WO2022025077A1 - 光学フィルム、偏光板および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の光学フィルムは、シクロオレフィン樹脂を含む。そして、光学フィルムの少なくとも一方の表層領域のレーザー光の吸収率が、局所的に高く(内層領域よりも高く)なっている。
1)まず、顕微FTIR(Agilent製「UMA600」および「FTS3000」)を用いてATR法にて、入射光径:100μm、プリズム:Ge(入射角45°)、検出器:MCT-A、分解能:4.0cm-1、積算:64回の条件で、赤外吸収スペクトルを測定する。得られた赤外吸収スペクトルから、波長9.6μmに相当する部分(周波数1041cm-1)の吸光度を読み取り、光学フィルム10全体の吸光度Aを測定する。
2)次いで、光学フィルム10の一方の面10aから、厚みの30%を削る。そして、削って得られた面の吸光度A1を、上記1)と同様に測定する。
3)また、光学フィルム10の他方の面10bから、厚みの30%を削る。そして、削って得られた面の吸光度A2を、上記1)と同様に測定する。
4)上記1)~3)で得られた吸光度A、A1およびA2を、下記式に当てはめて、表層領域Saの吸光係数Asおよび内層領域Cの吸光係数Acを、それぞれ算出する。
表層領域Saの吸光係数As=(A-A1)×loge10÷(0.3T)
内層領域Cの吸光係数Ac=A2×loge10÷(0.4T)(T:光学フィルム10の厚み
A:光学フィルム10の吸光度
A1:光学フィルム10の一方の面10aから光学フィルム10の厚みTの30%分を削って測定した吸光度
A2:光学フィルム10の他方の面10bから光学フィルム10の厚みTの30%分を削って測定した吸光度)
1-1-1.シクロオレフィン樹脂
シクロオレフィン樹脂は、ノルボルネン系単量体に由来する構造単位を含む重合体である。
具体的には、測定装置としては、ゲル浸透クロマトグラフィー(東ソー社製HLC8220GPC)、カラムとしては、東ソー社製 TSK-GEL G6000HXL-G5000HXL-G5000HXL-G4000HXL-G3000HXL直列を用いる。
そして、試料20±0.5mgをテトラヒドロフラン10mlに溶解し、0.45mmのフィルターで濾過する。この溶液を上記カラム(温度40℃)に100ml注入し、検出器RI、温度40℃で測定し、スチレン換算して、重量平均分子量を求める。
光吸収材料は、波長9.0~11.0μmの光の吸光係数が4.0×10-3/μm以上の光吸収材料でありうる。そのような光吸収材料は、通常、カルボニル基を有する化合物であり、好ましくはエステル化合物、または、(メタ)アクリル重合体粒子である。
エステル化合物は、糖エステル化合物、重縮合エステル化合物、多価アルコールエステル化合物のいずれであってもよい。
多価アルコールエステルは、2価以上の脂肪族多価アルコール(好ましくは2~20価の脂肪族多価アルコール)とモノカルボン酸とのエステル化物である。
重縮合エステル化合物は、ジカルボン酸とジオールを反応させて得られる構造単位を含む重縮合体(重合体)である。
(メタ)アクリル重合体粒子は、(メタ)アクリレート類に由来する構造単位を含む重合体の粒子であり、好ましくはメチルメタクリレートに由来する構造単位を含む重合体の粒子である。
基材層11は、必要に応じて無機微粒子などの他の成分をさらに含んでいてもよい。
基材層11の厚みは、As/Acおよび光学フィルム全体の吸光係数が上記範囲となるように設定されればよく、特に制限されないが、例えば30~60μmであることが好ましく、35~55μmであることがより好ましい。
表層12は、光学フィルム10の一方の面10aから厚みの30%までの表層領域Saに含まれ;表層13は、光学フィルム10の他方の面10bから厚みの30%までの表層領域Sbに含まれる(図1および2A参照)。表層12および13は、それぞれ、熱可塑性樹脂と、光吸収材料とを含む熱可塑性樹脂組成物で構成されてもよいし(態様1)、光吸収性を有する硬化性化合物(光吸収材料としての硬化性化合物)と、硬化剤とを含む硬化性組成物の硬化物で構成されてもよい(態様2)。
表層12および13は、それぞれ熱可塑性樹脂と、光吸収材料とを含む樹脂組成物で構成されうる。なお、熱可塑性樹脂が、光吸収材料を兼ねてもよい。
熱可塑性樹脂組成物に含まれる熱可塑性樹脂は、光透過性を有するものであれば特に制限されないが、シクロオレフィン樹脂や(メタ)アクリル樹脂などでありうる。
表層12(または13)に含まれる光吸収材料としては、基材層11に含まれる光吸収材料と同様のものを用いることができる。
表層12(または13)は、基材層11と同様に、無機微粒子などの他の成分をさらに含んでもよい。
表層12(または13)は、光吸収性を有する硬化性化合物と、硬化剤とを含む硬化性組成物の硬化物で構成されうる。
硬化剤と反応する官能基を有するウレタン化合物は、ポリオールとポリイソシアネートとを反応させて得られる。ウレタン化合物は、モノマーであってもよいし、プレポリマーであってもよい。そのようなウレタン化合物は、例えば、ポリオールとポリイソシアネートとの反応後、未反応として残った官能基(水酸基やアクリレート基、カルボキシル基、アクリルアミド基など)を、硬化剤と反応する基として有する。
硬化性組成物は、必要に応じて硬化促進剤、硬化助剤、微粒子などの他の成分をさらに含んでもよい。
表層12(または13)は、上記の通り、熱可塑性樹脂と、光吸収材料とを含む熱可塑性樹脂組成物で構成されてもよいし(態様1)、光吸収性を有する硬化性化合物と、硬化剤とを含む硬化性組成物の硬化物で構成されてもよい(態様2)。中でも、基材層11との層間密着性がよく、剥がれにくい観点では、表層12(または13)は、態様1、すなわち、熱可塑性樹脂と、光吸収材料とを含む熱可塑性樹脂組成物で構成されることが好ましく;(基材層11と同様に)シクロオレフィン樹脂と、光吸収材料とを含む熱可塑性樹脂組成物で構成されることがより好ましい。
表層12(または13)の厚みは、As/Acおよび光学フィルム全体の吸光係数Aが上記範囲となるように設定されればよく、特に制限されないが、基材層11と表層12(または13)の合計厚みに対して0.3~30%であることが好ましく、2~10%であることがより好ましい。具体的には、基材層11と表層12(または表層13)の合計厚みは、20~100μmであることが好ましく、35~60μmであることがより好ましい。また、基材層11の厚みは、15~60μmであることが好ましく、30~50μmであることがより好ましい。
(全光線透過率)
光学フィルムの全光線透過率は、十分な光透過性を有していれば特に制限されないが、80%以上であることが好ましく、85%以上であることがより好ましく、88%以上であることがさらに好ましい。光学フィルムの全光線透過率は、JIS K7361-1:1997に準拠して測定することができる。
光学フィルムの吸光係数Aは、上記の通り、波長9.6μmの光の吸光係数Aは、1.5×10-5/μm以上であることが好ましい。光学フィルムの吸光係数Aが1.5×10-5/μm以上であると、レーザー光を適度に吸収しうるため、レーザー光による切断性を高めることができる。光学フィルムの吸光係数Aは、透明性が損なわれにくく、かつ表示装置における光漏れを生じにくくする観点では、2.0×10-5~50×10-5/μmであることがより好ましく、5.0×10-5~20×10-5/μmであることがより好ましい。光学フィルムの吸光係数Aは、上記の通り、ATR法にて、上記条件にて吸光度を測定し、そこから算出することができる。
光学フィルムは、その用途に応じた位相差値RoおよびRtを有しうる。例えば、光学フィルムが偏光板のゼロ位相差フィルムとして用いられる場合、測定波長590nm、23℃55%RHの環境下で測定される面内方向の位相差Roは、0nm≦Ro≦5nmを満たすことが好ましく、厚み方向の位相差Rtは、-5nm≦Rt≦5nmを満たすことが好ましい。
式(2a):Ro=(nx-ny)×d
式(2b):Rt=((nx+ny)/2-nz)×d(式中、
nxは、光学フィルムの面内遅相軸方向(屈折率が最大となる方向)の屈折率を表し、
nyは、光学フィルムの面内遅相軸に直交する方向の屈折率を表し、
nzは、光学フィルムの厚み方向の屈折率を表し、
dは、光学フィルムの厚み(nm)を表す。)
1)光学フィルムを23℃55%RHの環境下で24時間調湿する。この光学フィルムの平均屈折率をアッベ屈折計で測定し、厚みdを市販のマイクロメーターを用いて測定する。
2)調湿後の光学フィルムの、測定波長590nmにおけるリターデーションRo及びRtを、それぞれ自動複屈折率計アクソスキャン(AxoScanMueller Matrix Polarimeter:アクソメトリックス社製)を用いて、23℃55%RHの環境下で測定する。
光学フィルムの厚みは、特に制限されないが、20~100μmであることが好ましく、35~70μmであることがより好ましい。
本発明の光学フィルムは、任意の方法で製造することができる。例えば、表層12(または13)を有する光学フィルム10は、基材層11と表層12(または13)とを共流延して得てもよいし(共流延法)、基材層11を製造した後、表層12(または13)を塗布および硬化させて得てもよい(塗布法)。
上記態様1の光学フィルム10は、共流延法で製造されることが好ましい。共流延法は、溶液共流延法であってもよいし、溶融共流延法であってもよい。
溶融共流延では、基材層用の熱可塑性樹脂組成物の熱溶融物と、表層用の熱可塑性樹脂組成物の熱溶融物とを共流延した後、冷却固化させて、共流延膜を得る。具体的には、本発明の光学フィルムは、A1)基材層用の熱可塑性樹脂組成物および表層用熱可塑性樹脂組成物を準備する工程、A2)基材層用の熱可塑性樹脂組成物の熱溶融物と、表層用の熱可塑性樹脂組成物の熱溶融物とを共流延した後、冷却固化する工程、および、必要に応じてA3)得られた膜状物を延伸する工程を経て得ることができる。
溶液共流延では、基材層用の成分を溶剤に溶解させた溶液(ドープ)と、表層用の成分を溶剤に溶解させた溶液(ドープ)とを共流延した後、乾燥させて、共流延膜を得る。具体的には、本発明の光学フィルムは、B1)シクロオレフィン樹脂、光吸収材料、および溶剤を含むドープを準備する工程、B2)得られたドープを支持体上に流延した後、乾燥および剥離して流延膜を得る工程、および必要に応じてB3)得られた流延膜を延伸する工程、を経て製造されうる。
残留溶媒量(質量%)=(流延膜の加熱処理前質量-流延膜の加熱処理後質量)/(流延膜の加熱処理後質量)×100
残留溶媒量を測定する際の加熱処理は、115℃で1時間の加熱処理である。
上記態様2の光学フィルム10は、塗布法で製造されることが好ましい。具体的には、態様2の光学フィルム10は、C1)基材層11を製造する工程、C2)得られた基材層11上に、光吸収性を有する硬化性化合物と硬化剤とを含む硬化性組成物を付与し、硬化させて表層12(または13)を形成する工程を経て得ることができる。
なお、上記実施の形態では、光学フィルム10が、2つの表層を有する例を示したが(図2A参照)、これに限定されず、1つの表層を有してもよい(図2B参照)。
図3は、本実施の形態に係る偏光板100の構成を示す断面図である。本実施の形態では、光学フィルム10として、図2Aの光学フィルム10を用いた例を示す。
偏光子は、一定方向の偏波面の光だけを通す素子であり、ポリビニルアルコール系偏光フィルムである。ポリビニルアルコール系偏光フィルムには、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素を染色させたものと、二色性染料を染色させたものとがある。
本発明の光学フィルムは、偏光子の少なくとも一方の面(少なくとも液晶セルと対向する面)に配置されている。具体的には、本発明の光学フィルム10は、表層12または13(図3では表層12)が、偏光子20側となるように配置される。
他の光学フィルムは、本発明の光学フィルム10を用いてもよいし、他の光学フィルム、例えば偏光子保護フィルムなどを用いることができる。他の光学フィルムの例には、ポリエステルフィルムやセルロースエステルフィルム(TACフィルムなど)が含まれる。
接着層は、光学フィルム10(または他の光学フィルム30)と偏光子20との間に配置されており、それらを接着させる。接着層を構成する接着剤は、特に制限されず、完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(水糊)を乾燥させたものであるか、または、活性エネルギー線硬化性接着剤の硬化物でありうる。活性エネルギー線硬化性接着剤は、光ラジカル重合を利用した光ラジカル重合型組成物、光カチオン重合を利用した光カチオン重合型組成物、またはそれらの併用物のいずれであってもよい。
図4AおよびBは、図3の偏光板の製造方法を示す断面図である。
本発明の液晶表示装置は、液晶セルと、液晶セルの一方の面に配置された第一偏光板と、液晶セルの他方の面に配置された第二偏光板とを含む。
樹脂のガラス転移温度を、DSC(Differential Scanning Colorimetry:示差走査熱量法)を用いて、JIS K 7121-2012に準拠して測定した。
樹脂の重量平均分子量(Mw)を、ゲル浸透クロマトグラフィー(東ソー社製HLC8220GPC)、カラム(東ソー社製 TSK-GEL G6000HXL-G5000HXL-G5000HXL-G4000HXL-G3000HXL 直列)を用いて測定した。試料20±0.5mgをテトラヒドロフラン10mlに溶解し、0.45mmのフィルターで濾過した。この溶液をカラム(温度40℃)に100ml注入し、検出器RI温度40℃で測定し、スチレン換算して、重量平均分子量を求めた。
メタクリル酸メチル(MMA)/スチレン(St)/エチレングリコールジメタクリレート(EGDMA)(70/10/20モル比)共重合体粒子(屈折率1.51、平均粒子径0.14μm)
メタクリル酸メチル(MMA)/スチレン(St)/エチレングリコールジメタクリレート(EGDMA)(70/10/20モル比)共重合体粒子(屈折率1.51、平均粒子径0.35μm)
ペンタエリスリトールテトラベンゾエート(分子量552)
メタクリル酸メチル(MMA)/スチレン(St)/エチレングリコールジメタクリレート(EGDMA)(70/10/20モル比)共重合体粒子(屈折率1.51、平均粒子径0.3μm)
水系ウレタン樹脂(第一工業製薬社製スーパーフレックス210)
ウレタンアクリレート(新中村化学(株)製UA-1100)
イソシアヌル酸EO変性ジおよびトリアクリレート
(メタ)アクリル樹脂(MMA/N-フェニルマレイミド/メタクリル酸2-エチルヘキシル重合体、Mw800000)
ペンタエリスリトールテトラベンゾエート(分子量552)
<実施例1>
(基材フィルムの作製)
表2の樹脂と、当該樹脂に対して2質量%の添加剤とを溶融混錬し、単軸押出機(φ=20mm、L/D=25)を用いて、コートハンガータイプTダイ(幅150mm)から溶融押出を行ってフィルム上に成型し、搬送しながら延伸して厚さ50μmの基材フィルム(基材層)を作製した。
まず、第一工業製薬社製スーパーフレックス210(水系ウレタン樹脂、光吸収材料F)と、硬化剤としてのアジピン酸とエポキシ樹脂とを純水に溶解させて、スーパーフレックス210の濃度10質量%の硬化性組成物を得た。
(基材フィルムの作製)
実施例1と同様にして、厚み50μmの基材フィルム(基材層)を得た。
まず、下記材料を攪拌、混合した後、孔径0.4μmのポリプロピレン製フィルターで濾過して、硬化性組成物とした。
ウレタンアクリレート(新中村化学(株)製UA-1100):12質量%
イソシアヌル酸EO変性ジおよびトリアクリレート(東亜合成(株)製M-315):8質量%(以上、光吸収材料G)
シリカ微粒子分散液(日揮触媒化成社製V-8804):60質量部
イルガキュア184(BASFジャパン社製):2.4質量%
KF-351A(ポリエーテル変性シリコーンオイル、信越化学工業社製)0.4質量%
メタノール18質量%
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGME):12質量%
(基材層用ペレットの調製)
光吸収材料Aの含有量が0.5質量%となるように、COP1と光吸収材料Aとを、真空ナウターミキサーで混合し、乾燥した後、2軸式押し出し機を用いて溶融し、樹脂混合物のペレットを得た。
光吸収材料H((メタ)アクリル樹脂)を用いた以外は上記と同様にして、樹脂混合物のペレットを得た。
得られた基材層用ペレットと、表層用ペレットとを、それぞれ窒素雰囲気下、2つの2軸押出し機にそれぞれ供給し、溶融させて共流延させた。すなわち、共押出しダイを使用し、基材層が中心に、表層がその両側に位置するように溶融共流延した。2軸押出し機の設定温度は、すべて180℃とし、共押出しダイを190℃に設定した。共押出しダイは、コートハンガータイプ3層積層型マルチマニフォールドダイとした。そして、溶融押出したフィルムを、冷却ロールと弾性タッチロールとの間で挟圧して成形し、さらに冷却ロールで冷却した後、剥離ロールで剥離し、基材層/表層の2層構造を有する光学フィルムを得た。
基材層および表層の組成および厚みを表2に示されるように変更した以外は実施例3と同様にして、表層/基材層/表層の3層構造を有する光学フィルムを得た。
(光吸収材料添加液の調製)
メチレンクロライド95質量部を密閉容器に投入し、撹拌しながら光吸収材料B((メタ)アクリル重合体粒子)を5質量部加えた。その後、ディゾルバーで50分間撹拌混合した。得られた混合液2000gを、高圧分散装置(商品名:超高圧ホモジナイザーM110-E/H、Microfluidics Corporation 製)に通し、175MPaで1回処理することで、光吸収材料分散液を調製した。これを、日本精線(株)製のファインメットNFで濾過し、光吸収材料添加液を調製した。
下記組成のドープを調製した。まず、加圧溶解タンクにメチレンクロライドとエタノールを添加した。これに、COP6(シクロオレフィン樹脂)、上記光吸収材料添加液(光吸収材料)を撹拌しながら投入し、加熱し、撹拌しながら、完全に溶解させた。これを、安積濾紙(株)製の安積濾紙No.244を使用して濾過し、ドープを調製した。
ジクロロメタン:300質量部
エタノール:19質量部
COP6(シクロオレフィン樹脂):100質量部
光吸収材料添加液(光吸収材料B):75質量部
上記ドープの調製において、光吸収材料添加液を添加しなかった以外は同様にして、ドープを調製した。
次いで、無端ベルト流延装置を用い、表層用ドープおよび基材層用ドープを、温度33℃、1500mm幅でステンレスベルト支持体上に均一に共流延した。ステンレスベルトの温度は30℃に制御した。ステンレスベルト支持体上に共流延したドープ中の残留溶媒量が30質量%になるまで溶媒を蒸発させた後、剥離張力130N/mで、ステンレスベルト支持体上から剥離した。
剥離して得られた流延膜を、160℃(樹脂のTg-10℃)の条件下で幅方向(TD方向)に延伸率50%で延伸した。延伸開始時の残留溶剤は10質量%であった。次いで、乾燥ゾーンを多数のローラーで搬送させながら、130℃で乾燥させた。その後、巻き取り、表層/基材層/表層の3層構造を有する光学フィルムを得た。
基材層と表層の組成を、表2に示されるように変更した以外は実施例18と同様にして光学フィルムを得た。
基材層および表層の光吸収材料の種類および厚みを、表3に示されるように変更した以外は実施例4と同様にして、表層/基材層/表層の3層構造を有する光学フィルムを得た。
国際公開第2018/139638号の製造例3、4および7と同様にして、光学フィルムを得た。
国際公開第2015/098956号の実施例4と同様にして、光学フィルムを得た。
基材層における光吸収材料Eの含有量を表3に示されるように変更し、かつ表層を形成しなかった以外は実施例12と同様にして、光学フィルム(単層フィルム)を得た。
光吸収材料Bの含有量を表3に示されるように変更した以外は比較例6と同様にして、光学フィルム(単層フィルム)を得た。
国際公開第2018/139638号の製造例1で使用した熱可塑性樹脂(J0)を、100℃で5時間乾燥させた。乾燥させた熱可塑性樹脂(J0)を、押出機に供給し、押出機内で溶融させた。溶融した熱可塑性樹脂(J0)を、ポリマーパイプおよびポリマーフィルターを通し、Tダイからキャスティングドラム上にシート状に押し出した。押し出された熱可塑性樹脂(J0)を冷却して、厚み70μmの延伸前基材を得た。得られた基材を1.4倍に延伸して、厚み50μmの光学フィルムを得た。
比較例8の光学フィルム上に、光吸収材料を含有しない以外は実施例2の硬化性組成物と同様の硬化性組成物を塗布した後、乾燥および硬化させて、表層を形成し、光学フィルムを得た。
得られた光学フィルムの吸光係数およびブリードアウトの有無を、以下の方法で評価した。ブリードアウトは、一部の実施例および比較例のみについて行った。
1)まず、顕微FTIR(Agilent製「UMA600」および「FTS3000」)を用いてATR法にて、入射光径:100μm、プリズム:Ge(入射角45°)、検出器:MCT-A、分解能:4.0cm-1、積算:64回の条件で、赤外吸収スペクトルを測定した。得られた赤外吸収スペクトルから、波長9.6μmに相当する部分(周波数1041cm-1)の吸光度を読み取り、光学フィルム全体の吸光度Aを得た。
2)次いで、光学フィルムの一方の面aから、厚みの30%を削った。そして、削って得られた面の吸光度A1を、上記1)と同様に測定した。
3)また、光学フィルムの他方の面bから、厚みの30%を削った。そして、削って得られた面の吸光度A2を、上記1)と同様に測定した。
4)上記1)~3)で得られた吸光度A、A1およびA2を、下記式に当てはめて、表層領域の吸光係数Asおよび内層領域の吸光係数Acを、それぞれ算出した。
表面吸光係数As=(A-A1)×loge10÷(0.3T)
内部吸光係数Ac=A2×loge10÷(0.4T)
(T:光学フィルムの厚み
A:光学フィルムの吸光度
A1:光学フィルムの一方の面10aから光学フィルムの厚みTの30%分を削って測定した吸光度
A2:光学フィルムの他方の面10bから光学フィルムの厚みTの30%分を削って測定した吸光度)
得られたフィルムを、90℃の高温サーモと、80℃90%RHの湿熱サーモに3000時間投入した。随時取り出して、フィルムの表面析出物の有無を観察した。観察は、暗室でグリーンランプに照らして行った。
そして、析出物が観察されるまでに要した時間を、表2および3に示す。
(偏光子の作製)
重合度2400、ケン化度99.7モル%、厚さ75μmのPVA樹脂フィルムを準備した。当該フィルムを、30℃のヨウ素水溶液中で染色しながらフィルム搬送方向に3倍に延伸し、次いで、60℃の4質量%ホウ酸、5質量%のヨウ化カリウム水溶液中で、総延伸倍率が元長の6倍となるように延伸した。さらに、延伸したフィルムを30℃の2質量%のヨウ化カリウム水溶液中に数秒浸漬することで洗浄した。得られた延伸フィルムを90℃で乾燥し、偏光子を得た。
光学フィルムの表層(または光吸収層)に、接着剤を介して偏光子を貼り合わせ、裏面に、接着剤を介してPETフィルムを貼り合わせて、偏光板を作製した。
得られた偏光板を、波長9.6μmの炭酸ガスレーザーを、光学フィルムに照射して偏光板を切断した。切断条件は、周波数20kHz、出力:59W、速度:60m/minのとした。顕微鏡で切断長さ10cmに渡る表面近傍を確認して評価した。
S:汚れや煤が全く無い
A:汚れや煤が僅かに切断部に僅かに見える
B:汚れや煤が切断部周辺に僅かに見える
C:汚れや煤が顕著だが、クリーニング可能
×:汚れがひどく使用できない
C以上であれば良好と判断した。
まず、IPS型液晶表示装置である日立製液晶表示装置Wooo W32L-H90にあらかじめ貼合されていた偏光板を注意深く剥がした。そして、もともと貼られていた偏光板の透過軸と一致するように、レーザカットした偏光板を貼り付け、液晶表示装置を作製した。レーザカットした偏光板の貼り付けは、本発明の光学フィルムが液晶セル側となるように行った。
SS:10人とも光漏れがまったく見えない
S:10人中1人に弱い光漏れが見えた
A:10人中2~3人に弱い光漏れが見えた
B:10人中4~6人に弱い光漏れが見えた
C:10人中に7人以上に弱い光漏れが見えた。実用上は問題ない。
×:10人とも強い光漏れが見えた
C以上であれば良好と判断した。
11 基材層
12、13 表層
20 偏光子
30 他の光学フィルム
40 接着層
100 偏光板
200 積層物
Sa、Sb 表層領域
C 内層領域
L レーザー光
Claims (13)
- シクロオレフィン樹脂を含む光学フィルムであって、
前記光学フィルムの一方の面から前記光学フィルムの厚みの30%の深さまでの領域を表層領域Sa、前記光学フィルムの他方の面から前記光学フィルムの厚みの30%の深さまでの領域を表層領域Sb、前記表層領域Saと前記表層領域Sbとの間の領域を内層領域Cとしたとき、
少なくとも前記表層領域Saの、ATR法で測定される波長9.6μmの光の吸収係数Asと、前記内層領域Cの、ATR法で測定される波長9.6μmの光の吸収係数Acとの比As/Acは、1.1~20であり、
前記光学フィルムの波長9.6μmの光の吸収係数は、1.5×10-5/μm以上である、
光学フィルム。 - 前記比As/Acは、3~15である、
請求項1に記載の光学フィルム。 - 前記表層領域Saおよび前記内層領域Cは、波長9.6μmの光の吸光係数が4.0×10-3/μm以上の光吸収材料をそれぞれ含む、
請求項1または2に記載の光学フィルム。 - 前記表層領域Saにおける前記光吸収材料の含有量Msは、前記内層領域Cにおける前記光吸収材料の含有量Mcよりも多い、
請求項3に記載の光学フィルム。 - Ms/Mcは、2.5~20である、
請求項4に記載の光学フィルム。 - シクロオレフィン樹脂と、前記光吸収材料とを含む基材層と、
前記基材層の少なくとも一方の面に積層され、シクロオレフィン樹脂と、前記光吸収材料とを含むか、または、前記光吸収材料として(メタ)アクリル樹脂を含む表層とを有し、
前記表層における前記光吸収材料Ms’の含有量は、前記基材層における前記光吸収材料の含有量Mc’よりも多い、
請求項3~5のいずれか一項に記載の光学フィルム。 - Ms’/Mc’は、2.5~50である、
請求項6に記載の光学フィルム。 - 前記シクロオレフィン樹脂と、前記光吸収材料とを含む基材層と、
前記基材層の少なくとも一方の面に積層され、前記光吸収材料としての硬化性化合物と、硬化剤とを含む硬化性組成物の硬化物からなる表層と、を有し、
前記硬化性化合物は、硬化剤と反応する基を有するウレタン化合物である、
請求項3~5のいずれか一項に記載の光学フィルム。 - 前記光吸収材料は、エステル化合物または(メタ)アクリル重合体粒子を含む、
請求項8に記載の光学フィルム。 - 前記光吸収材料は、糖エステル化合物である、
請求項9に記載の光学フィルム。 - 偏光子と、
前記偏光子の少なくとも一方の面に配置された、請求項1~10のいずれか一項に記載の光学フィルムとを有する、
偏光板。 - 前記光学フィルムの前記表層領域Saに含まれる面は、前記偏光子と接着されている、
請求項11に記載の偏光板。 - 液晶セルと、
それを挟持する第一偏光板および第二偏光板とを有し、
第一偏光板および第二偏光板の少なくとも一方は、請求項11または12に記載の偏光板である、
液晶表示装置。
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