WO2021199912A1 - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

昇降装置(1)は、第1ベース部(10)と、第2ベース部(40)と、第1レール(21A,21B)と、第1スライダ(61A,61B)と、第1固定子モジュール(31)と、複数の第1磁石(51)と、テーブル(70)と、第2レール(22A,22B)と、第2スライダ(62A,62B)と、第2固定子モジュール(32)と、複数の第2磁石(52)と、を含む。

Description

昇降装置
 本開示は、昇降装置に関するものである。本出願は、2020年3月31日出願の日本国特許出願2020-062407号に基づく優先権を主張し、前記日本国特許出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
 第1ベース部と、傾斜面を有する第2ベース部と、第1ベース部と第2ベース部との間に設けられ、第2ベース部を水平方向に移動させる第1駆動機構と、テーブルと、テーブルと第2ベース部との間に設けられ、テーブルを傾斜面に沿って移動させる第2駆動機構と、を備える昇降装置が知られている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1では、第1駆動機構および第2駆動機構は、ねじ軸と、ねじ軸の回転に連動して移動可能なナットと、を含むボールねじである。
実開平6-53042号公報
 上記特許文献1の昇降装置では、第1駆動機構および第2駆動機構がボールねじであるため、昇降装置の断面高さ(昇降装置を設置した設置面に垂直な方向における昇降装置の高さ)が高くなる場合がある。上記昇降装置では、昇降装置の断面高さを小さくする、すなわちコンパクト化を達成できることが好ましい。そこで、コンパクト化を達成することが可能な昇降装置を提供することを目的の1つとする。
 本開示に従った昇降装置は、平面状の第1の面を有する第1ベース部と、第1の面に対向する平面状の第2の面と、第1の面に垂直な方向である第1方向において第2の面とは反対側に配置され、第1の面に対して傾斜する平面状の第3の面と、を含む第2ベース部と、第1の面または第2の面に固定され、直線状に延びる第1レールと、第1の面および第2の面のうち、第1レールが固定されない面に固定され、第1レール上を走行可能な第1スライダと、第1の面または第2の面に固定され、第1レールに沿って並べて配置される複数の第1コイルを有する第1固定子モジュールと、第1の面および第2の面のうち、第1固定子モジュールが固定されない面に固定され、複数の第1コイルに対向すると共に、磁界の向きが交互に反対となるように並べて配置される複数の第1磁石と、第3の面に対向する平面状の第4の面を含むテーブルと、第3の面または第4の面に固定され、第1の面に対して傾斜するように直線状に延びると共に第1方向に垂直な仮想平面に投影した投影像において第1レールと平行に延びる第2レールと、第3の面および第4の面のうち、第2レールが固定されない面に固定され、第2レール上を走行可能な第2スライダと、第3の面または第4の面に固定され、第2レールに沿って並べて配置される複数の第2コイルを有する第2固定子モジュールと、第3の面および第4の面のうち、第2固定子モジュールが固定されない面に固定され、複数の第2コイルに対向すると共に、磁界の向きが交互に反対となるように並べて配置される複数の第2磁石と、を備える。
 上記昇降装置によれば、コンパクト化を達成することができる。
図1は、昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図2は、昇降装置の構造を示す概略正面図である。 図3は、昇降装置の構造を示す概略側面図である。 図4は、第2支持部、第3支持部、第2レール、第2スライダ、第2固定子モジュール、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図5は、第1磁石、第2ベース部、第2レール、第2スライダ、第2固定子モジュール、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図6は、第2スライダ、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図7は、第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュールおよび第1磁石を取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図8は、第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュールおよび第1磁石を取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図9は、第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュール、第1磁石および第2部分を取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図10は、第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュール、第1磁石、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。 図11は、昇降装置の電気的な接続状態を示すブロック図である。 図12は、昇降装置が昇降している状態を示す概略正面図である。 図13は、昇降装置が昇降している状態を示す概略正面図である。
 [実施形態の概要]
 最初に本開示の実施態様を列記して説明する。本開示の昇降装置は、平面状の第1の面を有する第1ベース部と、第1の面に対向する平面状の第2の面と、第1の面に垂直な方向である第1方向において第2の面とは反対側に配置され、第1の面に対して傾斜する平面状の第3の面と、を含む第2ベース部と、第1の面または第2の面に固定され、直線状に延びる第1レールと、第1の面および第2の面のうち、第1レールが固定されない面に固定され、第1レール上を走行可能な第1スライダと、第1の面または第2の面に固定され、第1レールに沿って並べて配置される複数の第1コイルを有する第1固定子モジュールと、第1の面および第2の面のうち、第1固定子モジュールが固定されない面に固定され、複数の第1コイルに対向すると共に、磁界の向きが交互に反対となるように並べて配置される複数の第1磁石と、第3の面に対向する平面状の第4の面を含むテーブルと、第3の面または第4の面に固定され、第1の面に対して傾斜するように直線状に延びると共に第1方向に垂直な仮想平面に投影した投影像において第1レールと平行に延びる第2レールと、第3の面および第4の面のうち、第2レールが固定されない面に固定され、第2レール上を走行可能な第2スライダと、第3の面または第4の面に固定され、第2レールに沿って並べて配置される複数の第2コイルを有する第2固定子モジュールと、第3の面および第4の面のうち、第2固定子モジュールが固定されない面に固定され、複数の第2コイルに対向すると共に、磁界の向きが交互に反対となるように並べて配置される複数の第2磁石と、を備える。
 本開示の昇降装置において、第1コイルに流れる電流の向きを変化させることにより、第1ベース部と第1磁石との間の磁束密度を変化させ、第2ベース部は第1レールが延びる方向(例えば水平方向)に沿って移動することができる。また、第2コイルに流れる電流の向きを変化させることにより、第2ベース部と第2磁石との間の磁束密度を変化させ、テーブルは第2レールが延びる方向(傾斜方向)に沿って移動することができる。
 ここで、例えば、第1レールが水平面と平行となるように昇降装置を設置すると、第2レールは水平面に対して傾斜する。第2レールの水平面に対する傾斜角がθ(rad)である場合、テーブルが第2ベース部に対して距離dだけ移動すると、テーブルは鉛直方向にd×sin(θ)だけ移動すると共に水平方向にd×cos(θ)だけ移動する。このとき、第2ベース部を第1ベース部に対して、上記テーブルの水平方向の移動の向きと逆向きにd×cos(θ)だけ移動させることにより、テーブルを水平方向の位置を変えることなく、鉛直方向に移動(昇降)させることができる。
 このような構成を採用することで、テーブルを鉛直方向に沿って移動させる直動案内機器を設置しなくても、テーブルを昇降させることができる。また、本開示の昇降装置は、第1スライダや第2スライダを走行させるための駆動源としてボールねじを用いないため、昇降装置のコンパクト化を達成することができる。このように本開示の昇降装置によれば、昇降装置のコンパクト化を達成することが可能な昇降装置を提供することができる。
 上記昇降装置では、第2レールに沿って延びる形状を有し、第2ベース部に固定される第1端部と、テーブルに固定される第2端部と、を含み、第2ベース部に対してテーブルが第1ベース部に近付くように相対的に移動することを規制可能な弾性部材をさらに備えてもよい。このような構成を採用することで、昇降装置への電力の供給を止めた際にテーブルが第1ベース部に近付くようにずり下がることを抑制できる。また、テーブルに加わる弾性部材の張力によって、第1ベース部から離れるようにテーブルを移動させることが容易となる。
 上記昇降装置では、弾性部材は、つる巻きばねであってもよい。つる巻きばねの中心軸が、第2レールが延びる方向に沿うように配置されてもよい。つる巻きばねは、昇降装置の弾性部材として好適である。
 上記昇降装置では、第2レールに沿って延びる第1貫通孔を有し、弾性部材の第1端部を保持する第1接続部と、第1貫通孔を貫通すると共にテーブルにねじ込まれ、第1接続部をテーブルに対して固定するねじと、をさらに備えてもよい。このような構成を採用することで、テーブルに対して第1接続部が固定される位置を第2レールが延びる方向に沿って調整し、テーブルに加わる弾性部材の張力を調整することができる。
 [実施形態の具体例]
 次に、本開示の昇降装置の具体的な実施の形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
 図1は、本開示の一実施の形態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。図1において、Y軸方向は第1の面の長辺に沿った方向であり、X軸方向は第1の面の短辺に沿った方向であり、Z軸方向は第1の面(X-Y平面)に垂直な方向である。図2は、昇降装置の構造を示す概略正面図である。図3は、昇降装置の構造を示す概略側面図である。図4は、図1に示す昇降装置から第2支持部、第3支持部、第2レール、第2スライダ、第2固定子モジュール、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。図4においては、内部の構造を示す観点から一部の部品を部分的に切断した状態が示されている。図4において、ハッチングが付された領域は、断面に対応する。図5は、図1に示す昇降装置から第1磁石、第2ベース部、第2レール、第2スライダ、第2固定子モジュール、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。図6は、図1に示す昇降装置から第2スライダ、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。図7は、図1に示す昇降装置から第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュールおよび第1磁石を取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。図8は、図1に示す昇降装置から第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュールおよび第1磁石を取り外した状態に対応し、図7とは異なる視点から見た斜視図である。図9は、図1に示す昇降装置から第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュール、第1磁石および第2部分を取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。図9においては、内部の構造を示す観点から一部の部品を部分的に切断した状態が示されている。図9において、ハッチングが付された領域は、断面に対応する。図10は、図1に示す昇降装置から第1ベース部、第1レール、第1スライダ、第1固定子モジュール、第1磁石、第2磁石およびテーブルを取り外した状態における昇降装置の構造を示す概略斜視図である。
 図1~図4を参照して、本実施の形態における昇降装置1は、第1ベース部10と、第2ベース部40と、第1レール21A,21Bと、第1スライダ61A,61Bと、第1固定子モジュール31と、複数の第1磁石51と、を備える。昇降装置1は、後述するコイルと磁石を用いたいわゆるリニアモータを駆動源とする。
 第1ベース部10は、平板状の形状を有する。第1ベース部10は、長方形状の平面である第1の面10Aを含む。第1の面10Aの外縁には、Y軸方向に沿って間隔をあけて複数のねじ穴13が形成されている。第1の面10A上に第1レール21A,21Bが固定されている。第1レール21A,21Bのねじ穴212が形成された位置と第1ベース部10のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように配置され、ねじ211がねじ込まれることで、第1レール21A,21Bは第1ベース部10に対して固定されている。第1レール21A,21Bは、直線状に延びる形状を有する。第1レール21A,21Bは、Y軸方向に沿って配置される。第1レール21Aと、第1レール21Bとは、X軸方向に間隔をあけて配置される。
 図4を参照して、第1固定子モジュール31は、第1の面10A上に固定されている。第1固定子モジュール31は、平板状の基板316と、複数の第1コイル311と、モールド部312と、コード313、保護シート314と、を含む。基板316は、第1の面10A上に配置されている。基板316のねじ穴(図示せず)が形成された位置と第1ベース部10のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように基板316が配置され、ねじ315がねじ込まれることで、第1ベース部10に対して基板316が固定されている。Z軸方向から平面的に見て、基板316は、長方形状の形状を有する。基板316の表面上に複数の第1コイル311が配置されている。第1コイル311は、電磁石である。複数の第1コイル311は、Y軸方向に沿って並べて配置される。第1コイル311は、平板環状の形状を有する。第1コイル311の中心軸は、X-Y平面に交差(本実施の形態では直交)する。複数の第1コイル311同士は、電気的に接続されている。複数の第1コイル311に電流を流した際に第1コイル311の磁界の向きが交互に反対となるように、複数の第1コイル311は並べて配置されている。複数の第1コイル311は、結線部を介してコード313に電気的に接続されている。コード313は、外部電源に電気的に接続される。
 基板316および複数の第1コイル311を覆うように樹脂製のモールド部312が配置されている。モールド部312によって、複数の第1コイル311は基板316上に固定されている。モールド部312を構成する材料は、例えばエポキシ樹脂である。モールド部312の表面を覆うように保護シート314が配置されている。保護シート314は、例えば接着剤によってモールド部312に固定されている。第1の面10Aの短辺に沿って、エンドプレート14,15が第1の面10A上に配置されている。エンドプレート14,15を配置することで、後述する第2ベース部40が第1ベース部10から飛び出してしまうことを抑制することができる。エンドプレート14,15のねじ穴(図示せず)が形成された位置と第1ベース部10のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するようにエンドプレート14,15が配置され、ねじ141,151がねじ込まれることで、エンドプレート14,15は第1ベース部10に対して固定されている。図2を参照して、エンドプレート14,15は、パッド14A,15Aを有する。図1および図2を参照して、第1ベース部10のY軸方向における中央には、センサ11が設置されている。センサ11のコード11aは、第1ベース部10に固定されている支持バンド12によって保持されている。
 図1および図2を参照して、第2ベース部40は、第1支持部41と、第2支持部42と、第3支持部43と、を含む。第1支持部41は、平板状の形状を有する。第1支持部41は、Z軸方向における一方の面41Aと、面41Aとは反対側に配置される第2の面としての面41Bとを含む。面41A,41Bは、それぞれ長方形状の形状を有する。面41Bは、第1の面10Aに対向する。面41Bは、第1の面10Aに対して平行に配置される。第2支持部42は、第1支持部41の面41Aに接触するように、第1支持部41に固定されている。第2支持部42は、四角柱状の形状を有する。第2支持部42は、第1支持部41の面41Aに接触する側面42Bと、Z軸方向において側面42Bとは反対側の側面42Aと、側面42Aと側面42Bとを接続する側面42C,42Dとを含む。側面42Aは、X-Y平面に対して傾斜している。側面42Aは、平面状の形状を有する。図3を参照して、第2支持部42の側面42Cには、凹部421が形成されている。図1および図2を参照して、第3支持部43は、第2支持部42の側面42Aに接触するように、第2支持部42に固定されている。第3支持部43は、平板状の形状を有する。第3支持部43は、厚み方向において第2支持部42とは反対側に配置される第3の面としての面43Aを含む。面43Aは、長方形状の形状を有する。面43Aは、X-Y平面に対して傾斜するように配置される。面43Aは、Z軸方向において、第2支持部42から見て第1支持部41の面41Bとは反対側に配置される。図6を参照して、面43Aの外縁には、Y軸方向に間隔をあけて複数のねじ穴433が形成されている。第3支持部43のねじ穴433が形成された位置と、第2支持部42のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように第3支持部43が配置され、ねじ422がねじ穴433にねじ込まれる。
 図4を参照して、第1支持部41の面41Bには、複数の第1コイル311に対向するように複数の第1磁石51が固定されている。第1磁石51は、永久磁石である。第1磁石51は、直方体状の形状を有する。複数の第1磁石51は、磁界の向きが交互に反対となるようにY軸方向に沿って並んで配置される。より具体的には、Y軸方向に沿って、第1コイル311に対向する側の表面がN極の磁極である第1磁石51と、第1コイル311に対向する側の表面がS極の磁極である第1磁石51とが交互に並んで配置される。図4および図5を参照して、第1支持部41の面41Bには、一対の第1スライダ61A,61BがY軸方向に間隔をあけて2組固定されている。第1スライダ61A,61Bのねじ穴612が形成された位置と第1支持部41のねじ穴613が形成された位置とが一致するように第1スライダ61A,61Bが配置され、ねじ611がねじ込まれることで、第1支持部41に対して第1スライダ61A,61Bが固定される。第1スライダ61Aと第1スライダ61Bとは、複数の第1磁石51を挟んで配置されている。第1スライダ61Aは、第1レール21A上を走行可能である。第1スライダ61Bは、第1レール21B上を走行可能である。本実施の形態では、2つの第1スライダ61Aと2つの第1スライダ61Bとが、第1支持部41に取り付けられている。第1支持部41の面41Bには、センサ11に対向するようにリニアスケール411が固定されている。
 図6~図9を参照して、昇降装置1は、第2レール22A,22Bと、第2スライダ62A,62Bと、第2固定子モジュール32と、複数の第2磁石52と、テーブル70と、をさらに備える。第2レール22A,22Bは、第3支持部43の面43A上に配置されている。第2レール22A,22Bのねじ穴212が形成された位置と、第3支持部43のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように第2レール22A,22Bが配置され、ねじ212がねじ込まれることで、第3支持部43に対して第2レール22A,22Bが固定されている。第2レール22A,22Bは、直線状に延びる形状を有する。第2レール22A,22Bは、第1の面10Aに傾斜する。Z軸方向に垂直なX-Y平面に第1レール21A,21Bおよび第2レール22A,22Bを投影した投影像において、第1レール21A,21Bと第2レール22A,22Bとは平行に配置される。第2レール22Aと、第2レール22Bとは、X軸方向に間隔をあけて配置される。本実施の形態では、X軸方向における第2レール22Aと第2レール22Bとの間隔は、第1レール21Aと第1レール21Bとの間隔と同一である。図6において、矢印Wは、第2レール22A,22Bが延びる方向に沿った方向である。
 図9を参照して、第2固定子モジュール32は、第3支持部43の面43A上に固定されている。第2固定子モジュール32は、平板状の基板326と、複数の第2コイル321と、モールド部322と、コード323と、保護シート324と、を含む。基板326は、第3支持部43の面43A上に配置されている。基板326のねじ穴(図示せず)が形成された位置と第3支持部43のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように基板326が配置され、ねじ325がねじ込まれることで、第3支持部43に対して基板326が固定される。基板326上に複数の第2コイル321が配置されている。第2コイル321は電磁石である。複数の第2コイル321は、矢印Wの方向に沿って並べて配置される。第2コイル321は、平板環状の形状を有する。第2コイル321の中心軸は、面43Aに交差(本実施の形態では直交)する。複数の第2コイル321同士は、電気的に接続されている。複数の第2コイル321に電流を流した際に第2コイル321の磁界の向きが交互に反対となるように、複数の第2コイル321は配置されている。複数の第2コイル321は、結線部を介してコード323に電気的に接続されている。コード323は、外部電源に電気的に接続される。
 基板326および複数の第2コイル321を覆うように樹脂製のモールド部322が配置されている。モールド部322によって、複数の第2コイル321は基板326上に固定されている。モールド部322を構成する材料は、例えばエポキシ樹脂である。モールド部322の表面を覆うように保護シート324が配置されている。保護シート324は、例えば接着剤によってモールド部322に固定されている。第3支持部43の面43Aの短辺に沿って、エンドプレート434,436が面43A上に配置される。エンドプレート434,436を配置することで、後述するテーブル70が第3支持部43から飛び出してしまうことを抑制することができる。エンドプレート434,436のねじ穴(図示せず)が形成された位置と第3支持部43のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するようにエンドプレート434,436が配置され、ねじ435,437がねじ込まれることで、エンドプレート434,436は第3支持部43に対して固定されている。エンドプレート434,436は、それぞれパッド434A,436Aを有する。第3支持部43の面43Aの長辺の中央には、センサ431が設置されている。センサ431のコード431aは、第3支持部43に固定されている支持バンド432によって保持されている。
 図7~図9を参照して、テーブル70は、第1部分71と、第2部分72と、を含む。第1部分71は、平板状の形状を有する。第1部分71は、厚み方向における一方の面71Aと、面71Aとは反対側に配置される第4の面としての面71Bと、を含む。面71A,71Bは、長方形状の形状を有する。面71Bは、第3支持部43の面43Aに対向する。面71Bは、面43Aに平行に配置される。第2部分72は、第1部分71の面71A上に接触するように、第1部分71に固定されている。第2部分72のねじ穴722が形成された位置と第1部分71のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように第2部分72が配置され、ねじ721がねじ込まれることで、第1部分71に対して第2部分72が固定されている。第2部分72は、四角柱状の形状を有する。第2部分72は、Z軸方向において第2部分72の第1部分71とは反対側の側面72Aを含む。側面72Aは、平面状の形状を有する。側面72Aは、X-Y平面に平行である。
 図9を参照して、第1部分71の面71Bには、複数の第2コイル321に対向するように複数の第2磁石52が固定されている。第2磁石52は、永久磁石である。第2磁石52は、直方体状の形状を有する。複数の第2磁石52は、磁界の向きが交互に反対となるように矢印Wの方向に沿って並んで配置される。より具体的には、第2コイル321に対向する表面にN極の磁極を有する第2磁石52と、第2コイル321に対向する表面にS極の磁極を有する第2磁石52とが交互に並んで配置される。図9および図10を参照して、第1部分71の面71Bには、一対の第2スライダ62A,62Bが固定されている。第2スライダ62A,62Bのねじ穴(図示せず)が形成された位置と第1部分71のねじ穴622が形成された位置とが一致するように配置され、ねじ621がねじ込まれることで、第2スライダ62A,62Bは第1部分71に対して固定される。第2スライダ62Aと第2スライダ62Bとは、複数の第2磁石52を挟んで配置されている。第2スライダ62Aは、第2レール22A上を走行可能である。第2スライダ62Bは、第2レール22B上を走行可能である。本実施の形態では、2つの第2スライダ62Aと、2つの第2スライダ62Bとが第1部分71に取り付けられている。第1部分71の面71Bには、センサ431に対向するようにリニアスケール711が固定されている。
 図7および図8を参照して、昇降装置1は、弾性部材としてのつる巻きばね81と、第1接続部82と、第2接続部83と、をさらに備える。第1接続部82は、鋼板が屈曲した構造を有する。第1接続部82は、平板状のヘッド821と、平板状の接続部822と、平板状の823の屈曲部823と、を含む。接続部822は、ヘッド821の外縁からY-Z平面に沿って配置される。屈曲部823は、接続部822のヘッド821とは反対側の端部からX軸方向に沿って屈曲する。屈曲部823には、厚み方向に貫通する貫通孔82Bが形成されている。ヘッド821には、矢印Wの方向に沿って延びる第1貫通孔82Aが形成されている。第1接続部82の第1貫通孔82Aが形成された位置と第2部分72のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように第1接続部82が配置され、2つのねじ84がねじ込まれることで、第1接続部82は第2部分72に対して固定される。第2接続部83は、鋼板が屈曲した構造を有する。第2接続部83は、平板状の板状部831と、板状部831の外縁からY-Z平面に沿って配置される平板状の屈曲部832と、を含む。屈曲部832には、厚み方向に貫通する貫通孔83Aが形成されている。板状部831のねじ穴(図示せず)が形成された位置と第2支持部42のねじ穴(図示せず)が形成された位置とが一致するように第2接続部83が配置され、ねじ85がねじ込まれることで、第2接続部83は第2支持部42に対して固定される。つる巻きばね81の一方の端部には、第1係合部811が形成されている。つる巻きばね81の他方の端部には、第2係合部812が形成されている。第1係合部811は、第1接続部82の貫通孔82Bに挿通されている。第2係合部812は、第2接続部83の貫通孔83Aに挿通されている。このようにして、つる巻きばね81は、第1接続部82と第2接続部83とを接続する。つる巻きばね81は、第2ベース部40に対してテーブル70が矢印Wの向きとは反対の向きに相対的に移動することを規制することができる。
 図11を参照して、昇降装置1は、制御部80をさらに備える。制御部80は、第1固定子モジュール31の第1コイル311と、第2固定子モジュール32の第2コイル321と、センサ11,431とに電気的に接続されている。図2を参照して、制御部80は、センサ11,431の出力信号(位置情報)に基づき、第1コイル311および第2コイル321に流れる電流を制御することで、第2ベース部40のY軸方向における位置(水平方向の位置)、およびテーブル70の矢印Wの方向における位置(傾斜方向の位置)を制御する。なお、図11は、図示されている内容を分かり易くするため、センサ11,431の記載が省略されている。
 次に、テーブル70が昇降する際の動作について説明する。例えば、第1レール21A,21Bが水平面と平行となるように昇降装置1を設置する。第2レール22A,22Bの水平面に対する傾斜角がθ(rad)である場合、テーブル70が第2ベース部40に対して距離dだけ移動すると、テーブルは鉛直方向にd×sin(θ)だけ移動すると共に水平方向にd×cos(θ)だけ移動する。このとき、第2ベース部40を第1ベース部10に対して、上記テーブル70の水平方向の移動の向きと逆向きにd×cos(θ)だけ移動させることにより、テーブル70を水平方向の位置を変えることなく、鉛直方向に移動(昇降)させることができる。
 図12を参照して、第2ベース部40を矢印Lの向きに移動させると共に、テーブル70を矢印Rの向きに移動させるように昇降装置1を制御する。このようにすることで、テーブル70のZ軸方向における位置を下降することができる。図13を参照して、第2ベース部40を矢印Lの向きに移動させると共に、テーブル70を矢印Rの向きに移動させるように昇降装置1を制御する。このようにすることで、テーブル70のZ軸方向における位置を上昇することができる。
 本実施の形態における昇降装置1によれば、テーブル70を鉛直方向に沿って移動させる直動案内機器を設置しなくても、テーブル70を昇降させることができる。また、本開示の昇降装置は、第1スライダ61A,61Bや第2スライダ62A,62Bを走行させるための駆動源としてボールねじを用いないため、昇降装置1のコンパクト化を達成することができる。このように本実施の形態における昇降装置1によれば、コンパクト化を達成することが可能な昇降装置1が提供される。
 本実施の形態における昇降装置1は、工作機械、各種組立装置、試験装置、または半導体の製造装置等に適用可能である。本実施の形態における昇降装置1は、加工、組み立てまたは検査等の処理を行うために、被処理対象物を載置したテーブル70を昇降させる昇降装置に適用可能である。この際に、テーブル70の第2部分72の側面72Aは、被処理対象物の載置面となる。
 上記実施の形態では、昇降装置1は、つる巻きばね81を備える。つる巻きばね81の一方の端部は第1接続部82に保持され、他方の端部は第2接続部83に保持されている。つる巻きばね81の中心軸は、矢印Wの方向に沿うように配置されている。このような構成を採用することで、昇降装置1への電力の供給を止めた際にテーブル70が第1ベース部10に近付くようにずり下がることを抑制できる。また、テーブル70に加わるつる巻きばね81の張力によって、第1ベース部10から離れるようにテーブル70を移動させることが容易となる。上記実施の形態では、弾性部材としてつる巻きばね81を採用する場合について説明したが、これに限られず、弾性部材として矢印Wの方向に沿って延びる形状を有するゴムを採用してもよい。
 上記実施の形態では、昇降装置1は、矢印Wの方向に沿って延びる第1貫通孔82Aを有する第1接続部82と、第1貫通孔82Aを貫通すると共に第2部分72にねじ込まれ、第1接続部82を第2部分72に対して固定するねじ84と、を備える。このような構成を採用することで、第2部分72に対して第1接続部82が固定される位置を矢印Wの方向に沿って調整し、第2部分72に加わるつる巻きばね81の張力を調整することができる。
 なお、上記実施の形態では、第1レール21A,21Bおよび第1固定子モジュール31が第1ベース部10の第1の面10A上に固定され、第1スライダ61A,61Bおよび複数の第1磁石51が第1支持部41の面41B上に固定される場合について説明したが、これに限られず、第1レール21A,21Bおよび第1固定子モジュール31が第1支持部41の面41B上に固定され、第1スライダ61A,61Bおよび複数の第1磁石51が第1ベース部10の第1の面10A上に固定されてもよい。また、上記実施の形態では、第2レール22A,22Bおよび第2固定子モジュール32が第3支持部43の面43A上に固定され、第2スライダ62A,62Bおよび複数の第2磁石52がテーブル70の第1部分71の面71B上に固定される場合について説明したが、これに限られず、第2レール22A,22Bおよび第2固定子モジュール32が第1部分71の面71B上に固定され、第2スライダ62A,62Bおよび複数の第2磁石52が第3支持部43の面43A上に固定されてもよい。また、モールド部312,322を構成する材料はエポキシ樹脂に限られず、バルクモールディングコンパウンド(以下、BMCとする)を採用することができる。BMCは、強化材、充てん材および硬化剤を不飽和ポリエステル樹脂に混合した後に、射出成形して得られる材料である。
 上記実施の形態では、テーブル70を水平方向の位置を変えることなく、鉛直方向に移動させる場合について説明したが、これに限られず、第1レール21A,21Bに沿って第2ベース部40だけを移動させることで、テーブル70をY軸方向に沿って移動させることができる。また、テーブル70とは異なる第2テーブルをZ軸方向に間隔をあけて配置し、X軸方向に沿って配置される第3レールと、第3レール上を走行可能な第3スライダと、第3レールに沿って配置される複数の第3コイルを有する第3固定子モジュールと、複数の第3コイルに対向する複数の第3磁石と、を取り付けることで、X軸方向にも移動可能な昇降装置1とすることができる。
 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 昇降装置、10 第1ベース部、10A 第1の面、11,431 センサ、11a,313,323,431a コード、12,432 支持バンド、13,212,433,612,613,622,722 ねじ穴、14,15,434,436 エンドプレート、14A,15A,434A,436A パッド、21A,21B 第1レール、22A,22B 第2レール、31 第1固定子モジュール、32 第2固定子モジュール、40 第2ベース部、41 第1支持部、41A,41B,43A,71A,71B 面、42 第2支持部、42A,42B,42C,42D,72A 側面、43 第3支持部、51 第1磁石、52 第2磁石、61A,61B 第1スライダ、62A,62B 第2スライダ、70 テーブル、71 第1部分、72 第2部分、80 制御部、81 つる巻きばね、82 第1接続部、82A 第1貫通孔、82B,83A 貫通孔、83 第2接続部、84,85,141,151,211,212,315,325,422,435,437,611,621,721 ねじ、311 第1コイル、312,322 モールド部、314,324 保護シート、316,326 基板、321 第2コイル、411,711 リニアスケール、421 凹部、811 第1係合部、812 第2係合部、821 ヘッド、822 接続部、823,832 屈曲部、831 板状部、L1,L2,R1,R2,W 矢印、d 距離。

Claims (4)

  1.  平面状の第1の面を有する第1ベース部と、
     前記第1の面に対向する平面状の第2の面と、前記第1の面に垂直な方向である第1方向において前記第2の面とは反対側に配置され、前記第1の面に対して傾斜する平面状の第3の面と、を含む第2ベース部と、
     前記第1の面または前記第2の面に固定され、直線状に延びる第1レールと、
     前記第1の面および前記第2の面のうち、前記第1レールが固定されない面に固定され、前記第1レール上を走行可能な第1スライダと、
     前記第1の面または前記第2の面に固定され、前記第1レールに沿って並べて配置される複数の第1コイルを有する第1固定子モジュールと、
     前記第1の面および前記第2の面のうち、前記第1固定子モジュールが固定されない面に固定され、前記複数の第1コイルに対向すると共に、磁界の向きが交互に反対となるように並べて配置される複数の第1磁石と、
     前記第3の面に対向する平面状の第4の面を含むテーブルと、
     前記第3の面または前記第4の面に固定され、前記第1の面に対して傾斜するように直線状に延びると共に前記第1方向に垂直な仮想平面に投影した投影像において前記第1レールと平行に延びる第2レールと、
     前記第3の面および前記第4の面のうち、前記第2レールが固定されない面に固定され、前記第2レール上を走行可能な第2スライダと、
     前記第3の面または前記第4の面に固定され、前記第2レールに沿って並べて配置される複数の第2コイルを有する第2固定子モジュールと、
     前記第3の面および前記第4の面のうち、前記第2固定子モジュールが固定されない面に固定され、前記複数の第2コイルに対向すると共に、磁界の向きが交互に反対となるように並べて配置される複数の第2磁石と、を備える、昇降装置。
  2.  前記第2レールに沿って延びる形状を有し、前記第2ベース部に固定される第1端部と、前記テーブルに固定される第2端部と、を含み、前記第2ベース部に対して前記テーブルが前記第1ベース部に近付くように相対的に移動することを規制可能な弾性部材をさらに備える、請求項1に記載の昇降装置。
  3.  前記弾性部材は、つる巻きばねであり、
     前記つる巻きばねの中心軸が、前記第2レールが延びる方向に沿うように配置される、請求項2に記載の昇降装置。
  4.  前記第2レールに沿って延びる第1貫通孔を有し、前記弾性部材の前記第1端部を保持する第1接続部と、
     前記第1貫通孔を貫通すると共に前記テーブルにねじ込まれ、前記第1接続部を前記テーブルに対して固定するねじと、をさらに備える、請求項2または請求項3に記載の昇降装置。
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