第2ロック(50)と、を備え、
 前記第2ロック(50)は、
 前記第1キャップ(20)及び前記第2キャップ(30)が一体に前記開位置に変位するように、前記第2ロック(50)の係止解除方向への回動力を、前記第1ロック(40)の係止解除方向への回動力として前記第1ロック(40)に伝達する動力伝達部(53)を有する、
 コネクタ(1)。
[2]
 上記[1]に記載のコネクタ(1)において、
 前記動力伝達部(53)は、
 係止方向側でのみ前記第1ロック(40)と当接する、
 コネクタ(1)。
[3]
 上記[1]又は上記[2]に記載のコネクタ(1)において、
 前記動力伝達部(53)は、
 前記第2ロック(50)の回動軸の軸方向に延在するとともに、少なくとも一部が、前記軸方向における前記第2ロック(50)の第1ロック側端面(上端面51a)よりも前記第1ロック側に突出するリブである、
 コネクタ(1)。
 本発明を詳細に特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
 本出願は、2021年11月2日出願の日本特許出願(特願2021-179594)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
 一実施形態によれば、2つのキャップを同時に開くことが可能な作業性に優れるコネクタを提供することができる。この効果を奏する本発明は、コネクタに関して有用である。
 1 コネクタ
 10 ハウジング
 12 フード部
 13 第1接続部
 14 第2接続部
 16a ロック回動軸部
 20 第1キャップ
 30 第2キャップ
 40 第1ロック
 50 第2ロック
 51 本体部
 51a 上端面
 53 動力伝達部
 70 スプリング
 80 スプリング
 S 収容空間

Claims (3)

  1.  第1接続部、及び、前記第1接続部と隣接する第2接続部を有するハウジングと、
     前記第1接続部を外部に露出する開位置と、前記第1接続部を外部から遮蔽する閉位置との間で変位可能なように、前記ハウジングに軸支される第1キャップと、
     前記第2接続部を外部に露出する開位置と、前記第2接続部を外部から遮蔽する閉位置との間で変位可能なように、前記ハウジングに軸支される第2キャップと、
     前記第1キャップが前記閉位置に位置するとき、前記第1キャップを係止するように、前記ハウジングに回動可能に軸支される第1ロックと、
     前記第2キャップが前記閉位置に位置するとき、前記第2キャップを係止するように、前記ハウジングに回動可能に軸支される第2ロックと、を備え、
     前記第2ロックは、
     前記第1キャップ及び前記第2キャップが一体に前記開位置に変位するように、前記第2ロックの係止解除方向への回動力を、前記第1ロックの係止解除方向への回動力として前記第1ロックに伝達する動力伝達部を有する、
     コネクタ。
  2.  請求項1に記載のコネクタにおいて、
     前記動力伝達部は、
     係止方向側でのみ前記第1ロックと当接する、
     コネクタ。
  3.  請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、
     前記動力伝達部は、
     前記第2ロックの回動軸の軸方向に延在するとともに、少なくとも一部が、前記軸方向における前記第2ロックの第1ロック側端面よりも前記第1ロック側に突出するリブである、
     コネクタ。
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